JPS6223933A - 軟磁気特性に優れた高けい素鋼急冷薄帯の製造方法 - Google Patents
軟磁気特性に優れた高けい素鋼急冷薄帯の製造方法Info
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- JPS6223933A JPS6223933A JP16122985A JP16122985A JPS6223933A JP S6223933 A JPS6223933 A JP S6223933A JP 16122985 A JP16122985 A JP 16122985A JP 16122985 A JP16122985 A JP 16122985A JP S6223933 A JPS6223933 A JP S6223933A
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- Japan
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- thin
- thin strip
- silicon steel
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment
- C21D8/12—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties
- C21D8/1277—Modifying the physical properties by deformation combined with, or followed by, heat treatment during manufacturing of articles with special electromagnetic properties involving a particular surface treatment
- C21D8/1288—Application of a tension-inducing coating
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- Chemical Vapour Deposition (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
電磁材料用高けい素鋼急冷薄帯の製造方法に関し、この
明細書にはとくに（１００１＜ ｏｈｌ ＞又は（１０
０） ＜００１＞方位に高度に集積した結晶粒を有する
急冷薄帯表面上に極薄張力被膜を形成させて、優れた軟
磁気特性を達成することについての開発研究の成果を述
べる。
明細書にはとくに（１００１＜ ｏｈｌ ＞又は（１０
０） ＜００１＞方位に高度に集積した結晶粒を有する
急冷薄帯表面上に極薄張力被膜を形成させて、優れた軟
磁気特性を達成することについての開発研究の成果を述
べる。
けい素鋼板は商用周波数レベルの磁気特性が優れ、かつ
比較的低価格であるので、古くから電カドランスや回転
機器の鉄心材料として大量に生産されて来たが、近年省
エネルギーの視点に立脚して、溶鋼から直接電磁材料用
けい素鋼帯なとの薄帯を製造するいわゆる直接製板法が
確立しつつある。
比較的低価格であるので、古くから電カドランスや回転
機器の鉄心材料として大量に生産されて来たが、近年省
エネルギーの視点に立脚して、溶鋼から直接電磁材料用
けい素鋼帯なとの薄帯を製造するいわゆる直接製板法が
確立しつつある。
（従来の技術）
例えば、特開昭５５−６９２２３号、特開昭５６−８７
６２７号、特公昭５８−５３６９４号および特公昭５８
−５８１０９号各公報には、直接製板法について、所定
の成分組成に溶製した溶鋼を回礼状あるいはスリット状
の噴出口を具えるノズルから高速で回転するロールや連
続ベル１〜あるいは回転するドラムの内面などのような
、冷却面が更新移動する冷却体上に連続供給することに
より、直ちに２０〜５００μ「厚の鋼薄帯を得ることに
ついて開示されている。
６２７号、特公昭５８−５３６９４号および特公昭５８
−５８１０９号各公報には、直接製板法について、所定
の成分組成に溶製した溶鋼を回礼状あるいはスリット状
の噴出口を具えるノズルから高速で回転するロールや連
続ベル１〜あるいは回転するドラムの内面などのような
、冷却面が更新移動する冷却体上に連続供給することに
より、直ちに２０〜５００μ「厚の鋼薄帯を得ることに
ついて開示されている。
これらの方法によれば、溶鋼から一工程で成品あるいは
生成品を製造することがでのるので製造コストを低下さ
せることができると同時に多大の省エネルギーを達成す
ることができる。
生成品を製造することがでのるので製造コストを低下さ
せることができると同時に多大の省エネルギーを達成す
ることができる。
とはいえこのようにして製造された薄帯はそのままの状
態では、通常磁気特性が充分とはいい難いので、必要に
応じて圧延、研磨、酸洗などの前処理を施した後に１ｆ
ｆｌ常は焼鈍が施されるを例とする。
態では、通常磁気特性が充分とはいい難いので、必要に
応じて圧延、研磨、酸洗などの前処理を施した後に１ｆ
ｆｌ常は焼鈍が施されるを例とする。
この焼鈍において特に温度を１０００°Ｃ以」−に高め
ると、特定の雰囲気中においては板面に平行な（１００
）面を有する結晶粒のみが選択的に成長して、所謂（１
００１＜ ｏ旧〉あるいはｆ］００） ＜００１＞方位
の集積度が高い集合＆；ｆｌ 織が得られることが菅ら
の研究（ジャーナル マグネティス、１９ マグネテ
ィック マテリアルス（Ｔ、Ｋａｎ、 Ｙ、Ｉｔｏ ａ
ｎｄ １１．ｓｈｉｍａｎａｋａ ：Ｊ、Ｍａｇｎｅ
ｔｉｓｍ Ｍａｇｎｅｔｉｃ Ｍａｔｅｒｉａｌｓ、
２（ｉ（１９８２）＋Ｐ、１２７） ）によって明らか
にされている。
ると、特定の雰囲気中においては板面に平行な（１００
）面を有する結晶粒のみが選択的に成長して、所謂（１
００１＜ ｏ旧〉あるいはｆ］００） ＜００１＞方位
の集積度が高い集合＆；ｆｌ 織が得られることが菅ら
の研究（ジャーナル マグネティス、１９ マグネテ
ィック マテリアルス（Ｔ、Ｋａｎ、 Ｙ、Ｉｔｏ ａ
ｎｄ １１．ｓｈｉｍａｎａｋａ ：Ｊ、Ｍａｇｎｅ
ｔｉｓｍ Ｍａｇｎｅｔｉｃ Ｍａｔｅｒｉａｌｓ、
２（ｉ（１９８２）＋Ｐ、１２７） ）によって明らか
にされている。
（発明が解決しようとする問題点）
上記の一連の開発促進の結果高けい素鋼急冷薄帯の製造
も可能となり、その製品の磁気特性もかなり良好な値例
えば６５％高けい素鋼急冷薄帯（約１００ ｌｔｍ厚）
の３次再結晶処理による（１００） （００１）方位の
結晶粒を優先成長させた後の鉄損値Ｗ＋２．５／Ｓ。
も可能となり、その製品の磁気特性もかなり良好な値例
えば６５％高けい素鋼急冷薄帯（約１００ ｌｔｍ厚）
の３次再結晶処理による（１００） （００１）方位の
結晶粒を優先成長させた後の鉄損値Ｗ＋２．５／Ｓ。
（１２，５テラスでの５０ヘルツのワットロス） ０．
３３１９／ｋｇと従来材にくらべて著しく改善されたか
、まだアモルファス鉄心材料に比較すると鉄損値が高く
て低鉄損化を図ることが重要な課題となっていると言え
る。
３３１９／ｋｇと従来材にくらべて著しく改善されたか
、まだアモルファス鉄心材料に比較すると鉄損値が高く
て低鉄損化を図ることが重要な課題となっていると言え
る。
（問題点を解決するための手段）
この発明は３次再結晶により（１００） （００１３
あるいは（１００） （ｏｈｍ）方位の結晶粒を有す
る高けい素鋼急冷薄帯の表面上の酸化物を除去した後、
ＣＶＤ、イオンブレーティングあるいはイオンインプラ
ンテーションにより該薄帯との混合相を介し表面に強固
に被着した Ｔｉｔ Ｚｒ＋ Ｉｆｆ、 Ｖ＋’ Ｎｂ、Ｔａ＋ Ｍ
ｎ、 Ｃｒ、 Ｍｏ＋ Ｗ、 Ｃｏ、 Ｎｉ 。
あるいは（１００） （ｏｈｍ）方位の結晶粒を有す
る高けい素鋼急冷薄帯の表面上の酸化物を除去した後、
ＣＶＤ、イオンブレーティングあるいはイオンインプラ
ンテーションにより該薄帯との混合相を介し表面に強固
に被着した Ｔｉｔ Ｚｒ＋ Ｉｆｆ、 Ｖ＋’ Ｎｂ、Ｔａ＋ Ｍ
ｎ、 Ｃｒ、 Ｍｏ＋ Ｗ、 Ｃｏ、 Ｎｉ 。
ＡＩ、Ｂ、及びＳｉの窒化物及び／又は炭化物、八Ｌ
Ｓｔ、 Ｔｉ、 Ｓｎ、 Ｆｅ、 Ｚｒ、 Ｔａ及びＣ
ｅの酸化物、Ｓｉ＋ Ｔｉｔ Ｎｂ＋ Ｔａ＋八１へ
Ｚｒ、 Ｉｆｆ、 Ｖ、及び智のほう化物、ＭＯ＋ Ｗ
＋ ＴＩ＋ Ｚｒ＋及びＶのけい化物、Ｂ及びＳｉのり
ん化物並びにＰｅ、 Ｚｎの硫化物のうちから選んだ少
なくとも１種の極薄張力被膜を形成されることによって
、優れた鉄損を示す高けい素急冷薄帯が製造できること
を発見して、この発明を完成するに至った。
Ｓｔ、 Ｔｉ、 Ｓｎ、 Ｆｅ、 Ｚｒ、 Ｔａ及びＣ
ｅの酸化物、Ｓｉ＋ Ｔｉｔ Ｎｂ＋ Ｔａ＋八１へ
Ｚｒ、 Ｉｆｆ、 Ｖ、及び智のほう化物、ＭＯ＋ Ｗ
＋ ＴＩ＋ Ｚｒ＋及びＶのけい化物、Ｂ及びＳｉのり
ん化物並びにＰｅ、 Ｚｎの硫化物のうちから選んだ少
なくとも１種の極薄張力被膜を形成されることによって
、優れた鉄損を示す高けい素急冷薄帯が製造できること
を発見して、この発明を完成するに至った。
（作 用）
この発明においてばＳｔを１０重量％以下（好ましくは
０．５χ重量以上）の範囲で含有するｊＪい素鋼を対象
とする。Ｓｉを含有すると電気抵抗を高めて鉄損を低下
させるのに有効であるが、Ｓｉが１０％以上では脆くな
って実際製造上の問題が起こるため１０２以下にする必
要がある。
０．５χ重量以上）の範囲で含有するｊＪい素鋼を対象
とする。Ｓｉを含有すると電気抵抗を高めて鉄損を低下
させるのに有効であるが、Ｓｉが１０％以上では脆くな
って実際製造上の問題が起こるため１０２以下にする必
要がある。
かかるＳｉを主合金元素とし、必要に応じて微量の他種
元素たとえばＣ：０．０２％以下、Ｍｎ：０．００５〜
１．０χ程度を含有させた溶鋼を用い、直接製板法によ
って２０〜５００μｍ厚のけい素鋼薄帯とする。
元素たとえばＣ：０．０２％以下、Ｍｎ：０．００５〜
１．０χ程度を含有させた溶鋼を用い、直接製板法によ
って２０〜５００μｍ厚のけい素鋼薄帯とする。
ここに薄帯の厚みを２０〜５００μｍの範囲に限定した
のは、２０．＋１ｍ未満の厚みの薄帯は安定して製造す
ることが難しく、一方５００１１ｍを超えると冷却速度
が遅くなって磁気特性の劣化を招くからである。
のは、２０．＋１ｍ未満の厚みの薄帯は安定して製造す
ることが難しく、一方５００１１ｍを超えると冷却速度
が遅くなって磁気特性の劣化を招くからである。
ついでかくして得られた急冷薄帯は、必要に応じて圧延
、研磨または酸洗などを施したのち１０００℃以上の温
度に加熱し、（１００） （００１）あるいは（１０
０） （ｏｈｌ）方位に集積した結晶粒（３次再結晶
と呼ぶ）を発達させる。
、研磨または酸洗などを施したのち１０００℃以上の温
度に加熱し、（１００） （００１）あるいは（１０
０） （ｏｈｌ）方位に集積した結晶粒（３次再結晶
と呼ぶ）を発達させる。
ここに焼鈍温度が１０００℃に満たないと板面に平行な
（１００）面を有する結晶粒の成長が不十分であるので
、焼鈍温度は１０００℃以」−とする必要がある。
（１００）面を有する結晶粒の成長が不十分であるので
、焼鈍温度は１０００℃以」−とする必要がある。
その１＆鋼板表面上の酸化物を除去し、必要に応じて、
さらに表面を化学研磨あるいは電解研磨により鏡面状態
（中心線平均相さ０．４ μｍ以下）にした後、 ＣＶＤ法、イオンブレーティング法又はイオンインプラ
ンテーション法により鋼板表面」二に」−記の窒化物、
炭化物、酸化物、けい化物、はう化物、りん化物および
硫化物の極薄張力被膜を形成させる。このとのき張力被
膜の膜厚は０．１ μｍから２μｍ程度が適当である。
さらに表面を化学研磨あるいは電解研磨により鏡面状態
（中心線平均相さ０．４ μｍ以下）にした後、 ＣＶＤ法、イオンブレーティング法又はイオンインプラ
ンテーション法により鋼板表面」二に」−記の窒化物、
炭化物、酸化物、けい化物、はう化物、りん化物および
硫化物の極薄張力被膜を形成させる。このとのき張力被
膜の膜厚は０．１ μｍから２μｍ程度が適当である。
（実施例）
実施例１
６．５χＳｉを含有した溶鋼から１５０ μｍ厚の薄帯
を双ロールを用いた直接製板法によって作成した。
を双ロールを用いた直接製板法によって作成した。
ついでこの薄帯に３５０℃で温間圧延を施し約１００μ
ｍ厚に仕上げた。
ｍ厚に仕上げた。
次に薄帯表面を脱脂したのちＡ１２０３（６０χ）とＭ
ｇ０（２，５χ）とＴｉＯ□（５χ）の粉末をスラリー
として薄帯に塗布して乾燥させ、直ちにコイルに巻き取
った。
ｇ０（２，５χ）とＴｉＯ□（５χ）の粉末をスラリー
として薄帯に塗布して乾燥させ、直ちにコイルに巻き取
った。
次にこのコイルはＢＯＸ炉中で月５０’ｃ、５時間の真
空焼鈍を施したのち、鋼板表面をエメリー研磨後、３％
肝と１１□０□との混合液中で化学研磨した。
空焼鈍を施したのち、鋼板表面をエメリー研磨後、３％
肝と１１□０□との混合液中で化学研磨した。
その１１ ｃ ｖ ｎ法（表１中の無印）とイオンブレ
ーティング法（表１中で○印）およびイオンインプラン
テーション法（表１中でΔ印）により種々の薄膜（約０
．５μｍ厚）を形成させて製品とした。
ーティング法（表１中で○印）およびイオンインプラン
テーション法（表１中でΔ印）により種々の薄膜（約０
．５μｍ厚）を形成させて製品とした。
また比較のために薄膜を形成させない試料の成績ととも
に表１にあわせ示した。
に表１にあわせ示した。
表１から明らかなように極薄被膜を形成させた製品の鉄
損特性は比較例にくらべて極端に良好である。
損特性は比較例にくらべて極端に良好である。
実施例２
５．９Ｘ Ｓｉを含有する溶鋼から１５０ μｍ厚のが
１１帯を双ロールを用いた直接製板法によって作成した
。
１１帯を双ロールを用いた直接製板法によって作成した
。
ついでこの薄帯を約３００℃で温間圧延を施して約１０
０μｍ厚に仕上げた。
０μｍ厚に仕上げた。
次に薄帯表面を脱脂したのち八１□Ｏ：＋（６０χ）と
Ｍｇ０（３５χ）とＴｉ０７（５χ）の粉末をスラリー
として薄帯に塗布して乾燥させ、直ちに巻き取った。
Ｍｇ０（３５χ）とＴｉ０７（５χ）の粉末をスラリー
として薄帯に塗布して乾燥させ、直ちに巻き取った。
次にこのコイルにＢｏｘ炉中で１１５０℃、５時間の真
空焼鈍を施した。
空焼鈍を施した。
その後薄帯表面の酸化物を酸洗除去後、ｃｖｎ法により
ＴｉＮを０．１ｐ厚龍の張力被膜を形成させた。
ＴｉＮを０．１ｐ厚龍の張力被膜を形成させた。
製品の鉄損特性はＷ１２．５ｉ５ｏ Ｏ，２６Ｗ／ｋｇ
であった。
であった。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、Ｓｉを１０ｗｔ％以下の範囲で含有する溶鋼を、冷
却面が高速で更新移動する冷却体上に噴射ノズルを通し
て連続供給し、急冷凝固させて２０〜５００μｍ厚の薄
帯としたのち、この薄帯に１０００℃以上の温度で焼鈍
処理を施して｛１００｝〈ｏｈｌ〉または｛１００｝〈
００１〉方位の集積度を高め、次に該薄帯表面上の酸化
物を除去したのち、該薄帯表面上に、 ＣＶＤ、イオンプレーティングあるいはイオンインプラ
ンテーションにより該薄帯との混合相を介し表面に強固
に被着した Ｔｉ、Ｚｒ、Ｈｆ、Ｖ、Ｎｂ、Ｔａ、Ｍｎ、Ｃｒ、Ｍｏ
、Ｗ、Ｃｏ、Ｎｉ、Ａｌ、Ｂ及びＳｉの窒化物及び／又
は炭化物、 Ａｌ、Ｓｉ、Ｔｉ、Ｓｎ、Ｆｅ、Ｚｒ、Ｔａ、及びＣｅ
の酸化物、 Ｓｉ、Ｔｉ、Ｎｂ、Ｔａ、Ａｌ、Ｚｒ、Ｈｆ、Ｖ、及び
Ｗのほう化物、 Ｍｏ、Ｗ、Ｔｉ、Ｚｒ、及びＶのけい化物、Ｂ及びＳｉ
のりん化物並びに Ｆｅ及びＺｎの硫化物 のうちから選んだ少なくとも１種の極薄張力被膜を形成
させること を特徴とする軟磁気特性に優れた高けい素鋼急冷薄帯の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16122985A JPS6223933A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 軟磁気特性に優れた高けい素鋼急冷薄帯の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16122985A JPS6223933A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 軟磁気特性に優れた高けい素鋼急冷薄帯の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6223933A true JPS6223933A (ja) | 1987-01-31 |
Family
ID=15731084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16122985A Pending JPS6223933A (ja) | 1985-07-23 | 1985-07-23 | 軟磁気特性に優れた高けい素鋼急冷薄帯の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6223933A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0244678A (ja) * | 1988-08-03 | 1990-02-14 | Nippon Steel Corp | 遠赤外線放射ヒーター材料 |
-
1985
- 1985-07-23 JP JP16122985A patent/JPS6223933A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0244678A (ja) * | 1988-08-03 | 1990-02-14 | Nippon Steel Corp | 遠赤外線放射ヒーター材料 |
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