JPS62234606A - 圧延機のロ−ル組替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は圧延機のロール組替装置に係９、特にミルハウ
ジング中に圧延材が存在する状態で新旧作業ロールまた
は作業ロールと中間ロールを同時組替できるようにした
ロール組替装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の６段圧延機のロール組替装置に関する公知技術と
しては、特公昭５４−７６１５号に記載されたものが提
案されている。かかるロール組替装置は、ロール組替時
に被圧延材をミルハウジングの通過路から無くして組替
を行う非連続型圧延設備用の装置である。従って、この
ロール組替装置によれば、上下作業ロール、或いは上下
の作業ロールと中間ロールを４本同時組替える時、被圧
延材がミル内に存在しないので、上下作業ロール組体を
重ね合せた状態で組込み、引出しすることができ、るも
のである。

ところで、被圧延材コイルを溶接し接続化したものを圧
延する連続型圧延設備においては、ロール組替時にも被
圧延材がミル内の通過路に存在するために、上、下作業
ロール組体を積重ねた状態では被圧延材が走行の障害と
なｐ組替不可能でらる。従って、連続圧延設備用として
Ｆｉ６段圧延圧延機−ル組替装置を採用することはでき
ない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

連続圧延設備の６段圧延機用ロール組替装置としては、
特願昭５４−４０９１４号に記載されたものがある。こ
の連続ロール組替装置は、ミル内の被圧延材上を通過す
る上作業ロール軸受チョックと上中間ロール軸受チョッ
クを各々走行可能に個別に支持するレールを被圧延材パ
スライン上方に設けて構成したものであシ、被圧延材パ
スライン上方の駆動側ハウジングと操作側ハウジング間
に２対の走行Ｖ−ルが配置されるためにパスライン上方
のミル内構成部材をよシ複雑化させる問題点がろる。

また、下作業ロール組体の駆動側軸受チョックに吊下げ
られて被圧延材下方を通過した後、上作業ロール組体、
上中間ロール組体を突上げ支持するスペーサーは上作業
ロール組体駆動側軸受チョックに組込まれている上中間
ロール組体突上げスペーサーを介した押上げ保合関係で
あるため、上下作業ロール、中間ロールの胴径変更量と
ロール組替時の被圧延材との間隙設定から突上げ距離が
長く必要にな見　ロール軸方向に移動調節される下中間
ロールの駆動側軸受チョックとの干渉を避けるために形
状が制限されることになる。従って。

中間ロール移動装置も駆動側Ｋｆｆｉ込めなくなるとい
う問題点がある。加えて、操作側の上作業ロールと上中
間ロールの軸受チョック間のスペーサー挿入は自動挿入
方法の工夫が無く、上下の作業ロール、中間ロール、組
替時にはスペーサーの手動挿入を必要とするという問題
点もあった。

このように問題点がｈ）、その解決を要する６段圧延機
においては、上記問題点のほかに、被圧延材の断面形状
の増々の向上や圧延能力の拡大が図られることから、中
間ロールおよび作業ロールのロール軸方向移動調節、ロ
ール胴径の小径化等がなされつつあ）、これに伴って、
ロール組替頻度が多くなる傾向がある上、圧延設備の大
幅自動化と共にロール組替についても合理化が要求され
ていだ。このような要求に答え、かつ作業ロール、中間
ロール組替自動化をするために、上下の作業ロール組体
、中間ロール組体間にスペーサーを用いず、各ロール毎
にレールを配置した装置を設けた方式のものが提案され
ている。この方式では、組替装置が大きくなると共に各
ロールの搬出入が難しくなるという問題点があった。

本発明の目的は、上記問題点を解決し、被圧延材が上下
作業ロール間を通っていてもスペーサの手動挿入を不要
としロールの組替を迅速かつ容易になし得ると共に、圧
延機外に引出したロール組替装置からのロール搬出入を
容易にした圧延機のロール組替装置を提供することにあ
る。

〔問題点を解決するだめの手段〕

上記問題点を解決し、上記目的を達成する本発明は、上
下一対の作業ロールと、作業ロールに接触させて配置し
た上下一対の中間ロールと中間ロール、作業ロールを支
持する上下一対の補強ロールとを有し、２本以上の上記
ロールを軸方向に移動調節して被圧延材の形状修正を行
う圧延櫓において、上下作業ロール組替、および上下作
業ロール・上下の中間ロールの贋ずれかを同時組替を行
うに際し、下作業ロール組体上例上作業ロール組体と上
中間ロール組体とを支持するためのスペーサー位置まで
下作業ロール組体、および下作業ロール組体と上中間ロ
ール組体とからなるもののいずれかを上作業ロール組体
に対し軸方向相対移動させる機構を設けてなることを特
徴とするものでろる。

〔作用〕

圧延材外で積重なる上下関係位置まで移動させるため上
作業ロール組体陀対し下作業ロール組体または下作業ロ
ール組体および上中間ロール組体を、１４Ｉ＋方向相対
移動させる間、上中間ロール組体を支持する可動部（或
いは固定部）からなるレールを被圧延材パスライン上方
に設けると共に、上下の作業ロール組体、中間ロール組
体を圧延材外に引出し或いは圧延材内へ押込むロール組
替装置ブツシュプラーのロール組体係合装置は下作業ロ
ール組体、上中間ロール組体と上作業ワール組体がロー
ル軸方向相対移動可能な保合関係が成立する機能を持た
せ、また下作業ロール組体軸受チミックに備えられた上
作業ロール組体、上中間ロール組体の支持スペーサーは
圧延材内にあっては前記下作業ロール組体的軸受チョッ
クに吊下がって支持関係になく、圧延材外に出て、上作
業ロール組体が被圧延材パスライン上向のレールとの走
行支持関係が終ると同時か或いは直前より支持関係なる
ように工夫され、圧延材外にて走行可能に成る支持レー
ルを設けるものである。このレールは通常ロール組替装
置に積載配置されるものである。

〔実施例〕

以ｆ、本発明の実施例−８ｉ−図面に基いて詳細建説明
する。

第１図乃至第６図は、本発明の実施例乏示す図であ夛、
第１図は要部断面図、第２図は側面図、第３図は要部側
面図、第４図はレール配置を示す図、第５図は組替装置
の側面図、第６図はレールの説明図である。

これらの図にお（ｉろ６段圧延機において、ロールハウ
ジング２および３内に上下作業ロール２１および２２、
上下中間ロール１５および１６が上下の補強ロール９お
よび１ｏに支持されている。各ロール２１，２２，１５
，１６，９、および１０は、それぞれ作業ロール軸受チ
ョック２３゜２４．２５．および２６と、中間ロール軸
受チョック１７，１８，１９、および２ｏと、補強ロー
ル軸受チョック１１，１２，１３．および１４とＫよっ
て担持され、かつ上下動できるように構成されている。

圧延に際しては、上補強ロール軸受チョック１１、２の
上に設けられたパスライン調整装置のロッカーシート６
、下ウェッジ７、上ウェッジ８のパスツイン調整支持と
、下補強ロール軸受チョック１３、４の下に設けた圧下
シリンダー４の作用とにより、ロール圧下用油圧ラム５
を押し上げて被圧延材１を圧延する。

これら６段圧延機は、圧延に際して更に上下の中間ロー
ル１５、６のロール軸方向移動調節と、上下の作業ロー
ル２１，２２のロール軸方向移動調節とによって被圧延
材ｌの断面形状を良好なものに修正しながら圧延するも
のである。

上下の中間ロール１５および１６と、上下の作業ロール
２１および２２のロール軸方向移Ｉｌ！Ｉ調節は、油圧
シリンダーの操作によって行なわれるが、第２図におい
ては、上下の中間ロール１５および１６、上下の作業ロ
ール２１および２２のどちらもロール軸方向移動調節装
置（図示せず）をロールドライブ側に設けたものである
。上下の中間ロール１５および１６に移動力を伝達する
。上駆動側中間ロール軸受チョック１８の連結アーム４
１と、下駆動側中間ロール軸受チョック２ｏの連結アー
ム４２とが外側に設けられており、これらは、ロール軸
方向移動装置により上下動可能にクランプされている。

同様に上下の作業ロール２１および２２に移動力を伝達
する上駆動側作業ロール軸受チョック２４の連結アーム
４３と、下駆動側作業ロール軸受チョック２６の連結ア
ーム４４とが設けられており、これらはロール軸方向移
動装置により上下動可能にクランプし、ロール軸方向へ
移動調節するようになっている。

圧延作業時、ロール研摩によるロール径変化量での各ロ
ール２１，２２，１５，１６，９、および１０の間での
相対上下動だけでなく、上下の中間ロール１５、６或い
は上下の作業ロール２１゜２２のロール軸方向移動調節
のある６段圧延機においては、前述する作動範囲で干渉
しないようにするため、ロール組替時の支持装置や支持
レール等は以下のように構成している。

下作業ロール２２の操作側軸受チョック２５の下部には
下作業ロール組体走行用の支持装置３５が設けられ、一
方駆動側軸受チョック２６の下部にも下作業ロール組体
走行用の支持装置３６が設けられている。これら支持装
置３５．３６に対応して下作業ロール組体走行用の支持
装置３５゜３６を案内支持する下作業ロール組体用のレ
ール５４がロールハウジング内に装架されている。

さらに、この作業ロール組体の操作側軸受チョック２５
および駆動側軸受チョック２６の端部には上下九貫通す
るスペーサー３７．３９が圧延時の上下動やロール軸方
向移動時にも、上作業ロール組体とは干渉せぬように設
けられ、このスペーサー３７．３９の脚部には走行装置
３８．４０が取付けられている。

下中間ロール１６の操作側軸受チョック１９の下部と、
駆動側軸受チョック２０の下部には下中間ロール組体走
行用の支持装置２９．３０が設けられている。これら支
持装置２９．３０に対応して下中間ロール組体走行用の
支持装＠２９，３０を案内支持する下中間ロール組体用
のレール５３がロールハウジング内に装架されている。

また、下中間ロール１６の操作側軸受チョック１９およ
び駆動側軸受チョック２０の上部の方に、前記下作業ロ
ール組体の操作側および駆動側軸受チョック２５．２６
の端部に設けた上下に貫通するスペーサー３７．３９の
走行装置３８．４０が乗シ上げ、或いは乗り上げ通過す
るために案内面４９゜５０が形成されている。

上作業ロール２１の操作側軸受チョック２３と、駆動１
ｉ１１１＠受チヨツク２４の頂部には上作業ロール組体
が被圧延材１から離れた状態で上部を通過するための上
作業ロール組体走行用の支持装置３１゜３２が複数ケ所
設けられている。これに対応して上作業ロール組体走行
用の支持装置３１．３２を案内支持する上作業ロール組
体用の増作側および駆動側のロールハウジング２．３間
のレール５６と、上作業ロール操作側軸受チョック２３
と、上作業ロール駆動側軸受チョック２４との外寄うに
あって、出入シ（或いは昇降）することによって前記操
作、駆動側軸受チョックの圧延時の上下動、ロール軸方
向移動から逃げれる構造とした可動レール（と或いは固
定部）でなる上作業ロール組体走行用のレール５５が圧
延機に装架されている。

また、上作業ロール２１の操作側軸受チョック２３の下
面と駆動側軸受チョック２４の下面には凹部３３，３４
が設けられている。これらの凹部３３．３４には前述合
せる下作業ロール操作側、駆動側軸受チョック２３，２
４の端部に上下に貫通して設けられたスペーサー３７．
３９がロール組替時に係合関係するために設けられてい
る。

上中間ロール１５の操作側軸受チョック１７と駆動側軸
受チョック１８の頂部には、ロール組替時に、上作業ロ
ール組体に対して上中間ロール組体を相対移動させる間
、上中間ロール組体を支持走行させるために５上申間ロ
ール操作側、駆動側軸受チョック１７，１８の頂部に支
持装置２７゜２８が設けられている。これら支持装置２
７．２８に対応して操作側軸受チョック１７の外側に可
動（或いは可動部と固定部からなる）レール５７と、駆
動側軸受チョック１８の外側に可動レール５８とが装架
されている。

また、前記の上作業ロール組体に対して上下間ロール組
体の相対移動距離は、圧延時に、作業ロールと中間ロー
ルとがロール軸方向に移動する範囲に対して更に上作業
ロール組体と上中間ロール組体がロール間隙を持って積
重なるスペーサーの取付を考慮した長さに加えて、少量
の余裕代を考慮したものとなる。しかるに、上中間ロー
ル組体の操作側軸受チョック１７と駆動側チョック１８
の下部には、ロール組替時のスペーサ一部（突起部）５
１，５２が設けられている。このスペーサｔ１ｑ） 一部５１．５２は、圧延時の作動範囲内では上作業ロー
ル組体に干渉しないように設けられておυ、圧延時のロ
ール軸方向移動を越えて更に移動させた時に上作業ロー
ル２１と上中間ロール１５の胴部の間に間隙を作って上
作業ロール組体、の操作側軸受チョック２３と駆動側軸
受チョック２４の上に乗シ上げ積載されるように配置さ
れている。

圧延機の外にはロール組替装置が設けられ、圧延時には
圧延機よシ離れた位置に待機し、ロール組替時になると
前進、して圧延機に備えたレールと連結するようになっ
ている。ロール組替装置には、下中間ロール組体用の走
行レール６２と、下作業ロール組体用走行レール６３と
下作業ロール組体用走行レールに対して平行に配置され
た上作業ロール組体、上中間ロール組体を突上げ状態で
支持するスペーサー３７．３９と、走行レール６３とが
設けられている。また、この走行レール６３′の先端部
には、上作業ロール組体および上中間ロール組体の双方
を支持するスペーサー３７．３９の走行装置３８．４０
を、ロール組替装置上の走行レール６３′へ案内するだ
めの可動式ガイド６４が設けられている。上下作業ロー
ルの組替時には、前記ガイド６４の先端は、下中間ロー
ル操作側軸受チョック１９の上部の方に形成されている
案内面４９に接触させられて、下作業ロール組体の操作
側、駆動側軸受チョック２５，２６の端部に組込れた前
記スペーサー３７．３９の走行装！３８．４０は、該ガ
イド６４によυすくい上げられて案内される。また、ロ
ール組替装置上には上下作業ロール２１，２２．上下中
間ロール１５゜１６を押込み、引出すためのブツシュプ
ラー６１が備えられ又いる。このブツシュローラ６１に
は、下中間ロール組体と、下作業ロール組体と、上作業
ロール組体と、上中間ロール組体連結フック６．６，６
８，６７、および６５とがそれぞれ設けられておシ、か
つ上作業ロール組体連結用フック６７には、下作業ロー
ル組体および上中間ロール組体に対する相対移動が可能
な考慮がなされている。すなわち、連結用フック６７を
首長に、かつ引出し操作の始まシ時に伸縮自在に構成し
た部材（１５）・ ６９で上作業ロール組体を押す構成をもっている。

以下、このような６段圧延機における圧延作業状態よシ
ロール組替状態への移行について、まず被圧延材１のパ
スライン下方にある下中間ロール１６および下作業ロー
ル２２を例にとって説明する。

圧下２ム５を下げると、下補強ロール１０、下中間ロー
ル１６および下作業ロール２２が下）、下作業ロール組
体の操作側、駆動側軸受チョック２５．２６に設けられ
ている支持装置３５．３６が下作業ロール組体走行用レ
ール５４上に乗る。

この時操作側軸受チョック２５の端部に組込まれている
スペーサー３７は吊シ下げ保持され、駆動側軸受チョッ
ク２６の端部に組込まれているスペーサー３９は下中間
ロール駆動側軸受チョック２０の上部に形成された案内
面５０に乗υ上った状態になる。下中間ロール組体はさ
らに下降して操作側および駆動側軸受チョック１９，２
０に取付けられた走行装置２９．３０によって下中間ロ
ール組体走行用レール５３に乗シ、さらに降下する下補
強ロール１０との間に間隙が形成され、下作業ロール、
下中間ロールのロール軸方向移動調節装置（図示せず）
Ｉｃよ）操作側へストロークエンドまで押出されてロー
ル組替状態となる。

一方、被圧延材よシ上方の上作業ロール２１と上中間ロ
ール１５について説明すると、ロッカーシート６と上下
ウェッジ７．８を急速開放装置に（図示せず）によって
引き抜き上補強ロールの操作側駆動側軸受チョック１１
，１２の上部に間隙を形成し、補強ロールバランスラム
７０を作動させて上補強ロール９を押上げる。次いで、
中間ロールバランスラム７１．作業ロールバランスラム
７２を作動させて上中間ロール１５、上作業ロール２１
を押上げ５各ロ一ル間に間隙を形成し、上中間ロール組
体の操作側、駆動側軸受チョック１７、８の外側寄シに
設けられた可動部レールを押込み、（或いは上昇させて
）上中間ロール操作側、駆動側軸受チョックの外寄シに
設けた走行装置２７．２８の下に移動設定する。また、
上作業ロール組体を操作側、駆動側軸受チョック２３゜
ｔ１７） ２４外側寄りに設けられた可動レールを押込んで（或は
上昇させて）、上作業ロール操作側、駆動側軸受チョッ
ク■外寄シに設けた走行装置３１゜３２の下に移動設定
し中間ロールバランスラム７１、作業ロールバランス２
ム７２を押下げに切換え上作業ロール組体、上中間ロー
ル組体を上述せる可動レール５７，５８．および５５の
上に各軸受チョックに備えた支持装置２７，２８，３１
、および３２によって支持状態にする。しかる後。

上作業ロール２１、上中間ロール１５のロール軸方向移
動調節装置（図示せず）を操作し、操作側ストロークエ
ンドまで押出してロール組替状態とする。この状態は上
作業ロール２１と上中間ロール１５の胴部間に間隙が形
成され、さらに上作業ロールの操作側、駆動側軸受チョ
ック２３．２４と上中間ロールの操作側、駆動側軸受チ
ョック１７、８の下側の端部に設けたスペーサー５１゜
５２とは、高さ方向で間隙を持たせている。従って、こ
の状態から上下の作業ロール組体のみ引出すことが可能
である。

一方、圧延機の外ではロール組替装置が前進してロール
組替体勢を作シ、ブツシュプラー６１を前進させて、前
進端近傍になると上作業ロール組体フック部の突放し部
材６９が上作業ロール組体を駆動側へ押付けつつ縮んで
停止する。上下作業ロール２１，２２、上下中間ロール
１５、６の４本組替時には各ロール４本の連結フック４
５゜４６．４７および４８が連結される。この時、上下
作業ロール、上下中間ロールのロール軸方向移動調節装
置のクランプが開放され、ブツシュプラー６１の後退作
動と共に、まず下中間ロール組体、下作業ロール組体お
よび上中間ロール組体が連結フック６６．６８、および
６５が引掛り動き出し、上ｆ［ロール組体は連結フック
６７の遊び部の範囲であるため突放し部材６９の伸び力
によシ圧延機に押付けられた状態に６Ｄ、やや過ぎて、
下作業ロール組体の操作側、駆動側軸受チョックの端部
に設けたスペーサー３７．３９が上作業ロール組体の操
作側、駆動側軸受チョックの下面に設けた凹部３３，３
４の直下に１上申間ロール組体の操作側、駆動側軸受チ
ョック端部に設けたスペーサ一部（突起部）５１．５２
が上作業ロール組体の操作側、駆動側軸受チョックの積
重ね位置に達した時にブツシュプラー６１に設けた上作
業ロール組体用連結フック６７が上作業ロール組体の操
作側軸受チョックに取付けた連結フック４７に引掛シ、
この時から上下作業ロール組体、上下中間ロール組体の
４組体が同時に引出される保合関係になる。すなわち、
上作業ロール組体に対し下作業ロール組体、上中間ロー
ル組体が相対移動を行なってロール間に間隙を形成し、
スペーサーによシ重ねられる条件を作）出す作動である
。この条件成立の直後に、まず上中間ロール組体の操作
側、駆動側軸受チョック１７、８の支持装置２７゜２８
がそれらに対応するレール５７．５８から外れ、操作側
、駆動側チョック１７、８に設けられたスペーサ一部（
突起部）５１．５２を介して上作業ロール組体へ乗シ移
る。さらに、引出されて行くと下作業ロール操作側軸受
チョック２５の端部に取付けられた上下に貫通している
スペーサ−の走行装置３７がロール組替装置の先端にら
るガイド６４に達してすくい上げられるように移動し、
前記スペーサーの走行装置３８がロール組替装置のレー
ル面まで押上げられると上作業ロール組体の操作側軸受
チョック２３に取付けられた走行装置３１が対応する走
行レール５５の端部にかかつていて、突上げ支持するス
ペーサー３７が体勢整えた直後に走行レールを走シ終っ
て乗り移って行く。また、この時、下作業ロール組体の
駆動側軸受チョック２６の端部に組込まれている突上げ
支持スペーサー３９は被圧延材１の下を下作業ロール駆
動軸受チョック２６に下げられ通過中である。さらに、
引出されて行くと操作側では下作業ロール操作側軸受チ
ョック２６に保持された突上げスペーサー３７上には上
作業ロール組体の操作側軸受チョック２３が支持され、
その上に上中間ロール組体の操作側軸受チョック１７の
スペーサ一部５１が支持状態にある。次には、下作業ロ
ール駆動側軸受チョック２６の端部に取付けられている
スペーサーの走行装置４０がロール組替装ｒ９１） 置の先端にあるガイド６４によって、すくい押上げられ
支持体勢に移行して、前述せる操作側の説明と同様な作
動関係にて上作業ロール組体の駆動側軸受チョック２４
を支持せしめ、さらに前記チョック２４を介して上中間
ロール駆動側軸受チョック１８も支持せるものである。

このような作動で上下作業ロール２１，２２、上下中間
ロール１５、６．が引出され、ロール組替装置の中で新
旧サイドシフト入替えられ、先程の逆の作動にて新ロー
ルが組込まれるものである。

また、上下作業ロール２１，２２、の２本ロールの組替
はロール軸方向移動調節装置の操作およびクランプ開、
およびブツシュプラー６１の上下中間ロール用連結フッ
ク６５．６６の操作を止めることにより、前述せる同様
操作にて成し得るものでろる。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明によれば圧延材のロール組替
作業において、ロール組体間にスペーサを手動挿入する
必要なく自動的に間隙支持を造れると共に、被圧延材が
ロール組替時にも通った状態である連続圧延機においで
も被圧延機が障害となることがなく、上下のロールの組
替ができるという効果がある。また、本発明によれば、
ロール組体を圧延材外に引出した時、ロール組替装置に
はロール組体の個々の支持レールを設ける必要がなくな
り、レール背丈が低く小型化になると共に新旧ロールを
ロール組替装置に積みおろしする作業が大変容易になる
ものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る６段圧延材の要部を示す断面図、
第２図は第１図の６段圧延機のロール組替準備状態を示
す圧延材側面の説明図、第３図は本発明に係る６段圧延
材の作業ロールをロール組替装置で引出し中の状態を示
す説明図、第４図は本発明に係る上中間ロールの組替用
可動レールの配置を示す説明図、第５図は同実施例を示
す側面図、第６図は組替時のロール位置関係を示す説明
図である。 １・・・被圧延機、２・・・ロールハウジング、３・・
・・ロールハウジング、４・・・圧下シリンダー、５・
・・圧下用ラム、６・・・ロッカーシート、７・・・ウ
ェッジ、８・・・ウェッジ、９・・・上補強ロール、１
０・・・下補強ロール、１１・・・上操作側補強ロール
軸受チョック、１２・・・上駆動側補強ロール軸受チョ
ック、１３・・・下操作側補強ロール軸受チョック、１
４・・・下駆動側補強ロール軸受チョック、１５・・・
上中間ロール、１６・・・下中間ロール、２１・・・上
作業ロール、２２・・・下作業ロール、１７、８，１９
．２０・・・中間ロール軸受チョック、２３，２４，２
５，２６・・・作業ロール軸受チョック、２７．　２８
．　２９゜３０・・・中間ロール組体の支持装置、３１
，３２゜３５．３６・・・作業ロール組体の支持装置、
３７゜３９・・・スペーサー、３８．４０・・・スベー
−！；ｌ−−支持装置、４１．４２・・・中間ロール軸
方向移動調節装置との連結アーム、４３．４４・・・作
業ロール軸方向移動調節装置との連結アーム、４５．４
６・・・中間ロールフック、４７．４８・・・７ソク、
　４９゜５０・・・案内面、５１．５２・・・スペーサ
一部（突起部）、５３．５４．　５５．５６．　５７．
　５８・・べル内のレール、６０・・拳ロール組？装置
１Ｔｈ、６１…ブツシュプラー、６２，６３，６３’・
・・ロール組替装置のレール、６４・・・ガイド、６５
，６６．６７゜６８・・・連結フック、６９・・・突放
し部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、上下一対の作業ロールと、作業ロールに接触させて
   配置した上下一対の中間ロールと中間ロール、作業ロー
   ルを支持する上下一対の補強ロールとを有し、２本以上
   の上記ロールを軸方向に移動調節して被圧延材の形状修
   正を行う圧延機において、上下作業ロール組替、および
   上下作業ロール・上下中間ロールのいずれかを同時組替
   を行うに際し、下作業ロール組体上に上作業ロール組体
   と上中間ロール組体とを支持するためのスペーサー位置
   まで下作業ロール組体、および下作業ロール組体と上中
   間ロール組体とからなるもののいずれかを上作業ロール
   組体に対し軸方向相対移動させる機構を設けてなること
   を特徴とする圧延機のロール組替装置。