JPS603352Y2 - 自動薬液注入装置 - Google Patents
自動薬液注入装置Info
- Publication number
- JPS603352Y2 JPS603352Y2 JP12385378U JP12385378U JPS603352Y2 JP S603352 Y2 JPS603352 Y2 JP S603352Y2 JP 12385378 U JP12385378 U JP 12385378U JP 12385378 U JP12385378 U JP 12385378U JP S603352 Y2 JPS603352 Y2 JP S603352Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water supply
- piston
- pump
- supply pump
- area side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、給水ポンプの起動・停止の際に生ずる給水
ポンプ吐出側の圧力変動に対応して、管路圧よりも高圧
でかつ定量の薬液を自動的にボイラへ注入する装置の改
良に関するものである。
ポンプ吐出側の圧力変動に対応して、管路圧よりも高圧
でかつ定量の薬液を自動的にボイラへ注入する装置の改
良に関するものである。
従来の自動薬液注入装置は、給水のための給水ポンプが
備えられ、この給水ポンプの起動・停止の際に生ずる給
水ポンプ吐出側の圧力変動を動力源として作動するピス
トンポンプが薬液注入系路に配備され、前記ピストンポ
ンプは、ピストンの両側の受圧面積を異ならしめ、ピス
トンの両側に等圧がかかればピストンが少面積側に移動
し、ピストンの両側の圧力がなくなればピストンが大面
積側に移動するよう構成され、かつ大面積側が給水ポン
プの給水系路に連通し小面積側が薬液注入系路に連通し
て配備され、給水ポンプ起動時に薬液を給水ポンプの給
水系路又はボイラへ直接注入するよう構成していた(特
開昭53−74604)。
備えられ、この給水ポンプの起動・停止の際に生ずる給
水ポンプ吐出側の圧力変動を動力源として作動するピス
トンポンプが薬液注入系路に配備され、前記ピストンポ
ンプは、ピストンの両側の受圧面積を異ならしめ、ピス
トンの両側に等圧がかかればピストンが少面積側に移動
し、ピストンの両側の圧力がなくなればピストンが大面
積側に移動するよう構成され、かつ大面積側が給水ポン
プの給水系路に連通し小面積側が薬液注入系路に連通し
て配備され、給水ポンプ起動時に薬液を給水ポンプの給
水系路又はボイラへ直接注入するよう構成していた(特
開昭53−74604)。
そして従来のものは、給水ポンプの起動回数に比例して
薬液が注入されるので、必ずしも給水量に比例しないと
いう欠点があった。
薬液が注入されるので、必ずしも給水量に比例しないと
いう欠点があった。
この考案は、給水ポンプ吐出側のピストンポンプへの流
入管に電磁弁を配備し、給水ポンプ作動中電磁弁を開閉
することによって、従来のものの上記欠点を除き、給水
量に比例して薬液を注入することができる自動薬液注入
装置を提供することを目的とするものである。
入管に電磁弁を配備し、給水ポンプ作動中電磁弁を開閉
することによって、従来のものの上記欠点を除き、給水
量に比例して薬液を注入することができる自動薬液注入
装置を提供することを目的とするものである。
この考案自動薬液注入装置は、給水のための給水ポンプ
が備えられ、圧力変動を動力源として作動するピストン
ポンプが薬液注入系路に配備され、前記ピストンポンプ
は、ピストンの両側の受圧面積を異ならしめ、ピストン
の両側に等圧がかかればピストンが小面積側に移動し、
ピストンの両側の圧力がなくなればピストンヵ伏面積側
に移動するよう構成され、かつ大面積側が給水ポンプの
給水系路に連通し小面積側が薬液注入系路に連通して配
備された自動薬液注入装置において、給水ポンプ吐出側
のピストンポンプへの流入管の電磁弁を配備し、給水ポ
ンプ吸入側のピストンポンプからの排出管にオリフィス
を配備し、給水ポンプ作動中電磁弁を開閉させる制御機
構を配備し、給水ポンプ作動中に薬液を間欠的に給水ポ
ンプの給水系路又はボイラへ直接注入するよう構成した
ことを特徴としている。
が備えられ、圧力変動を動力源として作動するピストン
ポンプが薬液注入系路に配備され、前記ピストンポンプ
は、ピストンの両側の受圧面積を異ならしめ、ピストン
の両側に等圧がかかればピストンが小面積側に移動し、
ピストンの両側の圧力がなくなればピストンヵ伏面積側
に移動するよう構成され、かつ大面積側が給水ポンプの
給水系路に連通し小面積側が薬液注入系路に連通して配
備された自動薬液注入装置において、給水ポンプ吐出側
のピストンポンプへの流入管の電磁弁を配備し、給水ポ
ンプ吸入側のピストンポンプからの排出管にオリフィス
を配備し、給水ポンプ作動中電磁弁を開閉させる制御機
構を配備し、給水ポンプ作動中に薬液を間欠的に給水ポ
ンプの給水系路又はボイラへ直接注入するよう構成した
ことを特徴としている。
この考案実施例を図面にもとづいて説明すると次のとお
りである。
りである。
ピストンポンプは第1図に示すように、シリンダ1の中
にピストン2がバネ3と共に収容されている。
にピストン2がバネ3と共に収容されている。
4はバネ押えである。ピストン2は上下で受圧面積が異
なり、下側が大面積側5に、上側が小面積側6となって
いて、両側に等圧がかかった時、圧力による上向きの力
が圧力による下向きの力とバネ3の力と、摩擦力などの
総和に打勝ってピストン2が上向きに移動するようにな
っている。
なり、下側が大面積側5に、上側が小面積側6となって
いて、両側に等圧がかかった時、圧力による上向きの力
が圧力による下向きの力とバネ3の力と、摩擦力などの
総和に打勝ってピストン2が上向きに移動するようにな
っている。
7はピストン2の移動により外界との間に流体が自由に
出入できるように設けた呼吸室である。
出入できるように設けた呼吸室である。
8は流入管接続口、9は排出管接続口、10はバランス
管接続口である。
管接続口である。
11は薬液吸入管接続口、12は薬液吐出管接続口で、
13は薬液流量を調整するストッパーである。
13は薬液流量を調整するストッパーである。
このように構成されたピストンポンプ14を第2図に示
すように配設し、流入管接続口8を流入管15により給
水系路16に接続し、排出管接続口9を排出管17によ
り吸込系路18に接続し、バランス管接続口10をバラ
ンス管19により吸込系路に接続し、薬液吸入管接続口
11を薬液吸入管20により薬液タンク21に接続し、
薬液吐出管接続口12を薬液吐出管22により給水系路
16に接続する。
すように配設し、流入管接続口8を流入管15により給
水系路16に接続し、排出管接続口9を排出管17によ
り吸込系路18に接続し、バランス管接続口10をバラ
ンス管19により吸込系路に接続し、薬液吸入管接続口
11を薬液吸入管20により薬液タンク21に接続し、
薬液吐出管接続口12を薬液吐出管22により給水系路
16に接続する。
23は給水ポンプ、24はボイラ、25,26,27は
逆止弁である。
逆止弁である。
流入管15に電磁弁28を配備し、排出管17にオリフ
ィス29を配備する。
ィス29を配備する。
30は給水ポン123作動中電磁弁28を開閉させる制
御機構であり、31゜32は操作回路である。
御機構であり、31゜32は操作回路である。
以上のような構成においてその作用を説明すると、給水
ポンプ23が停止している時はピストン2の小面積側6
の室には薬液が充満しているが、給水ポンプ23が起動
し電磁弁28が開となり流入管15の圧力が上がると、
ピストン2を押し上げ薬液は押し出され、逆止弁26を
通過して薬液吐出管22に入る。
ポンプ23が停止している時はピストン2の小面積側6
の室には薬液が充満しているが、給水ポンプ23が起動
し電磁弁28が開となり流入管15の圧力が上がると、
ピストン2を押し上げ薬液は押し出され、逆止弁26を
通過して薬液吐出管22に入る。
この場合管内及び弁内の圧力損失を除けば給水系路16
内と薬液注入系路とはほぼ同圧となるが、ピストン2の
大面積側5及び小面積側6の画室が同圧となるので前述
の如くピストン2が上方へ移動することが可能となり、
従って給水系路16が高圧状態であっても薬液は薬液吐
出管22より給水系路16へ注入され水と共にボイラ2
4に送り込まれる。
内と薬液注入系路とはほぼ同圧となるが、ピストン2の
大面積側5及び小面積側6の画室が同圧となるので前述
の如くピストン2が上方へ移動することが可能となり、
従って給水系路16が高圧状態であっても薬液は薬液吐
出管22より給水系路16へ注入され水と共にボイラ2
4に送り込まれる。
電磁弁28が閉になると、ピストン2は再び降下し薬液
タンク21から薬液を逆止弁25を通して吸込む。
タンク21から薬液を逆止弁25を通して吸込む。
このサイクルを繰返し間欠的に自動薬液注入が行なわれ
る。
る。
給水ポンプ23停止中においては、電磁弁28は閉のま
まである。
まである。
この考案は、以上のように構成され作用するので、給水
ポンプ作動中に薬液を間欠的に給水ポンプの給水系路又
はボイラへ直接注入することができ、給水量に比例して
薬液を注入することができるので実用上極めて大なる効
果を有するものである。
ポンプ作動中に薬液を間欠的に給水ポンプの給水系路又
はボイラへ直接注入することができ、給水量に比例して
薬液を注入することができるので実用上極めて大なる効
果を有するものである。
第1図はこの考案実施例に用いられるピストンポンプの
断面図、第2図はこの考案実施例のフローシートである
。 1はシリンダ、2はピストン、3はバネ、4はバネ押え
、5は大面積側、6は小面積側、7は呼吸室、8は流入
管接続口、9は排出管接続口、10はバランス管接続口
、11は薬液吸入管接続口、12は薬液吐出管接続口、
13はストッパー、14はピストンポンプ、15は流入
管、16は給水系路、17は排出量、18は吸込系路、
19はバランス管、20は薬液吸入管、21は薬液タン
ク、22は薬液吐出管、23は給水ポンプ、24はボイ
ラ、25,26,27は逆止弁、28は電磁弁、29は
オリフィス、30は制御機構、31.32は操作回路。
断面図、第2図はこの考案実施例のフローシートである
。 1はシリンダ、2はピストン、3はバネ、4はバネ押え
、5は大面積側、6は小面積側、7は呼吸室、8は流入
管接続口、9は排出管接続口、10はバランス管接続口
、11は薬液吸入管接続口、12は薬液吐出管接続口、
13はストッパー、14はピストンポンプ、15は流入
管、16は給水系路、17は排出量、18は吸込系路、
19はバランス管、20は薬液吸入管、21は薬液タン
ク、22は薬液吐出管、23は給水ポンプ、24はボイ
ラ、25,26,27は逆止弁、28は電磁弁、29は
オリフィス、30は制御機構、31.32は操作回路。
Claims (1)
- 給水のための給水ポンプ23が備えられ、圧力変動によ
って作動するピストンポンプ14が薬液注入系路に配備
され、前記ピストンポンプ14は、ピストン2の両側の
受圧面積を異ならしめ、ピストン2の両側に等圧がかか
ればピストン2が小面積側6に移動し、ピストン2の両
側の圧力がなくなればピストン2が大面積側5に移動す
るよう構成され、かつ大面積側5が給水ポンプ23の給
水系路16に連通し小面積側6が薬液注入系路に連通し
て配備された自動薬液注入装置において、給水ポンプ2
3吐出側のピストンポンプ14への流入管15に電磁弁
28を配備し、給水ポンプ23吸入側のピストンポンプ
14からの排出管17にオリフィス29を配備し、給水
ポン123作動中電磁弁28を開閉させる制御機構30
を配備し、給水ポンプ作動中に薬液を間欠的に給水ポン
プの給水系路又はボイラへ直接注入するよう構成したこ
とを特徴とする自動薬液注入装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12385378U JPS603352Y2 (ja) | 1978-09-09 | 1978-09-09 | 自動薬液注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12385378U JPS603352Y2 (ja) | 1978-09-09 | 1978-09-09 | 自動薬液注入装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5541528U JPS5541528U (ja) | 1980-03-17 |
JPS603352Y2 true JPS603352Y2 (ja) | 1985-01-30 |
Family
ID=29083346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12385378U Expired JPS603352Y2 (ja) | 1978-09-09 | 1978-09-09 | 自動薬液注入装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS603352Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-09-09 JP JP12385378U patent/JPS603352Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5541528U (ja) | 1980-03-17 |
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