JPS6223681Y2 - - Google Patents

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JPS6223681Y2
JPS6223681Y2 JP10023481U JP10023481U JPS6223681Y2 JP S6223681 Y2 JPS6223681 Y2 JP S6223681Y2 JP 10023481 U JP10023481 U JP 10023481U JP 10023481 U JP10023481 U JP 10023481U JP S6223681 Y2 JPS6223681 Y2 JP S6223681Y2
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short fibers
feeder
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hopper
vibration
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  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
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  • Container Filling Or Packaging Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンクリートなどに混入する短繊維の
均一分散装入装置に関する。
〔従来の技術〕
コンクリート製品、プラスチツク製品、ガラ
ス、人工木材等の強度を向上させる目的で、スチ
ールフアイバー(鋼製短繊維)等の短繊維をそれ
らに混入することが広く実施されている。通常の
用途に使用される短繊維の長さは、ほとんどが、
数センチメートル程度のものであり、これら短繊
維は短時間に大量生産され、一つの容器に大量本
数が梱包されて出荷される。
一般に短繊維は、高速度で運転される切断機、
剪断機等により鋼線などを切断して大量生産され
るために、製造された短繊維群は整列状態では存
在せず、団塊状を呈している。
短繊維の梱包はこのように団塊状のまま容器に
装入すると、梱包密度が小さく、又梱包の作業性
も悪いという欠点がある。そのため、これらの欠
点を解消すべく、短繊維を一方向に整列させて梱
包する装置が種々開発されている。しかしこれら
はいずれも磁力を利用した装置であるため、対象
短繊維や梱包容器の材質に制限があり、又、整列
の過程で帯磁した短繊維の消磁が完全に行えず、
製品として不都合を生ずる等の欠点があつた。
このような欠点に対処するために本出願人は、
これら従来装置とは全く異なる原理に基いた整列
梱包装置を開発し、さきに特願昭55−124825号と
して提案している。
この整列梱包装置30は、第7図,第8図に示す
ように、短繊維の長さに対して充分小さい方形の
上部開口32を有し、下方向に連通する複数の孔
部31の集合体であつて、外枠33は梱包容器3
7の側壁と嵌合する形状を有する整列構造体34
をなし、さらに該整列構造体34に振動を付与す
る振動発生機構35を備えている。このようにし
て不整列状態で存在する短繊維群を整列構造体3
4の上部を囲繞して設けられたホツパー36へ装
入し、整列構造体34を振動発生機構35により
振動させて、短繊維を孔部31へ落し込み、該孔
部内に於いて、短繊維を孔軸方向に一様に密接整
列せしめて後、あるいはせしめつつ、整列構造体
34の側壁と嵌合している梱包容器37を整列構
造体34より引抜くことにより、梱包容器37中
に短繊維を整列梱包するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで上記整列梱包装置30に於いては、短
繊維を整列構造体34の上面に均一に分散して装
入することが、高密度梱包の必須条件である。
しかしながら団塊状となつた短繊維群をほぐし
ながらホツパーに均一に装入する作業は、効率が
悪くまた作業者にたいしても極度の疲労を供なう
という問題点があつた。
本考案は上記問題点を解消するためになされた
もので、整列構造体に均一に短繊維を分散装入を
おこなうとともに、また払い出しに際してもコン
クリートミキサーなどに均一分散装入することが
できる均一分散装入装置を提供する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、供給された短繊維を切り出す角錐状
のホツパーと、該ホツパーの下部に設けられた切
り出し口から直列に接続され、切り出された短繊
維を搬送する第1段および第2段振動フイーダー
と、該第2段振動フイーダーの出口側に設けられ
搬送された短繊維を均一分散させる筒状の枠体と
からなり、前記ホツパーは振動発生機構を備え、
内部には上端が回動自在に係止され下端が切り出
し口に延出する滑り出し板と、該滑り出し板と対
向して設けられ上端が回動自在に係止されかつ弾
性部材に支持された踊り板とが配設され、前記第
1段および第2段振動フイーダーは断面が方形を
なし、それぞれのフイーダーには該フイーダーを
前後方向に揺動する起振機を備えており、前記枠
体は振動発生機構を備えるとともに内部には遊動
可能に支持したジヤマ棒を段差を設けかつ格子状
に配列したことを特徴とするものであり、また第
2段振動フイーダーを第1段振動フイーダー側の
一端より他端に向つて昇り勾配を附して配置し、
さらに第2段振動フイーダーを多段に分割して配
置したものである。
〔作用〕
ホツパーに供給された短繊維群は、ホツパー内
の滑り出し板と踊り板の両板上に蓄積され、振動
発生機構によつてホツパーに振動が付与されると
滑り出し板と踊り板は共に揺動し、特に踊り板は
弾性部材の作用によつて増幅されて大きく揺動す
る。短繊維はこの揺動により滑り出し板に沿つて
切り出し口に送り出されるが、この際踊り板上の
短繊維は斜上方向に跳ね上げられて徐々に団塊状
態が解きほぐされ、ホツパー内に分散されて滑り
出し板に送り込むようになるので、切り出し口で
詰まることなく円滑にかつ連続して第1段フイー
ダーに切り出される。
第1段振動フイーダーは間欠に運転されること
で短繊維の搬送量を調整し、被装入量の経時的変
化に対応するように運転される。
第2段振動フイーダーは第1段振動フイーダー
から搬送されてきた短繊維をフイーダーの搬送面
上で均等にならしながら搬送して枠体へ装入する
働きをし、このフイーダーは連続運転される。
切り出し口から切り出された短繊維群は、第1
段振動フイーダーの搬送面上の中央に高く堆積し
た山形状に載置され、該第1段振動フイーダー上
を搬送される途中で、起振機による前後方向の振
動により若干平らに均されるものの十分ではない
が、ついで第1段振動フイーダーから第2段振動
フイーダーへの落下による衝撃で山が崩れて分散
し、平坦度が増してさらに搬送中の前後方向の振
動により搬送面上に等しくならされる。
第2段振動フイーダーの働きをより効果的なら
しめるために、第2段振動フイーダーを搬送方向
に向つて昇り勾配をもつて配設すると、同一振動
フイーダーを水平に配設した場合に比較して搬送
時間が長くなるので、均一分散効果が増す。
また第2段振動フイーダーを多段に分割して配
置すると、落下回数が増して均一分散効果が更に
増大する。
枠体は第2段振動フイーダーにより搬送され
て、該フイーダー端部より落下してくる短繊維を
均一に分散して落下させる働きがある。即ち、短
繊維群は第2段振動フイーダー上に於いて均一分
散されているが、これをこのまま落下させると、
枠体の周縁部に落下する量が少なくなるために、
枠体を振動させてジヤマ棒に衝突させ、該ジヤマ
棒により短繊維を四散させて均一分散させる。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図は整列梱包装置1へ均一分散装入装置を
適用した概略構成を示す側断面図、第2図は同平
面図、第3図、第4図は第2段振動フイーダーの
他の配置例を示す側面図、第5図はジヤマ棒の配
置例の説明図で、aは正面図、bはaのA−A矢
視図、第6図は第5図の部分拡大斜視図である。
7は切り出し装置であり、ホツパー8と該ホツ
パー8に振動を付与する振動発生機構9とからな
り、該ホツパー8は、図示は省略したが、振動可
能なるようにスプリング等を介して懸架されてお
り、さらに該ホツパー8の内部には、短繊維が滑
り出し易い様に上端がホツパー内壁に回動自在に
ヒンジ10で係止され下端が切り出し口11に延
出した滑り出し板12と、該滑り出し板12が係
止された内壁と対向する内壁に上端が回動自在に
ヒンジ10で係止されかつ下端側がスプリング1
3で支持された踊り板14が、前記滑り板12よ
りやや緩やかな傾斜角で配設されている。
15は第1段振動フイーダーであり、断面が方
形をなし、適宜位置に取付けられた起振機25a
により搬送方向に振動を与えるようになつてお
り、その一端側は切り出し口11下方に位置し、
踊り板14側に延出して配置され、振動により、
被搬送物である短繊維を切り出し口11から第1
段振動フイーダー15の他端側に向つて搬送する
ものである。
16は第2段振動フイーダーであり、同様に断
面が方形をなし、起振機25bにより搬送方向に
振動を与えるようになつており、一端側は前記第
1段振動フイーダー15の他端側下方に重畳して
位置し、他端側が後述する整列梱包装置1側に延
出して配置されており、短繊維を第1段振動フイ
ーダー側の一端より、整列梱包装置1に向つて搬
送するもので、前記第1段振動フイーダー15と
同一の構造である。本実施例においては第2図に
示す如く、第2段振動フイーダー16は、第1段
振動フイーダー15に対して屈曲することなく直
線的に配置されているが、第3図に示すごとく適
宜角度をもつて配置することも可能であり、また
第4図に示すごとく多段に分割して配置すること
もできる。
尚、17は方形をなす振動フイーダーの側壁、
18は振動フイーダーの搬送面である。
21はジヤマ棒であり、第5図に示すように、
前記整列梱包装置30と同じ構造の整列梱包装置
1の筒状の枠体5に複数本(本実施例では22本)
が、縦方向、横方向に交互に段違いに(本実施例
では4段に)格子状に配置され、各ジヤマ棒21
の両端は、第6図に示す通り、枠体5に架けられ
たジヤマ棒21の径より充分に大きい開孔23に
架け渡されている。従つて、ジヤマ棒21は枠体
5に対し、開孔23の範囲内で遊動可能である。
第5,6図中、22は、ジヤマ棒21が枠体5の
開孔23より抜け落ちるのを防ぐために、各ジヤ
マ棒21の両端部に設けた止め板である。また3
は整列梱包装置1の整列構造体、4は振動発生機
構、6は梱包容器である。
尚、本実施例では、ジヤマ棒21を支持する枠
体5を整列梱包装置1のホツパーと共用し、又、
該ホツパーは振動発生機構4に連結されているの
で、該機構4も共用しているが、勿論ホツパーと
独立して配置しても良い。コンクリートミキサー
等への均一分散装入の際には、ジヤマ棒21を支
持する枠体5および振動発生機構4を別途配置
し、ジヤマ棒21の下方にコンクリートミキサー
等の上部開口を位置せしめれば良い。
尚、第1,2図に於いて、整列梱包装置1の整
列構造体3、振動発生機構4、枠体5は一体とな
つて、図示は省略したが、振動可能なようにスプ
リング等を介して懸架されている。又、同図中、
19は梱包容器6を載置するテーブルで、該テー
ブルはリフター24により上下動可能に構成され
ている。
次に上記構成の装入装置の作用を説明する。
切り出し装置7は供給された短繊維群を第1段
振動フイーダー15に切り出す働きをする。切り
出し装置のホツパー8に装入された短繊維群は、
滑り出し板12と踊り板14の両板上に蓄積さ
れ、振動発生機構9によりホツパー8に振動が付
与されると、滑り出し板12、踊り板14は共に
ヒンジ10を支点として揺動し、特に踊り板14
はスプリング13により増巾されて大きく揺動す
る。短繊維は振動および滑り出し板12の揺動に
より、滑り出し板12に沿つて下方に送り出され
る。踊り板14は大きな揺動により、該板上の短
繊維を斜め上方に跳ね上げる如くして団塊状態を
解きほぐすとともに、枠体5内に分散させ、かつ
滑り出し板12側に送り込むように働くので、短
繊維は切り出し口11で詰まることなく円滑に連
続して第1段振動フイーダー15上に切り出され
る。
第1段振動フイーダー15は、間欠に運転され
ることで、切り出し装置7より切出された短繊維
の整列梱包装置1への装入量を調節する働きをす
る。
即ち、ホツパー8より第1段振動フイーダーに
切り出される短繊維の量は常に一定ではなく、後
述するように、枠体5内の短繊維蓄積量の変化に
より変動するため、切り出された短繊維を連続し
て搬送して装入すると、装入量が経時的に変化す
るので、この変化量を間欠運転で吸収する。
又、整列梱包装置1への装入の際には、後述す
るように、整列梱包装置1側の要求する被装入量
(受入れ可能量)が経時的に変化するため、前記
切り出し量の変化と併せて、適正な被装入量を得
るために間欠運転される。
第2段振動フイーダー16は、第1段振動フイ
ーダー15より搬送されてきた短繊維を搬送面18
上に均等にならしながら搬送して整列構造体3上
の枠体5へ装入する働きをし、該フイーダー16
は連続運転される。
即ち、切り出し装置7より切り出された短繊維
群は、第1段振動フイーダー15の搬送面18上
に、中央に高く堆積した山形状に載置され、該第
1段振動フイーダー上を搬送される途中で、起振
機25aによる前後方向の振動により若干平らに均
されるものの十分ではなく、第1段振動フイーダ
ー15より第2段振動フイーダー16への落下に
より、落下の衝撃で山が崩れて分散し平坦度が増
し、さらに搬送中の前後方向の振動により搬送面
18上に等しくならされる。
第2段振動フイーダーの働きをより効果的なら
しめる他の実施態様としては、第3図に示す如
く、該振動フイーダー16を搬送方向に向つて昇
り勾配をもつて配設すると、同一振動フイーダー
を水平に配設した場合に比較して、搬送時間(短
繊維の搬送面18滞在時間)が長くなるので、均
一分散効果が増す。又、第4図に示す如く、第2
段振動フイーダー16を、例えば2段16a,1
6bあるいはそれ以上の多段に分割して配置する
と、落下回数が増して均一分散効果が増すととも
に、複数段の第2段振動フイーダーの合計搬送面
長さが、1段の時の第2段振動フイーダーの搬送
面長さと同一であれば、均一分散装入装置の装置
全体の長さが短かくなり、装置設置床面積が減少
するという利点もある。
ジヤマ棒21は、第2段振動フイーダー16に
より搬送されて 該フイーダー端部より落下して
くる短繊維を、整列構造体3上に均一に分散して
落下させる働きがある。
即ち、短繊維群は第2段振動フイーダー16上
において均一分散されているが、これをこのまま
整列構造体3上に落下させると、どうしても整列
構造体3の周縁部に落下する量が少なめになるた
め、整列梱包装置1の枠体5の振動により前記ホ
ツパーの開孔23内で遊動し、互いの位置を常に
変えて動き回るジヤマ棒に衝突させて、該ジヤマ
棒により短繊維を四方八方に飛び散らせることで
整列構造体3上への均一分散装入を可能とした。
次に、第1図、第2図の本考案装置を用いての
梱包作業の一例を説明する。
前述したように、切り出し装置7から切り出さ
れる短繊維の量は経時的に変化する。これは切り
出し装置のホツパー8への短繊維の装入が、連続
的ではなく、一つの梱包容器に梱包される量だけ
が予じめ装入されるので、切り出しが始まると、
時間の経過とともにホツパー8内の短繊維蓄積量
が減少することによる。一方、整列梱包装置1側
の要求する被装入量は、最初は整列構造体3の各
孔内には短繊維が全く存在しないため、大量に受
け入れ可能であり、従つて第1段振動フイーダー
15を連続して運転可能であるが、整列構造体3
の各孔内に短繊維が充填されると、大量の受入は
整列構造体3上面に短繊維が大量に堆積して詰り
を起すので、第1段振動フイーダーを間欠運転と
して装入量を調節し、終盤は、切り出し装置7よ
り切り出される短繊維も減少してくるので、運転
時間を長く、停止時間を短くした間欠運転を行
う。
以上の操作を自動運転でも行うことが可能であ
り、この場合は切り出し装置7より切り出される
短繊維の切り出し量の経時変化量と、整列梱包装
置1の受入れ可能量の経時変化量とを予め把握し
ておき、これに基づいた第1段振動フイーダーの
運転内容をタイマーにセツトする。
以下に、第1段振動フイーダー15に第1〜第
4の4つのタイマーと、第2段振動フイーダー1
6と梱包容器6を載置するテーブル19を上下動
するリフター24に各1つのタイマーを設けて操
業した例を説明する。尚、第1段、第2段振動フ
イーダーに設けられたタイマーには、振動力(搬
送速度を左右する)を調整する手段コントローラ
ーが各タイマーに対応して設けられている。
切り出し装置7のホツパー8に短繊維群を装入
して後、始動ボタンを押すと、切り出し装置7お
よび整列梱包装置の各振動発生機構9,4が始動
すると共に、第1タイマーが作動して第1段振動
フイーダー15の運転を開始する。
第1タイマーの作動中、第1段振動フイーダー
15が連動運転するとともに第1タイマーが停止
し、同時にまた第2タイマーが作動するとともに
上昇限に停止していたリフター24が下降を開始
する。
第2タイマーは、作動中、第1段振動フイーダ
ー15の運転・停止の間欠運転を繰り返し、該運
転・停止の周期時間は、予め手動コントローラー
による振動力の調整とともにセツトしておく。第
2タイマーの停止とともに第3タイマーが作動す
る。
第3タイマーは第2タイマーと同様、作動中第
1段振動フイーダー15の運転・停止の間欠運転
を繰り返すが、第2タイマーの場合とは運転・停
止の周期時間および振動力のセツテインが異つて
いる。第3タイマーの停止とともに第4タイマー
が作動する。
第4タイマーも第2・第3タイマーと同様、作
動中、第1段振動フイーダー15の運転・停止の
間欠運転を繰り返すが、終盤に近いので、運転の
時間が停止の時間に比して長くなる。第4タイマ
ーの停止とともに、あるいはいくらかの遅れ時間
をもつて、振動発生機構9,4、第2段振動フイ
ーダー16、リフター24は停止し、作業が終了
する。この時リフター24は下降限にあり、梱包
容器6は整列構造体3より完全に離脱している。
第2段振動フイーダー16は、装置の始動開始
より停止までの間、均一分散効果を最大限に得る
ために最大の振動力で連続運転される。又、第1
段振動フイーダー15の第1〜第4の各タイマー
に対応して設けられた振動力手動コントローラー
は、タイマーの作動中でも常時調整可能なので、
第1段振動フイーダー15上を搬送される短繊維
群の流動状態が通常と異なる時は、該コントロー
ラーで適時手動調整可能である。
第1図中、20はタツチセンサーで、整列梱包
装置1の枠体5に設置されており、整列構造体3
上に短繊維が堆積し過ぎた時に、詰りが生ずる堆
積厚となる前に、これを感知して整列梱包装置へ
の短繊維の装入を一時中断するもので、タツチセ
ンサーが短繊維の異状堆積を感知すると整列梱包
装置1の振動発生機構4以外の運転を中止すると
ともにタイマーが作動し、所定時間経過後運転を
再開する。運転再開後、前記異状堆積が解消され
ていないと、前記同様にして運転再開と同時に再
度運転を停止する。
尚、コンクリートミサー等への装入装置として
適用する場合には、常時一定量の短繊維が第2振
動フイーダー16からコンクリートミキサーへ装
入されるように、適宜手段により、第1段振動フ
イーダー15の間欠運転を行う。
〔考案の効果〕
以上説明したごとく本考案は、短繊維を供給、
切り出すホツパーにて団塊状の短繊維を解きほぐ
し、ついで第1段および第2段の振動フイーダー
で搬送量を調整するとともに、振動を与えて搬送
面上の短繊維を均等にならし、さらに枠体に落下
させてジヤマ棒にて短繊維を四散させ、均一分散
をさせたうえで、整列梱包装置などに落下装入す
るようにしているので、人手を供なうことなく短
繊維は充分にほぐされ、また整列梱包装置などへ
の装入も容易となるうえに、コンクリートなどに
混入された場合はその混合も容易かつ均一とな
り、作業効率の向上とともに被混合材料の品質の
均一化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例であり、第1
図は均一分散装入装置の概略構成を示す側断面説
明図、第2図は第1図の平面図、第3図および第
4図は第2段振動フイーダーの他の実施例を示す
側面図、第5図はジヤマ棒の配置例の説明図で、
aは正面図、bはaのA−A矢視図、第6図は第
5図の部分拡大斜視図、第7図は整列梱包装置の
基本構造を説明する斜視図、第8図は整列梱包装
置の整列構造体の斜視図である。 1は整列梱包装置、3は整列構造体、4は振動
発生機構、5は枠体、6は梱包容器、7は切り出
し装置、8はホツパー、9は振動発生機構、10
はヒンジ、11はホツパー切り出し口、12は滑
り出し板、13はスプリング、14は踊り板、1
5は第1段振動フイーダー、16は第2段振動フ
イーダー、17は振動フイーダーの側壁、18は
振動フイーダーの搬送面、19は梱包容器載置テ
ーブル、20はタツチセンサー、21はジヤマ
棒、22は止め板、23は枠体に穿けられた開
孔、24はリフター、25a,25bは起振機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 供給された短繊維を切り出す角錐状のホツパ
    ーと、該ホツパーの下部に設けられた切り出し
    口から直列に接続され、切り出された短繊維を
    搬送する第1段および第2段振動フイーダー
    と、該第2段振動フイーダーの出口側に設けら
    れ搬送された短繊維を均一分散させる筒状の枠
    体とからなり、前記ホツパーは振動発生機構を
    備え、内部には上端が回動自在に係止され下端
    が切り出し口に延出する滑り出し板と、該滑り
    出し板と対向して設けられ上端が回動自在に係
    止されかつ弾性部材に支持された踊り板とが配
    設され、前記第1段および第2段振動フイーダ
    ーは断面が方形をなし、それぞれのフイーダー
    には該フイーダーを前後方向に揺動する起振機
    を備えており、前記枠体は振動発生機構を備え
    るとともに内部には遊動可能に支持したジヤマ
    棒を段差を設けかつ格子状に配列したことを特
    徴とする短繊維の均一分散装入装置。 (2) 第2段振動フイーダーを第1段振動フイーダ
    ー側の一端より他端に向つて昇り勾配を附して
    配置した実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    短繊維の均一分散装入装置。 (3) 第2段振動フイーダーを多段に分割して配置
    した実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項
    記載の短繊維の均一分散装入装置。
JP10023481U 1981-07-07 1981-07-07 短繊維の均一分散装入装置 Granted JPS585902U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10023481U JPS585902U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 短繊維の均一分散装入装置

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JP10023481U JPS585902U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 短繊維の均一分散装入装置

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Publication Number Publication Date
JPS585902U JPS585902U (ja) 1983-01-14
JPS6223681Y2 true JPS6223681Y2 (ja) 1987-06-17

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ID=29894933

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JP10023481U Granted JPS585902U (ja) 1981-07-07 1981-07-07 短繊維の均一分散装入装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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