JPS62248184A - テ−プカセツト - Google Patents

テ−プカセツト

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Publication number
JPS62248184A
JPS62248184A JP7259487A JP7259487A JPS62248184A JP S62248184 A JPS62248184 A JP S62248184A JP 7259487 A JP7259487 A JP 7259487A JP 7259487 A JP7259487 A JP 7259487A JP S62248184 A JPS62248184 A JP S62248184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
brake
brake body
reel
spring
Prior art date
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Pending
Application number
JP7259487A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Higuchi
樋口 新太郎
Masaya Yamauchi
正弥 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPS62248184A publication Critical patent/JPS62248184A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なテープカセットに関する。詳しくは、磁
気テープ等のテープを収納したテープカセットにおける
テープリールの回転をロックするブレーキ機構の改良に
関するもので、ブレーキ体をテープリール側へ回動付勢
するばねを組み付ける際にばねの作用腕の位置決めを正
確にできるようにするとともに、ブレーキ体を回転中に
ばねの作用腕が位置ずれを起こすのを防止できるように
した構造のブレーキ機構を備えた新規なテープカセット
を提供しようとするものである。
背景技術とその問題点 磁気テープ等のテープをテープリールに巻装した状態で
収納しているテープカセットにおいては、一般にテープ
リールの回転をロックするためのブレーキ機構が備えら
れている。これは、テープカセットが使用に供されてい
ないときに、テープリールがテープをほどき出す方向に
回転してテープが弛緩され、それによってテープがカセ
ットケース内で絡み合ったり、あるいはテープがカセッ
トケース外に出てしまったりすることを防止するために
必要なものである。この種のブレーキ機構には種々の形
態のものがあるが、一般には、テープリールの係合部に
対して係脱自在に係合される爪片を備えかつカセットケ
ースに回転自在に支持されたブレーキ体と該ブレーキ体
をテープリール側へ回動付勢するばね部材とブレーキ体
によるブレーキを解除する解除部材とから構成されてい
る。そして、テープカセットが使用に供されていないと
きは、上記爪片がばね部材によってテープリールの係合
部と係合した状態を保持され、テープリールが使用に供
されるときは爪片が解除部材によってテープリールの保
合部と離間した状態を保持されるようになされている。
第1図は従来のテープカセットにおけるリールブレーキ
機構の一例を示す。図においてaはテープカセットのカ
セットケースを構成する下ハーフを示し、bは下ハーフ
aの後方縁から立ち上げ状に形成された後壁を示す。C
は、例えばテープ供給側のテープリールの下側フランジ
であり、フランジCの外周縁には略ギヤ歯状に形成され
た切欠d、d、・・・が形成されている。eはブレーキ
体であり、その筒状に形成された基部fは下ハーフaに
立設されたビンgに回転自在に外嵌されている。hは該
基部fの外周面から前方に向けて立設された爪片であり
、該爪片りの先端にはテープリールのフランジC側へ向
けて折曲形成された爪部iが形成されている。jは基部
fから側方へ向けて突設され、かつ先端部から前方へ向
けてL字状に折曲された操作腕であり、該操作腕jの基
部f側側片にの上端面略中央部には突起λが立設され、
該突起口の先端から後方へ向って係合片1′が突設され
ている。
mはトーションバネであり、中間の輪状部nは下ハーフ
aに立設されたピン0に外嵌され、その輪状部nの下端
部から直線状に延びる一方の作用腕pの先端部は上記操
作腕jの基部側側片kに形成された突起1の側面に衝合
され、かつ先端は操作腕jの基部側側片にの上端面に載
った状態とされている。そして、突起λ上端の係合片℃
′がトーションバネの操作腕jが上方へ離脱するのを防
止している。
qは下ハーフaに対して適宜な手段により移動自在に支
持されたブレーキ解除片であり、テープカセットが使用
に供されていないときは、その押圧面が上記ブレーキ体
eの操作腕jの先端によって押圧されることによって第
1図に示す位置にあり、テープカセットが使用に供され
るときは、テープカセットが装着される図示しないテー
プデツキに設けられたブレーキ解除ビンによって図中の
矢印で示す方向へ移動される−ようになりている。
尚、図示を省略しであるが、第1図における右側の位置
にも上記ブレーキ体eと同様な他方のブレーキ体が設け
られており、該他方のブレーキ体の爪片先端は図示しな
いテープ巻取り側のテープリールに係合されている。ま
た、上記トーションバネmの輪状部n上端から上記作用
部pの延びる方向と略反対の方向に延びる他方の作用部
rの先端部は上記図示しない他方のブレーキ体の操作腕
に係合されている。
しかして、ブレーキ体eは、その操作腕jに形成された
突起λがばねmの一方の作用腕pのばね力によって反時
計回り方向への回動力を付勢されている。従って、テー
プカセットが使用に供されていないとき、即ち、テープ
カセットがテープデツキに装着されていないときは第1
図(A)に実線で示す状態にされ、ブレーキ体eの爪片
り先端の爪部iがテープリールのフランジCの切欠d%
d、・・・に係合され、これによってテープリールの回
転がロックされた状態にすることができる。また、テー
プカセットがテープデツキに装着されると、上記した図
示しないブレーキ解除ピンによって解除片qが図中の矢
印で示す方向へ移動され、ブレーキ体eはばねmのばね
力に抗して時計回り方向へ回動され第1図(A)に2点
鎖線で示す位置に位置される。これによフてブレーキ体
eの爪片り先端の爪部iのテープリールフランジCの切
欠d%d1 ・・・に対する係合が解かれるので、テー
プリールは回転することができる状態とされる。
第1図に示した従来のテープカセットにおけるリールブ
レーキ機構は上記のとうりであるが、トーションバネm
を組み付ける際にトーションバネmの作用腕pの位置決
めを正確にすることが難しいとともに、ブレーキ体eの
回転中にトーションバネmが位置ずれを起こしやすいと
いう問題がある。即ち、上記従来のブレーキ機構におい
ては、トーションバネmを組み付ける際やブレーキ体e
の回転中、トーションバネmの作用腕pがその重みによ
って下方へ下がってしまい、トーションバネmの作用腕
pの正しい位置決めが困難であったり、トーションバネ
mの作用腕pが位置ずれを起こしやすいという欠点があ
ワた。
発明の目的 そこで、本発明は、上記した従来のテープカセットのブ
レーキ機構にあった欠点を除去して、ブレーキ体をテー
プリール側へ回動付勢するばねを組み付ける際のばねの
作用腕の位置決めを正確にするとともに、ブレーキ体を
回転中にばねの作用腕が位置ずれを起こさないようにに
した構造のブレーキ機構を備えた新規なテープカセット
を提供することを目的とする。
発明の概要 本発明テープカセットは、上記した目的を達成するため
、テープが巻装されるテープリールと該テープリールに
係合してテープリールの回転をロックするブレーキ体と
該ブレーキ体をテープリール側へ回動付勢するばねとブ
レーキ体によるロックを解除する解除部材とを備えてお
り、上記ブレーキ体はテープリールに係脱自在に係合す
る爪片を備えており、上記ばねの作用腕は上記ブレーキ
体の上部に設けられた係合部と係合されており、上記ブ
レーキ体の背面部には上記ブレーキ体の上端と高さを同
じくするばね受け部が設けられたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、ばねを組み付ける際、ばねの
作用腕かばね受け部の上端と衝合してそれ以上下方へ下
がらないので、ばねの作用腕の正しい位置決めが可能に
なり、また、ブレーキ体の回転中のばねの作用腕の位置
ずれも防止することができる。
実施例 以下に、本発明テープカセットの詳細を図示した実施例
に従フて説明する0図面は本発明テープカセットをビデ
オテープカセットに適用した実施の一例を示すものであ
る。
実施例 1はビデオテープレコーダ用のテープカセットであり、
上ハーフ2及び下ハーフ3とから成るカセットケース4
内に磁気テープ5を両端からそれぞれ巻装した2個のテ
ープリール6及び7が回転自在に配置され、そして、こ
のようなカセットケース4のテープ引出し部である前面
部が開閉自在なカバー8にて覆われている。カセットケ
ース4内に回転自在に配置されたテープリール6.7の
一方6はテープ供給リール(以下「Sリール」という。
)となり、他方7が巻取りリール(以下「Tリール」と
いう。)となる。Sリール6から引き出された磁気テー
プ5は、カセットケース4前面の一側縁寄りの位置に形
成された間口9からカセットケース4外に導出され、カ
セットケース4の前面の他側縁寄りの位置に形成された
開口10からカセットケース4内に導入され、Tリール
7に巻き取られる。また、磁気テープ5はそれぞれの開
口9.10の他の開口寄りに設けられたガイドビン11
.12の外周面に沿わされている。13はテープ引出し
操作用凹部であり、テープカセット1がビデオテープレ
コーダ等の所定のセット位置にセットされたときに、図
示しないテープローディング部材が凹部13内に位置さ
れるようになっており、磁気テープ5はそのカセットケ
ース4の前面に通されている部分がテープローディング
部材によって引張られることによって各テープリール6
及び7から引き出されてゆく。
14はSリール6の下側フランジであり、フランジ14
の外周縁には略ギヤ歯状とされた切欠15.15、・・
・が形成されている。また、16はTリール7の下側フ
ランジであり、フランジ16の外周縁には略ギヤ歯状と
された切欠17.17、・・・が形成されている。
18は下ハーフ3の後端縁と両側端縁に沿って形成され
た外周壁であり、この外周壁18によってカセットケー
ス4の側面が構成されている。
19はリールブレーキ機構である。リールブレーキ機構
19はカセットケース4の後端縁に寄った略中央部に設
けられている。2o120、・・・は下ハーフ3の後端
縁に寄った中央部に略二等辺三角形状に配置されるよう
にして形成された突条であり、リールブレーキ機構19
は、この突条20.20、・・・と外周壁18の後側部
とによって囲まれた空間21内に設けられている。
22及び22′はブレーキ体である。ブレーキ体22.
22′の一方22は空間21のSリール6側に寄った位
置に設けられ、他方22′は空間21のTリール7側に
寄った位置に設けられており、Sリール6側に寄りたブ
レーキ体22はSリール6の回転をロックするSリール
側のブレーキ体であり、Tリール′7側に寄ったブレー
キ体22′はTリール7の回転をロックするTり一ル側
のブレーキ体である。
23.23′はそれぞれ各ブレーキ体の基部であり、該
基部23.23′は略円箇状に形成され、空間21の後
方に寄った両側に下ハーフ3から立設されたビン24.
24′に回転自在に支持されている。
25及び25′は各ブレーキ体22.22′の爪片であ
り、該爪片25.25′は基部23.23′の外周面か
ら前方へ向けて突設されており、その各先端はそれぞれ
突条20,20、・・・に設けられた開口部26.26
′を通って空間21外へ突出されている。27.27′
は各爪片25.25′の先端部をそれぞれ外側へ向けて
折曲して形成された爪部であり、該爪部27.27′は
各テープリール6.7の下側フランジ14.16にそれ
ぞれ形成された前記切欠15.15、・・・及び17.
17、・・・に係脱自在に係合されるようになっている
28及び28′は各ブレーキ体22.22′の操作腕で
ある。操作腕28.28′は基部23.23′の外周面
上部からそれぞれ内側に向けて突出され、更に前方へ向
けて略し字状に折曲されている。そして、各操作腕28
.28’のそれぞれの先端側腕片28a、288′の先
端には垂直方向に延びる略円柱状の操作部29.29′
が形成されている。また、各操作腕28.28′のそれ
ぞれの基部側腕片28b、28b′の上端面略中央部に
は突起30.30’が形成されている。そして、該突起
30.30′の上端部は後方へ向けて略直角に屈曲され
、係合片31.31′が形成されている。そして、係合
片31.31′の上面は先端に行くに従って低くなるよ
うな傾斜面32.32′とされている。
33.33′はブレーキ体22.22′の操作腕28.
28′の基部側腕片28b、28’bに形成されたばね
受け部であり、基部側腕片28b、28’bにおいて、
突起30,30’の形成位置より基部23.23′に寄
った位置の後面から後方に向って一体に突設されており
、そして、該ばね受け部33.33′の上端面は基部側
腕片28b、28’bの上端面と同一面状にあるように
形成されている。
34はトーションバネであり、その中間のコイル状に形
成された輪状部35は空間21の後方中央部に立設され
たビン36の上部に外嵌状に支持されている。36a、
36a、  ・◆・はビン36の上端から稍下方に下が
った位置から下端までに亘って形成された補強用のリブ
で、また、このリブ36a、36a、−・・の上端面3
6b136b1 ・・・がトーションバネ34の輪状部
35を据え付ける段部として機能する。尚、トーション
バネ34の輪状部35を外嵌した後、ビン36の上端を
カシメてトーションバネ34の抜は止めとしてもよい。
そして、トーションバネ34の輪状部35の下端部から
Sリール側ブレーキ体22のある側へ延びる一方の作用
腕37の先端部は、ブレーキ体22の操作腕28の基部
側腕片28bに立設された突起30の後側面に弾接され
ており、その先端は該基部側腕片28bの上端面に係合
されているか、あるいは該上端面上方から臨むように位
置されている。また、トーションバネ34の輪状部35
の上端部からTリール側ブレーキ体22′のある側へ延
びる他方の作用腕38の先端部は、ブレーキ体22′の
操作腕28′の基部側腕片28′bに立設された突起3
0′の後側面に弾接されており、その先端は該基部側腕
片28′bの上端面に上方から臨むように位置されてい
る。
上記ブレーキ機構において、トーションバネ34を上記
したように組み付けるには、以下のようにすれば良い。
即ち、トーションバネ34の各作用腕37.38(尚、
第6図及び第7図には作用腕の一方37のみしか示して
いないが、他方の作用腕38においても同様である。)
をブレーキ体22.22′の操作腕28.28′に形成
され係合片31.31′の傾斜面32.32′に当てが
うようにしておき、そして、輪状部35をビン36に上
方から外嵌する位置に待機させる(第6図(A)及び第
7図(A)参照)。これが準備段階であり、この状態か
らトーションバネ34を下方へ(第7図(A)に矢印で
示しである方向)押し込むと、輪状部35はビン36に
外嵌され、かつ、作用腕37.38は傾斜面32.32
′を俄い方、即ち先端に向けて辷って行き、やがて、傾
斜面32.32′の先端から外れ、突起30.30′の
後面側と係合する(第6図(B)及び第7図(B)に示
す状態)。
しかして、Sリール側のブレーキ体22はバネ34の一
方の作用腕37のバネ力によって反時計回り方向への回
動力を付勢されており、また、Tリール側のブレーキ体
22′は他方の作用腕38のバネ力によりて時計回り方
向への回動力を付勢されて、いる。従って、テープカセ
ット1が使用に供されていないときはブレーキ体22の
爪片25の先端の爪部27がSリール6の下側フランジ
14の切欠15.15、・・・と係合され、これによっ
てSリール6は回転をロックされる。また、これと同様
にしてブレーキ体22′の爪片25′の先端の爪部27
′がTリール7の下側フランジ16の切欠17,17.
  ・・・と係合され、これによってTリール7は回転
をロックされる。
39.39′は空間21の中央部両側に形成された突条
であり、該突条39.39′はカセットケース4の後部
外周壁18の内面の下方に寄フた部分から前方へ延び、
その前端で前記突条20.20に一体に連接されるよう
に形成されており、各突条39.39′のそれぞれの中
央部には上方に向って開口された切欠40.40′が形
成されている。尚、前記ブレーキ体22及び22′の各
操作腕28及び28′はそれぞれ突条39.39′の上
方を通るように位置されている。
41は下ハーフ3の空間21の前部に対応する位置に形
成された挿通孔である。この挿通孔41は、テープカセ
ット1がビデオテープレコーダ側1−Fも1↓ツ閣C八
シー、L/六擲トふ一、Lヤ柄九しきに、ビデオテープ
レコーダ側に設けられたブレーキ解除ビン42の先端部
がこの挿通孔41を通ってカセットケース4内に挿入せ
しめられるためのものである。
43は前記ブレーキ体22及び22′をブレーキ解除方
向へ回動させるブレーキ解除体である。
44はブレーキ解除体43の基板であり、空間21の前
方部に収まるような形状とされており、後端には軸心が
水平方向に延びる円柱状の支軸部45が一体に形成され
、該支軸部45の両端面の中央部には突部46.46が
それぞれ一体に形成されている。そして、基板44の支
軸部45に寄った位置から上方へ向けて直角に立ち上げ
られた押圧片47が形成されており、該押圧片47の先
端部には後方へ向けて突出され断面形状において略半円
柱状とされた押圧部48が形成されている。49は基板
44の中央部上面に形成された補強リブである。
しかして、ブレーキ解除体43は、支軸部45両端の突
部46.46をそれぞれ前記した突条39.39′に形
成された切欠40.40′に回動自在に支持される。そ
して、押圧部48の後面がブレーキ体22及び22′の
各操作部29.29′の前面と当接され、かつ、基板4
4の前方部が前記挿通孔41を塞ぐように位置される。
尚、50は上ハーフ2の下面の前記突条20.20、・
・・の前方部と対応する位置に下ハーフ3に向けて突出
形成された突条、また、51、(51’)は上ハーフ2
の下面の一前記突条39.39′の切欠40.40′が
形成されたところから突条20.20と連接するところ
までの部分と対応する位置に下ハーフ3に向けて突出形
成された突条である。そして、突条51、(51’)の
下ハーフ3側の突条39.39′に形成された切欠40
.40’と対応する部分には該切欠40.40′に向け
て突出した突片52、(52’)が形成されており、ブ
レーキ解除体43の支軸部45両端の突部46.46は
この突片52、(52’)によって切欠40.40′か
らの抜は止めを為されている。
しかして、テープカセット1がビデオテープレコーダの
セット位置にセットされると、解除ピン42が下ハーフ
3に形成された挿通孔41を通ってカセットケース4内
に挿入され、解除ピン42の上端がブレーキ解除体43
の基板44下面を押し上げるので、ブレーキ解除体43
は支軸部45の切欠40,40’によって支持されてい
る部分を回動中心として回動される。ブレーキ解除体4
3が回動されると、ブレーキ解除体43の押圧片47先
端に形成された押圧部48が空間21の後方へ変位され
(第4図に2点鎖線で示す状態)、該押圧部48が各ブ
レーキ体22及び22′それぞれの操作部29.29′
を空間21の後方へ向けて押圧する。すると、Sリール
側のブレーキ体22はその操作部29が押圧されること
によフて時計回り方向に回動され、また、Tリール側の
ブレーキ体22′はその操作部29′が押圧されること
によって反時計回り方向に回動され、それぞれトーシコ
ンバネ34の各作用腕37.38のバネ力に抗して第3
図に2点鎖線で示すように変位される。そして、各ブレ
ーキ体22及び22′がこのように変位されると、各ブ
レーキ体22及び22′の各爪片25.25′の爪部2
7.27′が各テープリール6及び7の下側フランジ1
4.16の外周縁に形成された切欠15.15、・・・
及び1フ、17、・・・との係合を外れ、これによって
各テープリール6及び7は自由に回転できる状態とされ
るか、あるいは該上端面に上方から臨んだ状態とされ、
これによって、操作腕3フの先端部は下方へ下がること
なく突起30の後面と係合された状態を維持する。
そして、テープカセット1の使用が終了して、テープカ
セット1がビデオテープレコーダのセット位置から取り
出されると、ブレーキ体22及び22′はトーシゴンバ
ネ34の各作用腕37.38のバネ力によってそれぞれ
テープリール6.7に対してブレーキをかける方向へ回
動され、第3図に実線で示す位置に復帰される。そして
、こh し++ r−1−r 1.−ト關R4/士A2
1十3−ajtiHAA/I’+白重によって、あるい
は各ブレーキ体22及び22′の各操作部29.29′
がブレーキ解除体43の押圧部を押圧することによりて
第4図に実線で示す状態に復帰される。そして、勿論こ
のようにして各ブレーキ体22及び22′がテープリー
ル6.7に対してブレーキをかける位置へ復帰される間
にもバネ34の各作用腕37.38の先端部は操作腕2
8.2°8′のそれぞれの所定の係合位置に対して係合
された状態を維持することができる。
発明の効果 以上に記載したところから明らかなように、本発明テー
プカセットは、テープが巻装されるテープリールと該テ
ープリールに係合してテープリールの回転をロックする
ブレーキ体と該ブレーキ体をテープリール側へ回動付勢
するばねとブレーキ体によるロックを解除する解除部材
とを備えており、上記ブレーキ体はテープリールに係脱
自在に信金する爪片を僅えており、上記ばねの作用腕は
上記ブレーキ体の上部に設けられた保合部と係合されて
おり、上記ブレーキ体の背面部には上記ブレーキ体の上
端と高さを同じくするばね受け部が設けられたことを特
徴とする。
従って、本発明によれば、ばねを組み付ける際に、ばね
の作用腕かばね受け部の上端と衝合してそれ以上下方へ
下がることがなく、ばねの作用腕をより正しく位置決め
をすることができるし、また、このブレーキ体の回動中
にばねの作用腕が位置ずれを起こすのを防止することが
できる。
尚、上記実施例で示したように、ブレーキ体22.22
′の上部に設けられた係合部はブレーキ体22.22′
の上端から上方へ突出された突起30.30′と該突起
30,30’の上端からトーションバネ34による弾圧
方向と反対側に向フて突出した係合片31.31′とが
一体に形成されたものにし、かつ、該係合片31.31
′の上端はその先端側へ向けて低くなる傾斜面32.3
2′にしておけば、トーションバネ34の作用腕37.
38を係合片31.31′の傾斜面32.32′に当て
がっておき、そのままトーションバネ34を押し込めば
、作用腕37.38は係合片31.31′の傾斜面32
.32′を辷って行き、そして、更に、傾斜面32.3
2′の先端から外れて突起30.30’と係合されるこ
とになり、トーションバネ34を組み付けるための動作
は単純な一方向のみの動作となり、自動化を行ない易く
なり、それに伴うテープカセットのコストダウンを達成
することができる。
また、上記実施例においては、一本のトーションバネで
2個のブレーキ体を回動付勢するようにしたものを例と
して説明したが、それに限らず、ブレーキ体−個ごとに
一部のトーションバネが設けられたテープカセットにつ
いても本発明を通用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のテープカセットにおけるリールブレーキ
機構の一例を示し、(A)図は要部平面図、(B)図は
ブレーキ体の斜視図、第2図乃至第7図は本発明テープ
カセットの実施の一例を示すもので、第2図はテープカ
セット全体を上ハーフの一部を切欠いて示す平面図、第
3図はブレーキ機構を拡大して示す要部平面図、344
図は第3図におけるA−A線に沿う断面図、第5図はブ
レーキ機構を拡大して示す一部分解斜視図、第6図及び
第7図はばねの組付過程を示すもので、第6図(A)、
(B)は要部平面図、第7図(A)、(B)は要部側面
図である。 符号の説明 5・・・テープ、 6.7・・・テープリール、 22.22′・・・ブレーキ体、 25.25′・・・ブレーキ体の爪片、30.30′・
・・ブレーキ体の操作腕の係合部、 33.33′・・・ばね受け部、 34・・・ばね、 37.38・・・ばねの作用腕、 43・・・解除部材 出 願 人 ソニー株式会社 第1図 (A) 第1図 CB)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テープが巻装されるテープリールと該テープリールに係
    合してテープリールの回転をロックするブレーキ体と該
    ブレーキ体をテープリール側へ回動付勢するばねとブレ
    ーキ体によるロックを解除する解除部材とを備えており
    、上記ブレーキ体はテープリールに係脱自在に係合する
    爪片を備えており、上記ばねの作用腕は上記ブレーキ体
    の上部に設けられた係合部と係合されており、上記ブレ
    ーキ体の背面部には上記ブレーキ体の上端と高さを同じ
    くするばね受け部が設けられたことを特徴とするテープ
    カセット
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722886B2 (ja) * 1975-07-28 1982-05-15
JPS5857835A (ja) * 1981-09-30 1983-04-06 Yokogawa Hokushin Electric Corp 光通信方式

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5722886B2 (ja) * 1975-07-28 1982-05-15
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