JPS62239808A

JPS62239808A - 母線組立体およびその製造方法

Info

Publication number: JPS62239808A
Application number: JP62077634A
Authority: JP
Inventors: ローレンス　アール．ベック; アンドリュー　ジェイ．コクジャン; リチャード　エー．ナトリ; ルイス　ジェイ．リギュアー
Original assignee: Motors Liquidation Co
Current assignee: Motors Liquidation Co
Priority date: 1986-04-01
Filing date: 1987-04-01
Publication date: 1987-10-20
Also published as: DE3710906A1; JPH0376086B2; US4684765A; CA1273416A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、母線絶縁プレートが複数の端子ステーション
を有するベースを包含し、電気的母線結線手段が少なく
とも１本の導電性ワイヤを包含し、このワイヤが端子ス
テーションの少なくとも２つを通過している母線組立体
に関する。このような母線組立体自体は公知である。（
例えば米国特許第３７７１１０２号）。

本発明はこのような母線組立体を製造する方法にも関わ
る。

本発明に関わる形式の母線組立体は、本質的に、母線絶
縁プレートと、種々の長さ、形態の一本またはそれ以上
の導線とを包含する。

本発明は前記のような母線組立体において、母線結線パ
ターンを変更するのに融通性が潜在的に大きい母線＆Ｕ
立体を提供すると共にこのような母線組立体を製造する
方法を提供することを目的とする。

この目的のために、本発明による母線組立体は特許請求
の範囲第１項の特徴記載部分に記載されている特徴によ
って特長付けられる。

本発明による母線組立体製造方法は特許請求の範囲第１
０項の主題をなす。

これにより、本発明は、利用しようとしている母線絶縁
プレートおよび９通の中実芯温線をしてほぼ無限に近い
種類の母線組立体を提供し得る母線組立体およびその製
造方法を得ることができる。

また、本発明は、母線結線パターンを容易に変更でき、
しかも工具の変更を最小限に抑えることのできる母線組
立体およびそれの製造方法を得ることができる。

導電性ワイヤ（導線）の数、長さおよび形態は無数に変
更し得る。

以下、添付図面を参照しながら本発明を説明する。

図面、特に第１図、第２図を参照して、母線組立体１０
はベース１４を有する母線絶縁プレート１２を包含し、
ベース１４は複数の端子ステーション１６．１６ａ、１
６ｂ・・・と、複数の案内ステーション１８．１８ａ、
１８ｂ・・・と、端壁１９とを有する。

端子ステーション１６等および案内ステーション１８等
は互いに分離しており、網状配置のワイヤ溝２０を構成
している。これらワイヤ溝は各ステー７ョンを他のすべ
てのステーションから隔離し、各ステーションと他のす
べてのステーションの間を導線が通過できるようになっ
ている。網状配置のワイヤ溝３０はステーションと端壁
１９の間のワイヤ溝も包含し、導線がステーションと端
壁の間を通過できるようにしている。

端子ステーション１６等は六角形となっており、網状配
置のワイヤ溝２０と連絡しているワイヤ通路２６を構成
する一対の間隔を置いた島状部２２．２４と、ベース１
４と対の島状部２２．２４を貫通していてワイヤ通路２
６と交差する端子空所２８とを包含する。

案内ステーション１８等は正方形であり、一対の交差す
るワイヤ通路３２．３４を構成している複数の突起３０
　（正方形の各角隅に１つずつ）を包含し、ワイヤ通路
は網状配置のワイヤ溝２０と連絡している。

端子ステーション１６等は第１の縦横列配置となってお
り、案内ステーション１８等は第２の縦横列配置となっ
ており、この配置では、案内ステーション１８等の少な
くともｌ縦列（第１図で見て垂直方向の列）が端子ステ
ーション１６等の隣合った縦列（第１図で見て垂直方向
の列）の間に位置している。

案内ステーション１８等の横列（第１図で見て水平方向
の列）は端子ステーション１６等の横列（第１図で見て
水平方向の列）の間にあり、その結果、案内ステーショ
ンは端子ステーションと共にあや織り配置（ｄｉａｇｏ
ｎａｌ　ａｒｒａＢｅｍｅｎｔ）をなす。

端子ステーション１６等の縦列（垂直方向列）は広く隔
たっており、その結果、案内ステーション１８等の縦列
（垂直方向列）（単数または複数）が互いに隔たり、端
子ステーション１６等の縦列と重なることがなく、感電
性ワイヤ、たとえば、４２．４４．４６．４８を直角に
曲げるのが容易になる。一方、スペースを確保すべく、
端子ステーション１６等の横列（水平方向列）は導線が
隣合った端子ステーション間を通過するに充分な余裕を
与えるように圧縮される。

案内ステーション１８等のワイヤ通路３４は端子ステー
ション１６等のワイヤ通路に対してほぼ直角であり、或
る横列の端子ステーションから別の横列の端子ステーシ
ョンまで導線の案内が容易である。

一方、案内ステーション１８等のワイヤ通路３２は端子
ステーション１６等のワイヤ通路に対してほぼ平行であ
り、端子ステーション１６等の圧縮横列間での、あるい
は、ベース１４の幅方向の自由な広がりを横切ってのワ
イヤの案内を容易に行なうことができる。

母、綿化立体１０は、さらに、電気的母線結線手段４０
を包含し、これば種々の長さおよび形態の前記複数の導
電性ワイヤ４２．４４．４６．４８を包含する。代表的
なものとしては長さ２０ゲージ（０，９ｍｍ）の中実窓
銅線がある。

これら４本の導電性ワイヤ４２．４４．４６．４８は説
明のために例示したものであり、その数、長さ、形態は
種々のものが考えられる。しかしながら、これら導電性
ワイヤ４２．４４．４６．４８のような導電性ワイヤは
端子ステーション１６等および網状配置のワイヤ溝２０
の一部を通過する。

ざらに、実際には、導電性ワイヤは、通常、いくつかの
端子ステーション１６等と共に１つ以上の案内ステーシ
ョン１８等を貫通しており、これらのステーションは導
電性ワイヤを或る端子ステーションから他の端子ステー
ションに案内するのに使用される。

たとえば、感電性ワイヤ４２は端子ステーション１６ａ
を通り、次いで案内ステーション１８ａを通り抜けてお
り、この案内ステーション１８ａがワイヤ４２の方向を
逆にし、すく下の端子ステ−ジョン１６ｂにワイヤ４２
を向けることができる。次に、この導電性ワイヤ４２は
端子ステーション１６ｂから２つの案内ステーション１
８ｂ、１８Ｃに通り、これらの案内ステーションがそれ
相当にワイヤ４２の方向を逆転させ、下に隔たった端子
ステーション１６ｃにワイヤ４２を向けるのに用いられ
る。次に、導電性ワイヤ４２は端子ステーション１６ｃ
を通り抜け、他の案内ステーションおよび端子ステーシ
ョン（図示せず）に続く。

一本のワイヤから得た形態の別の例が導電性ワイヤ４４
によって示されており、これは端子ステーション１６ｄ
を通ってから４つの案内ステーション１８ｄ、１８ｅ、
１８ｆ、１８ｇを通る。これらの案内ステーションを用
いてワイヤ４４を幅の広いすべえすを横切って端子ステ
ーショの次の縦列まで案内し、２横列下がって端子ステ
ーション１６ＥＮに案内する。次いで、導電性ワイヤ４
４は横列（水平方向列）の２つの端子ステーション１６
　ｅ、１６「を通り、縦列（垂直方向列）の２つの案内
ステーション１８１１．１８ｊを通り、さらに２つの端
子ステーション１６ｇ、１６ｈの間を通り、そこから端
子ステーション１６ｈと端壁１９の間を通って端子ステ
ーション１６ｉに至る。

他の形態の例が導電性ワイヤ４６．４８によって示され
ている。

こうして、導電性ワイヤ４６は隣合った縦列において互
いに横方向の２つの代表的な端子ステーション１６を通
り、次いで代表的な案内ステージ　　、ヨン１８を通り
、さらに次の縦列（垂直方向列）の２つの端子ステーシ
ョン１６の間を通り、下方の横列の１つをまわって１横
列下の端子ステーション１６ｊを通る。

導電性ワイヤ４８は隣合った縦列において互いに横方向
の２つの代表的な端子ステーション１６を通り、代表的
な案内ステーション１８を通り、下の横列において互い
に横方向の２つの端子ステーションを通って戻る。次に
、導電性ワイヤ４８は１つの縦列における２つの案内ス
テーションを通り、それに沿った１つの縦列の端子ステ
ーション１６ｋを通る。

端子ステーション１６等のワイヤ通路２６は母線手段４
０を形成している導電性ワイヤの直径よりもやや小さい
のが好ましい端部を有し、その結果、導電性ワイヤ４２
．４４．４６．４８はその経路に沿って端子ステーショ
ン１６等に圧力ばめの状態で嵌合する。案内ステーショ
ン１８等のワイヤ通路３２．３４もワイヤよりもやや直
径が小さいと好ましいが、ワイヤの圧力ばめはそれほど
必要ない。

母線絶縁プレー１−１２は複数の孔５０も有し、これら
の孔はベース１４を貫いて延び、端子ステーション１６
等のワイヤ通路２６の入口のところで網状配置のワイヤ
溝２０と交差し、以下にもっと詳しく説明するように、
導電性ワイヤ４２．４４．４６．４８の切断端を受ける
ようになっている。

次に第５図から第１１図を参照して、ここには組立機械
処理ヘッド６０が示してあり、これは導電性ワイヤを母
線絶縁プレート１２に取り付けることによって母線組立
体１０を作るのに用いられる。この組立機械処理ヘッド
６０はラム・ヘッド（図示せず）上に装着してあり、こ
のラム・ヘッドは第５図、第６図に示す上昇位置から第
８図から第１０図に示す下降作動位置まで組立機械処理
ヘッド６０を動かず。しばらく第１１図を参照して、組
立機械処理ヘッド６０はワイヤ操出ヘッド６２を包含し
、このワイヤ繰出ヘッドは傾斜したワイヤ供給チューブ
６４に通じるワイヤ案内溝６３を包含する。ワイヤ供給
チューブ６４は組立機械の保管リール（図示せず）から
母線絶縁プレート１２までワイヤ６６を送る。ワイヤ繰
出ヘッド６２は、また、すえ付はフィンガ６８を包含し
、これはワイヤ供給チューブ６４から繰り出されつつあ
るワイヤ６６と係合し、それを母線絶縁プレート１２の
ワイヤ溝およびワイヤ通路内に押し付ける。

組立機械処理ヘッド６０は、さらに、カッタ・スライド
７０を包含し、これはすえ付はフィンガ６８を上下に摺
動させるくさび状のカッタ刃７２を有する。

母線絶縁プレート１２はＸ−Ｙボールレスクリユー・テ
ーブル（図示せず）に固定してあり、２つの方向に並進
し、その結果、組立機械処理ヘッド６０が母線絶縁プレ
ート１２の全面を覆うことができ、繰出ヘッド６２もそ
の垂直軸線まわりに回転し、繰出ヘッド６２から繰り出
されつつあるワイヤ６６がＸ−Ｙボールスクリュー・テ
ーブルおよび組立機械処理ヘッド６０によって端子ステ
ーション１６および案内ステーション１８を通して所与
のパターンにせっとされたときに９０度の角度にわたっ
てワイヤ６６を曲げることができる。

Ｘ−Ｙボールスクリュー・テーブルおよび組立機械処理
ヘッド６０は、繰出ヘッド６２およびカッタ・スライド
７０を含めて、適当なソフトウェアによってコンピュー
タ制御される。このソフトウェアはワイヤ６６を必要な
長さに切断し、上述した導電性ワイヤ４２．４４．４６
．４８を形成するのに必要なパターンに配置するのに必
要な指令を発する。

一層詳しく言えば、母ＭＡ組立体１０を製作するには、
コンピュタ−制御の組立機械処理ヘッド６０の下でＸ−
Ｙテーブル上の所定位置に母線絶縁プレート１２をクラ
ンク止め、あるいは、適当な手段で固定する。処理へソ
ド６０を次に母線絶縁プレートのベース１４を貫（選定
孔５０上に正しく置き、所定長さの導線６６を水平面に
対して約３０度の角度で繰り出し、最終的に、第５図に
示すように、導線６６をすえ付はフィンガ６８および選
定孔５０を通り過ぎるようにする。

次に、まだ上昇位置にある処理ヘッド６０のカッタ・ス
ライド７０を下降させ、カッタ刃７２を繰り出された導
線６６の前端に係合させ、この前端を第６図に示すよう
に垂直方向に向って下向きに曲げる。

次に、処理ヘッド６０を下降させ、導線６６の曲げた前
端を孔５０内にすえ付ける。処理ヘッドが下降するにつ
れて、カッタ刃７２が導棒６６の曲った前端を孔５０内
に押込み、引続いて導線６６の前端を曲げ、最終的には
、第７図に示すように、孔５０の側面にワイヤを保持す
る。次いで、すえ付はフィンガ６８が下降して導線６６
と係合し、それを孔５０の縁に沿って曲げ、その結果、
導線６６の前端が第８図に示すように孔５０に対してほ
ぼ直角になり、そこにしっかりとすえ付けられることに
なる。

次に、カッタ・スライド７０を上昇させ、完全に下降し
た処理ヘッド６０を母線絶縁プレート１２の面に沿って
並進させる。（これはＸ−Ｙボールスクリュー・テーブ
ル上での母線絶縁プレート１２の動きによる）。次に処
理ヘッド６０の導８５６６が繰り出されつつあるときに
所定パターンにおいて垂直軸線まわりに間欠的に回転さ
せ、第９図に示すように端子ステーション１６、案内ス
テーション１８を通して所定パターンですえ付はフィン
ガ６８によってすえ付け、感電性ワイヤ４２．４４．４
６．４８の１本を第１図、第２図に示すように所望の形
態に形成する。

処理へｙ　ト’　６０が母線結線手段のための或る特定
の導線を形成するパターンの終りに到達したとき、導電
性ワイヤ６６を母線絶縁プレート１２を通して別の選定
した孔５０を過ぎて繰り出し、カッタ・スライド７０を
下降させて導線６６を切断し、この導線６６の切断後端
を下向きに第１０図に示すように孔５０内およびこの孔
５０に隣接したプラスチック・ベース１４に向って曲げ
る。こうして、導線６６の各端が母線絶縁プレート１２
のベース１４内にしっかりとすえ付け、導線６６の端が
後に外れることがない。

上記の各工程は、ｌ性ワ・イヤ４２．４４．４６．４８
の各々が母線絶縁プレート１２に組み付けられるまで反
復される。コンピュータ指令を必要に応じて変更し、導
線の形態を加減したり、それを変更したりすることがで
きる。実際、コンピュータ・ソフトウェアに適当な変更
を施すだけでほとんど無限の種類の母線組立体ＩＯを得
ることができる。

次に第１２図と第１３図を参照して、ここには代表的な
自動車隔壁電気コネクタ組立体８０が示しである。これ
に本発明による母線プレート組立体１０が組込んである
。この電気コネクタ組立体８０は自動車の隔壁または防
火壁（図示せず）上に装着したプラグ・ハウジング８２
と、対応したたソケット・ハウジング８４とを包含し、
このソケット・ハウジングがプラグ・ハウジング８２に
差し込まれて間に母線プレート組立体１０を固定する。

これらのハウジング８２．８４は、いくつかの電気接続
部を伴なうので、その結果、高い合わせ力を伴なうので
、ハウジング相互をボルト止めするための手段を備える
。

電気コネクタ組立体８０は、さらに、プラグ・ハウジン
グ８２内に収容された電気ブレード端子８６と、ソケッ
ト・ハウジング８４内に収容された対応した雌型の電気
端子８８とを包含する。端子８６．８８はそれぞれの電
気コネクタの端に取り付けてあり、これら電気コネクタ
は代表的には大きな配線ナーネスの一部となっている。

いずれにしても、ソケット・ハウジング８４内に収容さ
れたいくつかの電気端子を代表する電気端子８６は前部
スロット付きブレード９０を包含しており、これは第１
３図に示すように母線組立体ｌＯの端子ステーション１
６．１６ａ、１６ｂ等の１つを通って突出している。

スロット付きブレード９０は端子空所２８を貫いて突出
しており、この端子空所はベース１４および対になって
隔たっている島状部２２．２４を貫いて延びている。し
たがって、交差するワイヤ通路２６内の導電性ワイヤが
スロット付きブレード９０のスロット内に受け入れられ
て電気接続部を完成する。スロット付きブレード９０の
母線組立体１０から突出した端はプラグ・コネクタ８４
内に配置され、ここで、代表的な雌型端子８８とかみ合
う。

こうして、対応した電気端子８６．８８がプラグ・ハウ
ジング８２の他のブレード端子８６およびソケット・ハ
ウジング８４の対応した雌型端子８８に母線結線される
。

次に第３図、第４図を参照して、ここには本発明の第２
実施例である母線組立体１１０が示しである。

この母線組立体１１０は母線絶縁プレート１１２を包含
し、これは複数の端子ステーション１１６および複数の
案内ステーション１１８を存するベース１１４を包含す
る。端子ステーション１１６および案内ステーション１
１８は互いに隔たっており、網状配置のワイヤ溝１２０
を形成している。ワイヤ溝１２０は各ステーションを他
のすべてのステーションから隔離しており、ワイヤを各
ステーションと他のすべてのステーションの間に通すこ
とができる。

端子ステーション１１６は矩形となっており、網状配置
のワイヤ溝１２０と連絡しているワイヤ通路１２６を構
成している一対の間隔を置いた島状部１２２．１２４と
、ベース１１４と対になった島状部１２２．１２４を貫
いて延びていてワイヤ通路１２６と交差する端子空所１
２８とを包含する。

端子空所１２８は隔たった島状部１２２．１２４を各端
子ステーション１１６の角隅のところで４つの楕円形に
分割していてもよい。

案内ステーション１１８も同様に矩形であり、一対の交
差するワイヤ通路１３２．１３４を構成している複数の
楕円形の突起１３０　（矩形の各角隅のところに１つず
つ）を包含する。各突起は網状配置のワイヤ溝１２０と
連絡している。

端子ステーション１１６は第１の縦横列配置となってお
り、案内ステーション１１８は第２の縦横列配置となっ
ており、この配置において、案内ステーション１１Ｂの
縦列（第３図で見て垂直方向の列）端子ステーション１
１６の縦列（第３図で見て垂直方向の列）間に位置し、
また、案内ステーション１１８の横列（第３図で見て水
平方向の列）は端子ステーション１１６の横列（第３図
で見て水平方向の列）と整合しており、したがって、案
内ステーション１１Ｂおよび端子ステーション１１６は
市松模様の配置となっている。こうして、ワイヤが各横
列および各縦列において隣合ったステーション間を通過
できるだけの余裕がある。その結果、この市松模様配置
のステーションは網状配置のワイヤ溝１２０によって輪
郭を付けられ、開放矩形格子を形成している。

案内ステーション１１８のワイヤ通路１３４は端子ステ
ーション１１６のワイヤ通路１２６に対してほぼ直角と
なっており、或る横列の或る端子ステーションから別の
横列の端子ステーションまでワイヤを案内するのが容易
となる。一方、案内ステーション１１８のワイヤ通路１
３２は端子ステーション１１６のワイヤ通路１２６に対
してほぼ平行でありかつそれと整合しており、或る縦列
の或る端子ステーションから別の縦列の或る端子ステー
ンヨンまでのワイヤの案内を容易にする。

この母線組立体１１０は電気母線結線手段１４０も包含
し、これは種々の長さ、形態の複数の導電性ワイヤ１４
２．１４４．１４６．１４８を包含する。代表的には、
これは長さ２０ゲージ（０，９ｍ５）の中実芯銅線であ
る。先に述べたように、４つの導電性ワイヤ１４２．１
４４．１４６．１４８は説明のための例示であり、その
数、長さおよび形態は種々のものが考えられる。しかし
なから、先に指摘したように、導電性ワイヤ１４２．１
４４．１４６．１４８のような導電性ワイヤはすべて少
なくとも２つの端子ステーション１１６および網状配置
のワイヤ溝１２０の一部を通る。

実際には、導電性ワイヤは、昔通、いくつかの端子ステ
ーション１１８と１つ以上の案内ステーション１１８を
通過する。これら案内ステーションを使用して導電性ワ
イヤを或る端子ステーション１１６から別の端子ステー
ションまで案内する。

端子ステーション１１６のワイヤ通路１２６は、好まし
くは、母線結線手段１４０を形成している導電性ワイヤ
の直径よりやや細くなっており、その結果、ワイヤ１４
２．１４４．１４６．１４８はその経路に沿って端子ス
テーションに圧力ばめで嵌合する。案内ステーションの
ワイヤ通路１３２．１３４もワイヤよりもやや細いのが
好ましいが、ワイヤの圧力ばめはそれほど必要としない
。

母線絶縁プレート１１２はベース１１４を貫通している
複数の孔１５０も有し、これらの孔は端子ステーション
１１６のワ・イヤ通路１２６の入口のところで網状配置
のワイヤ溝１２０と交差し、第１実施例の製作に関連し
て先に説明したように導電性ワイヤ１４２．１４４．１
４６．１４８の前後端をすえ付けることができる。この
第２実施例は前述のような処理ヘッド６０を有する組立
機械を用いて同様に作ることができる。変更した母線絶
縁プレート１１２を考慮してコンピュータのソフトウェ
アを適当に変更してもよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による母線組立体の第１実施例の断片平
面図である。第２図は第１図の２−２線矢視力向の断片断面図である
。第３図は本発明による母線組立体の第２実施例の断片平
面図である。第４図は第３図の４−４線矢視方向の断片断面図である
。第５図は第１図、第２図に示す母線組立体の母線絶縁プ
レートに導線を取り付けるための組立ヘッドを示す部分
断面断片側面図である。第６図から第１０図は第５図に示す組立ヘッドの側面図
であり、第１図、第２図に示した母線組立体の母線絶縁
プレートに導線を取り付ける際の種々の段階を示す図で
ある。第１１図は第５図から第１０図に示した組立ヘッドの斜
視図である。第１２図は第１図、第２図に示した母線組立体を組込ん
だ電気コネクタ組立体の展開斜視図である。第１３図は第１２図の１３−１３線にほぼ沿った矢視方
向の断片断面図であり、各部分を組立状態で示す図であ
る。主要同第１図く主要部分の符号の説明〉１０・・・母線組立体、１２・・・母線絶縁プレート、
１４−・・ベース、１６．１６ａ、１６　ｂ　・・・端
子ステーション、１８．１８ａ、１８ｂ・・・案内ステ
ーション、２０・・・ワイヤ溝、２２．２４・・・島状
部、２６・・・ワイヤ通路、２８・・・端子空所、３０
・・・突起、３２．３４・・・ワイヤ通路、４２．４４
．４６、４８・・・導電性ワイヤまたは導線、５０・・
・孔、６０・・・組立機械処理ヘッド、６２・・・ワイ
ヤ繰出ヘッド、６３・・・ワイヤ案内溝、６４・・・ワ
イヤ供給ヘッド、６６・・・ワイヤ、６８・・・すえ付
はフィンガ、７０・・・カッタ・スライド、７２・・・
カッタ刃、８０・・・電気コネクタ組立体、８２・・・
プラグ・ハウジング、８４・・・ソケット・ハウジング
、８６・・・電気ブレード端子、８８・・・雌型電気端
子、９０・・・スロット付きブレード、１１０・・・母
線組立体、１１２・・・母線絶縁プレート、１１４・・
・ベース、１１６・・・端子ステーション、１１８・・
・案内ステーション、１２０・・・ワイヤ溝、１２２．
１２４・・・島状部、１２６・・・ワイヤ通路、１２８
・・・端子空所、１３０・・・突起、１３２．１３４・
・・ワイヤ通路、１４２．１４４．１４６．１４８・・
・導電性ワイヤまたは導線、１５０・・・孔。勾・５

Claims

【特許請求の範囲】

（１）母線絶縁プレート１２が複数の端子ステーション
１６を有するベース１４を包含し、電気的母線結線手段
４０が少なくとも１本の導電性ワイヤ４２を包含し、こ
のワイヤが端子ステーション１６の少なくとも２つを通
過している母線組立体において、前記ベース１４が複数
の案内ステーション１８も有し、端子ステーション１６
と案内ステーション１８が互いに分離していて網状配置
のワイヤ溝２０を形成しており、これらワイヤ溝が各ス
テーション１６、１８を他のすべてのステーション１６
、１８から分離していて前記の導電性ワイヤ４２が各ス
テーション１６、１８と他のすべてのステーション１６
、１８の間を通過することができ、各端子ステーション
１６が網状配置のワイヤ溝２０と連絡するワイヤ通路２
６を画成している一対の間隔を置いた島状部２２、２４
と、ベース１４および対になった島状部２２、２４を貫
いて延びていてワイヤ通路２６と交差する端子空所２８
とを包含し、案内ステーション１８が網状配置のワイヤ
溝２０と連絡するワイヤ通路３２、３４を画成している
複数の突起３０を包含し、各導電性ワイヤ４２が網状配
置のワイヤ溝２０の一部も貫通していることを特徴とす
る母線組立体。
（２）特許請求の範囲第１項記載の母線組立体において
、ベース１４が複数の孔５０を有し、これらの孔がベー
ス１４を貫いて延びており、端子ステーション１６のワ
イヤ通路２６の入口のところで網状配置のワイヤ溝２０
と交差し、導電性ワイヤ４２の端を受け入れるようにな
っていることを特徴とする母線組立体。
（３）特許請求の範囲第１項または第２項記載の母線組
立体において、端子ステーション１６が第１の縦横列配
置となっており、案内ステーション１８が第２の縦横列
配置となっており、この配置で、案内ステーション１８
の縦列が端子ステーション１６の縦列間に位置している
ことを特徴とする母線組立体。
（４）特許請求の範囲第３項記載の母線組立体において
、案内ステーション１８が端子ステーション１６のワイ
ヤ通路２６にほぼ直角の第１のワイヤ通路３４を有し、
案内ステーション１８が第１のワイヤ通路３４と交差し
、端子ステーション１６のワイヤ通路２６にほぼ平行と
なっている第２のワイヤ通路３２も有することを特徴と
する母線組立体。
（５）特許請求の範囲第３項または第４項記載の母線組
立体において、案内ステーション１８の横列が端子ステ
ーション１６の横列の間に位置しており、それによって
、案内ステーション１８が端子ステーション１６と一緒
にあや織り配置となっていることを特徴とする母線組立
体。
（６）特許請求の範囲第３項または第４項記載の母線組
立体において、案内ステーション１１８の横列が端子ス
テーション１１６の横列と整合しており、案内ステーシ
ョン１１８および端子ステーション１１６が市松模様状
の配置となっていることを特徴とする母線組立体。
（７）特許請求の範囲第３項記載の母線組立体において
、端子ステーション１６の前記対の離間した島状部２２
、２４によって画成されたワイヤ通路２６が端子ステー
ション１６の横列方向に延びており、案内ステーション
１８の一部を画成している前記突起３０が前記のような
一対の交差するワイヤ通路３２、３４を画成しており、
各ワイヤ通路が網状配置のワイヤ溝２０と連絡しており
、前記電気的母線結線手段４０が複数の導電性ワイヤ４
２を包含しており、各導電性ワイヤが端子ステーション
の少なくとも２つおよび網状配置のワイヤ溝２０の一部
を貫いて延びており、導電性ワイヤの少なくとも１つが
案内ステーション１８のうちの１つの案内ステーション
のワイヤ通路３２、３４を貫通していることを特徴とす
る母線組立体。
（８）特許請求の範囲第７項記載の母線組立体において
、ベース１４がそれを貫いて延びる複数の孔５０を有し
、これらの孔が端子ステーション１６のワイヤ通路２６
の入口のところで網状配置のワイヤ溝２０と交差してお
り、導電性ワイヤ４２の切断端を受け入れるようになっ
ていることを特徴とする母線組立体。
（９）特許請求の範囲第８項記載の母線組立体において
、案内ステーション１８が端子ステーション１６のワイ
ヤ通路２６にほぼ直角な第１ワイヤ通路３４と、端子ス
テーション１６のワイヤ通路２６にほぼ平行な第２ワイ
ヤ通路３２とを有することを特徴とする母線組立体。
（１０）母線プレート１２と、母線手段４０とを包含し
、この母線手段が少なくとも一本の導電性ワイヤ４２を
包含している母線組立体を製造する方法であって、ベース１４を有し、このベースが複数の端子ステーショ
ン１６および複数の案内ステーション１８を包含し、こ
れらのステーションが互いに分離していて網状配置のワ
イヤ溝２０を供しており、これらワイヤ溝が各ステーシ
ョン１６、１８を他のすべてのステーション１６、１８
から分離しており、各ステーション１６、１８と他のす
べてのステーション１６、１８との間をワイヤ４２が通
ることができ、端子ステーション１６の各々がワイヤ通
路２６を画成する一対の間隔を置いた島状部２２、２４
を包含し、このワイヤ通路２６が網状配置のワイヤ溝２
０と連絡しており、また、各端子ステーションが端子空
所２８を包含し、この端子空所がベース１４と対の島状
部２２、２４を貫いて延びていてワイヤ通路２６と交差
しており、案内ステーション１８が網状配置のワイヤ溝
２０と連絡しているワイヤ通路３２、３４を画成してい
る複数の突起３０を包含している母線プレート１２を用
意する段階と、或る長さの導電性ワイヤ６６を繰り出す段階と、導電性ワイヤ６６が繰り出すにつれて少なくとも２つの
端子ステーション１６および網状配置のワイヤ溝２０の
一部を貫通し、それぞれ２つの端子ステーション１６内
に配置された端子８６、８８のための母線手段４０とな
るようにこの導電性ワイヤを母線プレート１２のベース
１４上にすえ付ける段階とを包含することを特徴とする方法。
（１１）特許請求の範囲第１０項記載の方法において、
母線プレート１２が絶縁プレートであり、かつ、複数の
孔５０を有し、これらの孔がベース１４を貫いており、
端子ステーション１６のワイヤ通路２６の入口のところ
で網状配置のワイヤ溝２０と交差しており、導電性ワイ
ヤ６６の前後端がそれぞれ母線プレート１２のベース１
４の１つの孔５０内またはそれに隣接してすえ付けてあ
ることを特徴とする方法。
（１２）特許請求の範囲第１１項記載の方法において、
導電性ワイヤ６６の前端を１つの孔５０内にすえ付ける
のに、導電性ワイヤ６６が孔５０を通過してしまうまで所定長
さの導電性ワイヤ６６を母線プレート１２に対して或る
角度で操り出し、導電性ワイヤ６６の前端を下向きに曲げて孔５０に挿入
し、次いで、導電性ワイヤ６６の前端を孔５０の縁まわりに
曲げ、導電性ワイヤ６６の前端を孔５０の側面と係合さ
せ、孔５０に対してほぼ直角とし、それによって、導電
性ワイヤ６６の前端を孔５０内にしっかりすえ付けるこ
とを特徴とする方法。
（１３）特許請求の範囲第１２項記載の方法において、
導電性ワイヤ６６の後端を１つの孔５０内あるいはそれ
に隣接してすえ付けるのに、孔５０を通り過ぎるまで導電性ワイヤ６６を繰り出し、導電性ワイヤ６６を切断し、それの切断後端を孔５０内
に入るようにかつその孔に隣接したベース１４部分に向
って下向きに曲げ、導電性ワイヤ６６の切断後端を母線
絶縁プレート１２のベース１４にしっかりとすえ付ける
。ことを特徴とする方法。
（１４）特許請求の範囲第１３項記載の方法において、
くさび状のカッタ刃７２を用いて導電性ワイヤ６６の前
端をすえ付け、導電性ワイヤ６６の後端を切断、すえ付
けることを特徴とする方法。