JPS6223123Y2 - - Google Patents

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JPS6223123Y2
JPS6223123Y2 JP1980006944U JP694480U JPS6223123Y2 JP S6223123 Y2 JPS6223123 Y2 JP S6223123Y2 JP 1980006944 U JP1980006944 U JP 1980006944U JP 694480 U JP694480 U JP 694480U JP S6223123 Y2 JPS6223123 Y2 JP S6223123Y2
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temperature
piezoelectric oscillator
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ambient temperature
oscillator
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、周囲温度の変化に対して発振周波数
を安定に制御することのできる温度補償型の圧電
発振器に関する。
従来より、周囲温度の変化に対する発振周波数
の変動を低減することのできる圧電発振器とし
て、第1図の系統図に示されるような形式の温度
補償型圧電発振器が実用化されている。第1図に
おいて、100は基準電圧発生部、200は基準
電圧発生部100の基準電圧を基に電圧制御圧電
発振部300内の電圧制御可変容量素子(可変容
量ダイオード)に印加すべき制御電圧に変換する
制御電圧変換部、300は圧電発振子、増幅素子
および上述の電圧制御可変容量素子を含む電圧制
御圧電発振部である。この第1図の回路におい
て、電圧制御圧電発振部300の発振周波数の温
度特性は主として圧電発振部300内の圧電発振
子の温度特性によつて左右される。一例として第
2図のような発振周波数−温度特性をもつ圧電発
振子の場合にはその発振周波数−温度特性補償の
ために圧電発振部300内の電圧制御可変容量素
子に印加されるべき制御電圧の温度特性に、第3
図aのような特性を必要とする。従来、第3図a
のような特性は複数次の曲線で近似することによ
り得ていた。第4図に第3図aの特性を得るため
の従来の制御電圧変換部200の構成の一例を示
す。第4図において、201,202,203は
それぞれ抵抗器、204,205,206はそれ
ぞれ感熱抵抗素子であるサーミスタを示す。しか
しながら、圧電発振子の製造ロツト、その他によ
るバラツキや電圧制御圧電発振部300の使用部
品の製造ムラ等により、温度−周波数特性が変つ
てしまうので、これに対応して温度対電圧特性も
第3図のaからb、またはcのように変えねばな
らなくなる。このような特性の変化に対応して制
御電圧を得るには、その特性ごとに第4図の制御
電圧変換部の回路の抵抗やサーミスタ等の素子値
を選定せねばならない。このような素子値の決定
には、複雑な計算が必要となり、一般的にはこの
計算に電算機が用いられる。そのために、この種
の温度補償型圧電発振器の設計費は大きくなり、
かつ製品の標準化が困難となり、結果として価格
が増大し、量産化ができないという欠点があつ
た。また、制御電圧変換部の素子数が多いことも
コストアツプの一原因となり小型化にも適してい
ない。さらに良好な補償特性を得るために直線性
の良好な高価な電圧制御可変容量素子を必要とす
ることもコストアツプの一原因となつていた。
本考案の目的は、上記欠点を除去することにあ
る。
本考案によれば、圧電発振子を有する圧電発振
回路と該圧電発振回路の周囲温度変化による発振
周波数変化を補償する温度補償回路とから構成さ
れた温度補償型圧電発振器において、上記温度補
償回路が、感熱抵抗素子と固定抵抗素とを有して
基準電圧を入力として周囲温度上昇に追従して電
圧値が増加するような周囲温度依存電圧を出力す
る温度依存電圧発生部と、論理素子を有し上記温
度依存電圧発生部からの周囲温度依存電圧が予め
設定されたある周囲温度に対応する電圧より小さ
いか大きいかによつて上記論理素子の出力インピ
ーダンスが変化するように構成された論理回路
と、上記論理素子の出力端と上記圧電発振子との
間に接続された固定容量素子とを含むことを特徴
とする温度補償型圧電発振器が得られる。
本考案に従えば、感熱抵抗素子を1つ使用する
だけでよくしかも直線上の良好な高価な電圧制御
可変容量素子を全く使用しないですむので、素子
値の決定が極めて容易で、かつ設計の標準化とコ
ストダウンが可能で、かつ小型の温度補償型圧電
発振器が実現できる。
次に図面を参照して本考案の実施例の説明す
る。
第5図に示した本考案の一実施例において、水
晶発振子38と増幅素子37とを有する圧電発振
回路400を除いた部分が温度補償回路である。
この温度補償回路は、感熱抵抗素子であるサーミ
スタ23と固定抵抗素子22とを有し基準電圧発
生部100からの安定化された基準電圧を入力と
して周囲温度上昇に追従して電圧値が増加するよ
うな周囲温度依存電圧を出力する温度依存電圧発
生部500と、ナンド(NAND)ゲート30,3
1を有し温度依存電圧発生部500からの周囲温
度依存電圧が増加して予め設定されたある周囲温
度に対応する電圧以上になるとナンドゲート3
0,31の出力インピーダンスが低下するように
構成された論理回路600と、ナンドゲート3
0,31の出力端と水晶発振子38との間に接続
された固定容量素子32,33とを含む。なお、
図において、OUTはこの圧電発振器の出力端
子、Gはアース端子、+Bは正の電源電圧が与え
られる端子である。
周囲温度依存電圧は、論理回路600に加えら
れ、設定されたある温度でナンドゲート30,3
1の出力インピーダンス変化によつて水晶発振子
38の負荷容量を変化させることができ、結果と
して発振周波数をある温度点において制御する。
従つて、発振周波数が周囲温度に依存して変化
し、もし、ある温度から発振周波数が希望する周
波数範囲の外にずれるような場合には、その温度
点における温度依存電圧によつて上記論理回路6
00のナンドゲート30,31の出力インピーダ
ンスが変化するように回路定数を選定しておくこ
とによつて、発振周波数を希望周波数範囲内に制
御することができる。以下、第5図の動作をより
詳細に説明する。
+B端子に与えられる正の電源電圧は、定電圧
ダイオード21により一定の基準電圧に変えられ
て、抵抗器22並びにサーミスタ23により周囲
温度依存電圧に変換される。そしてこの電圧は、
抵抗器24,25並びに抵抗器26,27によつ
てそれぞれ分圧され、抵抗器29,28を介して
ナンドゲート31,30にそれぞれ印加される。
一方ナンドゲート30,31の他の入力端子には
安定な基準電圧によつて、ハイレベルの電圧が加
えられている為、前記印加された入力電圧が増加
していつてスレツシユホールド電圧以上になる
と、ナンドゲート30,31の出力インピーダン
スは低下し、水晶発振子38の負荷容量の一部と
しての固定容量素子32,33の影響が大きくな
り、等価的に水晶発振子38の負荷容量は大きく
なる。従つて、発振器の発振周波数を下げること
が可能である。
第6図AにAT板の水晶発振子の周波数温度特
性の一例を示す。この様な特性を温度補償するた
めには、第6図Bに示す様な周波数変化を温度補
償回路で生じさせる必要がある。
この為には第5図の、抵抗器24,25の比率
ならびに抵抗器26,27の比率を適当に選ぶ必
要がある。すなわち、第6図の温度範囲T1の低
温領域でナンドゲート30が急激なインピーダン
ス変化を生ずるように抵抗器26,27を設定す
る必要があり、第6図の温度範囲T3の高温領域
でナンドゲート31が急激な出力インピーダンス
変化を生ずるように抵抗器24,25を設定する
必要がある。第7図に第6図の発振器の温度特性
の一例を示す。なお、第2図のような周波数温度
特性をもつ水晶発振子の場合には、上述の温度補
償回路において、第6図Aのような周波数変化を
生ぜしめればよい。この際、ナンドゲート30及
び31の代りに、温度依存電圧発生部500から
の周波温度依存電圧が増加していつて予め定めら
れたスレツシユホールド電圧以上になると出力イ
ンピーダンスが高くなる論理素子、例えば、アン
ドゲートを用いればよい。また、ナンドゲート3
0,31の代りにインバータを用いても上記同様
の動作をさせることが可能である。
第8図に、本考案による圧電発振器の他の実施
例を示す。この実施例では第5図の圧電発振回路
400もナンドゲート51,52を用いて構成し
ており、混成IC等に適した構成としている。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温度補償型圧電発振器のブロツ
ク図、第2図は圧電発振子の発振周波数−温度特
性を示す図、第3図は第2図の特性を補償するの
に必要な制御電圧−温度特性を示す図、第4図は
第1図の制御電圧変換部200の構成の一例を示
す回路図、第5図は本考案の一実施例を示す回路
図、第6図は第5図の動作を説明するために用い
た周波数変化−温度特性図、第7図は第6図の発
振器によつて得られた周波数変化率−周囲温度特
性を示す図、8図は本考案による他の実施例を示
す回路図である。 100……基準電圧発生部、400……圧電発
振回路、500……温度依存電圧発生部、600
……論理回路、30,31……ナンドゲート、3
2,33……固定容量素子、38……水晶発振
子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧電発振子を有する圧電発振回路と該圧電発振
    回路の周囲温度変化による発振周波数変化を補償
    する温度補償回路とから構成された温度補償型圧
    電発振器において、上記温度補償回路が、感熱抵
    抗素子と固定抵抗素子とを有し基準電圧を入力と
    して周囲温度上昇に追従して電圧値が増加するよ
    うな周囲温度依存電圧を出力する温度依存電圧発
    生部と、論理素子を有し上記温度依存電圧発生部
    からの周囲温度依存電圧が予め設定されたある周
    囲温度に対応する電圧より小さいか大きいかによ
    つて上記論理素子の出力インピーダンスが変化す
    るように構成された論理回路と、上記論理素子の
    出力端と上記圧電発振子との間に接続された固定
    容量素子とを含むことを特徴とする温度補償型圧
    電発振器。
JP1980006944U 1980-01-25 1980-01-25 Expired JPS6223123Y2 (ja)

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JP1980006944U JPS6223123Y2 (ja) 1980-01-25 1980-01-25

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JPS56111512U JPS56111512U (ja) 1981-08-28
JPS6223123Y2 true JPS6223123Y2 (ja) 1987-06-12

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JP1980006944U Expired JPS6223123Y2 (ja) 1980-01-25 1980-01-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54154247A (en) * 1978-05-26 1979-12-05 Nec Corp Temperature compensating type piezoelectric oscillator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS54154247A (en) * 1978-05-26 1979-12-05 Nec Corp Temperature compensating type piezoelectric oscillator

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JPS56111512U (ja) 1981-08-28

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