JPS62238745A - 輪転印刷機の互いに逆方向に回転する胴における防災条片 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、輪転印刷機の互いに逆方向に回転する胴にお
ける防災条片であって、所定の間隔をおいて２つの胴の
走入間隙に対して平行に防災条片を両側で保持する可動
のフランジが設けられている形式のものに関する。

従来の技術 このような形式の防災条片は防災スピンドル又は指防災
装置とも呼ばれ、例えば西ドイツ国特許第１９１８１７
３号明細書に開示されている。この公知の装置における
欠点としては特に次のことがある。すなわちこの場合２
つの胴の走入間隙に対して平行に位置しているスビ／ド
ルは、胴の端面に配置された旋回可能な保持装置を用い
て案内されているが、この保持装置は容易に汚れてしま
い、また例えばゴムブランケットの交換時における胴へ
の接近を妨げる。

発明の課題 ゆえに本発明の課題は冒頭に述べた形式の防災条片を改
良して、汚染に対して者しく防護されていて、胴への接
近を可能な限りわずかしか妨げず、しかも付加的な側部
のガイドプレートを設けることなしに、有利には直線的
な移動路に沿って胴近くの位置と胴から離れた位置との
間で接近及び離反調節を行うことができる防災条片を提
供することである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述
べた形式の防災条片において、フランジがそれぞれ、防
災条片とは反対側の端部でガイドと結合されていて、該
ガイドがガイドスリットに係合しており、ガイドスリッ
トが、それぞれ印刷装置の側壁の内側に該１’ｌ１１壁
から間隔をおいて配置されたカバープレートに設けられ
ており、少なくとも一方のガイドが所属のガイドスリッ
トによってカバープレートをほぼＵ字形に取り囲んでい
て、端部に制御範囲を有し、該制御範囲を介してガイド
の位置に関連して、側壁とカバープレートとの間の空間
に配置されたリミットスイッチが制御されるようになっ
ている。

実施例 次に図面につき本発明の詳細な説明する。

部分的にしか示されていない２つの側壁１゜２には汎用
の形式で互いに接近調節可能な２つの印刷胴３，４例え
ば２つのゴム胴が支承されている。第２図に示されてい
るように、例えば偏心的な支承によって印刷胴３．４は
位置３′。

４′に移動することができる。両町刷胴３，４の間にお
けるほぼ６角形の走入間隙には図示されていない印刷さ
れろ紙匹が導入可能である。安全性の点から走入間隙の
範囲には両町刷胴に対して所定の間隔例えば４　ｍの間
隔をおいて走入間隙ないし印刷胴３．４に対して平行に
指防災条片（以下においては単に防災条片７と呼ぶ）が
配置されている。この防災条片７は本発明によればカバ
ープレート５．６内に保持されかつ案内されていて、両
力バープレートはそれぞれ側壁１，２の内側に所定の間
隔をおいて配置されている。このようなカバープレート
は、印刷機運転のために必要な駆動兼制御要素を保護す
るために働く。

本発明によれば防災条片７は両側において７ランジ８．
９を介して、カバープレート５，６に設けられたがイド
スリツ）１２．１３に保持されており、この場合７ラン
ゾ８．９は防災条片７とは反対側の端部でガイド１０．
１１と結合されている。

有利にはガイドスリッ）１２．１３は下向きの斜めの平
面を形成しており、この結果防災条片７はほぼ直線的に
胴近くの位置から離れている位置に移動可能である。防
災条片７は有利にはほぼ３角形の横断面を有している（
第２図参照）。一方のガイド例えば１１がひっかかりを
回避するために単にカバープレート６のガイドスリット
１３において支持されているのに対して、他方のガイド
例えば１０は所属のガイドスリット１２を貫いていて、
カバープレート５をほぼＵ字形に取り囲んでおシ、これ
によって上に述べた２つの位置の間における防災条片７
の確実な案内が保証されている。また両方の位置はリミ
ットストッパ１４．１５によって制限されていて、この
場合リミットストッパ１４は、防災条片７が印刷胴３，
４と接触するのを阻止している。

ガイド１０はさらに有利には切欠き１６．１８の形をし
た制御範囲を有しており、両切欠き１６．１８には２つ
のリミットスイッチ２１゜２２の触知ローラが係合可能
である。第２図に示されている防災条片７の印刷胴近く
の位置において一方のリミットスイッチ例えば２１が所
属の触知ロー２１９によって操作されるのに対して、他
方のリミットスイッチ２２は操作されない。適当な電気
配線ないし回路によって、この位置において印刷機を運
転状態にもたらすことができる。胴から離れている位置
７′ないし１０′への防災条片７の移動時には両方のリ
ミットスイッチ２１．２２が操作され、胴から離れてい
る方の終端位置が到達された場合には切欠き１６によっ
てリミットスイッチ２１が解放され、つまシ触知ローラ
１９はもはや押圧されない。

胴近くの作業位置では７ランジ８．９ひいては防災条片
７の位置は、カバープレート５．６に係合するばね負荷
された係止ボタン２３．２４によって固定される。リミ
ットスイッチ２１゜２２は側壁１とカバープレート５と
の間の範囲においてＬ字形部材２５に固定されている。

移動を容易にするために防災条片７ないし一方又は両方
のフランジ８，９にはグリップ２６が設けられていても
よい。

発明の効果 以上述べたことから明らかなように本発明による防災条
片には、前記２つの位置において防災条片を支承及び移
動させるためになんら付加的な案内部材を必要としない
という利点がある。

それというのはガイドスリットがいずれにせよ設けられ
ているカバープレートに一体に加工され、ているからで
ある。さらに別の利点としては、必要なガイド兼制御要
素が側壁とカバープレー邪 トとの間の空間に配置されているので、妨魔にならずか
つ汚染もされないということが挙げられる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明による防災条片をそれぞれ別
の方向から見た図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、輪転印刷機の互いに逆方向に回転する胴における防
   災条片であつて、所定の間隔をおいて２つの胴の走入間
   隙に対して平行に防災条片を両側で保持する可動のフラ
   ンジが設けられている形式のものにおいて、フランジ（
   ８、９）がそれぞれ、防災条片（７）とは反対側の端部
   でガイド（１０、１１）と結合されていて、該ガイドが
   ガイドスリット（１２、１３）に係合しており、ガイド
   スリット（１２、１３）が、それぞれ印刷装置の側壁（
   １、２）の内側に該側壁から間隔をおいて配置されたカ
   バープレート（５、６）に設けられており、少なくとも
   一方のガイド（１０）が所属のガイドスリット（１２）
   によつてカバープレート（５）をほぼＵ字形に取り囲ん
   でいて、端部に制御範囲を有し、該制御範囲を介してガ
   イド（１０）の位置に関連して、側壁（１）とカバープ
   レート（５）との間の空間に配置されたリミットスイッ
   チ（２１、２２）が制御されるようになつていることを
   特徴とする、輪転印刷機の互いに逆方向に回転する胴に
   おける防災条片。 ２、制御範囲が切欠き（１６、１８）としてガイド（１
   ０）に構成されていて、該切欠きにリミットスイッチ（
   ２１、２２）の触知ローラ（１９、２０）が係合する、
   特許請求の範囲第１項記載の防災条片。 ３、ガイドスリット（１２、１３）が下向きの斜めの平
   面を形成していて、一方のガイド （１１）がガイドスリット（１３）に支持されており、
   防災条片（７）の胴近くの位置が少なくとも１つのスト
   ッパ（１４）によつて制限されている、特許請求の範囲
   第１項又は第２項記載の防災条片。 ４、防災条片（７）の胴近くの位置においてばね負荷さ
   れた係止ボタン（２３、２４）によつてガイド（１０、
   １１）がカバープレート（５、６）に固定可能である、
   特許請求の範囲第１項から第３項までのいずれか１項記
   載の防災条片。