JPS6222801A - コロイドの寸法を有する疎水性ポリマ−粒状物およびその製法 - Google Patents

コロイドの寸法を有する疎水性ポリマ−粒状物およびその製法

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JPS6222801A
JPS6222801A JP61170966A JP17096686A JPS6222801A JP S6222801 A JPS6222801 A JP S6222801A JP 61170966 A JP61170966 A JP 61170966A JP 17096686 A JP17096686 A JP 17096686A JP S6222801 A JPS6222801 A JP S6222801A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は固体の水不溶性の有機材料の粒子を含むコロ
イドの寸法を有する粒状物およびそのような粒状物を製
造するために用いる重合プロセスに関する。
金属、金属酸化物、ピグメント、フィラーおよび凝集し
やすい他の無機粒子は、多くの場合、疎水性ポリマーに
よりコートされ、または疎水性ポリマー中に包埋される
。これらのコートされまたは包埋された粒子は、多くの
場合、プラス千ツクに対する導電性添加剤、電子写真用
途におけるトナー、ピグメント着色塗料ならびに多くの
他の用途の如き広範囲の用途に用いられる。
従来、そのような粒状物は、(1)無機固体を酸、酸と
塩基との組み合わせ、アルコールまたはポリマー溶液に
より処理し、(2)付加重合可能なモノマーを処理され
た無機固体の水性分散液中に分散させ、そして(3)得
られた分散液を乳化重合条件に付すことにより製造され
る。そのような方法の例は、米国特許4048136.
4194920.3383346.3935340.3
544500および3884871に記載されている。
しがしながら、これらの方法は欠点を有し、多くの場合
不経済な多段の操作や定着剤、機能付与剤、安定剤など
を必要とする。また、ポリマー粒子はしばしば粘稠なペ
ーストまたは乾燥粉末として用いられなければらない。
さらに最近では、米国特許4049604に開示されて
いるように、乳化剤およびスルホエステル含有ポリマー
を含む水性相中に乳化重合可能なモノマーを含む油相を
分散させ、この分散液を乳化重合条件に付すことによっ
て、有機ポリマー粒子の水性分散液が与えられる。得ら
れるポリマー製品はコーチング組成物として有用な微小
球または液体中心を有する微小球であると述べられてい
る。
疎水性ポリマー中に分散されたコロイドの寸法を有する
無機粒子は米国特許4421660に開示されている。
しかしながら、そのような疎水性ポリマー中の有機染料
またはピグメントの如き有機材料の分散物は教示も示唆
もされていない。
そのような粒状物の製造のための従来技術の方法の欠点
から見て、上記の操作欠点の悪影響を解消し、または実
質的に減少させる改良された方法が強く望まれている。
さらに、疎水性ポリマー中のコロイド有機材料の分散液
を与えることが強く望まれている。
1つの特徴において、本発明はそのような方法を提供す
るものであって、この方法は、(1)本質的に水不溶性
の有機固体の離散粒子の水性コロイド分散液中に疎水性
の乳化重合可能なモノマーを乳化させる工程および(2
)得られたエマルジョンを乳化重合条件に付して、疎水
性モノマーの水不溶性ポリマーのマトリックス中に分散
された有機固体粒子の安定な液体水性コロイド分散液を
形成させる工程を含む。
驚くべきことに、本質的に水に不溶な有機固体粒子のポ
リマーマトリックス中への分散は、粒子をポリマー、酸
または他の通常の定着剤により、エマルジョン重合工程
の前に予備処理することなく、乳化重合させる方法によ
り達成されるのである。また、有機固体が分散されたコ
ロイドの寸法を有するポリマーマトリックス中に、有機
固体粒子が離散した、本質的に凝集していない状態で存
在するのである。以下においては、このコロイドの寸法
を有するマトリックスを「マトリックス粒状物」または
「マトリックス粒子」と呼ぶことにする。従って、離散
有機固体粒子はポリマーにより完全にコートされている
。さらに、粒状物の多くの粒子(コロイドの寸法を有す
るポリマーマトリックス)中には、2またはそれ以上の
有機粒子が互いに他と間隔を保った関係で存在している
他の特徴において、この発明はコロイドの寸法を有する
粒子を有する粒状物を提供し、前記粒子の実質的に全部
が疎水性のポリマーマトリックスおよび前記マトリック
ス中に分散された本質的に水不溶性の有機固体の少なく
とも1個の離散コロイド粒子を含む。
この発明のマトリックス粒状物は、ピグメント特性を有
するコロイドの寸法の粒状物を必要とする用途に特に有
用である。例としては、塗料添加物、カラートナー、印
刷媒体添加剤、カラーディスプレー添加剤、レーザープ
リント添加剤、膜クロロプラスト等がある。
この発明の実施に安定して用いられる有機固体は、コロ
イド粒子の形の有機材料、即ち、一般に0.9マイクロ
メーターより小さい、好ましくは0.005〜0.7マ
イクロメーターの、さらに好ましくは0.005〜0.
5マイクロメーターの平均直径を有する有機材料であり
、これらの粒子は分散剤または界面活性剤により処理さ
れなければ凝結物を形成しやすいものである。水に分散
された場合、これらの有機粒状物は放置されると凝結ま
たは凝集しやすい。多くの場合、そのような凝集の結果
として、有機粒子は水性分散液の下方部分に沈降する。
典型的には、これらの固体は水に不溶であり、固体重量
に対して5重量%より多くの水を吸着することができな
い。そのような有機固体の例は、ローダミン、フタロシ
アニンおよびアゾレーキの如き本質的に水に不溶性の有
機ピグメントならびに米国特許4194920に開示さ
れたピグメントである。そのような有機固体の他の例は
、デカブロモジフェニルオキシドの如き本質的に水に不
溶性の有機難燃化添加剤である。
後述するような化学分散剤および/または界面活性剤は
水性分散液をかなり安定な状態に保つために用いられる
。類似の有機固体の水性コロイド分散液はコロイドポリ
マーエマルジョンの製造に用いられる通常の技術によっ
て製造される。
この発明の実施に用いられる疎水性モノマーは本質的に
水に混和しないものである。即ち、モノマーは別の相を
形成し、5gのモノマーを100gの水と混合したとき
に、そのような水と混和し、ないモノマーは乳化重合条
件下に重合して、通常は適当な界面活性剤によって、安
定な水性コロイド分散液の形で存在する水不溶性ポリマ
ーを形成するであろう。適当な疎水性モノマーの例は、
モノビニリデン芳香族モノマー1例えば、スチレン、ビ
ニルトルエン、t−ブチルスチレン、クロロスチレン、
ビニルヘンシルクロリドおよびビニルピリジン、α、β
−エチレン系不飽和カルボン酸のアルキルエステル、例
えば、アクリル酸エチル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸ブチルおよびアクリル酸2−エチルヘキシル、飽和
カルボン酸の不飽和エステル、例えば、酢酸ビニル、塩
化ビニルおよび塩化ビニリデンの如き不飽和ハロゲン化
物、不飽和ニトリル、例えば、アクリロニトリル、ジエ
ン、例えば、ブタジェンおよびイソプレン等を含む。こ
れらのモノマーの混合物も本発明の方法に用いるのに適
する。これらのモノマーのうちでは、モノビニリデン芳
香族化合物、例えば、スチレンおよびアクリル酸アルキ
ル、例えば、アクリル酸ブチルまたはそれらの混合物が
好ましい。
前述した疎水性モノマーに加えて、比較的少量の、例え
ば、合計モノマー成分に対して10重量%より少ない、
好ましくは5重世%よ少ない水溶性モノマー、例えば、
エチレン系不飽和カルボン酸またはその塩、例えば、ア
クリル酸またはアクリル酸ナトリウム、メタクリル酸、
イタコン酸およびマレイン酸、エチレン系不飽和カルボ
キシアミド、例えば、アクリルアミド、ビニルピロリド
ン、ヒドロキシアルキルアクリレートおよびメタクリレ
ート、例えば、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロ
キシプロピルナクリレートおよびヒドロキシエチルメタ
クリレート、不飽和酸のアミノアルキルエステル、例え
ば、メタクリル酸2−アミノエチル、エポキシ官能モノ
マー、例えば、メククリル酸グリシジル、不飽和酸のス
ルホアルキルエステル、例えば、メタクリル酸2−スル
ホエチル、エチレン系不飽和第四級アンモニウム化合物
、例エバ、ビニルヘンジルトリメチルアンモニウムトリ
クロリドを用いてもよい。しかしながら、そのような水
溶性モノマーを得られるポリマーを水溶性にするのに十
分な量で用いないことが重要である。この発明の実施に
特に有用なモノマー処方は、合計モノマーの重量に対し
て、20〜90重量%のスチレン、10〜80重量%の
アクリル酸アルキル、例えば、アクリル酸ブチルおよび
0.01〜2重量%の不飽和カルボン酸、例えば、アク
リル酸を含むものである。
この発明の実施においては、まず有機固体の水性コロイ
ド分散液を、前記固体を水溶性の界面活性剤または乳化
剤の水溶液と接触させ、これによって5〜70重量%の
有機固体を含む分散液を形成させることにより、製造す
るのが好ましい。典型的には、適当な界面活性剤または
乳化剤は、脂肪酸の塩、例えば、オレイン酸カリウム、
アルキル硫酸金属、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、
アルキルアリールスルホン酸の塩、例えば、ドデシルヘ
ンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリソープ、例えば、ポ
リアクリル酸ナトリウム、およびメチルメタクリレート
/2−スルホエチルメタクリレートコポリマーのアルカ
リ金属塩および他のスルホアルキルアクリレートコポリ
マー、および他のアニオン型界面活性剤、例えば、ナト
リウムスルホコハク酸のジヘキシルエステル、ノニオン
型界面活性剤、例えば、エチレンオキシドとプロピレン
オキシド、エチレングリコールおよび/またはプロピレ
ングリコールとのノニオン型槽金物、およびカチオン型
界面活性剤、例えば、アルキルアミングアニジンポリオ
キシエタノール、ならびにり、C,Blackleyに
よりEmulsion Polymerization
 。
Wiley and 5ons、 Chapter 7
 、(1975年)に記載された種々のミセル生成物質
およびMcCu tcheon ’ sDeterge
nts and Emulsifiers % 198
0年年鑑、North American Editi
on、 McCutcheon、 Inc 、モリスタ
ウン、ニューシャーシーに列挙された他の界面活性剤を
含む。また、適当な界面活性剤として、界面活性ポリマ
ー(しばしばポリソープと呼ばれる)、例えば、米国特
許3965032に開示されたようなものを含む。適当
な界面活性剤のうちでは、機能化されたオリゴマーのカ
リウム塩、例えば、Uniroyal Chemica
lにより販売されているPolywet製品の如きアニ
オン型の活性剤が好ましい。そのような界面活性剤また
は乳化剤は水中有機固体の安定な分散液を与えるのに十
分な量で用いられる。好ましくは、そのような界面活性
剤は、水相に対して0.2〜10、最も好ましくは1〜
6重量%の範囲の濃度で用いられる。固体の水性コロイ
ド分散液を形成するために特に望ましい方法は、米国特
許3826667.3981844.4194920.
3843540およびIndustrial Engi
neering Production andRes
earch Development、 19巻、14
7 A′151頁(1980年)に記載されている。
有機固体の水性分散液は、次いで、水と混和しないモノ
マーと一緒にされて、通常の混合操作、例えば、分散液
およびモノマーの両者をWaringブレンダー、ホモ
ジナイザーまたは超音波ミキサーの如き高剪断混合装置
を通過させることにより所望のエマルジョンを形成させ
る。あるいは、そして好ましくは、モノマーは重合の間
に有機固体の水性分散液に連続的に添加される。有利に
は、モノマーはモノマーの水性エマルジョンの形にあり
、このエマルジョンは前述した如き水溶性モノマーおよ
び/または水溶性乳化側によって維持される。
あるいは、有機固体および水と混和しないモノマーの水
性エマルジョンはコロイドの寸法の有機粒子を存在する
モノマーの水性エマルジョンに添加することによって製
造することができる。そのような場合、有機固体の添加
の前またはそれと同時に追加の乳化剤をエマルジョンに
添加するのが多くの場合望ましい。有機固体および水と
混和しないモノマーのエマルジョン中では、水性相はエ
マルジョンの連続相となるのに十分な量で存在する。
有機固体は、マ) IJフックス状物に所望の特性、例
えば、難燃性、光吸収性、ピグメント着色等を与えるの
に十分な量で存在する。水と混和しないモノマーは重合
された時に有機固体を包み込みまたは包埋するのに十分
な量で存在し、乳化重合条件に付されるのに十分に安定
な水性コロイドエマルジョンを与えるのに十分な乳化剤
および/または界面活性剤が存在する。好ましくは、エ
マルジョンは0.1〜25重量%の有機固体、1〜30
重量%のモノマーおよび残量の乳化剤(界面活性剤)、
触媒等を含む水性相を含む。
本発明の実施に用いられる乳化重合条件は、一般に、過
酸化化合物、アゾ触媒、紫外線等の如きラジカル開始剤
の存在で行われる通常の遊離ラジカルタイプの重合であ
る。好ましくは、そのような重合は50〜90℃の範囲
の温度において水溶性過酸化化合物の存在下に実施され
る。エマルジョンは、一般に、十分な供給輸送を維持す
るために重合の間攪拌される。濃度は、通常、合計モノ
マーに基づいて0.005〜8、好ましくは0.01〜
5重量%の範囲にある。適当な触媒の例は、無機過硫酸
化合物、例えば、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウムお
よび過硫酸アンモニウム、過酸化物、例えば、過酸化水
素、t−ブチルヒドロペルオキシド、ジベンゾイルペル
オキシドおよびジラウリルペルオキシド、アゾ触媒、例
えば、アゾビスイソブチロニトリル、および他の通常の
遊離基生成化合物を含む。また、種々の価値の遊離基生
成放射線手段、例えば、紫外線、電子線およびガンマ−
線も適する。あるいは、レドックス触媒組成物を用いる
ことができ、この場合重合温度は25〜80℃の範囲で
ある。レドックス触媒組成物の例は、前述した如き過酸
化化合物、好ましくは過硫酸カリウムまたはt−ブチル
ヒドロペルオキシドおよび還元性の成分、例えば、ナト
リウムメタビサルファイトおよびナトリウムホルムアル
デヒドヒドロサルファイトを含む。また、種々の連鎖移
動剤、例えば、メルカプタン、例えば、ドデシルメルカ
プタン、ジアルキルキサントゲンジサルファイド、ジア
リールジサルファイドおよび前述したBlackley
、 Chapter 8に列挙されたものであって記載
された濃度で用いるものを用いるのが適当である。
乳化重合に続いて、乳化重合物は、重合容器から取り出
され、(1)エマルジョンがそのままで用いられ、ある
いは(2)未反応モノマーおよび他の揮発物質が除去さ
れて濃厚なエマルジョンとされ、次いで用いられ、また
は(3)マトリックス粒状物が真空乾燥またはスプレー
乾燥の如き通常の手段により分散液の水性連続相から分
離される。好ましくは、乾燥されたマトリックス粒状物
は1〜80重量%の有機固体および99〜20重景%の
ポリマーマトリックスを含む。
下記の例は本発明をさらに説明するためのものであって
、本発明の範囲を限定するものではない。
特記しない限り、部および%は重量で示す。
例I Uniroyal Chemicalにより’ Po1
ysvet KX−3”の商品名で売られている、機能
化されたオリゴマーのカリウム塩の45%水溶液8.8
gを含む52gの脱イオン水中に、40gの有機ピグメ
ントを分散させることにより、水性媒体中有機ピグメン
トの分散液を得た。有機ピグメントはHercu le
s[ncorpora tedにより製造され、ジアゾ
化された3゜3′−ジクロロベンゼンとアセトアセト−
0−アニサイドとのカップリングにより得られたDia
ry’l ideYellow Presscake、
 X−2600であった。
攪拌器、添加ロートおよびコンデンサーを備えた3・ソ
ロフラスコ中に、Logの前述した有機ピグメント分散
液、160gの脱イオン水、17gの”Polywet
 KX−3”溶液、1.5gのIN水酸化ナトリウム溶
液および40gのスチレンの混合液を入れた。混合物を
、前記フラスコ中に入れる前に超音波プローブにより3
分間攪拌した。混合物を前記フラスコ中で攪拌下および
窒素雰囲気下に90℃に加熱した。混合物が90℃に達
したら、4.4gの過硫酸ナトリウム、1gのIN水酸
化す1−IJウム溶液およびLogの脱イオン水を含む
水流を65分間で滴加した。得られたラテックス分散液
は19.2%の固形分を含んでいた。残留するモノマー
および水を凍結乾燥により除去して、微細粉末ポリマー
包埋黄色ピグメントを得た。
例2 Uniroyal Chemicalにより“Poly
wet KX−3”の商品名で売られている、機能化さ
れたオリゴマーのカリウム塩の45.4%水溶液8.8
gを含む52.2gの脱イオン水中に、40gの有機ピ
グメントを分散させることにより、水性媒体中有機ピグ
メントの分散液を得た。この有機ピグメントはHerc
u 1esIncorporatedにより製造され、
ジアゾ化された6−アミノ−4−クロロ−m’−トルエ
ンスルホン酸のカルシウム塩と3−ヒドロキシ−2−ナ
フトエ酸とのカップリングにより得られたものである、
Calcium 2B Rubine Pressca
ke、 X−2430であった。
攪拌器、添加ロートおよびコンデンサーを備えた3ノロ
フラスコ中に、10gの前述した有機ピグメント分散液
、140gの脱イオン水および40gのスチレンの混合
物を入れた。この有機ピグメント分散液、脱イオン水お
よびスチレンの混合物を超音波プローブにより3分間攪
拌し、次いで2gの脱イオン水中に溶解された0、2g
の過硫酸ナトリウムを前記混合物がフラスコ中に入れら
れる前に攪拌した。混合物を前記フラスコ中窒素雰囲気
下および攪拌下に80℃に加熱した。混合物が80℃に
達したら0.6gの過硫酸ナトリウムを、3gのIN水
酸化ナトリウムおよび45gの脱イオン水を含む水流を
75分間で滴加した。得られたラテックス分散液は16
.9%の固形分を含んでいた。残留する水およびモノマ
ーを凍結乾燥により除去して、微粉末ポリマー包埋赤色
ピグメントを得た。
例3 Uniroyal Chemicalにより商品名”P
olywet KX−4”のもとで販売されている、機
能化されたオリゴマーのカリウム塩の40%水溶液1′
Ogを含む100gの脱イオン水中に、例1で述べた黄
色有機ピグメント80gを分散させることにより、水性
媒体中有機ピグメントの分散液を得た。
例1で述べたフラスコ中に166gの前述した有機ピグ
メント分散液、251gの脱イオン水、4.4gの”P
olywet KX−4″、6gのIN水酸化ナトリウ
ム溶液、40gのアクリル酸ブチル、40gのスチレン
および2gの脱イオン水中に溶解した0、3gの過硫酸
ナトリウムの混合物を入れた。この有機ピグメント分散
液、脱イオン水、“PolyiwetKX−4”、水酸
化ナトリウム溶液、スチレンおよびアクリレートの混合
物を超音波プローブにより3分間攪拌し、前記混合物を
フラスコ中に入れる前に過硫酸ナトリウムを添加した。
混合物を前記フラスコ中で窒素雰囲気下および攪拌下に
90℃に加熱した。混合物が90℃に達したら、2.8
gの過硫酸ナトリウム、8.4gのIN水酸化ナトリウ
ム溶液および10gの脱イオン水を含む水流を90分間
で添加した。得られたラテックス分散液は19%の固体
を含んでいた。残留するモノマーを真空蒸留により除去
した。フィルム形成性のラテックス分散液は36.2%
の固形分を含んでいた。
例4 1Jniroyal Chemicalにより“Pol
ywet KX−4”の商品名で売られている、機能化
されたオリゴマーのカリウム塩の40%水溶?& 8.
8 gを含む52gの脱イオン水中に、例2に述べた赤
色有機ピグメント40gを分散させることにより、水性
媒体中有機ピグメントの分散液を得た。
例1に述べたフラスコ中に、logの前述した有機ピグ
メント分散液、180gの脱イオン水、]、8gの”P
olywet KX−4”、1.5gのIN水酸化ナト
リウム、20gのアクリル酸ブチルおよび20gのスチ
レンの混合物を入れた。この混合物を前記混合物をフラ
スコ中に入れる前に超突破プローブにより3分間攪拌し
た。混合物を前記フラスコ中窒素雰囲気下および攪拌下
に90゛Cに加熱した。
混合物が90℃に達したら、0.7gの過硫酸ナトリウ
ム、1.5gのIN水酸化ナトリウム溶液およびLog
の脱イオン水を含む水流を90分間で添加した。得られ
たラテックス分散液は17.5%の固体を含んでいた。
残留するモノマーを真空蒸留により除去した。フィルム
形成性ラテックス分散液は36.4%の固体を含んでい
た。
例5 下記のようにして組成物を得、紙上のフィルムとしてキ
ャストした。
(al 40%固形分ラテックス分散液であって、その
固体が重合された形で50%のスチレンと50%のアク
リル酸ブチルを含み、米国特許4421660に教示さ
れたようにして製造された、ポリマーマトリックス87
%中に包埋された13%の二酸化チタン(E、1. d
uPont de NemoursによりTi−Pur
eR−900として市販されている)を含む分散液およ
びfb1例1の19.2%固形分分散液をブレンドする
ことにより組成物klを得た。2つの分散液は1)%の
二酸化チタンおよび1%の黄色ピグメント(固形分に対
して)を含む分散液を与えるのに十分な量でブレンドさ
れた。
固形分が重合された形の50%のスチレンおよび50%
のアクリル酸ブチルを含む46.4%固形分ラテックス
分散液、(bl固形分に基づいて1)%の二酸化チタン
を含む分散液を与えるのに十分な量の二酸化チタン、お
よび(C)固形分に基づいて1%の黄色ピグメントを含
む分散液を与えるのに十分な量の例1に述べたDiar
ylide Yellow Presscakeピグメ
ントをブレンドすることにより組成物置2゜を得た。
fa) 固形分が重合された形の50%のス・チレンお
よび50%のアクリル酸ブチルを含む46.4%固形分
ラテックス分散液、(b)固形分に対して1)%の二酸
化チタンを含む分散液を与えるのに十分な量の二酸化チ
タン、(C1固形分に対して1%の黄色ピグメントを含
む分散液を与えるのに十分な量の例1に述べたDiar
ylide Yellow Presscakeピグメ
ント、および(d+ポリアクリル酸アンモニウム溶液と
思われる、Rohm & Hass Corporat
ionによりAcrysol GIIOとして市販され
ている、固形分に対して1%の粘度1節剤をブレンドす
ることにより、組成物階3を得た。         
以下余白+a)固形分が重合された形で50%のスチレ
ンおよび50%のアクリル酸ブチルを含み、米国特許4
421660に教示されたようにして製造された、87
%のポリマーマトリックス中に包埋された13%の二酸
化チタンを含む、40%固形分ラテックス分散液、(b
)固形分に対して1%の黄色ピグメントを含む分散液を
与えるのに十分な量の例1に述べたDiarylide
 Yellow Presscakeピグメント、(c
)Rohm& 1lass Corporationに
よりAcrysol GIIOとして市販されているポ
リアクリル酸アンモニウム?容)夜と思われる、固形分
に対して1%の粘度調節剤、および(d1重合された形
で50%のスチレンおよび50%のアクリル酸ブチルを
含む46.4%固形分ラテックス分散液をブレンドする
ことにより、組成物隘4を得た。
組成物隘1をポリアクリル酸アンモニウム溶液と思われ
る、Rot+m & Ba5s Corporatio
nによりAcrysol GIIOとして市販されてい
る、固形分に対して1%の粘度調節剤とブレンドするこ
とにより、組成物階5を得た。
(al固形分が重合された形で50%のスチレンおよび
50%のアクリル酸ブチルを含む46,4%固形分ラテ
ックス分散液、(bl固形分に対して1)%の二酸化チ
タンを含む分散液を与えるのに十分な量の二酸化チタン
、(C)固形分に対して1%の黄色ピグメントを含む分
散液を与えるのに十分な量の例1の19.2%固形分分
散液、およびfdlRohm &1)ass Corp
orationによりAcrysol GIIOとして
市販されている、ポリアクリル酸アンモニウム溶液と思
われる、固形分に対して1%の粘度調節剤をブレンドす
ることにより、組成物隘6を得た。
組成物IIkLLから6のそれぞれを紙上のフィルムと
してキャストし、色差メーターを用いて、”5tand
ard Method for Instrument
al Evaluationof Co1or Dif
ference of 0paque Materia
ls″、1964年に発行され、1979年に改正され
、ASTMMethod Designation D
−224478を有する、に表示されたようにして色差
を評価した。データを表1′°社・         
     以下余白表I 2ノ」弓4旧【阪丸       圭−逼1     
     + 38.8 2*         +31.5 3*         +31.3 4 *         + 36.15      
    + 38.6 6          + 38.6 木本発明の例ではない。
表Iのデータは、この発明の有機ピグメント包埋ラテッ
クスを含む組成物を用いて得られたフィルムは驚く程に
高いb値を示すということを示している。
例6 1Jniroyal Chemical により“Po
lywet AX−7″の商品名で売られている、機能
化されたオリゴマーのカリウム塩の48.2%水溶液の
99.6 gを含む247gの脱イオン水中に、平均粒
径0.7〜0.85ミクロンの有機材料400gを分散
させることにより、水性媒体中デカブロモジフェニルオ
キシドの分散液を得た。この混合物をそれぞれBran
sonSonifier Model 184Vを用い
て、10分間に6回超音波処理した。
攪拌器、添加ロートおよびコンデンサーを備えた3ソロ
フラスコ中に、400gの前述した有機分散液、1)7
2gの脱イオン水、0.45 gのThe DowCh
emical CompanyによりVersenex
 80として市販されているキレート剤、および8.8
gのIN水酸化ナトリウム溶液の混合物を入れた。この
混合物を前記フラスコ中窒素雰囲気下および攪拌下に7
0°Cに加熱した。混合物が70℃に達したら、6gの
ナトリウムホルムアルデヒドヒドロサルファイト、Ro
hm & HassによりFormoponとして市販
されている組成物、および94gの脱イオン水を含む水
流を0.7 +m !!/分の速度で添加した。水流の
添加と同時に、3gのスチレン、27gのメタクリル酸
メチルおよび7.5gのt−ブチルヒドロペルオキシド
を含むモノマー流を0.7 m l /分の速度で添加
した。添加が完了したら、反応混合物を攪拌下および窒
素雰囲気下に70℃にさらに30分間保持した。得られ
たラテックス分散液は15%の固形分を含んでいた。こ
の分散液を真空蒸留し、凍結乾燥して、微細粉末ポリマ
ー包埋難燃性材料を得た。
例7 Arco Chemical Companyにより“
SMA 2000”の商品名で販売されている、48g
の界面活性剤を含む506gの脱イオン水中に、400
gの有機材料を分散させることにより、水性媒体中デカ
ブロモジフェニルオキシドの分散液を得た。混合物を例
6に述べたようにして超音波処理した。
攪拌器、添加ロートおよびコンデンサーを備えた370
フラスコ中に、451.5 gの前述した有機分散液、
1)69.3gの脱イオン水、7.5gの”Polyw
etAX−7”溶液、および0.35 gのE、1. 
duPont deNemoursによりVazo64
開始剤として市販されている、2.2′−アゾビス(イ
ソブチロニトリル)の混合物を入れた。混合物をフラス
コ中で窒素雰囲気下および攪拌下に70℃に加熱した。
混合物が70℃に達したら、26.3 gのスチレンお
よび8.78gのアクリロニトリルを含むモノマー流を
0、5 m l /分の速度で添加した。モノマーの添
加が完了したら、反応混合物を合計反応時間が3時間に
なるまで70″Cで攪拌下および窒素雰囲気下に保持し
た。得られたラテックス分散液は15%固形分を含んで
いた。分散液を真空蒸留し、凍結乾燥して、微細粉末ポ
リマー包埋難燃化添加剤を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、コロイドの寸法を有する粒状物を製造するにあたり
    、(1)疎水性の乳化重合可能なモノマーを本質的に水
    に不溶な有機固体の離散粒子の水性コロイド分散液中に
    乳化させる工程および(2)得られたエマルジョンを乳
    化重合条件に付して、疎水性モノマーの水不溶性ポリマ
    ーのマトリックス中に分散された有機固体粒子の安定な
    流体水性コロイド分散液を形成させる工程を含む方法。 2、有機固体の粒子が0.9マイクロメーターより小さ
    い平均直径を有する、特許請求の範囲第1項記載の方法
    。 3、有機固体の粒子が有機ピグメントである、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 4、水溶性の界面活性剤が疎水性モノマーを乳化するた
    めに用いられ、前記界面活性剤が機能化されたオリゴマ
    ーのカリウム塩または脂肪酸の塩である、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 5、モノマーがモノビニリデン芳香族モノマー、エチレ
    ン系不飽和カルボン酸のアルキルエステル、またはそれ
    らの混合物である、特許請求の範囲第1項記載の方法。 6、モノマーがスチレンとアクリル酸ブチルとの混合物
    である、特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、コロイドの寸法を有する粒子を有する粒状物であっ
    て、前記粒子の実質的に全部が疎水性のポリマーマトリ
    ックスおよび前記マトリックス中に分散された本質的に
    水に不溶な有機固体の少なくとも1個の離散コロイド粒
    子を含む粒状物。 8、前記有機固体がピグメントまたは難燃化添加剤であ
    る、特許請求の範囲第7項記載の粒状物。 9、1〜80重量%の有機固体および20〜99重量%
    のマトリックスポリマーを含む、特許請求の範囲第7項
    記載の粒状物。 10、ポリマーがスチレンとメチルメタクリレートのポ
    リマーまたはスチレンとアクリロニトリルのポリマーで
    ある、特許請求の範囲第8項記載の粒状物。
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