JPS62247185A - 容量可変斜板式コンプレツサ - Google Patents

容量可変斜板式コンプレツサ

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JPS62247185A
JPS62247185A JP61088186A JP8818686A JPS62247185A JP S62247185 A JPS62247185 A JP S62247185A JP 61088186 A JP61088186 A JP 61088186A JP 8818686 A JP8818686 A JP 8818686A JP S62247185 A JPS62247185 A JP S62247185A
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JP
Japan
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pressure
compressor
swash plate
evaporator
refrigerant
Prior art date
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Application number
JP61088186A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Nadamoto
浩康 灘本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON RADIATOR CO Ltd
Marelli Corp
Original Assignee
NIPPON RADIATOR CO Ltd
Nihon Radiator Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的J (産業上の利用分野) 本発明は、自動車用冷房サイクルに使用され、圧縮室内
容積を変化させることが可能な容量可変斜板式コンプレ
ッサに関する。
(従来の技術) 第5図は一般の自動車用空気調和装置に使用される冷房
サイクル1を示す図であり、図示しないエンジンにより
ベルト、プーリ2及びマグネットクラッチ2aを介して
コンプレッサ3が駆動されると、このコンプレッサ3で
断熱圧縮して高温高圧となったガス状冷媒はコンデンサ
4に供給される。このコンデンサ4において冷媒は外部
の空気と熱交換して冷却され、高圧の液状冷媒となる。
この液状冷媒を一時貯留して冷媒中の水分や塵埃を取り
除くリキッドタンク5を通過した冷媒は、膨張弁6にお
いて絞り膨張され、低圧霧状の冷媒となってエバポレー
タ7内に流入する。これにより、車室内に流入する空気
は、このエバポレータ7で冷却されて冷風となり、車室
内の冷房が行なわれる。このような冷房サイクルをモリ
エル線図により示すと第6図の通りである。
このような冷房サイクルを作動させると、車室内に流入
される空気を除湿する効果があることから、冷房サイク
ルを夏期のみならず、春、夏、及び冬期においても作動
させるようにしている。通常のコンプレッサでは、コン
プレッサのロータ部の1回転当りの冷媒の吐出量は常に
一定となってあり、エバポレータ7に流入する冷媒の量
は熱負荷に応じて膨張弁6により制御されるようになっ
ている。そして、エバポレータ7の外表面に付着した凝
縮水が凍結しないようにするために、エバポレータ7の
外表面が所定の潤度以下となった場合にはサーモスイッ
チによってコンプレッサを停止させるようにしているの
で、冬期等のように外気温度が低くエバポレータ7の熱
負荷が小さい場合には、夏期等のように熱負荷が大きい
場合に比してコンプレッサはより頻繁にオンオフを繰り
代えすことになる。また、上述したように、1回転当り
の冷媒の吐出量が一定となっているコンプレッサでは、
熱負荷の小さい場合でもコンプレッサの駆動時における
所要の動力は熱負荷の大きい場合と相違がない。
そこで、このような冷房サイクル1に使用されるコンプ
レッサ3として、最近では、特開昭58−158.38
2号公報に示される構造の斜板式コンプレッサが提案さ
れている。この斜板式コンプレッサでは、シリンダにお
ける圧縮室内容積をコンプレッサの吸込圧に応じて変化
させて、コンプレッサの吐出量が変化することになる。
したがって、コンプレッサの吸込圧を一定としつつ、エ
バポレータ7の熱負荷に応じた所望の量の冷媒が循環す
ることとなる。
このような容量可変式のコンプレッサによれば、外気温
度が低くて熱負荷は小さいが、エバポレータ7で除湿を
行なうために冷房サイクルを作動した場合には、冷房サ
イクル全体を流れる冷媒の量が少量となることから、膨
張弁6における絞り過ぎによってエバポレータ7内にお
ける冷媒の蒸発圧力が低くなり過ぎることが回避される
。したがって、これに起因してエバポレータ7に凝縮水
を凍結させてしまういわゆる低負荷時のエバポレータ凍
結を避けることができるので、これを防止するためのサ
ーモスイッチ等が不要となる。
このように、シリンダにおける圧縮室内容積をコンプレ
ッサの吸込圧に応じて変化させ、結果として吸込圧を一
定になるようにした従来の容量可変式斜板式コンプレッ
サの構造を第7〜9図に示す。
図示するように、この容量可変斜板式コンプレッサ3は
、コンプレッサ本体10がシリンダブロック24と、こ
れの後端部に取付けられたクランクケース17と、シリ
ンダブロック24の前端部に取付けられたヘッド30と
からなる。エンジンによりベルト、プーリ2、及びマグ
ネットクラッチ2aを介して回転駆動される駆動軸11
はシリンダブロック24及びクランクケース10aに支
持されている。この駆動0I111には、駆動棒11a
が駆動軸11と直角方向に固着され、クランクケース1
0aとシリンダブロック24とにより形成されたクラン
ク室12内で駆動9!1111と共に回転するようにな
っている。この駆動棒11aにはピン11bを支点とし
て駆動斜板13が駆動f!1111に対して傾動自在に
連結され、駆動軸1つの回転力がビン11bを介して駆
動斜板13に伝達するようになっている。この駆動斜板
13には、スラスト軸受14及びラジアル軸受部15を
介して、非回転ウォブル板16が摺動自在°に連結して
いる。
ラジアル軸受部15はウォブル板16の内周側に設けら
れ、そのスラスト方向移動かヌラヌトワツシ1′720
及びスナップリング21により制限されている。
非回転つtプル板16は、ケーシング17に固定された
案内ピン18に対して滑動自在に連結されたシ1−19
に連結してされており、シュー19により回転が防止さ
れると共に駆動軸11方向の移動が案内されるようにな
っている。このウォブル板16には、ロンド22を介し
てそれぞれ複数のピストン23が円周方向にほぼ等間隔
に連結されている。駆動軸11の回転に伴う駆動斜板1
3の回転により、回転しないつtプル板16が第7.8
図に示すように揺動し、ピストン23が往復動するよう
になっている。なお、図中符号20゜21は、それぞれ
スラストワッシャとスナップリングでおる。
前記ピストン23は、シリンダブロック24に形成され
たシリンダ25内に装着しである。シリンダ25内には
、ピストン20の前面に圧縮室26が形成されることに
なり、ピストン20の後面はクランク至12と連通して
いる。
圧縮!26には吸入口27及び吐出口28が形成しであ
る。この吸入口27は、第5図に示すエバポレータ7か
らの冷媒が導かれる吸入ポート29に図示しない弁を介
して連通している。この吸入ポート29は、ヘッド30
に形成された連通路3つを介して吸入側圧乃至32に連
通している。
また、#2吐出口28は、@5図に示すコンデンサ4に
冷奴を送り込む配管に連通する吐出ボート33に連通し
ている。この吐出ポート33は吐出側圧力v35に連通
している。
前記吸入側圧乃至32には、第1制御弁36がベロ一部
37により保持してあり、吸入側圧乃至32内の圧力に
応じてベロ一部が上下し、吸込側連通口41の開度を調
節するようになっている。゛また、第1制御弁36には
ロツF:3Bを介して第2制御弁39が連結して郡り、
両者は連動して動作するようになっている。このN2制
御弁39は、吐出側圧力室35内に設けられ、吐出側連
通口40の開度を調節するようになっている。
これら第1、第2制御井36.39は、吸入側圧力室3
2内の圧力に応じて上下動するベロ一部37で制御され
、吸入側圧力v32内の圧力が高くなると吸入側連通口
4つの開度を大きくし、低くなると吐出側連通口40の
開度を大き(するようにしである。したがって、エバポ
レータ7における熱負荷が小さい場合には、吸入側圧力
ff32内の圧力が低くなり、ベロ一部37が上方に伸
延して吐出側連通口40の開度を大きくし、クランク至
12に吐出圧Pdを導入してその内部圧を高める。その
結果、吸入工程(第8図参照)にあるピストン23の前
後の圧力差が増大し、第9図に示すように、ウォブル板
16及び駆動斜板13を駆動軸11に対して立てる方向
のモーメントが作用する。したがって、ピストン23の
往復動ストロークが短くなり、圧縮室26の内容積が減
少し、冷房サイクル内を循環する冷媒流量が減少する。
これにより、低い熱負荷に応じた適正な冷媒流量となる
ため、コンプレッサの吸入圧が次第に上昇し、vJ末的
に一定な吸入圧に保たれる。
また、エバポレータ7における熱負荷が大きい場合には
、吸入側圧力室32内の圧力が高くなり、ベロ一部37
が下方に移動し、吸入側連通口41の開度を大きくし、
クランク至12に吸入圧を導入するため、その内部圧が
吸入圧に略等しくなる。
このため、吸入工程(第8図参照)にあるピストン23
の前後の圧力差が小さくなり、第6,7図に示すように
、ウォブル板16及び駆動斜板13が駆動軸11に対し
て最大に傾斜することが可能となり、ピストン23の往
復動ストロークが長(なる。したがって圧縮室26の内
容積が増大し、冷房サイクル内を循環する冷gX流量が
増大し、高い熱負荷に応じた適正な冷媒流量となるため
、コンプレッサの吸入圧が次第に下降し、結果的に一定
な吸入圧に保たれる。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように従来の容量可変斜板式コンプレッサにあっ
ては、吸入ポート29と連通した吸入側圧力室32内の
圧力によってベロ一部37を作動させることにより、ク
ランク至12内に作用する圧力を変化させることで駆動
傾斜板13の傾斜角度を制御するようにしている。
したがって、外気の温度が同一でも外気の湿度が大きく
相違する地域では、コンデンサ4における放la能力と
、エバポレータ7における熱負荷とが所定の対応関係と
ならなくなる場合があり、適正な冷房サイクルの作動状
態とならなくなることがある。例えば比較的湿度が高い
地域での冷房サイクルの作動を考慮してコンデンサ4の
放熱能力を設定した場合に、その冷房サイクルを乾燥地
域で作動させたると、エバポレータ7への凝縮水の付着
量が少ないことから、エバポレータ7における熱負荷は
小さくなる。このことは、冷房サイクルをエバポレータ
7に車外の空気を導入している状態から、車室内の空気
を導入するようにした場合でも同様である。つまり、車
室内の空気はエバポレータ7によって凝縮水が除去され
てることから外気よりも乾燥しており、そのような乾燥
空気がエバポレータ7に導入された場合には、湿度が高
い外気がエバポレータ7に供給された場合よりも、エバ
ポレータ7の熱負荷が小さくなる。
エバポレータ7に導入される空気の湿度の状態によって
、エバポレータ7の熱負荷に相違があることは、第4図
に示す湿り空気線図から明らかとなる。つまり、乾球温
度が25℃で相対湿度が65%の空気をエバポレータ7
に導入して、このエバポレータ7で乾球温度が10’C
で、相対湿度が88%となった場合におけるエンタルピ
ー△旧と、乾球温度が上述と同様に25℃であり、相対
湿度が40%の空気をエバポレータ7に導入して、この
エバポレータ7で乾球温度が同様に10’Cとなるまで
冷却した場合におけるエンタルピー△h2とを比較する
と、エバポレータ7の熱負荷を示すエンタルピーは、凝
縮水のWI熱が影響して乾燥空気を冷却した方がエバポ
レータ7の熱負荷が小さくなることが理解される。
そして、このエンタルピーの量は、第6図から明らかな
ように、エバポレータ7内におけるスーパーヒート量S
Hに対応することになる。このスーパーヒート量SHは
、エバポレータ7の出口部における冷媒の温度Tと圧力
Pとによって定まり、第6図において仮想線で示す状態
は、コンプレッサ3へ流入する冷媒の圧力が実線で示す
場合と同様であっても、温度の上昇によってスーパーヒ
ート量SHが増加した場合を示す。このような状態とな
るのは、膨張弁を通過した冷媒の量に比して、エバポレ
ータ7における熱負荷が大きい場合でみる。
そこで、本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、従来の
容量可変斜板式コンプレッサにあっては、エバポレータ
7の出口部、つまりコンプレッサの入口部の圧力を基に
して駆動斜板13の傾斜角度を変化させていたが、コン
プレッサの入口部の冷媒のスーパーヒート量を基にして
駆動板の傾斜角度を変化させて、コンプレッサ入口部に
おける冷媒のスーパーヒート量が所望の値となるように
することを目的とする。
し発明の構成〕 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、シリンダブロック
内に軸方向に往復動自在に装着された複数のピストンを
、駆動軸と一体に回転すると共に傾斜角度が可変自在に
取付けられた駆動斜板により往復動するようにし、前記
ピストンの前面に形成された圧縮室内の圧力と、前記ピ
ストンの後面に形成されたクランク室内の圧力との差圧
の変化により前記駆動斜板の傾斜角度を変化させて#記
ピストンのストロークを変化させるようにした容量可変
斜板式コンプレッサにおいて、吸入ポートと前記クラン
ク室とを連通させる吸入側連通路を開閉する第1電磁弁
と、吐出ポートと前記クランク室とを連通させる吐出側
連通路を開閉するN2電磁弁とをそれぞれ設け、frJ
記吸入ポートに流入する冷媒の温度を検知する温度セン
サ及び圧力を検知する圧力センサからの信@によって前
記吸入ポートに流入する冷媒のスーパーヒート滑牙算出
する演算手段と、設定スーパーヒート量と前記演算手段
からのスーパーヒート量とを比較する比較手段と、前記
それぞれの電磁弁を作動させる作動手段に対して前記比
較手段からの信号に応じて制御信号を送る制御手段とを
存し、#記スーパーヒート量が所定の値になるようにし
たことを特徴とする容量可変斜板式コンプレッサである
(作用) 本発明の容量可変斜板式コンプレッサにあっては、クラ
ンク室内に供給される流体の圧力が、第1電磁弁と第2
電磁弁とにより、電気的に制御されることとなり、圧力
センサと温度センサからの信号によって、クランク室内
に供給される流体の圧力が、コンプレッサへ流入する流
体のスーパーヒート量を基にして制御される。これによ
り、コンプレッサに流入される流体の圧力を基にしたク
ランク室内の圧力の制御方式よりも、エバポレータの熱
負荷に対応させたより正確なコンプレッサの吐出流量の
制御を行なうことが可能となり、特にエバポレータの熱
負荷が少ない場合におけるコンプレッサの駆動力をより
減少させることができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例に係る容量可変斜板式コンプレ
ッサを示す概略yiT面図、第2図は同実施例に係る制
御装置を示すブロック図である。第7〜9図に示す部材
と共通する部材には同一符号を付し、その説明は一部省
略する。
本発明の容量可変斜板式コンプレッサ50は、従来例と
同様に、コンプレッサ本体10がシリンダブロック24
と、これの後端に取付けられたクランクケース17と、
シリンダブロック24の先端に取付けられたヘッド30
とを有しており、シリンダブロック24に11@方向に
往復動自在に例えば5つのピストン23が装着されてい
る。シリンダブロック24とクランクケース17に回転
自在に支持された駆動軸11には、駆動棒11aが固着
され、この駆動棒11aにピン11bを中心に回動自在
に駆動斜板13が取付けられている。
したがって、この駆動斜板13は駆動軸1つによってこ
れと一体に回転すると共に、駆動軸11に対する傾斜角
度が可変自在となっている。
駆動斜板13には非回転ウォブル板16が接触しており
、この非回転ウォブル板16は駆動斜板13の傾斜角度
が変化することによって角度が変化するようになってい
る。前記ピストン24と非回転ウォブル板16はロッド
22により連結されており、駆動斜板13の傾斜角度が
変化することによって、非回転ウォブル板16を介して
それぞれのピストン24の往復動ストロークが変化する
ようになっている。
駆動斜板13の傾斜角度は、クランク室12内の圧力を
変化させることによって変化される。この圧力を制御す
るためにヘッド30には圧力制御弁51が取付(ブられ
ており、ヘッド30に埋め込まれた弁本体52には、吸
入ボート29に対して連通路31を介して連通される吸
入側圧力室32が形成されている。この弁本体52には
シリンダブロック24及びヘッド30に形成された2つ
の供給路53a、53bのうちの供給路53aと、吸入
ボート2つとを吸入側圧乃至32及び連通路31を介し
て連通させる吸入側連通路54が形成されている。また
、弁本体52には、吐出側圧力室35を介して吐出ボー
ト33と前記供給路53bとを連通させる吐出側連通路
55が形成されている。
弁本体52内に設けられた筒体56内には、吸入側連通
路54を開閉するための第1電磁弁51が設けられ、更
に吐出側連通路55を開閉するための第2電磁弁58が
設けられている。これらの電磁弁51.58には、コイ
ルはね59によってそれぞれの連通路54.55を閉じ
る方向の弾発力が付与されている。第1電磁弁51の開
閉を制御するために、弁本体52には第2図に示すよう
に、電磁コイル60が設けられ、第°2電v!1弁58
の開閉を制御するために、弁本体52には電磁コイル6
1が設けられている。
第5図に示すように、エバポレータ7とコンプレッサ5
0とを結ぶ配管には、コンプレッサ50内に流入する冷
媒の温度を検知するための温度センサ62が取付けられ
、更に、この冷媒の圧力を検知するための圧力センサ6
3が取付けられている。この冷媒の温度と圧力の情報が
これらのセンサ62.63によって検出されると、第6
図に示すモリエル線図から明らかなように、その冷媒の
エンタルピー、つまりコンプレッサ50に流入する冷媒
のスーパーヒート量SHが演算される。これを演算する
ために、温度センサ62と圧力センサ63は、マイクロ
コンピュータの演算手段64に接続されている。
演算手段64からの信号は、比較手段65に送られて、
ROMに記憶された基準スーパーヒート値データー66
からの信号と、演算手段64からの信号が比較手段65
で比較され、偏差量の信号が作動制御手段67に送られ
る。この作動制御手段67からの信号は、第1電磁弁6
0及び第2電轍弁6コに作動電流を供給するための作動
手段68に送られるようになっている。
次に、このような構成に係る容量可変斜板式コンプレッ
サの作用を第3図に示すフローチャートを参照しつつ説
明する。
駆動軸]]の回転に伴い、冷房サイクル内を冷媒が循環
することによって、吸入ポート29における冷媒の圧力
Psは圧力センサ63によって検知され、その冷媒の温
度下は温度センサ62によって検知され、これらの信号
は第2図に示す演算手段65に送られる。このときには
、吐出ボート33における冷媒の圧力はPdで示される
この演算手段65において、コンプレッサ50に流入す
る冷媒の温度下及び圧力Pdからその冷媒のスーパーヒ
ート量SHが算出される。冷房サイクルとしての好まし
い基準スーパーヒートmSHとしては、通常5degな
いしこれを中心として所定の範囲内とされており、この
ような基準値のスーパーヒート量SHよりも大きいか、
或いは小さいかが比較演算される。もしも、基準スーパ
ーヒート]直よりも大きければ、その状態はエバポレー
タ7に流入される冷媒の最に比して、エバポレータ7に
おける熱負荷が大きい場合で必って、作動制御手段67
からの信号によって電磁コイル60.6つが作動し、第
1電磁弁60が開くように作動し、第2電磁弁61が閉
じるように作動する。
すると、クランク室12内には比較的低い圧力PSであ
る吸入ポート29からの冷媒が吸入m!1浬通路54及
び供給路53から流入し、クランク室12内の圧力と圧
縮至26内の圧力の差圧が太き(なり、駆動斜板13は
駆動軸11に対して大きく1頃き、ピストン23のスト
ロークが大きくなる。
つまり、吐出量がより太き(なるように制御される。
この場合は、上述したように、コンデンサ4における放
熱能力に比較して、エバポレータ7の熱負荷が大きい場
合である。つまり、エバポレータ7の@度が高い場合、
及び1八ボレータフによって冷に1される空気の湿度が
比較的大きい場合でおる。
上述した場合とは逆に、基準スーパーヒート値よりも小
さければ、作動手段67からの信号によって、第1電磁
弁60が閉じ、第2電1i弁6]が聞くように作動する
。これにより、比較的圧力が高い吐出ボート33に(I
5ける圧力Pdの冷媒が、吸入側連通路54から供給路
53bを通って流入し、ピストン23のストロークが小
さくなるように制御される。これにより、コンプレッサ
50に流入する冷媒のスーパーヒート1lisH,つま
りエバポレータ7の出口部におけろスーパーヒート値S
Hが所望の値に設定される。
F発明の効果J 以上説明してきたように、本発明によれば、電気信号に
よって、クランク室内に供給される流体の圧力(直を所
望の値にIII 1111するようにし、コンプレッサ
に流入する冷媒のスーパーヒート値を基準としてピスト
ンのストロークを1tt11 御するようにしたので、
1バポレータの熱負荷に応じてコンプレッサからの吐出
冷媒の宿世が制(IIされることとなり、コンプレッサ
をエバポレータのv!、負荷状態に対応させて、より正
確に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る宿世可変斜板式コンプ
レッサを示す概略断面図、第2図は本発明の容量可変斜
板式コンプレッサの制御0装置を示すブロック図、第3
図は第2図に示す制御装置の作動状態を示すフローチャ
ト、第4図はエバポレータにおける熱負荷を示すための
湿り空気線図、第5図は自動車用冷房サイクルを示す概
略図、第6図は第5図に示す冷房サイクルのモリエル線
図、第7〜9図は従来の容量可変斜板式コンプレッサを
示す概略断面図で必る。 11・・・駆動軸、12・・・クランク室、13・・・
駆動斜板、16・・・ウォブル板、23・・・ピストン
、26・・・圧縮至、29・・・吸入ポート、33・・
・吐出ボート、54・・・吸入側連通路、55・・・吐
出側連通路、51・・・第1電磁弁、58・・・第2電
磁弁、62・・・温度センサ、63・・・圧力センサ、
64・・・演算手段、65・・・比較手段、67・・・
作動制御手段、68・・・作動手段。 特許出願人   日本ラヂヱーター株式会社第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  シリンダブロツク(24)内に軸方向に往復動自在に
    装着された複数のピストン(23)を、駆動軸(11)
    と一体に回転すると共に傾斜角度が可変自在に取付けら
    れた駆動斜板(13)により往復動するようにし、前記
    ピストン(23)の前面に形成された圧縮室内(26)
    の圧力と、前記ピストン(23)の後面に形成されたク
    ランク室(12)内の圧力との差圧の変化により前記駆
    動斜板(13)の傾斜角度を変化させて前記ピストンの
    ストロークを変化させるようにした容量可変斜板式コン
    プレッサにおいて、吸入ポート(29)と前記クランク
    室(12)とを連通させる吸入側連通路(54)を開閉
    する第1電磁弁(51)と、吐出ポート(33)と前記
    クランク室(12)とを連通させる吐出側連通路(55
    )を開閉する第2電磁弁(58)とをそれぞれ設け、前
    記吸入ポート(29)に流入する冷媒の温度を検知する
    温度センサ(62)及び圧力を検知する圧力センサ(6
    3)からの信号によって前記吸入ポート(29)に流入
    する冷媒のスーパーヒート量を算出する演算手段(64
    )と、設定スーパーヒート量と前記演算手段(64)か
    らのスーパーヒート量とを比較する比較手段(65)と
    、前記それぞれの電磁弁(51,58)を作動させる作
    動手段(68)に対して前記比較手段(65)からの信
    号に応じて制御信号を送る作動制御手段(67)とを有
    し、前記スーパーヒート量が所定の値になるようにした
    ことを特徴とする容量可変斜板式コンプレッサ。
JP61088186A 1986-04-18 1986-04-18 容量可変斜板式コンプレツサ Pending JPS62247185A (ja)

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JP61088186A JPS62247185A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 容量可変斜板式コンプレツサ

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JP61088186A JPS62247185A (ja) 1986-04-18 1986-04-18 容量可変斜板式コンプレツサ

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JPS62247185A true JPS62247185A (ja) 1987-10-28

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JP (1) JPS62247185A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5020975A (en) * 1988-08-22 1991-06-04 Atsugi Motor Parts Company, Limited Variable-delivery vane-type rotary compressor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5020975A (en) * 1988-08-22 1991-06-04 Atsugi Motor Parts Company, Limited Variable-delivery vane-type rotary compressor

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