JPS62247002A - アルミニウム合金焼結品の製造方法 - Google Patents
アルミニウム合金焼結品の製造方法Info
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- JPS62247002A JPS62247002A JP61091019A JP9101986A JPS62247002A JP S62247002 A JPS62247002 A JP S62247002A JP 61091019 A JP61091019 A JP 61091019A JP 9101986 A JP9101986 A JP 9101986A JP S62247002 A JPS62247002 A JP S62247002A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、アルミニウム合金焼結品の製造方法に関する
。
。
ガスアトマイズ法等により得られたアルミニウム合金の
急冷凝固粉末を原料とするアルミニウム合金焼結品の製
造方法は、アルミニウム合金(以下、「アルミ合金」)
粉末を、軟化焼鈍および乾燥のために加熱処理する工程
、加熱された粉末を加圧成形機により高圧下刃(例えば
2000 kg / crA )で所定形状に加圧成形
する工程、およびその成形体を約350〜400℃で焼
結する工程、更にそれを約350〜400℃での熱間押
出加工(例えば面圧:約8000 kg / ci、押
出速度:10m1/秒)に付し、断面積比:約10以上
の強加工を加える工程からなり、その熱間押出加工品に
機械加工を施すことにより目的とする形状・サイズの部
品に仕上げられる。
急冷凝固粉末を原料とするアルミニウム合金焼結品の製
造方法は、アルミニウム合金(以下、「アルミ合金」)
粉末を、軟化焼鈍および乾燥のために加熱処理する工程
、加熱された粉末を加圧成形機により高圧下刃(例えば
2000 kg / crA )で所定形状に加圧成形
する工程、およびその成形体を約350〜400℃で焼
結する工程、更にそれを約350〜400℃での熱間押
出加工(例えば面圧:約8000 kg / ci、押
出速度:10m1/秒)に付し、断面積比:約10以上
の強加工を加える工程からなり、その熱間押出加工品に
機械加工を施すことにより目的とする形状・サイズの部
品に仕上げられる。
上記製造工程において、粉末の加圧成形体を焼結したの
ち、更に熱間押出加工を行うのは、粉末同士の焼結を完
全ならしめるためである。すなわアルミ合金粉末の表面
は強固な酸化皮膜(A120、)で被われているので、
単にその粉末を加圧成形して焼結するだけでは、十分に
粉末同士を結合させることができない。そこで、その成
形体を熱間押出加工に付し、断面積比で約10以上の強
加工を加え、粉末に圧縮と剪断力を作用させて酸化皮膜
を破壊することにより、粉末同士の焼結を完全なものと
するのである。従って、熱間押出加工はアルミ合金焼結
品の製造に欠くことができない工程となっている。
ち、更に熱間押出加工を行うのは、粉末同士の焼結を完
全ならしめるためである。すなわアルミ合金粉末の表面
は強固な酸化皮膜(A120、)で被われているので、
単にその粉末を加圧成形して焼結するだけでは、十分に
粉末同士を結合させることができない。そこで、その成
形体を熱間押出加工に付し、断面積比で約10以上の強
加工を加え、粉末に圧縮と剪断力を作用させて酸化皮膜
を破壊することにより、粉末同士の焼結を完全なものと
するのである。従って、熱間押出加工はアルミ合金焼結
品の製造に欠くことができない工程となっている。
上記のように従来の製造方法における熱間押出加工工程
は、粉末同士を十分に焼結させるための不可欠の工程で
あるが、この工程は多大のエネルギを必要とするうえ、
得られる製品の形状・サイズが限定され、大径品や異形
状品を得ることができず、また目的とする部品に仕上げ
るための機械加工代が大きくなる等の欠点がある。しか
も、粉末の加熱(焼鈍・乾燥)、加圧成形・焼結、およ
び熱間押出加工の各工程が独立しているため、生産性が
低く、製造コストが高くつ(。
は、粉末同士を十分に焼結させるための不可欠の工程で
あるが、この工程は多大のエネルギを必要とするうえ、
得られる製品の形状・サイズが限定され、大径品や異形
状品を得ることができず、また目的とする部品に仕上げ
るための機械加工代が大きくなる等の欠点がある。しか
も、粉末の加熱(焼鈍・乾燥)、加圧成形・焼結、およ
び熱間押出加工の各工程が独立しているため、生産性が
低く、製造コストが高くつ(。
本発明は、アルミ合金焼結品の製造における上記問題点
を解決するための改良された製造方法を提供しようとす
るものである。
を解決するための改良された製造方法を提供しようとす
るものである。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明に係
るアルミ合金焼結品の製造方法は、不活性雰囲気下に、
アルミ合金の急冷凝固粉末を焼鈍および乾燥のために加
熱処理したのち、相対向して相異なる周速度で回転する
ロール間を通過させることにより粉末表面の酸化皮膜を
破壊し、ついで該粉末を所定の形状に焼結することを特
徴とする。
るアルミ合金焼結品の製造方法は、不活性雰囲気下に、
アルミ合金の急冷凝固粉末を焼鈍および乾燥のために加
熱処理したのち、相対向して相異なる周速度で回転する
ロール間を通過させることにより粉末表面の酸化皮膜を
破壊し、ついで該粉末を所定の形状に焼結することを特
徴とする。
本発明方法を第1図により説明すると、(10)は不活
性雰囲気に調節保持されたチャンバ、(20)は原料粉
末供給バット、(30)は粉末加熱処理装置、(40)
は粉末表面の酸化皮膜を破壊するためのローラ、(60
)は焼結装置である。各装置は、不活性雰囲気チャンバ
(10)内に配設され、粉末の加熱処理から焼結完了ま
での一連の工程は不活性雰囲気下で行われるようになっ
ている。。
性雰囲気に調節保持されたチャンバ、(20)は原料粉
末供給バット、(30)は粉末加熱処理装置、(40)
は粉末表面の酸化皮膜を破壊するためのローラ、(60
)は焼結装置である。各装置は、不活性雰囲気チャンバ
(10)内に配設され、粉末の加熱処理から焼結完了ま
での一連の工程は不活性雰囲気下で行われるようになっ
ている。。
チャンバ(10)内を不活性雰囲気に保持するのは、ア
ルミ合金粉末の加熱処理における発火・爆発等の危険防
止を目的とするだけでなく、ローラ(41゜42)によ
り酸化皮膜が破壊された後の粉末の酸化を防止し、酸化
皮膜が破壊された表面状態を保ったまま粉末を焼結工程
に送り込むこめである。
ルミ合金粉末の加熱処理における発火・爆発等の危険防
止を目的とするだけでなく、ローラ(41゜42)によ
り酸化皮膜が破壊された後の粉末の酸化を防止し、酸化
皮膜が破壊された表面状態を保ったまま粉末を焼結工程
に送り込むこめである。
その不活性雰囲気は、真空、またはアルゴン、窒素等の
不活性ガスにより形成されるが、粉末の加圧成形時の摩
擦を少なくし、圧粉・成形性を高める点からは真空雰囲
気とするのが好ましい。
不活性ガスにより形成されるが、粉末の加圧成形時の摩
擦を少なくし、圧粉・成形性を高める点からは真空雰囲
気とするのが好ましい。
原料粉末であるアルミ合金粉末(P)は、バット(20
)を介してチャンバ(10)の外部からその内部に供給
され、まず加熱処理装置(30)において加熱処理をう
ける。この加熱処理は、粉末を十分に乾燥させることと
併せて、粉末を焼鈍・軟化させることにより、その後の
ローラ(40)における粉末の酸化皮膜を破壊し易くす
ると共に、粉末の加圧成形性を高めるための工程である
。この加熱処理は、好ましくは250〜350℃にて行
われる。
)を介してチャンバ(10)の外部からその内部に供給
され、まず加熱処理装置(30)において加熱処理をう
ける。この加熱処理は、粉末を十分に乾燥させることと
併せて、粉末を焼鈍・軟化させることにより、その後の
ローラ(40)における粉末の酸化皮膜を破壊し易くす
ると共に、粉末の加圧成形性を高めるための工程である
。この加熱処理は、好ましくは250〜350℃にて行
われる。
加熱処理された粉末(P)は、ついで加熱処理装置(3
0)からローラ(40)に送給される。ローラ(40)
は、相対向するローラ(41,42)を−組として構成
され、ローラ(41,42)は互いに異なる周速度で矢
符方向に回転している。
0)からローラ(40)に送給される。ローラ(40)
は、相対向するローラ(41,42)を−組として構成
され、ローラ(41,42)は互いに異なる周速度で矢
符方向に回転している。
ローラ(41,42)上に落下した粉末は、そのローラ
間隙を通過する過程で加えられる圧縮および剪断力の作
用により、変形を伴いながら表面の酸化皮膜が破壊され
る。
間隙を通過する過程で加えられる圧縮および剪断力の作
用により、変形を伴いながら表面の酸化皮膜が破壊され
る。
ローラ(41,42)による粉末の酸化皮膜の破壊を効
果的に行わせるために、一方のローラ(41)の周速度
(Vl)に対する他方のローラ(42)の周速度(v2
)の比(Vz/V+)は、3/1以上であることが望ま
しい。ローラ(41)と(42)とは同一の胴径の組合
わせのほかに、胴径の異なる組合わせの場合もあり、ま
たそれらのロールの胴径は特に限定しないが、ロール間
隙を通過する粉末に対する圧縮および剪断力の作用時間
が長い程、酸化皮膜の破壊に有利であり、この点から、
ローラ(41)(42)のそれぞれの胴径は、300
tmφ以上であることが好ましい。なお、ローラ間隙は
、0.01〜0.1U程度が適当である。
果的に行わせるために、一方のローラ(41)の周速度
(Vl)に対する他方のローラ(42)の周速度(v2
)の比(Vz/V+)は、3/1以上であることが望ま
しい。ローラ(41)と(42)とは同一の胴径の組合
わせのほかに、胴径の異なる組合わせの場合もあり、ま
たそれらのロールの胴径は特に限定しないが、ロール間
隙を通過する粉末に対する圧縮および剪断力の作用時間
が長い程、酸化皮膜の破壊に有利であり、この点から、
ローラ(41)(42)のそれぞれの胴径は、300
tmφ以上であることが好ましい。なお、ローラ間隙は
、0.01〜0.1U程度が適当である。
ローラ(4142)の間隙を通過して酸化皮膜が破壊さ
れた粉末は、ローラの下部のバット(50)に受は取ら
れ、ついで焼結装置(60)に導入され、所定の形状に
焼結される。この焼結に供される粉末は、表面の酸化皮
膜が破壊されているので、粉末同士の焼結が妨げられる
ことはなく、一般的な粉末冶金の手法に従って焼結を行
うことにより粉末同士が十分に結合した健全な焼結晶を
得ることができる。その焼結工程は、粉末を所定の形状
に成形する圧粉成形と焼結とを同一工程で行う方法、ま
たは圧粉成形と焼結とを別工程で行う方法のいずれであ
ってもよく、例えばホットプレス法により、粉末を型の
中に充填し、加圧下に焼結する方法、または−軸プレス
、ラバープレス、冷間静水圧加圧成形等により所定の形
状・サイズに加圧成形したのち、その成形体を常圧(ま
たは非加圧)下に焼結する方法、あるいはその加圧成形
体をキャニングし熱間静水圧加圧焼結装置により加圧下
に焼結する方法等、適宜のプロセスが適用される。
れた粉末は、ローラの下部のバット(50)に受は取ら
れ、ついで焼結装置(60)に導入され、所定の形状に
焼結される。この焼結に供される粉末は、表面の酸化皮
膜が破壊されているので、粉末同士の焼結が妨げられる
ことはなく、一般的な粉末冶金の手法に従って焼結を行
うことにより粉末同士が十分に結合した健全な焼結晶を
得ることができる。その焼結工程は、粉末を所定の形状
に成形する圧粉成形と焼結とを同一工程で行う方法、ま
たは圧粉成形と焼結とを別工程で行う方法のいずれであ
ってもよく、例えばホットプレス法により、粉末を型の
中に充填し、加圧下に焼結する方法、または−軸プレス
、ラバープレス、冷間静水圧加圧成形等により所定の形
状・サイズに加圧成形したのち、その成形体を常圧(ま
たは非加圧)下に焼結する方法、あるいはその加圧成形
体をキャニングし熱間静水圧加圧焼結装置により加圧下
に焼結する方法等、適宜のプロセスが適用される。
第1図において、加熱処理装置(30)はベルトコンベ
ア(31)とその上方に加熱源として配設された赤外線
ヒータ(32)からなる。原料粉末パン) (20)の
コック(21)を開いてチャンバ(10)内に送給され
る粉末(P)はベルトコンベア(31)の左端部に落下
し、該コンベアの走行下に赤外線ヒータ(32)で加熱
されつつ焼鈍および乾燥されてコンベアの右端図に到り
、ローラ(41,42)上に落下する。ローラ(41,
42)の下部にはローラ間を通過して酸化皮膜が破壊さ
れた粉末を受は止めるバット(50)が配設されており
、バソl−(50)内の粉末が所定量となると、該バッ
ト(50)は図示しない駆動機構により駆動せられて焼
結装置(60)に粉末を送り込むようになっている。
ア(31)とその上方に加熱源として配設された赤外線
ヒータ(32)からなる。原料粉末パン) (20)の
コック(21)を開いてチャンバ(10)内に送給され
る粉末(P)はベルトコンベア(31)の左端部に落下
し、該コンベアの走行下に赤外線ヒータ(32)で加熱
されつつ焼鈍および乾燥されてコンベアの右端図に到り
、ローラ(41,42)上に落下する。ローラ(41,
42)の下部にはローラ間を通過して酸化皮膜が破壊さ
れた粉末を受は止めるバット(50)が配設されており
、バソl−(50)内の粉末が所定量となると、該バッ
ト(50)は図示しない駆動機構により駆動せられて焼
結装置(60)に粉末を送り込むようになっている。
焼結装置(60)は、円筒形状の金型(61)と、その
上方から降下するパンチ棒(63)とからなり、金型(
61)の周囲には、金型内の粉末を加熱・焼結するため
の加熱源として高周波コイル(62)が配設されている
。金型(61)内に所定量の粉末が投与されると、油圧
によりパンチ捧(63)が降下し、粉末に所定の荷重を
負荷する。金型(61)内の粉末はバンチ棒(63)に
よる加圧下、高周波コイル(62)により所定温度に加
熱保持される。このホットプレスにより焼結を完了した
のち、バンチ棒(63)を降下させて金型内を押し切ら
せることにより焼結晶(S)を金型の底部材(64)と
共に下方に押し出し、ついでその焼結晶(S)をチャン
バ(10)の開閉扉(図示せず)から大気中に取り出す
。
上方から降下するパンチ棒(63)とからなり、金型(
61)の周囲には、金型内の粉末を加熱・焼結するため
の加熱源として高周波コイル(62)が配設されている
。金型(61)内に所定量の粉末が投与されると、油圧
によりパンチ捧(63)が降下し、粉末に所定の荷重を
負荷する。金型(61)内の粉末はバンチ棒(63)に
よる加圧下、高周波コイル(62)により所定温度に加
熱保持される。このホットプレスにより焼結を完了した
のち、バンチ棒(63)を降下させて金型内を押し切ら
せることにより焼結晶(S)を金型の底部材(64)と
共に下方に押し出し、ついでその焼結晶(S)をチャン
バ(10)の開閉扉(図示せず)から大気中に取り出す
。
上記装置によりアルミ合金粉末の焼結を行い、焼結晶と
して円柱状ビレット(150φxisoz。
して円柱状ビレット(150φxisoz。
重曹)を得た。その製造条件は次のとおりである。
(1) 粉末: A l −205+ガスアトマイズ
急冷凝固粉末(粒径;150μm以下、平均45μm)
(2)加熱処理:300〜350℃、30分(3)
ローラによる酸化皮膜の破壊ローラ(41) :胴径3
00φ。
急冷凝固粉末(粒径;150μm以下、平均45μm)
(2)加熱処理:300〜350℃、30分(3)
ローラによる酸化皮膜の破壊ローラ(41) :胴径3
00φ。
回転数:200rpII+
ローラ(42) :胴径300φ。
回転数: 600rpm
周速度比(V z / V +) : 3 / 10一
ル間隙40.02鶴 (4)焼結;加圧力2000kg/co! (面圧)加
熱温度350℃ 保持時間60分 得られたビレット(150φX150 j? 、 ms
)より引張試験片を調製し、JIS Z 2241
に準拠して引張試験を行い次の結果を得た。
ル間隙40.02鶴 (4)焼結;加圧力2000kg/co! (面圧)加
熱温度350℃ 保持時間60分 得られたビレット(150φX150 j? 、 ms
)より引張試験片を調製し、JIS Z 2241
に準拠して引張試験を行い次の結果を得た。
引張強さ:40.7kg/虐嘗2
耐 カニ 32.8kg/鰭2
伸 び:4.9 %
因に、原料粉末を加熱処理後、酸化皮膜を破壊せずに、
そのままホットプレス(加圧カニ 2000kg/ c
ri、温度:350℃)に付して得られる焼結晶の機械
試験値を示すと、 引張強さ: 21.Okg / vs”伸 び二0
.8 % 絞 リ 二0.8 % と極めて低いレベルにとどまっている。これは、粉末の
酸化皮膜により粉末の焼結が妨げられているからである
。これに対し、本発明方法により得られる焼結晶の上記
機械的性質は、次の比較例における試験結果との対比か
ら明らかなように、熱間押出加工工程を経て得られる従
来材のそれと同等のレベルにある。このことから、本発
明方法によれば、従来法における熱間押出加工効果と同
等” の酸化皮膜破壊効果が得られ、粉末同士の
十分な焼結を達成できることがわかる。
そのままホットプレス(加圧カニ 2000kg/ c
ri、温度:350℃)に付して得られる焼結晶の機械
試験値を示すと、 引張強さ: 21.Okg / vs”伸 び二0
.8 % 絞 リ 二0.8 % と極めて低いレベルにとどまっている。これは、粉末の
酸化皮膜により粉末の焼結が妨げられているからである
。これに対し、本発明方法により得られる焼結晶の上記
機械的性質は、次の比較例における試験結果との対比か
ら明らかなように、熱間押出加工工程を経て得られる従
来材のそれと同等のレベルにある。このことから、本発
明方法によれば、従来法における熱間押出加工効果と同
等” の酸化皮膜破壊効果が得られ、粉末同士の
十分な焼結を達成できることがわかる。
北較且
前記実施例と同じアルミ合金粉末(Aj!!−20Si
)を使用し、真空雰囲気で焼鈍・乾燥(300〜350
℃、30分)したのち、ホットプレス法により円柱状焼
結晶(160φ)を得、ついでこれを熱間押出加工に付
して円柱状製品(50φ)を得た。ホットプレスおよび
熱間押出加工条件は次のとおりである。
)を使用し、真空雰囲気で焼鈍・乾燥(300〜350
℃、30分)したのち、ホットプレス法により円柱状焼
結晶(160φ)を得、ついでこれを熱間押出加工に付
して円柱状製品(50φ)を得た。ホットプレスおよび
熱間押出加工条件は次のとおりである。
(1) ホットプレス
加圧カニ 2000kg/ cd (面圧)加熱温度=
350℃ 保持時間=60分 (2) 熱間押出加工 押出カニ 8000kg/ crA 押出速度:10m1/秒 断面積比:約1071 得られた製品(50φX100O1)から引張試験片を
調製し実施例と同様の引張試験を行い、次の結果を得た
。
350℃ 保持時間=60分 (2) 熱間押出加工 押出カニ 8000kg/ crA 押出速度:10m1/秒 断面積比:約1071 得られた製品(50φX100O1)から引張試験片を
調製し実施例と同様の引張試験を行い、次の結果を得た
。
引張強さ: 41.Okg/fl”
耐 カニ 33.Okg / m”
伸 び:5.0 %
〔発明の効果〕
本発明方法によれば、従来法のように焼結を行ったのち
熱間押出加工を行う必要がなく一般的な焼結工程を経る
ことにより、アルミ合金粉末の完全な焼結を達成し、健
全なアルミ合金焼結品を得ることができる。
熱間押出加工を行う必要がなく一般的な焼結工程を経る
ことにより、アルミ合金粉末の完全な焼結を達成し、健
全なアルミ合金焼結品を得ることができる。
本発明方法は、従来法に比し、工程が面素であり、また
原料粉末の加熱処理から焼結工程に到るまでの一連の工
程を連続的に行うことができるので、生産性にすぐれ、
製造コストも安価である。
原料粉末の加熱処理から焼結工程に到るまでの一連の工
程を連続的に行うことができるので、生産性にすぐれ、
製造コストも安価である。
また、従来の製造法では焼結体に熱間押出加工による強
加圧(その断面積比は約10以上である)を加えなけれ
ばならない関係上、得られる製品は小物品に限られ(実
際上、約50φ程度が限度である)、シかも比較的単純
な形状のものに限定されるが、本発明方法は熱間押出加
工を必要としないので、製品形状にそのような制限がな
い。例えば150φの大型製品を得ることができ、また
粉末の加圧成形・焼結工程で使用される型の内形状の選
択により比較的自由に複雑な、しかも最終製品形状に近
い(Near net 5hape)焼結晶を製造する
ことができる等、製品の形状設計の自由度に富み、また
最終製品に仕上げるための機械加工代が少なくてすみ、
加工に要するコストが節減される等の諸効果が得られる
。
加圧(その断面積比は約10以上である)を加えなけれ
ばならない関係上、得られる製品は小物品に限られ(実
際上、約50φ程度が限度である)、シかも比較的単純
な形状のものに限定されるが、本発明方法は熱間押出加
工を必要としないので、製品形状にそのような制限がな
い。例えば150φの大型製品を得ることができ、また
粉末の加圧成形・焼結工程で使用される型の内形状の選
択により比較的自由に複雑な、しかも最終製品形状に近
い(Near net 5hape)焼結晶を製造する
ことができる等、製品の形状設計の自由度に富み、また
最終製品に仕上げるための機械加工代が少なくてすみ、
加工に要するコストが節減される等の諸効果が得られる
。
第1図は本発明の実施例を示す積載的説明図である。
10:チャンバ、30:加熱処理装置、40(41,4
2) uローラ、60:焼結装置。
2) uローラ、60:焼結装置。
Claims (4)
- (1)アルミニウム合金の急冷凝固粉末を、不活性雰囲
気下に、加熱処理したのち、相対向して相異なる周速度
で回転するロール間を通過させることにより粉末の表面
の酸化皮膜を破壊し、ついで該粉末を所定の形状に焼結
することを特徴とするアルミニウム合金焼結品の製造方
法。 - (2)不活性雰囲気が真空雰囲気である上記第1項に記
載のアルミニウム合金焼結品の製造方法。 - (3)相対向するロールの周速度比が3/1以上である
上記第1項または第2項に記載のアルミニウム合金焼結
品の製造方法。 - (4)相対向する各ロールのロール径が300mm以上
である上記第3項に記載のアルミニウム合金焼結品の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61091019A JPS62247002A (ja) | 1986-04-19 | 1986-04-19 | アルミニウム合金焼結品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61091019A JPS62247002A (ja) | 1986-04-19 | 1986-04-19 | アルミニウム合金焼結品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62247002A true JPS62247002A (ja) | 1987-10-28 |
JPH0227401B2 JPH0227401B2 (ja) | 1990-06-18 |
Family
ID=14014846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61091019A Granted JPS62247002A (ja) | 1986-04-19 | 1986-04-19 | アルミニウム合金焼結品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62247002A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020096490A (ko) * | 2001-06-20 | 2002-12-31 | 병 선 천 | 열전반도체 재료의 복합기능 진공열간압출방법 및 그 장치 |
-
1986
- 1986-04-19 JP JP61091019A patent/JPS62247002A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020096490A (ko) * | 2001-06-20 | 2002-12-31 | 병 선 천 | 열전반도체 재료의 복합기능 진공열간압출방법 및 그 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0227401B2 (ja) | 1990-06-18 |
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