JPS62240289A - 乗客コンベアの表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エスカレータあるいは′ｔｔＸＷｊＪ道路等
の乗客コンベアの表示装置に係り、特に、乗降口付近で
乗客への安全サービスと案内効果を高めるのに好適な表
示装置に関する。

［従来の技術〕 従来の乗客コンベアは、概ね、第４図に示す構成となっ
ている。すなわち、無端状に配置されて移動するステッ
プ１と移動手すり２のような移動体乗降床３、コーム４
、欄干５及びデツキカバー６等の静、正体から構成され
、全体が建屋の床下に設置される。欄干５は終端部Ｘが
高さＨをもって建屋フロアに突出するが、売場のレイア
ウトや商品に埋設してしまい１乗客コンベアの存在が判
らないという不都合がある。このため、建屋フロアにい
る人々が乗客コンベアを捜し回るという不便な状況とな
る。

なお、表示装置には特開昭５９−１０８６８６号公報に
示された光フアイバ一式のものがある。この公報では照
明効果や欄干の透明感の向上について言及されており、
その改善が望まれていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

第４図の構成に対しては、建屋フロアの中で簡単に乗客
コンベアの存在が判るようにすることが必要である。ま
た、光フアイバ一式のものは点を集合した表示方式であ
るために表示面積や照度が限定され、さらに、欄干６の
透明感を阻害する問題があった。

本発明の目的は、乗客コンベアの存在を知らせると共に
、乗降口における照明と案内を行ない安全、装飾及び便
利性を高めた乗客コンベアの表示装置を提供することに
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、乗客コンベアの少なくとも乗降口付近のガ
ラスパネルの内側面に設けられ、ステップの進行方向や
階床名などを表わす表示体と、この表示体とガラスパネ
ルをはさんで対向する位置に照明装置を設けることによ
り達成される。

〔作用〕

表示装置は、移動手すり２の下側のガラスパネルに固設
され、照明装置は乗客コンベアの外側に向けて照明する
。一方、この照明光線はガラスパネルの板厚分を透過し
て表示体に至り、この表示体に施こされたステップの進
行方向表示部や階床名表示部を照射して光表現を行なう
仕組みになっている。このため１乗降口付近の照度が増
して安全な乗降のための環境作りができ、遠くからでも
乗客コンベアの存在を認知できる。また、乗降口の内側
には表示体があった行先案内などを行なうので乗客サー
ビス、安全性、及び装飾性が向上する。さらに１表示体
の文字、記号及び模様を適宜交換できる構造も採用して
いる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図ないし第３図において、乗客コンベアの一般的な
構成である無端配置のステップ１、移動手すり２のよう
な移動体、それに乗降床３．コーム４、欄干５及びデツ
キカバー６等の静止体の配置構成は従来と同様であるが
、本発明では欄干終端部Ｘのガラスパネル７の内側面に
は表示体８を、このガラスパネル７をはさんで表示体８
と対向する位置には照明装置９を固設し、この表示体８
と照明装置９で表示装［１０を構成したことに特徴があ
る。ここで、表示装［１０は表示体８に固設されたねじ
８ｂがガラスパネル７に設けられた孔、７ａを矢印Ｙの
ように貫通して照明装置９まで達して孔９ａを貫通し、
図示は省略したがナツトによって固定されている。表示
体８は、その中央部に透明部８ａをもち、この裏側には
進行方向表示部８Ｂ、階床各表示部８Ｃなどの表示部を
もつ表示板８Ａが配置されている。そして、表示板８Ａ
の表示部８Ｂ、８Ｃのみが透光可能になっており、その
装着は第３図の矢印Ｚｌのように上側からの挿入（取出
しは矢印Ｚ２のように押上げる）することによって行な
われ脱着自在な構造となっている。一方、照明装置９に
はランプ９Ａ、ランプカバー９Ｂ、支持体９Ｃを備えて
おり、この支持体９Ｃの中央部の角孔９ｂから透過する
光ａＫ１がガラスパネル７の板厚分を通過して表示部８
Ｄがら光線に２が出て表示項目の光表現するようになっ
ている。なお、ランプ９Ａの光線はに８のように外側を
照射し、この光線によって乗客コンベアの存在を知らせ
ると共に、乗降床３をも照明する仕組みになっている。

表示体８は乗客に対して照明、案内及び視覚効果を発揮
する一方、照明装置９は照明と視覚サービスを行ない得
る。また、ランプ９Ａ単体でガラスパネル７の内外面の
照明を行なう点、さらにガラスパネル７によってランプ
９Ａからの熱を遮断して表示体８への悪影響を防止でき
る点は経済性と耐久性の面で効果的である。なお、照明
装置９への給電はデツキカバー６の上に柱を設けて配線
したり、第１図に移動手すり１１のデツキ内を利用して
給電することもできる。また、表示板８Ａに設ける表示
項目は例示のものに限らず、建屋内の売場案内、催事案
内、さらには、乗客コンベアの正しい乗り方を文字表示
することもできる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、乗客に対するサービス、安全性及び装
飾性が向上し、表示部分の交換が容易で耐久性も高まる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の乗客コンベアの下部の斜視
図、第２図は第１図のｎ−ｎ矢視断面図、第３図は第２
図の付属部品を組込んだ状態を示す断面図、第４図は従
来の乗客コンベアの斜視図である。 ７・・・ガラスパネル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、無端状に配置された移動するステップと移動手すり
   、前記ステップと前記移動手すりの間に直立し乗客コン
   ベアの乗降口から乗降口にかけて配置された欄干、前記
   欄干を構成するガラスパネル、デッキカバーからなるも
   のにおいて、前記欄干の前記乗降口付近の前記ガラスパ
   ネルの内側面に設けられ、前記ステップの進行方向や階
   床名などを表わす表示体と、前記表示体と前記ガラスパ
   ネルをはさんで対向する位置には照明装置を設け、さら
   に前記表示体と前記照明装置を前記ガラスパネルを固定
   したことを特徴とする乗客コンベアの表示装置。 ２、前記表示体に、脱着自在な表示板を備えたことを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記載の乗客コンベアの表
   示装置。