JPS62233474A - エンジン・スタ−タ制御装置 - Google Patents

エンジン・スタ−タ制御装置

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JPS62233474A
JPS62233474A JP7599486A JP7599486A JPS62233474A JP S62233474 A JPS62233474 A JP S62233474A JP 7599486 A JP7599486 A JP 7599486A JP 7599486 A JP7599486 A JP 7599486A JP S62233474 A JPS62233474 A JP S62233474A
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starter
rotation
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magnet
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Kinji Kanekawa
欣次 金川
Kazumi Nemoto
根本 数実
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジン・スタータ制御装置、特にエンジン
・スタータの回転を検出し、該検出信号にもとづいてエ
ンジン・スタータの制御を行うようにするエンジン・ス
タータ制御装置において。
上記エンジン・スタータの回転体に磁石を固着せしめる
と共に上記エンジン・スタータの静止体に上記磁石に対
向させてホール素子をもうけ、該ホール素子の出力にも
とづいて上記エンジン・スタータを制御するようにした
エンジン・スタータ制御装置に関するものである。
(従来の技術と発明が解決しようとする問題点)一般に
、エンジン起動に際しては、エンジン起動用のキイ・ス
イッチを閉路することにより1例えばスクータ側にある
ピニオン・ギヤが飛出して該ビニオン・ギヤとエンジン
側にあるリング・ギヤとが噛合すると共にスタータを起
動せしめる。
即ち、該スタータの回転力が上記エンジンに伝達されて
エンジンが駆動される。そして、エンジンが自刃でもっ
て正常に回転を開始したとき、上記スタークに対する電
源供給が停止されて上記ピニオン・ギヤとリング・ギヤ
との噛合が解除される。
こののち、上記スタータは惰性回転を経°ζやがて完全
に停止する。即ち、上記キイ・スイッチが開路されたの
ちも、上記スタータは所定の時間惰性回転を続ける。エ
ンジンが正しく起動されなかった場合などで、スタータ
の惰性回転中にキイ・スイッチを投入して上記ピニオン
・ギヤとリング・ギヤとの噛合を行うと、上記ピニオン
・ギヤやリング・ギヤが破損する危険性があるため、何
等かの原因により上記エンジンの起動に失敗して再び上
記キイ・スイッチの閉路を行った場合でも、上記スター
タの惰性回転中には、スタータが起動しないようにして
スタータの飛込みを防止する必要性がある。
上記惰性回転中におけるスタータの飛込み防止を図る手
段として、第5図図示の如き手段が知られている。第5
図図示従来例は、惰性回転中のスタータ・モータの逆起
電圧にもとづいてスタータに対する給電を阻止するもの
である。なお1図中の符号51は図示省略したエンジン
を起動するためのエンジン・ギヤ、52はスタータであ
って。
スタータ・モータ52−1.該スタータ・モータ52−
1によって駆動されるピニオン・ギヤ52−2.該ピニ
オン・ギヤ52−2を突出させて上記エンジン・ギヤ5
1と噛合させるためのピニオン・シフトレバ−52−3
により構成されているもの、53はエンゲージ・スイッ
チ部であって、プル・コイル53−1.保持コイル53
−2.可動鉄心53−3.スタータ・スイッチ53−4
により構成されているもの、54はキイ・スイッチ、5
5は電源用電池、56は制御回路部であって、基準電圧
用電池56−1.  l−ランジスタ56−2上記プル
・コイル53−1を介して伝達される上記スタータ・モ
ータ52−1の端子電圧と上記基準電圧用電池56−1
によって供給される基準電圧とを比較して上記トランジ
スタ56−2を制御する比較器56−3゜電源スイッチ
56−4、抵抗56−5によって構成されているものを
表している。
第5図において、上記スタータ52の惰性回転中におい
ては上記スターク・モータ52−1に逆起電圧が発生し
ており、上記基準電圧用電池56−1により比較器56
−3に供給される基準電圧は上記スタータ・モータ52
−1の逆起電圧よりも低い値に設定されている。従って
、上記スタータ52の惰性回転中においては、上記トラ
ンジスタ56−2にベース電圧が供給されないため、キ
イ・スイッチ54を閉路しても電源スイッチ56−4が
オンすることはない。
即ち、スタータ52の惰性回転中においては、スタータ
52が起動して上記ピニオン・ギヤ52−2が突出する
ことが防止される。しかしながら、第5図図示従来例は
、惰性回転中におけるスタータの飛込み防止を上記スタ
ータ・モータの逆起電圧にもとづいて行うものであるた
めに、充分な精度を得ることが困難であるという非所望
な問題があった。
従って、上記問題点を解決するために、スクータの内部
に該スタータの回転数を検出すべ(コアートに検出:/
!5線を巻回した磁気ビック・アップをもうけ、該磁気
ビック・アップの検出信号にもとづいて上記スタータの
惰性回転中における飛込み防止を図るようにする手段が
提案されているが、該提案の磁気ビック・アップを用い
る手段は1回転検出装置が大型となるばかりでなく、高
価になるという欠点がある。
(問題点を解決す、るための手段) 本発明は、上記の如き問題点を解決することを目的とし
ており、そのため本発明のエンジン・スタータ制御装置
は、エンジン・スタータの回転を検出する回転検出手段
と、該回転検出手段の検出信号にもとづいてエンジン・
スタータを制御する制御手段とをそなえたエンジン・ス
タータ制御装置において、上記回転検出手段として、上
記エンジン・スタータの回転体に固着せしめられた磁石
をそなえると共に、該磁石に対向するエンジン・スター
タの静止位置に固定されたホール素子をそなえ、該ホー
ル素子の出力にもとづいてエンジン・スタータを制御す
るように構成されていることを特徴としている。以下2
図面を参照しつつ説明する。
(実施例) 第1図は本発明に係る回転検出手段の一実施例説明図で
あり、第1図(A)は要部構成図、第1図(B)は第1
図(A)図示矢印A−Aにおけるプラスチック磁石の正
面図、第2図(A)ないしくC)は本発明に係る回転検
出手段の他の一実施例説明図、第3図は本発明に係る制
御回路部の一実施例であり、第3図(A)はブロック図
、第3図(B)および(C)は第3図(A)図示実施例
の動作を説明するためのタイム・チャート図、第4図は
本発明に係る制御回路部の他の一実施例説明図であり、
第4図(A)は基準電圧発生回路の一実施例構成図、第
4図(B)は第4図(A)図示実施例における基準電圧
特性図を示している。
本発明におけるエンジン・スタータの回転検出手段は、
エンジン・スタータの回転体(例えば。
回転軸、減速ギヤ、クラッチ等)に固着せしめて該エン
ジン・スタータの回転に対応して回動するプラスチック
磁石と、該プラスチック磁石の回動による磁界の変化を
検出するホール素子とを組合わせて構成されている。以
下、第1図および第2図に関連して具体的に説明する。
第1図図示実施例において2図中の符号lはプラスチッ
ク磁石、2はホール素子、3はスタータ・ケーシング、
4は回転子、5は回転子軸、6はピニオン・ギヤ、7は
減速軸、7′は減速部、8は減速ギヤを表している。
第1図(A)において、スタータ・モータの回転子4の
回転軸である回転子軸5の端部にはピニオン・ギヤ6が
もうけられている。そして、上記スタータ・モータの回
転を伝達する減速軸7は。
その一端に、いわば椀状に形成されかつ内周面に上記ピ
ニオン・ギヤ6と噛合している減速ギヤ8がもうけられ
た減速部7′をそなえてなると共に。
図示省略した右端には本願明細書冒頭に説明した第5図
図示ピニオン・ギヤ52−2をそなえている。
即ち1本発明が通用される第1図(A)図示エンジン・
スタータは、スタータ・モータの回転子4の回転が減速
軸7を介して上記ピニオン・ギヤ52−2に伝達される
ように構成されており1図示省略したその他の機構即ち
第5図図示スタータ52およびエンゲージ・スイッチ部
53などは、第5図図示従来例と同様であると考えて良
い。
第1図図示実施例において1本発明に係る回転検出手段
を構成するプラスチック磁石lは、第1図(B)に図示
されている如く、S極とN極とが交互に配設された円板
状のプラスチック磁石であって、上記減速部7′に固着
されている。即ち、上記プラスチック磁石lは上記スタ
ータ・モータの回転数に対応する回転数でもって回転す
る。また。
上記プラスチック磁石1と対向する静止位置に所定の間
隔を隔ててホール素子2が固定されている。
従って、該ホール素子2からは、上記回転子4の回転数
理らスタータ・モータの回転数に対応しかつ上記プラス
チック磁石lの磁極数に対応する周波数の出力が得られ
る。そして、当該ホール素子2の出力にもとづいて、第
3図または第4図に関連して後述する制御を行うことに
よって、エンジン・スタータの制御を精度良く行うこと
が可能となる。また、上記プラスチック磁石1は、薄い
円板形状であると共に安価であり、ホール素子2も小型
であるため2本発明に係る回転検出手段は。
安価でしかも小型となる。
次に、第2図図示実施例について説明する。なお、第2
図(A)は要部構成図、第2図(B)は第2図(A)図
示矢印A−Aにおけるプラスチック磁石の正面図、第2
図(C)は側面図を示している。そして1図中の符号1
′はプラスチック磁石。
その他の符号は第1図に対応している。
第2図図示実施例は、プラスチック磁石1′の形状およ
び設置位置が前述した第1図図示実施例と異なっている
ものであるが、効果については第1図図示実施例と同等
である。即ち、第2図図示実施例においては、第2図(
B)および(C)に図示されている如く、S極とN極と
が交互に配設されてなる円板状のプラスチック磁石1′
が、減速部7′の外周面上に固着されていると共に、該
プラスチック磁石1′と対向する静止位置にホール素子
2が固定されている。
以」二2本発明に係る回転検出手段について説明したが
1次に上記ホール素子2の出力にもとづいて行われるス
タータの制御態様を第3図および第4図に関連して説明
する。
第3図(A)において2図中の符号2は前述したホール
素子(HIC)、9はボール素子2の出力周波数を電圧
に変換するF/Vコンバータ、lOは比較器、11は基
準電圧用電池、12ないし14は1氏抗、15および1
6はコンデンサ、17および18は微分整形器、19は
ダイオード、20は波形整形回路であって、ホール素子
2の出力周波数に対応する周期を有するパルス信号を出
力するもの、21はフリップ・フロップ、22はオア回
路を表している。なお1図中、■はスタータ起動用のキ
イ・スイッチによる入力信号(以下、キイ信号と呼ぶ)
、上記比較器100出力■はスタータ自動停止信号であ
って上記F/Vコンバータ9の出力電圧が上記基準電圧
用電池11によって供給されている基阜電圧よりも大で
ある場合にrH」レー・ルとなるもの、上記オア回路2
2の出力■ば惰性回転検出信号であって上記キイ信号■
の入力時にスタータが惰性回転中である場合には実質上
「11」レベルとなるものを表している。そして。
上記キイ信号■入力時に、上記スタータ自動停止信号■
および惰性回転検出信号■の何れもrLJレベルである
場合にのみスタータに対する給電が行われる。以下、第
3図(B)および(C)を参照しつつ第3図(A)図示
実施例におけるスタータ停止時+1)およびスタータ惰
性回転中(2)の動作を説明する。なお、第3図(B)
は上記スタータ停止時(1)における動作を説明するた
めのタイム・チャート図、第3図(C)はスタータ惰性
回転中における動作を説明するためのタイム・チャート
図を示している。
(1)スタータ停止時からの起動。
(イ) スタータ停止時においては、ホール素子2の出
力は「0」であるため、上記比較器10の出力であるス
タータ自動停止信号■はrLJレヘレベある。
(ロ) スタータを起動するためのキイ・スイッチ(図
示省略)を投入することによりキイ信号■が入力される
と、抵抗13゜コンデンサ15および微分整形器17に
より構成されているリセット回路から出力されるリセッ
ト信号(第3図(B)図示■)によってフリップ・フロ
ップ21がリセットされて、該フリップ・フロン7’2
1 のq出力C第3図(B) 図示o)はrLJレベル
となる。その時点T0において、微分整形器18を介し
て出力されるオア回路22の入力が、抵抗14およびコ
ンデンサ16によって定まる時間(例えば0.1秒)r
HJレベルとなるため、上記オア回路22の出力即ち上
記フリップ・フロップ21のD入力(第3図(B)図示
■)はr HJレベルとなる。
また、この時点T。においてはスタータは停止している
ため、波形整形回路20を介して出力されるスタータの
回転数に対応するパルス信号(第3図(B)図示■)は
送られてきていない。従って、この時点T0において、
上記スタータ自動停止信号■はrLJであるが、上記オ
ア回路22の出力である惰性回転検出信号■がrHJレ
ベルであるため、スタータに対する給電は阻止されて該
スタータは起動しない。そして、この状態は上記抵抗1
4およびコンデンサ16によって定まる時間Ts(例え
ば0.1秒)が経過した時点T、まで保持される。即し
2図示省略したキイ・スイッチが投入された時点T0か
ら例えば0.1秒経過した時点T。
に至るまで上記スタータは起動されない。
(ハ) 上記時点T、において上記微分整形器18の出
力は「L」レベルに反転し、このとき上記フリップ・フ
ロップ21のQ出力もrLJレベルであるため、オア回
路22の出力即ち惰性回転検出信号■はrLJレベルと
なる。即ち、上記時点T1において、上記スタータ自動
停止信号■および惰性回転検出信号■の双方共「L」レ
ベルとなるため、上記スタータに対する給電阻止が解除
されてスタータの起動が開始される。その後、スタータ
の回転数に対応する周期でもって、第3図(B)図示■
の如きパルス信号が波形整形回路20からフリップ・フ
ロップ21のCK端子に入力されるが、上記オア回路2
2の出力はrLJレベルを保持し続ける。従って、上記
スタータの回転数が所定の回転数に達して、上記スター
タ自動停止信号■がr l−I Jレベルに反転するま
で、スタータに対する給電は継続される。
(ニ) 上記時点T1におけるスタータの起動開始後、
スタータの回転数の上昇に対応して上記F/Vコンバー
タ9の出力電圧が上昇して上記基準電圧用電池11によ
って比較器10に供給されている基準電圧を超えた時点
において、比較2S10の出力即ちスタータ自動停止信
号■はrHJレベルに反転する。従って、この時点にお
いてスタータに対する給電は停止されると共に5本願明
細書冒頭に説明したように、第5図図示スタータ52の
ピニオン・ギヤ52−2とエンジンのリング・ギヤ51
との噛合が解除される。そして、スタータは所定の時間
惰性回転したのち完全に停止する。
なお、上記F/Vコンバータ9の出力電圧はスタータの
回転数(正確に言えば第1図、第2図図示実施例におけ
る減速軸7の回転数)に対応している。従って。
エンジンを正しく自刃回転せしめるための上記スタータ
の回転数が例えば5000r。
p、mだとすると、上記基準電圧用電池11より供給さ
れる基準電圧値を上記スタータの回転数が5000r、
p、mのときの上記F/Vコンバータ9の出力電圧値と
同じにしておけば良い。
(2)スタータ惰性回転中の誤起動。
上記(11−(ニ)項において説明したスタータに対す
る給電停止時に、何等かの理由によってエンジンの自刃
回転に失敗していて。
スタータの惰性回転中にスタータ起動用のキイ・スイッ
チの再投入が行われた場合の動作を説明する。
(ホ) スタータの惰性回転中においては、該惰性回転
の回転数に対応する周期でもって、第3図(C)図示■
の如きパルス信号が波形整形回路20からフリップ・フ
ロップ21のCK 端子に入力されている。
(へ)  この状態のもとで、スタータを起動するため
のキイ・スイッチ(図示省略)が投入されてキイ信号■
が人力されると。
上記(11−(ロ)項において説明したように、フリッ
プ・フロップ21がリセツトされてQ出力(第3図(C
)図示◎)は「■、」レベルとなる。その時点T0にお
いて、微分整形器18の出力はrHJレベルとなるため
、オア回路22の出力即ち惰性回転検出信号■および上
記フリップ・フロップ21のD入力(第3図(C)図示
■)はrHJレベルとなる。
(ト)  一方、上記フリップ・フロップ21のGK端
子に入力されるパルス信号(第3図(C)図示■)の周
!IIITが少なくとも上記抵抗14およびコンデンサ
16によって定まる時間T、(例えば0.1秒)よりも
小であるとすれば、上記フリップ・フロップ21のD入
力がrHJレベルの状態のもとて上記CK端子には次の
パルス信号が人力されることになる。従って。
該パルス信号が入力された時点T、において、上記フリ
ップ・フロップ21のQ出力(第3図(C)図示◎)は
四■」レベルに反転すると共に、オア回路22の出力即
ち惰性回転検出信号■および上記フリップ・フロップ2
1のD入力はrH」レベルとなる。
(チ) 上記時点T2以後において、上記フリップ・フ
リップ21がリセットされない限り、上記オア回路22
の出力、即ち惰性回転検出信号■はrHJレヘレベ維持
する。
以上説明した如く、スタータ起動用のキイ・スイッチが
投入された時点T。においで5スタータが惰性回転中で
ありかつ上記波形整形回路20から出力されるパルス信
号(第3図(C)図示の)の周期Tが上記抵抗14およ
びコンデンサ16によって定まる時間T、より小である
場合には、スタータに対する給電は阻止される。なお、
スタータに対する給電阻止の条件となるスタータの回転
数を具体例を挙げて次に説明しておく。
例えば、第1図図示実施例の如き検出手段によって回転
検出が行われた場合、プラスチック磁石1の磁極数が第
1図(B)に図示されているように10個であるため、
ホール素子2.波形整形回路20を介して上記フリップ
・フロップ21のCK端子に入力されるパルス信号(第
3図(C)図示の)は上記スタータ(第1図(A)図示
減速軸?)1回転当たり・20パルスとなる。そして、
上記抵抗14およびコンデンサ16によって定まる時間
T、が0.1秒に設定されているものとすると。
上記スタータの惰性回転数が30 r、p、m以上であ
る場合、スタータ起動用のキイ・スイッチが投入されて
も、スタータに対する給電が行われることはない。
以上、第3図(A)図示実施例の動作について説明した
が、第3図(A)図示実施例における比較器10に供給
される基準電圧は一定であるため。
上記(11−(ニ)項において説明したスタータに対す
る給電停止の条件となるスタークの回転数も上記基準電
圧に対応して一定に定められる。しかしながら、エンジ
ンが自刃回転を行うための回転数は外気温度によって差
異がある。従って、外気温度に対応させて上記スタータ
に対する給電停止の条件となるスタータの回転数を制御
することが望まれる。
第4図(A)図示実施例は、上記要望を解決するために
、第3図(A)図示実施例における基準電圧用電池11
に代えて設置される基準電圧発生回路の一実施例構成図
である。図中の符号23は端子であって第3図(A)図
示実施例における比較器10の(−)端子に接続される
もの、24はサーミスタ、25はダイオード、26は電
池、27ないし29は夫々抵抗を表している。以下、第
4図(B)図示基準電圧特性図を参照しつつ第4図(A
)図示実施例の動作を説明する。なお、第4図(B)に
おいて、縦軸は上記端子23の電圧(Vt)、横軸は外
気温度(°C)を表している。
第4図(A)において、電池26の発生電圧(以下電池
電圧と呼ぶ)を■、とすると、端子23の端子電圧■1
が■、より高い範囲においては。
該端子電圧■、は、抵抗27に供給されている基準電圧
Vccに対する抵抗28とサーミスタ24および1氏抗
29との並列抵抗値と、上記抵抗27の抵抗値との分圧
比によって決められる。しかしながら、外気温度が低く
なって(例えば−30℃以上)上記サーミスタ24の抵
抗値が抵抗28の抵抗値に対して極めて大となると、上
記端子電圧■1は、抵抗27と抵抗28との分圧比によ
って決まると考えて良い。従って2例えば外気温度が一
30℃の場合におけるエンジンの自刃起動可能回転数を
600Or、p、mまた外気温度が30℃の場合におけ
るエンジンの自刃起動可能回転数を400Or、p、m
とすると、上記抵抗27と抵抗28との分圧比によって
決まる電圧V11が前述したスタータの回転数が600
Or、 p、mのときの第3図(A)図示F/Vコンバ
ータ9の出力電圧に対応しかつ上記電池電圧■Lが上記
スタータの回転数が4000r、p、mのときの上記F
/’Jコンバータ9の出力電圧に対応するように、上記
電圧VL+ サーミスタ24の温度特性。
抵抗2マないし29の抵抗値および基準電圧Vccを設
定するようにすれば良い。その結果、上記端子電圧vL
と外気温度との関係は、第4図(B)図示の如くなる。
即ち、前述した第3図(A)図示実施例において、基準
電圧用電池11に代えて第4図(A)図示基準電圧発生
回路を設置し、該基準電圧発生回路の端子23を上記第
3図(A)図示実施例における比較器10の(−)端子
に接続するようにすれば、外気温度に対応させてエンジ
ンに対するスタータの離脱回転数を制御することができ
る。
(発明の効果) 以上説明した如く2本発明によれば、エンジン・スター
タの回転検出手段を該エンジン・スタータの回転に対応
して相対的に回転する磁石とホール素子とを組合わせて
構成することによって、小型かつ安価な回転検出手段が
得られると共に、該回転検出手段による検出信号にもと
づいて惰性回転中における給電防止、および所望するエ
ンジン・スタータの自動離脱を精度よく行うことが可能
となるエンジン・スタータ制御袋はを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)は本発明に係る回転検出手段
の一実施例説明図、第2図(A)ないしくC)は本発明
に係る回転検出手段の他の一実施例説明図、第3図(A
)は本発明に係る制御回路部の一実施例ブロック図、第
3図(B)および(C)は第3図(A)図示実施例の動
作を説明するためのタイム・チャート図、第4図(A)
は本発明に係る制御回路部における基準電圧発生回路の
一実施例構成図、第4図CB)は第4図(Δ)図示実施
例における基準電圧特性図、第5図はエンジン・スター
タ制御装置の従来例構成図を示す。 図中、1および1′はプラスチック磁石、2はホール素
子、3はスタータ・ケーシング、4は回転子、5は回転
子軸、6はピニオン・ギヤ、7は減速軸、7′は減速部
、8は減速ギヤ、9はF/Vコンバータ、10は比較器
、11は基準電圧用電池。 12ないし14および27ないし29は抵抗、15およ
び16はコンデンサ、17および■8は微分整形器、1
9および25はダイオード、20は波形整形回路、21
はフリップ・フロップ、22はオア回路、23は端子、
24はサーミスタ、26は電池を表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エンジン・スタータの回転を検出する回転検出手段と、
    該回転検出手段の検出信号にもとづいてエンジン・スタ
    ータを制御する制御手段とをそなえたエンジン・スター
    タ制御装置において、上記回転検出手段として、上記エ
    ンジン・スタータの回転体に固着せしめられた磁石をそ
    なえると共に、該磁石に対向するエンジン・スタータの
    静止位置に固定されたホール素子をそなえ、該ホール素
    子の出力にもとづいてエンジン・スタータを制御するよ
    うに構成されていることを特徴とするエンジン・スター
    タ制御装置。
JP61075994A 1986-04-02 1986-04-02 エンジン・スタ−タ制御装置 Expired - Lifetime JPH0643826B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP61075994A JPH0643826B2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02 エンジン・スタ−タ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP61075994A JPH0643826B2 (ja) 1986-04-02 1986-04-02 エンジン・スタ−タ制御装置

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