JPS62231000A - 薄板洗浄設備における黄変色防止方法及び装置 - Google Patents

薄板洗浄設備における黄変色防止方法及び装置

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JPS62231000A
JPS62231000A JP61074502A JP7450286A JPS62231000A JP S62231000 A JPS62231000 A JP S62231000A JP 61074502 A JP61074502 A JP 61074502A JP 7450286 A JP7450286 A JP 7450286A JP S62231000 A JPS62231000 A JP S62231000A
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strip
cleaning device
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cleaning
rolls
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JP61074502A
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Takeshi Tanaka
毅 田中
Sumihiko Tanaka
田中 純彦
Makoto Mizuguchi
水口 誠
Hirohiko Maekawa
前川 裕彦
Tetsuo Ikeda
哲雄 池田
Heizaburo Furukawa
古川 平三郎
Shizuaki Ueno
上野 静昭
Takumi Furuya
匠 古谷
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Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Kobe Steel Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ブラシ洗浄や電解洗浄による薄板洗浄設備に
おいて、ストリップの送り移動を停止した時に洗浄装置
内で停止した部分が黄変色するのを防止する方法及び装
置に関するものである。
〔従来技術〕
薄板洗浄設備においては、洗浄装置の入側ではコイルの
オフゲージ部の切断や次のコイルとの溶接等のために、
また洗浄装置の出側では溶接部の分割やコイルの払い出
し等のためにストリップの送りを約2〜5分間停止させ
ることがある。このストリップの送り停止時に、洗浄装
置内に位置する部分は温水と水蒸気及び空気中の酸素の
作用によって急速に酸化されて黄変色(黄色〜茶褐色に
変色)することになる。この黄変色部分は製品にならな
いので、オフゲージリールを設けてこの部分を分割して
巻取って処分したり、最終工程でこの部分を分割除去し
ており、このため製品の歩留まりが悪くなるという問題
があった。
そこで、横型の洗浄装置30の場合は、第5図に示すよ
うにストリップの送り停止時にそれに先立って浸漬ロー
ル31をストリップに張力を掛けたままで液面より引き
上げ、かつ排気プロア32により水蒸気をタンク外へ連
続排気するとともに洗浄装置30の入側に配置したスプ
レーノズル33からストリップの黄変色発生部分に防錆
剤をスプレーして防錆皮膜を形成し、黄変色を防止して
いる。しかし、この場合は設備費及びランニングコスト
が高くなるという問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
ものであって、上記薄板洗浄設備において簡単な構成に
より低コストでストリップの黄変色を防止できる方法及
び装置の提供を目的とするものである。
〔発明の構成〕
本発明に係る薄板洗浄設備における黄変色防止方法は、
洗浄装置に対して入側及び出側に形成した緩衝部を通し
てストリップを送り移動させ、ストリップの送り停止時
に、前記入側及び出側の緩衝部間でストリップを移動さ
せ、洗浄装置内でストリップを長時間にわたって停止さ
せないようにして黄変色を防止することを特徴とするも
のである。
また、本発明に係る黄変色防止装置は、洗浄装置に並列
して配設した移動経路に沿って移動可能な移動台車を設
け、この移動台車の移動方向両側にロールを配設し、洗
浄装置に対して出入りするストリップを、洗浄装置の入
側及び出側にそれぞれ配設したデフレクタ−ロールを介
して前記移動台車の入側及び出側にそれぞれ対向するロ
ールに巻掛け、一台の移動台車を移動経路に沿って往復
移動させるだけで洗浄装置内でストリップが移動するよ
うにして黄変色の防止を図ったことを特徴とするもので
ある。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図に基づいて説
明する。洗浄装置1の入側は、ペイオフリール2に装着
したロールから薄板を引き出し、入側シャー3でその端
部を切断し、端縁同士を溶接機4で溶接して、連続した
ストリップをピンチロール5を介して洗浄装置1に送り
込むように構成されている。洗浄装置lは、アルカリ液
に浸漬して処理するアルカリタンク11、アルカリ液で
フラフシングするブラシスクラバータンク12、電解洗
浄する電解タンク13、温水でブラッシングするブラシ
スクラバータンク14、温水ディップタンク15、ホッ
トリンス装置16、リンガ−ロール17、ドライヤー1
8等で構成されている。
洗浄装置1の出側は、洗浄の完了したストリップをスト
リップを保持可能なテンションプライドルロール6、出
側シャー7を介してテンションリール8で巻き取るよう
に構成されている。
前記洗浄装置1の下部にはストリップの移動方向に並列
して移動経路20が配設され、この移動経路20に沿っ
て移動自在な移動台車21が設けられるとともに、移動
経路20の両端に配設された駆動輪体22と従動輪体2
3に巻き掛けられた駆動チェーンなどの回動体24の両
端がこの移動台車21に固定されている。移動台車21
の移動方向両側部には一対のロール25a・25bが回
転自在に配設されている。また、前記移動経路20の入
側の端部と出側の端部にそれぞれ一対のデフレクタ−ロ
ール26a26b・27a27bが配設されており、入
側のストリップはデフレクタ−ロール26aを介してロ
ール25aに巻き掛けられたのちデフレクタ−ロール2
6bを介して洗浄装置工に入り、洗浄装置1から出たス
トリップはデフレクタ−ロール27aを介してロール2
5bに巻き掛けられたのちデフレクタ−ロール27bを
介してテンションプライドルロール6に送り出されるよ
うに構成されている。前記デフレクタ−ロール26a・
26bとロール25aの間及びデフレクタ−ロール27
a・27bとロール25bの間は、それぞれ入側及び出
側におけるストリップの緩衝部28・29を構成してい
る。
上記の構成において、洗浄作動中には、移動台車21が
所定位置に停止された状態でストリップが送り移動され
、洗浄装置1内を通過する間にストリップの洗浄が行わ
れる。入側での溶接作業や出側での溶接部の切断除去作
業等のためにストリップの送り移動を停止した場合は、
ストリップの入側をピンチロール5で、出側をテンショ
ンプライドルロール6で固定保持するとともに、駆動輪
体22を図示しない駆動装置にて往復回転駆動し、移動
台車21を移動経路20に沿って往復移動させる。する
と、移動台車21が入側から出側に移動する際にデフレ
クタ−ロール27a・27bとロール25b間の緩衝部
29のストリップは洗浄装置1内を通って入側に戻され
、デフレクタ−ロール26a・26bとロール25aの
間の緩衝部28に貯えられ、逆に移動台車21が出側か
ら入側に移動する際に再びデフレクタ−ロール27a・
27bとロール25bの間の緩衝部29に戻される。以
上のように緩衝部28・29間でストリップの移動動作
を繰り返すことによって、ストリップの送りを停止して
いても洗浄装置l内でストリップは停止することなく移
動し、その結果、ストリップの洗浄装置1内での酸化黄
変が抑制され、黄変色を製品の品質上で問題視されない
範囲に収めることかできる。
黄変色を許容範囲に収めるための洗浄装置1内における
ストリップの最低移動速度は、実験的に求めることが可
能であり、洗浄装置1の長さや液温により異なるが、実
用上約3〜20m/分以上に設定される。また、上記構
成によれば、ストリップは移動台車21の移動速度の2
倍の速度で移動するので、比較的走行距離が短くても通
常の場合1〜2回の往復移動中に人出側の作業は終了し
ている。さらに移動台車21の所定の停止位置は移動経
路20の入側の端部が好ましい。その理由は、洗浄され
た清浄なストリップが逆送されて往復移動するため、洗
浄装置1内のロールが汚れないからである。また、人出
側の作業時間終了時に、移動台車21が所定の停止位置
にない状態で洗浄動作を再開しても差し支えはなく、最
高運転速度に達するまで所定位置に復帰させれば、スト
リップの洗浄度に問題はない。
尚、上記実施例では、移動台車21に一対のロール25
a・25bを設けたものを例示したが、第4図に示すよ
うに二対以上のロール25a・25bを設けて、さらに
移動台車21の移動速度を遅く、かつ移動範囲を小さく
してもよい。また、移動台車21を自走式とし、トロリ
ーによる給電、ケーブルベアからの給電、ケーブルベア
からの油圧供給等によって駆動するようにしてもよい。
さらに、駆動手段を設けずに、洗浄装置1内のロール回
転を制御することにより移動させることも可能である。
又、移動台車21にロール25a・25bを回転駆動す
る駆動手段を搭載してもよい。
〔発明の効果〕
本発明の薄板洗浄設備における黄変色防止方法によれば
、以上のようにストリップの送り停止時においても、洗
浄装置の入側及び出側の緩衝部間でストリップを移動さ
せることによって洗浄装置内でストリップを長時間にわ
たって停止させないので、ストリップの製品品質上にお
いて問題視されるような黄変色の発生を確実に防止する
ことができ、大容量の排気ブロアによって排気したり、
防錆剤のスプレーによって防錆皮膜を形成せずに、安価
なランニングコストで製品の歩留まり向上を図ることが
できる。
また、本発明に係る黄変色防止装置によれば、洗浄装置
のストリップ移動方向に並列して配設した移動経路に沿
って移動可能な移動台車を設け、この移動台車の移動方
向両側にロールを配設し、洗浄装置に対して出入りする
ストリップを、洗浄装置の入側及び出側にそれぞれ配設
したデフレクタ−ロールを介して前記移動台車の入側及
び出側にそれぞれ対向するロールに巻掛けているので、
一台の移動台車を移動経路に沿って往復移動させるだけ
で上記方法によりストリップの黄変色を防止でき、大き
なスペースをとらずかつ設備費が低度ですむ等の効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の全体概略構成を示す正面図
、第2図は同要部の拡大図、第3図は移動台車の正面図
、第4図は他の実施例の要部の概略構成図、第5図は従
来例の概略構成図である。 1は洗浄装置、20は移動経路、21は移動台車、25
a・25bはロール、26a−26b・27a −27
bはデフレクタ−ロール、28・29は緩衝部である。 特許出願人    株式会社 神戸製鋼所間 上   
  三菱重工業 株式会社第2図 第4図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、洗浄装置に対して入側及び出側に形成した緩衝部を
    通してストリップを送り移動させ、ストリップの送り停
    止時に、前記入側及び出側の緩衝部間でストリップを移
    動させ、洗浄装置内でストリップを停止させないことを
    特徴とする薄板洗浄設備における黄変色防止方法。 2、洗浄装置に並列させて配設した移動経路に沿って移
    動可能な移動台車を設け、この移動台車の移動方向両側
    にロールを配設し、洗浄装置に対して出入りするストリ
    ップを、洗浄装置の入側及び出側にそれぞれ配設したデ
    フレクターロールを介して前記移動台車の入側及び出側
    にそれぞれ対向するロールに巻掛けたことを特徴とする
    薄板洗浄設備における黄変色防止装置。
JP61074502A 1986-03-31 1986-03-31 薄板洗浄設備における黄変色防止方法及び装置 Expired - Lifetime JPH0633518B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116281167A (zh) * 2023-05-25 2023-06-23 江苏华杰不锈钢制品有限公司 一种便于上料的钢板表面处理生产线

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