JPS62244604A - 舗装用ブロツク等の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、舗装用ブロックや歩道用平板（以下、舗装
用ブロック等という）を即時脱型法で成型し、一定時間
の養生を行なったのち、パレットから分離して組積みを
行なう舗装用ブロック等の製造方法に関するものである
。

〈従来の技術〉 従来の製造方法には大別すると二つあり、その一つは、
複数個の舗装用ブロック等を一度に得るようにした型枠
内に硬練りコンクリートを充填してから振動と加圧を施
して成型俊、これ等生ブロックを下方に即時脱型する際
、型枠の真下に配置された受板を脱型の度に生ブロック
の高さ分だけ下降させて、先に脱型され受板上に載置さ
れている生ブロックの上に新しい生ブロックを生み落し
、１０個程度積み重ねてから搬送機で成型機外へ送り出
し、養生ヤードへ搬送するようにした方式のものであっ
て、生ブロック同士の粘り着きを避けるため、脱型直後
の生プロ゛ツク上面に粘り着き防止用の乾燥砂を薄く散
布する装置が付加されている。

もう一つの方式は、建築用ブロックの成型と同様、１回
の成型に１枚のパレットを、使用し、パレット上に取り
出した生ブロックをパレットごと多段ラックに積み込ん
で、これを所定の場所に搬送して養生し、その後、また
パレットごとラックから取り卸し、パレットから分離し
たブロックを組積みするというものである。

尚、実開昭５９−６８７３５号公報には、舗道用ブロッ
クの場合に特に好適な整列組積装置について開示されて
おり、また、特公昭４７−２９０３号公報には、ラック
桟上に並ぶブロックを一列単位にクランプしてデパレッ
タ用の整列台上に取り卸しする装置について開示されて
いる。

〈発明が解決しようとする問題点〉 前記従来例の如く、受板上に生ブロックを積み上げて複
数の柱状体を形成する方式では、各柱状体は型枠内に設
けた区劃用仕切り厚さ相当の間隔を明けて直立するから
、搬送時の衝撃等で転倒のおそれを生じ、安定性に欠け
るところがあった。また、生ブロック上面に乾燥砂を散
布しても粘り着きを確実に防止できず、粘り着きによる
製品不良を生じたほか、機械的に繁雑なものとする欠点
があった。

１枚のパレットに１回の生ブロックを取り出し、これを
多段ラックに積み込む方式では、舗装用ブロック等の厚
さは通常の建築用ブロックの１／３程度と薄いから、ラ
ックによる占有空間の有効利用度が低くなり、ラック設
備費が嵩むきらいがあった。

く問題点を解決するための手段〉 この発明は、前記した問題点を解決するため、成型機か
ら取り出される生ブロック載置パレットを順番に一列に
整列させ、ついで自走式グリップ′！装置により成型を
除く残余の工程を完結するに要する時間と適合した成型
回数相当の処理単位パレット分を養生ヤードの空°とな
っている帯状エリヤに搬送静置させ、続いて同じ自走式
グリップ装置により他の帯状エリヤ（前記処理単位パレ
ットと同数分を所定層数だけ積キ上げている養生ブロッ
ク載置パレットの最上層分をデパレッターの入口側に搬
送して順次デパレットし、分離パレットを成型機へ戻す
ことを行ない、以後、上記した動作を繰り返すことで、
所定層数分の生ブロック載置パレットの積み上げ並びに
養生ブロック載置パレットの・払い出しを終了後は、対
照とする帯状エリヤをずらして、再び同じ動作を繰り返
すようにしたものである。

〈発明の効果〉 この発明によると、生ブロック載置パレットの上に生ブ
ロック載置パレットを積み上げるから、安定性が極めて
優れ、生ブロック同士の粘り着きはパレットの介在で確
実に解消できる。

また、成型を除く残余の工程を完結するに要する時間と
適合した成型回数相当の複数の生ブロック載置パレット
を処理単位としたから、円滑な連続製造が可能だし、し
かも処理単位パレッ１〜は一列に整列させたから、−遍
に掴まえて搬送するうえで好適であることは勿論、養生
ヤードの帯状エリヤ含これ点平行に配設するときには、
自走式グリップ装置は単に直線状の走行で演むこと、に
なり、上記生ブロック載置パレットの上に生ブロック載
置パレットを積み上げる構成と両々相俟って、その製造
設備の簡易化、設備面積の縮小化等にとって甚だ有効で
ある。

〈実施例〉 第１図には、この発明の方法を実施するに好適な製造装
置の全体的な平面図が示されている。

成型１１１で即時脱型法により取り出された状態は、第
３図の如く、１２個の生ブロック２が１枚のパレッ１−
３上に乗っている。生ブロック２載置パレッ、ト３は成
型機１出口側に設けた整列コンベア°４により５順番に
一列に整列される。

整列コンベア４と平行して、養生ヤードを構成する７つ
の帯状エリヤＡ１〜Ａ７およびデパレツター５の入口側
に設けた別の整列コンベア６が配設される。図示の例で
は、帯状エリヤＡ１〜Ａ５は整列コンベア４の左側に設
けているが残りの帯状エリヤＡ　　、Ａ　　は二つの整
列コンベア４，６間の空所を利用して配置し、こうして
できるだけ設置面積を小さくするようにしている。デパ
レッタ−５で分離されたパレット３はパーツ１〜搬送装
置７で成型機１に戻され、再び使用に供されることにな
る。

整列コンベア４，６および７つの帯状エリヤＡ１〜Ａ７
をカバーする架ｆＳ８が設けられ、この架構８に取付け
た２本のレール９．９上に自走式グリップ装置１ｏが股
がっている。図示した例では、自走式グリップ装置１ｏ
の走行は、減速装置付電動機１１でカウンターシャフト
１２を廻し、該カウンターシャフト両端の歯車で４個の
車輪１３のうち２個を廻すようにしている。油圧シリン
ダ１５により昇降するグリップ部分１４は水平状態を正
しく維持する必要があるが、このため、２本ガイド柱１
６．１６のそれぞれにラック１７．１７を取り付け、こ
れと噛合うピニオン１８．１８をカウンターシャ、　フ
ト１９によって連結している。グリップ部分１４の開閉
アーム２ｏ、２０は、図示するを省略したが、油圧シリ
ンダによって行なわれる。

尚、２１はグリップ部分１４に４本取り付けられた柱状
のストッパー、２２は整列コンベア４の側方に４ケ所に
設けられたストッパー受である。開閉アーム２０．２０
が開いてもストッパー２１．２１には衝突しない。

ところで、成型機１で１回の成型に要する時間は通常１
５〜２０秒でおる。図示の例では処理単位パレッ１〜数
を１０個、つまり時間に換搾し約３分前後となっている
が、この時間内で、グリップ装置１ｏで処理単位パレッ
ト分の生ブロック［Ｆ！パレットを整列コンベア４がら
帯状エリヤΔ４に搬送して積み上げ、続いて同じグリッ
プ装置］Ｏにより他の帯状エリヤΔ５に前記９！１理パ
レツトと同数分を所定層数（例示の場合は１０層）だけ
積み上げている養生ブロック載置パレットの最上周分を
整列コンベア６に搬送して、デパレッター５でブロック
とパレットを分離し、分離パレッ１〜はパレット搬送装
置７で成型機１に戻すこと、すなわち、成型を除く残余
の工程を完結させるのである。

かかる動作を達成するため、図示の例では以下のように
なっている。始めグリップ装＠１０はグリップ間の状態
で、整列コンベア４のところにあり、ストッパー受２１
でストッパー２０を受承している。成型機１による成型
が進み、整列ブロック４端部に設けたリミットスイッチ
ＬＳが送られてきた生ブロック載置パレットでオンとな
ると、グリップ装置１０はグリップ間の状態となり、処
理単位パレッ１へ分を一遍に掴んで吊上げる。吊上げに
よってリミットスイッチＬＳ８がオンとなると走行が開
始され、シーケンス回路により指定した帯状エリヤＡ４
の真上のリミットスイッチＬＳ４をオンとしたところで
止まり、下降を始める。光電スイッチＥＳがブロックを
検出し、更に微小時間下降させることでブロックの上に
パレットが乗る。其処でグリップ間の状態にして積み上
げを完了する。

続いてグリップ間の状態で吊上げ侵、走行させて、シー
ケンス回路により指定した帯状エリヤΔ５真上のリミッ
トスイッチＬｓ５をオンとしたところで止まり、下降を
始める。光電スイッチＥＳがブロックを検出し、更に微
小時間下降させて停止、グリップ間の状態とする。こう
することで処理単位バレット数の養生ブロック載置パレ
ットが一遍に掴まれることになるから、その後は吊上げ
、走行させて、シーケンス回路により指定した整列コン
ベア６真上のリミットスイッチＬＳ９をオンとしたとこ
ろで止め、下降し、積み卸しする。整列コンベア６の出
側に設けたりミツ１−スイッチＬＳにより、整列コンベ
ア６上にパレットが必るがないががゎがる。

上記の動作を繰り返し、帯状エリヤへ４における１０層
の積み上げが終るときには、帯状体エリヤＡ５における
１０層の払い出しも終る。

つぎに空になった帯状エリヤＡ５に積み上げ、帯状エリ
ヤＡ６にあるものを順次払い出す。つまり、対照とする
帯状エリヤを一つだけすら１のである。かかる動作はシ
ーケンス回路によって実施可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の方法を実施するＱ置の全体平面図
、第２図はその側面図、第３図は生ブロック戟εパレッ
トの平面図、第４図はこれを積み上げた状態を示す側面
図である。 １・・・成型機、２・・・生ブロック、３・・・パレッ
ト、４．６・・・整列コンベア、５・・・デパレツター
、７・・・パレット搬送Ｈ置、８・・・架構、１０・・
・自走式グリップ装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、成型機から取り出される生ブロック載置パレットを
   順番に一列に整列させ、ついで自走式グリップ装置によ
   り成型を除く残余の工程を完結するに要する時間と適合
   した成型回数相当の処理単位パレット分を養生ヤードの
   空となっている帯状エリヤに搬送静置させ、続いて同じ
   自走式グリップ装置により他の帯状エリヤに前記処理単
   位パレットと同数分を所定層数だけ積み上げている養生
   ブロック載置パレットの最上層分をデパレッターの入口
   側に搬送して順次デパレットし、分離パレットを成型機
   へ戻すことを行ない、以後、上記した動作を繰り返すこ
   とで、所定層数分の生ブロック載置パレットの積み上げ
   並びに養生ブロック載置パレットの払い出しを終了後は
   、対照とする帯状エリヤをずらして、再び同じ動作を繰
   り返すことを特徴とする舗装用ブロック等の製造方法。