JPS62228038A - 芳香族ケトンの製法 - Google Patents

芳香族ケトンの製法

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JPS62228038A
JPS62228038A JP62028373A JP2837387A JPS62228038A JP S62228038 A JPS62228038 A JP S62228038A JP 62028373 A JP62028373 A JP 62028373A JP 2837387 A JP2837387 A JP 2837387A JP S62228038 A JPS62228038 A JP S62228038A
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JP
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ester
friedel
reaction
crafts catalyst
acid
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JP62028373A
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Inventor
ハワード マシュー カルクホーン
ジェームズ アンソニー ダニエルズ
デビット フランク ルイス
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Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/45Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by condensation
    • C07C45/46Friedel-Crafts reactions
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/51Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition
    • C07C45/54Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition of compounds containing doubly bound oxygen atoms, e.g. esters

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は芳香族ツノ−1〜ンおよびその製法に関する。
ヒドロキシもしくはハロ置換芳香族41〜7番1、特C
,二号香族ゲ1−ンボリマー、特にポリアリールエーテ
ルゲトンの製造に用いることかできる。1986年1月
281]に出願された係j萬中の英111特許出願86
01994には、エーテル結合に、1、り互いに他と、
または異なる繰り返り、 ftH☆と結合された、繰り
返し準位−P h−CO−1)h−P h −< p 
h c−+パラフェニレンである)を含J−3てJポリ
マーが開示されている。これらの繰り返しiii位は、
4−ヘンソ゛イル−4′−ヒトl:l−1−ンヒフ工ニ
ールの置換誘導体の縮重合により得ることができる。
4−ヘンシイルー4′−ヒトロキシヒフェニルを17る
ための1つの可能な技術は、4−ヒフェニリルヘンゾエ
−1の転位反応によるものである。
、二のような転イi7 )i応によるこの化合物の製造
は、F i e s e 1およびRradsl+er
、 、I Am Chem Soc 、 5 B 9(
1936年)、2337および2338頁に記載されて
おり、わずかに22%の収率であることがflj告され
ている。さらに、Pieserおよび11 r a d
 s hQrは、B11ckeおよび−einkauf
f 1.I Am Chem Soc、54巻(193
2年)、330〜334頁および11eyおよびJac
kson 1.I Chem Soc (1936年)
、802〜806頁により得られた明らかに異なる結果
を−にげている。FieserおよびBr a d s
 h e rば、lll1 c、k eおよび14ei
nkauffの結果を達成することが困デ「であること
を報告し、旧1ckeおよびWeinkauffの条イ
′1が十分でないという説明を加えている。1leyお
よび、+ a c k s o nば、1llicke
およびWeinkauffの条件と頽似の条件を用いて
、3−ベンゾイル−4−ヒl”ロキシビフェニルのみを
単離゛4゛ることに成功した。
4−ヒフエニリルヘンゾエー1〜番、1、ハロゲン化ヘ
ンシイルの4−ヒlj’ CIキシヒ−742月(,7
,1、ろ−Lステル化Gごより得ることができ、fi(
って、1−\ンゾイル−4′−ヒ]−ロキシ1ニフf、
ニールの’9V j’r (ハための満足すべき出発原
料となるii)油性かある。しかしながら、そのような
方法の魅力は、イl(い収率のために低減されてお幻、
実際にi’Ji望の製品をilるのに明らかに国籍(を
(’を完)。
今や、我々は1JieserおよびIt r 11d旧
目+rのツノ法を変更することにまって、所望の製品の
収率の向1−を4:′fるごとができるということをC
,I、ilj+、だのとヨ)る。
本発明は、式X A r COP h P h OIt
をflするアl’Jイルまたはヘテロアロイルヒドロキ
シビフェニルの製造方法を提(jliするのであって、
この方法は、式X A、 r COOP h P h 
Hl〔千2式中、Arは置換されていても、I、い−価
のモノ−もり、 < L:jポリ−芳香族基を表し、■
)11はパラフェニレンを表し、Xは水素またはへロリ
ンまたは二l−口、アルキルスルホニル、アリールスル
ホニル、アルギルカルボニル、アリールカルボニルまた
は炭化水素基を表す〕 をfrするヒフェニルアリールエートエステルまた巳、
1・\テr:1アリールエートエステルを、エステル1
モル゛1また幻少なくとも2.2モルのVの、1種また
はそ力、jソ1−のルイス酸を含む、フリーデルクラフ
ツ触媒と接触させることを含む。
Arはピリジルの如き襟素環式基であってもよいが、フ
ェニレン、ビフェニレンまたはナフチlノンの如き炭化
水素基であるのが好ましい。この方法は、Arがパラフ
ェニレンであるよ・うな、4−ヘンゾ・イル−4′−ヒ
トロー1−シビフJ4ニルまたはぞの置換誘導体の製造
に有利に用いられる。
ArLj:、Xに加えて、Xと同一のまたはそれと5′
シなる、1種またはそれ以上の置換基を有していてもよ
い。
Xが炭化水素基である場合、これは例えばアルキル、ア
リール、アルアルキル、アルカリールまたはシクロアル
キルであってよい。好ましくは、ごれは1〜15個の炭
素原子を含み、特に1〜6(IIの炭素原子を含むアル
キルである。芳香族ケトンポリマーの製造にヒ10キシ
ビフェニル誘導体が用いられる場合、Xは好3P l、
 <4.lハI−Jケン、特に塩素またはフッ素である
特定の量のフリーデルクラフッ触媒が、所望の4−アロ
イルまたは−・テロアITIイル−4′ ヒIロキシビ
フェニル化合物の収率の増加、例えば、アリールエート
またはヘテロアリールエートエステル出発原料に対して
60重尾%またし1それ以上の収率を与えるのである。
触媒の肘は、好ましくは、エステル1モル当たり、好′
gIニジ<は少なくとも2.5、特に少なくとも3.0
、例えば、約3.4モルである。我々は、エステル1モ
ル当たり少なくとも3.0モル、例えば、約3.4モル
の塩化アルミニウム(フリーデルクラフツ触媒として)
を用いて、十分な収率(60重量%以上)を得た。触媒
の好ましい型は、触媒として用いられる材料およびエス
テルの1!1質に。1.って決まるである・う。
有用なフリーデルクラフッ触媒として、フッ化水素およ
びトリフルオI′lメタン々ルボン酸の如きブロンステ
ッド酸ならびに酸フッ化硼素、塩化アルミニウム、臭化
アルミニウム、塩化亜鉛および塩化第二鉄の如きルイス
酸を挙げることができる。
そのような酸の?Fb合物を用いてもよい。好ましくは
、触媒(J少なくとも80モル%の程度のルイス酸であ
り、特に100%のルイス酸である。比較的11°F価
でありほとんど障害を与えないことから、塩化アルミニ
ウムを用いるのが便利である。
接触温度および時間は、エステルおよびフリーデルクラ
フツ触媒の性質によって決まる。接触は、好ましくG、
1、接触の条件下にエステルのための溶剤となる液体中
で行われる。
jJ当なン夜体は、1.2−ジクI:I ITIヘンゼ
ン、二I・11ヘンセン、1,2.4−1−リフ110
ヘンゼンおよo:1. 1. 2. 2−テ1〜ラクロ
ロエタンを含む。触媒として塩化アルミニウムを用いて
、反応は、好ましくは少なくとも60℃、特に少なく表
4) l 00℃、例えば120°Cの温度において行
われる。接触時間は温度によって決まり、温度が高いノ
jが■、1間は少ないであろう。接触時間は、典型的に
は、少なくとも1時間であり、4〜20時間、例えば、
6〜10時間であってよい。
接触の末期に、反応混合物I1.4 、 3−5’((
〕1体の如き望ましくない副生物とともGこ)すf望の
−i’ l:I イルもしくはヘテロアロイルヒl; 
l:Iキシヒソエユルを含む。酸性水溶液の添加に、1
、す、例えば、水1ノ1塩酸およびメタノールの混合物
の添加により、所望のアロイルまたはヘテロアロイルヒ
ドロキシ!ニフェニル異性体を反応混合物から析出させ
るのが便利である。回収された固体は、次いで、好まし
くは中性の溶液、例えば、水とメタノールとの混合物に
より洗浄されて、固体の析出に用いられた酸の大部分を
除去する。固体を最後に比較的揮発性の液体で洗浄して
、望ましくない副生物および反応溶剤を除去し、例えば
減圧下に加熱するごとによって乾燥される。固体は、カ
ーボンブラ、りの如き脱色用固体により溶液を処理した
後で、適当な溶剤混合物、例えばイソプロピルアルコー
ル−酢酸エチル混合物から再結晶することにより、精製
される。得られた固体は、前述した英国特許出願に記載
されている如き芳香族エーテルケトンポリマーの製造に
用いられてもよい。
本発明のプ「1セスは、エステルのヒ]ロー1−ソケI
・ンへのフライス転位により行われる。エステルは予め
形成されてもよいiノれども、通常は同一反応系で、例
えば、適当な酸、酸ハライ1;またし1酸無水物と月L
15するフェノール系化合物との反応により、形成され
る。最も好ましくは、安息香酸または対応する酸ハライ
l”rEたIt無水氷物ヒ1゛11キシビフェニルと反
応され、この反応の終了時にエステルを含む混合物がフ
リーデルクラフッ触媒と接触される。
従って、本発明のもう1つの特徴においてば、式XAr
C0PhPh01lのアロイルまたはヘテロアロイルヒ
Fロキシビフェニルの製造方法が提供され、ごの方法ば
、式XArC0Yの化合物を代It OP h I) 
h Itの化合物と反応さ・l、次いで反1、iS混合
物をそのような反応によって形成されたか7EたLJ影
形成れ得る化合物X A r COP h I−’ h
 Itの1モル当たり少なくとも2.2モルのフリーデ
ルクラフッ触媒と接触さ−υることを含む。ごれらの式
中、Ar、PhおよびXは前記規定に同一のものを表し
、Yはハロゲン、−011士たiJ、  00 CPh
Xを表す。また前記フリーデルクラフツ触媒は少なくと
も1種のルイス酸を含む。
Ykv好ましくはハロゲン、特に塩素である。最初の反
応量らエステル化は、典型的には、反応体および生成物
のための溶剤中で、特にフリーデルクラフツ触媒と接触
されることに対して前述した如き液体、例えば、1.2
〜ジク110ヘンゼンを用いて行われる。コースチル化
反応は、この反応を触媒するための少量の鉱酸の存在で
行うことができる。反応時間および温度は、好ましくは
、エステルを与えるための特に完全な反応が起こるよう
なもの、例えば、少なくとも80℃、特に少なくとも1
00℃の温度および少なくとも1時間、特に4〜16時
間の時間である。
塩化ベンゾイルが用いられる場合、形成されたハロゲン
化水素は、便宜的には放散され、反応混合物から除去さ
れる。ハロゲン化水素の放散は反応の経過を追従するた
めに監視される。反応が終了したら、過剰のフリーデル
クラフツ触媒を反応/IL合物に添加してもよく、その
間高い反応温度に保持して、引き続く処理を行ってもよ
い。しかしながら、商業的な操作のためには前述の方法
が好ましく、2つの段階の間には間隔がおかれてもよい
ということが理解されるであろう。
説明のための下記の例は、本発明の詳細な説明するため
のものである。
例1 330.0g(248c♂、1.885モル)の4−ク
ロロヘンジイルクロリド、321.0 g  (1,8
85モル)の4−ヒドロキシビフェニル、lc−の濃硫
酸および2.5dm3の1,2−ジクロロベンゼンを、
窒素入口、還流コンデンサーおよび攪拌器を備えた5d
+n”の三つロフラスコ中で、120°Cにおいて一緒
に攪拌した。塩化水素の放散を、約6〜7時間後にこの
放散が止むまで監視した。120℃でさらに2時間後に
、フラスコおよび内容物を攪拌下に1夜間放冷した。
865.0 g (6,29モル)のむ)末プ、C1(
水塩化アルミニウムを20〜30℃で、15分間で、攪
拌されたフラスコに添加し、フラスコおよび内容物を1
20〜130℃に加熱し、この温度に7〜8時間保持し
、次いで攪拌下に1夜間で20℃に放冷した。
次に、フラスコの内容物をそれぞれ56m3の容積を有
し、それぞれ2.5dm3のノルマル水性塩酸および0
.5dm3のメタノールの攪拌溶液を含む5個のビーカ
ー中に、均等にサイフオンにより移した(窒素圧力を適
用しながら)。これらのビーカーの内容物を約15分間
撹拌し、次いでオフホワイト色の固体を沈降せしめた。
固体上の酸の層をサイフオンで除去し、攪拌されたビー
カーの内容物に2dm3の水および0.35dm3のメ
タノールの溶液を添加した。約15分後、固体を再び沈
降させた。固体の水およびメタノールによる処理を、固
体上の溶液が中性(少なくとも7のpH)になるまで繰
り返した。
中性の水層をサイフオンで除去し、それぞれのビーカー
に1.5dmaのトルエンおよび0.25dm3のメタ
ノールの溶液を添加した。次に、ビーカーの内容物をブ
フナー漏斗を用いて、水真空により濾過した。フィルタ
ー上の固体を1〜ルエンで洗浄してジクロロベンゼンお
よび望ましくない異性体を除去し、次いで130℃およ
び40kN/m2の圧力の真空オーブン中で16時間乾
燥した。
絹製の固体を、脱色用カーボンブランクの存在下に、イ
ソプロピルアルコールおよび酢酸エチル(4:1の容量
比)の還流混合物から再結晶し、混合物を高温ガラスブ
フナー漏斗(焼結Na2)1のCelite(kies
elguhr)の床により熱時濾過した。
結晶化された生成物が、67%の収率で得られ、197
〜198.5℃の融点を有していた。分析によれば、こ
の生成物は73.6重量%の炭素(計算(ii 73.
9 %) オヨび4.3重量9A(D水素(計算値4゜
3%)を含んでいた。プロトンおよび炭素−13NMR
および赤外スペクトルにより、4−(4−クロロベンゾ
イル)−4′−ヒドロキシビフェニルの構造を確認した
比較例A 42.5 gの4−ヒト11キシビフムニ月行目−04
4,0g (32cJ)の4−クロロヘ7プイルクロリ
トヲ、攪拌器、還流コンデンサーよ夕よび窒素人口を備
えたIdm3の三つロフラスコ中の500cJの1.2
−ジクロロベンゼンに添加した。触媒としてl c+1
+の濃硫酸を添加した。
撹拌溶液を110〜120℃に加熱し、この温度に7時
間保持した。溶液は30分後に透明な淡褐色になった。
反応の最初の3時間の間に塩化水素が特に激しく放散さ
れたけれども、6時間後には塩化水素はとんど乃至全く
検出されなかった。
フラスコを1夜間冷却し、次いで撹拌下に70gの塩化
アルミニウムを添加した(塩化アルミニウム:4−ヒド
ロキシビフェニルのモル比は2.1:1である)。
混合物を120〜130℃に加熱し、この温度に6時間
保持した。溶液を放冷し、2.5dm3のノルマル塩酸
および0.5dmaのメタノールを含む溶液3 dm3
中に注ぎ入れた。沈澱は淡黄色をを呈し、幾分かのオル
ト異性体(3−(4−クロ1コヘンゾイル)−4−ヒド
ロキシビフェニル)の存在を示した。
攪拌をやめ、沈澱を沈降させ、次いで水層を除ノにした
。2dm”の水および0.5dmaのメタノールの溶液
を添加し、この溶液を再び攪拌した。約15分後、固体
を再び沈降させ、液体をサイフオンで除去した。中性の
溶液が得られるまでこの処理を繰り返した。最柊水/メ
タノール混合物の除去後、沈澱を濾過により除去し、ト
ルエンで洗浄してオルト異1ノF体を除去した。残留す
る灰色の固体を1.2−ジクロロエタンから再結晶して
、197〜19 B ’Cの融点を有するシルバーグレ
イ色の結晶を27%の収率で得た。
例2 下記を例外として例1の操作を繰り返した。即ら、19
2gの4−ヒドロキシビフェニル(1,13モル)およ
び179gの4−フルオロベンゾイルクロリl=’(1
,13モル)を1.5dm3の1,2−ジクロロベンゼ
ン中で、0.5 cJの濃硫酸とともに加熱した。周囲
温度に冷却後、5191Nの塩化アルミニウム(3,8
9モル)を攪拌下に添加した。
機械的撹拌下に温度を120℃に上げ、反応混合物をこ
の温度でさらに8時間攪拌した。周囲温度に冷却後、形
成された暗色の溶液を、攪拌下に、それぞれ5dm3の
、それぞれ2dI113のノルマル水性塩酸および0.
5dm”のメタノールを含む3個のビーカー中に注ぎ入
れた。例1と同様にして、有機相の抽出を水性抽出物が
中性になるまで行った。
粗製固体生成物を有機相の濾過により単離し、フィルタ
ーケーキを次いで水、トルエン、および40〜60°の
石油エーテルで洗浄した。真空(40kN/m2)下に
130℃で16時間乾燥後、この材料をカーボンブラッ
クの存在下に混合キシレン異性体(2,7dm3)から
再結晶し、熱時にkieselg u h rにより濾
過して、207g(63%の収率)のクリーム状の結晶
生成物を得た。融点190〜191℃であり、プロトン
および炭素−13NMR3赤外および質量スペクトルは
、4−(4−フルオロベンゾイル)−4′−ヒF口キジ
ビフエニルの構造に−T、にするものであった。
比較例B この操作は下記を除き比較例へのそれと同様であった。
即ら、53.7 gの4−ヒドロキシビフェニル(0,
32モル)および50gの4−フルオロベンゾイルクロ
リド(0,32モル)を0.42dmaの1.2−ジク
ロロベンゼン中で、0. l 4 cJの濃硫酸ととも
に、120℃に8時間加熱した。混合物を室温まで冷却
し、42gの無水塩化アルミニウム(0,32モル)を
添加した。温度を120℃に上げ、混合物をこの温度で
8時間撹拌した。例2に述べたようにしてこの生成物の
処理および精製を行って、わずかに3.0gの収量の白
色結晶材料を得た。赤外およびプロトンNMRスペクト
ルおよび融点(162℃)はこの材料が4−ビフェニリ
ル−4−フルオロヘンシェードであることを示した。こ
れは反応の第1段階の間に同一反応系で中間生成物とし
て形成されたエステルである。
4−(4−フルオロベンゾイル)−4′−ヒドロキシビ
フェニルはこの操作の生成物として検出さく18) れなかった。最終反応混合物を水1ノ1塩IID/メタ
ノール混合物中に急冷した後、有機相σ弓diい黄色が
認めされ、これはかなりの量の3− (4フルオロヘン
ジイル)−4−ヒドロキシビフェニル(黄色)が形成さ
れたこと示すものであった。即ち、オルト生成物への転
位が起こっていることを示すものである。
上記の例および比較例は、塩化アルミニウムの4−ヒド
ロキシビフェニルに対するモル比の変更の効果を説明し
ている。モル比は下記の通りである。
例1    3.3471 比較例A    2.1:1 例2    3.44:1 比較例B   1:1 フリーデルクラフッ触媒(塩化アルミニウム)の量が多
い場合には、所望の4,4′−異性体が60%より高い
収率で得られ、一方この量が低い場合には、4.4′−
異性体の収量が低く、あるいは検出されない場合もある

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式XArCOPhPhOHを有するアロイルもしく
    はヘテロアロイルヒドロキシビフェニルを製造するに当
    たり、式XArCOOPhPhH、〔上2式中、Arは
    置換されていてもよい二価のモノ−もしくはポリ−芳香
    族基を表し、Phはパラフェニレンを表し、Xは水素ま
    たはハロゲンまたはニトロ、アルキルスルホニル、アリ
    ールスルホニル、アルキルカルボニル、アリールカルボ
    ニルまたは炭化水素基を表す〕 を有するビフェニルアリールエートエステルまたはヘテ
    ロアリールエートエステルを、エステル1モル当たり少
    なくとも2.2モルの量の、1種またはそれ以上のルイ
    ス酸を含む、フリーデルクラフツ触媒と接触させること
    を含む方法。 2、エステル1モル当たり少なくとも2.5モルのフリ
    ーデルクラフツ触媒が用いられる、特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 3、少なくとも3モルのフリーデルクラフツ触媒が用い
    られる、特許請求の範囲第2項記載の方法。 4、フリーデルクラフツ触媒が塩化アルミニウムである
    、特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載の方法。 5、エステルの溶剤である液体の存在下に実施される、
    特許請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の方法。 6、少なくとも100℃の温度において実施される、特
    許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。 7、式XArCOPhPhOHの化合物が、反応混合物
    への酸性溶液の添加により、反応混合物から析出される
    、特許請求の範囲第1〜6項のいずれかに記載の方法。 8、エステルが酸、酸ハライドまたは酸無水物とフェノ
    ール系化合物との反応により同一反応系で形成される、
    特許請求の範囲第1〜7項のいずれかに記載の方法。 9、出発原料として酸ハライドが用いられ、反応体およ
    び反応生成物の溶剤である液体中で実施され、同じ液体
    が引き続くエステルとフリーデルクラフツ触媒との接触
    のために用いられる、特許請求の範囲第8項記載の方法
JP62028373A 1986-02-13 1987-02-12 芳香族ケトンの製法 Pending JPS62228038A (ja)

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