JPS6223029A - カメラ装置 - Google Patents

カメラ装置

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JPS6223029A
JPS6223029A JP16369485A JP16369485A JPS6223029A JP S6223029 A JPS6223029 A JP S6223029A JP 16369485 A JP16369485 A JP 16369485A JP 16369485 A JP16369485 A JP 16369485A JP S6223029 A JPS6223029 A JP S6223029A
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JP
Japan
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shutter
lever
receiving surface
light shielding
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP16369485A
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English (en)
Inventor
Kyoji Genda
源田 享二
Yu Sasaki
佑 佐々木
Yukio Imazeki
今関 幸夫
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BURONIKA KK
Original Assignee
BURONIKA KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カメラ装置、特に証明用写真等を同時に複数
枚撮影するカメラ装置に関する。
(従来の技術) 履歴書、パスポート等の証明用写真を撮影する場合にお
いて、近年、1回の撮影で同時に複数枚の写真を踊るこ
とのできるカメラ装置が使用されるようになってさてい
る。このカメラ装置の構成は、概路次のようになってい
る。すなわち、カメラ装置の前部には複数の撮影レンズ
が並設され(例えば、2つの撮影レンズが左右に水平に
、または4つの撮影レンズが上下左右格子状に配設さ 
 ・れている)、カメラ装置内部のフィルム等の受像面
上に上記各撮影レンズによって同一被写体の複数の像が
並列して結像されるようになっている。
上記カメラ装置を使用することによって、証明用写真が
複数枚必要な場合であっても短時間でかつ低コストで撮
影を行うことができる。
しかしながら、このようなカメラ装置によって複数枚同
時に撮影された写真は、フィルム上に写・し出された被
写体像が全部同じポーズをしているので、例えば前方か
ら躍った写真だけでなく側方或いは最も写真写りの良い
角度等から撮った写真の要望に対しては、各ポーズ毎に
新たなフィルムと取り換えて撮影する必要がある。そう
すると各ポーズ毎に夫々複数の写真ができ上がってしま
うので、1つのポーズの写真枚数を多く必要としない場
合には余分な写真を躍ることになる。これは撮影コスト
を高くすることとなり無駄である。
そこで、異なったポーズの被写体像を同一フィルム上に
形成させるための1つの方法として、カメラ装置の複数
の撮影レンズのうちのいくつかにレンズキャップを取り
付けた状態で撮影を行い、その後レンズキャップを取り
はずして逆にレンズキャップが取り付けられていなかっ
た撮影レンズにレンズキャップを取り付けて再度撮影を
行うという方法が考えられる。こうすることによって、
撮影毎に被写体がそのポーズを変えれば同一フィルム上
に異なったポーズの被写体像を形成させることができる
しかしながら、このような撮影方法では、例えば何種類
ものポーズの写真を必要とする場合には、撮影毎にレン
ズキャップを取り付けたり取りはずしたり操作が面倒で
あり、また取り換え操作を間違えてすでに撮影済で露光
されたフィルム上の区画を再度露光させたり、逆に1度
も露光させない区画を残したまま撮影を終了させてしま
ったりすることがあり、円滑かつ確実な撮影は望み得な
い。
上記のような問題に対し、各撮影レンズ毎に設けられた
シャッタ機構を順次作動させることによって、フィルム
を各区画毎に露光させて撮影を行うことができるように
したカメラ装置の開発がなされている。
しかしながら、この種のカメラ装置においては、各撮影
レンズ毎にシャッタ機構が独立して設けられているため
、フィルム上の各区画が夫々異なったシャッタ機構によ
り露光されることとなり、したがって各区画相互間にお
ける露出ムラが出やずいという欠点がある。
(発明の目的) 本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって
、同一被写体の複数の像を、任意のポーズでしかも露出
ムラなく1つのフィルム上に形成することのできるカメ
ラ装置を提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によるカメラ装置は、フィルム上の各区画をすべ
て同時に露光させるシャッタと、各区画を選択的に露光
さVる遮光装置とを備えるものであって、これらを組み
合わせて使用することにより、フィルム上の各区画を同
一のシャッタによって別々に露光させることができるよ
うにし、各区画相互間の露出ムラをなくずようにしたも
のである。すなわら、複数の撮影レンズが並設され、1
つの受像面(フィルム)上に複数の像を形成させるカメ
ラ装置であって、複数の像が夫々形成される受像面の各
区画を同時に露光させるシャッタと、受像面の前方に設
けられ複数の区画のうち少なくとも1つを選択的に露光
させる遮光装置とを備えたことを特徴とするものである
ここで、「受像面の竹刀」とは、受像面に対して被写体
側の位置をいい、撮影レンズおよびシャッタに対する前
後を問わない。
(実 施 例) 以下添付図面を参照して本発明の実施例につき詳述する
第1図は、第1実施例によるカメラ装置1を示す概要図
である。
カメラt装置1の前部には、上下左右格子状に4つの撮
影レンズ2が配設されていて、これら4つの撮影レンズ
2の侵方に位置するカメラ装置1の内部には、1枚のフ
ィルム3がセットされている。
またカメラ装置1の上部には、フィルム3出入れ用の開
口4が設けられている。図中2点鎖線で示ずのはシャッ
タ5および遮光装置6であって、遮光装置6には、フィ
ルム3表面上の4分割された画面7のうち少なくとも1
つを露光させる機構が設けられている。この遮光装置6
を4つの画面7すべてが露光する状態にセットし、シャ
ッタ5のレリーズ操作をして撮影を行うと、各機影レン
ズ2によって撮影された被写体8が、フィルム3表面上
の各画面7に破線で示す像9となって形成される。各機
9はすべて同じポーズで形成される。
第2図は、第1図にて2点鎖線で示したシャッタ5およ
び遮光袋″ff16の詳細図である。
シャッタ5は、第1図における各撮影レンズ2とフィル
ム3上の各画面7とを結んだ各光軸上に4つのシャッタ
機構部10が設けられていて、1回の押釦操作により4
つのシャッタ機構部10すべてが同時に開閉されるよう
になっている。
遮光装置6は、シャッタ5と、カメラ装r!11(第1
図参照)の前面部に取り付けられるボディ遮光枠11と
の間に設けられていて、これら遮光装置6およびボディ
遮光枠11には、シャッタ5と同様に、各撮影レンズ2
と各画面7とを結んだ各光軸上に4つの矩形窓12およ
び13が夫々形成されている。
遮光5A置6は、上下2段に形成されていて、各段毎に
両端を巻戻しドラム14および巻上げドラム15に係止
されたフィルム状の隋シャッタ16が内蔵されている。
巻上げドラム15の上端部には切換ダイヤル17の下端
部が噛合していて、この切換ダイヤル17を左右いずれ
の方向に回しても幕シヤツタ16が巻き上げられるよう
になっている。
第3図は、遮光装置6の幕シャッタ巻上げ構造を示す。
巻上げドラム15は、上段ドラム15aと下段ドラム1
5bとからなり、切換ダイヤル17を右回転したときに
は、下段ドラム15bが切換ダイヤル17の回転開始と
同時に回転するのに対して上段ドラム15aはやや遅れ
て回転し始め、切換ダイヤル17を左口転したときには
、上記とは逆に上段ドラム15aが切換ダイヤル11の
回転開始と同時に回転するのに対して下段ドラム15b
はやや遅れて回転し始める構造となっている。
幕シヤツタ16および巻戻しドラム14も、巻上げドラ
ム15と同様に、上段幕シャッタ1681下段幕シャッ
タ16bおよび上段ドラム14a1下段ドラム14bに
分かれている。上段ドラム14aおよび下段ドラム14
bには夫々巻戻しバネ18aおよび18bが設けられて
いて、上段幕シヤツタ16aおよび下段幕シヤツタ16
bを夫々各ドラム14a 、 14bに巻き戻すような
力が常に各幕シ1rツタ16a 、 16bに作用する
ようになっている。図示のように、各傳シャッタ16a
 、 16bが共に夫々の巻戻しドラム14a。
14bにいっばいに巻き戻された状態、すなわち切換ダ
イヤル17を回転させていない状態を以下正規状態と呼
ぶこととする。
各傳シャッタ16a 、 16bには横長の矩形間口1
9aおよび19bが形成されていて、正規状態のときに
は、第2図に示す4つの窓12を幕シヤツタ16a。
16bにより遮蔽することがないように、各開口19a
 、 19bの形状および位置決めがされている。
第4図に示すように、各幕シヤツタ16a 、 16b
には上記開口19a 、 19bの他に、これらの約半
分の大きさの開口20a 、 20bが夫々1つずつ形
成されている。これら開口20a 、 20b相互の位
置は、図中破線で区切られた1区画分だけ左右にずれて
いる。この1区画分の寸法は、切換ダイヤル17(第3
図参照)を回して1つコマ送りしたときに、巻上げドラ
ム15によって巻き上げられる幕シヤツタ16の移vJ
ffiに等しい寸法となっている。したがって切換ダイ
ヤル17のコマ送り1つ毎に、遮光装置6の8窓12(
第2図参照)に現れる幕シヤツタ1Gの部位が入れ替わ
るようになっている。図中幕シヤツタ1Gの上方に記載
された数字は、幕シヤツタ16の巻上げドラム15側の
端部から順に1区画毎に番号を付したものである。上記
間口19aおよび19bは共に番号(1)、(2)の区
画にまたがって位置し、開口20aおよび20bは番号
(6)および(5)に夫々位置している。
第5図は、第3図のV方向矢視図であって、正規状態に
おける切換ダイヤル17を示す。
図では指標21が切換ダイヤル17上の表示22を指し
ているが、切換ダイヤル17を30°回転する毎に1つ
ずつコマ送りされ、他の表示23.24.25.26お
よび27.28をも指すようになっている。
ずでに述べたように、第3および5図に示す正規状態の
ときには遮光装置6の8窓12(第2図幸照)が幕シヤ
ツタ16による遮蔽を受けないので、この状態でシャッ
タ5(第2図参照)の押釦操作をすればフィルム3の各
画面7(第1図参照)に4つの像が形成される。づ′な
わち、同一ポーズの写真が4枚得られる。
次に、2枚ずつ異なったポーズの写真を撮影する場合に
ついて説明する。
この場合には、まず第5図における切換ダ、イヤル17
の表示27を指標21に合わせる。すなわら4コマ分切
換ダイヤル11を左に回転させる。このとき最初の1コ
マ分左回転させた状態を第6図に示す。
図から明らかなように、上段幕シヤツタ16aが正規状
態から右方向に1コマ分移動しているのに対し、下段幕
シヤツタ16bは正規状態に静止したままである。これ
は第3図の説明で概略説明したように、巻上げドラム1
5を左回転させたときには、上段ドラム15aに対して
下段ドラム15bが1コマ分遅初するようになっている
からである。したがって切換ダイヤル17の回転の2コ
マ目からは上下段ドラム15a 、 15bが共に回転
し、これに伴い上下段位シャッタ18a 、 18bも
共に右へ移動する。
第7図は、このようにして正規状態から4コマ分切換グ
イVル17を左に回転したときの幕シヤツタ16のよう
すを示す。図中Ia、Ib、IIa、Ubで示す記号は
、第2図における遮光装置6の4つの窓12の位置に対
応して付したものである。■a、ibに位置する開口は
、第4図にて番号(6)および(5)に位置していた開
口20aおよび20bであって、間口20aは4コマ分
巻き上げられてHaに、開口20bは下段ドラムの遅動
により3コマ分巻き上げられてHbに移動してきたもの
である。
第7図に示す状態で撮影を行えば、Ha、IIbに対応
するフィルム3の左側上下2つの画面7(第1図参照)
に像が形成される。
そうしたら今度は、切換ダイヤル17の表示28を指標
21に合わせる。すなわち切換ダイヤル17を更に1コ
マ分左に回転させて間口20aおよび20bを夫々工a
およびrbの位置まで移動させる。この状態で撮影を行
えば、■a、よりに対応するフィルム3の右側上下2つ
の画面7(第1図参照)に像が形成される。
このように、第1図に示すフィルム3の画面7を2つず
つ露光させるようにして2回に分けて撮影を行うことに
より、その間に被写体がポーズを変えれば撤彰毎に異な
ったポーズの写真を得ることができる。
次に、1枚ずつ異なったポーズの写真を撮影する場合に
ついて説明する。
この場合には、上記2枚躍りのときとは逆に、切換ダイ
八フル17を右に回転させる。1コマ目は、上段ドラム
15aの右回転に対する遅動構造のため、第8図に示す
ように下段前シャッタ16bのみ移動し、上段前シャッ
タ16aは静止したままである。
第9図は、切換ダイヤル17を更に1コマ分回転さ[て
表示23を指標21に合わせたときのようずを示す。こ
のときには工aおよびflaにまたがって位置していた
開口19aが、Iaのみに位置するように移動している
ので、この状態で撮影を行えば、Iaに対応するフィル
ム3の右上の画面7(第1図参照〉に像が形成される。
その後、更に切換ダイヤル17を右に1コマずつ回転し
て表示24.25.26を指標21に合わせた各位置に
J3いて撮影を行えば、表示24のとき開口20bがm
bに、表示25のとき間口20bがよりに、表示2Gの
とぎ開口20aがflaに位置しているので、夫々に対
応するフィルム3の左下、右下、左上の各画面7(第1
図参照)に夫々像が形成される。
こうして、第1図に示すフィルム3の各画面7を1つず
つ露光させて4回li1影を行うことにより、4枚とも
異なったポーズの写真を1qることができる。
以上4枚踊り、2枚躍り、1枚踊りの際に、第1図に示
すフィルム3のどの画面7が露光しているのかを確認す
ることができるようにするため、第5図に示すように切
換ダイヤル17の各表示22゜23、24.25.26
.27.28には夫々識別記号が付されている。
第10図は、上記各表示位置における上段前シャッタ1
6aおよび下段幕シヤツタ16bと、遮光装置6の窓1
2の6窓に対応する位置■a、■b、■a。
mbとの位置関係を図解したものである・図中・各幕シ
ヤツタ16a 、 16bに付された連続番号は・第4
図における連続番号と対応する。
次に、本発明によるカメラQfiffの第2実施例につ
いて説明する。
第11図は、第1図に示すカメラ装置に組み込まれる遮
光装置6に対応する遮光機構を示す正面図である。すな
わら、第1実施例の遮光袋[6が幕シヤツタを使用した
ものであるのに対し、本実施例によるカメラ装置の遮光
装置29は、遮光羽根を使用したものである。
第11図において、遮光袋′a29の本体30に設けら
れた4つの円形開口31a 、 31b 、 31c 
、 31dは、第2図における4つの矩形窓12に対応
するものであって、これらの開口を開放してシャッタ操
作をすることにより、第1図に示すフィルム3の各画面
7に被写体8の像9が形成される。
上記各開口31a 、 31b 、 31c 、 31
dを開閉するための画面遮光羽根32a 、 32b 
、 32c 、 32dが、各々対応する開口の近傍に
おいて軸33を中心に回動自在となるように夫々本体3
0に取り付けられていて、両端が本体30および各羽根
32a 、 32b 、 32c 、 32dに夫々設
【プられたビン34おJ:び35に係止されたスプリン
グ36によって、各開口31a 、 31b 。
31c 、 31dを閉じる方向に回動するように付勢
されている。しかし本図では、略り字形の羽根作動レバ
ー37a 、 37b 、 37c 、 37dの一端
がビン35に圧接されていて、各羽根32a 、 32
b 、 32c 、 32dをスプリング36のバネ力
に抗して開いた状態に維持している。
各作動レバー37a 、 37b 、 37c 、 3
7dは、軸38において本体30に夫々軸支されていて
、他端にはビン39が設電プられている。これら各作動
レバー37a 、 37b 、 37c 、 37dを
各羽根32a 、 32b 、 32c 。
32dのビン35に圧接させる力は、1字形の羽根開閉
レバー40の一端に設けられたビン41によって加えら
れる。
開閉レバー40は上下1対対称な位置に設けられていて
、夫々軸42において本体30に軸支されている。また
開閉レバー40は、両端が本体30および開閉レバー4
0に夫々設(プられたビン43および44に係止された
スプリング45によって、ビン41の作動レバー37a
 、 37b 、 37c 、 37dに対する押圧力
を弱める方向に回動するように付勢されている。にもか
かわらずスプリング45のバネ力に抗してビン41が作
動レバー37a 、 37b 、 37c 、 37d
に圧接されているのは、開閉レバー40の他端に設けら
れたビン46が指標レバー41の第1側面48に当接し
ているからである。
指標レバー47は、両側面部が凹凸状に形成され垂直に
延びていて、上下方向にスライド自在となるように本体
30に取り付けられている。本体3oには上から順にr
4J、l“2J、rIJなる表示49が設けられていて
、指標レバー47をスライドさせることにより、指標レ
バー47に設けられた指標50を所定の表示49のとこ
ろに位置させるようになっている。すなわち、[4Jは
4枚撮り、[2Jは2枚撮り、「1」は1枚躍りの状態
に遮光装置29がセットされていることを表示する。本
図は遮光装置29が4枚躍りの状態にあるので、指標5
0が表示49の「4」の位置になっている。
この状態でシャッタ操作をすれば、フィルム3の各画面
7(第1図参照)に4つの像が形成される。すなわち、
同一ポーズの写真が4枚得られる。
第12図は、指標50を表示49の「2」の位置に切り
換えたとき、すなわち2枚踊りの状態にしたときの遮光
装置29を示す。
指標50が表示49の「2」に位置するまで指標レバー
47を下げると、1m開閉バー40のビン46が第1側
面48から外れる。ビン46は、スプリング45のバネ
力によって指標レバー47の方向に付勢されているので
、ビン46が第1側面48から外れると、第1側面48
より一段凹んだ第2側面51にまで移動しようとする。
しかしながら、上部の開閉レバー40のビン46は第2
側面51に当接するが、下部の開閉レバー40のビン4
6は位置が変化せず、4枚踊りのときのままである。こ
の点については後述する。
上部の開閉レバー40のビン46が第2側面51に移動
すると、該開閉レバー40は軸42を中心に左回りに回
動し、その分ビン41が上方に移動する。ビン41が上
方に移動すると、作動レバー37a 、 37bを。
介して押圧されていたビン35がスプリング36のバネ
力によって上方に移動する。すなわち、羽根32a 、
 32bは互いに近づく方向に回動し、開口318゜3
1bを夫々遮蔽する。
一方、下部の開閉レバー40は位置が変化しないので、
ビン41によって作動レバー37c 、 37dが上方
に押圧されたままの状態であり、したがって羽根32c
 、 32dも回動せず開口31c 、 31dは開い
たままである。この状態でシャッタ操作をすれば2枚撮
りを行うことができる。
下部の開閉レバー40の位置が変化しないのは、遮光装
置29が次のような構造となっているからである。ずな
わち、開閉レバー40の軸42の近傍に位置する軸52
において本体30に軸支された1字形の伝達レバー53
が間開レバー40と略平行な位置関係で設けられていて
、該伝達レバー53には、両端が本体30および伝達レ
バー53に設けられたビン43および54によって係止
されたスプリング55により、一端に設けられたビン5
Gを指標レバー41の方向に回動させるようバネ力が加
わるようにしてなっている。一方、開閉レバー40のビ
ン46の近傍には突起部57が形成されていて、この突
起部57にビン56が当接することによって開閉レバー
40を4枚踊りのときと同じ位置に維持する。このとき
のビン56の位置は、伝達レバー53の他端に設けられ
たビン58がカムレバー59に当接することによって規
定される。カムレバー59は、軸60において本体30
に軸支され、軸60を境にやや曲がって形成され、その
一端にはビン58が当接している一般端部61および突
出端面62が形成されるとともに他端には長穴63が形
成されている。
カムレバー59の長穴63を挿通しているビン64は、
ステップモータ(図示せず)によって90″ずつ回転す
るようにして本体30に軸支された円盤65に設けられ
ていて、円盤65の回転に伴ってカムレバー59を揺動
させるようになっている。このビン64は、下部のカム
レバー59の長穴63のみならず上部のカムレバー59
の長穴63をも挿通していて、なおかつ、円盤65が回
転したときに上下台カムレバー59の揺動に90°の位
相差を生じさせるようになっている。
この位相差のため、下部の伝達レバー53のビン58が
カムレバー59の一般端面61に当接しているのに対し
、上部の伝達レバー53のビン58はカムレバー59の
突出端面62に当接している、ビン58が突出端面62
に当接しているときの伝達レバー53の位置は、4枚踊
りのときと同じ位置であり、このようにすることによっ
て、伝達レバー53の他端のビン56が開閉レバー40
の突起部57に当接しないようにしている。
以上を総括すれば、指標レバー41を2枚踊りの位置に
セットすると、開閉レバー40のビン46および伝達レ
バー53のビン56が、指標レバー41の第1側面48
への当接状態から開放される。このとき上部の伝達レバ
ー53は、ビン58がカムレバー59の突出端面62に
当接しているため位置が変わらず、このため上部の開閉
レバー40は、ビン46が指標レバー47の第2側面5
1に当接するまで軸42を中心に回動し、これによりビ
ン41が上方に移動し、これに伴う作動アーム37a 
、 37bおよび羽根32a 、 32bの動ぎにより
開口31a 、 31b $遮蔽される。一方、下部の
伝達レバー53は、ビン58がカムレバー59の一般端
面61に当接するまで軸52を中心に回動するが、この
とぎビン56が開閉アーム40の突起部57に当接し、
開閉アーム40を4枚踊りのときと同じ位置に雑持さV
る。したがって作動アーム37c 、 37dおよび羽
根32c 、 32dは動かず、開口31c 、 31
dは遮蔽されない。なお、伝達レバー53のスプリング
55は、そのバネ力によって開閉レバー40を4枚踊り
のときと同じ位置に維持することができるように、開閉
レバー40のスプリング45のバネ力よりも充分大きい
バネ力のものが使用されている。
第12図においては、上2つの開口31a 、 31b
が遮蔽され、下2つの開口31c 、 31dが開放さ
れているが、円盤65を90°回転させれば、90°位
相差のある1対のカムレバー59の揺動により、上部の
伝達レバー53のビン58がカムレバー59の一般端部
61に、下部の伝達レバー53のビン58がカムレバー
59の突出端面62に夫々当接するので、図とは逆に下
2つの開口31c 、 31dが遮蔽されて上2つの開
口31a 、 31bが開放される。
このように、第1図に示ずフィルム3の画面7を2つず
つ露光させるようにして2回に分けて撮影を行うことに
より、その間に被写体がポーズを変えれば蹟彰毎に異な
ったポーズの写真を得ることができる。
第13図は、指標50を表示49の「1」にセットした
とぎ、すなわち1枚撮りのときの遮光装置29を示す。
この状態においては、上下の各開閉レバー40のピン4
6は共に指標レバー47の第2側面51に当接している
ので、第12図にお【プる上部の開閉レバー40と同様
に、作動レバー37a 、 37b 、 37c 、 
37dおよび羽根32a 、 32b 、 32c 、
 32dに対して全く作用しない。一方、上下の各伝達
レバー53のピン56は共に指標レバー47の第1側面
48に当接していて、他の開閉機構に対して全く作用し
ない。
1枚撮りの場合においては、これら開閉レバー40、伝
達レバー53ではなくカムレバー59が開閉の1能を果
ず。すなわら、図に示すように、下部のカムレバー59
の扇形をした部分の側端面66が作動レバー37dのピ
ン39を押圧して作動レバー37dを右に回動させ、こ
れにより、作動レバー37dの他端でピン35を押し上
げて羽根32dを左に回動させ、開口31dを開tIi
する。このとき、他の作動レバー37a 、 37b 
、 37cには何ら外力が作用しないので、開口31a
 、 31b 、 31cは遮蔽状態のままである。
次に、円al165を例えば右に90°回転させると、
下部のカムレバー59が長穴63内でピン64を摺動さ
せながら右に回動し、その側端面66が作動レバー37
dのピン39から離れて中立位置となる一方、上部のカ
ムレバー59が右に回動して側端面66が作動レバー3
7aのピン39を押圧して作動レバー37aを左に回動
させ、これにより、作動レバー37aの他端でピン35
を押し下げて羽根32aを右に回動させ、開口31aを
開放状態に維持する。同様にして、更に円盤65を右に
90′″ずつ回転させれば、羽根32C932b・・・
・・・の順に1つずつ開閉操作が行われる。゛なお、本
体30には、各羽根32a 、 32b 、 32c 
、 32dが遮蔽状態のとき、その位置決めをするため
のストッパ67が設けられている。
こうして円盤65を90°回転させる毎に撮影を行えば
、1枚撮りの写真4枚が完成する。このとき、撮影毎に
被写体がポーズを変えれば4種類のポーズをした写真が
同一フィルム上に得られる。なお、円盤65の回転方向
を上記とは逆に左回りとしても同様の効果が得られるこ
とは勿論である。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によるカメラ装置は、1つ
の受像面上に複数の像を形成させるカメラ装置であって
、受像面上の各区画を同時に露光させるシャッタと、各
区画を選択的に露光させる遮光装置とを備えているので
、受像面上の各区画を同一のシャッタにより別々に露光
させることができ、したがって同一被写体の複数の像を
、任意のポーズでしかも各区画相互間に露出ムラを生じ
させることなく1つの受像面上に形成させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカメラ装置の一例の概要を示す斜
視図、 第2図は第1図のカメラ装置に組み込まれる遮光¥R″
aの第1実施例を示す斜視図、第3図は第2図の要部詳
細図、 第4図は第2図の要部展開図、 第5図は第3図のV方向矢視図、 第6ないし10図は第2図の遮光装置の作用説明図、 第11ないし13図は第1図のカメラ装置に組み込まれ
る遮光装置の第2実施例であって、夫々4枚撮り、2枚
撮り、1枚撮りのときのようすを示す正面図である。 第 1 σI 第2自 16b      1ソO 奪°4 図 第5 図 ン6F1    声″7図 /1.番I・0.、/IJ 第8は1    第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 複数の撮影レンズが並設され、1つの受像面上に並列す
    る複数の像を形成させるカメラ装置において、 前記複数の像が夫々形成される前記受像面上の各区画を
    同時に露光させるシャッタと、 前記受像面の前方に設けられ、前記複数の区画のうち少
    なくとも1つの区画を選択的に露光させる遮光装置とを
    備えたことを特徴とするカメラ装置。
JP16369485A 1985-07-24 1985-07-24 カメラ装置 Pending JPS6223029A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435537A (en) * 1987-07-31 1989-02-06 Mamiya Camera Device for switching number of photographs in twin lens camera

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948318A (ja) * 1972-03-29 1974-05-10
JPS629330A (ja) * 1985-07-08 1987-01-17 Mamiya Koki Kk 4眼カメラにおける撮影枚数切換装置

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