JPS62244725A - 内燃機関の運転制御方法 - Google Patents

内燃機関の運転制御方法

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JPS62244725A
JPS62244725A JP61087656A JP8765686A JPS62244725A JP S62244725 A JPS62244725 A JP S62244725A JP 61087656 A JP61087656 A JP 61087656A JP 8765686 A JP8765686 A JP 8765686A JP S62244725 A JPS62244725 A JP S62244725A
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internal combustion
combustion engine
controlling
engine
forward clutch
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Hiromichi Kimura
弘道 木村
Kunihiro Iwatsuki
邦裕 岩月
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、自動車等の車輌に用いられる内燃機関の運転
制御方法に係り、特にフォワードクラッチの係合圧の低
減によりアンチクリープ制御(クリープ低減制御)を行
う車輌用自動変速機と組合せられて用いられる内燃機関
の運転制御方法に係る。 従来の技術 自動車等の車輌に用いられる自動変速磯は、一般に、内
燃機関の如き原!IJ機より回転動力を与えられるm体
式トルクコンバータと、前記流体式トルクコンバータよ
り回転動力を与えられ複数個の摩擦係合装置の係合と解
放により複数個の変速段の間に切換えられる遊星歯車式
の歯車変速装置とをイ1し、前記歯巾変速装置は車速と
アクセルペダルの踏込量とに応じて予め定められた変速
パターンに従って変速段を切換えられるようになってい
る。 従来一般に、上述の如き車輌用自動変速)幾に於ては、
マニュアルシフトレンジがDレンジの如き走行レンジに
設定されていると、アクセルペダルの踏込みが解除され
且重速が実質的に零であっても、即ちアイドル運転時に
も前記歯車変速装置は、ニュートラル状態にはならず、
第一速段に設定され、このため車輌の発進はアクセルペ
ダルの踏込みに対して優れた応答性をちって行われるが
、しかしアイドル運転時に1)0記歯車変速′SI置が
第一速段に設定されていると、内燃機関の出力が流体式
トルクコンバータを経て前記歯巾変速装置の前進走行用
入力部材に伝達されるため、アイドル振動が大きく、ま
たクリープが生じ、車輌を完全に停止させるためには車
輌走行制動用ブレーキを制動作動さぼるべくブレーキペ
ダルが比較的強く踏込まれなければならず、更にこの時
の流体式トルクコンバータの引泗りによってアイドル運
転時の燃料経済性が悪化し、しかも流体式トルクコンバ
ータの作Uノ油の温度が上昇することが知られている。 上述の如き問題に鑑み、マニュアルシフトレンジが前進
走行レンジに設定されていて車輌が実質的に停止してい
るアイドル運転時には歯車変速装置をニュー1−ラル状
態或いはニュートラル状態相当にすべく前記歯車変速装
置の摩擦係合装置のうち流体式トルクコンバータの出力
部材と611車変速装はの車輌前進走行用入力部材とを
選択的に接続する所謂フォワードクラッチを解放或いは
フォワードクラッチの係合圧を前進変速段達成時より低
く該フォワードクラッチが滑りを生じる程度の値に設定
し、流体式トルクコンバータの出力トルクが歯車変速装
置の前進走行用入力部材に伝達されないようにするアン
チクリープ制御装置を協えた車輌用自動変速機が既に提
案されており、これは、例えば、特公昭47−1996
2号、特開昭56−21047号、特開111158−
128552@、特開昭58−193953号、特開昭
59−6454号の各公報に示されている。 上述の如き車輌用自動変速機は所期の目的を達成し、こ
の車輌用自動変速機に於ては、アイドル振動が低減し、
またクリープの発生が防止され、ブレーキペダルが強く
踏込まれなくても車輌が完全に停止し、またこの時の流
体式トルクコンバータの引摺りがなくなることによって
アイドル運転時の燃料経済性が改善され、流体式トルク
コンバータの作動油の温度が上界することも回避される
。 発明が解決しようとする問題点 しかし、車輌の発進時に上述の如きアンチクリープ制御
の解除が行われると、フカワードクラッチの係合圧の増
大中にアクセルペダルの踏込みに伴う機関出力の増大が
生じ、フォワードクラッチに作用するトルクが増大し、
このためにフォワードクラッチの係合時に於けるフォワ
ードクラッチの摩1!A材のエネルギ吸収端が増大し、
フォワードクラッチの耐久性が低下づ”る。またこの場
合には出力軸トルクの変動が大きくなり、中立レンジか
ら前進走行レンジへのマニュアルシフトレンジチエンジ
ショックが大きくなる。 本発明は、上述の如き問題に鑑み、フォワードクラッチ
の係合圧の低減によりアンチクリープ制御が行われても
その解除がフォワードクラッチの耐久性の低下及び大き
いショックを生じることなく行われるようにする内燃機
関の運転制御方法を提供することを目的としている。 問題点を解決するための手段 上)木の如き目的は、本発明によれば、アンチクリープ
制御の解除時には機関出力を一時的に低減せしめること
を特徴とする内燃機関の運転制御方法によって達成され
る。 このアンチクリープ制御の解除時の内燃機関出力の一時
的な低減は内燃機関の点火時期の遅角、内燃機関に供給
する燃料の供給量の低減或いは吸入空気filの低減に
より行われれば良い。機関出力を低減するのは機関負荷
が所定値以上の時のみであって良い。 機関出力を低減する時間はアンチクリープ制御解除時の
機関負荷に応じて可変設定されて良い。 機関出力の低減を解除する時期は車輌用自動変速機の回
転メンバの回転数或いはフォワードクラッチの油圧に応
じて決定されてら良い。 発明の作用及び効果 本発明による内燃機関の運転制御方法によれば、アンチ
クリープ制御の解除時、即らフォワードクラッチの係合
過程時には機関出力が低減されることにより、フォワー
ドクラッチの係合時に於けるフォワードクラッチの摩擦
材のエネルギ吸収■は少なくて済むようになり、フォワ
ードクラッチの耐久性の低下が回避される。またこれに
伴い出力軸トルクの変動が大きくなることが回避され、
中立レンジから前進走行レンジへのマニュアルシフトレ
ンジチェンジ時に大きいショックが生じることが回避さ
れる。 前記フォワードクラッチの係合時に於てフォワードクラ
ッチの摩擦材のエネルギ吸取機がフォワードクラッチの
耐久性を低下するほど増大するのは機関負荷が所定値以
上の時であり、換言すればアクセルペダルが比較的大き
く踏込まれた時であり、従って、実際にはアンチクリー
プ制御の解除時に機関出力を一時的に低減する必要があ
るのは機関負荷が所定値以上の時のみである。従って機
関負荷が所定値以上である時にのみ機関出力の低減が行
われることにより所期の目的は達成された上で機関負荷
が比較的小さい時にそれに加えて機関負荷が低減される
ことに起因して内燃機関の運転性が悪化することが回避
される。 アンチクリープ制御の解除時に機関出力を低減する期間
は内燃機IIIの加速応答性の観点から所期の目的を達
成した上で可及的に短いことが好ましく、このことに起
因して機関出力を低減する時間はアンチクリープ制御解
除時の機関負荷に応じて可変設定され、また機関出力の
低減を解除する時期はフォワードクラッチの係合完了時
期に同期して行われるべく車輌用自動変速機の回転メン
バの回転数或いはフォワードクラッチの油圧に応じて設
定される。 実施例 以下に添付の図を参照して本発明を実施例にっいて詳細
に説明する。 第1図は一般的な車輌用自動変速機の構成を解図的に示
している。自動変速機1は、ポンプ羽根車3とタービン
羽根車4とステータ羽根Tt15と直結クラッチ6とを
有する三要素一段二相型の一般的な直結クラッチ付流体
式トルクコンバータ2と、補助変速装置としての歯車変
速装置7とを有し、流体式トルクコンバータ3の入力部
材であるポンプ羽根車aは内燃機関100の出力@10
1に駆動連結され、流体式トルクコンバータ2の出力部
材であるタービン羽根車4は歯!i変速装冒7の入力軸
9に駆動連結され、歯車変速装置7の出力軸8は車輌の
図示されていない駆動車輪に着初歯車装置を経て駆動連
結されている。 内燃機関100は、燃料インジェクタ102より燃料を
噴射供給され、点火時期制御装置103により点火時期
を制御され(燃焼機関としての運動を制御されるように
なっている。 燃料インジェクタ102と点火時期制御装置103の作
動はエンジンコントロールコンビコータ70により制御
されるようになっている。エンジンコントロールコンピ
ュータ70は、吸気管圧力センサ、機関回転数センナ、
水温センナ等を含むエンジンコント・ロールセンサ群7
1とトランスミッションコント[1−ルコンピュータ6
0より機関運転制御に必要な各種情報を入力してこれら
情報に従って燃料噴射量ど点火時期を決定し、これの制
御信号を燃料インジェクタ102と点火時期制御装置1
03の各々へ出力するようになっている。 歯車変速装置7は副歯車変速装置10と主歯車変速装置
11どを互いに直列に有している。 副歯車変速装置10は、サンギア12と、サンギア12
と同君に設
【プられたリングギア13と、サンギア12
とリングギア13との間にあって該両者に噛合したプラ
ネタリビニオン14と、プラネタリビニオン14を回転
可能に支持したキ1戸リア15と、サンギア12に対す
るキャリア15の左回転を阻止するワンウェイクラッチ
(Foo16と、サンギア12とキャリア15とを選択
的に連結するODクラッチ(Go ) 17と、サンギ
ア12を1〜ランスミツシヨンケースに対し選択的に固
定するO、 Dブレーキ(Bo)18とを含んでおり、
ギ11リア1;うを入力軸9に駆Uj連結され、○Dク
ラッヂ17と○Dブレーキ18との選択的な係合によっ
て二つの変速段の間に切換えられるようになっている。 主歯車変速装置11は、中間軸19によってUいに連結
されたフロントサンギア20及びリア4Yンギア21と
、フロントサンギア20ど同心に設けられたフ[]ンヒ
トリング1ニア2と、リア4Yンギア21と同心に設け
られたリアリングギア23と、ノ[1ント壷ナンギア2
0とフロントリングギア22との間にあって該両者に噛
合したフロントプラネタリビニオン24と、リアサンギ
ア21とリアリングギア23との間にあって該両者に噛
合し!こりアブラネタリピニオン25と、フロントプラ
ネタリビニオン24を回転可能に支持したフロン(ヘキ
I7リア26と、リアプラネタリビニオン25を回転可
能に支持したリアキャリア27と、主歯車変速装置11
の前進走行用入力部材であるフロントリングギア22を
副歯車変速装置aioの出力部材であるリングギア13
に選択的にトルク伝達関係に接続するフォワードクラッ
チ(C+>28と、中間軸19とリングギア13とを選
択的にトルク伝達関係に接続するダイレクトクラッチ(
C1り2つと、中間軸19をトランスミッションケース
に対し選択的に固定するシフト用ブレーキ(B1)30
ど、リアキャリア27をトランスミッションケースに対
し選択的に固定するもう一つのシフト用ブレーキ(B2
>31と、リアキャリア27のの回転を1コツクJるワ
ンウェイクラッチ−(F+ )32とをイjしており、
フロントキせリア26及びリアリングギア23を出力軸
8に駆動連結され、前記複数個のクラッチと前記複数個
のブレーキとが各々の所定の組合せにて係合及び解放さ
れることにより前進二段と後進一段の複数個の変速段の
間に切換えられるようになっている。 歯11変速装@7は副歯117変速装置10と主歯車変
速装置11の複数個のクラッチと複数個のブレーキとが
次に示された表に従って係合及び解放されることにより
副歯車変速装置10と主歯車変速装置11との共動作用
によってオーバドライブ段を含む前進五段と後進一段の
複数個の変速段を選択的に達成する。 第−速     OxO×××Δ△ D 第二速     Q x x X X O△×し 
第三速     OxO○xxx△ン 第四速    
 000xxxx△ジ 第五速報    QQXXX○
××第−速     o x o x x x△△S 
第二速     O×××OOΔ×] 第三速    
 ○×○○xxxΔL 第−速     OxO×○×
ΔΔ5 第二速     O×××O○Δ×この表に於
て、○印は当該クラッチ或いはブレーキが係合されてい
ることを示し、X印は当該クラッチ又はブレーキが解放
されていることを示し、Δ印は当該ワンウエイクラッヂ
が内燃機関側より駆動車輪を駆動するエンジンドライブ
時には係合(ロック)され、駆動車輪側より内燃機関が
駆動されるエンジンブレーキ時には解放(フリー)され
ることを示している。 尚、Lレンジに於ては、第二速段へのアップシフトは行
われず、第二速段より第一速段へのダウンシフトのみが
行われる。 副歯車変速装置10と主歯車変速装置11のクラッチ1
7.28.29とブレーキ18.30゜31は各々油圧
サーボv4置により駆動されて選択的に係合作動する油
圧作動式のものであり、前記油圧サーボ装置に対する油
圧の給1ノ+をI+制御する油圧制御装置と該油圧制御
′aA置の油路の切換を指示するマイク1」コンピュー
タを含んだ電子制御#装置による制御によって各マニュ
アルシフトレンジ毎(二巾速とスロットル開度とに応じ
て予め定められたそれ自身周知の一般的な変速バクーン
に従つ−(rfJ記クラりヂと前記ブレーキの係合と解
放が上述の如き組合せにて行われることにより歯巾変速
装置ffi 7の変速段が切換設定される。 第2図は本発明による車輌出自!IJl変速機の一つの
実施例をその要部について示している。、変速制御用の
前記油圧制御装置はソレノイド37によって切換えられ
るアイドル制御弁36を右してa3す、該アイドル制御
弁のボートaは途中に較り47aを有する油路38a及
び油路38によって、もう一つのボートbは途中に絞り
47bを右する油路38b及び油路38によって各々マ
ニュアルシフト弁39のフォワードポートに接続され、
これらボートはマニュアルシフトレンジがDレンジ、S
レンジ、1−レンジの如き前進走行レンジに設定されて
いる時にはマニュアルシフト弁39J:り常にライン油
圧を供給されるようになっている。尚、マニュアルシフ
ト弁39は油路40によってライン油圧制御弁(プライ
マリレギュレータ弁)41に接続され、またライン油圧
制御弁41は油路42によってオイルポンプ43に接続
されている。 アイドル制御弁36はボートaとb以外に二つのボート
Cとfを有してd5す、ボートeは油路44及び絞りボ
ート45を備えたリリーフ弁46に接続され、ボートf
は油路48によってフォワードクラッチ28の油圧サー
ボ装置33の油室351】に接続されている。アイドル
制御弁36は、ソレノイド装置37に通電が行われてい
る時には図示されている如くボートaをボートCに接続
するとfi1時にボートeとボートfとを接続し、これ
に対しソレノイド装@37に通電が行われていない時に
はボート[をボートeより切り離してボート[)に接続
ようになっている。 従って、マニュアルシフトレンジがDレンジの如き曲進
走行レンジにある時に於てアイドル制御弁36のソレノ
イド37に通電が行われると、ライン油圧より低くリリ
ーフ弁46のリリーフ設定圧により決まる油圧がフォワ
ードクラッチ28の油室35bに供給され、これに対し
ソレノイド37に通電が行われていない時には油室35
bにライン油圧が供給される。 フォワードクラッチ28の油圧サーボ装置33は、サー
ボピストン35aを含み油室35 ′oに供給される油
圧の増大に応じてサーボピストン35aが戻しばね34
のばね力に抗して図にて右方へ移動することによりフォ
ワードクラッチ28を係合作動させ、油室35bの油圧
の増大に応じてクラッチ係合圧を増大するようになって
いる。 リリーフ弁46のリリーフ設定圧は、フォワ−ドクラッ
チ28が滑りを生じ、フォワードクラッチ28が正にト
ルク伝達を開始する寸前のサーボ油圧に等しい油圧に設
定されでおり、このためフォワードクラッチ28の油室
35bにリリーフ弁46のリリーフ設定圧に等しい油圧
が供給されている時にはフォワードクラッチ28は正に
トルク伝達を開始する寸前の状態にて滑りを生じ得る状
態に設定される。これによりアンチクリープ制御が行わ
れる。尚、フォワードクラッチ28の油室35bにライ
ン油圧が供給された場合には、フォワードクラッチ28
は完全な係合状態になり、滑りを生じることなく副歯車
変速装置10のリングギア13と主歯車変速装置11の
フロントリングギア22とを完全なトルク伝達関係に接
続する。 アイドル制御弁36のソレノイド37に対する通電制御
は1〜ランスミツシヨンコントロールコンピユータ60
により行われるようになっている。 トランスミッションコントロールコンピュータ60は、
一般的なマイクロコンピュータを含んでおり、スロット
ル開度センナ62より内燃機関100のスロットル弁の
開度に関する情報を、車速センサ63より車速に関する
情報を、シフトポジションスイッ′f−64よりマニュ
アルシフトレンジに関する情報を、ブレーキスイッチ6
5より車輌のフッ[−ブレーキ或いはパーキングブレー
キが制動作動しているか否かに関する情報を各々与えら
れ、第3図に示されている如きフローチャートに従って
ソレノイド37に対する通電を制御してアンチクリープ
制御を行うようになっている。 次に第3図に示されたフローチャートを参照してアンチ
クリープ制御とそれに伴う本発明による内燃機関の運転
制御方法の実施要領について説明する。第3図に示され
たフローチャートのルーチンは所定時間毎或いは所定ク
ランク角毎に繰返し実行される。 ステップ10oに於ては、各種はンナより情報を入力す
ることが行われる。 ステップ101に於ては、スロットル開度に応じてタイ
マセット値T+ ともう一つのタイマセット値T2とを
決定することが行われる。タイマセラ1〜値T+ とT
2は各々スロットル開度の増大に応じて増大すべく決定
される。 ステップ102に於ては、フラッグFが2であるか否か
の判別が行われる。F−2である時は既にアンチクリー
プ制御解除時の機関出力低減が実行されている時であっ
てこの時にはステップ121へ進み、これに対しF−2
でない時にはステップ103へ進む。 ステップ103に於ては、マニュアルシフトレンジがD
レンジ、Sレンジ或いはLレンジの如き前進走行レンジ
であるか否かの判別が行われる。 マニュアルシフトレンジが前進走行レンジである時には
ステップ106へ進み、これに対しマニュアルシフトレ
ンジが前進走行レンジでない時、即らPレンジ、Rレン
ジ或いはNレンジである時にはステップ104へ進む。 ステップ104に於ては、フラッグFがOであるか否か
の判別が行われる。F−0である時はアンチクリープ制
御も機関出力低減制御も行われていない通常時であって
この時にはリセットされ、これ対しF=○でない時には
ステップ105へ進む。 ステップ105に於ては、アイドル制御弁36のソレノ
イド37に対する通電が停止され、またフラッグFを0
にすることが行われる。これによりアンチクリープ制御
の解除が行われる。 ステップ106に於ては、スロットル間度ヒンサ62に
より検出されたカロットル開度に暴いて内燃機関の10
0のスロットル弁が全閉、即ちアイドル開度位置にある
か否かの判別が行われる。 スロットル弁がアイドル開度位置にある時にはステップ
107へ進み、これに対しスロットル弁がアイドル開度
位置にない時にはステップ111へ進む。 ステップ108に於ては、車輌制動中であるか否か、即
ちフットブレーキ或いはパーキングブレーキの少なくと
もいずれか一方が制動作動をしているか否かの判別が行
われる。車輌制動中である時にはステップ109へ進み
、これに対し車輌制動中でない時にはステップ111へ
進む。 ステップ109に於ては、フラッグFが1であるか否か
の判別が行われる。F−1である時は既にアンチクリー
プ制御は実行されている時であってこの時にはリセット
され、これに対しF−1でない時にはステップ110へ
進む。 ステップ110に於ては、アイドル制御弁36のソレノ
イド37に対し通電を開始することが行われる。これに
よりフォワードクラッチ28の油室35bにはリリーフ
弁46により決まるライン油圧より低い所定の油圧が供
給され、フォワードクラッチ28の係合圧が前進変速段
達成時より低くフォワードクラッチ28がすべりを生じ
る値に設定される。 この時には、フォワードクラッチ28がすべりを生じる
ことにより流体式トルクコンバータ2の出力トルクが歯
車変速装置7の前進走行用入力部材であるフロントリン
グギア22に伝達されることが阻止され、これによりア
イドル振動が低減し、クリープの発生が防止される。 ステップ111に於ては、フラッグF 7J< Oであ
るか否かの判別が行われる。F−0である時はアンチク
リープ制御が行われていない時であってこの時にはリセ
ットされ、これに対しF=Oでない時にはステップ11
2へ進む。 ステップ112に於ては、フラッグFが3であるか否か
の判別が行われる。F=3である時はステップ115へ
進み、これに対しF=3でない時にはステップ113へ
進む。 ステップ113に於ては、タイマをスタートさせること
が行われる。ステップ113の次はステップ114へ進
む。 ステップ114に於ては、アイドル制御弁36のソレノ
イド37に対する通電を停止することが行われる。これ
によりフォワードクラッチ28の油’J35bにはライ
ン油圧が供給され、これによりフォワードクラッチ28
の係合が開始され、アンチクリープ制御が解除される。 ステップ115に於ては、スロットル開度eが予め定め
られた所定値θsetより大きいが否かの判別が行われ
る。O〉θsetである時にはステップ116へ進み、
e > e setでない時にはステップ122へ進む
。 ステップ116に於ては、機関出力低減指令をエンジン
コントロールコンピュータ7oへ出力することが行われ
る。エンジンコントロールコンピュータ70はトランス
ミッションコントロールコンピュータ60より機関出力
低減指令を受けると、点火時期制御装置103へ遅角制
御18号或いは燃料インジェクタ102へ燃料噴射ω低
減信号を直ちに出力する。これにより内燃機関100の
出力がその時のスロワ1〜ル開度に比して低減する。こ
の機関出力低減量は一定値であってもスロットル開度の
増大に応じて増大されても良い。 ステップ117に於ては、この時のタイマのタイマ値し
を機関出力低減開始時下0として記憶することが行われ
る。 ステップ118に於ては、機関出力低減時間(t −T
o >がタイマセット値TIより大きいか否かの判別が
行われる。t −TO>TIである時は機関出力低減が
タイマセット値T+により決まる所定時間に亙って行わ
れた時であってこの時にはステップ119へ進み、これ
に対し未だ所定時間が経過していない時にはステップ1
20へ進む。 ステップ119に於ては、機関出力解除指令をエンジン
コントロールコンピュータ70へ出力することが行われ
る。エンジンコントロールコンピュータ70はトスラン
スミッションコン1〜ロールコンピユータ60より機関
出力解除指令を受けると直ちに機関出力低減信号を燃料
インジョクタ102或いは点火時期制御装置103へ出
力することを停止する。これにより内燃機関100の機
関出力がスロットル開度により決まる機関負荷に復帰す
る。またステップ119に於ては、フラッグFをOにす
ることが行われる。 ステップ120に於ては、フラッグFを2にすることが
行われる。 ステップ121はフラッグF−2である時に実行され゛
、このステップ121に於ては、スロットル17n a
 eが所定値θsetより大きいか否かの判別が行われ
る。e > e setである時にはステップ118へ
進み、これに対しθ> e setでない時にはステッ
プ119へ進む。これによりスロットル開度が所定値以
下になった時、即ち機関負荷が所定賄以下になると、ア
ンチクリープ制御解除時に於て機関出力低減が所定時間
に亙って行われていなくても直ちに機関出力低減を解除
することが行われる。 ステップ122に於ては、タイマのタイマ値tがタイマ
セット値T2より小さいか否かの判別が行われる。t<
T2である時、即ちアンチクリープ制御条件が成立しな
くなってからタイマセット値下2により決まる所定値が
経過していない時にはステップ123へ進み、これに対
しその所定時間が経過した時にはステップ124へ進む
。 ステップ123に於ては、フラッグ「を3にすることが
行われる。これによりアンチクリープ制御解除開始直後
に於て未だスロワ1〜ル開度θが所定値θset以下で
あってもタイマセット値T2により決まる所定時間が経
過する間に於てスロットル間1eが所定埴θ3Qt以上
になるとJ:述の如き機関出力低減制御が行われる。 ステップ124に於ては、フラッグFをOにすることが
行われる。 上述の実施例に於ては、アンチクリープ制御解除時に行
われる機関出力低減制御の解除は時間制御されているが
、機関回転数センサ66により検出される機関回転数と
車速センサ63により検出される車速との閃いて、或い
はODクラッチドラム回転数センサ68により検出され
るODクラッチ17のドラム回転数或いはフォワードク
ラッチ油圧センサ67により検出されるフォワードクラ
ッチー28の油室35bの油圧に基いてフォワードクラ
ッチ28の係合完了時を見出し、これに暴いて機関出力
低減制御の解除時期が決定されても良い。この場合の制
御は第4図に示されている如きフローチャートに従って
行われる。 また、内燃機関100がその吸気系にアクセルペダル連
動のスロットル弁とは別に吸入空気量制御装置104を
備えているものであれば、この吸入空気量制御Si!装
置104によって吸入空気量を低減することにより機関
出力の低減が行われても良い。 以上に於ては、本発明を特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、
本発明の範囲内にて種々の実施例が可能であることは当
業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な車輌用自動変速機を示ず概略構成図、
第2図は本発明による車輌用自動変速機のアイドル運転
時制御方法の実施に用いられる制御装置の一例を示す概
略構成図、第3図及び第4図は各々アンチクリープ制御
の実施要領の一例を示ずフローチャートである。 1・・・車輌用自動変速機、2・・・流体式トルクコン
バータ、3・・・ポンプ羽根車、4・・・タービン羽根
車。 5・・・ステータ羽根車、6・・・直結クラッチ、7・
・・歯車変速装置、8・・・出力軸、9・・・入力軸、
10・・・副歯車変速装置、11・・・主歯車変速装置
、12・・・サンギア、13・・・リングギア、14・
・・プラネタリビニオン、15・・・キャリア、16・
・・ワンウェイクラッチ、17・・・ODクラッヂ、1
8・・・ODブレーキ。 19・・・中間軸、20・・・フロントサンギア、21
・・・リアリングギア、22・・・フロントリングギア
、23・・・リアリングギア、24・・・フロントプラ
ネタリビニオン、25・・・リアプラネタリピニオン、
26・・・フ1]ントキ1rリア、27・・・リアキャ
リア、28・・・フォワードクラッチ、29・・・ダイ
レクトクラッチ。 30.31・・・シフト用ブレーキ、32・・・ワンウ
ェイクラッチ、33・・・油圧サーボ装置、34・・・
戻しばね、35a・・・リーーボピストン、35b・・
・油室。 36・・・アイドル制御弁、37・・・ソレノイド、3
8.38a 、38b・・・油路、39・・・マニュア
ルシフト弁、40・・・油路、41・・・ライン油圧制
御弁、42・・・油路、43・・・オイルポンプ、44
・・・油路、45・・・絞りボート、46・・・リリー
フ弁、47a、47b・・・絞り、48・・・油路、6
0・・・トランスミッションコントロールコンピュータ
、62・・・スロットル開度センサ、63・・・車速セ
ンサ、64・・・シフトポジションスイッチ、65・・
・ブレーキスイッチ、66・・・機関回転数センサ、6
7・・・フォワードクラッチ油圧センサ、68・・・O
Dクラッチドラム回転数センサ、70・・・エンジンコ
ントロールコンピュータ、71・・・エンジンコントロ
ールセンサ群、100・・・内燃機関、1o1・・・出
力軸、102・・・燃料インジIクタ、103・・・点
火時期制御装置、104・・・吸入空気■制御装置 特 許 出 願 人  トヨタ自動車株式会社代   
理   人  弁理士  明石 昌毅(自 発) 手続補正書 昭和61年12−月12日 1、事件の表示 昭和61年特許願第087656号2
)発明の名称 内燃機関の運転制御方法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  愛知県豊田市トヨタ町1番地名 称  (3
20)トヨタ自動車株式会社4、代理人 居 所  8104東京都中央区新川1丁目5番19号
茅場町長岡ビル3階 電話551−41716、補正に
より増加する発明の数   07、補正の対象  明細
書 (1)明細書第21頁第17行の「カロットル開度」を
「スロットル開度」と補正する。 (2)同第22頁第3行と第4行との間に以下の記述を
加入する。 「ステップ107に於ては、車速が零に近い所定値以下
であるか否かの判別が行われる。車速が所定値以下であ
る時にはステップ108へ進み、車速が所定値以下でな
い時にはステップ111へ進む。」 (3)同第22頁第16行〜第7行の「開始すること」
と「が行われる。」との間に「とフラッグFを1にする
こと」を加入する。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マニュアルシフトレンジが前進走行レンジに設定
    されていて車輌が実質的に停止しているアイドル運転時
    にはフォワードクラッチへ供給する油圧を低減すること
    によりフォワードクラッチの係合圧を減少せしめてクリ
    ープの発生を防止するアンチクリープ制御が行われる車
    輌用自動変速機と組合せられて用いられる内燃機関の運
    転制御方法に於て、アンチクリープ制御の解除時には機
    関出力を一時的に低減せしめることを特徴とする内燃機
    関の運転制御方法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項の内燃機関運転制御方法に
    於て、機関出力の低減は内燃機関の点火時期の遅角によ
    り行うことを特徴とする内燃機関の運転制御方法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項の内燃機関の運転制御方法
    に於て、機関出力の低減は内燃機関に供給する燃料の供
    給量を低減することにより行うことを特徴とする内燃機
    関の運転制御方法。
  4. (4)特許請求の範囲第1項の内燃機関の運転制御方法
    に於て、機関出力の低減は内燃機関の吸入空気量の低減
    により行うことを特徴とする内燃機関の運転制御方法。
  5. (5)特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかの内
    燃機関の運転制御方法に於て、機関出力を低減するのは
    機関負荷が所定値以上の時のみであることを特徴とする
    内燃機関の運転制御方法。
  6. (6)特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかの内
    燃機関の運転制御方法に於て、機関出力を低減する時間
    をアンチクリープ制御解除時の機関負荷に応じて可変設
    定することを特徴とする内燃機関の運転制御方法。
  7. (7)特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかの内
    燃機関の運転制御方法に於て、機関出力の低減を解除す
    る時期を車輌用自動変速機の回転メンバの回転数に応じ
    て決定することを特徴とする内燃機関の運転制御方法。
  8. (8)特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかの内
    燃機関の運転制御方法に於て、機関出力の低減を解除す
    る時期はフォワードクラッチへ供給する油圧に応じて決
    定することを特徴とする内燃機関の運転制御方法。
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JP2010127128A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Nissan Motor Co Ltd 車両の制御装置

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JPS60131326A (ja) * 1983-12-21 1985-07-13 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の変速シヨツク軽減装置

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