JPS62242963A - 画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｆ１ 本発明は、一般にはカラー画像形成装置に関するもので
あり、特に複数個の電子写真感光体の如き像担持体を並
置し、これら感光体に電子写真画像形成プロセスを施し
各色の現像像を得、該現像像をベルトを有した転写材搬
送装置により担持し搬送される転写材、又は中間転写体
或いは連続紙のような受像体に順次転写しカラー画像を
得るようにした多色電子写真画像形成装設に関するもの
である０本発明は、電子写真カラー複写装置のみならず
、種々のカラープリンター等にて具現化し得るが、本明
細書ではカラー電子写真複写装置に関連して説明する。

又、本発明は上述のように現像像を搬送装置にて搬送さ
れる転写材に転写する系、現像像を−ｌ中間転写体に転
写し更にその後語中間転写材−ヒの現像像を転写材に転
写する系。

及び連続して搬送される連続紙に現像像を転写する系の
画像形成装置に有効に利用し得るが、主として本明細書
では搬送装置にて搬送される転写材に転写するようにし
た画像形成装置について説明し、又本発明に使用される
像担持体は、無端移動する像担持体ならベルト状又はド
ラム状の如何なる形態のものであってもよいが、本明細
書にてはドラム形状のものとして説明する。

′−の　　ｔ−び１八　「　へ 従来、電子写真方式によるカラー複写装置としては幾つ
かの方式が提案されている。その中の代表的な方式の１
つが第３図に例示される。

第３図のカラー電子写真複写１１を置によると、４つの
画像形成ユニットＰａ、Ｐｂ、Ｐｃ、Ｐｄが配ｌされ、
各画像形成ユニットは専用の感光ドラムｌａ、ｌｂ、ｌ
ｃ、ｌｄを有し、その周りにそれぞれ専用の帯電部２ａ
、２ｂ、２ｃ、２ｄ、ｉ先手段３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ
、現像部４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ、転写部５ａ、５ｂ、
５ｃ、５ｄ、クリーニング部６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄが
配置される。一方、各画像形成ユニットＰａ、Ｐｂ、Ｐ
ｃ、Ｐｄを貫通する態様で感光ドラムｌａ、ｌｂ、ｌｃ
、ｌｄの下方に無端ベルト状の転写材搬送装置ａｔｔｏ
ｏが配置され、給紙ａ−ラ１０１により給紙された転写
材１０２を各画像形成ユニットＰａ、Ｐｂ、Ｐｃ、Ｐｄ
の転写部５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄを通して搬送するべく
構成される。

斯る構成において、先ず始めに第１の画像形成ユニット
Ｐａの帯電部２ａ及び露光手段３ａ等の公知の電子写真
手段により感光ドラムｌａ上に原稿画像のイエロー成分
色の潜像を形成した後、現像部３ａでイエロートナーを
有する現像剤により可視画像を形成し、転写材搬送装置
１００にて搬送されてきた転写材１０２に転写部４ａで
イエロートナー像が転写される。

一方、このイエロー画像が転写材１０２に転写されてい
る間に第２画像形成ユニットＰｂではマゼンタ成分色の
潜像が形成され、続いて現像部４ｂでマゼンタトナーに
よるトナー像が得られ、先の第１画像形成ユニットＰａ
で転写が終了した転写材９が第２画像形成ユニットＰｂ
の転写部５ｂに搬入されると、その転写材１０２上の所
定の位置にこのマゼンタトナー像が転写される。

以下シアン色、ブラック色について同様な方法で画像形
成が行なわれ、転写材１０２上にて４色のトナー像の重
ね合わせが終了すると、転写材１０２は定着部１０３で
定着され、転写材１０２に多色（フルカラー）画像が得
られる。

転写が終了したそれぞれの感光ドラムはクリーニング手
段６ａ、６ｂ、６ｃ、６ｄで残留トナーを除去し、引き
続き行なわれる次の潜像形成に備える。

このようなフルカラー画像形成装置は、■各色にそれぞ
れの画像形成ユニットをもつため高速化に有利である。

■転写経路を直線上に構成できるため厚紙や透明フィル
ム等の転写材に対して適応性がある。

等の長所があるが、最大の欠点の一つは異なる画像形成
ユニットで形成された各色画像のレジストレーションを
如何に良好に行なうかの点で多大の問題を有していると
いうことである。。

転写材上に転写された４色の画像形成位置のズレ（レジ
ズレ）は、最終的には色ズレとして又は色相の変化とし
て現れてくる。このレジズレの原因の一つに転写材を搬
送する搬送装置ｌＯＯの構成にあった。つまり１例えば
特開昭５９−１６８４７号公報、特開昭５９−１５５８
７１号公報、特開昭５９−１８２１３９号公報及び特開
昭５９−２０４０６９号公報に開示し、第３図にも略示
されるように、この種の転写材搬送装置はベルト部材の
両端を結合してエンドレス状に形成した搬送ベルト１０
４を備えていて、この搬送ベルトを装置本体の枠体（図
示せず）に取付けたローラ群１０５〜１０８に懸回する
構成になっている。このように、ローラ群のうちの一つ
の駆動ローラは、例えばローラ１０５はベルト部材１０
４の内周に係合し、該ベル）１０４を内周から駆動する
。斯る構成によると、例え駆動ローラ１０５を高精度に
て駆動制御したとしても、搬送ベルトの継口（結合部分
）による回動速度の乱れや駆動ピッチ線の不安定等が原
因となって多重転写画像の位置ズレが生じていた（特開
昭５９−２０４０６９号公報を参照せよ）。

本発明者等は、上記従来の搬送装置の欠点を解決するべ
く研究実験を行なった結果、各感光ドラムに転写材を搬
送する、第３図では上側の搬送ベルト部分、つまり転写
材搬送領域１００ａを常に所定の緊張状態に保持するこ
とが必要であり、そのために該転写材搬送領域において
下流側に位置した部分に搬送ベルトの駆動手段を配設し
、又該転写材搬送領域の上流側に搬送ベルトに所定の張
力を与えるための摩擦手段を配設することが重要である
ことを見出した。

本発明は斯る新規な知見に基ずきなされたものである。

灸ＩＬＩ！７ 従って、本発明の目的は、受像体又は転写材搬送装置の
受像体又は搬送ベルトの移動時の変形及びたるみをなく
し、受像体又はベルト速度を一定とし、転写材上に色ズ
レのない多重転写を可能とし、良質のカラー画像を得る
ことのできる画像形成装置を提供することである。

μ　占　　　　るた 上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。

要約すれば本発明は、複数個の像担持体を並置し、該容
置担持体上に形成された画像を。

受像体、又はベルトを有した転写材搬送装置により担持
し搬送される転写材に順次転写して画像を得るようにし
た画像形成装置において、前記受像体搬送装置又は転写
材搬送装置は、搬送領域の下流側に受像体又は搬送ベル
トの駆動手段を配設し、前記搬送領域の上流側に前記受
像体又は搬送ベルトに所定の張力を与えるための摩擦手
段を配設したことを特徴とする画像形成装置である。

支ム１ 以下、本発明に係る画像形成装置を図面に即して更に詳
しく説明する。

第１図及び第２図には、本発明を第３図に図示したと同
様の電子写真複写装置に具現化した２つの実施例が図示
されるが、各実施例では３色のカラー画像を形成するべ
く像担持体は３個、つまり感光ドラムＩＹ、ＬＭ、Ｉｃ
を備えた構成とされる。該感光ドラムは各々画像形成装
置本体の機枠に回転自在に取付けられ、各感光ドラムの
周辺には当業者には周知の画像形成手段が配置されるが
、斯る手段は図面を簡略とするために、第１図及び第２
図では省略されている。

第１図を参照すると、感光ドラムＩＹ、ＬＭ。

Ｉｃの下方に転写材搬送装ｆｉｌＡが配置される。

該搬送装置は実質的には上記第３図に関連して説明した
搬送９置と同様であり１、上記感光ドラムＩＹ、ＬＭ、
ＩＣ上に形成された画像を転写材に転写するべく、該転
写材１３を担持し、感光ドラムＩＹ、ＩＭ、ＩＣへと順
次送給するベルト２と、該ベルトを回動自在に担持懸回
するローラ３．４．５を具備する。

本実施例によると、感光ドラムＩＹ、ＬＭ、ＩＣに転写
材１３を搬送する、第１図では上側の搬送ベルト部分、
つまり転写材搬送領域１４は懸回ローラ３．５にて画定
され、下流側１４ｂのローラ３に隣接して搬送ベルト駆
動手段１５が設けられ、該駆動手段１５は、搬送ベルト
２の片側周辺部上面に当接して設置された駆動ローラ１
５ａと、該駆動ローラ１５ａと協働し搬送ベルト２を挟
持するバックアップローラ１５ｂとから成る。

又１本発明に従えば、転写材搬送領域１４の上流側１４
ａのローラ５に摩擦手段１９が設置される。該摩擦手段
１９は、ローラ５の軸５ａに巻付けられたベルト状の摩
擦部材とされ、該摩擦部材を軸５ａに押圧することによ
りローラ５に制動力が付加される。つまり、駆動ローラ
１５ａとローラ５との間の転写材搬送領域１４に所定の
大きさの張力を付与し、それにより搬送ベルトが転写材
搬送領域１４にて弾性変形やたるみを起すのが防止され
る。

前記摩擦手段１９は、他の形態を取ることもでき、第２
図に他の実施例が図示される０本実施例の搬送装置１ｆ
ｆｉｌＢにて、摩擦手段１９は、搬送ベルト２の片側周
辺部上面に当接して設置された速度検出ローラ１９ａと
、該速度検出ローラ１９ａと協働し搬送ベルト２を挟持
するバックアップローラ１９ｂとから成る。該速度検出
ローラ１９ａは該ローラ１９ａに連結されたロータリエ
ンコーダ１０にて搬送ベルトの速度を検出し　制御手段
１１を介して、前記駆動ａ−ラ１５ａを駆動する電動モ
ータ１２を制御する。一方、該速度検出ローラ１９ａと
バックアップローラ１９ｂとはベルト２を挟持すること
により、搬送ベルト２の移動に制動力を与え、駆動ロー
ラ１５ａと速度検出ローラ１９ａとの間の転写材搬送領
域１４に所定の大きさの張力を付与し、それにより搬送
ベルトが転写材搬送領域１４にて弾性変形やたるみを起
すのが防止される。

上述の実施例は現像像をベルトを有した転写材搬送装置
により担持し搬送される転写材に順次転写しカラー画像
を得るようにした多色電子写真画像形成装置に関連して
説明されたが、本発明は現像像を中間転写体或いは連続
紙のような受像体に順次転゛写しカラー画像を得るよう
にした多色電子写真画像形成装置にても具現化し得る。

第４図及び第５図には本発明の他の実施例が図示される
。

第４図は、本発明が感光ドラムＩＹ、ＩＭ、ＩＣ上に形
成された画像を一旦中間転写体に転写し更にその後詰中
間転写材上の顕画像を転写材に転写する系の画像形成装
置に実現された態様を示す０本実施例によると、感光ド
ラムＩＹ、ＩＭ、ＩＣの下方には中間転写体搬送装置２
００が配置され、該中間体搬送装置２００は第２図に関
連して説明した転写材搬送装置ＩＢと実質的に同じ構造
とされ、搬送ベルト２の代りにベルト状の中間転写体２
２０、例えばベルト状とされたポリエステルフィルム、
ポリイミドフィルム、シリコンゴム、ウレタンゴム等が
使用される点においてのみ相違する。又、本実施例では
一旦中間転写体に転写された顕画像を更に転写材１３に
転写するべく、給紙装置（図示せず）から送給される転
写材１３を該中間転写体２２０に押圧するための転写ロ
ーラ４ａ、４ｂが配置される。

本実施例によると、中間転写材搬送領域の上流側に摩擦
制動ローラ１９ａ、１９ｂを配し、下流側に駆動ローラ
１５ａ、１５ｂが配置されるので、前記第２図の実施例
と同等の効果が得られる。

第５図は１本発明が感光ドラムＩＹ、ＩＭ、ＩＣ上に形
成された画像を連続紙１３ａのような受像体に順次転写
しカラー画像を得るようにした多色電子写真画像形成装
置に実現された態様を示す０本実施例によると、感光ド
ラムＩＹ、ＬＭ、ＩＣの下方には転写ロール紙１３ｂか
ら繰出される連続した転写紙１３ａが配置され、転写紙
搬送領域の上流側に摩擦制動ローラ１９ａ、１９ｂを配
し、下流側に駆動ローラ１５ａ、１５ｂが配置される。

従って、連続した転写紙１３ａは上流側の摩擦制動ロー
ラ１９ａ、１９ｂ及び下流側に駆動ローラ１５ａ、１５
ｂにて挟持し搬送される。

つまり、本実施例は上記第２図に関連して説明した搬送
装置における搬送ベルト２の代りに連続紙１３ａが設け
られたものである。

本実施例においても、前記第２図の実施例と同等の効果
が得られる。

ｉ艶立亘］ 以上の如くに構成される本発明に係る画像形成装置は、
極めて簡単な構成で、中間転写体、連続紙又は搬送ベル
トの搬送領域のたるみや弾性変形を防止することができ
、更には斯る部材の移動速度を常に一定に制御すること
ができる。これによって、本発明によると、多毛転写画
像の位置ズレは生じなくなり、良質な画像を得ることが
でき信頼性の高いカラー画像形成装置と提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は１本発明に係る画像形成装置の第１実施例の斜
視図である。 第２図は１本発明に係る画像形成装置の第２実施例の斜
視図である。 第３図は、本発明を適用し得るカラー画像形成装置の概
略断面図である。 第４図及び第５図は１本発明に係る画像形成装置の他の
実施例の斜視図である。 ｌＹ、１Ｍ、ｌＣ：像担持体 ２：搬送ベルト ３．４，５：ベルト懸回ローラ １３．１３ａ：転写材 １４：転写材搬送領域 １５：駆動手段 １９：摩擦手段 ２２０：中間転写体 第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）複数個の像担持体を並置し、該各像担持体上に形成
   された画像を、受像体、又はベルトを有した転写材搬送
   装置により担持し搬送される転写材に順次転写して画像
   を得るようにした画像形成装置において、前記受像体搬
   送装置又は転写材搬送装置は、搬送領域の下流側に受像
   体又は搬送ベルトの駆動手段を配設し、前記搬送領域の
   上流側に前記受像体又は搬送ベルトに所定の張力を与え
   るための摩擦手段を配設したことを特徴とする画像形成
   装置。 ２）駆動手段は、受像体又は搬送ベルトの上面に当接し
   て設置された駆動ローラと、該駆動ローラと協働し受像
   体又は搬送ベルトを挟持するバックアップローラとから
   成る特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３）摩擦手段は、受像体又は搬送ベルトの上面に当接し
   て設置された速度検出ローラと、該速度検出ローラと協
   働し受像体又は搬送ベルトを挟持するバックアップロー
   ラとから成る特許請求の範囲第１項又は第２項記載の装
   置。 ４）摩擦手段は、搬送領域の上流側に配設された受像体
   又はベルトの懸回ローラに設けられ、該ローラに制動力
   を与える摩擦部材である特許請求の範囲第１項又は第２
   項記載の装置。 ５）受像体は中間転写体である特許請求の範囲第１項か
   ら第４項のいずれかの項に記載の画像形成装置。 ６）受像体は連続紙である特許請求の範囲第１項から第
   ４項のいずれかの項に記載の画像形成装置。