JPS62228109A - レ−ルの摩耗検測装置 - Google Patents
レ−ルの摩耗検測装置Info
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- JPS62228109A JPS62228109A JP7209586A JP7209586A JPS62228109A JP S62228109 A JPS62228109 A JP S62228109A JP 7209586 A JP7209586 A JP 7209586A JP 7209586 A JP7209586 A JP 7209586A JP S62228109 A JPS62228109 A JP S62228109A
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Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野1
本発明は、鉄道線路のレール上を走行しながら、レール
上面(レールの頭部上面)の波状摩耗等を連続的に検測
する摩耗検測装置に関するものである。 [従来の技術] 鉄道線路のレールの上面には、レール上を走行する車両
の車輪との間の摩擦等により、レール上面の長手方向に
波状に凹凸を呈する摩耗が発生し、このような波状II
J耗が進行すると、車両が通過するごとに、車両、軌道
および路盤に激しい振動やvA撃を与え、乗客の乗り心
地を悪化するとともに、軌道や路盤の破壊を促進し、ま
た騒音を発生して、鉄道沿線に騒音公害をひき起す等の
不都合が生じる。 そのため、従来より、これらの不都合が起生ずる前に、
そのレール上面に発生した摩耗を検測し、必要に応じて
前記波状摩耗や変形層を削正してレール頭部の輪郭を修
正することが行なわれている。しかして、レール上面に
発生した波状摩耗等の検測には相当の精度、正確さが要
求される。 従来、このレール上面に発生した波状摩耗等を検測する
装置としては、第5図に示ずように、レール(1゛)の
上面の凹凸を検測する検出器を備えた検測ユニット(1
1°)(11°)を、レール上を走行する検測台車(1
0°)の左右部に設
上面(レールの頭部上面)の波状摩耗等を連続的に検測
する摩耗検測装置に関するものである。 [従来の技術] 鉄道線路のレールの上面には、レール上を走行する車両
の車輪との間の摩擦等により、レール上面の長手方向に
波状に凹凸を呈する摩耗が発生し、このような波状II
J耗が進行すると、車両が通過するごとに、車両、軌道
および路盤に激しい振動やvA撃を与え、乗客の乗り心
地を悪化するとともに、軌道や路盤の破壊を促進し、ま
た騒音を発生して、鉄道沿線に騒音公害をひき起す等の
不都合が生じる。 そのため、従来より、これらの不都合が起生ずる前に、
そのレール上面に発生した摩耗を検測し、必要に応じて
前記波状摩耗や変形層を削正してレール頭部の輪郭を修
正することが行なわれている。しかして、レール上面に
発生した波状摩耗等の検測には相当の精度、正確さが要
求される。 従来、このレール上面に発生した波状摩耗等を検測する
装置としては、第5図に示ずように、レール(1゛)の
上面の凹凸を検測する検出器を備えた検測ユニット(1
1°)(11°)を、レール上を走行する検測台車(1
0°)の左右部に設
【プ、これを走行させながらレール
(1゛)の上面の摩耗による凹凸を検測するようにした
ものがある。 [発明が解決しようとする問題点] しかし従来の摩耗検測装置は、前記検測1ニツト(11
°)を装備した検測台車(10’)の台車枠(15°)
が全体として四角形に剛性を持って変形しないように構
成されており、そのためレールの捩れ、継目部分の段差
および上面の凹凸等−により、検測台車(10’)の左
右前後の車輪(13°)(14°)の全てがレールの上
面に当接できずに、一部の車輪がレールから離れ、つま
りは検測台車が3点支持や浮き」−かり状態になり易い
。 前記のような3点支持や浮き上がり状態になると、検測
ユニツ[−に特に無接触型の検出器を用いた場合には、
検出器とレール上面との間隙が大きくなって、検測値が
実際より大ぎな凹凸の波状摩耗のごとく検測され、検測
誤差の少ない正確な摩耗蚤の検測が行なえず、延いては
摩耗状況に応じた適切なレール削正が行なえないことに
なる。また接触型の検出器を用いた場合にも、レール上
面との接触状態が不均一となり、正確な検測が行なえな
いおそれがある。 本発明は、上記に鑑み、検測台車のレールに対する追従
性を良くして、左右前後の案内車輪が常にレール上面に
対し当接状態で転勤し走行できるようにし、上記のごと
き3点支持や浮き上がり状態をなくし、常に正確な摩耗
検測が行なえる摩耗検測装置を提供しようとするもので
ある。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、上記の問題点を解決するために、検測台車左
右の台車枠をそれぞれ独立してレールに対し追従できる
ように連結するとともに、油圧シリンダによって両台車
枠の各案内車輪に下方向きの予圧を与えるようにしたも
のである。 すなわら、本発明は、軌道のレール上を走行可能な検測
台車の左右部にそれぞれレール上面の凹凸を検測する検
出器を備えた検測ユニットが設りられてなるレールの摩
耗検測装置であって、特に検測台車は、レール長手方向
に延在しかつそれぞれ前後に案内車輪を有する左右の台
車枠が、前後案内車輪の中間において長手方向に対して
直交方向に配された連結装置によりその軸線の回りに回
転変位可能に連結構成されてなり、前記左右の両台車枠
の前後案内車輪間の略中央部に1111記検測ユニツl
−が取イ1けられ、また前記両台車枠の前後部にそれぞ
れ検測台車全体を上下動ざIるとともに検測時に前記両
台車枠の案内車輪に予圧を与える上下方向の油圧シリン
ダが配設されてなることを特徴とするものである。 [作 用1 上記のにうな本発明の1f耗検測装置によれば、検測台
車が軌3Gのレール−トを走行してレール上面の凹凸、
すなわち波状摩耗等を検測Jる際、左右の両台車枠は連
結装置によりその軸線の回りに回転変位可能に連結され
るとともに、油圧シリンダによって両台車枠の案内車輪
に下方向きの予圧が与えられているため、左右前後の案
内車輪がそれぞれレール上面に対して当接した状態を維
持する。特にレールの捩れや変形あるいは早目部分の段
差等によって、)二1きが生じようとした場合にも、左
右の台車枠が各々連結装置の軸線を中心として独立して
回転変位し得て、用台車枠前後の案内車輪がレールに対
応して追従することになり、車輪が常時レール上面に対
し当接した状態を維持する。そのため検測台車は3点支
持や浮き−Lがりが生じることがない。 したがって左右の台車枠の略中央部に設けられた検測ユ
ニット内の検出器が常時レール上面と一定の関係に保持
される。 [実f爪〃11 次に本発明の実施例を図面に基いて説明する。 第1図〜第4図において、(A)は本発明に係る検測装
置を示し、(10)は軌道のレール(1)(1)上を走
行可能な検測台車、(11)(11)は前記検測台車(
10)の左右部にそれぞれ設けられた検測ユニットを示
し、この検測ユニット(11H11)にはレール上面の
凹凸を検測する接触型もしくは無接触型の検出′a(1
2)(12)を備えでいる。 なお検測ユニット(11)に備える検出器(12)とし
て、無接触型のものは、例えばセンサヘッドのコイルを
高周波で発振させ、このセンサヘッドの磁界内に金属物
体が入ると、電磁誘導によりこの金属物体内に誘導電流
が流れて生ずるセンサヘッドのコイルのインダクタンス
損失を検出する磁気式、レールの上面とのギャップの静
電容ωを検出する静電容量式、あるいは光を利用した光
学式等のセンサがあり、また接触型のものとしては、レ
ールの上面と接触するスライドシレフトの上下変量を電
圧もしくは電流に変換−(Jるポテンションメータある
いは差動トランスを使用したしのが例示される。 上記の検測台車(10)は、レール(1)の長手方向に
沿って延在しかつそれぞれ前後に案内車輪(13) (
14)ヲ有1’ ル左右の台車枠(15a)(15b)
と、各台車枠(15a)(15b)の前接案内車輪(1
3)(14)の中間の略中央位置においてレールの長手
方向に対して直交方向に配された連結装置(16)とを
有しており、前記台車枠(15a)(15b)がこの連
結装置(16)によりその軸線の回りに回転変位可能に
連結されている。この左右の台車枠(15aH15b)
の前後車輪(13)(14)間の略中間に前記の検測ユ
ニット(11)(11)が取り付けられている。前記連
結装置(16)としては、第1図〜第3図に示すように
、左右の重台車枠(15a)(15b)の長手方向の略
中央部に軸受部材(17H17)を配置するとともに両
輪受部材(17)(17)にシャフト(18)が架渡さ
れて重台車枠(15a)(15b)がこのシャフト(1
8)の軸線を中心にしてその回りに回転変位可能に連結
した構造とする場合のほか、重台車枠(15a)(15
b)を回転変位可能に連結できる他の連結構造による実
施が可能である。 (19H19)は前記連結装置(16)の前方および後
方位置において左右台車枠(15a)(15b)を連結
する補強用の連結ロッドである。この2本の連結ロッド
(19)(19)はその両端部がそれぞれ球面継手(2
0a)(20b)により左右の台車枠(15a)(15
b)に結合されており、台車枠(15a)(15b)の
上記連結装置(16)の軸線を中心とする回転変位作用
を許容してかつ台車全体として左右方向に適度の剛性を
持たせ、連結装置(16)のシャフト(18)に対する
負荷を軽減ずべく設置ノでいる。前記の連結ロッドに代
えて、板バネを重台車枠の前後端部に配して上記の回転
変位作用を許容】る連結構造とすることもできる。 各(21)は上記台車枠(15a)(15b)の前後部
の案内車輪(13)(141の近傍上方にそれぞれ配さ
れた昇降と予圧兼用の油圧シリンダであり、上端部が第
4図に示す削正作袋車等の作業車(30)のフレーム(
31)に連接されるとともに、出力軸(22)が各台車
枠(15aH15b)の−L部に揺動可能にビン連結手
段等により連結されており、回送時等の非作業時には検
測装置(A)全体を検測台車(10)ごとレール上面よ
り上昇させて車両限界内に収納し、検測作業時にのみ検
測台!i (10)を下降させて、案内車輪(13)(
14)をレール上面に当接させ、検測ユニット(11)
をレール(1)に対して所定位置にセットするとともに
、この検測作業時には常時両台車枠(15aH15b)
の前後の案内車輪(13)(14)に下方向きの所定圧
力の予圧を与えるようにしている。この油圧シリンダ(
21)(21)を作動さぼる油圧回路については図示説
明を省略しているが、検測装置の昇降作用を行ない、か
つ圧力調整弁等により調整され設定された所定の予圧を
与え得るように構成される。 (23)は前記フレーム(21)と台車枠(15a)(
15b)との間に介在さUてリンク方式で連結した案内
連結リンクであって、検測装置の昇降時の案内作用を行
なうとともに、作業車(30)による走行時に検測台車
(11)を追従させるように設けている。この案内連結
リンク(23)に代えて、検測台車の上下動を許容して
かつ走行時の案内を行ない得る他の連結構造によりフレ
ームと台車枠とを連結してもよい。 上記の構成を有する本発明のレールの摩耗検測装置11
ff(A)によりレール(1)の上面の波状摩耗の検測
作業においては、作業現場において先ず油圧シリダ(2
1)を作動させて検測台車010)をレール(1)、1
:に下し、さらに前記油圧シリンダ(21)により左右
の台車枠(15a)(15b)の前後部に下方向きに予
圧を与えた状態にしておき、こうして検測ユニット(1
1)の検出器(12)をレール(1)の上面に対して一
定の間隙を保持した状態にしてレール上を走行させると
、仮にレール(1)に捩れや変形が生じていたりあるい
は継目部分に段差が生じていても、レールごとに設けら
れかつ連結装置(16)によりその軸線の回りに回転変
位可能に連結された左右の台車枠(15a)(15b)
は、前記油圧シリンダ(21)による予圧によって、円
台車枠(15a)(15b)の前mの案内車輪(13)
(14)(7)全てが常時レール(1)に対する当接状
態を維持するように作用し、レール上面に対応して変位
し追従する。したがってレールの長手方向の台車枠(1
5a)(15b)の略中央部に設けられた検測ユニッI
〜(11)の検出器(12)がレール(1)の基準上面
に対し常に一定の間隙を保持し、また接触型の検出器の
場合には所定の接触状態を確実に保持でき、そのためレ
ールに対し一定の関係の下で正確な検測が行なえる。 [発明の効果] 上記したように本発明のレール頭部の摩耗検測装置によ
れば、左右の台車枠の前後案内車輪の全てが常時レール
上面に対して当接した状態を維持し、検測台車が3点支
持や浮き、ヒが状態になることがないので、円台車枠の
略中央部に設けられた検測ユニットの検出器とレール上
面との関係位置は常に−・定に保持され、従ってレール
頭部表面を検測ユニットの検出器により浮き等による誤
差なく正確に検測することができ、以ってこの検測結果
に基いてレール頭部表面を摩耗状況に応じて適切にかつ
正しく削正し、修正することができる。
(1゛)の上面の摩耗による凹凸を検測するようにした
ものがある。 [発明が解決しようとする問題点] しかし従来の摩耗検測装置は、前記検測1ニツト(11
°)を装備した検測台車(10’)の台車枠(15°)
が全体として四角形に剛性を持って変形しないように構
成されており、そのためレールの捩れ、継目部分の段差
および上面の凹凸等−により、検測台車(10’)の左
右前後の車輪(13°)(14°)の全てがレールの上
面に当接できずに、一部の車輪がレールから離れ、つま
りは検測台車が3点支持や浮き」−かり状態になり易い
。 前記のような3点支持や浮き上がり状態になると、検測
ユニツ[−に特に無接触型の検出器を用いた場合には、
検出器とレール上面との間隙が大きくなって、検測値が
実際より大ぎな凹凸の波状摩耗のごとく検測され、検測
誤差の少ない正確な摩耗蚤の検測が行なえず、延いては
摩耗状況に応じた適切なレール削正が行なえないことに
なる。また接触型の検出器を用いた場合にも、レール上
面との接触状態が不均一となり、正確な検測が行なえな
いおそれがある。 本発明は、上記に鑑み、検測台車のレールに対する追従
性を良くして、左右前後の案内車輪が常にレール上面に
対し当接状態で転勤し走行できるようにし、上記のごと
き3点支持や浮き上がり状態をなくし、常に正確な摩耗
検測が行なえる摩耗検測装置を提供しようとするもので
ある。 [問題点を解決するための手段] 本発明は、上記の問題点を解決するために、検測台車左
右の台車枠をそれぞれ独立してレールに対し追従できる
ように連結するとともに、油圧シリンダによって両台車
枠の各案内車輪に下方向きの予圧を与えるようにしたも
のである。 すなわら、本発明は、軌道のレール上を走行可能な検測
台車の左右部にそれぞれレール上面の凹凸を検測する検
出器を備えた検測ユニットが設りられてなるレールの摩
耗検測装置であって、特に検測台車は、レール長手方向
に延在しかつそれぞれ前後に案内車輪を有する左右の台
車枠が、前後案内車輪の中間において長手方向に対して
直交方向に配された連結装置によりその軸線の回りに回
転変位可能に連結構成されてなり、前記左右の両台車枠
の前後案内車輪間の略中央部に1111記検測ユニツl
−が取イ1けられ、また前記両台車枠の前後部にそれぞ
れ検測台車全体を上下動ざIるとともに検測時に前記両
台車枠の案内車輪に予圧を与える上下方向の油圧シリン
ダが配設されてなることを特徴とするものである。 [作 用1 上記のにうな本発明の1f耗検測装置によれば、検測台
車が軌3Gのレール−トを走行してレール上面の凹凸、
すなわち波状摩耗等を検測Jる際、左右の両台車枠は連
結装置によりその軸線の回りに回転変位可能に連結され
るとともに、油圧シリンダによって両台車枠の案内車輪
に下方向きの予圧が与えられているため、左右前後の案
内車輪がそれぞれレール上面に対して当接した状態を維
持する。特にレールの捩れや変形あるいは早目部分の段
差等によって、)二1きが生じようとした場合にも、左
右の台車枠が各々連結装置の軸線を中心として独立して
回転変位し得て、用台車枠前後の案内車輪がレールに対
応して追従することになり、車輪が常時レール上面に対
し当接した状態を維持する。そのため検測台車は3点支
持や浮き−Lがりが生じることがない。 したがって左右の台車枠の略中央部に設けられた検測ユ
ニット内の検出器が常時レール上面と一定の関係に保持
される。 [実f爪〃11 次に本発明の実施例を図面に基いて説明する。 第1図〜第4図において、(A)は本発明に係る検測装
置を示し、(10)は軌道のレール(1)(1)上を走
行可能な検測台車、(11)(11)は前記検測台車(
10)の左右部にそれぞれ設けられた検測ユニットを示
し、この検測ユニット(11H11)にはレール上面の
凹凸を検測する接触型もしくは無接触型の検出′a(1
2)(12)を備えでいる。 なお検測ユニット(11)に備える検出器(12)とし
て、無接触型のものは、例えばセンサヘッドのコイルを
高周波で発振させ、このセンサヘッドの磁界内に金属物
体が入ると、電磁誘導によりこの金属物体内に誘導電流
が流れて生ずるセンサヘッドのコイルのインダクタンス
損失を検出する磁気式、レールの上面とのギャップの静
電容ωを検出する静電容量式、あるいは光を利用した光
学式等のセンサがあり、また接触型のものとしては、レ
ールの上面と接触するスライドシレフトの上下変量を電
圧もしくは電流に変換−(Jるポテンションメータある
いは差動トランスを使用したしのが例示される。 上記の検測台車(10)は、レール(1)の長手方向に
沿って延在しかつそれぞれ前後に案内車輪(13) (
14)ヲ有1’ ル左右の台車枠(15a)(15b)
と、各台車枠(15a)(15b)の前接案内車輪(1
3)(14)の中間の略中央位置においてレールの長手
方向に対して直交方向に配された連結装置(16)とを
有しており、前記台車枠(15a)(15b)がこの連
結装置(16)によりその軸線の回りに回転変位可能に
連結されている。この左右の台車枠(15aH15b)
の前後車輪(13)(14)間の略中間に前記の検測ユ
ニット(11)(11)が取り付けられている。前記連
結装置(16)としては、第1図〜第3図に示すように
、左右の重台車枠(15a)(15b)の長手方向の略
中央部に軸受部材(17H17)を配置するとともに両
輪受部材(17)(17)にシャフト(18)が架渡さ
れて重台車枠(15a)(15b)がこのシャフト(1
8)の軸線を中心にしてその回りに回転変位可能に連結
した構造とする場合のほか、重台車枠(15a)(15
b)を回転変位可能に連結できる他の連結構造による実
施が可能である。 (19H19)は前記連結装置(16)の前方および後
方位置において左右台車枠(15a)(15b)を連結
する補強用の連結ロッドである。この2本の連結ロッド
(19)(19)はその両端部がそれぞれ球面継手(2
0a)(20b)により左右の台車枠(15a)(15
b)に結合されており、台車枠(15a)(15b)の
上記連結装置(16)の軸線を中心とする回転変位作用
を許容してかつ台車全体として左右方向に適度の剛性を
持たせ、連結装置(16)のシャフト(18)に対する
負荷を軽減ずべく設置ノでいる。前記の連結ロッドに代
えて、板バネを重台車枠の前後端部に配して上記の回転
変位作用を許容】る連結構造とすることもできる。 各(21)は上記台車枠(15a)(15b)の前後部
の案内車輪(13)(141の近傍上方にそれぞれ配さ
れた昇降と予圧兼用の油圧シリンダであり、上端部が第
4図に示す削正作袋車等の作業車(30)のフレーム(
31)に連接されるとともに、出力軸(22)が各台車
枠(15aH15b)の−L部に揺動可能にビン連結手
段等により連結されており、回送時等の非作業時には検
測装置(A)全体を検測台車(10)ごとレール上面よ
り上昇させて車両限界内に収納し、検測作業時にのみ検
測台!i (10)を下降させて、案内車輪(13)(
14)をレール上面に当接させ、検測ユニット(11)
をレール(1)に対して所定位置にセットするとともに
、この検測作業時には常時両台車枠(15aH15b)
の前後の案内車輪(13)(14)に下方向きの所定圧
力の予圧を与えるようにしている。この油圧シリンダ(
21)(21)を作動さぼる油圧回路については図示説
明を省略しているが、検測装置の昇降作用を行ない、か
つ圧力調整弁等により調整され設定された所定の予圧を
与え得るように構成される。 (23)は前記フレーム(21)と台車枠(15a)(
15b)との間に介在さUてリンク方式で連結した案内
連結リンクであって、検測装置の昇降時の案内作用を行
なうとともに、作業車(30)による走行時に検測台車
(11)を追従させるように設けている。この案内連結
リンク(23)に代えて、検測台車の上下動を許容して
かつ走行時の案内を行ない得る他の連結構造によりフレ
ームと台車枠とを連結してもよい。 上記の構成を有する本発明のレールの摩耗検測装置11
ff(A)によりレール(1)の上面の波状摩耗の検測
作業においては、作業現場において先ず油圧シリダ(2
1)を作動させて検測台車010)をレール(1)、1
:に下し、さらに前記油圧シリンダ(21)により左右
の台車枠(15a)(15b)の前後部に下方向きに予
圧を与えた状態にしておき、こうして検測ユニット(1
1)の検出器(12)をレール(1)の上面に対して一
定の間隙を保持した状態にしてレール上を走行させると
、仮にレール(1)に捩れや変形が生じていたりあるい
は継目部分に段差が生じていても、レールごとに設けら
れかつ連結装置(16)によりその軸線の回りに回転変
位可能に連結された左右の台車枠(15a)(15b)
は、前記油圧シリンダ(21)による予圧によって、円
台車枠(15a)(15b)の前mの案内車輪(13)
(14)(7)全てが常時レール(1)に対する当接状
態を維持するように作用し、レール上面に対応して変位
し追従する。したがってレールの長手方向の台車枠(1
5a)(15b)の略中央部に設けられた検測ユニッI
〜(11)の検出器(12)がレール(1)の基準上面
に対し常に一定の間隙を保持し、また接触型の検出器の
場合には所定の接触状態を確実に保持でき、そのためレ
ールに対し一定の関係の下で正確な検測が行なえる。 [発明の効果] 上記したように本発明のレール頭部の摩耗検測装置によ
れば、左右の台車枠の前後案内車輪の全てが常時レール
上面に対して当接した状態を維持し、検測台車が3点支
持や浮き、ヒが状態になることがないので、円台車枠の
略中央部に設けられた検測ユニットの検出器とレール上
面との関係位置は常に−・定に保持され、従ってレール
頭部表面を検測ユニットの検出器により浮き等による誤
差なく正確に検測することができ、以ってこの検測結果
に基いてレール頭部表面を摩耗状況に応じて適切にかつ
正しく削正し、修正することができる。
第1図は本発明の1実施例を示す斜視図、第2図は同側
面図、第3図は正面図、第4図は削正作業車に本発明の
検測装置を装置した例を示す側面図、第5図は従来の検
測装置を例示する斜視図である。 (^)・・・摩耗検測装置、(1)・・・レール、(1
0)・・・検測台車、(11)・・・検測ユニット、(
12)・・・検出器、(13)(14)−・・案内車輪
、(15a)(15b)一台車枠、(16)・・・連結
装置、(21)・・・油圧シリンダ、(30)・・・作
業車、(31)・・・フレーム。 特許出願人 株式会社芝浦製作所 手続補正書輸発) 昭和61年 5月13日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿
Δ1、事1′[の表示 昭和61年特許願第72095号 2、発明の名称 レールの摩耗検測5A買 3、補正をする者 特許出願人 東京都港区赤取1丁目1番12号 (242)株式会社芝浦製作所 代表者 gI 通 亮 4、代理人
面図、第3図は正面図、第4図は削正作業車に本発明の
検測装置を装置した例を示す側面図、第5図は従来の検
測装置を例示する斜視図である。 (^)・・・摩耗検測装置、(1)・・・レール、(1
0)・・・検測台車、(11)・・・検測ユニット、(
12)・・・検出器、(13)(14)−・・案内車輪
、(15a)(15b)一台車枠、(16)・・・連結
装置、(21)・・・油圧シリンダ、(30)・・・作
業車、(31)・・・フレーム。 特許出願人 株式会社芝浦製作所 手続補正書輸発) 昭和61年 5月13日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿
Δ1、事1′[の表示 昭和61年特許願第72095号 2、発明の名称 レールの摩耗検測5A買 3、補正をする者 特許出願人 東京都港区赤取1丁目1番12号 (242)株式会社芝浦製作所 代表者 gI 通 亮 4、代理人
Claims (1)
- 1、軌道のレール上を走行可能な検測台車の左右部に、
それぞれレール上面の凹凸を検測するセンサーを備えた
検測ユニットが設けられてなる摩耗検測装置であつて、
検測台車はレール長手方向に延在しかつそれぞれ前後に
案内車輪を有する左右の台車枠が、前後案内車輪の略中
間においてレールの長手方向に対して直交方向に配され
た連結装置によりその軸線の回りに回転変位可能に連結
されてなり、この左右の両台車枠の前後案内車輪間の略
中央部に前記検測ユニットが取付けられ、また前記両台
車枠の前後部にそれぞれ検測台車を上下動させるととも
に検測時に両台車枠の前後案内車輪に下方向きの予圧を
与える油圧シリンダが配されてなることを特徴とするレ
ール頭部の摩耗検測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7209586A JPS62228109A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | レ−ルの摩耗検測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7209586A JPS62228109A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | レ−ルの摩耗検測装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62228109A true JPS62228109A (ja) | 1987-10-07 |
Family
ID=13479505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7209586A Pending JPS62228109A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | レ−ルの摩耗検測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62228109A (ja) |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP7209586A patent/JPS62228109A/ja active Pending
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