JPS62238735A - 蒸着フイルム - Google Patents

蒸着フイルム

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JPS62238735A
JPS62238735A JP8303486A JP8303486A JPS62238735A JP S62238735 A JPS62238735 A JP S62238735A JP 8303486 A JP8303486 A JP 8303486A JP 8303486 A JP8303486 A JP 8303486A JP S62238735 A JPS62238735 A JP S62238735A
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JP
Japan
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film
vapor
deposited
hydrotalcite
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP8303486A
Other languages
English (en)
Inventor
村上 征次
守 古胡
新沢 政之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
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Priority to JP8303486A priority Critical patent/JPS62238735A/ja
Publication of JPS62238735A publication Critical patent/JPS62238735A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、二軸延伸ポリオレフィンの蒸着フィルムに関
する。
(従来の技術〕 従来、二軸延伸ポリオレフィンの蒸着フィルム用ポリマ
ーに腐蝕防止剤としてステアリン酸カルシウムが添加さ
れていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらステアリン酸カルシウムは、蒸着フィルム
の蒸着表面の活性を低下させ、同種または異種の塞材と
の積層、貼合せ、あるいはコーチインク、印刷等を行な
った場合に接着性が悪く、加工時または使用時に貼合せ
、コーディング等が浮き上る、剥がれる等の問題が生じ
ていた。
本発明は、かかる従来の欠点に鑑み、腐蝕防止剤として
の効果(劣化および変色しない)を有しざらに接着強度
、印刷適性、コーディング適性等に優れた蒸着フィルム
を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はハイドロタルサイト類化合物を0.01〜0.
1重ffi%含有した二軸延伸ポリオレフィンフィルム
に金属蒸@層を設けたことを特徴とする蒸着フィルムに
関する。
ハイドロタルサイト類化合物とは、 一般式MgvRw (OH)x 〈C03〉、・Z H
) 0(R=AD、、Cr、Fe、v=1〜9.w=1
〜9、X=3〜19.’1/=1〜10.2=2〜20
>で示される含水炭酸塩の化合物である。
天然品、合成品のいずれでも良く、天然品としては、ハ
イドロタルク石、スヂヒタイト、パイロオーライトなど
がある。
好ましくは、MQ6Aα2  (OH) 16C03・
4H20で示されるハイドロタルサイト、ざらに好まL
<はMQ4.5112  (OH)13CO3−3,5
820で示されるハイドロタルサイトである。
ハイドロタルサイトの添加間が0.01重足%を下回る
とフィルム製造時や加工時の腐蝕防止効果がなく、また
フィルムが着色したり、劣化を生じる。
一方添加量が0.1重量%を越えると、フィルムにブツ
が生じたり、光沢が落ち外観の悪いものとなる。金属蒸
着層の接触強度も弱いものとなる。
次に、本発明の二軸延伸ポリオレフィンフィル □ムと
は同時、逐次のいずれの二軸延伸フィルムであっても良
い。ポリマーとしては、プロピレン、エチレンやブテン
−1で代表されるα−オレフィンの単独重合体、共重合
体またはこれらのブレンドであっても良い。
また、フィルム梠成は、単膜、積層体のいずれであって
も良いが、種々特性を付加できる積層体の方が好ましい
。積層体の場合、積層の厚みは0゜5〜20μ、好まし
くは1〜10μが望ましい基材層は5〜100μ、好ま
しくは10〜30μである。積層法としては、共押出法
、−軸延伸後に積層し二軸に延伸する方法、二軸延伸フ
ィルムを貼り合せる方法、またはこれらの方法を組合せ
る方法がある。
積層体の場合には、基材層のポリマーとしてはポリプロ
ピレンを主体(60重量%以上、好ましくは80重量%
以上)としたものが用いられる。
積層のポリマーとしてエチレン−プロピレン共重合体、
プロピレン−ブテン共重合体などの低融点ポリマーを用
い、基材層側に金属層を設けてヒートシール性フィルム
としたり、金属層を積層ポリマー側に設けて蒸着層とフ
ィルムとの接着強度を強化したフィルムとしたり、目的
に応じて適宜積層ポリマー、及び蒸着面を選択する必要
がある。
積層体とした場合、ハイドロタルサイトは積層、基材層
ともに添加するのが好ましく、少なくとも非蒸着面の層
には必ず添加する必要がおる。
これら本発明に使用するポリマーには、熱安定剤、酸化
防止剤、紫外線防止剤、造核剤、無機滑剤等を添加して
も良い。
次に本発明の蒸着フィルムについて製造法の一例を説明
する。
一台の押出機(共押出法では2台以上)へポリオレフィ
ンを供給し、230〜300’Cで溶融押出し、冷却ド
ラム(30〜100℃)に巻付けてシートとする。
この未延伸シートをロール群に導き100〜130’C
に加熱しつつ、3〜7倍に延伸し、−軸延伸フィルムと
した。ざらに直角方向に延伸するためにテンター内に導
き、150〜180’C雰囲気中で5〜15倍に延伸し
、必要に応じて140〜170’C雰囲気で弛緩、熱固
定を行い、二軸延伸ポリオレフィンフィルムを得た。
また、−軸延伸フィルムに、他の押出機より押出された
ポリマーを積層する方法もある。
また該二軸延伸ポリオレフィンフィルムに、伯の二軸延
伸ポリオレフィンフィルムを貼り合ゼて用いることもで
きる。
このようにして得られた二軸延伸ポリオレフィンフィル
ムに表面処理(例えばコロナ放電処理)を施すのが好ま
しく、処理面に金属蒸着を施すのが蒸着強度から見て好
ましい。
金属蒸着層とはフィルム表面に金属を蒸着された層をい
い、蒸着する金属は特に限定されないが、アルミニウム
や亜鉛が通常好ましく用いられる。
蒸着方式も特に限定されず、電熱加熱溶融蒸着法、イオ
ンビーム蒸着法、スパッタリング法おるいはイオンブレ
ーティング法などを用いることができる。蒸着膜の厚み
は通常’100〜5000人の範囲のあり、光学濃度で
示すと0.5〜5.0程度の範囲が好ましく用いられる
本発明の蒸着フィルムを他の基材と貼合せて使用する場
合の接着剤、印刷インキ等についと記づ°。
接着剤は無溶剤型(ウレタン系)、水性(酢酸ビニール
系、アクリル酸エステル系、酢ビ・アクリル酸共重合系
など)、溶剤型(ウレタン系)などを挙げられ、塗布量
は1〜15g/m2が好ましい。
印刷インキはニトロセルロース系、塩素化ポリプロピレ
ン系、ウレタン系、ビニール系、ポリエステル系等が用
いられ、グラビア、フレキソ、シルクスクリーン、オフ
セット等の方式があるインキ皮膜の厚さは版弐などによ
って異なるが通常1〜100μである。
貼合せる他の基材としては、無延伸または一軸、二軸の
延伸フィルムが良く、それには、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ナイロン、ポリエステル、セロハン、Kコー
トセロハン等があり、延伸したフィルムが好ましい。
フィルムの厚みとしては、3〜100μが良い。
印刷は貼合せる他の基材に行なっても本発明の蒸着フィ
ルムに行なっても良いが、前者の場合が好ましい。
〔実施例〕
以下の実施例によって本発明をざらに詳細に説明する。
なお、本発明における評価基準は次の通りである。
(1)ぬれ指数 J IS−に−6768に基づいた。
(2)接着強度 蒸着フィルムの蒸着面と接着剤(ウレタン系)を介して
、二軸延伸ポリプロピレンフィルムの印刷面と貼合゛せ
たものについての両者を剥離する90度剥離強度(Q/
Cm)を接着強度といい、値が大きいほど良好である。
(3)印刷性 蒸着面にニトロセルロース系インキで印刷した時の外観
(印刷ムラ、抜け)と印刷インキの表面にセロテープを
貼付【プ、剥離してインキの接着度合を見て、総合的に
評価した。
○:外硯・接着度良好 △:外観は中程度で接着度合弱い X:外観悪く、接着度合も弱い (4)ハイドロタルサイトの定量 ハイドロタルサイトを添加したフィルムを200を灰化
溶解し、ICP(誘導結合プラズマ)発光分析法または
原子吸光度法でMCIを定量し、Mg4.5Aα2 (
OH)13CO3・3.5H20に換算する。
(5)変色度合 原反フィルムを120’C雰囲気中に20日間放置しそ
の変色度合を調べた。
○:変色なし △:変色若干あり ×:変色めり 実施例1 一台の押出はヘハイドロタルサイト0.04ffl量%
含有したポリプロピレン(MI2.5>を供給し、28
0℃で溶融押出し、40′Gの冷却ドラムに巻付けてシ
ート化する。この未延伸シートをロール群に導き125
°Cに加熱しつつ、5.5倍に延伸し、ざらにテンター
内に導き、160’C雰囲気中で9倍に直角方向に延伸
し、150’C雰囲気で熱固定を行ない、二軸延伸ポリ
プロピレンフィルムとした。(フィルム厚み25μ)該
フィルムの表面にコロナ放電処理を施しくぬれ指数40
dyne/cm ) 、該面にAD、蒸着を行なって蒸
着フィルムとした。40℃、85%RH雰囲気中に10
日間放置した後該蒸谷面と、印刷を施した二軸延伸ポリ
プロピレン(20μ)の印刷面を、接着剤(ウレタン型
)を用いて貼合せた。
また該蒸着面にニトロセルロース系インキを用いて印刷
を行なった。
実施例2 一台の押出機ヘハイドロタルサイト0.02重足%含イ
1したポリプロピレンを供給し、別の一台にハイドロタ
ルサイド0.02ffltitヂレンプロピレン共重合
体(エチレン量5%、MI5)を供給し、280℃で共
押出、実施例1と同様に延伸し、コロナ放電処理は二軸
延伸ポリプロピレン面に行なった。全フィルム厚は25
μ(積層4μ)となった。該面にAD.蒸着を行ない恭
希フィルムとした。貼合ゼ、印刷は実施例1と同様に行
なった。
実施例3 一台の押出機ヘハイド口タルリ−イト0.06frZ量
%含有したポリプロピレンを供給し、別の一台にハイド
ロタルサイト0.06重量%含有したプロピレンブテン
共重合体(ブテン量5%、MI6)を供給し、ポリプロ
ピレンがサンドウィッヂされるよう共押出(280’C
I、実施例1と同様に延伸した。全フィルム厚は25μ
(基材層19μで各積層3μ)であった。片面にコロナ
放電処理を行ない、法面にへ〇蒸着を施し、蒸着フィル
ムとした。貼合せ、印刷は実施例1と同様に行なった。
比較例1 ステアリン酸カルシウムをハイドロタルサイトの代りに
0.02重開%添加した以外は、実施例1と全く同様に
した。
比較例2 ステアリン酸カルシウムをハイドロタルサイトの代りに
0.3重量%添加した以外は実施例1と全く同様にした
実施例1〜3に示す蒸着フィルムは、ぬれ指数の低下も
少なく貼合ゼたフィルムの接着強度は高いものであり、
蒸着面への印刷も、ムラ、俵けのない良好な外観で、イ
ンキの接着度合も良好なものであった。フィルムの変色
も問題なく良好であった。
比較例1に示す蒸着フィルムは、接着強度の低いもので
、印刷性においては、インキの接着度合が低いものとな
った。またフィルム自体が、経口によって黄味を帯びた
ものとなった。
比較例2に示す蒸着フィルムは、ぬれ指数の低下が大ぎ
く、接着強度、印刷性は比較例1よりざらに低いものと
なった。
〔発明の効果〕
本発明は上述したように、ハイドロタルサイト類化合物
を0.01〜0.1重量%含有した二軸延伸ポリオレフ
ィンフィルムに金属蒸着層を設けたことを特徴とする蒸
着フィルムとしたので、フィルム製造時、加工時の腐蝕
防止効果に加え、次のごとき優れた効果が得られた。
(1)蒸着表面の活性が維持され、他のフィルム、七(
材との積層、貼合せを行なった場合、接着強度が強いも
のとなった。
(2)蒸着表面への印刷、またはコーティングを行なっ
た場合、ムラのない均一なものとなり、接着度合の強い
ものとなった。
なお本発明の蒸着フィルムは、包装用途、工業材、l’
l (ラベル、テープ等)に優れたものであり、コンデ
ンサーなど電気用途にも優れていた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る蒸着フィルムの断面図
、第2図、第3図は本発明の一実施例の蒸着フィルムを
用いた応用例の断面図である。 1・・・・・・金属蒸着層 2・・・・・・二軸延伸ポリオレフィン3・・・・・・
基材層 4・・・・・・積層 5・・・・・・接着剤層 6・・・・・・印刷インキ 7・・・・・・二軸延伸ポリプロピレンフィルム8・・
・・・・コーティング層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハイドロタルサイト類化合物を0.01〜0.1重量%
    含有した二軸延伸ポリオレフィンフィルムに金属蒸着層
    を設けたことを特徴とする蒸着フィルム。
JP8303486A 1986-04-10 1986-04-10 蒸着フイルム Pending JPS62238735A (ja)

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JP8303486A JPS62238735A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 蒸着フイルム

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JP8303486A JPS62238735A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 蒸着フイルム

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JP8303486A Pending JPS62238735A (ja) 1986-04-10 1986-04-10 蒸着フイルム

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101816950A (zh) * 2010-04-30 2010-09-01 北京化工大学 类水滑石结构化催化剂及其催化合成假紫罗兰酮的方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60162645A (ja) * 1984-02-04 1985-08-24 株式会社トクヤマ 複合フイルム

Patent Citations (1)

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