JPS62232109A

JPS62232109A - 電気機器

Info

Publication number: JPS62232109A
Application number: JP61074303A
Authority: JP
Inventors: Motoo Tsuchie; 土江　基夫
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1986-04-02
Filing date: 1986-04-02
Publication date: 1987-10-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、電気機器に関し、特にその冷却器の腐食の
進行を知るのに役立つ電気機器に関するものである。

〔従来の技術〕

例、ｔば変圧器やコンデンサ等の油入電気機器では、絶
縁油を電気機器本体と冷却器との間で循環させて電気機
器本体を冷却している。そのときの冷却器は、熱交換特
性をよくするためにその熱交換部の肉厚が比較的薄く作
られている。

一方、変圧器、コンデンサ等の電気機器が設置されてい
る場所は、海岸地帯や工業地帯等が多く、大気環境が悪
く、そのため冷却器の熱交換部では腐食による損傷が生
じやすく、とりわけ大気中に塩素イオンの多く含む地帯
での熱交換部の損傷は顕著であった。そして、冷却器の
腐食による損傷を、冷却器からの油の漏れで初めて知る
ということも多かった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来の電気機器では、前もって冷却器の腐
食の進行程度を部隊に知ることができないという問題点
があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、前もって冷却器の腐食の進行程度を簡１ｔＫ知る
ことができる電気機器を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電気機器は、冷却器に、冷却器の熱交換
部と同じ材質で肉厚が熱交換器よりも薄く、かつ内部に
光源が設けられている腐食検−知管を付設したものであ
る。

〔作用〕

この発明においては、冷却器の熱交換部の腐食による穿
孔よりも速く腐食検知管に穿孔が形成され、その穿孔は
腐食検知器から漏れる光源からの光により知ることがで
きる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を図について説明する。

第１図ないし第３図はこの発明の一実施例を示すもので
、電気機器本体としての変圧器本体Ｏ）には変圧器本体
（１）を冷却する冷却器（λ）が取り付けられている。

冷却器（コ）には吊し金具（３）を介して腐食検知管（
り）が取り付けられている。

腐食検知管ｃつの中空円柱状の検知管本体（夕）は、冷
却器（コ）の熱交換部（図示せず）と同じ材質でかつ肉
厚が熱交換部よりも薄く構成されている。検知管本体（
り）の表面ばは熱交換部に用いられているメッキと同一
のめつき（６）が熱交換部の付着厚みと比較して若干薄
く付着されている。検知管本体（ｊ（２）　Ｋは検知管
本体（夕）内に外気が侵入するのを防止するためのあて
板（り）が被せられていると共に、その検知管本体（夕
）の内部には光源すして接触しており、このパツキン（デ）とオー４ング（
１０）とがあて板（７）と検知管本体（り）との異種金
属接合忙起因する腐食を防止している。なお、符号Ｏｔ
’）、（ｔコ）はあて板（７）と検知管本体（夕）とを
締付けるためのボルト、ナツトを示すものである。

このよ５に構成された電気機器においては、大気環境の
影響を受は冷却器（λ）の熱交換部の腐食が進行し、穿
孔が形成される的に、検知管本体（酌に穿孔が形成され
る。そして、その穿孔は腐食検知管（ｌＩ）から漏れる
光源（１）からの光により簡単に知ることができる。

第弘図、第タ図はこの発明の他の実施例を示すもので、
冷却器（コ）の表面には冷却器（コ）の表面温度を検知
する第１のセンサ（ｔＳ）が当接している。検知管本体
（夕）内には検知管本体（り）内の雰囲気を加熱するヒ
ータ（ハ・が設けられている。

検知管本体（夕）の表面には検知管本体（夕）の表面温
度を検知する第λのセンサ（１１）が当接している。こ
の第コのセンナ（／夕）、第１のセンサ（／３）および
ヒータ（ハ・は、検知管本体（夕）内の雰囲気温度を冷
却器（，２）の温度と同温度に制御する制御装置（／６
）に接続されている。

このため、大気環境のうち腐食に大きな影響を与える温
度については、冷却器（２）と腐食検知管（Ｕ）とは同
一条件になり、より正確に冷却器（コ）の腐食進行状況
を知ることができる。

ｈお、１−貢己寧施例では冷却器（コ）に−個の腐食検
知管（りを取り付けた場合について説明したが、冷却器
（コ）に複数個の腐食検知管（ｌＩ′）を取り付けろこ
とにより、冷却器（コ）全体の腐食分布を知ることがで
きる。また、この発明は、冷却器（コ）Ｋ限定されず、
例えば石油化学プラントのパイプの腐食の監視にも適用
することができることは勿論である。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明によれば、冷却器の熱交
換部と同じ材質で肉厚が熱交換部よりも薄く、かつ内ｉ
Ｋ光源が設けられている腐食検知管を冷却器に付設した
ので、大気環境だよる冷却器の腐食の進行程度を漏れる
光源の光により前もって簡単に知ることができ、例えば
電気機器本体内の絶縁油が流出するような事故を未然に
防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第７図しまこの発明の一実施例を示すｇ食検知管の断面
図、第２図は第１図の［［−ｌＩ線に沿う断面図、第３
図はこの発明の一実施例を示す電気機器の概略図、第ｑ
図はこの発明の他の実施例を示す腐食検知管の断面図、
第夕図は第弘図のＶ−Ｖ線に沿う断面図である。（１）・・変圧器本体、（２）・・冷却器、（す・・腐
食検知管、（１）・・光源。なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。帛１図惠２図区択

Claims

【特許請求の範囲】

（１）電気機器本体に電気機器本体を冷却する冷却器が
取り付けられている電気機器において、前記冷却器に付
設され、冷却器の熱交換部と同じ材質で肉厚が熱交換部
よりも薄く内部に光源が設けられている腐食検知管を備
え、前記腐食検知管から漏れる前記光源からの光により
前記冷却器の腐食の進行を監視することを特徴とする電
気機器。
（２）電気機器本体は変圧器本体である特許請求の範囲
第１項記載の電気機器。
（３）腐食検知管内には、腐食検知管内の雰囲気と冷却
器の表面とを同一温度にするヒータが設けられている特
許請求の範囲第１項または第２項記載の電気機器。