JP6027955B2 - 湿度計構成部材、湿度計、および環境試験装置 - Google Patents

湿度計構成部材、湿度計、および環境試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、湿度計構成部材、湿度計、および環境試験装置に関する。
従来、環境試験装置のチャンバ内部の測定空間の相対湿度を測定するために、特許文献1に記載されているようにヒートパイプなどの伝熱部材を用いた湿度計が用いられている。
この湿度計は、ヒートパイプなどの伝熱部材と、当該ヒートパイプの表面に取り付けられた温度センサとを備えている。ヒートパイプの一端部は、チャンバの断熱層を貫通して、当該チャンバ内部の測定空間の内部に挿入されている。ヒートパイプの他端部は、チャンバ外部の外部空間に晒されている。温度センサは、チャンバ内部に突出したヒートパイプの一端部の表面に接着されたり、テープやバンドなどを用いて固定されている。
ヒートパイプは、熱伝導性の良い密閉された細い管の内部に熱伝達媒体として水などの作動流体が減圧状態で封入されたものであり、測定空間の内部および外部にそれぞれ突出する端部間において熱伝達を行う。このようなヒートパイプは、常時、測定空間外部に露出する端部が外気によって冷却されているので、測定空間内部の端部を露点以下に維持することが可能である。そして、測定空間の内部に突出するヒートパイプの端部の表面温度を温度センサによって測定する。乾球温度測定部によって得られた乾球温度およびヒートパイプ端部の表面温度を演算回路に入力し、所定の演算式で演算することにより、測定空間内部の相対湿度を求めることが可能である。
特開2012−83206号公報
上記のような構成では、ヒートパイプなどからなる伝熱部材は、測定空間に露出した状態で環境試験に使用されるので腐食しやすい。しかも、ヒートパイプは、通常、熱伝導性の良い銅で製造されているので、とくに腐食しやすい。
また、ヒートパイプの表面温度測定用の温度センサは、チャンバ内部に突出したヒートパイプの一端部の表面に接着などによって固定されているので、測定空間内部の水分などによって温度センサがヒートパイプ表面から脱落するおそれがあり、固定強度や耐久性に問題がある。
また、上記問題を解決するために、ヒートパイプおよび温度センサを保護するカバーを取り付けることが考えられるが、そのような場合、そのカバーとヒートパイプとの間の隙間にできる空気層の熱抵抗によって、温度センサによって得られる測定温度と、カバーをしないときに温度センサにより測定される測定温度(以下、「測定空間の実際の温度」という)との間のずれが大きくなり、温度センサにおける測定空間内部の温度変化に対する追従性が低下するので、湿度演算に用いる温度の正確な測定が困難になる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、測定空間内部における伝熱部材の腐食および温度検出部の脱落を防止することができ、しかも、湿度演算に用いる温度を正確に測定することが可能な湿度計構成部材、およびそれを備えた湿度計および環境試験装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明の湿度計構成部材は、測定空間における湿度を測定するための湿度計構成部材であって、作動流体が封入されるとともにヒートパイプ現象を生じさせ得るように構成され、前記測定空間に配置される第1部分と、前記測定空間から断熱された外部空間に配置される第2部分とを有し、当該第1部分と第2部分との間で熱が伝される伝熱部材と、前記伝熱部材の前記第1部分の表面に取り付けられ、当該第1部分の温度を検出する温度検出部と、前記伝熱部材の前記第1部分および前記温度検出部を覆う保護管と、前記伝熱部材の前記第2部分に接続され、当該第2部分から熱を受けて前記外部空間に放熱する放熱部とを備え、前記伝熱部材の前記第1部分は、前記保護管に熱的に接続されており、前記温度検出部は、前記伝熱部材の第1部分の表面と前記保護管との間に挟まれて保持されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、伝熱部材における測定空間に配置される第1部分の表面に温度検出部が取り付けられ、これら第1部分および温度検出部が保護管によって覆われているので、測定空間内部における伝熱部材の腐食および温度検出部の脱落を防止することができる。
しかも、前記伝熱部材の第1部分は、前記保護管に熱的に接続されているので、空気層を介在させずに保護管から伝熱部材へ熱を伝導することが可能である。したがって、伝熱部材に取り付けられた温度検出部によって得られる測定温度と測定空間内部の実際の温度との間のずれが低減する。そのため、温度検出部における測定空間内部の温度変化に対する追従性が向上し、湿度演算に用いる温度の正確な測定が可能になる。
また、上記の構成によれば、温度検出部は、伝熱部材の第1部分の表面と保護管との間に挟まれて保持されているので、温度検出部が伝熱部材の表面から脱落するおそれが低減し、温度検出部の保持状態を安定させることが可能である。
また、前記伝熱部材と前記保護管との間に、熱伝導性の充填材が充填され、前記伝熱部材の第1部分は、前記充填材を介して前記保護管に熱的に接続されている構成であってもよい。
かかる構成によれば、熱伝導性の充填材を介在させて保護管から伝熱部材へ熱が伝導されるので、温度検出部における測定空間内部の温度変化に対する追従性が向上し、湿度演算に用いる温度の正確な測定が可能になる。しかも、伝熱部材と保護管との間に充填材が充填されるので、伝熱部材の第1部分と保護管とを密着させる作業が必要なくなり、組み立て作業性が向上する。
また、前記伝熱部材の第1部分の周面の少なくとも一部は、前記保護管の内面に密着している構成であってもよい。
かかる構成によれば、前記伝熱部材の第1部分の周面は、前記保護管の内面に密着しているので、保護管から伝熱部材へ熱を直接伝導させることが可能である。したがって、温度検出部における測定空間内部の温度変化に対する追従性が向上し、湿度演算に用いる温度の正確な測定が可能になる。
また、前記伝熱部材は、ヒートパイプであるのが好ましい。
ヒートパイプは、通常、熱伝導性の良い銅で製造されているので、測定空間に露出した状態で環境試験を使用すればとくに腐食しやすいが、上記の構成では、伝熱部材であるヒートパイプの第1部分が保護管によって覆われているので、測定空間内部におけるヒートパイプの腐食を防ぐことが出来る。
また、前記保護管は、耐腐食性を有する金属によって製造されているのが好ましい。
かかる構成によれば、保護管は測定空間の内部に露出しても腐食しにくい。
本発明の湿度計は、測定空間における湿度を測定するための湿度計であって、上記の湿度計構成部材と、前記測定空間の乾球温度を測定する乾球温度測定部と、前記湿度計構成部材で測定された前記第1部分の温度と、前記乾球温度測定部で測定された前記測定空間の乾球温度とに基づいて、前記測定空間の湿度を演算する演算部とを備えていることを特徴とする。
かかる構成によれば、湿度計構成部材の伝熱部材の第1部分は、前記保護管に熱的に接続されているので、空気層を介在させずに保護管から伝熱部材へ熱を伝導することが可能である。したがって、伝熱部材に取り付けられた温度検出部によって得られる測定温度と測定空間内部の実際の温度との間のずれが低減する。そのため、温度検出部における測定空間内部の温度変化に対する追従性が向上し、湿度演算に用いる温度の正確な測定が可能になる。その結果、このように湿度計構成部材によって測定された第1部分の温度と乾球温度測定部によって検出された乾球温度とに基づいて演算部が演算を行うことにより、正確な湿度の測定が可能になる。
本発明の環境試験装置は、外部空間から断熱された前記測定空間を有するチャンバと、前記測定空間の温度および湿度を制御する制御部と、測定空間における湿度を測定するための湿度計とを備えており、前記湿度計は、上記の湿度計構成部材と、前記測定空間の乾球温度を測定する乾球温度測定部と、前記湿度計構成部材で測定された前記第1部分の温度と前記乾球温度測定部で測定された前記測定空間の乾球温度とに基づいて、前記測定空間の湿度を演算する演算部とを有することを特徴とする。
かかる構成によれば、湿度計構成部材の伝熱部材の第1部分は、前記保護管に熱的に接続されているので、空気層を介在させずに保護管から伝熱部材へ熱を伝導することが可能である。したがって、伝熱部材に取り付けられた温度検出部によって得られる測定温度と測定空間内部の実際の温度との間のずれが低減する。そのため、温度検出部における測定空間内部の温度変化に対する追従性が向上し、湿度演算に用いる温度の正確な測定が可能になる。その結果、湿度計では、この測定された第1部分の温度と乾球温度測定部によって検出された乾球温度とに基づいて演算部が演算を行うことにより、正確な湿度の測定が可能になる。これにより、環境試験装置は、正確に測定された湿度に基づいて、測定空間内部においてより細かい湿度条件で環境試験を行うことが可能である。
以上説明したように、本発明の湿度計構成部材によれば、測定空間内部における伝熱部材の腐食および温度検出部の脱落を防止することができる。しかも、湿度演算に用いる温度を正確に測定することができる。
また、本発明の湿度計によれば、湿度計構成部材によって測定された第1部分の温度と乾球温度測定部によって測定された乾球温度とに基づいて演算部が演算を行うことにより、正確な湿度の測定が可能になる。
さらに、本発明の環境試験装置によれば、湿度計によって正確に測定された湿度に基づいて、測定空間内部においてより細かい湿度条件で環境試験を行うことが可能である。
本発明の第1実施形態に係る湿度計構成部材を有する湿度計、およびその湿度計備えた環境試験装置の構成を示すブロック図である。 図1の湿度計構成部材の内部構成を示す縦断面図である。 図2の保護管の先端部内部を示す拡大断面図である。 (a)図3のIV−IV線断面図、(b)は(a)の変形例である。 図2の放熱部およびその周辺部の上面図である。 図2の放熱部の右側面図である。 本発明の第2実施形態に係る湿度計構成部材の内部構成を示す縦断面図である。 図7の保護管の先端部内部を示す拡大断面図である。 図8のIX−IX線断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る湿度計構成部材、湿度計、および環境試験装置について、さらに詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1に示される環境試験装置は、測定空間101を有するチャンバ100と、測定空間101の温度および湿度を制御する制御部(図示せず)と、測定空間101における湿度を測定するための湿度計1とを備える。
チャンバ100は、その内部に測定空間101を有する中空の筐体であり、測定空間101を取り囲む断熱性を有する断熱壁102を備える。測定空間101は、断熱壁102によって外部空間103から断熱されている。
湿度計1は、環境試験装置のチャンバ100の内部の測定空間101における相対湿度(湿度)を測定するための装置である。
湿度計1は、チャンバ100の測定空間101の内部の温度を測定する測定部2と、当該測定部2で測定された温度から湿度を演算する演算装置3とを備える。
測定部2は、測定空間101の乾球温度を測定する乾球温度測定部4と、湿度演算に用いるヒートパイプ11の温度を測定するヒートパイプ温度測定部5とを備える。
乾球温度測定部4は、測定空間101内部に設置され、測定空間101内部の温度を測定する温度センサ7と、当該温度センサ7を覆う保護管8とを備える。保護管8は、ステンレスなどの熱伝導性の良い材料で製造された密封された管である。温度センサ7は、電線9の端部に接続されている。電線9は、保護管8の内部を通って測定空間101の外部に引き出されている。保護管8の内部は、測定空間101に連通してもよい。
演算装置3は、測定部2から送られてきた温度に関する情報を記憶する記憶部31と、記憶部31に記憶された温度に関する情報を用いて相対湿度を演算する演算部32と、演算部32で求められた相対湿度に関する情報を出力する出力部33とを備える。
記憶部31は、乾球温度測定部4の温度センサ7から電線9を介して送られてきた乾球温度に関する情報を記憶する乾球温度記憶部31aと、後述のヒートパイプ温度測定部5の温度センサ12から電線17を介して送られてきたヒートパイプ温度に関する情報を記憶するヒートパイプ温度記憶部31bとを有する。
演算部32は、乾球温度記憶部31aに記憶された乾球温度およびヒートパイプ温度記憶部31bに記憶されたヒートパイプ温度を用いて、所定の演算式によって演算することにより、測定空間101内部の相対湿度を演算する。
出力部33は、ディスプレイまたはプリンタなどからなる。出力部33は、演算部32で求められた相対湿度に関する情報を、ディスプレイ上に表示したり、プリンタから印刷することによって出力する。
上記のヒートパイプ温度測定部5、演算部32および出力部33によって、ヒートパイプ温度を測定する湿度計構成部材が構成される。
ヒートパイプ温度測定部5は、図2〜6に示されるように、チャンバ100の断熱壁102を貫通して当該チャンバ100の内側から外側にかけて延びるように取り付けられたヒートパイプ11と、当該ヒートパイプ11におけるチャンバ100の内側の部分に取り付けられた温度センサ12と、チャンバ100の内部においてヒートパイプ11および温度センサ12を保護する保護管14と、ヒートパイプ11における外側の部分に取り付けられた放熱部13と、保護管14とヒートパイプ11との隙間16に充填された充填材15とを備える。
ヒートパイプ11は、チャンバ100の測定空間101の内部と外部との間で熱伝導が可能な伝熱部材であり、チャンバ100の測定空間101の内部に配置される第1部分11aと、当該測定空間101から断熱壁102によって断熱された外部空間103に配置される第2部分11bと、断熱壁102の内部を通る第3部分11cとを有する。
ヒートパイプ11の第1部分11aの先端は、半球形または平坦な円板形状を有する。
ヒートパイプ11は、作動流体が封入されるとともにヒートパイプ現象を生じさせ得るように構成され、断熱壁102の内部を貫通する第3部分11cを介して第1部分11aと第2部分11bとの間で熱の伝を許容する構造を有する。ヒートパイプ11は、具体的には、銅などの熱伝導性の良い材料からなる密閉された細い管の内部に熱伝達媒体として水などの作動流体が減圧状態で封入されることにより構成される。ヒートパイプ11は、細い管の内部に封入された水などの作動流体が蒸発および凝縮をしながら管の内部を循環することによって、測定空間101の内部に突出する第1部分11aと測定空間101外部の外部空間103に突出する第2部分11bとの間において熱が搬送されるヒートパイプ現象を生じさせることが可能である。ヒートパイプ11の第1部分11aの先端(作動流体が蒸発する部分)の外面温度が周囲の空気の露点とある特定の関係を持つ。温度センサ12は、この温度を検出する。
温度センサ12は、ヒートパイプ11の第1部分11aの端部11a1の表面に取り付けられ、当該第1部分11aの端部11a1の表面の温度を検出する温度検出部として機能する。温度センサ12は、シート状または帯状の熱電対などからなる。温度センサ12は、厚みがほぼ均一の矩形のシート状である。また、温度センサ12は、容易に曲がることが可能であり、ヒートパイプ11の外周に沿うことが可能である。さらに、温度センサ12は、図4(a)に示されるように、ヒートパイプ11の外周の一部に接触し、外周のその他の部分は、充填材15に接触している。
温度センサ12は、ヒートパイプ11の第1部分11aの端部11a1の表面に接着されたり、シールなどを用いて固定されている。これにより、温度センサ12は、ヒートパイプ11に熱的に接続されている。温度センサ12には、電線17が接続されている。電線17は、図1に示されるように、ヒートパイプ11と保護管14との隙間16を通って、チャンバ100の外部に引き出され、演算装置3のヒートパイプ温度記憶部31bに接続されている。
また、温度センサ12は、図3および図4(a)に示されるように、ヒートパイプ11の第1部分11aの表面と保護管14との間に挟まれて保持されているので、ヒートパイプ11の表面から脱落するおそれを低減している。
なお、温度センサ12は、それ自体の熱容量が小さい形状(例えば薄いシート状の形状や極細の線状)の方が、保護管14からヒートパイプ11へ熱が伝わりやすいので、好ましい。例えば、温度センサ12の厚みは、0.1〜0.2mm程度が好ましい。
保護管14は、一端が閉じられた筒状の部材である。すなわち、保護管14の一方の端部14aは閉じられ、他方の端部14bには開口14cが形成されている。開口14cは、保護管14内部の空間部14dに連通している。
ヒートパイプ11は、上記の温度センサ12が取り付けられた状態で、保護管14の開口14cを通して空間部14dに挿入される。この状態では、保護管14は、ヒートパイプ11の第1部分11aおよび当該第1部分11aの表面に取り付けられた温度センサ12を覆う。また、図2に示される保護管14は、断熱壁102内部を通るヒートパイプ11の第3部分11cも覆っている。
保護管14は、熱伝導性が良く、かつ、耐腐食性を有する金属、たとえばステンレスなどの金属材料によって製造されている。保護管14の肉厚は、測定空間101内部の熱を保護管14内部のヒートパイプ11に伝達しやすいように、薄い方が好ましく、例えば0.3mm以下が好ましい。
保護管14の内径は、ヒートパイプ11が温度センサ12が取り付けられた状態で挿入できるように、ヒートパイプ11の外径よりも少し大きくなるように設定されている。ヒートパイプ11と保護管14との間には、隙間16が形成されている。隙間16の幅δ(図3参照)は、例えば厚さ0.1〜0.2mm程度の温度センサ12が挿入できるように、0.2〜0.4mm程度に設定されている。
このヒートパイプ11と保護管14との隙間16には、熱伝導性の充填材15が充填されている。なお、ヒートパイプ11と保護管14との隙間に充填材15を充填した後に、ヒートパイプ11を拡管して隙間を狭くしてもよい。
ヒートパイプ11のうち、チャンバ100の測定空間100内部に配置される第1部分11aおよびチャンバ100の断熱壁102を貫通する第3部分11cは、充填材15を介して保護管14の内面14eに接触して熱的に接続されている。これにより、充填材15を介して保護管14からヒートパイプ11へ熱を伝導することが可能になる。ここで、図3および図4(a)に示されるように、温度センサ12は、ヒートパイプ11の第1部分11aの表面と保護管14との間に挟まれて保持されているので、充填材15は、ヒートパイプ11の第1部分11aの周面のうち温度センサ12が配置されている場所を除くその他の場所に分布している。温度センサ12の外周部分は、充填材15によって囲まれる。
なお、温度センサ12の厚みは、変形例である図4(b)に示されるように、ヒートパイプ11と保護管14との隙間16の幅δよりも小さく設定してもよく、その場合には、ヒートパイプ11の全周が充填材15によって覆われるようにすればよい。
また、図1に示されるように、温度センサ12に接続された電線17の表面は、充填材15によって覆われている。
充填材15としては、熱伝導性を有する材料が採用され、例えば、酸化マグネシウムや伝熱グリスなどが用いられる。
また、充填材15の熱伝導率は、0.84〜3.0W/mKの範囲であれば、熱伝導性が良好で、かつ、材料コストを抑えることができるので好ましい。熱伝導率は、0.84W/mK未満であれば、保護管14からヒートパイプ11へ熱を良好に伝導することが困難であり、一方、3.0W/mKを超えれば、材料コストを抑えることが難しくなるので、これらの熱伝導性と材料コストの両立の観点から上記の範囲であるのが好ましい。
放熱部13は、ヒートパイプ11の第2部分11bに接続され、当該第2部分11bから熱を受けて外部空間103に放熱するものである。放熱部13は、チャンバ100の測定空間101内からの放熱量の変化に応じてヒートパイプ温度測定部5の温度センサ12の測定温度が変動しないような大きさの熱容量を有し、かつ、ヒートパイプ11の第1部分11aの先端部11a1を測定空間101内部の環境下における露点以下まで冷却可能な放熱量を有するように設計されている。
具体的には、放熱部13は、ヒートパイプ11を上下から挟む2つの部材、すなわち、上部部材21と、下部部材22とを備える。
上部部材21と下部部材22とは、基本的には上下対称の形状を有する。すなわち、上部部材21は、下側に開放された凹部を有する本体部21aと、本体部21aの上面から上方に突出する複数の細い棒状の冷却フィン21bとを備える。一方、下部部材22は、上側に開放された凹部を有する本体部22aと、本体部22aの下面から下方に突出する複数の棒状の冷却フィン22bとを備える。上部部材21と下部部材22とは、それぞれの本体部21a、22aが互いに上下に重ね合わせされた状態でネジ26によって結合されている。
また、上部部材21の本体部21aと下部部材22の本体部22aとが結合された状態では、それぞれの凹部が互いに連通することにより、空間部23が形成されている。空間部23内部には、伝熱グリスなどの熱伝導性を有する充填材24が充填されている。放熱部13には、空間部23に連通する開口25が形成されている。この開口25を通して、ヒートパイプ11の第2部分11bの端部11b1およびその近傍部分が空間部23内部に挿入される。ヒートパイプ11の第2部分11bの熱は、充填材24を介して上部部材21および下部部材22に伝達される。上部部材21および下部部材22に伝達された熱は、それぞれの冷却フィン21b、22bからチャンバ100の外部空間103へ放出される。
このように、上記の放熱部13では、ヒートパイプ11の第2部分11bの熱を充填材24を介して上部部材21および下部部材22に良好に伝達することが可能である。しかも、上部部材21および下部部材22はそれぞれ複数の針状の冷却フィン21bを備えており、これらの上部部材21および下部部材22によって、ヒートパイプ11の上下両方に広範囲に放熱することができるので、放熱部13の放熱効果は、従来の平板状のヒートシンクと比較して大幅に向上している。
上記の第1実施形態のヒートパイプ温度測定部5を備えた湿度計構成部材の特徴は以下の(1)〜(5)の通りである。
(1)
第1実施形態の湿度計構成部材では、ヒートパイプ11における測定空間101に配置される第1部分11aの表面に温度センサ12が取り付けられ、これら第1部分11aおよび温度センサ12が保護管14によって覆われているので、測定空間101内部におけるヒートパイプ11の腐食および温度センサ12の脱落を防止することができる。
しかも、ヒートパイプ11の第1部分11aは、充填材15を介して保護管14に熱的に接続、すなわち、保護管14から熱が伝導されるように熱伝導性の充填材15を介して当該保護管14の内面14eに接触しているので、空気層を介在させずに保護管14からヒートパイプ11へ熱を伝導することが可能である。したがって、ヒートパイプ11に取り付けられた温度センサ12によって得られる測定温度と測定空間101内部の実際の温度との間のずれが低減する。そのため、温度センサ12における測定空間101内部の温度変化に対する追従性が向上し、湿度演算に用いるヒートパイプ温度の正確な測定が可能になる。
(2)
しかも、第1実施形態の湿度計構成部材では、ヒートパイプ11と保護管14との間に充填材15が充填されるので、ヒートパイプ11の第1部分11aと保護管14とを密着させる作業が必要がなくなり、組み立て作業性が向上する。
(3)
第1実施形態の湿度計構成部材では、温度センサ12は、ヒートパイプ11の第1部分11aの表面と保護管14との間に挟まれて保持されているので、温度センサ12がヒートパイプ11の表面から脱落するおそれが低減し、温度センサ12の保持状態を安定させることが可能である。
(4)
上記第1実施形態の湿度計構成部材では、伝熱部材としてヒートパイプ11が採用されている。ヒートパイプ11は、通常、熱伝導性の良い銅で製造されているので、測定空間に露出した状態で環境試験を使用すればとくに腐食しやすいが、上記の第1実施形態では、伝熱部材であるヒートパイプの第1部分が保護管によって覆われているので、測定空間101内部におけるヒートパイプの腐食を防ぐことができる。
(5)
第1実施形態の湿度計構成部材では、保護管14が耐腐食性を有する金属によって製造されているので、当該保護管14は測定空間101の内部に露出しても腐食しにくい。
また、第1実施形態の湿度計1では、上記の湿度計構成部材によって測定されたヒートパイプ温度と乾球温度測定部4によって測定された乾球温度とに基づいて演算部32が演算を行うことにより、正確な湿度の測定が可能になる。
さらに、第1実施形態の環境試験装置では、上記の湿度計1によって正確に測定された湿度に基づいて、測定空間101内部においてより細かい湿度条件で環境試験を行うことが可能である。
(第2実施形態)
上記の第1実施形態では、ヒートパイプ11の第1部分11aは、保護管14から熱が伝導されるように、充填材15を介して当該保護管14の内面14eに間接的に接触しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、以下の第2実施形態のように、ヒートパイプ11の第1部分11aが保護管の内面に密着することによって直接的に接触するようにしてもよい。
第2実施形態の湿度計は、図1に示される第1の実施形態の湿度計1の構成のうち、湿度計構成部材のヒートパイプ温度測定部5が、図7〜9に示されるヒートパイプ温度測定部40に置き換わった構成を有している。その他の構成は、図1に示される第1の実施形態の湿度計1の構成と共通しているので、説明を省略する。
図7〜9に示される湿度計構成部材のヒートパイプ温度測定部40では、温度センサ12が存在していない場所において、ヒートパイプ11の第1部分11aが保護管44の内面に密着することによって直接的に接触している。温度センサ12が存在している場所では、第1部分11aと保護管44との間に温度センサ12が挟持されている。その他の点では、第1実施形態のヒートパイプ温度測定部5の構成と共通しているので、説明を省略する。
なお、図7〜9では、温度センサ12は、ヒートパイプ11の下側に配置されている例が示されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ヒートパイプ11の表面に取り付けられていればよい。
ヒートパイプ11のうちチャンバ100の測定空間100内部に配置される第1部分11aの周面は、保護管44の内面44eに密着することにより、保護管44の内面44eに熱的に接続されている。
ここで、ヒートパイプ11の第1部分11aの周面の少なくとも一部が保護管44の内面に密着するようにすれば、ヒートパイプ11と保護管44との熱的な接続が得られる。
その他の点では、保護管44は、第1実施形態の保護管14と同じ構成を有する。
図7〜9に示されるヒートパイプ温度測定部40では、ヒートパイプ11の第1部分11aの端部11a1に上記の温度センサ12が取り付けられ、かつ、当該第1部分11aが保護管44の開口44cを通して空間部44dに挿入された状態で、ヒートパイプ11の第1部分11aと保護管44の内面44eとが密着するように加工される。
例えば、保護管44に手で押し込んで挿入可能な外径を有するヒートパイプ11を用意し、そのヒートパイプ11の第1部分11aを保護管44内部に挿入した後、密閉された管であるヒートパイプ11を加熱してヒートパイプ11内部の熱伝導媒体を熱膨張させ、当該ヒートパイプ11を温度センサ12に沿うように塑性変形(いわゆるバルジ成形)させることにより、保護管44の内面44eと密着させる。これにより、ヒートパイプ11の第1部分11aの外周面全体を保護管44の内面44eに容易かつ確実に密着させることが可能である。なお、保護管44とヒートパイプ11との間に充填材を充填してもよい。
ヒートパイプ11の第1部分11aの外周面全体が保護管44の内面44eに密着した状態では、温度センサ12は、図8〜9に示されるように、ヒートパイプ11の第1部分11aの表面と保護管44との間に挟まれて保持されるので、ヒートパイプ11の表面から脱落するおそれを低減している。
また、他の密着方法として、例えば、ヒートパイプ11の第1部分11aを保護管44に挿入後、保護管44を外側から内側へ部分的に凹ませることによりートパイプ11の第1部分11aを保護管44の内面44eに部分的に密着させてもよい。また、その場合、保護管44とヒートパイプ11とが密着していない他の部分には隙間が生じているので、その隙間に熱伝導性の充填材を充填することにより、熱伝導性の向上を図ることが可能である。
以上のように、第2実施形態のヒートパイプ温度測定部40を備えた湿度計構成部材では、ヒートパイプ11の第1部分11aが保護管44の内面44eに密着することにより、保護管44の内面44eから熱伝導可能に接触され、すなわち、熱的に接続されている。これにより、保護管44からヒートパイプ11へ熱を直接伝導させることが可能である。したがって、温度センサ12における測定空間101内部の温度変化に対する追従性が向上し、湿度演算に用いるヒートパイプ温度の正確な測定が可能になる。
また、上記の第2実施形態の湿度計構成部材においても、第1実施形態の湿度計構成部材における前述の特徴(1)および(3)〜(5)に記載されている作用効果を奏することが可能である。
なお、上記第1および第2実施形態では、チャンバ100の測定空間101の内部と外部との間で熱伝導が可能な伝熱部材の一例として、ヒートパイプ11を例に挙げて説明しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、作動流体が封入されるとともにヒートパイプ現象を生じさせ得るように構成されていれば、他の構造の伝熱部材を用いてもよい。
また、上記第1および第2実施形態における放熱部13は、上部部材21および下部部材22の本体部21a、22aの凹部によって形成された空間部23に伝熱グリスなどの充填材24が充填され、充填材24を介してヒートパイプ11から上部部材21および下部部材22への熱伝達を行っているが、本発明はこれに限定されるものではない。放熱部13の変形例として、中実のブロック状の放熱部品に溝または穴を形成し、ヒートパイプ11を溝または穴の内面に密着させることにより、ヒートパイプ11から放熱部品への伝熱性を向上させてもよい。
また、上記第1および第2実施形態における保護管14、44は、ヒートパイプ11のうちチャンバ100の測定空間101内部に配置される第1部分11aだけでなく、断熱壁102を貫通する第3部分11cも覆っているが、本発明はこれに限定されるものではなく、保護管14、44が第1部分11aだけを覆うようにしてもよい。また、測定空間101外部に配置される第2部分11bに保護管14、44を設けてもよい。
1 湿度計
2 測定部
11 ヒートパイプ
11a 第1部分
11b 第2部分
12 温度センサ(温度検出部)
13 放熱部
14 保護管
14e 保護管の内面
15 充填材
44 保護管
44e 保護管の内面
100 チャンバ
101 測定空間
102 断熱壁
103 外部空間

Claims (7)

  1. 測定空間における湿度を測定するための湿度計構成部材であって、
    作動流体が封入されるとともにヒートパイプ現象を生じさせ得るように構成され、前記測定空間に配置される第1部分と、前記測定空間から断熱された外部空間に配置される第2部分とを有し、当該第1部分と第2部分との間で熱が伝される伝熱部材と、
    前記伝熱部材の前記第1部分の表面に取り付けられ、当該第1部分の温度を検出する温度検出部と、
    前記伝熱部材の前記第1部分および前記温度検出部を覆う保護管と、
    前記伝熱部材の前記第2部分に接続され、当該第2部分から熱を受けて前記外部空間に放熱する放熱部と
    を備え、
    前記伝熱部材の前記第1部分は、前記保護管に熱的に接続されており、
    前記温度検出部は、前記伝熱部材の第1部分の表面と前記保護管との間に挟まれて保持されている、
    湿度計構成部材。
  2. 前記伝熱部材と前記保護管との間に、熱伝導性の充填材が充填され、
    前記伝熱部材の第1部分は、前記充填材を介して前記保護管に熱的に接続されている、
    請求項1に記載の湿度計構成部材。
  3. 前記伝熱部材の第1部分の周面の少なくとも一部は、前記保護管の内面に密着している、
    請求項1に記載の湿度計構成部材。
  4. 前記伝熱部材は、ヒートパイプである、
    請求項1からのいずれかに記載の湿度計構成部材。
  5. 前記保護管は、耐腐食性を有する金属によって製造されている、
    請求項1からのいずれかに記載の湿度計構成部材。
  6. 測定空間における湿度を測定するための湿度計であって、
    請求項1からのいずれかに記載の湿度計構成部材と、
    前記測定空間の乾球温度を測定する乾球温度測定部と、
    前記湿度計構成部材で測定された前記第1部分の温度と、前記乾球温度測定部で測定された前記測定空間の乾球温度とに基づいて、前記測定空間の湿度を演算する演算部と
    を備えている湿度計。
  7. 外部空間から断熱された前記測定空間を有するチャンバと、
    前記測定空間の温度および湿度を制御する制御部と、
    測定空間における湿度を測定するための湿度計と
    を備えており、
    前記湿度計は、請求項1からのいずれかに記載の湿度計構成部材と、前記測定空間の乾球温度を測定する乾球温度測定部と、前記湿度計構成部材で測定された前記第1部分の温度と前記乾球温度測定部で測定された前記測定空間の乾球温度とに基づいて、前記測定空間の湿度を演算する演算部とを有する、
    環境試験装置。
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