JPS62243863A - 繊維製品の液流処理装置における解撚シボ立て処理装置 - Google Patents

繊維製品の液流処理装置における解撚シボ立て処理装置

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JPS62243863A
JPS62243863A JP8666786A JP8666786A JPS62243863A JP S62243863 A JPS62243863 A JP S62243863A JP 8666786 A JP8666786 A JP 8666786A JP 8666786 A JP8666786 A JP 8666786A JP S62243863 A JPS62243863 A JP S62243863A
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JP
Japan
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untwisting
processing
processing device
liquid flow
collision
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JP8666786A
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English (en)
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等 岩本
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Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は布帛等の繊維製品の液流処理装置における解撚
シボ立て処理装置に関する。
従来の技術 −・殻に強撚糸織物等を解撚シボ立て処理する場合は、
加工糸編織物等のリラックス処理の場合と異なり、被処
理物を適当な緊張ないし無緊張な状態で且つ適当な温水
中で強力な強制的振動もしくは衝撃を与えながら処理す
ることが必要である。
従来の強撚糸織物等の解撚シボ立て処理装置としては、
回転ドラム内に処理すべき布帛を入れ、このドラムを高
温液体中で正逆反転させて、処理をするロータリドラム
ワッシャーがある。このようなワッシャーでは布帛に強
力な衝撃や叩打の繰り返し作用を行うことができるので
、解撚シボ立て効果が良く、種々の改良は加えられては
いるものの、数十年来、その基本構造は変らず、現在も
広く一般に用いられている。
また、最近の液流処理装置において、移送通路の出口側
あるいは滞溜槽の入口側に衝突板又は邪魔板を付設した
装置がある。その例としては実公昭44−29741号
公報及び特開昭58−80058号公報等が挙げられる
発明が解決しようとする問題点 しかし、上記のようなワッシャーによって解撚シボ立て
処理を行なう場合、長い布帛を渦巻状にして投入するの
で、巻いた布帛が処理中にほどけてからまないようにす
るため、多くの作業者の手作業によってアンドン掛けと
称する耳綴じ作業を行なわなければならないという欠陥
を有していた。
又、衝突板又は邪魔板を付設した装置では、循環移送さ
れる布帛が処理液とともに衝突板に衝突しているが、こ
の衝突は細幅の移送通路から広い滞溜槽へ方向転換しな
がら、且つスムースに移送できるよう布帛を整頓するた
めであって、一般の布帛にリラックス効果を与えること
はあっても、強撚糸織物の解撚シボ立て処理をすること
は出来なかった。
即ち、布帛が処理液噴射部から長い移送通路を経て出て
来た段階で衝突部に突き当っても、布速か大幅に低下し
てしまい、布帛に対して必要な叩打又は衝撃作用を与え
ることが出来ないからである。
本発明は上記のような難点を解消し、強撚糸織物の解撚
シボ立てが十分に行なえる装置を提供しようとするもの
である。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的達成のため、滞溜槽と移送通路とを両
端で連結した環状処理通路内に、ループ状に結合した繊
維製品を装填して、処理液噴射部からの液流によって循
環移行させる間に染色その他の処理をする液流処理装置
において、前記処理液噴射部に接続された移送通路内で
前記処理液噴射部の出口側に近接した位置に液流と共に
繊維製品が衝突する衝突部を設けた繊維製品の液流処理
装置における解撚シボ立て処理装置とした。
作  用 本発明では処理液噴射部に接続された移送通路内の前記
処理液噴射部と近接した位置に衝突部を設けたので、噴
射流と共に処理液噴射部を出てきた直後の最も布速の早
い段階で、繊維製品が衝突部に直接突き当るようになっ
ている。
従って、移送通路内での配管抵抗で布速が低減しない位
置で強烈な叩打作用を与えることができ、従来のワッシ
ャーと同等以上の解撚シボ立て処理が可能となった。し
かも、処理機構が液流による循環移送であるので、耳綴
じ作業も不要で大幅な作業合理化が実現できる。
実施例 図面に示したのは本発明装置の一実施例を示すもので、
要部を拡大して示した。1は滞溜槽で、処理液が滞溜し
、ループ状に結合した布帛等の長尺繊維製品を蛇行状に
移行しながら、一時滞溜させるようになっている。2は
移送通路で、前記滞溜槽lとは両端で連結され、環状処
理通路を構成している。3は処理液噴射部で、滞溜槽1
の出口部に連結されている。4は処理液、5は布帛を示
す、6はリールである。布帛5は滞溜槽lよりリール6
を経て、処理液噴射部−3の噴流によって移送通路2内
へ移り込まれ、滞溜槽lの他端から再び滞溜槽l内へ送
られるよう循環される。この間に布帛等は処理液により
染色その他の処理を実現される。7は処理液循環路で、
滞溜槽lから少なくとも1個の調節口より吸込配管で吸
込まれ、ポンプ8、熱交換器9を通って、処理液噴射部
3から移送通路2へ噴射されるようになっている。
第2図の拡大断面図で示したのが、本発明装置の要部と
しての衝突部10である。この衝突部10は処理液噴射
部3からの噴流軸Yに対して傾斜角θをもって傾斜して
いる。衝突部lOは平面板が主として用いられるが、巣
板のように孔のあいたもの、又、波形プレートのような
ものを用いることもある。傾斜角θは30度から90度
程度が噴流と共に移送される布帛等の突き当り圧力を十
分に発揮でき、布帛等に打込み作用を与えるのに好都合
である。
本実施例のように移送通路?の曲がり角の内面に傾斜し
た衝突部10を設けることにより、打込み作用が生じ、
布帛の縦方向で約2%程の縮みが観察できた。
衝突部の傾斜角度はおよそ60度位が適当であり、これ
ら傾斜角度は処理される布帛の種類や質又は量により可
変にしておくこともできる。
処理液噴射部の設置位置は移送通路内で噴射部の下流で
近接した位置が望ましい0図示した例では上方から落下
して屈曲した移送通路内へ送り込まれているが、これに
限定されない0例えば水平方向に処理液噴射部から噴射
された液流と共に布帛が送り出される場合、その水平方
向の端部から下方へ連結された移送通路に設けることも
ある。
発明の効果 本発明では上記のような構成としたので、処理液噴射部
からの噴射流と共に布帛等は移送通路に導入された直後
に衝突部に突き当ることにより、布速か最も早い段階で
衝突部による叩打作用が与えられ、縦方向の縮み作用を
実現させると共に耳際のロープシワが解消される他、強
撚糸の織物等、高密度な織物においては解撚シボ立て作
用が確実に行なわれ染色その他の繊維製品の処理効果が
向上するようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を備えた繊維製品の液流処理装置の
正面図、第2図は要部拡大断面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)滞溜槽と移送通路とを両端で連結した環状処理通
    路内に、ループ状に結合した繊維製品を装填して、処理
    液噴射部からの液流によって循環移行させる間に染色そ
    の他の処理をする液流処理装置において、前記処理液噴
    射部に接続された移送通路内で前記処理液噴射部の出口
    側に近接した位置に液流と共に繊維製品が衝突する衝突
    部を設けたことを特徴とする繊維製品の液流処理装置に
    おける解撚シボ立て処理装置。
  2. (2)衝突部として、巣板を用いた特許請求の範囲第1
    項記載の繊維製品の液流処理装置における解撚シボ立て
    処理装置。
  3. (3)衝突部として、波形プレートを用いた特許請求の
    範囲第1項記載の繊維製品の液流処理装置における解撚
    シボ立て処理装置。
  4. (4)衝突部として、処理液噴射部からの噴流軸に対し
    て傾斜した衝突部を用いた特許請求の範囲第1項記載の
    繊維製品の液流処理装置における解撚シボ立て処理装置
JP8666786A 1986-04-15 1986-04-15 繊維製品の液流処理装置における解撚シボ立て処理装置 Pending JPS62243863A (ja)

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