JPS62178976A - 静電写真用トナ− - Google Patents

静電写真用トナ−

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JPS62178976A
JPS62178976A JP61020168A JP2016886A JPS62178976A JP S62178976 A JPS62178976 A JP S62178976A JP 61020168 A JP61020168 A JP 61020168A JP 2016886 A JP2016886 A JP 2016886A JP S62178976 A JPS62178976 A JP S62178976A
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epoxy resin
toner
modified epoxy
resin
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JP61020168A
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Junichi Ono
淳一 大野
Takao Kitagawa
隆夫 北川
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は静電写真用トナーに関するものであり。
特に水なし平版印刷用版材に高い接着性を有する静電写
真用トナーに関する。
〔従来技術〕
静電写真方式による水なし平版印刷は、印刷時に画線部
と非画線部゛とを湿し水の付与により区別する従来の平
版印刷とは異なシ、非画線部をインキ反撥性の物質で被
覆しトナー画像部にインキを付与して印刷を行なう方法
である。水なし平版印刷は、酬し水を必要としないうえ
に、もしもトラブルなく良好な印刷物が得られるとすれ
ばきわめて画期的な方法であるが、残念ながらまだ種々
の問題がある。従来その解決のだめに研究が行なわれ、
多数のアイデアが提案されている。中でも最も大きな問
題は、インキ反撥性の物質がインキをよく反撥するため
、同時に画像部となるトナーをも拒絶して十分な接着力
を生せしめず、印刷を行なうトナーが脱落して刷版の耐
刷力が著しく低下することである。これに対し版とトナ
ーとの接着力を向上するためにインキ反撥性塗布層であ
るシリコーンあるいはフッ素化合物ポリマを改質する試
みがなされている。
提案されたアイデアの中でも代表的なものはインキ反撥
性層にトナー親和性のある極性基金導入しようとするも
のであり、これらの例としてはたとえば、特開昭52−
29505.特開昭50−1803、特開昭54−1 
631 01. 特開昭52−76104等があげられ
る。
一方、静電写真方式により水なし平版印刷版材にトナー
画像全形成する場合であっても、従来から市販されてい
る公知のトナーによって画像形成が行なわれ、水なし印
刷用であるからと言って特別な物が用いられているわけ
てはない。すなわち水なし平版印刷において版材の工夫
はなされているが、トナーに対する配慮は殆どなされて
いないと言っても過言ではない。一般に用いられている
トナーはセルロースペースの普通紙あるいは比較的親水
性の表面をもつ加工紙(従来の版材も含まれる)に付着
するように考慮されているものであって、これがインキ
反撥性あるいは疎水的な表面に対しても同様な親和力を
示すとは考えられない。
従来から用いられてきたトナーとしては、たとえばエポ
キシ系、アルキッド系あるいはスチレン系のものまたは
それらの改質されたものが多い。これらのトナーは、水
なし平版に対する接着力がきわめて低く場合によっては
数十枚の印刷もできないという問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、インキ反撥性の版材表面に満足すべき親和力
を有する既知の静電写真用トナーが存在しないために、
電子写真法による水なし平版材の耐刷力が極めて不満足
であるという問題点を1版面接着性の良好な新規なトナ
ーによシ解決しようとするものである。
本発明の目的は、電子写真法によって画像全形成する水
なし平版印刷版に対しすぐれた接着力を示すとともに水
なし平版印刷において」側力の高い印刷版を与える静電
写真トナーを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、エポキシ樹脂、あるいはエポキシ樹脂と分子
内に2個以上のアミノ基を含有する化合物とを反応させ
て得られる変性エポキシ樹脂、もしくはエポキシ樹脂と
分子内にアミノ基と水酸基を含有する化合物とを反応さ
せて得られる変性エポキシ樹脂から選ばれる少なくとも
一種の化合物とブロックインシアネートを含有する組成
物を必須成分とすることを特徴とする静電写真用トナー
に関するものである。
本発明において使用されるエポキシ樹脂および変性エポ
キシ樹脂について説明する。
代表的なエポキシ樹脂としてはビスフェノールAとエピ
クロルヒドリンとの縮合反応によシ製造される。ビスフ
ェノールA型エポキシ樹脂があげられる。このエポキシ
樹脂として利用できるものとしては、市販のエポキシ樹
脂として著名なものの一種であるエピコート樹脂(油化
シェルエポキシ■などで製造)があシ9分子内に少なく
とも一個以上のOH基を持つ品種としてエピコート10
01(エポキシ当量450〜5009分子量約900)
から、エピコー)1010(エポキシ当量3000〜s
 o o o、分子量約5500)に至る品種のエポキ
シ樹脂が利用できる。またビスフェノールAとエピクロ
ルヒドリンとの縮合反応の過程において両末端のオキシ
ランit水和することによってOH化したグリコール型
のエポキシ樹脂も1本発明に利用できる。
エポキシ樹脂としてはエピコート樹脂に限らず他のそれ
相当の市販品あるいはそれ相当の自製品を用いることが
できる。なおビスフェノールAのかわりにノボラックを
用いたものや、不飽和化合物、たとえばシクロペンタジ
ェンやシクロヘキセン誘導体、ポリブタジェン、乾性油
などの不飽和基に過酢酸を用いてエポキシ基を導入する
方法もあり、ビスフェノールA系樹脂とは異なった性状
に有するものなどが挙げられる。
本発明において使用される変性エポキシ樹脂について説
明する。
第一の変性エポキシ樹脂は、エポキシ樹脂と分子内に2
個以上のアミノ基金有する化合物と全反応させて得られ
るもので、前述のビスフェノールA型エポキシ樹脂等の
エポキシ樹脂に、−級あるいは二級のアミノ基を分子内
に2個以上含有する化合物を非アルコール系強極性溶媒
の存在下で反応させることによシ得られる。
この反応に利用されるアミノ類の例としては。
脂肪族系ジアミノ、すなわちエチレンジアミノ。
1.3−ジアミノプロパン、1.4−ジアミノブタン。
1.6−ヘキサジアミノ、ジエチレントリアミノ。
トリエチレンテトラアミノ、N、N/−ジメチルエチレ
ンジアミノ、N−エチルエチレンジアミノなどがある。
又、芳香族系ジアミノとしては、フェニレンジアミノの
オルト、メタ、パラ異性体、ジアミノジフェニルメタン
、ジアミノジフェニルスルホン。
ジアミノジフェニルエーテル、キシレンジアミノのオル
ト、メタ、パラ異性体、1,2−ジフェニルジアミノ等
がある。
さらに脂環状ジアミノとしては、ピペラジン。
N−(2−アミノエチル)ピペラジン、N、N’−ビス
(3−アミノプロピル)ピペラジン等がある。
本発明において利用される変性エポキシ樹脂として、さ
らにトナー用樹脂の粉体物性改良および電気特性改良等
のために、2種類以上のエポキシ化合物あるいは主とし
てビスフェノールA型以外のエポキシ樹脂〔以下(I)
とする〕金反応させたものも用いられる。たとえば比較
的低分子量でかつ2個以上のエポキシ基全持つエポキシ
化合物あるいは樹脂と多価アミノ類などと反応させて得
られるアミノ変性エポキシ化合物あるいは樹脂をまず合
成し、引続き前述の高分子量のビスフェノールA型のエ
ポキシ樹脂〔以下(6)とする〕を反応させて得られる
アミノ変性エポキシ樹脂も挙げられる。
得られる変性エポキシ樹脂は理想的な反応の一例ではジ
アミノをはさんで(1)と(6)が交互に結合すること
になる。なお反応によっては、(I)、@がランダムに
入る場合があってもよいことはもちろんである。
ここで(I)に相当するエポキシ樹脂としては次のもの
があげられる。
エチレンクリコールジグリシジルエーテル〔商品名ブナ
コールEX811.gx812(長潮産業■〕、ポリエ
チレングリコールジグリシジルエ−fpvc商品名チー
)−コールE x 820. EX821(長潮産業■
)〕、プロピレングリコールジグリシジルエーテル〔ブ
ナコールEX910.EX911〕、ポリプロピレング
リコールジグリシジルエーテル、ネオペンチルジグリシ
ジルエーテル。
1.6−ヘキサンジグリシジルエーテル、水添ビスフェ
ノール類など、長鎖二塩基酸とエピクロルヒドリンの縮
合生成物 (7) R2カーCH2CH(C5H,。)CH−C′
H(C5H1゜)CH2−C商品名OSレジ:/101
(間材製油■) 、 −CH(0H2)5−H2CHs 〔商品名OSレジン102)。
CH2 −CH2−C= CH−(CH,)2−CHx C−C
H2−(商品名OCH2 Sレジン103〕などがある。またビスフェノールA型
のプロピレンオキサイド2モル付加物であるジグリシジ
ルQエーテル CH−CH2 V  〔商品名工ボライトシリーズ3002(共栄社油
脂化学■)〕、ジグリシジルテレフタレート〔商品名ニ
ラサンプレンマーDGT(日本油脂■)〕、ジグリシジ
ルオルトフタレート〔ニラサンプレンマー〇〇P)があ
げられる。
なお低分子量のビスフェノールA型エポキシ樹脂 (ただしn = O〜1.5)で表わされるものとして
、商品名エピコート807,828,834(油化シェ
ルエポキシ■)等も同様に使用することも可能である。
エポキシ樹脂にポリアミノを反応させる割合は両末端を
アミノ基とする必要上、ポリアミノ/エポキシ樹脂のモ
ル比1よシ多い比率、好ましくは1.1〜2.0とする
ことが望ましい。
この反応は無溶剤下で行なうこともできるが。
局部的ゲル化を防止し、均一かつ低粘度下で円滑に反応
させるため、クロロホルム、114−ジオキサン、酢酸
エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン等の非アルコール系強極性溶剤を添加し、
温度を50〜130℃として反応を行なうのが好ましい
。この反応をより円滑にするために、オキシラン環の開
環触媒として、水あるいはアルコール類等をオキシラン
環に対して0.01〜5モルチ添加し、4,5〜8時間
で反応全完了させる。
本発明において用いられる第2の変性エポキシ樹脂は、
エポキシ樹脂と分子内にアミノ基と水酸基を含有する化
合物とを反応させて得られるものテ、前述のエポキシ樹
脂等に、−級あるいは二級のアミノ基と水酸基とを分子
内に1個以上含有する化合物を非アルコール系強極性溶
媒の存在下で反応させるものである。この時の反応は、
水酸基よりもアミノ基の活性水素の方が反応性が高いた
め1分子の両末端がアルコール基となったアミノ変性エ
ポキシ樹脂が主体に生成すると考えられる。
この反応に利用されるアミノ基と水酸基を含有する化合
物としては、モノエタノールアミノ、ジェタノールアミ
ノ、N−エタノールエチレンジアミノ、2−アミノ−2
−メチル−1,3−プロパンジオール、2−アミノ−2
−メチル−1−プロパツール、1−ピペラジンエタノー
ル、1−ピペラジンプロパノール等があげられる。
本発明において用いられるブロックイソシアネートは前
述のエポキシ樹脂またはアミノ変性エポキシ樹脂の硬化
促進剤とも云えるものである。
ブロックイソシアネートのイソシアナート成分としテハ
、ヘキサメチレンジイソシアナート、水添キシレンジイ
ソシアナート、インホロンジイソシアナート、などが挙
げられ、まだブロック剤としてidε−カグロラクタム
、フェノール類あるいはアルコール類などが挙げられる
これらのブロックイソシアナートは、常温ならびに1ナ
ー製造過程の温度条件では、−NGO基がマスクされて
いるために反応性を示さず、高温になるとブロック剤が
解離して、前述のエポキシ樹脂またはアミノ変性エポキ
シ樹脂の一〇H基と反応する。
これらのブロックイソシアナート類の市販品としては、
住友バイエル社製の商品名フレランVI。
Vll、V12.VT、TP2525があり、さらにデ
スモジュールAPステーブル、デスモジュールCTステ
ーブルなどがある。ヒュルスジャバン社製のイソホロン
ジイソシアナートアダクトの商品名β−1065,β−
1530,β−1530が市販されている。その他、T
DIダイマーのデスモジュールTT(白色粉末)も利用
できる。
エポキシ樹脂あるいはアミノ変性エポキシ樹脂100部
に対しブロックイソシアネートは1〜20部添加するこ
とによってインキ反撥性の特殊シリコーンゴム等に強い
接着力を生じる樹脂が得られる。さらに好ましい添加量
はエポキシ樹脂あるいは変性エポキシ樹脂100部に対
して4〜12部である。
これらのトナー用樹脂、接着促進剤成分で十分な効果を
発揮するが、特殊シリコーンゴム引き版材へのトナーぬ
れ特性改善による接着促進のために次のようなシランカ
ップリング剤をトナーに対して添加してもよい。化合物
としては、γ−グリシドキシプロビルートリメトキシシ
ラン、γ−メタアクリロキシグロビルートリメトキシシ
ラン。
r−メルカグトプロビルートリメトキシシラン。
γ−アミノプロピルートリエトキシシラン、 N −β
(アミノエチル)−r−アミノプロピル−トリメトキシ
シラン等があげられる。
このようにして得られたトナー用樹脂は必要に応じて着
色剤、電荷制御剤等と混合され微細化されて正あるいは
負帯電性の乾式トナーあるいは湿式トナーとすることが
できる。必要に応じて本発明のトナー用樹脂に公知のト
ナー用樹脂あるいは添加剤を混線あるいは混合してもよ
い。
トナーの製造に際し1着色体としてはカーボンブラック
、各種染料9着色顔料が用いられるが。
印刷用刷版の画像部として用いる場合には必ずLも着色
体を必要としない。トナーはインキを着肉し印刷用紙に
これを転移して印刷が行なえればよいからである。トナ
ー正、負帯電の制御は一般に電荷制御剤を用いて行なう
。電子供与性のニグロシン系染料、アミノ類、アマイド
類等はトナーに正帯電性全付与しやすく、金属石けん、
塩素化パラフィン、モノアゾ色素金属錯塩等は負荷電性
に制御しやすい、その他、界面活性剤や公知の各種電荷
制御剤を使用することができる。その他、プロセス特性
1励像特性を改良する公知の添加剤を添加する。たとえ
ば、流動化剤、クリーニング剤。
カプリ防止剤、定着ロールオフセット防止剤9画像流れ
防止剤、荷電安定剤、劣化防止剤等があげられる。
たとえば乾式トナーの場合を例にとると、トナーを形成
する組成割合としては、樹脂成分60〜90重量部9着
色体0〜20重量部、電荷制御剤0.1〜20重量部の
範囲が選ばれる。着色体と電荷制御剤はニグロシンペー
スのように同一の場合がある。
磁性酸化鉄あるいは磁性鉄粉等の磁性粉と本発明の樹脂
とを、さらには前述の必要な添加剤を加えて混練し、微
粒子状にすることにより導電性の付与された1成分系磁
性トナーとすることもできる。この磁性トナーは適当に
組成を調節することにより9本発明の磁性粉末を含有し
ないトナーのキャリアとして用いることもできる。
荷電されたトナーを潜像の形成されている感光体あるい
は荷電体の表面に運ぶ現像法に、乾式法では磁気ブラシ
現像、カスケード現像等があり。
この場合トナーを付着して潜像面に運搬するキャリアが
使用される。キャリアとしてはガラス球。
鉄粉、酸化鉄粉、シリカ、アルミナのような無機粉末も
使用され、これらにポリマをコートしたものも使用され
る。また1種々のポリマと微細な鉄粉とを混線微粉砕し
たもの全キャリアとして使用することができる。
トナーの平均粒子径は40μ以下、キャリアのそれは3
00μ以下が好ましい、一般にトナー5〜20μ、キャ
リアが微小でトナーと同程度の犬きさのもの(20〜5
0μ)の組合せでもよい。
本発明のトナーは画像形成方式のいかんにかかわらず使
用される。乾式または湿式の現像方式のほか、rpc、
またはcpcの画像形成方式、感光体の種類、静電潜像
あるいはトナー像の転写等の方式によって使用可否はな
い。
本発明のトナーは、シリコーンあるいはふっ素化合物樹
脂を表面塗布層として有する平版材に強い親和性を有し
、まだ9通常の紙、加工シート面に対しても定着性を有
する機能性の高いトナーである。
本発明のトナーが好適に適用され、高い接着性を発現可
能なシリコーンあるいはふっ素化合物樹脂層をもつ版材
としては1例えば次の様なものがあげられる。
(1)特開昭56−622s3.特開昭57−4959
8゜特開昭57−56699に示された有機ポリシロキ
サン、極性基含有アルコキシシランおよび金属−酸素結
合を含有する有機チタンあるいはジルコニウム化合物の
3成分を必須成分とする組成物全基体上に設けたもの。
(2)特開昭56−109788および特開昭54−1
63101に示されたような版材の塗膜層が分子あたり
少なくとも2個のOHiもつ重合体と末端OH基含有有
機ポリシロキサンとの反応性成物から主として成るもの
(3)特公昭54−42286(特開昭52−2930
5)に述べられている反応性有機基含有オルガノシロキ
サン単位をもつ硬化シリコーン組成物皮膜層。
(4)特開昭50−1803および特開昭51−660
08に示されたような有機物ブロックと70キサンポリ
マブロツクとが共重合されたコポリマを含む異相重合体
組成物を塗布層として含む版材。
(5)特開昭52−76104に開示されているふっ素
化合物を基体上に塗布層として含む版材等をあげること
ができる。
これらはいずれも分子内にジメチル(あるいは部分的に
他のアルキル基を含有)シロキサン単位あるいは含ふっ
素基のほかに1本発明のトナーに対する親和性を示す極
性基、極性ブロックまたはグラフト部分を分子内に有す
る物あるいは極性基含有ポリマがブレンドされたもので
ある。
本発明のトナーはPPC方式あるいはCPC方式の電子
写真製版、静電記録法等によシ前記組成のシリコーンあ
るいはふっ素(化合物)含有樹脂のコートされた版材に
画像形成される。トナーの定着は必要ならばさらに施さ
れるが、この時の加熱は100〜300℃、60分以内
が適当であり、対流や輻射によって行なわれる。得られ
た刷版はオフセットあるいは直刷り方式の印刷機により
、湿し水を供給することなく印刷が行なわれる。インキ
は水あり用の市販のものでも使用可能なものがあるが、
一般には水なし用に特別に設計されたものを使用する。
本発明のトナーは水なし平版印刷において著しい耐久性
を示し、従来はトナーの接着力が乏しくて多数枚の印刷
ができなかったものが、細線や網点のとびが実質的にな
い状態で印刷が行なえるようになることがわかった。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 水なし平版印刷用版材上に電子写真方式により画像形成
され、該版面への接着力にすぐれるトナーを製造した。
トナーの製造は次のようにして行なった。エポキシ樹脂
1エピコート”1004(油化シェルエポキシ■、数平
均分子量1600.エポキシ当量875〜975)i粉
砕機でJISのフルイ ≠200(目開き74μ)をパ
スさせたエポキシ樹脂粉末100部と約1 m7m以下
の粉末にしたインホロンジイソシアナートアダクトβ1
ssocヒユルスジヤパン■製〕10部を均一に混合し
、さらに電荷制御剤のニグロシン染料0BBY(オリエ
ント化学■製〕7部、カーボンブラックMA−8〔三菱
化成工業■製〕6部を添加混合した。
この混合物を攪拌機付きのステンレス製の釜に入れ、外
部温度140〜150℃にて、約20分間ゲル化させな
いよう注意深く溶融混練した。急冷後、取出した固型物
を粒径約2−以下の粒状物に粗砕したのち、さらに微粉
砕して平均粒径的11μの正帯電性トナーを得た。この
ようにして得られたトナー粉末を磁性鉄粉末キャリア(
“TEFV″250、日本鉄粉■)に10重量パーセン
ト混合し。
よくかきまぜて帯電させたのち、この混合物(現像剤)
を磁石に担持させ電場下に上質紙に接触させたところ濃
色のトナー像が得られることがわかった。
次にキャリアとして磁性酸化鉄微粉末と樹脂とを混練し
て製造したプラスチック微小キャリアを調製し、これと
前述のトナーとを用い、ミノルタカメラ■製のBP30
0RE複写機に適用してトナー画像の形成を行なった。
微小キャリアの調製は、磁性酸化鉄微粉末〔RB−BL
、チタン工業■製、平均粒子径0.5μ〕およびエポキ
シ樹脂〔1エピコート1007”油化シェルエポキシ■
製〕あるいはスチレン樹脂〔“ピコラスチックD−12
5.エッソケミカル■製〕を主体とし、任意量を溶液混
線後、乾燥。
微粉砕によシ、平均粒子径20〜30μ範囲に調製する
方法で行なった。
前述のトナーをこのようにして得た微小キャリアに約2
〜20係混合し、この混合物(現像剤)f:EP300
R13複写機に仕込み、各種原稿を用いて複写を行なっ
たところ、普通紙および水なし平版印刷用版材に対し鮮
明かつ汚れのない画像を形成することがわかった。画像
はベタ部濃度が高く、エツジ効果も見られず1階調性の
よいものであった。
水なし平版印刷用紙版は、コーテツド紙(″″ミラーコ
ート″紙”ゴールド″約150μ厚さ。
神崎製紙■製)にシリコーン組成物を3g / m’で
塗布したものである。シリコーン組成物は末端水酸基ジ
メチルポリシロキサン、γ−グリシドキシプロビルトリ
メトキシシランおよびテトラブトキシチタネートから成
り9版は塗布後キユアして得られたものである。
本発明の前述トナーの画像の形成された上記水なし平版
印刷用紙版を180℃で1分間オープン中で熱処理した
のち、得られた刷版を用いて印刷を行なった。印刷はト
ナーの比較のために、上記版材にXerox 3103
  複写機を用いて画像形成し。
さらに180℃、1分熱処理した刷版も同時に印刷を行
なった。印刷機はA a B −Dick 309.イ
ンキは水なし平版印刷に適したインキを用いて、水なし
印刷を行なった。その結果9本発明のトナーとXero
x複写機のトナーとで80線/インチ網点画像の酬81
力に大きな差があり、 Xerox )ナー画像では印
刷枚数300枚で微小網点トナーの脱落が始まるのに対
し9本発明のトナーでは1000枚の印刷においても微
小網点の脱落が見られなかった。
また、トナーの版面に対する接着力を9版面にベタ点状
画像をのせたのち、この上にコート紙を重ね、熱圧(2
kg、180℃)で積層融着した試験片全作成して剥離
力を測定する方法(180’″剥離、毎分10)で比較
したところ9本発明のトナーの接着剥離力は80g/e
mであるのに対しXeroxトナーでは25g/anで
あった。
実施例2 ピペラジンの無水項〔試薬−級、半片化学薬品■〕1Z
2部、エポキシ樹脂1エピコート1002#〔数平均分
子量1060.エポキシ当量600〜700油化シ工ル
エポキシ■製〕106部と1,4−ジオキサン250部
とをコンデンサー、攪拌機および温度計を取付けた三つ
ロフラスコに添加し。
温度105〜115℃下に4時間反応させ、ピペラジン
変性エポキシ樹脂を得た。なお本反応の触媒にはn−ピ
ロピルアルコール0.5部を添加した。
この反応樹脂液にインホロンジイソシアナートアダクト
B F 154” 0を10部、アルミキレート化剤〔
用研ファインケミカル■製のアルミキレ−)M)で処理
したカーボンブラックMA−8−i3部添加し、温度5
0℃下に1時間攪拌したのち。
溶剤を真空下で留去し、固型物を得、さらに同様に微粉
砕分級し、正帯電性のトナー分得た。
実施例3 1−ピペラジンエタノール〔半回化学薬品■〕26.4
部、エポキシ樹脂“エピニー1002″106部と全1
,4−ジオキサフ250部に溶解させ、実施例2と同様
に1.4−ジオキサン還流下で4時間反応させ、アミノ
変性エポキシ樹脂を調製した。
この反応樹脂液に、デスモジュールCTステープル〔住
友バイエル■〕12部と実施例2のアルミキレート化剤
で処理したカーボンブラックMA−8.6部とを添加し
、実施例1と同様な操作をして固形物を得、さらに同様
に微粉砕分級し、正帯電性のトナーを得た。
実施例4 エポキシ樹脂エピコート1002i粉砕機で実施例1と
同操作して得られたエポキシ樹脂粉末100部とデスモ
ジュールTT(TDIダイマ〕の粉末8部、ニグロシン
染料C0BBY)7部。
カーボンブラックMA100C三菱化成工業■製〕6部
を添加し、均一に混合した。この混合物を実施例1と同
操作にて溶融混練し、急冷後、取出した。さらに同様に
微粉砕分級し、正帯電トナーを程た− なお実施例1〜4″11でのトナーの特殊シリコーンゴ
ム引き版材に対する接着力および耐刷力は表1の如くで
ある。なお比較例1〜2は市販複写機および同専用トナ
ーを使用して、実施例に用いた特殊シリコーンゴム引き
版材に対して同様な方法で接着力を測定し、かつ同様に
耐刷力を評価した結果である。
表   1 注)比較例I  Xeroxろ103複写機専用トナー
z    2    EP300RE 〔発明の効果〕 前述したように、静電写真方式による水なし平版印刷に
おいては、印刷時の耐刷力を向上させるために、一般に
インキ反撥性塗布層であるシリコーンあるいはフッ素化
合物ポリマを改質してトナーとの接着力を高めるのに対
して9本発明はトナー側の改良工夫により、シリコーン
ポリマなどのインキ反撥性塗布層を持つ水なし平版への
接着力の向上あるいは耐刷力向上を達成することができ
た。本発明のトナーは従来からあるオフセット印刷(ゴ
ムブランケラトラ介する方式)のみならずさらに耐刷力
のきびしい2胴式の直刷印刷機(版胴と圧胴から成り、
操作単純化、コスト低減効果が期待される)への適用も
可能となる。
特許出願人  東 し 株 式 会 社手続ネ市正訓 
61.4.1!¥ 昭和  年  月  日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エポキシ樹脂、あるいはエポキシ樹脂と分子内に2個以
    上のアミノ基を有する化合物とを反応させて得られる変
    性エポキシ樹脂、もしくはエポキシ樹脂と分子内にアミ
    ノ基と水酸基を含有する化合物とを反応させて得られる
    変性エポキシ樹脂から選ばれる少なくとも一種の化合物
    とブロツクイソシアネートを含有する組成物を必須成分
    とすることを特徴とする静電写真用トナー。
JP61020168A 1986-02-03 1986-02-03 静電写真用トナ− Pending JPS62178976A (ja)

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