JPS62237117A - 回転動力伝達機構 - Google Patents

回転動力伝達機構

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JPS62237117A
JPS62237117A JP7827186A JP7827186A JPS62237117A JP S62237117 A JPS62237117 A JP S62237117A JP 7827186 A JP7827186 A JP 7827186A JP 7827186 A JP7827186 A JP 7827186A JP S62237117 A JPS62237117 A JP S62237117A
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JP
Japan
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metal
ceramics
rotary power
breakage
thermal expansion
Prior art date
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Pending
Application number
JP7827186A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Ito
正也 伊藤
Noboru Ishida
昇 石田
Toru Matsuura
徹 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niterra Co Ltd
Original Assignee
NGK Spark Plug Co Ltd
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Publication date
Application filed by NGK Spark Plug Co Ltd filed Critical NGK Spark Plug Co Ltd
Priority to JP7827186A priority Critical patent/JPS62237117A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、セラミックスよりなる回転体に回転動力を
伝達する機構の改良に関する。
(従来の技術) 一般に、セラミックスは耐熱性、耐食性、摺動性に優れ
、比重が小さく部品の軽量化が図れるので、高温、高圧
ガス、液体等の流体を用いるボールバルブ、内燃機関の
ガス流量制御バルブに用いられており、従来は、第5図
に示すようにセラミックスよりなる回転偉人は、金属よ
りなる回転伝達部0と両者の係合部(O[]、すなわち
、一方は突出横条(0他方は嵌合凹溝Oを形成し、これ
ら係合部(C1(Dlが嵌合することにより一方より他
方に回転が伝達されるのである。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、両者の回転軸がある角度をもって傾斜し
ている場合、セラミックの突出横条(0(凹溝の場合も
同じ)の根元から破損したり、エツジ部分にチッピング
を生じるものであり、完全な回転力の伝達をすることが
できない。回転軸が傾斜しない場合でも急激な応力が加
わると同様に破損、チッピングが生ずるものである。そ
こで、この発明は、上記従来のものの欠点を改善するも
のであり、セラミックスの特性を生かしながら、完全に
回転動力を伝達しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) セラミックスよりなる回転体に回転動力を与えるに当り
、伝達部分を熱膨張係数の低い金属よりなる係合部とし
たものであり、更には、上記金属を選ばれる混合焼結体
により形成し、その上、セラミックスに接合する金属係
合部にあっては、セラミックス側の金属とセラミックス
の間に、耐力15に9/w”以下の金属板を介在させあ
るいは上記焼結体と金属との間に金属板を介在させてな
るものである。
なお、金属とセラミックスとの間に用いられる金属板は
、いわゆる軟質金属であり、銀、銅、ニッケル、鉄など
のうち室温の耐力で15 K7/1rrrn ”以下で
あることが好ましいものであり、銀9996、銅JIS
 H3100記載のM度99%のもの、ニッケルはJI
S H4501,4502がよく、鉄は米国標準純鉄、
カーボニール鉄、電解鉄、アームコ鉄がよい。そして、
軟質金属は、セラミックスとの接合部の径の1.5〜2
096であり、係合部に用いる金属は、高強度で熱膨張
係数が低いことが要求される。
(作用) 上記のように構成されるので、セラミックスと金属の係
合部が、セラミックス端に設ける金属と他方の金属部と
が係合し、一方より他方に回転力を伝えるので、チッピ
ングあるいは破損等が生じないものである。
(実施例) この発明を図に示す実施例により更に説明する、(1)
は窒化ケイ素、サイアロン等のセラミックスよりなる回
転体、(2)は金属よりなる回転伝達部であり、両者に
それぞれ係合部(5)、(6)をもち、一方の係合部突
出横条(5)は、他方の係合部である凹溝(6)に嵌合
して回転を伝達する。(3)は金属混合焼結体であり、
セラミックスが窒化ケイ素の場合、その曲げ強度は高強
度のものでも90KjF/間”であるから、これよりも
強度が高いことが要求され、接合後の残留応力を少くし
、上記回転体を使用する環境の温度変化が大きい場合に
接合体として安定するためには、熱膨張係数が低いこと
が望まれる。
セラミックスとして窒化ケイ素を用いる場合、この熱膨
張係数は約3 X 10”’/Cであるから、これに近
似する熱膨張係数であることが望ましい。−1−記条件
を満足する金属材料としてはサーメット、ヘビーメタル
が与げられ、サーメットは、WC,TiCTiN、 M
o1C,TaC,NbC,Cr5Ctから選ばれる1種
以上とCo 、 Ni 、 Ti 、?vlo、 Fe
から選ばれる1種じII−)−M漬「M浮木名り物・h
)二汁ス・[!膏Lt、リイ上でネt1  ヘビーメタ
ルは、W、Moから選ばれる1種以上とFe。
Ni 、 Co 、 Cu、 Tiから選ばれる1種以
上と不可避不純物からなる焼結体である。
(4)は室温で耐力xsKy/w”の軟質金属板であり
、上記焼結金属体(3)とセラミックス(1)との間に
介在される。この接合は、一般の接合方法であり、例え
ば、あらかじめセラミックス表面をメタライズした後、
ろう付する方法(Mo−Mn法、蒸着法)活性金属を含
むろう材によりろう付けする方法(活性金属法)固相で
の金属の拡散を利用する方法(固相拡散法)等である。
また第4図に示すように、焼結金属(3)を軟質金属板
(4)(71を介して1.金属シャフト(ステンレス)
uO)に連結し、他方はセラミックスよりなる弁体(1
)に接合することもできる。
第2図乃至第4図に示すものは、高温高圧流体用ボール
バルブであり、鋳鉄あるいはステンレス配管(9)内に
シールリング(8)を介して中央に開口部(12)を具
えるセラミックスよりなるボール(1)が密嵌されてお
り、(11)は操作杆であって、金属よりなる回転伝達
部(2)に連結され、操作杆(1])の回動により、ボ
ール(1)の開11部(]2)が高温高圧流体の流路(
13)を開閉するものである。Pは高圧負荷のかけられ
る方向を示す。したがって、弁が閉じられると、ボール
(1)には図示矢印方向の力が加えられ、これを回転さ
せようとする操作杆(11)の回動に対して、係合部、
接合部には大きい負荷が加わるのであるが、その係合部
を金属により構成するので、円滑に回動できるものであ
る。
また、ボールにおける金属係合部の接合面は、ボールの
球体の精密仕上後、球体一部を削除して設けられるのが
、精密仕上げに影響を与えない上で望ましいものである
実施例において用いる金属材料は第1表のとおりであり
、その接合方法は第2表に示すとおりである。
第1表(材料特性) 本は02%耐力 第2表(接合方法) A・・・・・・φ1.2XA’30調 Si s NI
軸B・・・・・・φ1.2 、 t 5.OWC板C・
・・・・・φ1.2.t5.o W板D・・・・・・φ
1.2X t O,2Ni  板(997%)E・・・
・・・φ1.2 、 j 1.2  Ni  板(〃)
F・・・・・・φ1.2 、 t 0.2  Cu板(
99,97%)G・・・・・・φ1.2 、 t 0.
2  Fe板(99,5%)(実施例 1) ’n −Ni −Ag−Cuの250メツシユ以下の粉
末を重量%で5:30:50:15の比率で調合し、バ
インダーとしてエチルセルロース、溶剤としてブチルカ
ルピトールを適量添加して、アルミナ珪石を用いてアル
ミナポット内で10時間粉砕混合した。
上記笥2表A(軸)の端面に100μmの厚さでペース
トを塗布した後、同様第2表のDを載せ、その上に50
μmの銀72%、銅28%のろう箔を載せ、その上に(
B)を載せた後、N、「1月こ2500 tZ’’y$
 i< l y h” −1,tb k  T−T −
rL+ I I’1nll?T ’7’fll泗Ltl
e6 l。
た。
そして、WC板を第1図のようにダイヤモンドホイール
にて加工し、接合体のねじり強度を測定したところ、6
 Ky / mmであった。
比較として窒化ケイ素を第5図の従来のものを作製して
ねじりトルクを測定したところ2.1 ’)7mで破壊
した。同様第3表に示す、b、c、d、eも強度を測定
した。
第  3  表 (実施例 2) 実施例1の接合体aの接合構造で、第2図に示すセラミ
ックボールバルブを製作した。
ボール(1)と金属体(3)(3)の間には厚さ0.2
0mmのNi板を介在させる。ボール(1)とシールリ
ング(8)は流体の謡出を防止するため、5μmの精度
ですり合せ部を球面加工し、高温流体の開口部(1,Z
通過に伴う膨張、収縮によるt脣出を防止するため、シ
ールリング(8)は5 KF/lrrwr ’の面圧が
かかるようになっている。こうして、配管(9)内に流
体を流して開閉テストを行った。
[a)  高温250C1高圧30 K77cm ’の
流体を給送中、球形弁体を9X10’回転させたところ
ボール(1)の破壊、クラック・チッピング等の異常が
なく、接合部も異常がない。
[bl  高温850C1高圧30 K//cm ”の
流体を給送中、ボール(1)も1000サイクル/mm
のスピードで開閉をくり返し2000時間続けたところ
ボールモ接合部にもクラック・チッピング等の異常が認
められない。
(実施例 3) 窒化ケイ素とNi板の接合用金属がTi −N1(10
:80)素材料であり、接合条件が110Orであるこ
とを除き、他は実施例2と同様の接合拾遺とセ して、ボール(1)とWCを生成物とす板(9)を接合
した後、金v、+3)を第3図のように加工し、実施例
2・と同様の開閉テスl−(al(blを行なったが異
常が認められなかった。
更に高温1000C1高温80 Ky/cm ’の流体
を給送し、1000サイクル/m1rrのスピードで開
閉をくり返し、200時間続けたが異常がなかった。
(発明の効果) 以−ヒのとおり、係合部を特に熱膨張係数の低い金属で
形成したものであるから、充分に軽量のものであって、
更に、破壊のないセラミックスよりなる回転動力伝達C
I JIGが得られるという優れた効果をもつものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示し、第2図はボールバル
ブに通用した図であり、第3図(bl山)はボールの正
面、側面を示し、第4図ボールの他の実施例、第5図は
従来のものを示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)セラミックスよりなる回転体に回転動力を伝達す
    るに当り、伝達部分を熱膨張係数の低い金属よりなる係
    合部とした回転動力伝達機構。
  2. (2)金属よりなる係合部は、WC、TiC、Mo_2
    C、TaC、NbC、Cr_3C、_2から選ばれる1
    種以上のものとCo、Ni、Ti、Mo、Feから選ば
    れた1種以上のものとの混合焼結体である特許請求の範
    囲第1項に記載の回転動力伝達機構。
  3. (3)金属よりなる係合部は、W、Moから選ばれる1
    種以上とFe、Ni、Co、Cu、Tiから選ばれる1
    種以上との混合焼結体である特許請求の範囲第1項に記
    載の回転動力伝達機構。
  4. (4)セラミックス回転体に接合する金属よりなる係合
    部は、金属もしくは金属の混合焼結体の接合側に、耐力
    15Kg/mm^2以下の金属板を介在させてなる特許
    請求の範囲第1項に記載の回転動力伝達機構。
  5. (5)金属よりなる係合部は、金属と混合焼結体とを、
    耐力15Kg/mm^2以下の金属板を介在させて構成
    してなる特許請求の範囲第1項に記載の回転動力伝達機
    構。
JP7827186A 1986-04-07 1986-04-07 回転動力伝達機構 Pending JPS62237117A (ja)

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JP7827186A JPS62237117A (ja) 1986-04-07 1986-04-07 回転動力伝達機構

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JP7827186A JPS62237117A (ja) 1986-04-07 1986-04-07 回転動力伝達機構

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JPS62237117A true JPS62237117A (ja) 1987-10-17

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ID=13657317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7827186A Pending JPS62237117A (ja) 1986-04-07 1986-04-07 回転動力伝達機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01108429U (ja) * 1988-01-14 1989-07-21

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5832102B2 (ja) * 1975-12-06 1983-07-11 クスミデンキ カブシキガイシヤ ヒ−トシ−ルソウチ
JPS6147403B2 (ja) * 1980-04-23 1986-10-18 Nippon Telegraph & Telephone

Patent Citations (2)

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JPH01108429U (ja) * 1988-01-14 1989-07-21

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