JPS6223463Y2 - - Google Patents

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JPS6223463Y2
JPS6223463Y2 JP1982088409U JP8840982U JPS6223463Y2 JP S6223463 Y2 JPS6223463 Y2 JP S6223463Y2 JP 1982088409 U JP1982088409 U JP 1982088409U JP 8840982 U JP8840982 U JP 8840982U JP S6223463 Y2 JPS6223463 Y2 JP S6223463Y2
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JP
Japan
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cover
bent portion
reinforcing member
bent
reinforcing
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JP1982088409U
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English (en)
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JPS58191011U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はレーザ手術装置などの機器におけるた
とえば操作パネル部を開閉するためのカバーの補
強装置に関する。
たとえばレーザ手術装置におけるパネルカバー
は透明なプラスチツク製の板材をL字状に折り曲
げてなるが、この折り曲げる際、加熱しながらで
も単に折り曲げると、その曲げ部においてクラツ
クなどが生じて破損したり透明性を失つたりして
しまう。このため、その曲げる内側の部分にV字
状の切込み溝を形成してから加熱しながら折り曲
げるようにしている。したがつて、このパネルカ
バーの曲げ部の機械的強度は一般に弱い。また、
2枚の板材を接着してL字状に構成する場合もあ
るが、このときもその接合部の機械的強度が弱く
なる。また、上記曲げ部は応力集中を受けやすい
個所でもある。このようにパネルカバーの曲げ部
は長期の使用または比較的乱暴な取扱いが続くと
破損する危険があつた。
本考案は上記事情に着目してなされたもので、
その目的とするところは折り曲げ形状のカバーに
おける曲げ部の補強を組立て容易なもので達成で
きるようにした機器におけるカバーの補強装置を
提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。
第1図中1は内視鏡であり、この内視鏡1には
レーザ手術用のレーザプローブ2を挿通するため
の挿通用チヤンネル3が設けられている。レーザ
プローブ2の基端にはコネクタ4が設けられてお
り、このコネクタ4は後述するレーザ手術装置5
のコネクタ受6に対して着脱自在に装着できるよ
うになつている。レーザ手術装置5の本体7内に
は上記コネクタ受6に対向して手術用のレーザ発
振器(図示しない。)が設置されている。そし
て、このレーザ発振器を発振動作することにより
上記コネクタ受6に装着したレーザプローブ2に
レーザ光を入射させるようになつている。
上記レーザ手術装置5の本体7の前面上部には
斜め上方を向いた面部を有した操作パネル8が設
けられている。この操作パネル8の上半部8aに
は頻繁に使用する操作釦や表示部などが設置さ
れ、上述したコネクタ受6もこの部分に設置され
ている。また、操作パネル8の下半分8bにはメ
インスイツチなど比較的使用回数の少ないものが
設置されている。操作パネル8の左右両端にはそ
れぞれ立上る端壁部11a,11bが形成されて
おり、上記下半部8bの両部はその各端部11
a,11bおよび上半部8aの面部よりも低く形
成されている。このように低い下半分8bの面部
は透明なプラスチツク製の開閉自在なカバー12
によつて覆われるようになつている。このカバー
12はたとえばアクリル、スチロールまたは
ABSなどの透明なプラスチツク製の平板を加熱
しながら一端側を他端側より長くしてL字状に折
り曲げて硬化したものである。そして、長い方の
一端部13aは操作パネル8の前表面を覆い、他
端部13bはその下方を覆うように配設されると
ともに、上記他端部13bの両端は後述する軸部
材14,14を介して上記各端壁部11a,11
bに対して軸支されていて、第1図中点線で示す
ように下方へ開くこともできるようになつてい
る。
上記軸部材14は第4図で示すようにL字状に
折り曲げた金属製の板体からなり、その一端部1
4aには一対の第1の取付け孔15,15が形成
されている。また、軸部材14の他端部14bに
おける屈曲外方面部には軸ピン16が突設されて
いる。この軸ピン16は第2図および第3図で示
すように端壁部11a,11bに形成した軸受孔
17に対して挿入されるが、このときプラスチツ
ク製のスリーブ25を被嵌した上でその軸受孔1
7に嵌挿されるようになつている。
さらに、カバー12の他端部13bには上記第
1の取付け孔15,15にそれぞれ対応する一対
の第2の取付孔18,18が貫通して設けられて
いる。そして、第3図で示すように上記軸部材1
4の屈曲部内方隅にカバー12の他端部13bの
側端が当る位置で上記第1および第2の取付け孔
15,15,18,18が対向し、この各取付け
孔15,15,18,18にわたつてビス19,
19を貫挿し、ビス19,19の貫通先端部にナ
ツト21をねじ込み、軸部材14をカバー12に
締結固定する。
一方、上記カバー12にはその曲げ部13cを
補強する部材21,21が取り付けられている。
この補強用部材21は第4図で示すように帯状の
金属製板体の長手方向の両端部22a,22bと
しての板体を中央で折るL字状に屈曲形成したも
のである。そして、補強用部材21の他端部22
bには、上記カバー12や軸部材14の第1およ
び第2の取付け孔15,15,18,18に対応
一致する一対の第3の取付け孔23,23が形成
されている。また、補強用部材21の一端部22
aにはカバー12の一端部13aにおける側端縁
部を挾み込むU字状の挾持片部24が一体に形成
されている。つまり、上記挾持片部24はカバー
12の一端部13aに係着する係着部であり、上
記第3の取付け孔23,23を有する他端部22
bは後述するようにカバー12の他端部13bに
係着する係着部を構成する。また、補強用部材2
1の中間部22cはカバー12の曲げ部13cの
屈曲外面部に沿つてこれに密着して当接するよう
になつている。そして、この補強用部材21の他
端部22bは第3図で示すように上記軸部材14
の一端部14aとカバー12の他端部13bとの
間に挾み込まれて第3の取付孔23,23に上記
ビス19,19を通して締め付けることにより他
の部材に同時に締結される。
しかして、上記補強用部材21を取り付けるこ
とによりカバー12の曲げ部13cに加わる外力
はその部材21で受け止められるため、一般に機
械的強度が弱く、かつ応力集中を受ける上記曲げ
部13cを補強することができる。しかたがつ
て、曲げ部13cの破壊を未然に防止できる。
なお、上記実施例のカバー12は板体を折り曲
げて形成するものであつたが、別々の板体を接着
してL字状の曲げ部のあるものとしてもよい。
また、本考案を適用する機種としてはレーザ手
術装置に限らず、内視鏡用光源装置などでもよ
い。
以上説明したように本考案の補強用部材を用い
れば、機器におけるカバーの曲げ部が機械的強度
が弱く、また応力集中を受けやすい形状のもので
あつても、その曲げ部に加わろうとする外力をそ
の補強用部材で受け、曲げ部の破壊を防止でき
る。しかも、上記補強用部材は安価な構成である
とともに、組立て作業も容易である。さらに、こ
のカバーを機器に軸着するための軸部材を上記補
強用部材に固定するから回動モーメントをこの補
強用部材で受け、力を分散して曲げ部に集中して
加わるのを極力やわらげる。したがつて、この点
からも曲げ部の破壊をより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例におけるレーザ手術
装置の斜視図、第2図は同じくカバーの取付け部
の一部切欠して示す下面図、第3図は第2図中
−線に沿う断面図、第4図は同じくその部分の
部品を分解して示す斜視図である。 5……レーザ手術装置、12……カバー、13
c……曲げ部、21……補強用部材、23……第
3の取付け孔、24……挾持片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器に軸着され回動により開閉されるカバーの
    補強装置において、L字状に曲げた曲げ部を有す
    るプスチツク製のカバーの上記曲げ部を間にして
    その両側端部分にそれぞれ係着する係着部を有す
    ると共に上記曲げ部に沿つた連結部を有し、上記
    カバーの曲げ部に加わろうとする外力を受ける補
    強用部材と、この補強用部材及びカバーに固定さ
    れた軸部材とを具備することを特徴とする機器に
    おけるカバーの補強装置。
JP1982088409U 1982-06-14 1982-06-14 機器におけるカバ−の補強装置 Granted JPS58191011U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982088409U JPS58191011U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 機器におけるカバ−の補強装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982088409U JPS58191011U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 機器におけるカバ−の補強装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58191011U JPS58191011U (ja) 1983-12-19
JPS6223463Y2 true JPS6223463Y2 (ja) 1987-06-15

Family

ID=30097081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982088409U Granted JPS58191011U (ja) 1982-06-14 1982-06-14 機器におけるカバ−の補強装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58191011U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4959854U (ja) * 1972-09-06 1974-05-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58191011U (ja) 1983-12-19

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