JPH0213818Y2 - - Google Patents

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JPH0213818Y2
JPH0213818Y2 JP1026881U JP1026881U JPH0213818Y2 JP H0213818 Y2 JPH0213818 Y2 JP H0213818Y2 JP 1026881 U JP1026881 U JP 1026881U JP 1026881 U JP1026881 U JP 1026881U JP H0213818 Y2 JPH0213818 Y2 JP H0213818Y2
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JP
Japan
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passage
valve
chamber
diaphragm
pressure
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JP1026881U
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JPS57124675U (ja
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Safety Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、燃料用都市ガス等の漏洩を検出のう
え、ガスの供給を自動的に遮断する安全遮断弁の
改良に関するものである。
ガスの漏洩による中毒、爆発事故等を未然に阻
止するため、ガスの漏洩を検出し自動的にガスの
供給を遮断状態とする安全遮断弁が近来開発さ
れ、本出願人の別途出願による「安全遮断弁」
(特開昭57−90472号公報参照)が提案されてい
る。
しかし、同出願によるものは、水、油等の流体
を圧送する電磁ポンプを用いると共に、流体圧力
により弁の開閉を制御しており、流体が外部へ漏
出するのを阻止せねばならず、加工精度を要する
うえ構造が複雑となり、高価となる欠点を生ず
る。
本考案は、かゝる従来の欠点を根本的に解消す
る目的を有し、流体圧力の代りとして空気圧を用
いることにより、気密構造を要する部分を大幅に
減少させ、加工の容易化および構造の簡略化によ
り、安価なものとすることのできる極めて効果的
な、安全遮断弁を提供するものである。
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
第1図は全体の構成図を示し、電磁コンプレツ
サ1は、吸入口2からの空気を圧力室3へ圧送す
るためのものであり、応動体4は、圧力室3内の
気圧に応じて変位し、ロツド5を介して連結され
た主弁装置を構成する弁体6を開閉させるものと
なつており、この弁体6は、スプリング7の作用
により、入口通路8と出口通路9との間に形成さ
れた弁座10へ圧接される方向に付勢されてい
る。
また、圧力室3内に圧送された空気を排出する
ための連通路12aには電磁弁13が、連通路1
2bにはダイアフラム弁14が設けられており、
ダイアフラム弁14は、ダイアフラム室15と接
するダイアフラム16により支持され、スプリン
グ17によつて開方向へ付勢されている。なお、
ダイアフラム室15は、電磁弁18およびオリフ
イス19を有する通路20を介して入口通路8へ
連通していると共に、通路21を介して出口通路
9へも連通している。
更に、電磁コンプレツサ1および電磁弁18を
制御するためにシーケンス制御回路22が、また
電磁弁13を制御するために検出制御回路23が
それぞれ設けられている。なお、これらの動作に
ついては後述において説明する。
第2図は、電磁コンプレツサ1の詳細を示す断
面図であり、駆動信号が供給されるコイル31
と、このコイル31の中心部において往復運動を
行なうプランジヤ32および、これを支持する筒
体33とを有し、プランジヤ32には、筒体33
内において移動可能なピストン34が連結され、
このピストン34の往復運動により、筒体33内
に形成されたシリンダ室35の内部を交互に加
圧、減圧するものとなつており、このシリンダ室
35は、それぞれチエツキ弁36,37を内蔵す
る吸入室38および排出室39と連通し、吸入室
38は吸入孔40を介して外部と、また排出室3
9は連絡孔41を介して圧力室3と連通してい
る。また、排出室39は、オリフイス等の流量制
限手段を有する通路42を介して外部と連通して
いる。
更に、チエツキ弁36は、スプリング43によ
つて吸入孔40を閉じる方向へ付勢され、またチ
エツキ弁37はシリンダ室35と排出室39との
間の通路を閉じる方向へスプリング44によつて
付勢されている。
このため、コイル31に供給された駆動信号に
よつてプランジヤ32およびピストン34が往復
運動を行なうと、吸入口40から吸入された空気
が圧力室3へ圧送され、その内部圧力が上昇す
る。すなわち、ピストン34が第2図の上方へ移
動すれば、シリンダ室35およびこれと連通して
いる吸入室38内の気圧が低下し、この減圧によ
つてチエツキ弁36が開き、吸入孔40を介して
外部から空気が吸入される。また、ピストン34
が下降する過程では、シリンダ室35および吸入
室38内の空気が圧縮されるため、チエツキ弁3
6は吸入孔40を閉じた位置に保持される反面、
チエツキ弁37がスプリング44に抗して後退
し、シリンダ室35と排出室39との間の通路を
開くことにより、シリンダ室35内の空気が、排
出室39および連通孔41を介して圧力室3内へ
流入すると共に、一部は通路42を経て外部に放
出される。したがつて、圧力室3内の圧力が上昇
すると、第1図の応動体4が押し下げられ、応動
体4と連結された弁体6が移動する。
弁体6の駆動は、前述のとおりに行なわれる
が、当初閉位置にある弁体6を開位置へ移動させ
る動作は、シーケンス制御回路22へ外部からリ
セツト信号RSを供給することによつて行なわれ
る。
すなわち、各信号および各部の応動状況をタイ
ミングチヤートとして第3図aに示すとおり、シ
ーケンス制御回路22は、リセツト信号RSが与
えられた時点t1から、所定時間T3を通過するま
での期間駆動信号SG1を電磁コンプレツサ1へ
与えると共に、時点t1から設定時間T1を経た後
に、一定時間T2のみ電磁弁18に対し駆動信号
SG2を与える。
ここで、検出制御回路23に何かの異常を示す
信号、例えば地震検出信号あるいはガス漏洩検出
信号等を含む遮断信号SSが供給されていない状
態を想定すると、第1図において電磁弁13は閉
のままであり、駆動信号SG2によつて電磁弁1
8が開けば、入口通路8内のガスが、通路20、
ダイアフラム室15および通路21を介し出口通
路9へ流通する。
このとき、出口通路9側の図上省略した端末バ
ルブがすべて閉じられており、ガスの漏洩がなけ
れば、入口通路8内の一次圧に基づく出口通路9
内の二次圧が徐々に上昇し、ついには入口通路8
内の一次圧と等しくなり、この圧力がダイアフラ
ム室15へ作用しこれによつてダイアフラム16
がスプリング17に抗してダイアフラム弁14を
閉位置へ移動させ、これにより二つの連通路12
a,12bが共に遮断されたものとなり、すでに
動作中の電磁コンプレツサ1によつて圧送される
空気に応じて圧力室3内の圧力が更に上昇し、応
動体4によつて弁体6が開位置へ移動し、時点t4
において電磁コンプレツサ1の動作が停止したの
ちもこの状態が維持される。
つぎに、何等かの異常が発生して遮断信号SS
が与えられると、検出制御回路23は電磁弁13
に駆動信号SG3を供給するため、電磁弁13は
連通路12aを開き、圧力室3内の空気圧力を解
放することにより、応動体4は弁体6が弁座10
に圧接されるまで上昇し、出口通路9へのガス供
給を遮断する。
また、リセツト信号RSがシーケンス制御回路
22へ供給されたときに、出口通路9側にガスの
漏洩があれば、第3図bに示すとおり、電磁コン
プレツサ1が動作し、ついで電磁弁18が開とな
つても、所定時間T2には出口通路9側の二次圧
が設定値まで上昇しないため、ダイアフラム弁1
4が閉とならないうちに電磁弁18が閉じるもの
となり、圧力室3内の気圧が上昇せず、弁体6は
開位置へ移動しない。
したがつて、ガスの漏洩に応じて自動的にガス
の供給が遮断状態となり、ガス漏洩に基づく事故
の発生が未然に阻止されると共に、弁体6の駆動
に気圧を用いているため、電磁コンプレツサ1の
圧送能力に応じて各部の気密度を定めればよいも
のとなり、同時に流体圧力を用いる場合に必要と
する流体貯溜タンク等が不要となり、各部の加工
精度が低減されるうえ、構造の簡略化が達成され
る。
たゞし、電磁コンプレツサ1の構成は、条件に
応じて任意のものを適用できると共に、応動体4
としてダイアフラム等を用いても同様である等、
種々の変形が自在である。
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、ガスの漏洩があると、電磁弁の開いている間
において出口通路の圧力が十分に上昇しないため
にダイアフラム室の圧力も十分に上昇せず、この
結果、ダイアフラム弁は開状態なので電磁コンプ
レツサからの空気は逃げ通路から放出されて圧力
室内の空気圧は上昇せず、やがて所定時間の経過
により電磁コンプレツサは停止するので弁体は閉
じたままとなる。したがつて、ガスの漏洩により
自動的にガスの供給が遮断状態になり、事故が未
然に防止される。
また、弁体の駆動制御に空気圧を使用している
ため、流体のような外部への漏れを心配しなくて
よいので各部の加工精度が不要となり、構造の簡
素化がはかれる。
この結果、ガス漏洩を自動的に防ぐ安価な安全
遮断弁が得られ、各種のガス設備に利用して安全
確保上多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は全体の構
成図、第2図は第1図における電磁コンプレツサ
の断面図、第3図は第1図の動作状況を示すタイ
ミングチヤートである。 1……電磁コンプレツサ、3……圧力室、4…
…応動体、5……ロツド、6……弁体、7,17
……スプリング、10……弁座、14……ダイア
フラム弁、16……ダイアフラム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入口通路と出口通路の間に設けられ、常時ガス
    通路を閉じるように付勢されている弁体と、 圧力室内に空気を圧送する電磁コンプレツサ
    と、 前記圧力室内に設けられ、圧力室内の空気圧が
    所定以上のとき前記弁体を開くように駆動する応
    動体と、 前記入口通路と出口通路の間に各通路に連通す
    るように設けられたダイアフラム室と、 前記ダイアフラム室内の圧力が所定以上のと
    き、前記電磁コンプレツサから前記圧力室へ圧送
    される空気を逃がす通路を閉じるダイアフラム弁
    と、 前記ダイアフラム室と入口通路の間の通路を常
    時は閉じており、駆動されたとき開く電磁弁と、 リセツト信号が与えられたとき、所定時間T3
    の間前記電磁コンプレツサを動作させるととも
    に、所定時間T1(T1<T3)後の時点に一定時間
    T2(T2+T1<T3)だけ前記電磁弁を駆動する制
    御回路と を備えたことを特徴とする安全遮断弁。
JP1026881U 1981-01-29 1981-01-29 Expired JPH0213818Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1026881U JPH0213818Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29

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JP1026881U JPH0213818Y2 (ja) 1981-01-29 1981-01-29

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Publication Number Publication Date
JPS57124675U JPS57124675U (ja) 1982-08-03
JPH0213818Y2 true JPH0213818Y2 (ja) 1990-04-16

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