JPS62241340A - 真空乾燥処理方法 - Google Patents

真空乾燥処理方法

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Publication number
JPS62241340A
JPS62241340A JP8365486A JP8365486A JPS62241340A JP S62241340 A JPS62241340 A JP S62241340A JP 8365486 A JP8365486 A JP 8365486A JP 8365486 A JP8365486 A JP 8365486A JP S62241340 A JPS62241340 A JP S62241340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
dried material
dried
verger
latent heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8365486A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Kizara
木皿 幸夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUCHITSU KOGYO KK
Original Assignee
NITSUCHITSU KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NITSUCHITSU KOGYO KK filed Critical NITSUCHITSU KOGYO KK
Priority to JP8365486A priority Critical patent/JPS62241340A/ja
Publication of JPS62241340A publication Critical patent/JPS62241340A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、純水で洗浄後のウェハーを乾燥するに適した
真空乾燥処理方法に関するものである。
従来の技術 一般に、ウェハーの乾燥処理にあたっては遠心分離方法
が適用されているが、その高速回転時にウェハーを振動
等で破損し易くまたウェハーのスリット内に付着する水
分を完全に除去できない欠点があるため、これに代える
乾燥処理方法の開発が望まれている。
従来、この種の乾燥処理方法としては所定の圧力に減圧
する気密室内に電界を形成する対向電極を設け、その電
極に高周波電圧を印加して減圧雰囲気をプラズマ化し、
所定の保持具で支持した被乾燥物をプラズマ中に配置し
て洗浄液の蒸発潜熱を補給することにより被乾燥物を減
圧乾燥する方法が知られている(特開昭51−6756
8号)。
発明が解決しようとする問題点 然し、この方法では被乾燥物の表面に間断なく衝突する
プラズマイオン及び電子の運動エネルギーが洗浄液の蒸
発潜熱に一部変換させることにより被乾燥物に残留する
洗浄液を氷結させずに乾燥処理することができるものの
、それをウェハーの乾燥処理に適用するときにはウェハ
ーを変質させまたは表面にスーパツタ皮膜を形成してし
まう虞れがあるところから好ましくない。
問題点を解決するための手段 本発明に係る真空乾燥処理方法においては、被乾燥物を
収容するベルジャーの内部を所定の真空圧に降圧すると
共に、ターンテーブルで低速回転する被乾燥物を赤外線
ヒータで略常温下に加熱し、その加熱で水分の蒸発潜熱
を補給しつつ被乾燥物を乾燥処理するようにされている
作  用 この真空乾燥処理方法では、略常温下に加熱して水分の
蒸発潜熱を補給しつつ真空下で水分を昇華することによ
り水分の氷結をウェハーに付着したままで生じさせずに
スリット内の水分も効率よく蒸発させ得るため、ウェハ
ーの乾燥に適用してもウェハーを変質する虞がなく、ま
たウェハーの全体に加熱照射するべく低速で回転するだ
けであるからウェハーを損傷する如き事態が生ずること
もない。
実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通りである
第1図に示す乾燥装置はクリーンルーム中で純水洗浄後
のウェハーをキャリアと共に真空乾燥するものであり、
ベルジャー1oは真空度5×10−’Torr程度に到
達可能に構成されている。その本体は内面がパフ、電解
研摩で平滑面に形成され、また第2図に示す如く機体側
に装備するエアーシリンダ11でベースプレート12か
らリフトアップ可能に取付けられている。このベルジャ
ー10の内部にはテフロン製等のキャリア13で洗浄し
た複数枚のウェハーXを支持して収容するものであり、
そのキャリア13は30 rpm程度の低速で回転駆動
するターンテーブル14上に載置されるようになってい
る。また、ベルシ′°ヤー10の内部には上下二つの赤
外線ヒータ15,16が取付けられている。この赤外線
ヒータ15,16どしてはタングステン製等を用いるこ
とができ、上部側はベルジャー内のっ吊込み型でまた下
部側はベースプレート12の据付は型で構成することが
できる。これらは例えば8インチキャリア13゜ウェハ
ーXを被乾燥物とするときには200W程度のものを用
いればよく、その各ヒータ15゜16では被乾燥物を略
常温の40を以下に加熱することにより被乾燥物に付着
する水分の蒸発潜熱を補給する。
この乾燥処理装置は、第2図で示す回路系でベルジャー
10の真空処理並びに凝結水の排出処理を行うことがで
きる。その回路系中、2oは主バルブ、21.22はリ
ークバルブ、23はフィルター、24はトラップ、25
はオートドレン弁、26は冷凍機、27は水冷クーラー
、28は油回転ポンプ、29は油清掃装置である。
この乾燥処理装置では、リフトアップしたベルジャー1
0内で位置決め停止されているターンテーブル14に手
動またはロボットで被乾燥物Xを挿入し、その後にベル
ジャー1oを降下させた状態で主バルブ20.リークバ
ルブ21を開くと共にリークバルブ22を閉じて真空引
きを開始する。この排気は貫通ダクトを介してクリーン
ルーム外に排出される。その真空圧が所定圧に達したと
き、例えば8インチキャリア、ウェハーを被乾燥物とす
る場合には第3図で示す如く真空圧46〜45 Tor
r程度に達すると、上、下部の各ヒータ15.16を作
動する。この各ヒータ15゜16は200W程度のもの
であるため、被乾燥物は40℃以上に温度上昇すること
はない。また、そのヒータ15.16による加熱はター
ンテーブル14が30 rpm程度の低速で回転駆動す
ることにより被乾燥物Xの全体に均等に作用する。この
状態でベルジャー10の内圧が30 Torr程度に達
すると、キャリア13.ウェハーXに付着する水分が蒸
発を開始し、その蒸発はウェハーXのスリット内に付着
するものでも迅速に生じてベルジャー内圧が2 Tor
r程度に達する時点には略完全に終了する。この蒸発開
始から終了までキャリア13、ウェハーXは略常温下に
晒されているため、その加熱で被乾燥物Xに蒸発潜熱を
補給することによりベルジャー10の内圧を急速に降下
させても被乾燥物Xに水分が付着したままで氷結するこ
とがない。
その蒸発気化した水分はベルジャー10からトラップ2
4に排出し、ここで氷結水と帯熱低圧とを分離させるこ
とにより帯熱低圧のみを冷凍機26に送ると共にクーラ
ー27で常温高圧に戻す。しかる後、常温高圧をトラッ
プ24に帰還させ、この常温高圧でトラップ24内に溜
めた氷結水を加熱溶解することによりドレン弁25から
機外に排出することができる。
被乾燥物の水分気化蒸発を完全に終了すると、ヒーター
15.16を閉成し、それと共に主バルブ20.リーク
バルブ21を閉じてリークバルブ22を開くことにより
、ベルジャー10の内圧を上昇する。この際にリークバ
ルブ22にはフィルター23が接続されているため、清
浄なエアがベルジャー10に供給される。ベルジャー1
0の内圧が大気圧に達すると、ベルジャー10をリフト
アップして被乾燥物Xを取出すことにより乾燥処理を終
了する。
発明の効果 以上の如く、本発明に係る真空乾燥処理方法に依れば、
略常温に加熱する赤外線ヒータで被乾燥物に水分の蒸発
潜熱を補給するところから被乾燥物を変質し或いは損傷
させずに効率よく乾燥処理を行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る真空乾燥処理方法を実施するベル
ジャーの内部構造を示す説明図、第2図は同ベルジャー
の真空、凝結水処理の系統図、第3図は同ベルジャーに
よる真空圧と水分気化蒸発との関係を示すグラフである
。 10:ベルジャ−,14:ターンテーブル、15.16
:赤外線ヒータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被乾燥物を収容するベルジャーの内部を所定の真空圧に
    降圧すると共に、ターンテーブルで低速回転する被乾燥
    物を赤外線ヒータで略常温下に加熱し、その加熱で水分
    の蒸発潜熱を補給しつつ被乾燥物を乾燥処理するように
    したことを特徴とする真空乾燥処理方法。
JP8365486A 1986-04-11 1986-04-11 真空乾燥処理方法 Pending JPS62241340A (ja)

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JP8365486A JPS62241340A (ja) 1986-04-11 1986-04-11 真空乾燥処理方法

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JP8365486A JPS62241340A (ja) 1986-04-11 1986-04-11 真空乾燥処理方法

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Publication Number Publication Date
JPS62241340A true JPS62241340A (ja) 1987-10-22

Family

ID=13808439

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8365486A Pending JPS62241340A (ja) 1986-04-11 1986-04-11 真空乾燥処理方法

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JP (1) JPS62241340A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04132388U (ja) * 1991-05-24 1992-12-08 千住金属工業株式会社 真空乾燥装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04132388U (ja) * 1991-05-24 1992-12-08 千住金属工業株式会社 真空乾燥装置

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