JPS62228320A - 歯車の歯面の仕上加工方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は歯切加工によって加工さ７′１．之歯車のピ
ッチ、歯形、リードなど全修正し、８度の高い歯車に仕
上加工する歯車の仕上加工方法に関する。

（従来の技術） 歯車状工具を使用して歯車全仕上加工するには、被加工
物が生材の場合には高速度鋼？母料とするンエービング
ヵッタを用２る方法、被カロ工物が焼入れされて高硬度
であるものに対しては切刃が超硬材料である超硬ンエー
ピングヵノタを用いる方法がある。ま之、生産能率？向
上させるために歯車状歯面にダイヤモンド砥粒などの硬
質材料金畿覆し之工具を用い、工具全取付けた軸と、被
加工物を取付けた軸に各々案内歯車を同軸的に取付け、
／ニーピング盤又はこれに類似する工作機械音用いて加
工することも近時性われている（特開昭５９−１５６６
１３号）。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、これら従来の方法ではいずれも工具或は被加工
歯車のいずｆ′Ｌか一方が、駆動側であり。

他方が従動側であるため、切削又は研削による力の変動
、或いは噛合いの変化による力の変動が回転むら全惹起
し、ひいては高精度の歯車が得うれに＜　７：ｌ）った
。さらに、シェービング盤又はこれに類似する工作機を
用いた上述の特開昭５９−１５６６１３号に記載された
発明では。

第８図の片歯面Ａ、Ａ’の２３所で接触する。換言すれ
ば工具歯の右歯面又は左歯面だけが被加工物の歯に接触
するので、加工は片歯面ずつ行われ、時間がかかり期待
通りの能率が得られない。

また、片歯面接触では加工荷重の変動が大きく。

加工歯車の加工精度に影響を与える。

砦。

（問題全解決するための手段） △ 工具軸（１３とワーク軸α４に取付けられた同期歯車（
１（Ｊ、（１０ａ）、（ｆｏｂ）ｋ　塘み合セルカ、−
１’ｔ（７）１歯車（ｘｏａ）、（ｌｏｂ）は予め位相
上ずらして被加工物の最終仕上歯に合せて歯厚を調整し
ておき、精度の高い歯車の仕上加工を行う◇ （作　用） 同期歯車（１（］と一対の同期歯車（ｘｏａ）　、　（
ｘｏｂ）とを噛み合せて加工していくと、当初は第６図
のようにすきま（Ｃ）があるが次第に加工が進行し第７
図のように互にバンクラッシゼロの状態で噛合い、相対
滑り速度により切削或は研削作用を行う０ （実施例） 次に１本発明の実施例を図面について説明すると、第１
図は本発明を実施する際に用いる／ニーピング盤の正面
概略図であり、コラム（１１の上方部分σＶ、下方部分
が紙面に対し垂直な方向に突出していて側面力・ら視る
とＣ形をなしている。カッターヘット責２）はコラムの
上方部分Ｃ１υにＡ　−Ａ　ａ’？ｚ中心に回動可能に
取付けられている。

テーブル（３）にはねじ（４）にねじ込まれ之ナツトが
内蔵されていて、ノ・ンドル（５）によってねじを回転
することによってベッド全カッタヘッドに近接させるこ
とができる。さらにテーブルには左右の心押し台（６）
、（７）が載置されていて被削物を取付可能としている
。（８）は本発明に用いる歯車状工具、（９）は歯車状
工具と噛み合い仕上加工される被加工物５頭は被加工物
と同軸に取付けられた同期歯車、（１ｏａ）　、　（ｔ
ａｂ）は前記の同期歯車と噛み合う一対の同期歯車であ
る。

本発明に用いられる歯車状工具（８）は歯面にダイヤモ
ンドなどの硬質材料を被透しｔものを用い、工具軸αＪ
に取付ける。歯車状工具と噛み合い、仕上加工される被
加工歯車（９）はワーク！ｐｌｈＱ４１に取付ける。さ
らに工具軸０Ｊには工具（８）と被加工物（９）の歯数
に比例し之噛み合いピッチ円を有する同形の一対の同期
歯車（ｌｏａ）、　（ｘｏｂ）を取付ける６同Ｍ　歯￥
１　（ｘｏａ’）　、　（ｌｏｂ）け位相をずら１．て
虞付けることにより第３図に示すように同期歯車（１ｏ
ａ）、（ｘｏｂ）の歯厚（慣全調整する。歯厚の調整に
は例えば第４図の如く歯車状工具（８）のボスαうの外
周に同期歯車（１ｏａ）　、　（ｌｏｂ）の内径面を挿
入し。

各同期歯車に形成した長穴αη、（１８にボルトα９゜
翰を挿通し、所望の位置に位相をずらして固定する。

工物（９）のボス翰に同期歯車の内径面全挿入し、ボル
ト？℃で固定する。

上記のように工具、被加工物、同期歯車全取付けた工具
＠ＵＱ３にカッターヘッド（２）に取付ける。

まｔ、ワーク軸α４１’に心押し台（６）　、　（７）
にセットすると共に、Ａ−Ａ線にそってカッターヘッド
回動させて所定の交差角に設定し歯車状工具（８）と被
加工物（９Ｊ、及び同期歯車（１０と（工ｏａ）、（ｉ
ｏｂ）　ｋ噛み合せる。

この状態から工具軸を起動し、ベッド（３）をワーク軸
に向けて徐々に移動させ工具軸Ｕとワーク軸α４の軸心
距離を近接させて加工を行う。かくして所定の軸間距離
になっ之ところで切削あるいは切削が完了し一工程を終
了する。

ちなみに、軸の送り速度（Ｌ　１　ｍａ／ｍｉｎ以下で
モジュール２、圧力角２００、歯数５０枚、ねじれ角３
０°、左ねじれ歯厚の取代Ｑ、　０６．の被加工歯車を
加工した。この場合歯厚の取代０．０１５ｍａ全回転方
向を変えながら４回繰返し加工を行ったところ良好な歯
形精度が得らしｔ０ 被加工物（９）の加工完了後、他の歯車を加工するには
、工具の歯形全修整してもよいが、同期歯車＜１０の歯
形を希望の歯形に修整して使用することもできる。さら
に工具（８）と同期歯車（１ｃａ）。

（１ｏｂ）及び被加工物（９）と同期歯車αＯの位相を
変えることにより異なった被加工物（９）の歯形が得ら
れた。

なお、同期歯車（ｚｏａ）　、　（１ｏｂ）は工具（８
）と被加工物（９）の歯数に比例する噛み合いピッチ円
を有し。

必ずしも工具（８）と同一諸元の歯車に限定されない。

また、同期歯車（１ｏａ）　、　（ｘｏｂ）と噛み合う
同期歯車（１０も同様である。

（効　果） 本発明によれば、工具軸αＪとワーク軸α４が加工の進
行に伴って所定の中心距離になったとき一対の同期歯車
（１ｏａ）　、　（ｔａｂ）及び同期歯車αＯが相互に
所定の中心距離になった際、同期作用が働いて工具によ
る被加工物の研削抵抗、噛合の変化による回転むらが除
去され、歯形誤差の少い歯車を加工することができる。

また、本発明では工具と被加工歯車とは第８図のＡ、Ａ
’、　Ｂ点で接触して両歯面接触となるから加工荷重の
変動は片歯面接触に比較して少く、加工荷重の分担も少
くて有利に加工ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に用いられる工作機械の正面図、第２図
は本発明の詳細な説明する概略図、第３図は同期歯車に
よる歯厚調整の模式図、第４図は工具と同期歯車の取付
状態の断面図、第５図は被加工物と同期歯車の取付状態
の断面図、第６図、第７図は同期歯車の噛合状態を示す
模式図、第８図は工具と被加工物の噛合状態の説明図で
ある。 ８・・・歯車状工具　　　９・・・被加工物１０・・・
同期歯車　　　　１０ａ、１０ｂ・・・同期歯車１３・
・・工具軸　　　　　１４・・・ワーク軸Ｔ・・・歯厚 代理人　弁理士　　河　内　潤　二 第１図 １２図 第３図

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）歯切り加工された被加工物及び同期歯車をワーク
   軸に取付け、歯車状工具及びほゞ同一の歯車諸元の一対
   の同期歯車を工具軸に取付け、ワーク軸と工具軸とを所
   定の交差角をもたせて配置し、被加工物と歯車状工具を
   噛み合せると共に、一対の同期歯車の位相をずらして被
   加工歯車の最終仕上歯に合せて歯厚を調整して工具軸の
   同期歯車と噛み合せ、ワーク軸又は工具軸のうちの一方
   を駆動軸として回転させつつ、両軸の軸心距離を近接さ
   せることを特徴とする歯車の歯面の仕上加工方法。
2. （２）前記一対の同期歯車の噛み合いピッチ円を工具と
   被加工物の歯数に比例して設定した特許請求の範囲第１
   項記載の歯車の歯面の仕上加工方法。
3. （３）前記一対の同期歯車を工具の歯車諸元に一致させ
   た特許請求の範囲第１項記載の歯車の歯面の仕上加工方
   法。
4. （４）前記ワーク軸に取付けられた同期歯車の噛み合い
   ピッチ円を工具と被加工物の歯数に比例して設定した特
   許請求の範囲第１項記載の歯車の歯面の仕上加工方法。