JPS6224640Y2 - - Google Patents

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JPS6224640Y2
JPS6224640Y2 JP16597582U JP16597582U JPS6224640Y2 JP S6224640 Y2 JPS6224640 Y2 JP S6224640Y2 JP 16597582 U JP16597582 U JP 16597582U JP 16597582 U JP16597582 U JP 16597582U JP S6224640 Y2 JPS6224640 Y2 JP S6224640Y2
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JP
Japan
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locking
cam surface
pressure receiving
main body
receiving surface
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JP16597582U
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JPS5969100U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、発射後に翼が開くようにしたミサイ
ルにおける翼の固定等に使用されるロツク装置に
関するものである。
例えば、近時のミサイルでは、翼をミサイル本
体に突没可能に枢着しておき、不要な際に該翼を
前記ミサイル本体内に収納しておくことができる
ようにしたものが少なくない。すなわち、この種
のミサイルは、発射管に装填されている間だけ前
記翼をミサイル本体内に待機させておき、発射直
後に前記翼をばね力等によりミサイル本体外に突
出させ得るようになつている。しかして、かかる
構成のミサイルには、ミサイル本体外に突出した
翼をばたつかないように所定の係止位置に固定す
るためのロツク装置を設けることが必要である。
ところが、従来のロツク装置は、固定力が弱い
ものや構成部品間のクリアランスにより翼の位置
精度が悪化するものがほとんどであり、また、構
造が複雑で軽量化が難しく、ミサイル等の飛翔体
の飛行性能に悪影響を及ぼす等の不都合がある。
本考案は、このような事情に着目してなされた
もので、本体部材に枢着された回動部材が待機位
置から所定の係止位置にまで回動した瞬時に、前
記回動部材側に設けたカム面と前記本体部材側に
設けた受圧面との間にくさび形のロツク部材を喰
い込ませ得るように構成することによつて、前述
した不都合等をことごとく解消することができる
ようにしたロツク装置を提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第1図を参照して説
明する。
ミサイル1に本考案に係るロツク装置2を搭載
している。
ミサイル1は、本体部材たるミサイル本体3に
回動部材たる翼4の基端部を支軸5を介して枢着
しており、それによつて、前記翼4が待機位置a
から係止位置bにまで回動し得るようになつてい
る。待機位置aは、図面に想像線で示すように前
記翼4が前記ミサイル本体1内に略完全に格納さ
れる位置に設定されており、一方係止位置bは図
面に実線で示すように、前記翼4が前記ミサイル
本体3外に完全に突出して該翼4の一側縁4aが
前記ミサイル本体3の係止面3aに当接する位置
に設定されている。そして、このようにしてなる
ミサイル1が図示しない発射管内に装填されてい
る場合には、前記翼4が前記発射管の内周面等に
拘束されて前記待機位置aに保持されており、前
記ミサイル1が発射されて前記翼4が前記発射管
による拘束から解放された場合に該翼4が図示し
ないばねの力等により前記係止位置bにまで回動
し得るようになつている。
一方、ロツク装置2は、前記翼4の基端部に設
けたカム面6と、前記ミサイル本体1側に設けた
受圧面7との間にくさび形のロツク部材8を喰い
込ませ得るように構成したものである。詳述すれ
ば、前記カム面6は、前記翼4の回動中心0を軸
とする円柱面により構成されている。また、前記
受圧面7は平面により構成されており、前記カム
面6に微小な隙間を介して対向させてある。ま
た、ロツク部材8は、前記翼4が前記待機位置a
から前記係止位置bへ回動する際に前記カム面6
の回動により外方へ排除され得る側に配置されて
おり、その尖端8aは前記カム面6と前記受圧面
7との間に位置させてある。そして、このロツク
部材8を弾性部材たる板ばね9によつて前記カム
面6と前記受圧面7との間に喰い込む方向(矢印
A方向)に付勢している。
次いで、この実施例の作動を説明する。
発射時には翼4は前述したように待機位置aに
格納されているが、発射直後に該翼4が前記待機
位置aから係止位値bにまで回動し、いわゆる翼
が開いた状態となる。この際には、カム面6の矢
印B方向への回動によりロツク部材8が板ばね9
の付勢力に抗して外方へ押圧されるため、翼4の
回動が阻げられることはない。そして、前記翼4
が前記係止位置bに到着して停止すると、前記ロ
ツク部材8が板ばね9の付勢力によつて前記カム
面6と受圧面7との間に喰い込むことになり、前
記翼4が前記ミサイル本体3にロツクされる。こ
の状態では、前記翼4が前記待機位置aへ戻ろう
とすると前記ロツク部材8に喰い込み方向の摩擦
力が作用することになるため、前記翼4は前記係
止位置bで強固に固定されることになる。
なお、カム面は前記実施例のものに限定されな
いのは勿論であり、例えば、第2図に示すように
してもよい。すなわち、第2図に示すカム面6′
は、円柱面の一部に平面部6′aを設けてなるも
のであり、翼4が係止位置bにまで回動した時に
この平面部6′aにロツク部材8′が打ち込まれる
ようになつている。しかして、このような構成に
よれば、打ち込まれたロツク部材8と前記カム面
6′との滑りを防ぐことができるので、翼4の固
定はより確実となる。
また、受圧面は、平面状のものに限らず、例え
ば、第3図に示すようなものであつてもよい。す
なわち、第3図に示すものは、回転ローラ11を
本体部材に軸着し、この回転ローラ11の外周面
を受圧面7′としたもので、この受圧面7′はカム
面6に添接させてある。
さらに、弾性部材は、板ばねに限らず、コイル
ばね等であつてもよい。
また、前記実施例では、本体部材がミサイル本
体で、回動部材が翼である場合について説明した
が、本考案はかならずしもこのようなものに限定
されるものではない。
以上、説明したように、本考案は、回動部材側
に設けたカム面と本体部材側に設けた受圧面との
間にくさび形のロツク部材を弾性部材の付勢力に
より喰い込ませて、前記回動部材を前記本体部材
に対して固定するようにしているので、くさびの
喰い込み作用により強固な固定力を得ることが可
能となる。また、このようにすれば、構成部品間
のクリアランスにより、ロツクした回動部材にが
たつきが生じるという不都合が一切生じない。そ
のため、回動部材の固定位置精度を高い値に保つ
ことができる。さらに、本考案によれば、部品点
数の削減並びに構造の簡略化を図ることができる
ので、信頼性が高く、小型軽量化が容易であり、
ミサイル等に搭載するのに最適なロツク装置を提
供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す概略説明図第
2図、第3図は本考案のそれぞれ他の実施例を示
す部分説明図である。 2……ロツク装置、3……本体部材(ミサイル
本体)4……回動部材(翼)、6,6′……カム
面、7,7′……受圧面、8……ロツク部材、9
……弾性部材(板ばね)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体部材に枢着された回動部材が待機位置から
    所定の係止位置にまで回動した場合に、該回動部
    材を前記本体部材に対して固定するためのロツク
    装置であつて、前記回動部材側に設けられ該回動
    部材の回動中心を軸とする円柱面を主体に構成さ
    れたカム面と、前記本体部材側に設けられ前記カ
    ム面に対向または添接する受圧面と、前記回動部
    材が前記待機位置から前記係止位置へ回動する際
    に前記カム面の回動により外方へ排除され得る側
    に配置されその尖端を前記カム面と前記受圧面と
    の間に位置させたくさび形のロツク部材と、この
    ロツク部材を前記カム面と前記受圧面との間に喰
    い込む方向に付勢する弾性部材とを具備してなる
    ことを特徴とするロツク装置。
JP16597582U 1982-10-31 1982-10-31 ロツク装置 Granted JPS5969100U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16597582U JPS5969100U (ja) 1982-10-31 1982-10-31 ロツク装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16597582U JPS5969100U (ja) 1982-10-31 1982-10-31 ロツク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5969100U JPS5969100U (ja) 1984-05-10
JPS6224640Y2 true JPS6224640Y2 (ja) 1987-06-23

Family

ID=30363481

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JP16597582U Granted JPS5969100U (ja) 1982-10-31 1982-10-31 ロツク装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0619999Y2 (ja) * 1987-03-30 1994-05-25 株式会社島津製作所 飛翔体の翼

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Publication number Publication date
JPS5969100U (ja) 1984-05-10

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