JPS62238294A - イソシアナト基を有するシラン化合物 - Google Patents

イソシアナト基を有するシラン化合物

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JPS62238294A
JPS62238294A JP8024886A JP8024886A JPS62238294A JP S62238294 A JPS62238294 A JP S62238294A JP 8024886 A JP8024886 A JP 8024886A JP 8024886 A JP8024886 A JP 8024886A JP S62238294 A JPS62238294 A JP S62238294A
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JP
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formula
group
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benzene
mmol
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JP8024886A
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Masatoshi Kawashima
正敏 川島
Satoru Yoshizawa
吉沢 了
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JNC Corp
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Chisso Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、医薬品原料その他有機合成中間体として有用
なイソシアナト基を有するシラン化合物に関するもので
ある。
(従来の技術とその問題点) 近年、分子中にケイ素を含有するシラン化合物、特に生
理活性を有する化合物に対する関心は、年々高まりを見
せており、それらの分子設計、試作、生理活性の研究が
積極的に行われてきている。
特に、シラン化合物を制癌剤として用いる分野の研究が
最近注目されてきている。しかし、これらの化合物は毒
性を有するので、生体に悪い影古を与え、また、経口投
与の場合には消化器等に障害を与える等の欠点があった
。このため、制癌剤として投与する際には毒性を弱める
必要があり、毒性を弱めると制癌作用も小さくなるので
、大量に投与しなければならない等問題があった。また
、目的生成物を晴製することが難しく純粋なものが得難
い場合が多かった。
現在まで・化合物中にケイ素原子を導入する手法は数多
く知られているが、本発明者らは化合物中にウレタン結
合、尿素結合あるいはアミド結合を介して、ゲイ素原子
もしくは含ケイ素基を導入する方法を検討した結果、該
方法に対して非常に有用な原料となるイソシアナト基を
有する種々のシラン化合物を見出し、また、これらの化
合物が制癌剤等の中間体としても有用であることを見出
し、本発明を完成するに到った。
(問題点を解決するだめの手段) 即ち本発明は一般式: %式%() (式中Rは(CI+2)、、l(但しm=l〜8の整数
)なルアルキレン基、または(CIIJ 、IO(C1
lz) p(但し、n=l〜4の整数、p=i〜4の整
数)なるエーテル結合を有するアルキレン基であり、X
はSiR’R”R3(但し、R1およびR2は炭素数1
〜8のアルキル基、アルケニル基、了り−ル基またはア
ルコキシ基、R3は炭素数1〜8のアルキル基、アルケ
ニル基、アリール基、アルコキシ基または(但し、Q=
O〜10のシロキサン結合単位繰り返(−平均数)なる
シロキサン残基を表ずか、またはSiR’R”R3が環
をなして5i(OCLCllz) :lNを表ず〕なる
シリル基を表す)で示されるイソシアナト法を有するシ
ラン化合物である。
本発明の化合物は、対応するカルボン酸より次式で表さ
れるように、酸アジドを経て製造することができる。
+10zC−R−X−→N5CO−R−X  −→0C
N−R−Xこの方法は4、カルボン酸にトリエチルアミ
ンの存在下ジフェニルリン酸アジドを作用させ、酸アジ
ドとした後、クルチウス転位によってイソシアナートに
導く方法である。
カルボン酸、トリエチルアミンおよびジフェニルリン酸
アジドの割合は、モル比で1:1:1ないしl : 1
.5 81.5の範囲が望ましい。
反応溶媒としては、例えばベンゼン、トルエン、TII
F 、ジオキサン、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、酢酸エチル、塩化メチレン、クロロホルム等があ
げられる。
この反応は、水冷下ないし室温の範囲で実施することが
できる、反応時間は用いるカルボン酸の反応性により種
々異なるが、1ないし24時間が適当である。
このようにして調製した酸アジドは、単離することもで
きるが、反応溶液を水洗、乾燥した溶液状態のまま次の
転位反応に用いることができる。
クルチウス転位の反応溶媒としては、先にあげた溶媒の
単独使用あるいはその組合せが適当であるが反応完結の
ために反応温度を80℃以上にできるものが望ましい。
反応時間は用いる酸アジドの反応性により種々異なるが
0.1ないし1時間の範囲が適当である。
本発明の化合物(I)の置換基−1?−Xとしては例え
ば次の基が示され得る。
i)トリメチルシリルメチル 1i)2−トリメチルシリルエチル 1ii)3−トリメチルシリルプロピル1v)4−トリ
メチルシリルブチル v)8−トリメチルシリルオクチル vi))リメトキシシリルメチル vii)2)リエトキシシリルエチル vii)3−(ジメチルエチニルシリル)プロピル1x
)3−(ビス(2−プロペニル)メチルシリル〕プロピ
ル x)3−ジェトキシメチルシリルプロピルx i)<2
.6.9  hリオキザ−5−アザ−1−シラトリシク
ロ(3,3,3,0’=’ )ウンデシー1−イル)メ
チル xii)3− (2,6,9−トリオキサ−5−アザ−
1−シラトリシクロ(3,3,3,0’°5〕ウンデシ
ー1−イル)プロピル xiii)2−(ジメチルオクチルシリル)エチルxi
v)6−(トリメチルシリルオキシジメチルシリル)ヘ
キシル xv)3(ジメチルフェニルシリル)プロヒル(実施例
) 以下、本発明を実施例につき更に詳しく説明する。
実施例に示すように本発明の化合物、すなわちイソシア
ナト基を有するシラン化合物は容易に相当するカルボン
酸より合成される。
また、これらのイソシアナートと5−フルオロウラシル
と反応させることにより得られる5−フルオロウラシル
誘導体は、抗腫瘍作用を示し、制癌剤またはその中間体
として有用であり、これを参考例をもって説明する。
実施例1゜ 3−イソシアナトブロビルジエチルエう一二ルシラン: 0CNCtlzC1lzCHzSi (CL) z (
CH=CHz)4−(ジメチルエチニルシリル)ブタン
酸34.5g(200mmol)  とトリエチルアミ
ン21.0g(208mmol)をベンゼン150ff
I/中にとり、水冷下ジフェニルリン酸アジド55.1
 g(200mmol)のベンゼン(50、nz)溶液
を30分かけて滴下した。室温で4時間攪拌後、水を加
え、ベンゼンで抽出し、水、飽和炭酸水素す1−リウム
水溶液、次いで食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾
燥した。
得られた4−(ジメチルエチニルシリル)ブタン酸アジ
ドのベンゼン溶液を常圧でベンゼンを留去しながらクル
チウス転位反応を行った。
残渣を減圧下に蒸溜し3−イソシアナトプロピルジメチ
ルビニルシランを28.0 g(I65mmol)得た
収率 82%、 沸点 74〜75°C/ 12mm 
l1g 。
’II−NMR(CC14−TMS) :δ(pl’l
11 ) ; 0.10(s; −CI+3゜611)
、 0.4〜0.8 (m;−CJ−12H)、 1.
3〜1.9(m;−C12−、2+1)、  3.20
(t;J=6.5Hz、  −CHz−、211)、 
 5.3〜6.25(m;−CII=CIlz、3H)
 。
IR,、、(KBr plate)  (cm−’) 
 ; 3060+  3020(=/)2960、 2
900(C−11)、  2275(−N=C工0)、
  1250(Si−CHz)。
参考例1゜ N−(3−(ジメチルエチニルシリル)プロピルツー5
−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−1
(21T)−ピリミジンカルボキサミド:○ CON II C+I□C11zC1hSi−CIbC
Hz3−イソシアナトプロピルジメチルビニルシラン2
8.h (I65mmol)と5−フルオロウラシル2
6.0g(200mmol)をピリジン180−とベン
ゼン60−の混合溶媒中に取り、3時間、還流させなが
ら攪拌反応させた。冷却後、減圧下に濃縮し、得られた
残渣をクロロボルムに溶解して不溶物を除いた。
ヘキサンから再結晶し、N−(3−(ジメチルエチニル
シリル)プロピルゴー5〜フルオロ−3゜4−ジヒドロ
−2,4−ジオキソ−1(2旦)−ピリミジンカルボキ
サミドを26.7g(89,2mmoi)得た。
収率 54%、 融点 142〜145℃。
’II−NMR(CDCh−TMS):  δ (pp
m ) ; 0.0(s: −CH3゜611)、 0
.35〜0.8 (mH−Ctlz−1211)、 1
.25〜1.9(mニーC1h−、2B)、 3.33
(dt; J=6.511z、 6.511z、 −C
llz−。
2H)、 5.3〜6.3 (m; −CH=Ctl□
、 311)、 8.42(d: J=7Hz、 −C
F=CH−、1it)、 9.00(t; J=6.5
11z、 −NH−,111)。
9.75 (brsH−NH−、l1l)。
■R,,1llX(にBr disk) (cm−’)
 :3320.3200(Nil)、3120゜308
0()、2970.2840(C−H)、1750〜1
770゜実施例2゜ 3−イソシアナトプロピルトリメチルシラン:0CNC
11□CII□C1l□5i(CH13)z4−トリメ
チルシリルブタン酸2.40 g(I5,0mmo L
)をトリエチルアミン1.60 g(I5,8mmoL
)をべンゼン10m!中にとり、水冷下ジフェニルリン
酸アジド4.13g(I5,0mmol)のベンゼン(
5−)溶液を30分かけて滴下した。室温で4時間攪拌
後、水を加え、ベンゼンで抽出し、水、飽和炭酸水素す
トリウム水溶液、次いで食塩水で洗浄、無水硫酸すトリ
ウムで乾燥した。
得られた4−トリメチルシリルブタン酸アジドのベンゼ
ン溶液を常圧でベンゼンを留去しながらクルチウス転位
反応を行った。
残渣を減圧下に蒸溜し3−イソシアナトプロピルトリメ
チルシランを1.89 g(I2,0mmol)得た。
収率 80%、 沸点 57〜b ’H−NMR(CCI4−TMS):δ(ppm ) 
; 0.0(s; −CIIK、 9I+)、 0.3
5〜0.8 (m;−CHz−9211) 、 1.3
〜1.9(m;−011□−、2H) 、 3.25(
t; J=6.511z、 −CI□−+ 210゜I
R,ax (KBr plate)  (cn+−’)
 ; 2960.2900(C−tl)。
2275(−N=C=0)、 1250(Si−CD3
)。
参考例2 5−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−
N−(3−トリメチルシリルプロピル)−1<214)
−ピリミジンカルボキリミド:■ C0NHCtlzCHzCllzSi (Cth) z
2−イソシアナトプロピル!・リメチルシラン4゜90
g (31,2mmol) と5−フルオロウラシル4
.06g(31,2+mol)をピリジン30n+ 1
中に取り、100°Cで14時間、攪拌反応させた。冷
却後、減圧下に?屑綿し、得られた油状残渣にヘキサン
を加えて結晶化させ、ろ取した粗結晶をクロロホルムに
溶解して不溶物を除いた。メタノールから再結晶し、5
−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−N
−(I−1−リエチルシリルブロピル)−1(2基)−
ピリミジンカルボキサミドを2.64g(9,19mm
ol)得た。
収率 29.5%、  融点 149〜151℃。
’II−NMR(CDCI:l−TMS) :  δ(
ppm ) ; 0.0(SニーCIL+。
911)、 0.3〜0.8 (ms −CIlg−、
21()、 1.25〜1.90 (IllニーC1h
−、:2tl)、 3.35 (dt; J=611z
、611z、 −CtLz−、211)。
8°46 (d; J=6.5tlz、  −CF=C
H−、1tl)、  9.03(t; J=6Hz、−
NH−、III)、  10.0  (brs;  −
NH−、IH)。
IR,、、(KBr disk)  (cm−’)  
;3320. 3210(Nll)、  3120C)
Iい。
実施例3゜ 3−イソシアナトプロピルビス(2−プロペニル)メチ
ルシラン: 0CNC11zC11zCHzSiCH3(CH2CI
l=CI□)24−〔ビス(2〜プロペニル)メチルシ
リルコブタン酸3.20 g(I5,1mmol)とト
リエチルアミン1゜60 g(I5,8mmol)をベ
ンゼン10a/中にとり、水冷下ジフェニルリン酸アジ
ド4.13g(I5,0mmol)のベンゼン(5+n
7り溶液を30分かけて滴下した。室温で4時間攪拌後
、水を加え、ベンゼンで抽出し、水、飽和炭酸水素すl
−IJウム水溶液、次いで食塩水で洗浄、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した。
得られた4−〔ビス(2−プロペニル)メチルシリルコ
ブタン酸アジドのベンゼン溶液を常圧でベンゼンを留去
しながらクルチウス転位反応を行った。
残渣を減圧下に蒸溜し、3−イソシアナトプロピルビス
(2−プロペニル)メチルシランヲ2.36g(I1,
3mmol)得た。
収率 75%、 沸点108〜109℃/12mm l
ig。
’ H−NMR(CCI t−TMS) :δ(ppm
 ) : 0.05(s; −CIJ。
3H)、   0.4〜0.8   (m;   −C
Ilz−、2H)、   1.35〜2.0(m;−C
H2−、211L 1.55(d; J=7.511z
、 −CI+2−、4H)。
3.2(t: J=6.5Hz、−CHz−52tl)
、4.6〜6.1(m:co2=co−、6H) 。
1R,、x (KBr plate) (cm−’) 
: 3095.3010())2960、2940(C
−11)、 2280(−開−C・0)、 1630(
C=C)。
1255(Si−C1h)、 参考例3゜ N−+3− (ジ(2−プロペニル)メヂルシリル〕プ
ロピル)−5−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2゜4−
ジオキソ−1(2H)−ビリミジンカルボキサミド: 3−イソシアナトプロピルメチルジアリルシラン7.0
9g (33,9mmoり と5−フルオロウラシル4
゜41g(33,9mmol)をピリジン30m lと
ベンゼン20m lの混合溶媒中に取り、4時間、還流
させながら攪拌反応させた。冷却後、減圧下に濃縮し、
得られた残渣をクロロホルムに溶解して不溶物を除いた
メタノールから再結晶し、N−(3−(ジ(2−ブロペ
ニル)メチルシリル〕プロピル)−5−フルオロ−3,
4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−1(2H)−ピリミ
ジンカルボキサミドを5.88g(I7,3mmol)
得た。
収率 51%、 融点 106〜b ’H−NMR(CDC1,3−TMS):  δ (p
pm ) : 0.0(s; −CH3゜311)、 
0.4〜0.7 (m; −C1lz−、211)、 
1.3 ”−2,0(m;−CH2−、611)、 3
.43(dt: J=6.511z、 6.511z、
 −Cllz−、2H)、 4.6〜6.1 (m;−
C11=CHz、611)、8.45(d; J=6゜
511z、  −CF=CH−、Hl)、  8.96
(t;  J=6.51(Z、  −Nll−,1)1
)、9.7 (brs: −NH−、IH)。
1720〜1750.1700  (C=O)、125
5  (Si−Cth)、1240(=’)。
実施例4゜ 2−イワシアナ1−エチルトリメチルシラン:0CNC
IhC1hSt(C1b) 33−トリメチルシリルプ
ロパン酸5.00 g(34,2mmol)  とトリ
エチルアミン3.80 g(37,6mmol)をベン
ゼン20 ml中にとり、水冷下、ジフェニルリン酸ア
ジド9.41 g(34,2mmol)のベンゼン(I
0d)溶液を30分かけて滴下した。室温で4時間攪拌
後、水を加え、ベンゼンで抽出し、水、飽和炭酸水素ナ
トリウム水溶液、次いで食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。
得られた3−トリメチルシリルプロパン酸アジドのベン
ゼン溶液を常圧でベンゼンを留去しながらクルチウス転
位反応を行った。
残渣を減圧下に濃縮し、2−イソシアナトエチルトリメ
チルシランを4.02 g(28,1mmol)得た。
収率 82%。
’H−NMR(CCI、−TMS):δ (Ppm )
 ; 0.0(s; −CIl:I、 91+)、 0
.94(mH−CIl2−、211)、3.30(m;
 −CIlz−+ 211)。
iR#1.、 (KBr plate)  (cm−’
) ; 2960.2900(C41)。
2275(−N=C・O)、 1250(Si−C1h
)。
参考例4 5−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−
N−(2−1−リメチルシリルエチル)−1(2其)−
ピリミジンカルボキサミド: ■ CON!ICIIzCI!□Si (C1,) s2−
イソシアナトエチルトリメチルシラン4.02g(28
,1mmol)と5−フルオロウラシル3.65g(2
8,1mmo l )をピリジン30m lとベンゼン
20m lの混合溶媒中に取り、10時間、還流させな
がら攪拌反応させた。冷却後、減圧下に濃縮し、得られ
た残渣をクロロホルムに溶解して不溶物を除いた。メタ
ノールから再結晶し、5−フルオロ−3,4−ジヒドロ
−2,4−ジオキソ=N−(2−)リメチルシリルエチ
ル)−1(2H)−ピリミジンカルボキサミドを3.8
1g(I3,9m+nol)得た。
収率 50%、 融点 169〜b ’II−NMR(CDCh−CD30D−TMS): 
 δ(ppm ) 0.0(S;−CHz、9H)、 
0.8〜1.0(m;−CHz−,2H)、 3.1〜
3.5(m;−CH2−,211)、 3.9(brs
;−Nil−、1ll)、 8.30(d: J=6.
5!(z、 −CF=CH−、IH)、 9.0(br
s;−Nil−、LH)1R,、X(KBr disk
) (cn+−’) :3320(Nll)、 307
0(7)。
2980.2850(C−11)、  1760〜17
80. 1720〜1760゜1690(C・0)、 
1255(Si−C1la)、 1245(−’ )。
実施例5゜ α−(3−(2−イソシアナトエトキシ)プロピル〕−
ω−メチルジメチルシロキサンオリゴマ一一Mn562
.7 (NMRによる)のtx−(3−(2−カルボキ
シエ1−キシ)プロピル)−ω−メヂルジメエチシロキ
ザンオリゴ? −5,00g(8,89mmol)とト
リエチルアミン0.90 g(8,90mmol)をベ
ンゼン30m1中にとり、水冷下、ジフェニルリン酸ア
ジド2.45 g(8,90mmol)(7)へ7セ7
(5III7り溶液を30分かけて滴下した。室温で2
4時間攪拌後、水を加え、ベンゼンで抽出し、水、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液、次いで食塩水で洗浄、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。
得られたα−(3−(2−アジドカルボニルエトキシ)
プロピルツーω−メチルジメチルシロキサンオリゴマー
のベンゼン溶液を常圧でベンゼンを留去しながらクルチ
ウス転位反応を行った。
残渣を減圧下に濃縮し、Mti557.4 (NMRに
よる)のα−(3−(2−イソシアナトエトキシ)プロ
ピルツーω−メチルジメチルシロキサンオリゴマーを4
.75 g(8,52mmol)得た。
収率 96% ’+1−NMR(CG!、−TMS) :δCppm 
) i 0.0(s; =CH3゜37.811)、0
.3〜0.7(m;  −C1lz−、2H)、  1
.25 ”1.80(m; −Clh−、211)、 
3.06〜3.65(m; −CHz−、611)。
IRM、X (KBr plate)  (am−’)
 ; 2980.2840(C−H)。
2280(−N=C=O)、  1260(Si−C)
h)、  1000〜1140(Si−0)。
参考例5゜ α−(3−(2−(5−フルオ■コー3,4−ジヒドロ
−2,4−ジオキ゛か−1(2H)−ピリミジンカルボ
ニルアミノ)工[・キシ〕プロピル)−ω−メチルジメ
チルシロキサンオリゴマー;M n 557.38(N
 M Rによる)のα−[:3−(2−イソシアナトエ
トキシ)プロピルツーω−メチルジメチルシロキサンオ
リゴマー4.75(((8,52mmol)と5−フル
オロウラシル1.70g(I3,1mmol)をピリジ
ン20m1中に取り、90°Cで3時間、攪拌反応させ
た。冷却後、減圧下に濃縮し、得られた油状残渣をクロ
ロホルムに溶解して不溶物を除いた。
シリカゲル−ヘキサン−酢酸エチル系でカラムクロマト
グラフィーで精製し、α−(3−(2−(5−フルオロ
−3,4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−1(2H)−
ピリミジンカルボニルアミノ)エトキシ〕プロピル)−
ω−メチルジメチルシロキサンオリゴマーを2.78g
 (4,04mmol)得た。
収率 479/6 ’II−NMR(CDCI:l−TMS) :  δ 
(ppm ) ; 0.0(s; −Clh。
37.811)、 0.3〜0.7 (m; −Clh
−、211)、1.4〜1.8(mニーCHz−、21
+)、 3.2〜3.7(ms −CL−+ 6tl)
、 8.36(d; J=6.511z、 −CF=C
II−、l1l)、 9.15(t; J=6.011
z。
−NH−、III)、9.65 (brs; −NH−
,111)。
IR,、、(K[lr disk) (cm−’) ;
 3200(Nil)、 3120■ (−’  )、 2980.2840 (C−11)、
 1775.1740〜1770゜1735、1700
 (C・O)、 1260 (Si−Cllz)、 1
24.0 < 7 )1000〜1140 (Si−0
)。
実施例6゜ 1−(3−−−イソシアナトプロピル) −2,6,9
−トリオキサ−5−アザ−1−シラー・リシクロ〔3゜
3.3.0’=5 ) ウンデカン: 1−(3−カルボキシプロピル)−2,6,9−トリオ
キサ−5−アザ−1−シラトリシクロ〔3゜3.3.0
’′S )ウンデカ75.00 g(I9,1mmol
)  トリエチルアミン1.95 g(I9,3mmo
l)をベンゼン15m1中にとり、水冷下、ジフェニル
リン酸アジド5.26 g(I9,1mmol)のベン
ゼン(5m/)溶液を30分かけて滴下した。室温で4
時間攪拌後、水を加え、ベンゼンで抽出し、水、飽和炭
酸水素ナトリウム水溶液、次いで食塩水で洗浄、無水硫
酸すトリウムで乾燥した。
得られた1−(3〜アジドカルボニルプロピル)−2,
6,9−トリオキサ−5−アザ−1−シラトリシクロ(
3,3,3,0’=5)ウンデカンのベンゼン溶液を常
圧でベンゼンを留去しながらクルチウス転位反応を行っ
た。
残渣を残圧下に?層線し、1−(3−イソシアナトプロ
ピル) −2,6,9−トリオキサ−5−アザ−1−シ
ラト’J シラo (3,3,3,01’ )’)7デ
カンを3..45 g(I3,4mmol)得た。
収率 70% ’H−NMR(CC1a−TMS):δ(ppm ) 
: 0.2〜0.5(m;−CIl□−、2+1)、 
1.03〜1.85(m: −C1l□−、2H)、 
2.80(t; J=611z、 −C1lz−、6H
) 、 3.25(む; J=6.5Hz、 −clZ
−128)、 3.80(t; J=61z、 −C1
l、−、6tl)。
IRsam   (Knr  plate)    (
cm−’)   ;  2960.  2910.  
2850(C−11)、 2275(−N−C・O)、
 1110(Si−0)、 580(Si−N)。
参考例6゜ 5−フルオロ−3,4−ジヒドロ−2,4−ジオキソ−
N−(3−(2,6,9−トリオキサ−5−アザ−1−
シラトリシクロ(3,3,3,0’°5〕ウンデシー1
−イル)プロピル−1(2H)−ピリミジンカルボキサ
ミド; 1−(3−イソシアナトプロピル)   (2,6゜9
−トリオキサ−5−アザ−1−シラトリシクロ(3,3
,3,0”’ ] ウンデカン3.05 g(I1,8
mmol) と5−フルオロウラシル1.53g(I1
,8mmol)をピリジン15−とベンゼン10m1の
混合溶媒中にとり、3時間還流させながら攪拌反応させ
た。冷却後、減圧下に濃縮し、得られた残渣をクロロホ
ルムに溶解して不溶物を除いた。ろ液を濃縮し、残渣に
メタノールを加え結晶化させ、結晶をろ取し、メタノー
ルで洗浄し、5−フルオ[ニア−3,4−ジヒドロ−2
,4−ジオキソ−N−(3−(2,6゜9−トリオキサ
−5−アザ−1−シラl−1シクロ(3,3,3,0’
′S )ウンデシー1−イル)プロピル−1(2H)−
ピリミジンカルボキサミドを1.96 g(5,05m
mol)得た。
収率 43%、 融点 170〜171℃+1(−NM
R(CDCh−CD3SOCD:+−TMS):δ (
ppm )  ; 0.15〜0.55(町−CI+□
=、 2H)、 1.3〜2.OIJニーCHz−12
1+) 。
2゜83(t;  J・6)1z、  −Cut−、6
1)、  3.25(dJ  J=6.5Hz。
6.5Hz、  −C112−、21()、  3.7
0(t;  J=6Hz、  −C1lz−、611)
8.37(d;  J=6.5112. −CF=CI
I−、IH)、  9.13(tHJ= 6.511z
、  −NH−、1ll)、  12.25(brs;
  −NH−、LH)。
IR,、、、X (KBr disk)(cm−’):
  3320.3210(Ntl)。
■ 3100(7)、2960,2910.2850((ニ
ーH)、1720 〜1780、 1705(C・0)
、  1235(I)、  1110(Si−0)、 
580(Si−N)。
(発明の効果) 本発明によれば、イソシアナト基を有するシラン化合物
を容易に相当するカルボン酸より合成することができる
また、本発明によれば、化合物中にウレタン結合、尿素
結合あるいはアミド結合を介して、ケイ素原子もしくは
含ケイ素基を導入するための有用な原料となるイソシア
ナト基を有する種々のシラン化合物を提供することがで
きる。
さらに、本発明の化合物を原料として得られる5−フル
オロウラシル誘導体は、抗腫瘍作用を示す制癌剤として
利用することができる。
しかも、本発明の化合物は比較的純粋なものを得ること
ができるので、医薬品その他の有機化合物の原料および
有機合成中間体として有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式: OCN−R−X( I ) {式中Rは(CH_2)_m(但しm=1〜8の整数)
    なるアルキレン基、または(CH_2)_n−O−(C
    H_2)_p(但し、n=1〜4の整数、p=1〜4の
    整数)なるエーテル結合を有するアルキレン基であり、
    XはSiR^1R^2R^3〔但し、R^1およびR^
    2は炭素数1〜8のアルキル基、アルケニル基、アリー
    ル基またはアルコキシ基、R^3は炭素数1〜8のアル
    キル基、アルケニル基、アリール基、アルコキシ基また
    は▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、q=0〜10のシロキサン結合単位繰り返し平
    均数)なるシロキサン残基を表すか、またはSiR^1
    R^2R^3が環をなしてSi(OCH_2CH_2)
    _3Nを表す〕なるシリル基を表す}で示されるイソシ
    アナト基を有するシラン化合物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5156754A (en) * 1989-08-07 1992-10-20 Nissan Motor Co., Ltd. Metal-powder filled epoxy resin mold

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5156754A (en) * 1989-08-07 1992-10-20 Nissan Motor Co., Ltd. Metal-powder filled epoxy resin mold

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