JPS62229845A - 気相成長方法 - Google Patents
気相成長方法Info
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- JPS62229845A JPS62229845A JP17612486A JP17612486A JPS62229845A JP S62229845 A JPS62229845 A JP S62229845A JP 17612486 A JP17612486 A JP 17612486A JP 17612486 A JP17612486 A JP 17612486A JP S62229845 A JPS62229845 A JP S62229845A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、GaAs等のm−v族化合物半導体基板上に
気相成長する方法に関するものである。
気相成長する方法に関するものである。
従来、半導体素子の製造においては、酸化や拡散処理等
は常圧又は減圧下で行われてきた。しかし近年では、以
下に述べる目的のために、特に酸化処理を高圧下(通常
は1気圧以上、20気圧程度)で行う試みがなされてい
る。
は常圧又は減圧下で行われてきた。しかし近年では、以
下に述べる目的のために、特に酸化処理を高圧下(通常
は1気圧以上、20気圧程度)で行う試みがなされてい
る。
(1)、半導体プロセスの低温化
高圧下における酸化の速度は圧力にほぼ比例して大きく
なるので、これ迄の酸化時間で高圧酸化を行うと、より
低い温度で同等の膜厚の酸化膜が得られる。こうした低
温化プロセスの利点としては、炉や石英管等の設備及び
備品の寿命が延びて経済的であること、石英管(炉芯管
)を通して半導体ウェハを汚染する汚染物質の混入が減
少すること、高温下で生じるウェハのそりを防止できる
こと、ウェハ内での転位や積層欠陥の発生及びその運動
を防止できることが挙げられる。
なるので、これ迄の酸化時間で高圧酸化を行うと、より
低い温度で同等の膜厚の酸化膜が得られる。こうした低
温化プロセスの利点としては、炉や石英管等の設備及び
備品の寿命が延びて経済的であること、石英管(炉芯管
)を通して半導体ウェハを汚染する汚染物質の混入が減
少すること、高温下で生じるウェハのそりを防止できる
こと、ウェハ内での転位や積層欠陥の発生及びその運動
を防止できることが挙げられる。
(2)、半導体プロセスの短縮化
高圧下における酸化では、常圧の場合と等しい温度で酸
化すれば、短い酸化時間で同等の膜厚の酸化膜が得られ
る。またLOGO3構造を有するデバイス等では非常に
厚い酸化膜が必要とされるが、このような場合に高圧酸
化を利用すれば、短時間に所望の酸化を行える。
化すれば、短い酸化時間で同等の膜厚の酸化膜が得られ
る。またLOGO3構造を有するデバイス等では非常に
厚い酸化膜が必要とされるが、このような場合に高圧酸
化を利用すれば、短時間に所望の酸化を行える。
以上の利点を有する高圧酸化法において、従来使用され
てきた高圧酸化炉は第1図に示す如きものである。この
高圧酸化炉は約1000℃以下の高温及び高圧に耐える
堅固な高圧容器1を具備し、複雑な温度及び圧力コント
ロールを必要とする。
てきた高圧酸化炉は第1図に示す如きものである。この
高圧酸化炉は約1000℃以下の高温及び高圧に耐える
堅固な高圧容器1を具備し、複雑な温度及び圧力コント
ロールを必要とする。
即ち、高圧容器1の内部には、半導体ウェハ2を保持し
たボート3を収容した石英管4が配され、ウェハ2に対
して所定の加熱を行うために石英管4と高圧容器1との
間にヒータ5、断熱材6、冷却管7が夫々複雑に設けら
れている。また8は石英管4内へ高純度ガスを導入する
パイプ、9はガス排出パイプ、10は炉体内ガスの導入
パイプ、11はガス排出パイプである。このような高圧
酸化炉では、ヒータ5による熱が高圧容器lの炉壁を高
温にするためにその冷却管7が必要であり、構造が複雑
化する上に、系全体が高温下に置かれるために不純物の
混入防止の必要からウェハ2を石英管4内に収容した状
態で処理しなければならない。
たボート3を収容した石英管4が配され、ウェハ2に対
して所定の加熱を行うために石英管4と高圧容器1との
間にヒータ5、断熱材6、冷却管7が夫々複雑に設けら
れている。また8は石英管4内へ高純度ガスを導入する
パイプ、9はガス排出パイプ、10は炉体内ガスの導入
パイプ、11はガス排出パイプである。このような高圧
酸化炉では、ヒータ5による熱が高圧容器lの炉壁を高
温にするためにその冷却管7が必要であり、構造が複雑
化する上に、系全体が高温下に置かれるために不純物の
混入防止の必要からウェハ2を石英管4内に収容した状
態で処理しなければならない。
本発明者は、こうした欠陥を是正すべく、以下において
第2図及び第3図を参照しつつ参考例として述べるよう
な高圧酸化法に想到した。
第2図及び第3図を参照しつつ参考例として述べるよう
な高圧酸化法に想到した。
・ 即ち、まず、第1の参考例を第2図に付き述べる
と、第2図に示す高圧酸化炉は、上面に透明なのぞき窓
20を取付けた高圧容器21内に処理すべき半導体ウェ
ハ22を収容するものであって、のぞき窓20を通じて
外部からウェハ22に対してのみレーザービーム30を
照射し得るように構成されている。なお23は試料台又
はボート、28は高圧・高純度ガスの導入パイプ、29
はガス排出パイプである。のぞき窓20はレーザービー
ムに対して光損失の少ない材料からなっているが、その
取付は面積は比較的小さくてよい。またレーザービーム
30は公知のNd:YAGレーザーにより得られるが、
そのビーム径が小さい場合には、レーザービーム30に
ウェハ22の表面をスキャニングさせる装置、又はボー
ト23を移動させてレーザービーム30にウェハ22の
表面を相対的にスキャニングさせる移動機構を組込めば
よい。
と、第2図に示す高圧酸化炉は、上面に透明なのぞき窓
20を取付けた高圧容器21内に処理すべき半導体ウェ
ハ22を収容するものであって、のぞき窓20を通じて
外部からウェハ22に対してのみレーザービーム30を
照射し得るように構成されている。なお23は試料台又
はボート、28は高圧・高純度ガスの導入パイプ、29
はガス排出パイプである。のぞき窓20はレーザービー
ムに対して光損失の少ない材料からなっているが、その
取付は面積は比較的小さくてよい。またレーザービーム
30は公知のNd:YAGレーザーにより得られるが、
そのビーム径が小さい場合には、レーザービーム30に
ウェハ22の表面をスキャニングさせる装置、又はボー
ト23を移動させてレーザービーム30にウェハ22の
表面を相対的にスキャニングさせる移動機構を組込めば
よい。
また高圧容器21内にウェハ22を順次送り込んで連続
処理を可能にする送り機構を設けると合理的である。
処理を可能にする送り機構を設けると合理的である。
以上のように高圧酸化炉を構成すれば、レーザービーム
30によりウェハ22のみを加熱できるから、高温にな
るのはウェハ22の表面の近傍だけである。従って高圧
容器21は圧力に耐えさえすればよく、従来のように熱
の影響を考慮することなく設計でき、炉の構造が非常に
簡単となる。
30によりウェハ22のみを加熱できるから、高温にな
るのはウェハ22の表面の近傍だけである。従って高圧
容器21は圧力に耐えさえすればよく、従来のように熱
の影響を考慮することなく設計でき、炉の構造が非常に
簡単となる。
また酸化処理においては、高圧容器21内の雰囲気ガス
の純度のみによって酸化膜の膜質が決まり、従来のよう
に炉内のヒータによる影響を受けないから、雰囲気ガス
を高純度化しさえすれば高純度の酸化膜を形成すること
ができる。この酸化処理に際しては、雰囲気ガスとして
高圧のモノシラン(S i if a )とOlとの混
合ガスをパイプ28から容器21内に導入すると、レー
ザービーム30により加熱されているウェハ22上でS
iH*+ 2(h→5i01+211!Oの化学反応が
起こり、ウェハ22の表面にCVDによる酸化膜(Si
O□)が成長する。この成長自体は高圧下であるから高
速で生じる。なお酸化膜の形成は、レーザービーム30
の照射領域の設定によって局所的若しくは選択的に行っ
てもよい。
の純度のみによって酸化膜の膜質が決まり、従来のよう
に炉内のヒータによる影響を受けないから、雰囲気ガス
を高純度化しさえすれば高純度の酸化膜を形成すること
ができる。この酸化処理に際しては、雰囲気ガスとして
高圧のモノシラン(S i if a )とOlとの混
合ガスをパイプ28から容器21内に導入すると、レー
ザービーム30により加熱されているウェハ22上でS
iH*+ 2(h→5i01+211!Oの化学反応が
起こり、ウェハ22の表面にCVDによる酸化膜(Si
O□)が成長する。この成長自体は高圧下であるから高
速で生じる。なお酸化膜の形成は、レーザービーム30
の照射領域の設定によって局所的若しくは選択的に行っ
てもよい。
次に第2の参考例を第3図に付き述べると、第3図に示
す高圧酸化炉はより高純度の雰囲気が必要な場合に適し
たものであって、高圧容器21内に石英管24を入れ、
この石英管内にウェハ22を収容するものである。この
場合も、のぞき窓20からのレーザービーム30は石英
管24の壁部を通じてウェハ22の表面へ効率良(到達
する。
す高圧酸化炉はより高純度の雰囲気が必要な場合に適し
たものであって、高圧容器21内に石英管24を入れ、
この石英管内にウェハ22を収容するものである。この
場合も、のぞき窓20からのレーザービーム30は石英
管24の壁部を通じてウェハ22の表面へ効率良(到達
する。
なお38は28と同様の高圧(高純度)ガス導入パイプ
、39は29と同様のガス排出パイプである。
、39は29と同様のガス排出パイプである。
なお上述の2つの参考例は、酸化性ガス(0□やH2O
)のみを導入してウェハ22を直接酸化する場合にも適
用できる。
)のみを導入してウェハ22を直接酸化する場合にも適
用できる。
本発明者は、上述のような高圧酸化法をm−v族化合物
半導体基板上に気相成長を行う方法に応用することに想
到し、さらに種々の考察を加えた結果、上記気相成長を
良好に行うことができる本発明に到達した。そしてこれ
によって得られた本発明は、GaAs等のm−v族化合
物半導体基板上に気相成長する方法において、GaAs
等のm−v族化合物半導体基板を収容する容器内に、上
記m−v族化合物半導体基板を構成するAs等の■族元
素と同一の■族元素を含むガスと、気相成長用原料ガス
とを導入すると共に、上記容器内に収容されている上記
m−v族化合物半導体基板にエネルギービームを照射す
るようにしたものである。
半導体基板上に気相成長を行う方法に応用することに想
到し、さらに種々の考察を加えた結果、上記気相成長を
良好に行うことができる本発明に到達した。そしてこれ
によって得られた本発明は、GaAs等のm−v族化合
物半導体基板上に気相成長する方法において、GaAs
等のm−v族化合物半導体基板を収容する容器内に、上
記m−v族化合物半導体基板を構成するAs等の■族元
素と同一の■族元素を含むガスと、気相成長用原料ガス
とを導入すると共に、上記容器内に収容されている上記
m−v族化合物半導体基板にエネルギービームを照射す
るようにしたものである。
次に本発明の実施例を第2図及び第3図に付き述べると
、上述の第1及び第2の参考例において、ウェハ22と
してGaAs半導体基板を用い、また高圧ガスとしてモ
ノシラン(SiH4)とアンモニアとの混合ガスを用い
るようにしている。従ってこの場合、35tHt+ 4
NH:l→Si3Nm + 12Hzに従ってCVD
による窒化膜をウェハ22に成長させることができる。
、上述の第1及び第2の参考例において、ウェハ22と
してGaAs半導体基板を用い、また高圧ガスとしてモ
ノシラン(SiH4)とアンモニアとの混合ガスを用い
るようにしている。従ってこの場合、35tHt+ 4
NH:l→Si3Nm + 12Hzに従ってCVD
による窒化膜をウェハ22に成長させることができる。
このようにすれば、ウェハ22として^Sが解離し易い
GaAs半導体基板を用いているにもかかわらず、As
の解離を生ずることなく良好な気相成長を行うことがで
きる。
GaAs半導体基板を用いているにもかかわらず、As
の解離を生ずることなく良好な気相成長を行うことがで
きる。
なお上述の実施例において、窒化性ガス、例えばNH3
ガスのみを導入しても窒化膜を形成することも可能であ
る。
ガスのみを導入しても窒化膜を形成することも可能であ
る。
本発明は上述のような構成であるから、■族元素の解離
を生ずることなくm−v族化合物半導体基板の気相成長
をエネルギービームの照射により良好に行うことができ
る。
を生ずることなくm−v族化合物半導体基板の気相成長
をエネルギービームの照射により良好に行うことができ
る。
第1図は従来の高圧酸化炉の断面図である。第2図は本
発明の参考例及び実施例に用いられる高圧酸化炉の断面
図、第3図は同上の別の高圧酸化炉の断面図である。 なお図面に用いた符号において、 211−−−−−−・−−−−−−−−−−一・のぞき
窓21−−−−−−−−−−・−・−−−−一高圧容器
22−−−−−−−−−・−−−−−一−−−−半導体
つエバ24・・−−−−−−−−−・−・−石英管30
−・−−−〜−−・−・−・・−レーザービーム40・
−・・−・−−−−一・・−・・−高周波発振コイルで
ある。
発明の参考例及び実施例に用いられる高圧酸化炉の断面
図、第3図は同上の別の高圧酸化炉の断面図である。 なお図面に用いた符号において、 211−−−−−−・−−−−−−−−−−一・のぞき
窓21−−−−−−−−−−・−・−−−−一高圧容器
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つエバ24・・−−−−−−−−−・−・−石英管30
−・−−−〜−−・−・−・・−レーザービーム40・
−・・−・−−−−一・・−・・−高周波発振コイルで
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 III−V族化合物半導体基板上に気相成長する方法にお
いて、 III−V族化合物半導体基板を収容する容器内に、上記
III−V族化合物半導体基板を構成するV族元素と同一
のV族元素を含むガスと、気相成長用原料ガスとを導入
すると共に、 上記容器内に収容されている上記III−V族化合物半導
体基板にエネルギービームを照射するようにしたことを
特徴とする気相成長方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17612486A JPS62229845A (ja) | 1979-06-29 | 1986-07-26 | 気相成長方法 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8320979A JPS567436A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | High pressure treating device |
JP17612486A JPS62229845A (ja) | 1979-06-29 | 1986-07-26 | 気相成長方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8320979A Division JPS567436A (en) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | High pressure treating device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62229845A true JPS62229845A (ja) | 1987-10-08 |
JPS6315741B2 JPS6315741B2 (ja) | 1988-04-06 |
Family
ID=26424271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17612486A Granted JPS62229845A (ja) | 1979-06-29 | 1986-07-26 | 気相成長方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62229845A (ja) |
-
1986
- 1986-07-26 JP JP17612486A patent/JPS62229845A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6315741B2 (ja) | 1988-04-06 |
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