JPS62242960A - 静電写真用トナ− - Google Patents

静電写真用トナ−

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JPS62242960A
JPS62242960A JP61087274A JP8727486A JPS62242960A JP S62242960 A JPS62242960 A JP S62242960A JP 61087274 A JP61087274 A JP 61087274A JP 8727486 A JP8727486 A JP 8727486A JP S62242960 A JPS62242960 A JP S62242960A
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JP
Japan
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toner
printing
epoxy resin
curing agent
curing
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JP61087274A
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English (en)
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Junichi Ono
淳一 大野
Takao Kitagawa
隆夫 北川
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G13/00Electrographic processes using a charge pattern
    • G03G13/26Electrographic processes using a charge pattern for the production of printing plates for non-xerographic printing processes
    • G03G13/28Planographic printing plates
    • G03G13/286Planographic printing plates for dry lithography
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は静電写真用トナーに関するものであり、特に水
なし平版印刷用版材に高い接着性を有する静電写真用ト
ナーに関する。
[従来技術1 静電写真方式による水なし平版印刷は、印刷時に画線部
と非画線部とを湿し水の付与により区別する従来の平版
印刷とは異なり、非画線部をインキ反1發性の物質で被
覆し、トナー画線部にインキを付与して印刷を行なう方
法でおる。水なし平版印刷は、湿し水を必要としないう
えに、もしもトラブルなく良好な印刷物が得られるとす
れば極めて画期的な方法であるが、残念ながらまだ種々
の問題がある。従来その解決のために研究が行なわれ、
多数のアイデアが提案されている。中でも最も大きな問
題は、インキ反撥性の物質がインキをよく反撥するため
、同時に画像部となる1〜ナーをも拒絶して十分な接省
力を生ぜしめず、印刷を行なうトナーが脱落して刷版の
耐刷力が著しく低下することである。これに対し版とト
ナーとの接着力を向上するためにインキ反1發性塗布層
であるシリコーンあるいはフッ素化合物ポリマを改v1
する試みがなされている。
提案されたアイデアの中でも代表的なものはインキ反撥
性層にトナー親和性のある極性基を導入しようとするも
のであり、これらの例としては例えば、特開昭52−2
9305、特開昭50−1803、特開昭54−163
101、特開昭52−76104等が挙げられる。
一方、静電写真方式により水なし平版印刷版材にトナー
画像を形成する場合であっても、従来から市販されてい
る公知のトナーによって画像形成が行なわれ、水なし印
刷用であるからと言って特別な物が用いられるわけでは
ない。すなわち、水なし平版印刷において版材の工夫は
なされているが、1〜ナーに対する配慮は殆どなされて
いないと言っても過言ではない。一般に用いられている
トナーはセルロースペースの普通紙あるいは比較的親水
性の表面をもつ加工紙(従来の版材も含まれる)に付着
するように考慮されているものであって、これがインキ
反撥性あるいは疎水的な表面に対しても同様な親和力を
示すとは考えられない。
従来から用いられてきたトナーとしては、例えばエポキ
シ系、アルキッド系、ポリエステル系、あるいはスブレ
ン系のもの、またはそれらの改質されたしのが多い。こ
れらのトナーは水なし平版に対する接着力が極めて低く
場合によっては数十枚の印刷もできないという問題があ
った。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、インキ反撥性の版材表面に満足すべき親和力
を有する既知の静電写真用トナーが存在しないために、
電子写真法による水なし平版材の耐刷力が極めて不満足
であるという問題点を、版面接着性の良好な新規なトナ
ーにより解決しようとするものである。
すなわち、本発明の目的は、電子写真法によって画像を
形成する水なし平版印刷版に対し優れた接着力を示すと
ともに、水なし平版印刷において耐刷ツノの高い印刷版
を与える静電写真用トナーを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、エポキシ樹脂と、次の加熱硬化用化合物から
選ばれる少なくとも一種を含有する組成物を必須成分と
することを特徴とする静電写真用トナー。
■ 環状アミジン硬化剤、またはこの化合物と多塩基酸
との錯塩 ■ 芳香族ポリアミン硬化剤、またはこれらの変性物 ■ イミダゾール誘導体 ■ 三フッ化ホウ素−アミン錯体 ■ ジシアンジアミド、またはその誘導体■ ジアミノ
マレオニトリルとその誘導体■ アミンイミド化合物。
本発明においてエポキシ樹脂としては公知の各種のもの
が使用できるが、代表的なエポキシ樹脂としては、ビス
フェノールAとエピクロルヒドリンとの縮合反応により
製造されるビスフェノールA型エポキシ樹脂が挙げられ
る。
エポキシ樹脂には、市販のエポキシ樹脂として、著名な
ものの一種である“エピコート樹脂パ(油化シェルエポ
キシ(株)等で製造)があり、“エピコート828”(
エポキシ樹脂184〜194、分子量約380)から、
°“エピコー1〜1009”(エポキシ当量2400〜
3300、分子量約3750)に至るすべての品種のエ
ポキシ樹脂が利用でき、エポキシ樹脂としては“エピツ
ー1−@脂パに限らず、他のそれ相当の市販品あるいは
それ相当の自製量を用いるこができる。なお、ビスフェ
ノールAの代りにノボラックを用いたものや、不飽和化
合物、例えばシクロペンタジェンやシクロヘキセン誘導
体、ポリブタジェン、乾性油などの不飽和基に過酢酸を
用いてエポキシ基を導入する方法もあり、ビスフェノー
ルA系樹脂とは異なった性状を有するものなどが挙げら
れる。
本発明に使用される加熱硬化用化合物は、加熱硬化型(
少なくとも120°C以上の温度で作用するもの)の硬
化剤であり、トナーの物理化学性質および電気的性質、
並びに本発明の被着体の表面性質等の点から次のものが
挙げられる。
■ 環状アミジン硬化剤またはこの化合物と多塩基酸と
の錯塩 環状アミジン硬化剤としては、例えば2−フエニルー2
−イミダシリンがある。またはこの化合物と多塩基酸と
の鉗塩があり、この市販品としては、ヒュルスジVパン
(株)製の“ハードナー″B31、B56.B68等が
挙げられる。
■ 芳香族ポリアミン硬化剤またはこれらの変性物 芳香族ポリアミン硬化剤としては、トナー特性等の点か
ら、固体状のジアミノジフェニルメタン(DDM> 、
ジアミノジフェニルスルボン(DDS>およびメタフェ
ニレンジアミン(MPD)などの高温用硬化剤が好まし
い。また、これらの芳香族ポリアミンからの変性物、例
えば、メタフェニレンジアミンとビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂との反応による変性樹脂、あるいはジアミノ
ジフェニルメタン(DDM)とシアナミドとの反応生成
物4,4°−メチレンビス(フェニルシアナミド)[M
BPC]も用いることができる。なお、DDMの変性物
の市販品として、例えばアンカー社製の“アン+ユアミ
ンD”がある。
■ イミダゾール誘導体 イミダゾール誘導体としては、未置換イミダゾールにア
ルキル基やアリル基およびシアノエチル基等を導入した
イミダゾール化合物、これらのカルボン酸塩またはイソ
シアヌル酸塩、2.4.6− トリ、アミノ−S−トリ
アジンとイミダゾールmS体とから合成されたアジン化
合物、イミダゾール化合物のエポキシ付加物、金属塩・
イミダゾール類のi8化合物などの各種誘導体が用いら
れ、具体的には以下のものが挙げられる。
A、2−フェニルイミダゾール ミグゾール、2−ヘプタデシルイミダゾールなど。
8、2−メチルイミダゾール、2−フェニルイミダゾー
ルなどの多塩基酸くピロメリット酸等)の錯塩、1−ベ
ンジル−2−メチルイミダゾールとフタル酸との反応生
成物、2−メチルイミダゾールまたは2−フェニルイミ
ダゾールのイソシアヌル酸塩など。
C, 2.4−ジアミノ−6−[2−メチルイミダゾー
ル−(1))]−]エチルーS−トリアジン、あるいは
2,4−ジアミノ−6−[2−エチル−4−メチルイミ
ダゾール−(1)]−]エチルーs−トリジン]など。
D,2−メチルイミダゾールの1,3位の未置換基にビ
スフェノールA型エポキシ樹脂を反応させた変性化合物
2、2−エチル−4−メチルイミダゾールの酢酸、リン
酸、乳酸などの塩。
■ 三フッ化ホウ素ーアミン錯体 三フッ化ホウ素(BF3)−アミン錯体におけるアミン
化合物としては、n−ヘキシルアミン、モノエチルアミ
ン、ベンジルアミン、ジエチルアミン、1−リエヂルア
ミンなどがある。これらの市販品としては、アンカーケ
ミカル社製のアンカー1040、1115、および12
22などがある。
■ ジシアンジアミド、またはその誘導体ジシアンジア
ミド(DICY)、またはジシアンジアミド(DICY
)と芳香族アミン類から合成されるグアニジン化合物な
ども本発明のトナーに用いることができる。この誘導体
の例としては、o−トリルビグアニド、α,ω−ジフェ
ニルビグアニドおよびこれらの亜鉛、鉄塩などが挙げら
れる。
ジシアンジアミドのH4体の例としては、例えば油化シ
ェルエポキシ社製の商品名“エピキュア1088FF”
がおる。
■ ジアミノマレオニトリル(DAMN)とその誘導体
(−個のアミノ基とベンジルアルデヒド、あるいはベン
ジルクロライドとが反応した生成物)■ アミンイミド
化合物 アミンイミド化合物としては、カルボン酸エステル(R
+GOOR,R+=CHz,CH3CH2,CH3CH
2, CH2=C (CHt) 、 CHtCtl (
ON) ]とジメヂルヒドラジン[ (CH.)2 N
NI−h]とエポとにより合成されたもの Q [ RlCON    N     (CH3)  2
  CH2C トIR2]覧 0 トー1 で、市販品としてはパーマケム・アジア社MVPH10
1〜104およびY P H 2 0 1〜210など
がある。
エポキシ樹脂に対する加熱硬化用化合物の配合−として
は、エポキシ樹脂100部に対し、加熱硬化用化合物を
1〜20部配合するのが好ましく、これによってインキ
灰層性の特殊シリコーンゴム等に強い接着力を生じる樹
脂が得られる。さらに好ましい配合量はエポキシ樹脂1
00部に対して2〜12部である。
これらのi〜ルナ−樹脂、接着促進剤成分で十分な効果
を発揮するが、特殊シリコーンゴム引き版材へのトナー
ぬれ特性改善による接着促進のために次のようなシラン
カップリング剤をトナーに対して添加してもよい。化合
物としては、T−グリシドキシプロピル−トリメトキシ
シラン、γ−メタアクリロキシプロピルートリメトキシ
シラン、γ−メルカプトプロピルートリメトキシシラン
γーアミノプロピルーI〜リエトキシシラン、N−β(
アミノエチル)−γーアミノプロピルートリメトキシシ
ラン等が挙げられる。
このようにして得らたれトナー用樹脂は必要に応じて着
色剤、電荷制御剤等と混合され微細化されて止あるいは
負帯電性の乾式トナーあるいは湿式1〜ナーとすること
ができる。必要に応じて本発明のトナー用樹脂に公知の
トナー用樹脂必るいは添加剤を混練あるいは混合しても
よい。
トナーの製造に際し、着色体としてはカーボンブラック
、各種染料、着色顔料が用いられるが、印刷用刷版の画
線部として用いる場合には必ずしもる色体を必要としな
い。トナーはインキを着肉し、印刷用紙にこれを転移し
て印刷が行なえればよいからである。トナー正、負帯電
の制御は一般に電荷制御剤を用いて行なう。電子供与性
のニグロシン系染料、アミン類、アマイド類等はトナー
に正帯電性を句与しやすく、金属石けん、塩素化パラフ
ィン、モノアゾ色素金屈錯塩等は負荷電性に制御しやす
い。その伯、界面活性剤や公知の各種電荷制御剤を使用
することができる。その他、プロセス特性、画像特性を
改良する公知の添加剤を添加することができる。たとえ
ば、流動化剤、クリーニング剤、カブリ防止剤、定着ロ
ールオフセット防止剤、画像流れ防止剤、帯電安定剤、
劣化防止剤等が挙げられる。
たとえば乾式トナーの場合を例にとると、トナーを形成
する組成割合としては、樹脂成分60〜90重量部、着
色体0〜20重量部、電荷制御剤0、1〜20重量部の
範囲が選ばれる。着色体と電荷制御剤はニグロシンベー
スのように同一の場合がおる。
磁性酸化鉄あるいは磁性鉄粉等の磁性粉と本発明の樹脂
とを、ざらには前述の必要な添加剤を加えて混練し、微
粒子状にすることにより導電性の付与された1成分系磁
性トナーとすることもできる。この磁性トナーは適当に
組成を調節することにより、本発明の磁性粉末を含有し
ないトナーのキャリアとして用いることもできる。
荷電されたトナーを潜像の形成されている感光体あるい
は荷電体の表面に運ぶ現像法に、乾式法では磁気ブラシ
現像、カスケード現像等があり、この場合トナーを付着
して潜像面に運搬するキュリアが使用される。キャリア
としてはガラス球、鉄粉、酸化鉄粉、シリカ、アルミナ
のような無機粉末し使用され、これらのポリマーをコー
1〜したものも使用される。また、種々のポリマと微細
な鉄粉とを混線微粉砕゛したものをキャリアとして使用
することができる。
トナーの平均粒子径は40μ以下、キャリアのそれは3
00μ以下である。一般にトナー5〜20μ、キャリア
が微小でトナーと同程度の大ぎさのものく20〜50μ
)の組合せでもよい。
本発明のトナーは画像形成方法のいかんにかかわらず使
用される。乾式または湿式の現像方式の伯、RPC、ま
たはCPCの画像形成方式、感光体の種類、静電潜像あ
るいはトナー像の転写等の方式によって使用可否はない
本発明のトナーは、シリコーンあるいはフッ素化合物樹
脂を表面塗布層として有する平版材に強い親和性を有し
、また、通常の紙、加工シート面に対しても定着性を有
する機能性の高いトナーである。
好ましいシリコーンあるいはフッ素化合物樹脂層を6つ
版材としては、たとえば次のようなものが挙げられる。
■ 特開昭56−62253、特開昭57−49598
、特開昭57−36699に示された有機ポリシロキサ
ン、極性基含有アルコキシシランおよび金属−酸素結合
を含有する有機チタンあるいはジコニウム化合物の3成
分を必須成分とする組成物を基体上に設けたもの。
■ 特開昭56−109788および特開昭54−’1
63101に示されたような版材の塗膜層が分子あた・
り少なくとも2個のOHをもつ重合体と末’M Ot−
1基含有有機ポリシロキサンとの反応生成物から主とし
て成るもの。
■ 特公昭54−42286 (特開昭52−2930
5>に述べられている反応性有機基含有オルガノシロキ
サン単位をもつ硬化シリコーン組成物皮膜層。
■ 特開昭50−1803および特開昭51−6600
8に示されたような有機物ブロックとシロキサンポリマ
ブロックとが共重合されたコポリマを含む異相重合体組
成物を塗布層として含む限月。
■ 特開昭52−76104に開示されているフッ素化
合物を基体上に塗布層として含む版材等を挙げることが
できる。
これらはいずれも分子内にジメチル(必るいは部分的に
伯のアル′キル基を含有)シロキサン単位あるいは含フ
ッ素塁の伯に、本発明のトナーに対する親和性を示す極
性基、極性ブロックまたはグラフト部分を分子内に有す
る物あるいは極性基含有ポリマがブレンドされたもので
ある。
本発明の1〜ナーはPPC方式あるいはCPC方式の電
子写真製版、静電記録法等により好ましくは前記組成の
シリコーンあるいはフッ素(化合物)含有樹脂のコート
された版材に画像形成される。
1〜ナーの定着は必要ならばさらに施されるが、この時
の加熱は100〜300℃、30分以内が適当であり、
対流や輻射によって行なわれる。得られた版材はオフセ
ットあるいは直刷り方式の印刷機により、湿し水を供給
することなく印刷が行なわれる。インキは水あり用の市
販のものでも使用可能なものがあるが、一般には水なし
用に特別に設計されたものを使用する。
本発明のトナーは水ない平版印刷において著しい耐久性
を示し、従来はトナーの接着力が乏しくて多数枚の印刷
ができなかったものが、細線や網点のとびが実質的にな
い状態で印刷が行なえるようになることがわかった。
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 水なし平版印刷用版材上に電子写真方式により画像形成
され、該版面への接着力に優れるトナーを製造した。
トナーの製造は次のようにして行なった。エポキシ樹脂
゛エピコート”1004(油化シェルエポキシ(株)製
、数平均分子@1600、エポキシ当量875〜975
)を粉砕機で粉砕し、JISのフルイ#200メツシュ
(目開き74μ)をパスさせたエポキシ樹脂粉末100
部と約1mm以下の粉末にしたエポキシ樹脂の粉体塗料
用硬化剤ハードナーB51(ヒュルズジャパン(株)製
)を10部均一に混合し、さらに電荷制御剤のニゲ[1
シン染料“ボン1〜ロン”N−01(オリエント化学(
株)製)7部とカーボンブラックMA−8(三菱化成工
業(株)装)を3部添加し、十分に混合した。この混合
物を攪拌機付きのステンレス製の釜に入れ、外部温度1
40〜150’Cにて、約20分間ゲル化させないよう
に注意深く溶融混練した。急冷俊、取出した。
取出した固形物を粒径約2mm以下の粒状物に粗砕した
のち、ざらに微粉砕して平均粒径約11μの正帯電性ト
ナーを得た。このようにして得られたトナー粉末を磁性
鉄粉末キVリアパ(“TEFV”250、日本鉄粉(株
))に10重ff1%i合し、よくかきまぜて帯電させ
たのら、この混合物(現像剤)をvi15に担持させ電
場下に上質紙に接触させたところ、濃色の1〜ナー像が
得られることがわかった。
次にキャリアとして磁性酸化鉄微粉末と樹脂とを混練し
て製造したプラスデック微小キャリアを調製し、これと
前述のトナーとを用い、ミノルタカメラ(株)製のEP
300RE複写機あるいはEP530R複写機に適用し
てトナー画像の形成を行なった。
微小キ(・リアの調製は、磁性酸化鉄微粉末(RB−B
L、チタン工業(株)製、平均粒子径0゜5μ)および
エポキシ樹脂(“エピコート1007″油化シエルエポ
キシ(株)製)あるいはスチレン樹脂(“ピコラスデッ
クD−125、エッソケミカル(株)製〉を主体とし、
任意量を溶液混線後、乾燥、微粉砕により、平均粒子径
20〜30μ範囲に調製する方法で行なった。
前述のトナーをこのようにして得た微小キャリアに約2
〜20%混合し、この混合物(現像剤)をEP300R
Eまたは530R複写機に仕込み、各種原稿を用いて複
写を行なったところ、普通紙および水なし平版印刷用版
材に対し、鮮明かつ汚れのない画像を形成することがわ
かった。画像はベタ部濃度が高く、エツジ効果も見られ
ず、階調性のよいものであった。
水なし平版印刷用紙版は、コーテツド紙(“ミラー]−
ド′紙、″ゴールド″約150μ厚さ、神1llI2製
紙(株)装)にシリコーン組成物を3C]/m2で塗布
したものである。シリコーン組成物は末端水酸基ジメヂ
ルポリシロキザン、γ−グリシドキシプ実ピルトリメト
キシシランおよびナトラブ1〜キシヂタネートから成り
、版は塗布後キユアして得られたものである。
本発明の前述l−ナーの画像の形成された上記水なし平
版印刷用紙版を180℃で1分間オーブン中で熱処理し
たのら、得られた刷版を用いて印刷を行なった。印刷は
トナーの比較のために、上記版材にXerox  31
03複写機を用いて画像形成し、ざらに180’C11
分間熱処理した刷版も同時に印刷を行なった。印刷機は
A−S−O+ck  309、インキは水なし平版印刷
に適したインキを用いて、水なし印刷を行なった。その
結果、本発明のトナーと><erox複写機のトナーと
で80線/インチ網点画像の耐刷力に大きな差がおり、
XerOxトナー画像では印刷枚数30O枚で微小網点
トナーの脱落が始まるのに対し、本発明のトナーでは1
000枚の印刷においても微小網点の脱落が見られなか
った。
また、i〜ルナ−版面に対する接着力を、版面にベタ黒
状画像をのせたのち、この上にコート紙を重ね、熱圧(
1均、180℃)で積層融着した試験片を作成して剥離
力を測定する方法(180’剥離、毎分1cm>で比較
したところ、本発明のトナーの接着剥離力は75g/C
mであるのに対し、XeroXトナーでは25Q/Cm
であった。
実施例2 エポキシ樹脂エピコート1001を90部とメタフェニ
レンジアミン12.9部とを攪拌機付きセパレート型三
つロフラスコにとり、110℃以下で15分間反応させ
、急冷して変性樹脂を得た。
次にエポキシ樹脂エピコート1004固形物100部を
メヂルエチルケトンとクロロホルム(比率1/1)との
混合溶剤200部に溶解させ、60℃以下で上記変性樹
脂を10部、ニグロシン染料゛ボントロン゛’ N−1
0を5部、ならびにアルミキレート化剤く用研ファイン
ケミカル(株)製のアルミキレートM)で処理したカー
ボンブラックMA−8(三菱化成工業(株)製)を3部
添加し、20分間攪拌した。溶剤を真空下40℃以下で
留去し、固形物を1qた。さらに、実施例1と同様に微
粉砕分級し、正帯電性のトナーを得た。
実施例3 エポキシ樹脂エピコート1004の微粉末100部とイ
ミダゾール系エポキシ樹脂硬化剤キュアゾールC1□Z
(四国化成(株)製)を2部用いる以外は実施例1と同
操作にて正帯電性トナーを得た。
実施例4 実施例2の変性樹脂の代りにアンカー1040(アンカ
ーケミカル社製)を8部、ニグロシン染料″“ボントロ
ン”N−10を7部用いた以外は、実施例2と同操作に
て正帯電性のトナーを得た。
実施例5 ハードナーB31の代りにジシアンジアミド誘導体のグ
アニジン化合物であるα、ω−ジフエニルビグアニド鉄
塩6部を用いる以外は、実施例1と同操作にて静電性1
〜ナーを得た。
実施例6 ハードナー831の代りにエポキシ樹脂の粉体塗料用硬
化剤エピキュア108FFを10部用いる以外は、実施
例1と同操作にて正帯電性トナーを得た。
実施例7 実施例2の変性樹脂の代りにジアミノマレオニ1へツル
1モルとベンザアルデヒド1モルとの縮合反応よって得
られた生成物4部を用いる以外は、実施例2と同操作に
て正帯電性のトナーを得た。
実施例8 実施例2の変性樹脂の代りにYPH201(パーマケム
・アジア(株)製)を3部用いる以外は、実施例2と同
操作にて正帯電性のトナーを得た。
実施例1〜8までのトナーの特殊シリコーンゴム引き版
材に対する接着力および耐刷力は表1の如くである。比
較例1〜2は市販複写機および同専用トナーを使用して
、実施例1に用いた特殊シリコーンゴム引き版材にス・
1して、同様な方法で接着力を測定し、かつ同様に耐剛
力を評価した結果である。。
注)比較例1 Xerox3103P2写機専用トナー 比較例2  EP300RE複写機専用トナー [発明の効果] 前述したように、静電写真方式による水なし平版印刷に
おいては、印刷時の耐刷力を向上させるために、一般に
インキ反撥性塗布層であるシリコーンあるいはフッ素化
合物ポリマを改質してトナーとの接着力を高めるのに対
して、本発明はトナー側の改良工夫により、シリコーン
ポリマなどのインキ反撥性塗布層を持つ水なし平版への
接着力の向上あるいは耐刷力向上を達成することができ
た。本発明のトナーは従来からあるオフセット印刷くゴ
ムブランケットを介する方式)のみならず、ざらに耐刷
力の厳しい2胴式の直刷り印刷機(版胴と圧胴から成り
、操作単純化、コスト低減効果が期待される〉への適用
も可能である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エポキシ樹脂と、次の加熱硬化用化合物から選ばれる少
    なくとも一種を含有する組成物を必須成分とすることを
    特徴とする静電写真用トナー。 (1)環状アミジン硬化剤、またはこの化合物と多塩基
    酸との錯塩 (2)芳香族ポリアミン硬化剤、またはこれらの変性物 (3)イミダゾール誘導体 (4)三フッ化ホウ素−アミン錯体 (5)ジシアンジアミド、またはその誘導体(6)ジア
    ミノマレオニトリルとその誘導体(7)アミンイミド化
    合物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5102765A (en) * 1990-08-06 1992-04-07 Eastman Kodak Company Toner compositions containing 2-imidazolines, imidazoles or benzimidazoles as charge control agents
EP0860458A3 (en) * 1993-03-23 1998-11-04 Reilly Industries, Inc. Bicyclic amidine based catalysts and use in thermosettable compositions
JP2014232209A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
US9436113B2 (en) 2014-12-26 2016-09-06 Fuji Xerox Co., Ltd. Electrostatic charge image developing toner, liquid developer, and toner cartridge

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