JPS6224153Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6224153Y2 JPS6224153Y2 JP1980167930U JP16793080U JPS6224153Y2 JP S6224153 Y2 JPS6224153 Y2 JP S6224153Y2 JP 1980167930 U JP1980167930 U JP 1980167930U JP 16793080 U JP16793080 U JP 16793080U JP S6224153 Y2 JPS6224153 Y2 JP S6224153Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- pressure
- liquid
- fluid
- diaphragm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 5
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、電気信号に応じて圧送装置から圧
力室内に圧送された流体の圧力によつて負荷を制
御するアクチエータに関するもので、封入された
流体のリークが発生した場合には、圧力室への流
体の圧送を停止することによつて負荷の誤動作を
防止するようにしたアクチエータを提供すること
を目的としている。
力室内に圧送された流体の圧力によつて負荷を制
御するアクチエータに関するもので、封入された
流体のリークが発生した場合には、圧力室への流
体の圧送を停止することによつて負荷の誤動作を
防止するようにしたアクチエータを提供すること
を目的としている。
この考案は上記の目的を達成するために、比例
信号に対応して往復運動するプランジヤによつ
て、第1室と第2室とに連通した液体吸入口およ
び液体排出口を介して、該第1室から該第2室へ
液体を圧送する圧送装置と、上記第1室と上記第
2室とに連通し、該第2室の液体を該第1室に戻
す連通路と、上記第2室に隣接され、該第2室内
の圧を感知して変位することによつて負荷を駆動
する応動体と、上記第1室に隣設され、外部に連
通した空気室と、この空気室と上記第1室との間
に配置されたダイヤフラムと、このダイヤフラム
に設けられ、上記第1室内の液体の量が減少した
場合、外気圧によつて移動し、上記圧送装置の液
体吸入口を閉止する閉止弁とを備えたアクチエー
タである。
信号に対応して往復運動するプランジヤによつ
て、第1室と第2室とに連通した液体吸入口およ
び液体排出口を介して、該第1室から該第2室へ
液体を圧送する圧送装置と、上記第1室と上記第
2室とに連通し、該第2室の液体を該第1室に戻
す連通路と、上記第2室に隣接され、該第2室内
の圧を感知して変位することによつて負荷を駆動
する応動体と、上記第1室に隣設され、外部に連
通した空気室と、この空気室と上記第1室との間
に配置されたダイヤフラムと、このダイヤフラム
に設けられ、上記第1室内の液体の量が減少した
場合、外気圧によつて移動し、上記圧送装置の液
体吸入口を閉止する閉止弁とを備えたアクチエー
タである。
この考案は上記の構成であるから、封入されて
いる流体がリークした場合、外気圧によるダイヤ
フラムの変形によつて閉止弁が下降し、電磁ポン
プの吸入口を閉止するもので、弁体は閉位置に復
帰して安全停止に入る。
いる流体がリークした場合、外気圧によるダイヤ
フラムの変形によつて閉止弁が下降し、電磁ポン
プの吸入口を閉止するもので、弁体は閉位置に復
帰して安全停止に入る。
つぎにこの考案の一実施例について図面を参照
して説明する。第1図において符号1で示すケー
シング内には、後で説明する制御回路2とともに
電磁圧送装置を構成する電磁ポンプ3が収容され
ている。電磁ポンプ3は、制御回路2からの比例
信号が供給されるコイル4と、このコイル4の中
心部で往復運動するプランジヤ5とを有し、プラ
ンジヤ5が往復運動すると、2つのチエツキ弁6
および7の作用で、吸入側に連通する第1室8内
の流体(たとえば油)を、吐出側に連通する第2
室9内に圧送するように働く。制御回路2は、電
源10から取り出した電流から、比例制御信号に
もとづいて比例信号を作成してこれをコイル4に
供給し、第1室8から第2室9に圧送される流体
の流量を制御する。
して説明する。第1図において符号1で示すケー
シング内には、後で説明する制御回路2とともに
電磁圧送装置を構成する電磁ポンプ3が収容され
ている。電磁ポンプ3は、制御回路2からの比例
信号が供給されるコイル4と、このコイル4の中
心部で往復運動するプランジヤ5とを有し、プラ
ンジヤ5が往復運動すると、2つのチエツキ弁6
および7の作用で、吸入側に連通する第1室8内
の流体(たとえば油)を、吐出側に連通する第2
室9内に圧送するように働く。制御回路2は、電
源10から取り出した電流から、比例制御信号に
もとづいて比例信号を作成してこれをコイル4に
供給し、第1室8から第2室9に圧送される流体
の流量を制御する。
また第2室9は、連通路11を介して第1室8
に連通し、この連通路11には、第2室9内の圧
力を所定の値に保持するための流量制御体、たと
えばオリフイスまたはニードル12が設けられ
る。
に連通し、この連通路11には、第2室9内の圧
力を所定の値に保持するための流量制御体、たと
えばオリフイスまたはニードル12が設けられ
る。
さらに第2室9内の圧力を感知して変位する応
動体14がケーシング1内に設けられ、この応動
体14に、この例で負荷として用いられている弁
体15がロツド16によつて連結されている。こ
の弁体15は、入口通路17と出口通路18との
間に形成された弁座19にスプリング20によつ
て圧接されている。
動体14がケーシング1内に設けられ、この応動
体14に、この例で負荷として用いられている弁
体15がロツド16によつて連結されている。こ
の弁体15は、入口通路17と出口通路18との
間に形成された弁座19にスプリング20によつ
て圧接されている。
また第1室8は、ダイヤフラム21を介して空
気室22に隣接し、空気室22は、ケーシング1
に形成されたブリード孔23を介して外部に連通
している。そしてダイヤフラム21には、電磁ポ
ンプ3の吸入口24と対向する位置に閉止弁25
が支持されている。したがつて閉止弁25は、第
1室8内の流体の量の増減に応じて変位し、この
量が設定値以下になると、吸入口24を閉止す
る。
気室22に隣接し、空気室22は、ケーシング1
に形成されたブリード孔23を介して外部に連通
している。そしてダイヤフラム21には、電磁ポ
ンプ3の吸入口24と対向する位置に閉止弁25
が支持されている。したがつて閉止弁25は、第
1室8内の流体の量の増減に応じて変位し、この
量が設定値以下になると、吸入口24を閉止す
る。
このように構成された比例駆動アクチエータに
おいて、制御回路2から電磁ポンプ3のコイル4
に適当な比例信号、たとえば第2図aに示すよう
な交流の半波に相当する信号が供給されると、プ
ランジヤ5は、比例信号の周波数に対応した周期
と、波高値に対応したストロークで往復運動し、
比例信号に対応した流量で第1室8の流体を第2
室9に圧送し、この流体は連通路11を経て、あ
らかじめ設定した一定の抵抗を伴つて第1室8に
戻る。この流体の循環によつて、第2室9内の圧
力は、比例信号に対応した値まで上昇し、この圧
力によつて応動体14がスプリング20に抗して
変位し、弁体15が所定の開度まで開く。第1室
8から第2室9に圧送される流体の流量は、プラ
ンジヤ5の単位時間当りの往復回数およびその移
動ストロークをパラメータとして変化するので、
コイル4に供給される比例信号の周波数および波
高値の一方もしくは両方を変えることによつて、
第2室9内の圧力、すなわち弁体15の開度を比
例制御することが可能である。たとえば第2図b
のように、比例信号の周波数を変えてもよく、あ
るいは第2図cのように波高値を変化させてもよ
い。また第2図dに示すように、負の成分を含む
比例信号を供給して流量を変えることができる。
さらに第2図eに示すような矩形波信号の場合に
は、周波数を一定とし、そのパルス幅または波高
値を変化させてもよい。
おいて、制御回路2から電磁ポンプ3のコイル4
に適当な比例信号、たとえば第2図aに示すよう
な交流の半波に相当する信号が供給されると、プ
ランジヤ5は、比例信号の周波数に対応した周期
と、波高値に対応したストロークで往復運動し、
比例信号に対応した流量で第1室8の流体を第2
室9に圧送し、この流体は連通路11を経て、あ
らかじめ設定した一定の抵抗を伴つて第1室8に
戻る。この流体の循環によつて、第2室9内の圧
力は、比例信号に対応した値まで上昇し、この圧
力によつて応動体14がスプリング20に抗して
変位し、弁体15が所定の開度まで開く。第1室
8から第2室9に圧送される流体の流量は、プラ
ンジヤ5の単位時間当りの往復回数およびその移
動ストロークをパラメータとして変化するので、
コイル4に供給される比例信号の周波数および波
高値の一方もしくは両方を変えることによつて、
第2室9内の圧力、すなわち弁体15の開度を比
例制御することが可能である。たとえば第2図b
のように、比例信号の周波数を変えてもよく、あ
るいは第2図cのように波高値を変化させてもよ
い。また第2図dに示すように、負の成分を含む
比例信号を供給して流量を変えることができる。
さらに第2図eに示すような矩形波信号の場合に
は、周波数を一定とし、そのパルス幅または波高
値を変化させてもよい。
以上のような制御を行うことにより、第3図に
示すように、コイル4に供給される比例信号に対
応して、出口通路18から取出される流体の流量
が比例制御される。
示すように、コイル4に供給される比例信号に対
応して、出口通路18から取出される流体の流量
が比例制御される。
ここでケーシング1内に封入されている流体
が、たとえば応動体14とケーシング1との間、
あるいはニードル12の周囲などからリークした
と仮定する。このリークによつて第1室8内の流
体の量が減少すると、外気圧によるダイヤフラム
21の変形によつて閉止弁25が徐々に下降し、
設定された量以下になると、第3図に想像線で示
すように、電磁ポンプ3の吸入口24を閉止する
位置に達し、それ以後は、プランジヤ5が運動し
ても流体は圧送されない。したがつて第2室9内
の圧力は徐々に低下し、応動体14および弁体1
5はスプリング20の作用で元の位置に復帰す
る。
が、たとえば応動体14とケーシング1との間、
あるいはニードル12の周囲などからリークした
と仮定する。このリークによつて第1室8内の流
体の量が減少すると、外気圧によるダイヤフラム
21の変形によつて閉止弁25が徐々に下降し、
設定された量以下になると、第3図に想像線で示
すように、電磁ポンプ3の吸入口24を閉止する
位置に達し、それ以後は、プランジヤ5が運動し
ても流体は圧送されない。したがつて第2室9内
の圧力は徐々に低下し、応動体14および弁体1
5はスプリング20の作用で元の位置に復帰す
る。
以上に説明したようにこの考案によれば、ケー
シング1内に封入された流体のリークが生じたと
きには、第2室9への流体の圧送を中止すること
によつて、負荷である弁体15を閉位置に復帰さ
せる。したがつて制御回路2からの比例信号に対
応しない制御が行われるという不都合は生じな
い。
シング1内に封入された流体のリークが生じたと
きには、第2室9への流体の圧送を中止すること
によつて、負荷である弁体15を閉位置に復帰さ
せる。したがつて制御回路2からの比例信号に対
応しない制御が行われるという不都合は生じな
い。
第1図はこの考案の一実施例によるアクチエー
タの縦断面図、第2図a〜eは第1図のアクチエ
ータに供給される駆動信号の波形図、第3図は第
1図の一部の拡大縦断面図である。 1……ケーシング、3……電磁ポンプ、4……
コイル、5……プランジヤ、6,7……チエツキ
弁、8……第1室、9……第2室、11……連通
路、12……ニードル、14……応動体、15…
…弁体、17……入口通路、18……出口通路、
19……弁座、20……スプリング、21……ダ
イヤフラム、22……空気室、24……吸入口、
25……閉止弁。
タの縦断面図、第2図a〜eは第1図のアクチエ
ータに供給される駆動信号の波形図、第3図は第
1図の一部の拡大縦断面図である。 1……ケーシング、3……電磁ポンプ、4……
コイル、5……プランジヤ、6,7……チエツキ
弁、8……第1室、9……第2室、11……連通
路、12……ニードル、14……応動体、15…
…弁体、17……入口通路、18……出口通路、
19……弁座、20……スプリング、21……ダ
イヤフラム、22……空気室、24……吸入口、
25……閉止弁。
Claims (1)
- 比例信号に対応して往復運動するプランジヤに
よつて、第1室と第2室とに連通した液体吸入口
および液体排出口を介して、該第1室から該第2
室へ液体を圧送する圧送装置と、上記第1室と上
記第2室とに連通し、該第2室の液体を該第1室
に戻す連通路と、上記第2室に隣設され、該第2
室内の圧を感知して変位することによつて負荷を
駆動する応動体と、上記第1室に隣設され、外部
に連通した空気室と、この空気室と上記第1室と
の間に配置されたダイヤフラムと、このダイヤフ
ラムに設けられ、上記第1室内の液体の量が減少
した場合、外気圧によつて移動し、上記圧送装置
の液体吸入口を閉止する閉止弁とを備えたアクチ
エータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980167930U JPS6224153Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980167930U JPS6224153Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5789073U JPS5789073U (ja) | 1982-06-01 |
JPS6224153Y2 true JPS6224153Y2 (ja) | 1987-06-19 |
Family
ID=29526553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980167930U Expired JPS6224153Y2 (ja) | 1980-11-21 | 1980-11-21 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6224153Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6221189Y2 (ja) * | 1980-11-12 | 1987-05-29 |
-
1980
- 1980-11-21 JP JP1980167930U patent/JPS6224153Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5789073U (ja) | 1982-06-01 |
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