JPS62231971A - 光書込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、変調可能な発光手段と結像素子からなる光書
込み装置に関する。

従来の技術 光書込み装置に使用する結像素子は、光の利用効率を高
めるためには開口率の高いことが必要である。発光手段
を書込幅にわたって列状に配列し、感光体を移動又は、
回転させながら光書込を行う光書込み装置では、結像素
子としてロッドレンズアレイが用いられるが、前述の理
由から５ＬＡ−２０，５ＬＡ−１２等の高開口率のもの
が用いられる。これらのロッドレンズアレイは焦点距離
が短いため、ロッドレンズアレイと感光体の距離は４〜
８＃と非常に短い。このような光書込み装置を感光体と
対向して設けてなる電子写真プリンタでは、感光体周辺
にただよう現像剤により結像素子が汚され、光量が低下
することによる濃度の低下、おるいは地肌かぶりが発生
していた。この現像剤による結像素子の汚れの発生は光
書込み装置の作動時よりも、むしろスタンバイ時及び停
止時において、浮遊する現像剤が付着し、徐々に堆積す
ることの奇与が大ぎいことがわかった。

結像素子の汚れを回避するための手段として、例えば特
開昭６０−４８３８４号公報に１はシール法を利用する
装置が開示されている。その装置は、第７図に示される
構造を有してあり、発光手段１が発した光は結像素子２
を介して感光体に投影される。結像素子の周囲には、結
像素子を取り囲むようにブラシ３が設けられており、そ
れによって、結像素子の感光体に対向する面の汚れが防
止される。また、操作が終わるごとにレンズを回転して
清掃する装置も提案されている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら前者の場合はブラシの毛の間隙を通して現
象剤の微小粒子が結像素子に付着するので、結像素子の
汚れを完全に防止することは不可能である。また、感光
体面にブラシを摺擦させて操作すると電子写真感光体表
面に分布する電荷がリークしたり、潜像が乱れたりする
ことがあった。

又、摺擦されないようにして操作すると、現像剤が移動
／回転する感光体周辺に沿う窒気流に運ばれて結像素子
下面に付着するという問題点があった。

また、後者の場合は、レンズを回転させるための機構か
複雑となるのみならず、取付は位置の精度が要求される
レンズを回転させるから、取付は位置の精度を保つ上で
好ましくない。

本発明は、上記の問題点に鑑み為されたもので、本発明
の目的は、簡単な構成によって、結像素子下面の汚れを
防止又は除去できる小型で軽量の光書込み装置を提供す
ることにおる。

問題点を解決するための手段 本発明における上記の目的は、画像情報に対応して変調
可能な発光手段と、発光手段の光源を感光体上に投影す
るための結像素子からなる光書込′み装置において、該
結像素子の感光体ｆｆ１１１近傍に、結像素子のための
可動防塵部材を設けることによって達成される。

本発明の具体的な態様を図面によって説明する。

第１図は、本発明の光書込み装置における可動防塵部材
の一例を説明するための説明図でおり、光書込み装置は
、画像情報に対応して変調可能な発光手段］と発光手段
の光源を感光体上に投影する結像素子２とより構成され
ている。除塵部材４は、可動防塵部材例えばブラシある
いはゴム状物よりなり、回転部材５を軸として回転自在
に設けられている。回転部材５は結像素子の近傍にその
光路を遮ぎらない位置に設けており、そして、光書込み
作動中は光路を遮らない位置に除塵部材４を保持するよ
う構成されている。

本発明の他の態様として第４図に示す如く、結像素子の
近傍に結像素子の感光体に対向する面を覆う可動防塵部
材を設けてもよい。この可動防塵部材は開閉機構と遮蔽
部材とより構成されている。

作用 本発明の光書込み装置において、可動防塵部材が、第１
図に示される如く回転部材と除塵部材とより構成されて
いる場合には、除塵部材４は、光書込み作動中は結像素
子の光路を遮らない位置に設けられた回転部材５により
、結像素子の表面から離れた位置に保持されており、そ
して光書込み作動以外の適宜の時点で回転部材５の回転
により結像素子の感光体に対向する面を払拭するよう作
動し、それによって結像素子表面に付着、堆積した現象
剤を佛拭って結像素子表面を清浄化する。

また、遮蔽部材と開閉機溝よりなる可動防塵部材を設け
た場合には、光書込み作動中は、遮蔽部材が開閉機構に
よって結像素子の光路を遮ざらないよう回動する。そし
て光書込み作動以外の時点では、結像素子の感光体に対
向する面は遮蔽部材によって覆われ、それによって結像
素子の表面に現像剤が付着堆積するのを防止する。

実施例 以下第２図ないし第５図によって不発明の光書ぎ込み装
置の実施例を説明する。

第２図ないし第５図は、本発明の可動防塵部材を設けた
光書込み装置の話路断面図である。

第２図において、１は発光手段でおり、２は結象素子で
おる。可動防塵部材は回転体９とシリコンゴムブレード
７より、構成され、シリコーンゴムブレード７は、結像
素子の光路から僅かにはずれた位置に設けられた回転体
９に回転可能に取り付けられている。シリコーンゴムブ
レードは、結像素子下面、即ち感光体に対向する面の全
面を払拭できるような長さ及び幅のものが選ばれる。シ
リコーンゴムブレードは、光書込み作動中は結＠素子２
の光路を遮らず、かつ感光体６に接触しない位＠（例え
ばＡの位置）に浄土してあり、そして払拭作動が開始さ
れると、回転体は一担、反時計廻りに回転してシリコー
ンゴムブレードの先端を結像素子下面の一端に接触させ
、次いで時計廻りに回転して結像素子下面の全面を払拭
するよう作動する。この往復回転運動は、例えば図示し
ていない電磁石と回転体上に設けられたピンによって実
現することができる。

上記の光書込み装置においては、シリコーンゴムブレー
ドによる払拭の作動は一千枚ないし一万枚の光書込み操
作に一度行えば充分でおる。結像素子表面の汚れの度合
は、光書込みを実施した紙の枚数だけではなく、装置の
電源投入時間にも依存するので、払拭作動はこの両者を
考慮してマイクロコンピュータ−で１ｌｉｉｌ　ｉｌｌ
　して行うのが望ましい。

第３図に示された実施例においては、可動防塵部材は、
回転体９の周面にナイロンブラシ８が植毛され又板材に
より挟み込まれて保持された構造になっている。

この実施例の光書込み装置においては、ナイロンブラシ
による払拭作動は、数百枚の光闇込み操作に一度行う必
要がある。しかし、ナイロンブラシには現像剤が付着し
にくいので、人手による保守の必要はないという利点が
ある。現像剤の付着防止を確実にするために、ナイロン
ブラシの毛をはたくフリッカ−バーを、ナイロンブラシ
の回転範囲内に設けてもよい。

なあ、はたき落された現像剤の微小粒子は感光体により
運び去られるので、払拭操作は、象の形成に奇与しない
位置に感光体面が可動防塵部材近傍に位置した時点を見
計らって行えばよい。第２図及び第３図においては、感
光体としては、ドラム状のものを示しているが、板状、
ベルト状等、他の形状のものも使用できることは勿論の
ことである。

また、除塵部材は回転体に一個取り付けたものを示して
いるが、回転体の周りに複数個取付けてもよい。

さらに、除塵部材は往復回転運動のみならず、単純回転
運動を行うよう、構成されていてもよい。

第４図に示される実施例においては、可動防塵部材は遮
蔽部材と開閉機溝より、構成されている。

に取付けられた回転軸１５に軸架され、その一端にはコ
イルばねが取付けられ、ざらに適当な位置にソレノイド
１２が取付けられている。

シャッター１１は、光書込み作動時には、ソレノイド１
２の作用によって開かれ、光書込み作動以外の時点では
コイルばねの作用によって閉ざされる。

第５図に示された実施例における可動防塵部材において
は、シャッターの開閉機構の部材として磁石が使用され
ている。そして、シャッター１１は、光書込み作動時に
は、ソレノイド１２の作用によって聞かれ、光書込み作
動以外の時点では磁石１４の作用によって閉ざされる。

シトツタ−の作動状態の例を、第６図に示す。

すなわら、シャッターには開口か設けられてあり、シャ
ッターは、光書込み作動時には（ａ）に示されるごとく
結像素子の下にくるように移動し、それ以外の時点では
、（ｂ）に示される如く結像素子を閉ざす状態になる。

発明の効果 本発明の光書込み装置は、上記のような可動防塵部材を
設けてなるから、簡易４廚Ｒて結像素子の感光体に対向
する面の現象剤による汚れの付着、堆積を除去又は防止
することかでき、したがって、長期間の操作でも光量低
下のない安定した画像が常に１ｑられるという効果を生
じる。

又、結像素子が汚れるたびごとに結像素子を取り外して
清掃する必要がなく、ざらに、結像素子自体を回転させ
て清掃する必要もないので、結像素子取り付は精度を維
持しやすい。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の光書込み装置における可動防塵部材
の講成を示す説明図であり、第２図ないし第５図は、本
発明の実施例の断面図であり、第６図は、シャッターを
有する本発明の光書き込み装置を、感光体側から見た場
合のシャッターの作動状態を示す説明図、第７図は、従
来の結象素子汚れ防止装置を有する光書込み装置の断面
図で必る。 １・・・発光手段、２・・・結＠素子、３・・・ブラシ
、４・・・除塵部材、５・・・回転部材、６・・・感光
体、７・・・シリコーンゴムブレード、８・・・ナイロ
ンブラシ、９・・・回転体、１０・・・セルフォックレ
ンズ保持部材、１１・・・シャッター、１２・・・ソレ
ノイド、１３・・・コイルばね、１４・・・磁石、１５
・・・回転軸。 泥１０ シャッター ％７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像情報に対応して変調可能な発光手段と、発光
   手段の光像を感光体上に投影するための結像像素子から
   なる光書込み装置において、該結像素子の感光体側近傍
   に結像素子のための可動防塵部材を設けたことを特徴と
   する光書込み装置。
2. （２）可動防塵部材が、可とう性払拭部材を側面に有す
   る回転部材であって、該回転部材が結像素子近傍の光路
   を遮らない位置に設けられたものである特許請求の範囲
   第１項に記載の光書込み装置。
3. （３）可動防塵部材が、結像素子の非動作時に結像素子
   を覆う覆い部材である特許請求の範囲第１項に記載の光
   書込み装置。