JPS62231034A - 解繊送り装置 - Google Patents

解繊送り装置

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Publication number
JPS62231034A
JPS62231034A JP7460886A JP7460886A JPS62231034A JP S62231034 A JPS62231034 A JP S62231034A JP 7460886 A JP7460886 A JP 7460886A JP 7460886 A JP7460886 A JP 7460886A JP S62231034 A JPS62231034 A JP S62231034A
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JP
Japan
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chamber
fiber
air
defibration
defibrating
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Pending
Application number
JP7460886A
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English (en)
Inventor
Noboru Iwata
昇 岩田
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Daiichi Engineering Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は解繊送り装置、より詳細にはビル等の中高層
建築物の建築時において、防火のため建築物の鉄骨に吹
付けられる化学繊維、特に岩綿、ガラスウール、カーボ
ンウール等の無機繊維の解繊装置に関するものである。
(従来の技術) 一般にビル等、中高層建築物の建築時には、石綿等の無
機繊維を解繊してセメントミルクとともに鉄骨に吹付け
ることにより、耐火被膜を形成するようになっている。
上記した解繊を行うには、第8図に示す解繊装置が使用
される。この解繊装置はホッパ7oがら投入される石綿
等の無機繊維を機体71内において解繊し、この解繊さ
れた解繊繊維をプロアより機体71内に送り込まれる空
気にて吐出ロア2へと搬送して、同吐出ロア2に連結し
たチューブ73により機体71外へと圧送するものであ
る。この後、解繊繊維はチューブ73を通過したのち、
セメントミルクとともに、ノズルにより噴霧状に吹付け
られる。
上述した解繊装置は第9図に示すよう、機台71の解繊
室74内において、ビッカ75を回動させることにより
、同ピッカ75の攪拌軸76にて無機繊維を攪拌して解
繊する。すると、解繊された無機繊維は前記解繊室74
の下部の開ロア7を経て送検室78内に送られ、この送
検室78内で回動するロータリーバルブ79のフィン7
9aの作用にて下方の堆積溝80に送られる。そして、
無機繊維は前記堆積溝80内に堆積し、これを通過する
空気にて吐出ロア2へと圧送されるものである。
しかし、上記の解繊装置では堆積溝80がロータリーバ
ルブ79のフィン79aと平行に設けられているため、
ロータリーバルブ79の回転時にフィン79aにて搬送
される無機繊維が堆積溝80の全長にわたって同時に落
下する。すると、無ja繊維が堆積溝80内に堆積して
、堆積溝80内における空気の流通抵抗が大きくなる。
従って、前記機台71内における無機繊維の搬送効率が
低下する。また、前記堆積溝80内の無機繊維の一部は
堆積溝80内に留まるため、ホッパ70から投入した無
機繊維の全量が吐出ロア2から排出されず、無機繊維の
回収効率が低下するという問題点がある。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は上記したように、無機繊維の搬送効率が低下
するとともに、投入した無機繊維の回収効率が低いとい
う問題点を解決しようとする問題点を解決しようとする
ものであり、その目的は無8!繊維の搬送効率及び回収
効率に優れる解繊送り装置を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本願第1発明は上記した問題点を解決するために、無機
繊維Fを解繊するための解繊室23と、同解繊室23か
ら無機繊維Fが送られる送検室30とを備え、さらにこ
の送検室30内には無機繊維Fを下方に搬送するための
ロータリーバルブ35を回転可能に設けるとともに、送
検室30の下面には長さ方向に延び、かつ両端が空気流
通用の送気口■及び吐出口Oに連結された堆積溝40を
凹設し、前記堆積溝40はロータリーバルブ35の回転
時にそのフィン37が吐出口O側から徐々に送気口I側
へと接近するように斜状をなすように構成したものであ
り、本願第2発明においては上記第1発明の構成に加え
て、堆積溝40内に一端が送気口■に連通ずるとともに
、他端が吐出口0から若干離間するU字形状のノズル部
材41を設けたものである。
(作用) 上記した手段を採用したことにより、本願第1発明は送
検室30内においてロータリーバルブ35のフィン37
にて下方に搬送される無機繊維Fが堆積溝40の吐出口
O側から送気口■側へと徐々に落下して、堆積溝40内
を通過する空気によって吐出口O内に排出されるもので
ある。また、本願第2発明においては堆積溝40の吐出
口○側に堆積した無機繊維Fがノズル部材41の後端か
ら噴出される空気によって吐出口0内に圧送され、この
あと送気口I側に堆積した無機繊維Fが堆積溝40内を
通過する空気によって吐出口0側に送られる。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1〜7図に従って詳述す
る。
第2図はこの発明に係る解繊送り装置の機台1を示すも
のであり、その下部に設けた送気口Iにはブロア2(第
7図)から延びる送気パイプ2aが連結されている。な
お、前記送気口■はその上面が空気進行方向はど高くな
るテーパ状をなしている。
また、機台1のケーシング3上面の開口4外側縁部には
上方に突出するホッパ5が設けられ、同ホッパ5の下方
には両側壁6、前後壁7.8及び底壁11にて包囲され
た第1解繊室9が設けられている。また、これら壁6,
7,8.11とケーシング3内壁との間には駆動室IO
が設けられている。
なお、第3.6図に示すように、機台1の一側縁上部に
は載置台Pが折畳み可能に取付けられている。このi3
!置装Pは送り装置の作動時において、第3図に示すよ
う伸延状態に保持され、ホッパ5に投入される化学繊維
、特に岩綿等の無機繊維Fが塊状のまま載置されるもの
である。
第2図に示すように、前記第1解繊室9内の上部におい
て、前後両壁7,8間には一次ピツカ12が回転可能に
架設されている。第4図に示すように、この−次ピツカ
12は、四角柱状をなす回転軸13と、同回転軸13か
ら上下方向及び水平方向に交互に突出するように列設さ
れ複数個の四角柱状の攪拌羽根14とにて構成されてい
る。なお、この−次ピツカ12は回転時に、ホッパ5か
ら第1解繊室9内に投入された無機繊維Fを粗く解繊す
るものである。
第2図に示すように、枠体Wの後壁上部と前記前壁8下
部との間には支持軸Sが回転可能に支持されている。同
支持軸Sには第1解繊室9に対応する部分においてスク
リューフィーダ15がボールベアリングBにより回転可
能に支承されている。
なお、スクリューフィーダ15は円筒状の回転軸16と
その外周に設けられた螺旋状の送り羽根17とにより構
成されている。
なお、前記−次ピツカ12及びスクリューフィーダ15
の回転軸13.16の前端部はそれぞれ前方区画壁6か
ら駆動室IO内に突出している。
前記駆動室10の下部には第1駆動モータ19が設けら
れ、その駆動プーリ19aと回転軸16の被動プーリ1
6aとの間にはベルト21aが掛装されている。また、
被動プーリ16aと回転軸13外端の被動プーリ13a
との間にはベルト21bが掛装されている。従って、第
1駆動モータ1.9が回転駆動されると、−次ピツカ1
2及びスクリューフィーダ15が回転駆動される。
前記第1解繊室9の後方には枠体Wが立設され、その上
部及び下部にはそれぞれ第2解繊室23及び送検掌30
が設けられている。そして、第1解繊室9及び第2解繊
室23にそれぞれ透設した連通孔9a、23aにより第
1、第1解繊室9゜23が連通されている。また、前記
スクリューフィーダ15の後端部は連通孔9aを経て第
2解繊室23内に臨んでいる。前記支持軸Sの第2解繊
室23に対応する部分には二次ビッカ24が固着され、
その先端は回転軸16後端内に遊挿されている。なお、
前記スクリューフィーダ15は回転時に送り羽f!17
0作用によって一次ビンカ12から落下する無機繊維F
を第2解繊室23内に送るものである。
前記二次ビッカ24は円筒状をなす回転軸25の表面に
複数個の攪拌羽根26が上下方向及び水平方向に交互に
突出するように列設されている。
この二次とツカ24において、攪拌羽根26は一次ピツ
カ15の攪拌羽根14よりも短く設定され、攪拌羽根2
6間のピッチも狭くなっている。また、二次ビッカ24
の攪拌羽根14は回転軸25の前端部はどピッチが密に
なるように配置され、後端部においてはピンチが粗にな
るように配置されている。
この二次ビ・シカ24はスクリューフィーダ15にて第
2解繊室23内に搬送された無機繊維Fを攪拌して、細
かく解繊するものである。
前記第2解繊室23は第1図に示すよう、断面はぼ円形
状に形成され、その上部には第2図に示すように透明材
料にて閉塞された透視口27が設けられている。また、
ケーシング3にも透視口27に対応する位置に透視窓3
aが設けられ、透視口27及び透視窓3aを通して第2
解繊室23内の状態が確認できるようになっている。さ
らに、第2解繊室23の上部には透視口27に隣接して
エア回収孔28が透設され、第2解繊室23の外周壁に
はエア回収孔28外周縁から外方に突出する取付は筒2
8aが形成されている。なお、第2解繊室23の下部に
は送出口29が形成されている。
また、第2解繊室23の下方には断面円形状をなす送繊
室30が設けられ、その上部に透設した流入口31が通
過路32を介して第2解繊室23の送出口29に連通さ
れている。
なお、前記第2繊維室23の送出口29、送繊室30の
流入口31、通過路32の三者にて無機繊維Fを第2解
繊室23から送繊室3oへと送るための繊維移送部が形
成されている。
また、送繊室30の上部には流入口31近傍において、
エア送り孔33が透設され、さらに送繊室30の外周壁
には、送り孔33の外周縁より外方に延びる取付は筒3
3aが形成されている。そして、この取付は筒33aに
取付けた連結バイブ34が第2解繊室23の取付は筒2
8aに連結されている。
前記送繊室30は第2解繊室23より大径状に形成され
、その内部にはロータリーバルブ35が設けられている
。このロータリーバルブ35は送繊室30の中心部を長
さ方向に延びる回転軸36と、同回転軸36から放射状
に延びる複数個のフィン37とから構成されている。こ
れらのフィン37はゴムよりなる弾性板38の両側面に
一対の硬質材料製の留め板39を固着したものであり、
両留め板39間から突出する弾性板38の先端部が送繊
室30の内周壁に当接して曲折する長さになっている。
このロータリーバルブ35は流入口31へと流入する無
機繊維Fをフィン37にて下方へと送るものである。
また、送繊室30の下部内周壁には長さ方向全体にわた
って堆積溝40が凹設され、後端がロータリーバルブ3
5の回転方向に対向するように斜状に延びている。すな
わち、堆積溝4oはロータリーバルブ35のフィン37
に対して斜状をなし、ロータリーバルブ35の回転時に
フィン37は堆積a40の後端に接近したのち、徐々に
先端に接近するようになっている。
特に第5図に示すように、前記堆積溝4oは前端が送気
口Iに後端が吐出口0にそれぞれ連結され、空気が流通
するようになっている。また、堆積溝40の底部は断面
U字状をなすノズル部材41にて長さ方向はぼ全体に閉
塞され、その内部に/ ズル送気N42が形成されてい
る。このノズル部材41は後端はど断面積が小さくなる
テーパ状をなし、その後端開口部41aは吐出口0に対
し若干の間隔をおいて対峙している。従って、前記ノズ
ル送気路42内を通過する空気流は後進するにつれて圧
力が大きくなり、後端開口部41aがら噴出して無機繊
維Fとともに吐出口0内に進入する構成になっている。
前記支持軸S後端突出部の無段変速プーリ25aには、
駆動室1o後上部に固着された第2駆動モータ43がベ
ルト25bにより駆動連結されている。従って、第2駆
動モータ43が始動すると、二次ビッカ24が回転する
。また、前記駆動室10の後部下方には第3駆動モータ
45が設けられ、送繊室30の後方壁46から突出する
ロータリーバルブ34の回転軸35後端部に連動機構を
介して連結されている。
なお、この発明における3個の駆動モータ19゜43.
45のうち、第1駆動モータ19は減速器が組み込まれ
おり、マニュアル作業にて変速器を操作することにより
減速比率が調節されるようになっている。また、第2駆
動モータ43にも減速器が組み込まれており、無段変速
器にて減速比が切り換え可能となっている。また、第3
駆動モータ45は減速器が組み込まれているものの、マ
ニュアル操作による減速比率の切り換えは不可能である
すなわち、第1駆動モータ19の減速比率を切り換える
ことにより、−次ピツカ120回転速度を切り換えるこ
とができ、同−次ビ・ツカ12による攪拌能力の調節を
行うことができる。また、無段変速プーリ25aの調節
つまみ51はケーシング3の後部外方に突出し、この調
節つまみ51をマニュアル操作で回転させることにより
、第2駆動モータ43の減速比を切り換えて二次ピッカ
24の回転速度を制御することができる。そして、この
制御状態は調節つまみ51に設けたメータ52に表示さ
れる。
また、吐出口Oはその上面が空気進行方向はど低くなる
テーバ状に形成され、第1図に示すよう、後端部は機台
1外に露出して、第7図に示すよう排気チューブ53を
介して噴出ノズル57に延びている。前記噴出ノズル5
7には送り装置とは別体に設けたモルタルポンプ55か
ら延びる搬送チューブ56が連結されている。
さて、上記のように構成した解繊送り装置の作用につい
て以下に説明する。
まず、ブロア2を作動させて機台1の送気口Iに空気を
送る。これと同時に機台1の3つの駆動モータ19.4
3.45を始動させ、第1解繊室9の一次ビツカ12と
スクリューフィーダ15、第2解繊室23の二次ピッカ
24、送検掌30のロータリーバルブ35をそれぞれ回
転させる。そして、載置台P上の無機繊維Fを適当な大
きさにちぎって機台lのホッパ5から第1解繊室9内へ
と連続的に投入する。
なお、前記したように機台1の送気口Iはテーバ状をな
すため、同送気口I内において空気が渦流状となること
はなく、効率よく送られる。
第1解繊室9内において、無機繊維Fは一次ビツカ12
の攪拌羽根14にて攪拌されて、粗く解繊された後、後
続する無機繊維Fに押されて下降する。すると、無機繊
維Fはスクリューフィーダ1゛5に達し、送り羽l11
7に沿って第1解繊室9内の後方に搬送され、連通孔9
a、23aを経て第2解繊室23内に達する。
前記第2解繊室23内において、無機繊維Fはスクリュ
ーフィーダ15の後方に送られ、回転する二次ピッカ2
4の撹拌羽根26にて攪拌されて、細かく解繊される。
このあと、前記無i繊維Fは第2解繊室23内において
、二次ピッカ24の攪拌羽根26の回転にて生ずる遠心
力により内周壁面に吹き飛ばされ、同内周壁面に沿って
下方へと移動する。そして、無機繊維Fは第2解繊室2
3の送出口29を経て通過路32に達し、さらに流入口
31を介して送検掌30内に進む。
無機繊維Fは送検掌30内に進入したのち、流入口31
の直下においてロータリーパルプ35のフィン37によ
って、その回転方向に搬送される。
前述したように、ロータリーバルブ35のフィン37は
弾性板38が送検掌30内周壁に摺接しながら回転する
ため、互いに隣接するフィン37は密閉状態で回転し、
堆積溝40上方において下方が開放された状態となる。
従って、無機繊維Fはフィン37間から逸脱することな
く、フィン37とともに移動し、フィン37が堆積a4
0の上方に達した時、無機繊維Fは堆積溝40内に下降
して堆積する。
前記堆積溝40はその後端がロータリーパルプ35の回
転方向に対向するように斜状をなしているため、フィン
37にて搬送される無機繊維Fは堆積′a40の後端か
ら前端へと徐々に落下する。
そして、前記堆積溝40内の後端部分に堆積した無機繊
維Fはノズル部材41の後方開口部41aから噴出され
る空気によって吐出口0内に圧送される。すると、送気
口■から堆積溝40内に送られる空気圧にて、堆積溝4
0の前方に堆積した無機繊維Fが後方に送られ、同様に
ノズル部材41の後方開口部41aから吐出口0内へと
圧送される。前述したように、ノズル部材41は後方は
ど断面積が小さくなるテーバ状をなすため、後方開口部
41より噴出される空気の圧力は極めて太きなものとな
り、堆積溝40の前方から送られる無機せにFは速い速
度で吐出口0内へと噴出されるものである。
上記した動作の繰り返しにより、無機繊維Fは排気チュ
ーブ56内に連続的に送られる。このため、大量の無機
繊維Fが堆積溝40内全体に堆積することはない。よっ
て、堆積溝40内における空気流通時の流通抵抗は極め
て少ないものとなって、無機繊維Fの搬送効率は高いも
のとなる。また、これと同様の理由により、無機繊維F
の過度の堆積のため堆積溝40が詰まることはない。な
お、機台1の吐出口Oはテーパ状をなすため、空気が同
吐出口Oを通過する際、渦流状に循環することはなく、
効率よく排気チューブ53へと送られる。
前記送検掌30内において、ロータリーバルブ35のフ
ィン37が堆積溝40上方に位置するとき、堆積溝40
内の空気が隣接するフィン37間に進入する。そして、
フィン37の移動に伴ってこの進入空気が上方に移動し
、フィン37がエア送り孔33を通過すると、進入空気
がこのエア送り孔33から連結パイプ34内に流入する
。そして、進入空気は連結パイプ34内を上昇し、エア
回収孔28から第2解繊室23内に流入する。このあと
、進入空気は同第2解繊室23内に浮遊する無機繊維F
とともに送出口29、通過路32、流入口31を経て送
検掌30内に還流される。従って、第2解繊室23から
送検掌30に至る無機繊維Fの搬送効率は極めて高いも
のとなり、作業能率が向上する。
一方、排気チューブ53内に圧送された無機繊維Fは空
気圧によって同排気チューブ53内を進み噴出ノズル5
4に達し、モルタルポンプ55から送られるセメントミ
ルクととともに鉄骨等に対して吹付けられる。
この解繊送り装置において、第1駆動モータ19にて第
1解繊室9内の一次ビンカ12とスクリューフィーダ1
5とを連動させ、さらには第2駆動モータ43にて二次
ピッカ24を駆動させる構成としたうえ、二次ピッカ2
4の回転速度を調節可能としている。従って、解繊され
る無機繊維Fの量により二次ピッカ24の回転速度を調
節することができる。
すなわち、ホッパ5内に大量の無機繊維Fを連続的に投
入した際に、−次ピンカ12にて処理された無機繊維F
はスクリューフィーダ15を介して二次ピッカ24へと
送られる。このとき、二次ピッカ24を高速回転させれ
ば、連続的に供給される大量の無機繊維Fは細かく解繊
される。従って、無機繊維Fは未解繊の状態で下降する
ことなく、第2解繊室23の送出口29、通過路32、
送検掌30の流入口31に詰まることなない、このため
、大量の無機繊維Fをホッパ5に投入しても、第2解繊
室23内で解繊作業は確実に行われ、この解繊された無
機繊維Fはスムースに送検掌30内に送られる。
なお、第2解繊室23内の状態は透視口27を通してT
III認できるため、第2解繊室23内の無機繊維Fの
解繊状態に応じて、調節つまみ51を操作して二次ピッ
カ24の回転速度を変化させることができる。従って、
前記二次ピッカ24は随時適切な回転速度に切り換えら
れ、効率のよい解繊作業が行われる。
また、この解繊送り装置では前記送検掌30内の余剰空
気が連結パイプ34を経て第2解繊室23内へと送られ
、さらに余剰空気を送検掌30内へ循環させる構成とし
ている。このため、送検掌30内の空気が流入口31か
ら上昇して第2解繊室23内に逆流することはない。従
って、送検掌30内の空気により第2解繊室23から送
検掌30に至る無機繊維Fの搬送が妨げられることはな
い。
加えて、前記第2解繊室23から送検掌30に余剰空気
が流入するとき、解繊された無機繊維Fも搬送されるた
め、無機繊維Fの搬送効率は高いものとなり作業能率が
向上する。
さらには、余剰空気が送検掌30と第2解繊室23とを
循環する構成としたため、送検掌30内の余剰空気をケ
ーシング3内に排出する必要がない。従って、送検掌3
0内のゴミ等がケーシング3内に排出されることはなく
、機台1内部が清潔に保たれるとともに、ゴミ等が駆動
機構に付着して故障の原因となることもない。また、解
繊された無機繊維Fが送検掌30外に排出されて無駄に
なることも回避される。
発明の効果 以上詳述したように、本願第1発明は無機繊維を解繊す
るための解繊室と、同解繊室から無機繊維が送られる送
検掌とを備え、さらにこの送繊室内には無機繊維を下方
に搬送するためのロータリーバルブを回転可能に設ける
とともに、送検掌の下面には長さ方向に延び、かつ両端
が空気流通用の送気口及び吐出口に連結された堆積溝を
凹設し、前記堆積溝はロータリーバルブの回転時にその
フィンが吐出口側から徐々に送気口側へと接近するよう
に斜状をなすように構成したものであり、本願第2発明
においては上記第1発明の構成に加えて、堆積溝内に一
端が送気口に連通ずるとともに、他端が吐出口から若干
離間するU字形状のノズル部材を設けたことにより、解
繊された無機繊維の搬送効率及び回収効率に優れるとい
う効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の要部を示す側断面図、第2図は解繊
送り装置全体を示す正断面図、第3図は機台を示す側面
図、第4図は両ピッカとスクリューフィーダの配置状態
を示す拡大斜視図、第5図(a)及び(b)はそれぞれ
送繊室内における堆積溝及びロータリーバルブを示す一
部破断拡大斜視図及び断面図、第6図は二次ビンカ及び
スクリューフィーダの駆動系を示す側面図、第7図は無
機繊維の吹付けを行うための接続状態を示すブロック図
、第8図は従来の解繊送り装置を示す正面図、第9図は
同じ(従来の解繊送り装置を示す断面図である。 第2解繊室23、送検掌3o、ロータリーバルブ35、
フィン37、堆積溝40.無機繊維F、送気口■、吐出
口0゜ 特許出願人  大−エンジニアリング株式会社代理人 
  弁理士    恩 1) 博 宣図面その5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、岩綿を始めとする化学繊維(F)を解繊するための
    解繊室(23)と、同解繊室(23)から化学繊維(F
    )が送られる送繊室(30)とを備え、さらにこの送繊
    室(30)内には化学繊維(F)を下方に搬送するため
    のロータリーバルブ(35)を回転可能に設けるととも
    に、送繊室(30)の下面には長さ方向に延び、かつ両
    端が空気流通用の送気口(I)及び吐出口(O)に連結
    された堆積溝(40)を凹設した解繊送り装置において
    、 前記堆積溝(40)はロータリーバルブ(35)の回転
    時にそのフィン(37)が吐出口(O)側から徐々に送
    気口(I)側へと接近するように斜状をなして延びるこ
    とを特徴とする解繊送り装置。 2、岩綿を始めとする化学繊維(F)を解繊するための
    解繊室(23)と、同解繊室(23)から化学繊維(F
    )が送られる送繊室(30)とを備え、さらにこの送繊
    室(30)内には化学繊維(F)を下方に搬送するため
    のロータリーバルブ(35)を回転可能に設けるととも
    に、送繊室(30)の下面には長さ方向に延び、かつ両
    端が空気流通用の送気口(I)及び吐出口(O)に連結
    された堆積溝(40)を凹設した解繊送り装置において
    、 前記堆積溝(40)はロータリーバルブ(35)の回転
    時にそのフィン(37)が吐出口(O)側から徐々に送
    気口(I)側へと接近するように斜状をなして延び、さ
    らに堆積溝(40)内には一端が送気口( I )に連通
    するとともに、他端が吐出口(O)から若干離間するU
    字形状のノズル部材(41)を設けたことを特徴とする
    解繊送り装置。 3、前記ノズル部材(41)は送気口(I)側の断面積
    が吐出口(O)側の断面積よりも大きいものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の解繊送り装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109112673A (zh) * 2018-10-19 2019-01-01 杭州大弘科技有限公司 一种纺织用具有消毒杀菌功能的开棉装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109112673A (zh) * 2018-10-19 2019-01-01 杭州大弘科技有限公司 一种纺织用具有消毒杀菌功能的开棉装置

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