JPS6224698A - 筐体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電磁シールド目的等のためにプラスチックに
充填物を加えた材質を用いた筐体に関すとする場合が多
い。このような場合にプラスチック材料（こ金属粉末、
カーボン、炭素繊維等のフィラー（充填物）を加えて形
成する方法が多用されるようになって来た。

第２図は従来の金属フィラーとプラスチック材料の混合
された筐体本体で、２はボス部、２ａはビス３の固定用
凹部、４は電気回路を構成するプリント基板であり、プ
リント基板４は、ビス３を介してビス固定用凹部２ａに
固定されている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来の方法ではフィラーの混入により
材質の粘性が低下し強度が弱くなるのでこのためボス部
２が根元より折れ易いという問題点があった。

本発明は上記従来の欠点を除去し、フィラー使用時にも
ボス部の強度が低下しない筐体を提供することを目的と
するものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、筐体本体はプラス
チックとフィラーで成形を行ない、またボス部はプラス
チック材だけを使用する、いわゆる二色成形を行なうよ
うに構成したものである。

作　　　　用 本発明は上記のように筐体を構成するので、筐体の電磁
シールド効果と、ボス部の強度が低下しないという両方
の効果が得られる。

実施例 第１図は本発明の一実施例の構成を示し、１１は筐体本
体でプラスチッチ材にフィラーを混合しである。１２は
ボス部であり、垂直のネジ取付部１２ａと保持部１２ｂ
とから成り、ネジ取付部１２ａにはネジ穴１２ｃが設け
られている。３は取付用のビス、４はプリント基板であ
る。

上記構成で、筐体本体１１とボス部１２とを同時成型に
より一体形成すれば、保持部１２１）は筐体本体１１の
内面部１３に強固に固定され、しかもネジ取付部１２ａ
及び保持部１２ｂ　（！：はフィラーを含まないプラス
チック材質なので十分粘りもあり、また内面部１３から
もぎ取られることもない。

なお、保持部１２ｂを内面部１３に固定する方法として
は、接着によっても良い。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、フィラーを含み電磁
シールド効果を有する筐体に、プラスチック単体のボス
を一体成形により植設するように構成したので、シール
ド効果を有するき共にプリント基板等を安定に取付けら
れる利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第４図は本発明の一実施例における筐体の断面図、第２
図は従来の筐体の断面図である。 ３・・・ビス、４・・・プリント基板、１１・・・筐体
本体、１２・・・ボス部、１２ａ・・・ネジ取付部、　
１２ｂ・・・保持部、１３・・・内面部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　プラスチック材に導電性の充填材を混入して形成した
   第１の材質より成る筐体本体と、前記筐体本体の内面部
   に前記充填材を含まないプラスチック材から成る第２の
   材質を一体成型で植設して設けたネジ取付用のボス部と
   を備えた筐体。