JPS62231863A - 倍力装置の反力機構 - Google Patents
倍力装置の反力機構Info
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- JPS62231863A JPS62231863A JP61073900A JP7390086A JPS62231863A JP S62231863 A JPS62231863 A JP S62231863A JP 61073900 A JP61073900 A JP 61073900A JP 7390086 A JP7390086 A JP 7390086A JP S62231863 A JPS62231863 A JP S62231863A
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- booster
- reaction force
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Links
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 title claims abstract description 54
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims description 13
- 230000004044 response Effects 0.000 claims abstract description 5
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 6
- 230000008859 change Effects 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 2
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
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- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Systems And Boosters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A1発明の目的
+11 産業上の利用分野
本発明は、主として自動車のブレーキマスクシリンダや
クラッチマスクシリンダの作動のために用いられる倍力
装置において、その出力の大きさを操縦者に感知させる
ための反力機構に関し、特にブースタピストンの前面に
開口する段付収容孔の小径孔に入力杆に連なる入力ピス
トンを、またその大径孔に弾性を有する反力ピストン、
及びこの反力ピストンを挟んで入力ピストンに対向し且
つ出力杆に連なる出力ピストンをそれぞれ摺合してなる
反力機構の改良に関する。
クラッチマスクシリンダの作動のために用いられる倍力
装置において、その出力の大きさを操縦者に感知させる
ための反力機構に関し、特にブースタピストンの前面に
開口する段付収容孔の小径孔に入力杆に連なる入力ピス
トンを、またその大径孔に弾性を有する反力ピストン、
及びこの反力ピストンを挟んで入力ピストンに対向し且
つ出力杆に連なる出力ピストンをそれぞれ摺合してなる
反力機構の改良に関する。
(2)従来の技術
かかる反力機構は、例えば実公昭58−48923号公
報に開示されているように、既に知られている。
報に開示されているように、既に知られている。
(3)発明が解決しようとする問題点
従来の反力機構では、入力ピストン及び反力ピストン間
の接触面積、反力ピストン及び出力ピストン間の接触面
積はそれぞれ常に一定であるため、反力比も一定であり
、したがって、入力と出力の関係を表す倍力特性は、第
3図に線mで示すように、倍力限界点pに達するまで変
わらず、倍力限界点pを過ぎると極端に低下するため、
操縦者に違和感を与える欠点がある。
の接触面積、反力ピストン及び出力ピストン間の接触面
積はそれぞれ常に一定であるため、反力比も一定であり
、したがって、入力と出力の関係を表す倍力特性は、第
3図に線mで示すように、倍力限界点pに達するまで変
わらず、倍力限界点pを過ぎると極端に低下するため、
操縦者に違和感を与える欠点がある。
本発明は、かかる事情に迄みてなされたもので、倍力特
性の極端な変化を無くし、倍力限界点を過ぎても操縦者
に違和感を与えず、常に良好な操作フィーリングを感じ
させることができる前記反力機構を提供することを目的
とする。
性の極端な変化を無くし、倍力限界点を過ぎても操縦者
に違和感を与えず、常に良好な操作フィーリングを感じ
させることができる前記反力機構を提供することを目的
とする。
B1発明の構成
fll 問題点を解決するための手段上記目的を達成
するために、本発明は、入力ピストン及び反力ピストン
間に、出力杆が負荷側から受ける反力の増大に応じて反
力ピストンとの接触面積を増加させるように変形する弾
性部材を介装したことを特徴とする。
するために、本発明は、入力ピストン及び反力ピストン
間に、出力杆が負荷側から受ける反力の増大に応じて反
力ピストンとの接触面積を増加させるように変形する弾
性部材を介装したことを特徴とする。
(21作 用
出力杆が負荷側から受ける反力が増大すると、それに応
じて反力ピストン及び弾性部材が変形して両者の接触面
積が増加するので、反力比は減少してい<、シたがって
倍力特性は、倍力限界点に達する前から低下し始めるの
で、倍力限界点を過ぎても倍力特性が極端に低下するこ
とはない。
じて反力ピストン及び弾性部材が変形して両者の接触面
積が増加するので、反力比は減少してい<、シたがって
倍力特性は、倍力限界点に達する前から低下し始めるの
で、倍力限界点を過ぎても倍力特性が極端に低下するこ
とはない。
(3)実施例
以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、自動車のブレーキ用倍力装置S
は、そのブースタシェル1の後壁において車体のダッシ
ュボー1−Dに支持され、ブースタシェル1の前面には
この倍力装置Sによって作動されるブレーキマスクシリ
ンダMが付設される。
、先ず第1図において、自動車のブレーキ用倍力装置S
は、そのブースタシェル1の後壁において車体のダッシ
ュボー1−Dに支持され、ブースタシェル1の前面には
この倍力装置Sによって作動されるブレーキマスクシリ
ンダMが付設される。
ブースタシェルlの内部は、ブースタピストン2及びそ
の背面に接合されたダイヤフラム3により前部の第1作
動室Aと後部の第2作動室Bとに区画され、第1作動室
Aはブースタシェルlの前面に立設された負圧導入管4
を介して負圧源である内燃機関の吸気マニホールド(図
示せず)内と常時連通している。この第1作動室Aには
、ブースタピストン2を後退方向、即ち第2作動室B側
へ弾発する戻しばね6が縮設される。
の背面に接合されたダイヤフラム3により前部の第1作
動室Aと後部の第2作動室Bとに区画され、第1作動室
Aはブースタシェルlの前面に立設された負圧導入管4
を介して負圧源である内燃機関の吸気マニホールド(図
示せず)内と常時連通している。この第1作動室Aには
、ブースタピストン2を後退方向、即ち第2作動室B側
へ弾発する戻しばね6が縮設される。
ブースタピストン1は、その後壁に延長筒1aを有して
おり、その後壁1bに大気導入口5が穿設される。
おり、その後壁1bに大気導入口5が穿設される。
ブースタピストン2には、その中心部後面から軸方向に
突出する弁筒7が一体に形成されており、この弁筒7は
前記延長筒1aに平軸受8を介して摺動自在に支承され
、そしてその後端を前記大気導入口5に向けて開放して
いる。この弁筒7の前部内壁に環状の第1弁座91が形
成される。
突出する弁筒7が一体に形成されており、この弁筒7は
前記延長筒1aに平軸受8を介して摺動自在に支承され
、そしてその後端を前記大気導入口5に向けて開放して
いる。この弁筒7の前部内壁に環状の第1弁座91が形
成される。
弁筒7内の前部には、入力杆11の前端に連結した弁ピ
ストン10が摺合され、この弁ピストン10の後端に前
記第1弁座9.に囲繞される環状の第2弁座9□が形成
される。入力杆11の後端はブレーキペダルBpに連結
される。
ストン10が摺合され、この弁ピストン10の後端に前
記第1弁座9.に囲繞される環状の第2弁座9□が形成
される。入力杆11の後端はブレーキペダルBpに連結
される。
入力杆11は、弁筒7において戻しばね12により後退
方向に弾発されており、ブースタピストン2が後退限に
あるときの入力杆11の後退限を規制するために、前記
端壁1bの内面に当接するストッパ板13が入力杆11
に螺合して取付られる。このストッパ板13は入力杆1
1の後退位置を調節し得るように、その取付位置が変え
られ゛るようになっている。
方向に弾発されており、ブースタピストン2が後退限に
あるときの入力杆11の後退限を規制するために、前記
端壁1bの内面に当接するストッパ板13が入力杆11
に螺合して取付られる。このストッパ板13は入力杆1
1の後退位置を調節し得るように、その取付位置が変え
られ゛るようになっている。
このストッパ板13には、これが前記大気導入口5を閉
塞しないように通気孔15が穿設される。
塞しないように通気孔15が穿設される。
弁筒7には両端を開放した筒状の弁体20が収納される
。この弁体20はゴム等の弾性材料より成形されたもの
で、後端のビード部20aから薄肉のダイヤフラム部2
0bを半径内方へ延出し、その内周端に厚肉の弁部20
Cを連設してなる。
。この弁体20はゴム等の弾性材料より成形されたもの
で、後端のビード部20aから薄肉のダイヤフラム部2
0bを半径内方へ延出し、その内周端に厚肉の弁部20
Cを連設してなる。
ビード部20aは弁筒7とそれに嵌着された弁保持筒2
1との間に挟止され、また弁部20Cは前記第1及び第
2弁座91,9tと対向するように配置される。而して
、弁部20Cはダイヤフラム部20bの変形により前後
に移動することができる。
1との間に挟止され、また弁部20Cは前記第1及び第
2弁座91,9tと対向するように配置される。而して
、弁部20Cはダイヤフラム部20bの変形により前後
に移動することができる。
弁部20Cには環状の補強板22が埋設され、これを弁
部20Gと共に両弁座91,9□に向かつて付勢する弁
ばね23が入力杆11に装着される。
部20Gと共に両弁座91,9□に向かつて付勢する弁
ばね23が入力杆11に装着される。
第1弁座91の外側部はブースタピストン2の通孔24
を介して第1作動室Aに、また第1及び第2弁座98.
9□の中間部は別の通孔25を介して第2作動室Bに、
また第2弁座98の内側部は弁体20内部を介して大気
導入口5にそれぞれ常時連通する。
を介して第1作動室Aに、また第1及び第2弁座98.
9□の中間部は別の通孔25を介して第2作動室Bに、
また第2弁座98の内側部は弁体20内部を介して大気
導入口5にそれぞれ常時連通する。
弁筒7の後方開口部には、大気導入口5からの導入空気
を浄化し得、且つ入力杆11の作動を妨げないように変
形し得るフィルタ26が装着される。
を浄化し得、且つ入力杆11の作動を妨げないように変
形し得るフィルタ26が装着される。
ブースタピストン2の前面中心部には、反力機構Rの段
付収容孔30を持つボス31が穿設される。上記段付収
容孔30は、ボス31の前面に開口する大径孔32と、
その大径孔32の奥に連なる小径孔33とからなり、そ
の小径孔33には入力ピストン34が、また大径孔32
には反力ピストン35及び出力ピストン36がそれぞれ
摺合される。その際反力ピストン35は、他の2つのピ
ストン34,36間に配置される。この反力ピストン2
5はゴム等の弾性材料から成形されている。
付収容孔30を持つボス31が穿設される。上記段付収
容孔30は、ボス31の前面に開口する大径孔32と、
その大径孔32の奥に連なる小径孔33とからなり、そ
の小径孔33には入力ピストン34が、また大径孔32
には反力ピストン35及び出力ピストン36がそれぞれ
摺合される。その際反力ピストン35は、他の2つのピ
ストン34,36間に配置される。この反力ピストン2
5はゴム等の弾性材料から成形されている。
更に小径孔33には弾性部材としての皿ばね37が入力
ピストン34及び反力ピストン35間に介入するように
収納される。そしてこの皿ばね37は、大径部を入力ピ
ストン34の前面に、小径部を反力ピストン35の後面
に埋設された小面積の保護板38にそれぞれ当接させる
。
ピストン34及び反力ピストン35間に介入するように
収納される。そしてこの皿ばね37は、大径部を入力ピ
ストン34の前面に、小径部を反力ピストン35の後面
に埋設された小面積の保護板38にそれぞれ当接させる
。
而して、入力ピストン34、反力ピストン35、出力ピ
ストン36及び皿ばね37によって反力機構Rが構成さ
れる。
ストン36及び皿ばね37によって反力機構Rが構成さ
れる。
前記弁ピストンlOは、小径孔33に突入して入力ピス
トン34の後面に対向する小軸10aを一体に(li&
えており、この小軸10aには、ブースタピストン2の
後退過程で入力杆11の後退限を規制するためのストッ
パ39が止着される。
トン34の後面に対向する小軸10aを一体に(li&
えており、この小軸10aには、ブースタピストン2の
後退過程で入力杆11の後退限を規制するためのストッ
パ39が止着される。
前記出力ピストン36の前面にはスプリングビン40を
介して出力杆41が立設される。この出゛力杆41の先
端部はブースタシェルlの前壁を貫通して、前記ブレー
キマスクシリンダMの作動ピストン42に連接される。
介して出力杆41が立設される。この出゛力杆41の先
端部はブースタシェルlの前壁を貫通して、前記ブレー
キマスクシリンダMの作動ピストン42に連接される。
次にこの実施例の作用を説明すると、第1図は倍力装置
Sの非作動状態を示すもあで、入力杆ll及びブースタ
ピストン2はそれぞれの戻しばね12.6の弾発力によ
り所定の後退位置に保持され、そして弁ピストン10は
第2弁座91を弁部20aの前面辷密接させると共にそ
れを僅かに後方へ変位させて第1弁座9.と弁部20C
間に間隙gを形成している。したがって、常時負圧を蓄
える第1作動室Aは通孔24、間隙g及び通孔25を介
して第2作動室Bと連通し、また弁部20Cの前面開口
部は第2弁座9□により閉鎖されるため、第2作動室B
には第1作動室Aの負2圧が伝達して再作動室A、Bの
負圧が平衡し、ブースタピストン2は戻しばね6の制御
下におかれている。
Sの非作動状態を示すもあで、入力杆ll及びブースタ
ピストン2はそれぞれの戻しばね12.6の弾発力によ
り所定の後退位置に保持され、そして弁ピストン10は
第2弁座91を弁部20aの前面辷密接させると共にそ
れを僅かに後方へ変位させて第1弁座9.と弁部20C
間に間隙gを形成している。したがって、常時負圧を蓄
える第1作動室Aは通孔24、間隙g及び通孔25を介
して第2作動室Bと連通し、また弁部20Cの前面開口
部は第2弁座9□により閉鎖されるため、第2作動室B
には第1作動室Aの負2圧が伝達して再作動室A、Bの
負圧が平衡し、ブースタピストン2は戻しばね6の制御
下におかれている。
いま、車両を制動すべくブレーキペダルBpを踏込み、
入力杆11及び弁ピストン10を前進させればご弁ばね
12により前方へ付勢されている弁部20Cは弁ピスト
ン10の動きに追従して前進して直ちに第1弁座9Iに
着座し、両作動室A。
入力杆11及び弁ピストン10を前進させればご弁ばね
12により前方へ付勢されている弁部20Cは弁ピスト
ン10の動きに追従して前進して直ちに第1弁座9Iに
着座し、両作動室A。
B間の連通を遮断する。これと同時に第2弁座9よは弁
部20Cから離れて第2作動室Bを通孔25及び弁体2
0内部を通して大気導入口5に連通させる。その結果、
第2作動室Bには大気が素早く導入され、該室Bが第1
作動室Aよりも高圧となり、画室A、B間に生じる気圧
差によりブースタピストン2が戻しばね6の弾発力に抗
して前進して、反力ピストン35及び出力ピストン36
を介して出力杆41を前進駆動するので、ブレーキマス
クシリンダMの作動ピストン42が作動され、車両に制
動がかけられる。
部20Cから離れて第2作動室Bを通孔25及び弁体2
0内部を通して大気導入口5に連通させる。その結果、
第2作動室Bには大気が素早く導入され、該室Bが第1
作動室Aよりも高圧となり、画室A、B間に生じる気圧
差によりブースタピストン2が戻しばね6の弾発力に抗
して前進して、反力ピストン35及び出力ピストン36
を介して出力杆41を前進駆動するので、ブレーキマス
クシリンダMの作動ピストン42が作動され、車両に制
動がかけられる。
一方、弁ピストン10の小軸10aがその前進により入
力ピストン34に当接すると、ブレーキマスクシリンダ
Mから出力杆41に作用する反力の一部が、出力ピスト
ン36、反力ピストン35、皿ばね37、入力ピストン
34及び弁ピストン10を介して入力杆11側にフィー
ドバックされ、これにより操縦者は出力杆41の出力、
したがってブレーキマスクシリンダMの制動力の大きさ
を感知することができる。
力ピストン34に当接すると、ブレーキマスクシリンダ
Mから出力杆41に作用する反力の一部が、出力ピスト
ン36、反力ピストン35、皿ばね37、入力ピストン
34及び弁ピストン10を介して入力杆11側にフィー
ドバックされ、これにより操縦者は出力杆41の出力、
したがってブレーキマスクシリンダMの制動力の大きさ
を感知することができる。
ここで、倍力装置Sの反力比について考察するに、その
反力比rは次式によって求めることができる。
反力比rは次式によって求めることができる。
A+
t
但し、A、・・・出力ピストン36及び反力ピストン3
5間の接触面積 A!・・・反力ピストン35及び皿ばね37間の接触面
積 ところで、出力杆41に働く反力が増加すると、反力ピ
ストン35が小径孔33に食み出すように変形し、これ
に伴い皿ばね37は第2図のように扁平化して反力ピス
トン35との接触面Atを増加させていくので、倍力比
rは、出力杆41に働く反力の増大に応じて減少するこ
とになる。
5間の接触面積 A!・・・反力ピストン35及び皿ばね37間の接触面
積 ところで、出力杆41に働く反力が増加すると、反力ピ
ストン35が小径孔33に食み出すように変形し、これ
に伴い皿ばね37は第2図のように扁平化して反力ピス
トン35との接触面Atを増加させていくので、倍力比
rは、出力杆41に働く反力の増大に応じて減少するこ
とになる。
その結果、入力と出力との関係を示す倍力特性は、第3
図に線nで示すように、倍力限界点p″に達する前から
低下し始め、倍力限界点plを過ぎても急激な低下をも
たらさないので、入力杆11の操作に違和感を生じさせ
ない。
図に線nで示すように、倍力限界点p″に達する前から
低下し始め、倍力限界点plを過ぎても急激な低下をも
たらさないので、入力杆11の操作に違和感を生じさせ
ない。
C1発明の効果
以上のように本発明によれば、入力ピストン及び反力ピ
ストン間に、出力杆が負荷側から受ける反力の増大に応
じて反力ピストンとの接触面積を増加させるように変形
する弾性部材を介装したので、出力杆の出力の増大に応
じて反力比を減少させ、これにより倍力特性が倍力限界
点で極端に変化するのを防止することができ、したがっ
て倍力限界点を過ぎても、操縦者に自然な操作フィーリ
ングを与え続けることができる。
ストン間に、出力杆が負荷側から受ける反力の増大に応
じて反力ピストンとの接触面積を増加させるように変形
する弾性部材を介装したので、出力杆の出力の増大に応
じて反力比を減少させ、これにより倍力特性が倍力限界
点で極端に変化するのを防止することができ、したがっ
て倍力限界点を過ぎても、操縦者に自然な操作フィーリ
ングを与え続けることができる。
第1図は本発明の一実施例による自動車のブレーキ用倍
力装置の縦断側面図、第2図はその要部の拡大作動図、
第3図は倍力特性線図で、腺mが従来の反力機構による
特性、線nが本発明の反力機構による特性を示す。 R・・・反力機構、S・・・倍力装置
力装置の縦断側面図、第2図はその要部の拡大作動図、
第3図は倍力特性線図で、腺mが従来の反力機構による
特性、線nが本発明の反力機構による特性を示す。 R・・・反力機構、S・・・倍力装置
Claims (1)
- ブースタピストンの前面に開口する段付収容孔の小径孔
に入力杆に連なる入力ピストンを、またその大径孔に弾
性を有する反力ピストン、及びこの反力ピストンを挟ん
で入力ピストンに対向し且つ出力杆に連なる出力ピスト
ンをそれぞれ摺合してなる、倍力装置の反力機構におい
て、入力ピストン及び反力ピストン間に、出力杆が負荷
側から受ける反力の増大に応じて反力ピストンとの接触
面積を増加させるように変形する弾性部材を介装したこ
とを特徴とする、倍力装置の反力機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61073900A JPS62231863A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 倍力装置の反力機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61073900A JPS62231863A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 倍力装置の反力機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62231863A true JPS62231863A (ja) | 1987-10-12 |
Family
ID=13531536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61073900A Pending JPS62231863A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 倍力装置の反力機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62231863A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04121262A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Toyota Motor Corp | 車両用液圧ブースタ |
US5293808A (en) * | 1989-12-16 | 1994-03-15 | Alfred Teves Gmbh | Vacuum brake power booster |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP61073900A patent/JPS62231863A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5293808A (en) * | 1989-12-16 | 1994-03-15 | Alfred Teves Gmbh | Vacuum brake power booster |
JPH04121262A (ja) * | 1990-09-10 | 1992-04-22 | Toyota Motor Corp | 車両用液圧ブースタ |
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