JPS62238634A - 表面検査装置 - Google Patents

表面検査装置

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JPS62238634A
JPS62238634A JP8264986A JP8264986A JPS62238634A JP S62238634 A JPS62238634 A JP S62238634A JP 8264986 A JP8264986 A JP 8264986A JP 8264986 A JP8264986 A JP 8264986A JP S62238634 A JPS62238634 A JP S62238634A
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air
gap
semiconductor wafer
rotary stage
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Ryoji Nemoto
亮二 根本
Toshiaki Taniuchi
谷内 俊明
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Hitachi High Tech Corp
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Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ この発明は、半導体ウェハなどの被検査物の表面の異物
、欠陥などを検出する表面検査装置に関する。
[従来の技術] 例えばゝ1t、導体ウェハ用の従来の表面検査装置にお
いては、回転ステージの保持面に半導体ウェハが負圧吸
着により保持され、その状態で回転ステージは回転駆動
され、その半導体ウェハの表面の表面検査が実行される
その回転ステージの保持面は、負圧吸着のためにエアー
吸気口が形成され、この吸気口は回転ステージの軸部を
貫通する通路を通じて軸部の側面に設けられた開口に接
続されている。回転ステージの軸部は、それを包囲する
部材に軸受を介して回転自在に支承されるが、その部材
と軸部との間の隙間内に、軸部側面の開口に臨ませてエ
アーシールが配設され、そのエアーシールによって画成
された空間を介して外部の真空ポンプによりエアー吸気
口からエアーを引き出すようになっている。
つまり、エアーシールは半導体ウェハを負圧吸着するた
めのエアー引き出し用通路の一部を形成している。
[解決しようとする問題点コ さて、このような表面検査装置は一般に、表面の欠陥や
付着異物の存在を避ける必要のある半導体ウェハなとの
表面検査に利用されるものである。
しかるに、従来の表面検査装置で半導体ウェハなどの表
面検査を繰り返し行うと、検査の度に付着異物数の増加
が認められた。つまり、従来の表面検査装置は、それ自
体で異物を発生し、その異物が非検査物の表面に付着す
るという問題があった。
この問題を解決するために発明者が詳細に調査検討した
結果、次のようなことが判明した。高速回転する回転ス
テージの軸部に接触しているエアーシールが摩耗し、そ
の材料の微粒が軸部とその周囲の部材との隙間に発生す
る。その隙間の開放部分から、その微粒が外部に飛散し
、その一部が非検査物の表面に降下して付着し、これが
付着異物増加の主な原因となっている。
[発明の目的] したがって、この発明の目的は、そのような被検査物の
汚染を防止した表面検査装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するたに、この発明は、回転する回転ス
テージの保持面に被検査物を負圧吸着しつつ、その被検
査物の表面の異物、欠陥などを検出するものであって、
前記回転ステージの軸部は、それを包囲する部材に軸受
を介して回転自在に支承され、その部材と前記軸部との
隙間に、前記保持而を負圧状態に保持するためのエアー
引き出し用通路の一部がエアーシールによって画成され
た表面検査装置において、前記隙間に連通ずるエアー通
路を設け、そのエアー通路を介して前記隙間からエアー
を引き出すことによって前記空間を負圧状態に維持する
ものである。
[作用] このように前記隙間を負圧状態に維持するため、1);
I記隙間内に発生したエアーシールの摩耗微粒は外部空
間、つまり被検査物の雰囲気に殆ど飛散することがなく
なり、被検査物の表面汚染をほぼ完全に防止できる。
[実施例コ 以下、この発明の一実施例について、図面を参照し説明
する。
第3図は、この発明による半導体ウェハ用表面検査装置
の全体的構成を説明するための一部を省いた概略正面図
である。まず、この図を参照して、半導体ウェハの取り
扱いについて説明する。
この図において、12は回転ステージである。
回転ステージ12の平坦なL面(保持而)に、搬送ベル
)16により半導体ウェハ(被検査物)が搬入される。
この半導体ウェハ14は、後に詳述するように、回転ス
テージ12の上面の噴気口より斜め上へ噴出するエアー
により、矢線18の方向へ移送される。そして、位置状
めピン20により係止位置決めされる。
詳細は後述するが、回転ステージ12には、半導体ウェ
ハサイズ毎に、複数の通孔が同心固状に形成されており
、扱う半導体ウェハ14のサイズ(直径)に対応した通
孔に、位置決めピン20が挿通され、回転ステージ12
の上面より突出せしめられる。
この位置決めの際、位置決めピン20の弾性により1う
導体ウェハ14が矢線22の方向へはじかれ、半導体ウ
ェハ14が振動し、停屯するまでに時間がかかるという
問題が起こりやすい。そこで、位置決め時に、ブツシャ
−24が図示のような位置(この位1πも扱う゛μ導体
ウェハ14のサイズによって異なる)へ移動せしめられ
、その突出部24Aの先端で、半導体ウェハ14の矢線
22の方向への移動を阻止し、半導体ウェハ14の振動
を抑制して位置決め時間の短縮を図っている。
プッシャー24は、支持部28.28に固定されたガイ
ドシャフト30に摺動自在に支持されており、またスク
リューシャフト32と螺合している。したがって、モー
タ34によりスクリューシャフト32を正回転させると
、プッシャー24は矢線18の方向へ移動(前進)シ、
逆回転させるとプッシャー24は矢線22の方向へ移動
(後退)する。
なお、ガイドシャフト30およびスクリューシャフト3
2は、図示のように傾けられているため、プッシャー2
4は前進するに従いヒ昇し、後退するに従い降ドする。
位置決め時以外の期間には、プッシャー24は、搬送ベ
ルト16より低い鎖線24Bの位置に退避せしめられる
位置決めがなされると、回転ステージ12の上面に形成
された吸気口(後述)より、半導体ウェハ14と回転ス
テージ上面との間のエアーが抜かれ、同時に噴気口から
のエアーの噴出が止められる。その結果、半導体ウェハ
14は負圧吸着により回転ステージ12上に保持される
。その後、位置決めピン20は引き抜かれ、またプッシ
ャー24は後退せしめられる。
回転ステージ12は高速回転させられ、半導体ウェハ1
4の表面検査が行われる。
この表面検査を終わり、半導体ウェハ14を搬出する場
合、回転ステージ12は図示の向きにて停止せしめられ
、また搬出用の搬送ベルト17に接近した所定位置まで
移動させられる。そして、噴気[1よりエアーが噴出せ
しめられ、また吸気口よりのエアー吸引が停止L:、さ
せられる。しかして、噴出エアーにより半導体ウェハ1
4は矢線18の方向へ送られ、搬送ベルト17]−に排
出され、搬送ベルト16により搬出される。
このように、位置決めピン20を回転ステージ12の通
孔より抜去するから、同一の噴気口からのエアーにより
、半導体ウェハの搬入位置決めと搬出の両方を行うこと
ができる。
ここで、異物検出系の構成と異物検出原理について、第
3図を参照し説明する。この異物検出系200にあって
は、S偏光レーザ発振器216から放射されるS偏光レ
ーザビームが、シリンドリカルレンズ218によって上
下方向(2方向)に絞られてから、半導体ウェハ14の
上面に例えば2°の照射角度にて斜めに照射される。照
射点に異物があると、S偏光レーザビームは異物の表面
(微小の凹凸がある)により散乱し、偏光面が・乱れる
ため、Z方向への反射レーザ光には、P偏・光成分が多
量に含まれる。
反射レーザ光は対物レンズ220により集光され、視野
制限用のスリット222を経由し、S偏光カット用の偏
光板224へ入射せしめられる。
この偏光板224により、反射レーザ光のP偏光成分が
抽出されてホトマルチプライヤ226に入射し、電気信
号に変換される。この光電変換信号は図示しない比較器
によりある閾値と比較され、その閾値を越えた場合に、
S偏光レーザビームの照射点に異物があると判定される
S偏光レーザビームの照射点にパターンが存在する場合
、Z方向への反射光量がかなり多くなることがある。し
かし、パターンの表面は微視的には平滑であるため、Z
方向への反射レーザ光に含まれるP偏光成分はわずかで
ある。したがって、パターンは異物と弁別され、異物と
しては検出されない。
照射点に異物もパターンもない場合、照射レーザビーム
はほぼ全量が正反射されるため、ホトマルチプライヤ2
26の出力信号は十分低レベルである。したがって、そ
の信号のレベル比較により、異物なしと判定される。
第2図に回転ステージ12などの拡大平面図を示す。こ
の図を参照し、回転ステージ12について詳細に説明す
る。図ボのように、回転ステージ12の内部には、中心
部より放射状に延びたエアー通路40,42,44.4
8.48が形成されている。
エアー通路40は吸着用エアーを通すためのものであり
、吸気口50により回転ステージ12の上面に開口せし
められている。それぞれの吸気口50に接続して、同心
円状の溝52が形成されている。半導体ウェハが回転ス
テージ上にセットされている場合、溝52の近傍のエア
ーが吸着口50へ導かれるため、吸気口50は実質的に
回転ステージ上面のは1!全域に拡大されたと同様であ
る。
換言すれば、エアー吸引作用の観点からは、溝52は吸
着口50の延長部分とみなし得るものであり、吸着口5
0と溝52により、半導体ウェハをほぼ全面的に負圧吸
着するための広い吸気領域を実現している。このように
するので、゛16導体ウエハ14の反りを生じることな
く 、’l’=導体ウェハ14を保持できる。
ただし、後述するように、最外周の1本の溝52は、5
インチ゛11導体ウェハの扱い時には使用されず、4イ
ンチ半導体ウェハの扱い時には、外周側の2本の溝52
は使用されない。
エアー通路42.44,48.48は、半導体ウェハ移
送用のエアーを送るためのものである。
エアー通路44.48から燐、エアー通路44A。
48Aが分岐している。回転ステージ12の上面には、
エアー通路44A、44Bの間に挟まれて凹部12Aが
形成されている。この四部12Aは、他の部分よりわず
かに低くなっており、前記プッシャー24の突出部24
Aは、位置決め時に、この凹部12Aに、半導体ウェハ
サイズに応じた蛍だけ侵入させられるようになっている
エアー通路42,44,44A、46,48A。
48の近傍には、それらと連通した噴気口54が形成さ
れている。各噴気口54は、ある角度だけ傾けて形成さ
れており、回転ステージ12が図示の角度にあるときに
、矢、1i118の方向に半導体ウェハを移送するため
のエアーを、斜め」三方に噴出するものである。
また、回転ステージ52には、図中左゛1′−分側に位
置決めピンを挿通するための通孔56が同心円状に配列
形成されている。また、回転ステージ12の動的バラン
スをとるために、回転ステージ12の右半分側に、ダミ
ー通孔5Bが同心円状に設けられている。
第1図は表面検査装置10の主要部の構成を詳細に示す
部分断面正面図である。この図も参照し、この発明に直
接関係する回転ステージ12と、その駆動機構などにつ
いて以下説明する。
まず、エアー通路40に関連して説明する。このエアー
通路40の外周側部分は径大部40Aとなっている(第
2図参照)。この径大部40Aには、穴埋めロッド60
が挿入され、回転ステージ12の下面の切欠き62より
挿着されたOリング64により脱出を阻止され、また側
方より回転ステージ12に螺入された固定ねじ66によ
って進退および回転できないように固定される。穴埋め
ロッド60の側面には、その先端から最外周位置の吸気
口50に臨む位置まで延在する溝68と、外側より2つ
1−」の吸気口50に臨む位置まで延在した溝69とが
形成されている。また、穴埋めロッド60の先端は、外
側から3番目の吸気[150より外側に占位するような
長さとなっている。65はエアーシールである。
6インチの半導体ウェハを扱う場合、穴埋めロッド60
は、溝68が−L側に来るように回し固定される。つま
り、第3図の状態となり、外側の2つの吸気口50は、
いずれも溝68を介してエアー通路40と連通ずる。こ
の場合、最外周の溝52の内側領域が実質的に吸気領域
として作用する。
5インチの半導体ウェハを扱う場合、穴埋めロッド60
は、溝69が上側になるように回されて固定される。そ
の結果、外側から2つ目の吸気口50は溝69を介して
エアー通路40と連通ずるが、最外周の通気1コ50は
穴埋めロッド60の側面でふさがれ、エアー通路40か
ら切り離されるため、外側から2つl]の溝52の内側
領域が吸気領域として働く。
4インチの半導体ウェハの取り扱い時には、穴埋めロッ
ド60は、溝88.89のいずれも、ト、側にならない
ような角度で固定されるため、外側の2つの吸気口50
は、両方ともエアー通路40から遮断される。その結果
、外側から3つ目の溝52から内側の領域が吸気領域と
なる。
さて第1図に示すように、回転ステージ12の中心部よ
り、軸部70が下向きに延設されている。
この軸部70の内部には、前記エアー通路40と連通し
た縦方向のエアー通路72と、前記エアー通路42,4
4,46.48と連通した縦方向のエアー通路74が形
成されている。各エアー通路72.74の先端部は、回
転軸部78の側面の開L]72A、74Aとそれぞれ接
続されている。
軸部70は、その上下端において、ボールベアリング7
6を介して筒体78に回転自在に支承されている。筒体
78の内面には、開ロア2Aに対応して1対の回転エア
ーシール80Aが設けられている。筒体78の内面には
、この1対のエアーシール80Aに挟まれた空間に臨む
開口(図示せず)が設けられており、この開口は図示し
ないパイプを介して外部の真空ポンプに接続される。
また筒体78および支持ブロック84を貫通して、エア
ー供給パイプ71が進退可能に設けられている。このエ
アー供給パイプ71の一端には、軸部70の側面との密
着性の良い柔軟なチューブ73が取着されており、この
チューブ73はエアー供給側の開ロア4Aと対向してい
る。このエアー供給パイプ71の他端には、結合部材7
5を介して外部のコンプレッサ系のエアー供給パイプ(
図示せず)が接続されている。エアー供給パイプ71は
、その端部に挿着された圧縮ばね77によって、外向き
つまり後退方向へ付勢されている。
79はエアー供給パイプ71を前進させるためのアクチ
ュエータであり、その作動部は結合部材75に結合され
ている。
筒体78は、上下にわずかな距#(例えば数mm)だけ
移動可能なように支持ブロック84に取り付けられおり
、モータ86により図示しない偏心カム機構などを介し
て」−下に駆動されるようになっている。モータ86は
支持ブロック84に固定されている。支持ブロック84
は、スライドブロック88に固定されている。
軸部70の下端部は、カップリング104を介してモー
タ106の回転軸と結合されている。このモータ106
はスライドブロック88に固定されている。カップリン
グ104は、モータ106の回転軸と軸部70との相対
的回転は許さないが、軸方向(上下方向〕については、
わずかな(たとえば数mm程度の)相対的移動を許容す
るものである。このようなカップリング104としては
、入力側の回転力を板ばね部材を介して出力側へ伝達す
るような型式のものを用いることができる。このような
カンプリング104により結合するため、モータ106
などを1−下させることなく、回転ステージ12の高さ
位置を調整して、異物検出系(後述)の焦点合わせを行
うことができる。
スライドブロック88は、その前面および背面が固定ベ
ース110と滑合せしめられ、固定ベース110に対し
て矢線18,22の方向へスライドできるように支持さ
れている。スライドブロック88は、固定ベース110
側に回転自在に設けられたスクリューシャフト112と
螺合しており、このスクリューシャフト112を回転す
ることにより、矢線18.22の方向に移動するように
なっている。114はスクリューシャフト112を回転
駆動するためのモータである。
ここで、この発明にあっては、軸部70と筒体78との
隙間70A内に発生する異物の外部への飛散を防止する
ために、隙間70A内のエアーを引き出すためのエアー
通路120が固定ベース110に形成されている。この
エアー通路120はパイプ122を介して図示しない真
空ポンプに接続され、この真空ポンプによって隙間70
A内のエアーが抜かれ、その隙間70A内が負圧状態に
維持される。″ さらに、この実施例においては、その異物飛散の防止を
さらに確実にするために、隙間70Aの上側の開放部分
に、それを包囲するようにリング状のフード体124が
取り付けられている。F方の開放部分は、モータ106
および固定ベース110によって実質的に閉塞されるた
め、そのようなフード体は設けられていない。
90は位置決めピン20が6本植設されたピンプレート
であり(ピン配列は第2図参照)、4インチ、5インチ
、6インチの各半導体ウェハサイズ毎に用意されておい
る。このピンプレー)90は、昇降板92に植設された
ボルト94と蝶ナツト96によって、昇降板92に着脱
容易に締着される。昇降板92はシリンダ98によって
昇降せしめられるが、この昇降を案内するために、支持
ブロック84に固定されたベアリング102により摺動
自在に支承されたがイドシャフト100が昇降板92に
固着されている。
このような構成において、シリンダ98によりIii’
降板92をlz W−させることにより、それに取り付
けられたピンプレー1・90の位置決めピン20を、対
応する通孔56に一斉に挿入し、回転ステ−ジ12の上
面より突出させることができる。位置決めピン20を作
用させない期間には、昇降板92は第2図に示す高さま
で下降せしめられ、位置決めピン20の先端は回転ステ
ージ12の下面よりさらに下方に占位する。
次に、全体的な動作について説明する。まず、半導体ウ
ェハの搬入が行われる。この時、回転ステージ12が半
導体ウェハ搬入位置に来るように、モータ114により
スライドブロック88が移動せしめられる。回転ステー
ジ12は、第2図の角度までモータ106により回転せ
しめられる。また、プッシャー24は、第3図の鎖線2
4Bの位置まで後退せしめられる。その後、シリンダ9
8によりピンプレート90が押し上げられ、位置決めピ
ン20は通孔56を挿通し回転ステージ12より突出せ
しめられる。
ここでは6インチ半導体ウェハを扱うものとすれば、ピ
ンプレート90として、第2図および第3図に示すよう
なピン配置のものが昇降板92に取り付けられる。位置
決めピン20は、第2図に示すように、最外周の通孔5
6に挿通されることになる。
この状態で、搬送ベル)1Bにより半導体ウェハが回転
ステージl 2−t−6に搬入される。半導体ウェハの
先端が回転ステージ12の端を越えた時点で、アクチュ
エータ79が駆動されて作動し、エアー供給パイプ71
が前進せしめられてチューブ73が開ロア4Aが回転軸
部710の側面に押し付けられ、エアー供給パイプ71
は開ロア4Aと接続される。そして、半導体ウェハ移送
用のエアーが噴気口54より噴出せしめられる。搬入さ
れた半導体ウェハ14は噴出エアーにより矢線18の方
向へ移送されるが、これとほぼ同時に、プッシャー24
が第3図の実線に示すような位置まで前進せしめられる
ここでは6インチ半導体ウェハを想定しているから、プ
ッシャー24の突出iW<24Aの先端が、最外周のダ
ミー通孔58よりやや外側に占位するように、プッシャ
ー24の前進位置が制御される。
つまり、突出部24Aの先端と、回転ステージ12の中
心からの距離は、3インチ(゛μ導体ウェハ半径)より
わずかに大きくなる。
エアーで移送された半導体ウェハ14は位置決めピン2
0に係Iヒシて位置決めされる。これで、半導体ウェハ
14の中心と回転ステージ12の中心とが一致する。
このようにして位置決めが終了すると、吸気口50(こ
こでは6インチ半導体ウェハであるから、すべての吸気
口50)による吸気が開始せしめられ、溝52を介して
半導体ウェハ14の下面のほぼ全域と回転ステージとの
間のエアーが排出され、半導体ウェハ14の下面にほぼ
全面的に負圧吸着力が作用し、半導体ウェハ14は、反
りを起こすことなく、回転ステージ12に確実に吸着保
持される。また、吸着動作の開始とほぼ同時に、アクチ
ュエータ79の駆動が停止され、圧縮ばね77によって
エアー供給パイプ71は後退せしめられ、開ロア4Aか
ら分離せしめられる。かくして lq導体ウェハ移送用
エアーの噴出は停止せしめられる。
そして、プッシャー24が後退せしめられ、また位置決
めピン20が通孔56より抜去せしめられる。
なお、隙間70Aのエアー抜きは常時行われる。
次に、異物検出系200におけるS偏光レーザビームが
半導体ウェハ14の外周近傍に照射されるように、モー
タ114によりスライドブロック88が矢線18の方向
へ移動せしめられる。その後、を−夕106が起動され
、回転ステージ12が高速回転せしめられ、同時に、モ
ータ114により、スライドブロック88は矢線22の
方向に一定速度で移動せしめられる。かくして、半導体
ウェハ14の上面は、外周側より中心へ向かい、S偏光
レーザビームにより螺旋状に走査される。
そして、各走査点の異物の有無が、ホトマルチプライヤ
226の出力信号に基づき判定され、表面検査が実行さ
れる。
1つ導体ウェハ14の中心まで走査が進み、表面検査を
終了すると、回転ステージ12が第3図に示す向きにな
るようにして、モータ106が停市せしめられる。また
、回転ステージ12を半導体ウェハ搬出用位置へ移動さ
せるようにモータ114が制御される。
その後、吸気口50からの吸気が停止1−;させられる
。また、アクチュエータ79が駆動されてエアー供給パ
イプ71が開ロア4Aと接続され、コンプレッサ系より
噴気口54ヘエアーが供給され、噴気口54からの噴出
エアーにより半導体ウェハ14は搬送ベルト17上に排
出され、その搬送ベルトにより搬出される。
なお、5インチ半導体ウェハを扱う場合、外側から2番
目の通孔56に対応させて位置決めピン20を植設した
ピンプレート90が昇降板92に取り付けられる。搬入
位置決め時に、プッシャー24は、その突出部24Aの
先端と回転板12の中心との間隔が2.5インチよりや
や大きくなるような位置まで前進せしめられる。
4インチ゛1へ導体ウェハを扱う場合、外側から3番目
の通孔56に対応させて位置決めビン20を植設したピ
ンプレート90が昇降板92に取り付けられる。搬入位
置決め時に、ブツシャ−24は、その突出部24Aの先
端と回転板12の中心との間隔が2インチよりやや大き
くなるような位置まで前進せしめられる。
異物検出系200の対物レンズ220と半導体ウェハ而
との焦点合わせは、モータ86にヨリ円筒体78ととも
に回転ステージ12を上下に移動させることにより行わ
れる。この時、回転ステージ12の軸部70と、固定さ
れたモータ106の回転軸との上下方向の相対移動は、
カップリング104により吸収される。
ここで、この発明に直接関係する半導体ウェハの汚染防
止ついて説明する。
前述のように、表面検査中に回転ステージ12は高速に
回転するため、その軸部70と接触しているエアーシー
ル80Aが摩耗し、その微粒が隙間?OA内に発生する
。なお、従来は半導体ウェハの搬送のためのエアー供給
のための同様のエアーシールが隙間70Aに設けられて
おり、それも摩耗微粒を発生したが、この実施例では、
そのようなエアーシールはなく、それに対応するエアー
供給パイプ71は、回転ステージ12の回転期間には軸
部70から分離されるため、摩耗微粒の発生源にならな
い。
従来は、そのような隙間70Aに発生した摩耗微粒が外
部に飛散し、検査中の半導体ウェハの表面に降下付着し
、その表面を汚染するという問題があった。これに対し
、この発明によれば、隙間70Aはエアー通路120を
介しエアーを抜かれて負圧状態に維持され、さらに隙間
70Aの開放部分はフード体124により包囲されるた
め、隙間70Aに発生した摩耗微粒の外部への飛散は殆
ど完全に防止される。さらに、隙間70Aに発生した摩
耗微粒は、エアーとともに装置外部へ排出され、隙間内
に滞留することはない。
なお、この実施例にあっては、隙間70Aと接続してい
る空間104Aのエアーも抜かれるため、カップリング
104の発生する異物も装置外に排出される。
以上、この発明の一実施例について説明したが、この発
明はそれだけに限定されるものではなく適宜変形して実
施し得るものである。
また、この発明は半導体ウェハ以外の被検査物を対象と
した表面検査装置や、異物または欠陥の検出原理の異な
る表面検査装置にも適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は回転する回転ステージ
の保持面に被検査物を負圧吸着しつつ、その被検査物の
表面の異物、欠陥などを検出するものであって、前記回
転ステージの軸部は、それを包囲する部材に軸受を介し
て回転自在に支承され、その部材と前記軸部との隙間に
、前記保持面を負圧状態に保持するためのエアー引き出
し用通路の一部がエアーシールによって画成された表面
検査装置において、異物発生源の存在する前記隙間に連
通ずるエアー通路とを設け、そのエアー通路を介して前
記隙間からエアーを引き出すことによって前記隙間を負
圧状態に維持するものであるから、前記隙間内に発生し
たエアーシールの摩耗微粒の外部への飛散を殆ど完全に
防止できるため、被検査物の表面を汚染しない信頼度の
高い表面検査装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による表面検査装置の要部の構成を示
す概略部分断面正面図、第2図は同表面検査装置の回転
ステージの平面構造などを示す一部を省略した概略平面
図、第3図は同表面検査装置の全体的な構成を説明する
ための概略正面図である。 12・・・回転ステージ、14・・・半導体ウェハ、5
0・・・吸気D、70−・・軸部、70A・・・隙間、
78・・・筒体、80A・・・エアーシール、120・
・・エアー通路、122・・・パイプ、124・・・フ
ード体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転する回転ステージの保持面に被検査物を負圧
    吸着しつつ、その被検査物の表面の異物、欠陥などを検
    出するものであって、前記回転ステージの軸部は、それ
    を包囲する部材に軸受を介して回転自在に支承され、そ
    の部材と前記軸部との隙間に、前記保持面を負圧状態に
    保持するためのエアー引き出し用通路の一部がエアーシ
    ールによって画成された表面検査装置において、前記隙
    間に連通するエアー通路を有し、そのエアー通路を介し
    て前記隙間からエアーを引き出すことによって前記隙間
    を負圧状態に維持するようにしてなる表面検査装置。
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