JPS62228439A - 摺動用部材 - Google Patents

摺動用部材

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JPS62228439A
JPS62228439A JP7309086A JP7309086A JPS62228439A JP S62228439 A JPS62228439 A JP S62228439A JP 7309086 A JP7309086 A JP 7309086A JP 7309086 A JP7309086 A JP 7309086A JP S62228439 A JPS62228439 A JP S62228439A
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博文 道岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、互いに当接して相対的にW!動する第一の部
材と第二の部材とよりなる摺動用部材に係り、更に詳細
には第一の部材が繊維強化金属複合材料にて構成され第
二の部材が鋼にて構成された1習動用部材に係る。
従来の技術 繊維強化金属複合材料の耐摩耗性や耐焼付き性を改善す
べく、本願出願人は本願出願人と同一の出願人の出願に
かかる特願昭61− 号明細mに於て、無R質U&紺を強化繊維としアルミニ
ウム合金若しくはマグネシウム合金をマトリックスとす
る繊維強化金属複合材料の特定の表面が電解エツチング
されることにより形成され、前記強化81i随の一部が
前記特定の表面に露出しており、前記特定の表面に露出
する前記強化繊維の間の前記マトリックスの表面に凹部
を有し、前記凹部の平均深さが1.5μ以上であり、前
記凹部の間口径に対する深さの比の平均値が0.01以
−Fである繊維強化金属複合材料を提案した。
発明が解決しようとする問題点 上述の複合材料は耐摩耗性や耐焼付き性に優れているが
、互いに当接して相対的にWI肋する二つの部材よりな
るIW I両部材の一方の部材に上述の複合材料が適用
される場合には、伯の部材の材質によっては該他の部材
の摩耗量が増大する虞れがある。
本願発明名等は、互いに当接して相対的に贋初する第一
の部材と第二の部材とよりなる摺動用部材であって、第
一の部材が」上述の如き複合材料にて構成され、第二の
部材が鋼にて構成される場合に於て、鋼が如何なる性質
を有するものであることが適切であるかについて種々の
実験的研究を行った結果、鋼が成る特定の節回の硬度を
有していることが好ましいことを見出した。
本発明は、本願発明者等が行った種々の実験的ω1究の
結果得られた知見に基づき、互いに当接して相対的に摺
動する第一の部材と第二の部材とよりなる摺動用部材で
あって、第一の部材が1習動面に強化繊維が露出し且摺
動而のマトリックスの表面に凹部を有する繊維強化金属
複合材料にて構成され、第二の部材が鋼にて構成され、
それら両部材の耐摩耗性及び耐焼付き性等に優れた摺動
用部材を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、互いに当接して相
対的に摺動する第一の部材と第二の部材とよりなるj習
動用部材にして、前記第一の部材の少なくとも前記第二
の部材に対する摺動面部は無機質4JINを強化繊維と
しアルミニウム合金若しくはマグネシウム合金をマトリ
ックスとする繊維強化金属複合材料にて構成され、唐肋
面が電解エツチングされることにより前記強化繊維の一
部が前記摺動面に露出しており且前記1f!l初而に露
出する前記強化繊維の間の前記マトリックスの表面に凹
部が形成されており、前記凹部の平均深さが1゜5μ以
上であり、Off記凹部の間口径に対する深さの比の平
均値が0.01以上であり、前記第二の部材の少なくと
も前記第一の部材に対する摺動面部り、ttlす(−1
v  (10kg>が4oO〜90Oである鋼にて構成
されたW!l17J用部材によって達成される。
発明の作用及び効果 本発明によれば、(習肋面が電解エツチングされること
により強化繊維の一部が摺動面に露出しており且WI初
面に露出する強化繊維の間のマトリックスの表面に凹部
が形成されており、凹部の平均深さが1.5μ以上であ
り、凹部の間口径に対する深さの比の平均値が0.01
以上である繊維強化金属複合材料にて第一の部材が構成
され、第二の部材が硬さI−1vが400〜900であ
る鋼にて構成され、)21動而に露出する強化繊維によ
りマトリックスが直接第二の部材に接触する度合が低減
され、また凹部が油溜りとして作用することにより複合
材料の保油性が確保されるので、後に説明する本願発明
者等が行った実験的研究の結果より明らかぐある如く、
二つの部材の耐摩耗性及び耐焼付き性等に優れた摺動用
部材を得ることができる。
本願発明者等が行った実験的研究の結果によれば、複合
材料の特定の表面に於ける強化1311t#の露出高さ
の平均値が1μを越えると、複合材料の表面より露出す
る強化繊維により相手材が過剰に擦過されることにより
却って摩耗量が増大し、また強化繊維の脱落に起因する
異常摩耗が発生し易くなる。従って本発明の一つの詳細
な特徴によれば、第一の部材を構成する複合材料の摺動
面に於【プる強化繊維の露出高さの平均値は1μ以下に
設定される。
また本願発明名等が行った実験的研究の結果によれば、
凹部の面積*、即ち複合材料の摺動面の任意の領域の全
面積に対する凹部の間口面積の合計の比が5%未満の場
合には複合材料の表面に十分な間の潤滑油を保持させる
ことができず、凹部の面積率が40%を越えると凹部に
保有される潤滑油の伍が却って少なくなり、また複合材
料の表面に露出する強化4J!4Mを保持するマトリッ
クスの強度が低下し、そのため強化繊維が脱落し易くな
って複合H判の摩耗量が増大する。従って本発明の伯の
一つの詳細な特徴によれば、凹部の面積率は5〜40%
に設定される。
本発明の一つの実施例に於ては、本発明のVl!I勤用
部材用部材機関であり、第一の部材はシリンダライナで
あり、第二の部材はピストンリングである。
尚本発明の繊維強化金属複合材料に於ける強化繊維は、
アルミナ繊維、アルミナ−シリカ繊維の如きセラミック
繊維、炭素繊維、種々の金属繊維の如く任意の無機質繊
維であってよく、長繊維又は短繊維の何れであってもよ
い。また強化繊維の平均繊維径は゛100μ以下、特に
1〜40μ程度であることが好ましく、強化繊組の体積
率は30%以下、特に3〜15%程度であることが好ま
しい。更に強化繊維の配向は一方向配向、二次元ランダ
ム配向、三次元ランダム配向等任意の配向であってよい
が、特に一方向配向及び二次元ランダム配向の場合には
、摺動面が一方向配向の方向又は二次元ランダム配向平
面に対しできるだけ垂直又はこれに近い角度をなすよう
設定されることが好ましい。
またアルミニウム合金及びマグネシウム合金は電解エツ
チング可能なものであれば任意の組成のものであってよ
いが、特にケイ素を含有するアルミニウム合金の如く、
それ自身耐摩耗性に優れたアルミニウム合金やマグネシ
ウム合金であることが好にシい。
更に本発明に於ける電解エツチングの電解液は硝酸水溶
液又は塩化ナトリウム水溶液であってよく、硝酸水溶液
が使用される場合にはその濃度、電位差、通電IIlが
それぞれ80〜160ml/l、4.5〜6.OV、2
00〜450り−o7/dm2に設定されることが好ま
しく、塩化ナトリウム水溶液が使用される場合にはその
濃度、電位差。
通電ffiカ80〜160 (1/I 、 3.0〜4
.0V。
100−400クーロン/ dll12に設定されるこ
とが好ましい。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
実施例1 互いに当接して相対的にIFJMする二つの部材J:り
なる)ガ妨用部材であって、その一方の部材が電解エツ
チングされた繊維強化金民復合材料にて構成されており
、その他方の部材が鋼にて構成された搭動用部材に於て
、鋼の硬さが如何なる範囲であることが適切であるかに
ついての焼付き試験を行った。
まず平均繊維径2.8μ、平均繊維長5mmのア/L/
 ミー1−− シIJ 力繊M(55wt%A+203
、残部実質的に5top)が実質的に三次元ランダムに
て配向されたm組成形体を形成し、該繊維成形体を用い
て行われる高圧鋳造により、体積率8%のアルミナ−シ
リカ繊維を強化繊維としアルミニウム合金(JIS規格
ADT4)をマトリックスとする接合材料を製造した。
次いでこの複合材料より外径25.6111+1.内径
20.0111m、、 iさ16TllI11の寸法を
有し一方の端面を被試験面とする円筒試験片を多数作成
し、各試験片の被試験面の而粗さを研削により0.6μ
RZに仕上げた。
次いでlir!酸水溶液を用いて行われる電解エツチン
グにより被試験面のマトリックスの表面に凹部を形成し
た。第1図はかくして形成された試験片の被試験面近傍
の断面を示す模式図であり、図に於て1は強化4V雑と
してのアルミナ−シリカ繊維を示してJ3す、2はマト
リックスとしてのアルミニウム合金を示しており、3は
凹部を示している。
尚この場合電解エツチングの条件を適宜に設定すること
により、被試験面の任意の断面に現われる凹部3の深さ
Diの平均値Diが1.8μであり、凹部3の間口径に
対する深さの比の平均値、即ち被試験面の任意の断面に
現われる凹部3の開口部長さWiに対する深さDiの比
の平均(a「/Wiが0.02であり、複合材料の表面
4よりのアルミナ−シリカ繊維の露出高さ1」1の平均
値H+ Ifio、5μであり、凹部の面積率、即ち複
合材料の任意の断面の成る基準長さしに対する凹部3の
開口部長さWiの合計の比の百分率が20%である6個
の円筒試験片A+−Aaを形成した。
次いでこれらの円筒試験片及び電解エツチングが行われ
ず、従って凹部の深さ、アルミナ−シリカ繊維の露出高
さ及び凹部の面積率がOである複合材料よりなる円筒試
験片Aoを順次摩擦摩耗試験機にセットし、種々の硬さ
の鋼よりなり、大きさが30 X 30 x 5 l1
1mであり、その一つの而(30X30nm)を被試験
面とする平板試験片の被試験面と接触させ、それらの試
験片の接触部に常温の潤滑油(キャッスルモータオイル
5AE30)を供給し、円筒試験片を回転数1100O
rpにて回転させつつ、平板試験片に対する円筒試験片
の押圧荷重を10kgより700kaまでj曽加させ、
これにより焼付き限度荷重を測定ザる焼付き試験を行っ
た。尚この焼付き試験に於ける円筒試験片とiV板試験
片との組合せは下記の表1に示寸通りひあった。
注:1)JIS規格5WO8C−V (焼戻し)2)J
ISm格S[JJ2 3)J Is規格5KH9 4)JIS規格5US420J2 上述の焼付き試験の結果を第2図に示す。この第2図よ
り、電解エツチングされていない複合材料よりなる円筒
試験片が使用された組合せAo及び平板試験片の硬さH
vが250である相合l!A重の焼付き限度荷重は低い
圃であることが解る。
また平板試験片の構成材料がガス窒化されたステンレス
鋼及びOrめっきされた軸受鋼である組合U△5及びA
6の焼付き限度荷重も比較的低い値であるのに対し、平
板試験片の硬さ1−IVが400〜900である組合せ
A2−A4の焼付き限度荷重は池の何れの組合せよりも
高い値であることが解る。
この焼付き試験の結果より、電解エツチングされたsi
帷強化金滴複合材料に当接して相対的に摺動する相手材
としての鋼の硬さHVは、焼付き限度荷重を高くするた
めには、400〜900であることが好ましいことが解
る。
実施例2 1掲の表1に示された試験片の組合せAo=A6につい
て、荷重を200 kg(一定)に設定して上述の焼付
き試験と同様の要領の摩耗試験を1時間に亙り行った。
この摩耗試験の結果を第3図に示す。尚第3図に於て、
上半分は円筒試験片の摩耗間(摩耗域ffi+no)を
表わしており、下半分は平板試験片のIIJ粍量(FJ
耗減吊mo)を表わしている。
この第3図より、平板試験片の硬さ1−IVが400〜
900である組合せA2−A4の円筒試験片の摩耗mは
他の同れの組合せの場合よりも小さく、また組合せへ2
〜A4の平板試験片の摩耗量は組合せA5及びA6の場
合よりも大きいが、組合せAo及びA1の場合よりも小
さく、従って電解エツチングされた繊維強化金属複合材
料に当接して相対的に震動する鋼の硬さI−I Vは、
両者の摩耗間を低減するためには、400ヘ−900で
あることが好ましいことが解る。
実施例3 凹部の面積率が如何なる範囲であることが適切であるか
の検討を行った。
上)ボの実施例1に於て作成された6周の円筒試験片の
被試験面を種々の条件にて電解エツチングすることによ
り、下記の表2に示されている如き円筒試験片B1−B
eを形成し、各試験片について実施例1及び2の場合と
同一の要領及び条件にて、シリコンクロムm (Hv 
400)を相手材として焼付き試験及び摩耗試験を行っ
た。これらの試験の結果をそれぞれ第4図及び第5図に
示す。
表    2 B+ L50,02 0.2 0 B21,80.02 0.5 2 332.00,02 0,5 5 B42,00,02 0.5 20 Bs 2,00.02 0,5 40 [362J 0002 0.5 45 第4図より、凹部の面積率が5〜40%程度の場合に焼
付き限度荷重が高くなり、焼き付きが生じ難くなること
が解る。また第5図より、凹部の面積率が5〜40%程
度の場合に円筒試験片及び平板試験片の摩耗量が低い値
になることが解る。
これらの焼付き試験及び摩耗試験の結果より、凹部の面
積率は5〜40%であることが好ましいことが解る。
尚強化繊維がアルミナ繊維(95wt%A120a残部
実質的にStO++、平均繊維径3.2μ、平均繊維長
8mm)、炭化ケイ素ホイスカ(平均繊維径0.5μ、
平均繊維長100μ)、窒化ケイ素小イス力(平均繊維
径0.5μ、平均繊維長250μ)ぐある複合材料及び
マトリックスがマグネシウム合金(J■S規格MDC1
A>である複合材料についても上述の実施例1〜3と同
様の焼付き試験及び摩耗試験を行ったところ、鋼の硬さ
及び凹部の面積率が上述の範囲にあることが好ましいこ
とが認められた。
実施例4 上述の実施例1に於て使用されたアルミナ−シリカ繊維
及びアルミニウム合金を用いて、実質的に三次元ランダ
ムにて配向された体積率12%のアルミナ−シリカ繊維
にて強化されたアルミニウム合金よりなるシリンダライ
ナを高圧#R造により製造し、該ライナをグラピディ鋳
造により鋳くるむことにより、シリンダボア径80mm
の4気筒4サイクル内燃機関用シリンダブロックを7f
t!if形成した。次いで一つのシリンダブロックのシ
リンダボアをホーニング加工によって表面粗さ0.6μ
Rzに仕上げることによりシリンダブロック(強化繊維
の露出高さOμ、凹部の面積率O%)を形成した。また
他の残りのシリンダブロックのシリンダボアをホーニン
グ加工によって表面粗さ0゜6μRZに仕上げた後、硝
酸水溶液による電解エツチングにより、凹部の平均深さ
1.9μ、凹部の間口径に対する深さの比の平均値0,
018、強化繊維の露出高さ゛の平均値0.3μ、凹部
の面積率6%のシリンダブロックを形成した。
次いで実施例1の組合じ△0〜△6に対応してこれらの
シリンダブロック及び鋼製のピストンリングが組込まれ
た内燃機関を600 Orpmにて200時間に亙る高
速耐久試験に供したところ、組合せ△o1△1、A5、
A6シリンダブロツクのシリンダボアにはスカッフィン
グが発生していることが認められたのに対し、組合せA
2−A4のシリンダブロックのシリンダボアにはスカッ
フィングの発生は全くルXめられなかった。また組合せ
A2−A4のシリンダブロックのシリンダボア及びビス
1ヘンリングの外周面の平均摩耗量はそれぞれ20μ以
下、20μ以下であるのに対し、他の組合せのシリンダ
ブロックのシリンダボア及びピストンリングの外周面の
平均摩耗量はそれぞれ40〜80μ、40〜70μであ
り、従って組合せ△2〜△4のシリンダブに1ツク及び
ピストンリングは曲の組合せのシリンダブロック及びピ
ストンリングよりも’+Lかに耐摩耗性に優れているこ
とが認められた。
以上に於ては本発明を本願発明者等が行った実験的研究
の結果との関連に於て詳細に説明したが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内
にて伯の種々の実施例が可能であることは当業者にとっ
て明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による繊維強化金属複合材料の表面部の
断面を示す模式図、第2図及び第3図はそれぞれ相手材
としての鋼の硬さ等をパラメータとして行われた焼付き
試験及び摩耗試験の結果を示づグラフ、第4図及び第5
図はそれぞれ凹部の面積率をパラメータとして行われた
焼付き試験及び摩耗試験の結果を示すグラフである。 1・・・アルミナ−シリカ繊維、2・・・アルミニウム
合金、3・・・凹部、4・・・表面 性 許 出 願 人  トヨタ自動車株式会社代   
理   人  弁理士 明石 昌毅第1図 1アルミナ−シリカ繊維   3凹部 第2図 AOAt    A2    A3    A4   
 A5    A6第3図 第4図 BI    B2    B3    B4    B
s    B6第5図 (自 発) 手続補正占 昭和61年4月28日 特許庁長官 宇 賀 道 部  殿 週。 1、事件の表示 昭和61年特許願第73090号2)
発明の名称 摺動用部材 3、補正をする者 事(′1どの関係  特許出願人 住 所  愛知県U田市トヨタ町1番地名 称  <3
20 ) t−フタ自動車株式会社4、代1q1人 居 所  @104東京都中央区新川1丁目5番19号
6、補正の対象  明細書 7、補正の内容  明細書第3頁第2行〜第3行の「特
願昭61−号」を「特願昭61−W号」と ゛\

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)互いに当接して相対的に摺動する第一の部材と第
    二の部材とよりなる摺動用部材にして、前記第一の部材
    の少なくとも前記第二の部材に対する摺動面部は無機質
    繊維を強化繊維としアルミニウム合金若しくはマグネシ
    ウム合金をマトリックスとする繊維強化金属複合材料に
    て構成され、摺動面が電解エッチングされることにより
    前記強化繊維の一部が前記摺動面に露出しており且前記
    摺動面に露出する前記強化繊維の間の前記マトリックス
    の表面に凹部が形成されており、前記凹部の平均深さが
    1.5μ以上であり、前記凹部の開口径に対する深さの
    比の平均値が0.01以上であり、前記第二の部材の少
    なくとも前記第一の部材に対する摺動面部は硬さHv(
    10kg)が400〜900である鋼にて構成された摺
    動用部材。
  2. (2)特許請求の範囲第1項の摺動用部材に於て、前記
    摺動面に於ける前記強化繊維の露出高さの平均値は1μ
    以下であることを特徴とする摺動用部材。
  3. (3)特許請求の範囲第1項又は第2項の摺動用部材に
    於て、前記凹部の面積率は5〜40%であることを特徴
    とする摺動用部材。
  4. (4)特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかの摺動
    用部材に於て、前記摺動用部材は内燃機関であり、前記
    第一の部材はシリンダライナであり、前記第二の部材は
    ピストンリングであることを特徴とする摺動用部材。
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