JPS62244950A - 疲労破壊防止補強材 - Google Patents
疲労破壊防止補強材Info
- Publication number
- JPS62244950A JPS62244950A JP8828186A JP8828186A JPS62244950A JP S62244950 A JPS62244950 A JP S62244950A JP 8828186 A JP8828186 A JP 8828186A JP 8828186 A JP8828186 A JP 8828186A JP S62244950 A JPS62244950 A JP S62244950A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing material
- preventing
- fatique
- destruction
- welded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 title claims description 20
- 230000006378 damage Effects 0.000 title 1
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
本発明は疲労破壊防止補強材に係り、船体や陸上溶接構
造物における溶接取付補強材に関しその溶接止端部にお
ける応力集中を緩和し、該部分からの疲労破壊を適切に
防止しようとするものである。
造物における溶接取付補強材に関しその溶接止端部にお
ける応力集中を緩和し、該部分からの疲労破壊を適切に
防止しようとするものである。
産業上の利用分野
各種構造体における溶接取付補強材に関する疲労破壊防
止技術。
止技術。
従来の技術
船体や陸上構造物などにおいて補強材を溶接によって取
付けることが多いが、斯かる構造物で荷重が繰返し作用
するような条件下においては疲労亀裂の発生進展するこ
とがある。
付けることが多いが、斯かる構造物で荷重が繰返し作用
するような条件下においては疲労亀裂の発生進展するこ
とがある。
即ち第2図はこのような場合の1例を示すもので、部材
2を部材3に溶接するに当って部材2の両側に補強材1
、lをその板面が各部材2.3の板面に直交する関係で
配設し溶接11するときに、前記補強材1の大きさ、形
状が適当でないときは溶接11の第3図に更に拡大して
示すような止端部5に外力による高い応力集中が生ずる
ことになる。従って船体や鉄道橋などのように波浪強度
や列車荷重の如きが繰返し作用する構造物にあっては斯
かる応力集中部から疲労亀裂4が発生、進展する。
2を部材3に溶接するに当って部材2の両側に補強材1
、lをその板面が各部材2.3の板面に直交する関係で
配設し溶接11するときに、前記補強材1の大きさ、形
状が適当でないときは溶接11の第3図に更に拡大して
示すような止端部5に外力による高い応力集中が生ずる
ことになる。従って船体や鉄道橋などのように波浪強度
や列車荷重の如きが繰返し作用する構造物にあっては斯
かる応力集中部から疲労亀裂4が発生、進展する。
そこでこのような疲労破壊を防止するため第4図に示す
ように補強材1aを充分に長大とし、或いは第5図に示
すように補強材7の斜辺を円弧状その他の曲線形状とし
て溶接止端部5付近の応力集中を低減させ、更には第6
図のように溶接ビード9の一般的に突出した表面をグラ
インダー仕上げして反対に凹入させた滑らかな曲面とな
し、該部分における応力集【1コを縮減することが行わ
れている。
ように補強材1aを充分に長大とし、或いは第5図に示
すように補強材7の斜辺を円弧状その他の曲線形状とし
て溶接止端部5付近の応力集中を低減させ、更には第6
図のように溶接ビード9の一般的に突出した表面をグラ
インダー仕上げして反対に凹入させた滑らかな曲面とな
し、該部分における応力集【1コを縮減することが行わ
れている。
発明が解決しようとする問題点
然しこれら従来のものでは、第4図のように補強材を長
大とすると重量が増加し又材料費が嵩むと共に溶接長が
大となることから溶接工数も増加せざるを得ない。
大とすると重量が増加し又材料費が嵩むと共に溶接長が
大となることから溶接工数も増加せざるを得ない。
又第5図のものでは補強材の輪廓形状における曲線部の
切出しが煩雑であって、又工数も増加する。第6図のも
のでは溶接ビードの全面をなめらかにグラインダー仕上
げするための工数が多大である。
切出しが煩雑であって、又工数も増加する。第6図のも
のでは溶接ビードの全面をなめらかにグラインダー仕上
げするための工数が多大である。
「発明の構成」
問題点を解決するための手段
2部材を溶接するに当り、それら2部材間に補強材を溶
接して取付けたものにおいて、該補強材の溶接止端部近
傍に応力伝播を阻止するための円孔を形成したことを特
徴とする疲労破壊防止補強材。
接して取付けたものにおいて、該補強材の溶接止端部近
傍に応力伝播を阻止するための円孔を形成したことを特
徴とする疲労破壊防止補強材。
作用
円孔によって補強部材の溶接止端部に伝えられる応力の
流れを阻止し、溶接止端部に応力の集中することを回避
する。
流れを阻止し、溶接止端部に応力の集中することを回避
する。
従って応力集中によって発生する疲労亀裂の発生自体を
制限し、又その進展を抑制する。
制限し、又その進展を抑制する。
実施例
本発明によるものの具体的な実施態様を添附図面に示す
ものについて説明すると、部材2.3を補強材lを用い
て溶接することは上記した従来からのものと同じであり
、補強材1の端縁1zは直線状のものであるが、斯うし
た補強材1の溶接止端部近くに円孔6を穿孔したもので
ある。
ものについて説明すると、部材2.3を補強材lを用い
て溶接することは上記した従来からのものと同じであり
、補強材1の端縁1zは直線状のものであるが、斯うし
た補強材1の溶接止端部近くに円孔6を穿孔したもので
ある。
即ちこのような本発明によるときは補強材lから前記部
材2または3に伝えられる応力は上記円孔6の存在によ
って阻止され、溶接止端部5に伝えられる以前に部材2
または3に伝えられることとなり、部材2または3の中
で拡散されるから溶接止端部5における応力集中は低減
される。つまり溶接止端部5からの疲労破壊を防止し、
少(ともその発生確率を的確に低減できるゆ 前記円孔6は補強材1の端部近くにドリルの如きで穿孔
するだけで充分であり、特別な工数ないし部材を必要と
することなしに所期の疲労破壊防止目的を達成し得る。
材2または3に伝えられる応力は上記円孔6の存在によ
って阻止され、溶接止端部5に伝えられる以前に部材2
または3に伝えられることとなり、部材2または3の中
で拡散されるから溶接止端部5における応力集中は低減
される。つまり溶接止端部5からの疲労破壊を防止し、
少(ともその発生確率を的確に低減できるゆ 前記円孔6は補強材1の端部近くにドリルの如きで穿孔
するだけで充分であり、特別な工数ないし部材を必要と
することなしに所期の疲労破壊防止目的を達成し得る。
「発明の効果」
以上説明したような本発明によるときは単純な穿孔だけ
で溶接止端部に対する応力集中を阻止し、補強材の取付
けられた部材中に拡散して疲労破壊を防止し得るもので
あり、特別な王政や部材を必要としないから簡易且つ低
コストであるなどの卓越した効果を有し、工業的にその
効果の大きい発明というべきである。 ゛
で溶接止端部に対する応力集中を阻止し、補強材の取付
けられた部材中に拡散して疲労破壊を防止し得るもので
あり、特別な王政や部材を必要としないから簡易且つ低
コストであるなどの卓越した効果を有し、工業的にその
効果の大きい発明というべきである。 ゛
図面は本発明の技術的内容を示すものであって、第1図
は本発明によるものの平面図と側面図とを併せて示した
説明図、第2図から第6図は何れも従来のものを示し、
第2図は従来の一般的な補強材取付関係、第3図はその
疲労破壊の発生状況、第4図から第6図はそれぞれ従来
の応力集中を回避するための構造を示した説明図である
。 然してこれらの図面において、1は補強材、2.3はそ
れぞれ補強材の取付けられる部材、5は溶接止端部、6
は円孔を示すものである。 特 許 出 願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 塩 津 弘
離開 鶴 1)
良 大同 片
岡 福 彦代 理 人 弁理士 白 川
−1; 第 / I 第 2!Il 第 σ I 第 4 画 〃 /dt 2 隼 5 @ 第 d 圓
は本発明によるものの平面図と側面図とを併せて示した
説明図、第2図から第6図は何れも従来のものを示し、
第2図は従来の一般的な補強材取付関係、第3図はその
疲労破壊の発生状況、第4図から第6図はそれぞれ従来
の応力集中を回避するための構造を示した説明図である
。 然してこれらの図面において、1は補強材、2.3はそ
れぞれ補強材の取付けられる部材、5は溶接止端部、6
は円孔を示すものである。 特 許 出 願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 塩 津 弘
離開 鶴 1)
良 大同 片
岡 福 彦代 理 人 弁理士 白 川
−1; 第 / I 第 2!Il 第 σ I 第 4 画 〃 /dt 2 隼 5 @ 第 d 圓
Claims (1)
- 2部材を溶接するに当たり、それら2部材間に補強材を
溶接して取付けたものにおいて、該補強材の溶接止端部
近傍に応力伝播を阻止するための円孔を形成したことを
特徴とする疲労破壊防止補強材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828186A JPS62244950A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 疲労破壊防止補強材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8828186A JPS62244950A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 疲労破壊防止補強材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62244950A true JPS62244950A (ja) | 1987-10-26 |
Family
ID=13938516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8828186A Pending JPS62244950A (ja) | 1986-04-18 | 1986-04-18 | 疲労破壊防止補強材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62244950A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639580A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-02-15 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 溶接継手の応力集中緩和方法 |
KR100395589B1 (ko) * | 2001-05-21 | 2003-08-21 | 명보산공 주식회사 | 교량의 강재 주형보 보강공법 및 그 구조 |
JP2006169851A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | ブラケット構造体 |
JP2008223393A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Jfe Engineering Kk | 高疲労耐久性鋼構造物 |
-
1986
- 1986-04-18 JP JP8828186A patent/JPS62244950A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0639580A (ja) * | 1992-07-22 | 1994-02-15 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 溶接継手の応力集中緩和方法 |
KR100395589B1 (ko) * | 2001-05-21 | 2003-08-21 | 명보산공 주식회사 | 교량의 강재 주형보 보강공법 및 그 구조 |
JP2006169851A (ja) * | 2004-12-16 | 2006-06-29 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd | ブラケット構造体 |
JP2008223393A (ja) * | 2007-03-14 | 2008-09-25 | Jfe Engineering Kk | 高疲労耐久性鋼構造物 |
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