JPS62240539A - 自動車用内装材の製造方法 - Google Patents

自動車用内装材の製造方法

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JPS62240539A
JPS62240539A JP61084799A JP8479986A JPS62240539A JP S62240539 A JPS62240539 A JP S62240539A JP 61084799 A JP61084799 A JP 61084799A JP 8479986 A JP8479986 A JP 8479986A JP S62240539 A JPS62240539 A JP S62240539A
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秀雄 西村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば自動車の天井材、ドア内張材、トラ
ンクルームマットなどの自動車用内装材の製造方法に関
するものである。
(従来の技術) この種の内装材、例えば自動車の成形天井には、品質と
して、剛性、耐熱性、深絞り成形性、ハンドリング性お
よび断熱性、さらには内装材としての美感、ソフト感等
が要求される。そして、これらの要求品質を満たすため
、従来は、基材として、レジンフェルト、プラスチック
ハニカム、ダンボール等の比較的硬い材料が使用される
とともに、表面材として、ポリウレタン発泡体、ポリエ
チレン発泡体等のパッド材と、ニット、塩ビレザー等の
表皮が使用されるのが一般であった。この種の成形天井
としては、例えば、非発泡のプロピレン系重合体シート
/ポリプロピレン発泡体/非発泡のプロピレン系重合体
シートが基材として使用されるとともに、ポリウレタン
発泡体/布、塩ビレザー等が表面材として使用され、こ
れらを積層して、5屓の積層体とされたものが考案され
ている(実開昭55−148926号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような成形天井では、構造が複雑で
、製造工程も複雑となり、製造コストの高騰を招いてい
た。
また、表面材として成形できないポリウレタン発泡体が
使用されているので、加熱成形による深くてシャープな
造形的美感を得ることができないという問題もあった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、まず2枚の架橋発泡シートのそれぞれの片面
に、非発泡の表皮層をそれぞれ押出ラミネートして、2
枚のラミネート品を形成する。押出ラミネートは、例え
ば非発泡のプロピレン系重合体を押出金型を通じてシー
ト伏の表皮層を形成し、この表皮層を架橋発泡シートに
添わせ、ロールで圧着し、冷却することにより行なう。
架橋発泡シートはプロピレン系重合体とエチレン系重合
体とからなる。
架橋発泡シートを構成するプロピレン系重合体としては
、例えば、エチレンとプロピレンのランダム共正合体、
ブロック共重合体、あるいはランダム・ブロック共重合
体、エチレン・ブテン・プロピレン共重合体等のα−オ
レフィン・プロピレン共重合体などがあげられる。この
共重合されるα−オレフィンは共重合体の融点が130
〜170℃の間になされるのが好ましい。プロピレン系
重合体のメルトフローレート(MFR)は0.1〜50
が好ましく、より好ましくは0.3〜30とされる。
架橋発泡シートを構成するエチレン系重合体としては、
低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリ
エチレン、線状低密度ポリエチレン、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、無定型エチレン・プロピレン共重合体等
があげられ、これらは、単独あるいは二種以上混合して
使用することができる。また、これらのエチレン系重合
体のMFRは0.1〜50が好ましく、より好ましくは
0.2〜30とされる。
架橋発泡シートはポリプロピレン系重合体の量が増える
と、耐熱性があり、腰も強くなるが、反面割れ易くて、
特に低温の衝撃強度が低(、硬すぎてクッション性が悪
くなる。また、押出機等での熱成形が困難になり、架橋
剤および発泡剤の分解が起こって、良好な成形物、ひい
ては良好な発泡体が得られない。逆に、ポリプロピレン
系重合体の量が減ってエチレン系重合体の量が増えると
、耐熱性および機械的強度等の物性が低下する。したが
って、架橋発泡シート中のポリプロピレン系重合体の量
は、10〜80重量%が好ましく、より好ましくは20
〜70重量%とされる。
架橋発泡シートは高発泡体であって、発泡倍率は10〜
50倍が好ましく、より好ましくは20〜40倍とされ
る。
また、架橋発泡シートの厚さは、薄くなると曲げ強度が
低下し、逆に厚くなると経済性がなくなるため、1〜5
龍とされるのが好ましい。
表皮層は実質的に発泡されていないポリプロピレンおよ
びプロピレンを主体とした他のモノマーとの共重合体シ
ートである。
表皮層を構成するプロピレン系重合体としては、例えば
エチレン・プロピレンブロック共重合体、エチレン・プ
ロピレンランダム共重合体、エチレン・ブテン・プロピ
レン共重合体等のα−オレフィン・プロピレン共重合体
などがあげられる。また、必要に応じて、これらに、さ
らに顔料、難燃剤、帯電防止剤、抗酸化剤、増量剤など
無機物や有機物を加えることもできる。なお、表皮層の
肉厚は、薄くなると機械的強度が低下し、逆に厚くなる
と重くなるので0.1〜1鶴とされるのが好ましい。非
発泡層及び発泡層はそれぞれ対称であるのが反り難い点
でより好ましい。
次にラミネート品の表皮層に植毛加工をする。
植毛加工は、非発泡の表皮層の上にロールコータ−など
で接着剤を塗布し、その上に短繊維を静電変圧加工機等
によって植毛加工し、乾燥炉によって乾燥させる。使用
される接着剤は、プロピレン系重合体と短繊維との親和
性が良く、接着・固化するものが使用され、ホットメル
ト形、エマルジョン形、ペースト形等の接着剤が使用さ
れる。
植毛加工した後、この植毛加工したラミネート品と植毛
加工していないラミネート品とを、架橋発泡シート側の
表面を互いに相対させ、架橋発泡シート面をプロパンガ
ス炎などで熔融して圧着し、熔融、圧着により熱融着層
を形成する。
次に、内装材を構成する各層間の肉厚関係について説明
する。
架橋発泡シートの固体肉厚Tfと非発泡の表皮層の肉厚
Tsとの比Ts/Tfは1〜50に設定するのが好まし
い。なお、ここに固体肉厚Tfとは、架橋発泡シートか
ら空気を抜き出したものの厚さをいう。
内装材の成形性を改良するためには、いわゆるネッキン
グ、つまり表皮層が成形時に局部的に肉薄となって裏側
がすげて見えたり、亀裂ができたりする現象を解消する
必要がある。そして、このネッキングの解消のためには
、積層発泡シートの加熱収縮をできるだけ少なくする必
要がある。
固体肉厚Tfと肉厚Tsとの比Ts/Tfが1以上であ
れば、内装材における表皮層の占める割合が支配的とな
り、この歪の少ない表皮層が本来加熱収縮の大きな架橋
発泡シートを補強して、内層材の加熱収縮を最小限に抑
えることができる。
一方、Ts/Tfが50よりも大きくなると、表皮層の
割合が内装材のほとんどを占めてしまい、内装材全体と
しての断熱性、ソフト感などを得難い。
また、Ts/Tfが1よりも小さいと、架橋発泡シー!
・の歪が内装材全体の加熱収縮を大きくするように働く
ため好ましくない。
したがって、l≦Ts/Tf≦50とするのが好ましい 架橋発泡シートの表面同士を熔融、圧着して形成される
熱融着層の厚みT1は0.1〜0.5mmとし、かつ架
橋発泡シートの肉厚の1〜25%に設定するのが好まし
い。以下説明する。
架橋発泡シート同士の積層は、ガスによる火炎等により
熔融し圧着することによっておこなわれるが、架橋発泡
シートの表面同士を接合する際に、接合部分に充分な熱
量を与えてQ、1m以上の低発泡・または非発泡層であ
る熱融着層を形成すれば、架橋発泡シートの製造時に固
定された歪を除去できるとともに、融着時の熱が架橋発
泡シートの歪をアニールする効果をも発揮する。これに
求り、成形性が良好なものとなる。
なお、引取速度を大きくして架橋発泡シート同士を接合
すると、比熱の小さいポリオレフィン系発泡体では、架
橋発泡シートの表面のみが熔融されて、接合が可能であ
る反面、熱融着層を形成し難く、また、アニールは、熱
がある一定以上の時間作用する必要があるため、アニー
ル効果を期待することも難しい。したがって、引取速度
はあまり大きくしないことが好ましい。
一方、熱融着層の厚みT1が0.INよりも大きくなる
と、内装材としての断熱性、ソフト感を得難い。
したがって、 0.1m≦T1≦ 0.5mmとするの
が好ましく、架橋発泡シートの発泡倍率、厚みの関係は
1%≦(T1/架橋発泡シートの肉厚)≦25%とする
のが好適である。
(作用) 本発明の製造方法は、■押出ラミネート法によって、架
橋発泡シートの表面にほとんど歪のない表皮層を形成す
ること、■架橋発泡シートの表面に表皮層を積層する際
の加熱によりアニール効果を得ること、02枚の架橋発
泡シートを重ね合わせて積層することにより、積層発泡
シートの加熱収縮を全体として平均化すること、および
■架橋発泡シートの表面を熔融し、圧着することによっ
て、架橋発泡シートの製造時に固定された歪を抑制し、
加熱成形時の加熱収縮率を減少して、安定確実な成形性
を得る。
また、熔融、圧着する前のラミネート品の非発泡の表皮
層に接着剤を用いて植毛加工することにより、損傷がな
く、しかも均一な植毛面が得られる。
プロピレン系重合体とエチレン系重合体からなる2枚の
架橋発泡シートが積層されて芯材になることにより、自
動車用内装材自体の軽量化を図るとともに、充分な耐衝
撃性、剛性、耐熱性、成形性、ハンドリング性、断熱性
、防音性等を得る。
架橋発泡シートの一面にプロピレン系重合体からなる非
発泡の表皮層を積層することにより、内装材としての充
分な美感、ソフト感等を得るための深くシャープな熱成
形性を得る。
表皮層に植毛加工することにより、内装材としての美感
、ソフト感等を得る。
また押出ラミネート法により架橋発泡シートと表皮層と
をそれぞれ積層しているが、これは以下の理由による。
架橋発泡シートと表皮層との熱ラミネートによる積層方
法としては、押出ラミネート法のほか、熱ロールラミネ
ート法および三層開時押出ラミネート法などが考えられ
る。
しかしながら、熱ロールラミネート法では、°成形性が
悪(、また、成形品の反りやしわ、接着性にも若干問題
がある。また、三層同時押出ラミネート法では、成形品
のしわ、接着性については良好であるが、成形性や成形
品の反りに若干問題がある。しかも、3層問時押出ラミ
ネート法は装置が複雑かつ大型になる欠点を有する。
これに対して、押出ラミネート法では、成形性および成
形品の反りやしわ、接着性のすべてにおいて良好である
(実施例) 図面を参照しながら実施例を説明する。第1図は製造さ
れた内装材の断面を示し、第2図乃至第4図は製造装置
の概念図を示している。
第1図において、la、 lbは架橋発泡シートであり
、架橋発泡シートla、lbは、高密度ポリエチレン(
密度0.955、MFR6,0) 40重量部、エチレ
ン・ブテン・ポリプロピレン共重合体(密度0.90、
MFR8,0、融点142℃)40重量部、エチレン・
プロピレン・ブロック共重合体(密度0.90 、 M
FR5,0、融点165℃)20重量部および発泡剤、
架橋促進剤、熱安定剤からなる独立気泡の電子線架橋発
泡シートで、発泡倍率は30倍であり、厚さは2.5m
m、固体肉厚Tfは0.083mmである。
架橋発泡シー)1a、1bには非発泡の表皮1i2a、
2bを押出ラミネートしてラミネート品3a、3bを形
成する。
非発泡の表皮層2a、2bは、MFR2,O,融点16
3℃のポリプロピレンホモポリマーを主成分とし、更に
難燃剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、゛顔料を配合した
もので、肉厚Tsは0.2flである。
短繊維4は、径3デニール、長さ1fiのナイロンであ
る。
また、ラミネート品3a、3bの圧着時に形成された熱
融着層5の厚みTIは0.2mである。
次に、内装材の製造方法について説明する。
第2図において、表皮層2a、2b用混合原料を直径9
0flの単軸押出機に供給し、これを押出金型11から
ダイヘッド部での樹脂温度235℃で押し出してシート
状にする。そして、金型から流出後直ちに、あらかじめ
製造された架橋発泡シートla、lbの片面に添わせな
がら、金属製鏡面ロール12とゴム製バックアンプロー
ル13により圧着して非発泡の表皮層2a、2bを積層
する。なお鏡面ロール12は50℃に調温し、ロール間
の圧力は線接触として2kg / cmとした。
圧着されたラミネート品3a、3bは引取ロール14に
より引き取り速度(3m/l1inで引き取り、巻取ロ
ール15に巻き取る。
次に第3図に示すように、一方のラミネート品3aの表
皮N2aの上にロールコータ−16でホットメルト形接
着剤を200 g / rd塗布し、その上に静電変圧
加工機17によって短繊維4を植毛加工し、更に乾燥炉
18で、90℃の雰囲気中を通過させて乾燥させ、引取
ロール19で引き取り、巻物とし植毛付きラミネート品
6を得た。なお非発泡層の表面は接着性をよくするため
、あらかじめブライマー処理をした。
続いて、第4図に示すように、植毛加工された植毛付ラ
ミネート品6と植毛加工されていないラミネート品3b
とを、互いに架橋発泡シー)1a、lbの表面が相対す
るように配置する。この後、プロパンガス炎20で両架
橋発泡シートla、lbの表面を熔融し、直ちに圧着ロ
ール21で圧着し、圧着によって熱融着層5を形成し引
取ロール23で引き取った。圧着ロール21の温度は1
8℃とした。
なお、熔融時の架橋発泡シートla、lbの表面温度は
、ヒートラベルを貼着し、積層材を切開してしらべたも
ので約165℃であった。積層材の引取速度は6m /
 min 、圧着ロール21間の設定クリアランスは3
.0mm、圧着ロール間の圧力は3kg/c+nであっ
た。
そして、この積層材を切断装置22により長辺:短辺=
  1.3: 1の割合で切断して、面積を約2Mとし
、自動車用大型品成形用積層材(内装材)を得た。なお
、このラミネート条件で形成された上記熱融着M5の厚
みTIは約0.2m+*、その重量は650g/nfで
あり、非常に軽量、美麗なものであった。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明の自動車用内装材の製造方
法によれば、特に自動車用天井材、ドア内装材、トラン
クルームマット材など大型品で加熱成形を必要とする場
合に、安定した成形性が確保できる。
すなわち、■成形性および成形品の反りやしわ、接着性
に優れる押出ラミネート法によって、架橋発泡シートの
表面にほとんど歪のない表皮層が形成されること、■架
橋発泡シートの表面に表皮層を積層する際の加熱がアニ
ール効果になっていること、02枚の架橋発泡シートを
重ね合わせて積層にすることにより、貼り合わせた積層
発泡シートの加熱収縮が全体として平均化されているこ
と、および■架橋発泡シート同士を熔融、圧着したこと
により、架橋発泡シートの製造時に固定された歪が抑制
されていること、などにより加熱成形時の加熱収縮率が
非常に小さく、安定確実な成形性が得られる。
また、熔融、圧着する前のラミネート品の非発泡の表皮
層に接着材を用いて植毛加工するから、植毛工程ではま
だ充分な柔軟性を有しており、接着剤塗布面の平面性を
容易に確保でき、接着剤塗布の均一性、植毛層の均一性
を得ることが出来る。
しかもラミネート品を、それぞれの架橋発泡シート側の
表面を互いに相対させ、その表面を熔融して圧着するの
で圧着ロールは冷却したものが使用でき、植毛層に対し
ては架橋発泡シート自身が断熱材としての働きをするの
で、植毛層の毛倒れを起こすことがない。
また、本発明製造方法により得られる自動車用内装材は
以下に列挙するような種々の優れた効果を有する。
基材としての積層発泡シートが、プロピレン系重合体と
エチレン系重合体からなる2枚の架橋発泡シートを積層
して構成されているから、自動車用内装材自体の軽量化
を図るとともに、充分な耐衝撃性、剛性、耐熱性、深絞
り成形性、ハンドリング性、断熱性、防音性等を備えて
いる。
積層発泡シートの両面に積層するプロピレン系重合体か
らなる非発泡の表皮層は、成形性がよく、深くシャープ
な造形的美感など所望の美感を熱成形により得て、内装
材としての充分な美感、ソフト感等を得ることができる
少な(とも一方の表皮層に植毛加工するので内装材とし
ての美感、ソフト感等をさらに際立たせる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明製造方法により製造された自動車用内装
材の一例を示す断面図、第2図乃至第4図は同内装材の
製造方法を説明するための概念図であって、第2図は押
出ラミネート工程を示し、第3図は植毛加工工程を示し
、第4図は熔融、圧着の工程を示す。 la、 lb・・・架橋発泡シート、2a、2b・・・
非発泡の表皮層3a、3b・・・ラミネート品、 4・
・・短繊維5・・・熱融着層      6・・・植毛
付ラミネート品11・・・押出金型      12・
・・鏡面ロール14・・・引取ロール     15・
・・巻取ロール16・・・ロールコータ−17・・・静
電変圧加工機18・・・乾燥炉       19・・
・引取ロール20・・・プロパンガス炎   21・・
・圧着ロール22・・・切断装置      23・・
・引取ロール第1図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)プロピレン系重合体とエチレン系重合体からなる
    2枚の架橋発泡シートのそれぞれの片面に、プロピレン
    系重合体からなる非発泡の表皮層をそれぞれ押出ラミネ
    ートして、2枚のラミネート品を形成し、 接着剤を用いて、少なくとも一方の表皮層に植毛加工し
    た後、 前記両ラミネート品を、それぞれの架橋発泡シート側の
    表面を互いに相対させ熔融して圧着することを特徴とす
    る 自動車用内装材の製造方法。 (2)架橋発泡シートの固体肉厚Tfと非発泡の表皮層
    の肉厚Tsとの比Ts/Tfが1〜50であり、熔融し
    て圧着された熱融着層の厚みT1が 0.1〜0.5mmであり、 かつ該厚みT1が前記架橋発泡シートの肉厚の1〜25
    %である 特許請求の範囲第1項記載の自動車用内装材の製造方法
JP61084799A 1986-01-28 1986-04-12 自動車用内装材の製造方法 Granted JPS62240539A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05261820A (ja) * 1992-03-17 1993-10-12 Musashi Kasei Kogyo Kk 発泡性合成樹脂部材相互の接合方法
JP2009023634A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Hanil E-Hwa Co Ltd 車両内蔵用天井材の基材
JP2009023636A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Doo Yang Industrial Co Ltd 車両内蔵用天井材の基材
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