JPS62238543A - フイルムへのデ−タ記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は撮影時の撮影データたとえば被写体輝度情報、
シャッタ、絞り値などや、人の名前、撮影日時等の撮影
外データをコード化してフィルムるものである。

〔発明の背景〕

一般に、フィルムに種々のデータを記録する方式として
、フィルムを露光する光源の発光量を調節して濃度の強
弱をつけるアナログ方式と、フィルムを露光する光源を
点滅させてコード化するデジタル方式に大別され、両方
式ともフィルム給送時にデータをフィルムに書込むよう
になっている。

アナログ方式は、濃淡を利用することにより、１ビツト
の情報で、多数の情報を表わすことができるが、フィル
ム感度が異なるとそれに対応して書込み濃度を変換する
必要が生じる他、フィルムの感度差の影響で読出し時に
誤読する場合がある。

また、デジタル方式は、光源の発光ｉ３．を調節する必
要はないが、フィルム給送にムラが生じると、１ピツト
尚りの物理的長さが変り、読取り時に誤読する場合があ
る。

そこで、このようなフィルム給送ムラによる誤読を防止
するために、第８図に示すように、フィて光源を点灯さ
せる方法が提案されているが、書込み部２０１がパー７
オーレーシ、ン２０２の大数に制限されて高密度にデー
タを書込むことができなかった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、フィルムの持つ多階調な情報記録能力
を十分に溶用して高密度にデータを記録でき、しかもフ
ィルム給送ムラ等が生じても確実にデータの読取りがで
きるフィルムへのデータ記録装置を提供せんとするもの
である。

〔発明の概要〕

本発明によるフィルムへのデータ記録装置は、フィルム
の一部を露光する書込み手段と、前記書込み手段をフィ
ルム給送時に露光量調整可能に動作させる書込み制御手
段とを備え、前記書込み制御手段は前記書込み手段を所
定の間隔をおいて一定の露光量で動作させる基準書込み
制御部と、該基準書込み制御部の動作に依存して、入力
されたデータ情報に応じて該書込み手段を露光量調整可
能に動作させろデータ書込み制御部とから構成したこと
を特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明す
る。

第１図は本発明によるデータ記録装置の一実施例を示す
ブロック図である。

１５０は電池１５９によって駆動される例えばマイクロ
コンピュータからなるデータ書込み制御手段で、データ
情報が入力され、そのデータをコード化してフィルムに
焼き込む際、データの入出力をコントロールする。１５
１はキーデート１５２からデータを読み込むためのイン
ターフェースで、キーボード１５２の♂タンが押される
と、ゼタンに応じてコード信号をデータ書込み制御手段
１５０に与える。このキーが一ド１５２は一般的なデー
タ入力用のもので、複数のスイッチｒｋｅタンにより構
成されている。１５３はデータ表示部１５４のインター
フェースで、データ書込み手段１５０からのコード信号
に応じて、表示部１５４に表示信号を送る。この表示部
１５４は例えばＬＥＤディスプレイ、液晶パネル等で構
成されている。１５６は公知の時計装置で時刻、日付等
のｆ−夕をデータ書込み制御手段１５０に与える。１５
７は、入力されたデータを保存するレジスタで、データ
書込み制御手段１５０に内蔵されている。

これらデータ書込み制御手段１５０．インターフェース
１５１，１５３、キーが−ド１５２および表示部１５４
は一体的に組付けられてユニット化され、例えば第２図
に示すようなケース１５８に収納されている。そして、
撮影前にあらかじめキーボード１５２によシ書き込みた
いデータを選択したシまたはキーの操作により直接デー
タを打ち込む。例えば、書き込みデータを選択するため
時刻、日付、測光値、シャッター速度等のデータのうち
キーデート１５２により時刻データを選択するキーを押
しさらに書き込むデータとして、撮影場所をキーボード
１５２により直接入力すると、インターフェース１５３
がキーデート１５２の押されたキーに対応するコードデ
ータをデータ書込１Ｌｋ制御５１＝　場　Ｉ　　Ｑ　　
ｎ　　ｋｒ　：Ｍ　入　−−Ｐ　−Ａ　羞ｌ：’Ａ　　
１Ｌｉｌ１名１ヨー１ａ１５０は、キーは−ド１５２の
押されたキーが何を意味するかコードデータにより判断
して、書き込むべきデータ（この場合、時計１５６から
読み込む時刻コードと、キーデート１５２によす打チ込
んだ撮影場所に関するデータのコード）をレジスタ１５
７に記憶し、さらに、書込み情報をインターフェース１
５３に送り、表示部１５４で文字表示し、データ書込み
の正誤を確認できるようになっている。

また、このデータ書込み制御手段１５０は、後記するカ
メラ本体のカメラ制御部からカメラ制御信号１６９と、
フィルムへのテ°−タ書込みの開始を指示する割込み信
号１６０が入力される。

さらに、このデータ書込み制御手段１５０は、レジスタ
１５７に記憶されたコード化データを時系列のコード信
号に変換して後記する光源に、該光源の発光量を変化可
能に出力するデータ書込み制御部と、後記する光源に一
定の出力値でＯＮ　。

ＯＦＦを連続して繰返し出力する基準書込み制御部）−
を右１−イ層ムーモ１−で−とのデータ渚込λ’ｉ制御
手段とカメラ本体とは第２図に示すように、ケーブル１
７０によって接続されて信号の送受信が行なわれる。

一方、カメラ本体１６７には、前記レノスタ１５７から
の信号が入力されるインターフェース１５５が設けられ
るとともに、フィルムにデータｔ−書込むための例えば
ＬＥＤからなる夫々同容量の光源１３０，１３１，１３
２が設けられ、該インターフェース１５５から該各党源
１３０，１３１゜１３２に発光制御信号１４０，１４１
，１４２が与えられる。この光源１３０，１３１．１３
２は、第４図に示すように、フィルム２００の送り方向
に対し垂直な幅方向に沿って並列して設けられていて、
これら３つの光源１３０，１３１，１３２からの光が結
像レンズ１３４を介して、第３図に示す書込み領域２０
３に縮小結像される。１６１は電池１６３で駆動される
カメラ制御部で、レリーズ−タン１６２を押すことによ
りレリーズスイッチＳＷ１からレリーズ信号が入力され
、絞り、シャッタ等の駆動を制御するようになっており
、例えばシャッタ後幕走行完了信号が入力されると、フ
ィルム巻上用のモータ１６４を制御するモータ制御回路
１６５に巻上開始信号を出力し、電池１６６によシ駆動
される該モータ１６４によりフィルムを１駒分巻上げさ
せる。このカメラ制御部１６１からは、測光値、シャッ
タ速度、測距値等の撮影データのカメラ制御信号１６９
と巻上開始信号である割込み信号１６０が前記データ書
込み制御手段１５０に入力される。そして、割込み信号
１６０がデータ書込み制御手段１５０に入力される、す
なわちフィルム２００の巻上げ開始されると、データ書
込み制御手段１５０のレノスタ１５７に記憶されている
コードデータ、およびタイミング信号がインターフェー
ス１５５に出力されフィルム給送中にフィルムへのデー
タの書込みが行なわれる。インターフェース１５５から
各光源１３０，１３１，１３２にはデータ書込み用信号
１４０，１４１とタイミング信号１４２が夫々出力され
ていて、タイミング信号１４２は、第５図に示すように
、光源１３２を７５−の発光量で発光させる出力に調整
されてＯＮ　、　ＯＦＦ’を連続して縁返すようになっ
ている。また、データ書込み用信号１４０，１４１は、
夫々光源１３０，１３１を書込むべきデータに応じて発
光量０チ、５０チ。

１００％で発光させるようになっていて、前記タイミン
グ信号１４２に同期して該タイミング信号１４２がＯＮ
のとき出力され、例えば第７図に示すように、光源１３
領、１３１，１３２によシフイルム２００上にデータを
多階調の濃度差でコード化して書込む。

すなわち、光源１３０，１３１の発光量Ｏ％。

５０チ、１００％で書込まれた書込み情報を夫々コード
「０」、コード「１」、コード「２」とすることにより
、１ピツトで多数の情報を書込むことができ、また、例
えばフィルムの給送ムラが生じて光源１３０，１３１に
より書込まれたデータ用コード１８０，１８１および光
源１３２により書込まれたタイミング用コード１８２の
濃度が変化しても、データ読取り時において、タイミン
グ用コード１８２の濃度を基塩とすることにより正確に
データを読取ることができろ。第７図において、データ
用コード１８０はｒＯＪｒｌＪｒ２ＪｒｌＪｒＯＪｒＯ
Ｊｒ２ＪｒｌＪ、データ用コード１８１はｒ２ＪｒＯＪ
ｒｌＪｒ２Ｊｒ２ＪｒｌＪｒＯＪｒ２Ｊを示している。

また、フィルムの給送ムラ等によって、フィルムに書込
まれるコードの１ピツトあたシの物理的長さが変化して
も、データ用コード１８０　、１８１はタイミング用コ
ード１８２に同期して書込まれるので、データ読取り時
においてこのタイミング用コード１８２を基準として補
正することてより正確にデータを読取ることができる。

さらに、フィルム給送速度が正規の速度から外れるよう
な異常が生じた場合には、書込まれるコードの濃度が非
常に濃くなったり薄くなったシするので、読取り時にお
いてタイミング用コード１８２の４度の絶対値を検出す
ることによりこのような異常が生じたことを検出するこ
とができる。

なお前記実施例では、データ書込み用信号と、タイミン
グ用信号とを夫々別々の光源に入力するようにしている
が、これらの両信号を１つの光源に入力するようにして
もよい。例えば第６図に示すように、７５チ出力のタイ
ミング信号を符号■。

■、■、■、■で示すように一つおきに出力させ、その
間に符号■、■、■、■で示すデータ書込用信号を出力
させる。この場合ｒ２ＪｒｌＪｒｌＪｒＯＪのコート０
値を示す。

また、前記実施例では、フィルム感度により、光源１３
０，１３１，１３２の発光量の変更は行っていないが、
フィルムのＤｘコードの読み込み装置を付加することで
フィルム感度に応じて書込み光量を変更できるようにし
てもよい。

〔発明の効果〕

以上述べた如く本発明によれば、フィルムへデータを高
密度に書込みでき、しかもデータ読取り時において書込
まれたデータを確実に読取シすることができるといっ九
効来が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図に示した実施例を具体化した装置の外観斜視図、
第３図はフィルムの正面図、第４図は書込み用光源の斜
視図、第５図、第６図はタイミングチャート、第７図は
フィルムにコード情報を書込んだ状態を示す図、第８図
は従来方式でコード情報をフィルムにＪ込んだ状態を示
す図である。 １３０．１３：１，１３２：光源、 １３４：結像レンズ、 １４０．１４１，１４２，１６０，１６１：信号、１５
０：データ書込み制御手段。 １５１．１５３，１５５：インターフェース、１５２：
キーが−ド、１５４：表示部、１５６：時計装置、　　
１５７：レジスタ、１５８二ケース、 １５９．１６３，１６６：電池、 １６１：カメラ制、御部、 １６２ニレリーズ♂タン。 １６４：モータ、　　　１６５：モータ制御回路、１６
７：カメラ本体、１７０：ケーブル、２００：フィルム
、　２０１：８込み部、２０２：ノや−フォレーション
、 ２０３：書込み領域、 ｔｓｏ、ｔｓｔ、ｔｓｚ：コード。 第１図 Ｉ八８ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フイルムの一部を露光する書込み手段と、前記書込み手
   段をフイルム給送時に露光量調整可能に動作させる書込
   み制御手段とを備え、前記書込み制御手段は前記書込み
   手段を所定の間隔をおいて一定の露光量で動作させる基
   準書込み制御部と、該基準書込み制御部の動作に依存し
   て、入力されたデータ情報に応じて該書込み手段を露光
   量調整可能に動作させるデータ書込み制御部とから構成
   したことを特徴とするフイルムへのデータ記録装置。