JPS62246195A - ラジオ受信機付プレ−ヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フェライトアンテナを有するラジオ受信機付
プレーヤに関するものである。

従来の技術 一般に、フェライトアンテナを有するラジオ受信機と磁
気テープやディスク等の記録媒体に記録された情報を再
生するプレーヤとを複合化したラジオ受信機付プレーヤ
に於いては、プレーヤ側に構成する金属構成部に対する
フェライトアンテナの配置が感度特性および小型化に大
きな要因となっている。

ラジオ受信機カセットテープレコーダを例Ｋ　見てみる
と、小型メカニズムは薄さ９強度に対する信頼性のため
に金属類を叫用しておシ、そのために小型メカニズムと
ラジオ受信機の複合化において、小型メカニズムの金属
構成部がフェライトアンテナへ影響を及ぼし、受信感度
の低下を引き起こす。第３図に金属材質による感度低下
を示す。

この場合の金属形状はフェライトアンテナより十分大き
いものを使用している。第３図からも明らかなように、
金属構成部が磁性材料である場合に受信感度の低下度合
は大きい。

第４図、第５図および第６図に従来のラジオ受信機付プ
レーヤの内部構造を示す。

第４図において、蓋体１ｂを備えるプレーヤ本体１内に
プレーヤメカニズム４が内蔵されており、このプレーヤ
メカニズム４の背面にフェライトアンテナ３を含みラジ
オ受信回路を構成するプリント基板２が配設されている
。この場合、受信感度の劣化を防ぐためには、フェライ
トアンテナ３はプレーヤメカニズム４とある程度の距離
をおいて配置する必要があり、厚みが厚くなる欠点があ
った。第６図の場合には、フェライトアンテナ３と対向
するプレーヤメカニズム４０面が小さいため感度劣化は
沙ないが、機器サイズが大きくなる欠点があった。また
、プレーヤ本体１とその可動部である蓋体１ｂのフェラ
イトアンテナに隣接する所に金属材料を使用することに
より感度劣化が生ずるため、デザイン面での制約もある
。第６図にはより薄型に構成した、つまり蓋体１ｂにラ
ジオ受信機を設けた例を示している。プレーヤ本体１に
プレーヤメカニズム４及び本体回路を構成するプリント
基板６を構成し、可動部である蓋体１ｂにフェライトア
ンテナ３を搭載してラジオ受信回路を構成するプリント
基板２を構成したものである。この場合には、蓋体１ｂ
の開成時にプレーヤ本体１のプレーヤメカニズム４にフ
ェライトアンテナ３が極く接近するため、感度劣化はま
ぬがれない。

発明が解決しようとする問題点 ところが、従来装置では第６図の場合に蓋体１ｂに使用
する金属材の影響により、第６図の場合にはプレーヤ本
体１に使用するプレーヤメカニズム４等の金属材の影響
により、受信感度が悪化するという問題があった。

本発明は、このような従来の問題点を解消するものであ
り、装置本体に可動自在な蓋体にラジオ受信機を構成し
、そのラジオ受信機のフェライトアンテナが装置本体の
金属部材の影響を受けないようにすることができるラジ
オ受信機付プレーヤを提供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明は、装置本体にプレーヤを構成すると共に、上記
装置本体に可動可能な蓋体にフェライトアンテナを有す
るラジオ受信回路を構成したラジオ受信機付プレーヤで
あって、上記フェライトアンテナが上記プレーヤの金属
構成部と対向する上記蓋体の対向面側に、そのフェライ
トアンテナより大きな面積をもつ電磁シールド用のアル
ミニウム材を設けたことを特徴とするものである。

作用 本発明のラジオ受信機付プレーヤは、フェライトアンテ
ナ側であってプレーヤの金属構成部との対向面側に電磁
シールド用のアルミニウム材を設けることにより、プレ
ーヤの金属構成部がフェライトアンテナのインダクタン
スおよび透磁率に与える悪影響をシールドし、ラジオ受
信感度を良好に保ち、結果として受信感度のよい小型薄
型のラジオ受信機付プレーヤを実現することができるも
のである。

実施例 以下、本発明の実施例のラジオ受信機付プレーヤを図面
を参照して説明する。第１図に本発明の第１の実施例で
あるラジオ受信機付プレーヤの断面図を、第２図にその
外観図を示す。本実施例はラジオ受信機をポータプル用
コンパクトディスクプレーヤの蓋体６ｂに搭載したもの
であり、装置本体６＆にはＣＤ用スイッチすなわち、Ｃ
Ｄ蓋オープンスイッチＳＷ１、プレイまたはポーズ用ス
イッチ８１２、ＣＤ制御用スイッチＳＷ３　、音質切換
用スイッチＳＷａ、液晶ディスプレイ１６、音量調整用
ボリウムＶＯ１，ヘッドホン用ジャックＨＰ等が設けて
あシ、蓋体６ｂにはラジオ受信機用目盛部１３、切換ス
イッチＳＷＳ　、チューニングつまみＴＵＮ等が設けで
ある。また蓋体６ｂには装置本体ｅ＆に装着するコンパ
クトディスクの回転及びラベルを見るための透光部１４
が設けである。装置本体６２Ｌ内には、コンパクトディ
スク板ｅを搭載し鹿動するためのＣＤメカニズム８及び
この下部に装置本体の回路を構成するプリント基板Ｔが
配置してあり、一方蓋体６ｂにはコンパクトディスク板
９’１ｚＣＤメカニズム８に固着回転自在にするための
マグネット部１２及びラジオ受信機の回路を構成するた
めのプリント基板１０を取付けてある。本プリント基板
１０上にはフェライトアンテナ３を装着して接続し、装
置本体６ａ内のＣＤメカニズム８及びコンパクトディス
ク板９等の金属材により蓋体６ｂの開閉時にも受信感度
に大きな影響を与えないように電磁シールド用のアルミ
ニウム材１１をフェライトアンテナ３と反対側のプリン
ト基板１０の面に装着しである。

発明の効果 以上のように本発明のラジオ受信機付プレーヤは、フェ
ライトアンテナ側であってプレーヤの金属構成部との対
向する面側に上記フェライトアンテナより大きな電磁シ
ールド用のアルミニウム材を設けることにより、プレー
ヤの金属構成部がフェライトアンテナのインダクタンス
および透磁率に与える悪影響をシールドするため、受信
感度のよい小型薄型のラジオ受信機付プレーヤを提供す
ることができるものであり、実用上極めて有利なもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のラジオ受信機付プレーヤの断面図、第
２図はその外観斜視図、第３図は金属による中波受信感
度の低下の関係を示す図、第４図。 第６図、第６図は従来のラジオ受信機付プレーヤを示す
断面図である。 ３・・・・・・フェライトアンテナ、６亀・・・・・・
装置本体、６ｂ・・・・・・蓋体、８・・・・・・金属
により構成されるＣＤメカニズム部、１ｏ・・・・・・
ラジオ受信機用プリント基板、１１・・・・・・電磁シ
ールド用アルミニウム材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 ／３　　３ｕ１５ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 装置本体と、この装置本体に対して可動自在に取付けら
   れた蓋体を備え、上記装置本体に磁気テープ、ディスク
   等の記録媒体に記録された情報を再生するプレーヤメカ
   ニズムを構成し、上記蓋体にフェライトアンテナを含む
   ラジオ受信回路を構成したラジオ受信機付プレーヤであ
   って、上記蓋体には上記フェライトアンテナが上記プレ
   ーヤを構成する磁性材料でなる金属構成部と対向する面
   側に、上記フェライトアンテナより大きい面積をもって
   電磁シールドとしてのアルミニウム材を配設したことを
   特徴とするラジオ受信機付プレーヤ。