JPS62228019A - 抗腫瘍剤 - Google Patents

抗腫瘍剤

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Publication number
JPS62228019A
JPS62228019A JP28559786A JP28559786A JPS62228019A JP S62228019 A JPS62228019 A JP S62228019A JP 28559786 A JP28559786 A JP 28559786A JP 28559786 A JP28559786 A JP 28559786A JP S62228019 A JPS62228019 A JP S62228019A
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JP
Japan
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group
acid
compound
reference example
formula
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Pending
Application number
JP28559786A
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English (en)
Inventor
Susumu Nishimura
西村 暹
Masaaki Nomura
野村 容朗
Hiroshi Akimoto
秋元 浩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、7−デアザプリン誘導体を含有する抗腫瘍剤
に関する。
従来の技術 本発明と同一の骨格を有する天然のQ塩基類(例、Q塩
基、 P reQ +塩基)は、特定のtRNATyr
      His     Asp(tRNA   
、tRNA   、tRNA   および5n tRNA  )の構成成分として、広く生物界に分布し
ており、上記tRNAのアンチコドンの第−字目に位置
し、直接mRN八からの遺伝情報を認識し蛋白質合成に
関与する重要な生物学的意義を有している。特に最近の
生物学的基礎研究の進展にともない、種々のtRNAの
構造解析や生命現象における役割の解明が急速に進み、
癌細胞と正常細胞との間におけるtRNAの差異が明ら
かになってきた。その差異の1つは、癌細胞では、Q塩
基のtRNA前駆体への取り込みが完全ではなく、常に
Q欠損tRNAが存在することである。
又、癌細胞には正常細胞と同様にtRNA−グアニント
ランスグルコシダーゼの存在が確認されており、外部か
らQ塩基を与えることによりQ塩基欠損tRNAはQ塩
基を所定の位置(アンヂコドン第−字目)に取り込み正
常なLRNAへ戻ること、さらにQ塩基の取り込みは一
般の正常細胞には認められず癌細胞に特異的であること
が観察されている[四相 遜1代謝、vo1.17.臨
時増刊号[癌80コp127〜136(1980);リ
ーセント・リザルツ・イン・キャンザー・リサーチ84
/モデイフアイド・ヌークレオザイド・アンド・キャン
ザー(Recent  Re5ults  in  C
ancer  Re5earch84 /Modifi
ed  Nucleosides  and  Can
cer)、第408〜411頁Springer−Ve
rlag、 BerlinHeidelberg  N
ew  York (1983)l。
発明が解決しようとする問題状 現在、癌の治療に有効な薬剤を得る目的で種々の研究が
なされているが、より効果の優れたかつ癌細胞に高選択
性を有する新しい作用機序にもとづく薬剤の開発が待ち
望まれている。
従来、7−デアザプリン誘導体において7位にカルボニ
ルアミツメデル基を有する化合物は、ラット肝臓t−R
NA−グアニン・l・ランスグリコシラーゼに対するト
ーナー(donor)としての効果が、Q塩基に比し非
常に低いので、t−RNA−グアニン・トランスグリコ
シラーゼの基質として用いることができないと考えられ
ていた。
問題点を解決するためのj4 本発明者らは、上記事情に鑑み、7−デアザプリン誘導
体のマウスの腫瘍細胞株に与える抗腫瘍効果について観
察研究17た結果、新しい作用機序に基づく優れた抗腫
瘍作用を示すことを見い出し、これに基づいてさらに研
究を重ねた結果、本発明を完成した。
すなわち本発明は、一般式(1) [式中、Rは置換基を有していてもよいアシル基を示す
。]で表わされる7−デアザプリン誘導体またはその塩
を含有する抗腫瘍剤に関する。
」1記式中、Rで示される置換基を有していてもよいア
シル基のアシル基としては、基としての分子量が約40
0以丁で、例えば式(II)−COR(n) [式中、Rは水素、アルギル基1アルケニル基2ソクロ
アルキル基、シクロアルケニル基、アラルギル基。
アリール(aryl)基2または5ないし6員の異項環
基を示し、これらの基は置換基を有していてもよい。ま
た」1記にお+:Iる環状基はアルキレン鎖を介してカ
ルボニル系に結合していてもよい。コで表わすことが出
来る。
以下、式(n)における置換基Rについて詳述する。
アルキル基としては、たとえば炭素数1ないし18のア
ルキル基(例、メチル、エチル、プロピル。
イソプロピル、ブチル、イソブヂル、5ec−ブヂル。
tert−ブチル1ペンデル、イソペンデル、ヘキシル
イソヘキシル、ヘプヂル、オクチル、ノニル、デシル。
ウンデシル、ドデシル、テトラデシル、ヘキザデシル、
オクタデシル、1,2−ジメチルプロピル。1−エチル
プロピル、I、2.2−)リメチルプロピル。
1−プロピルブチル、2−エヂルヘキシル基)があげら
れる。アルケニル基としては、たとえば炭素数2ないし
12のアルケニル基[例、ビニル、アリル(allyl
)、 I−メチルビニル。2−メヂルビニル。
■−オクテニル、1−デセニル基]があげられる。
シクロアルキル基としては、たとえば炭素数3ないし1
2のシクロアルキル基(例、シクロプロピル、ンクロブ
ヂル、シクロペンデル、シクロヘキシル1ンクロヘプヂ
ル、シクロオクヂル、アダマンチル基)があげられる。
シクロアルケニル基としては、たとえば炭素数3ないし
8のシクロアルケニル基(例、ンクロペンテニル、シク
ロへキセニル。
シクロへブテニル、シクロオクテニル、シクロペンタジ
ェニル、シクロへギザジェニル、シクロへブタジェニル
、シクロオクテニルニル基)があげられる。
アラルキル基としては、たとえば炭素数7ないしI3の
アラルキル基(例、ベンジル1α−メヂルベンジル、フ
エネヂル、ジフェニルメヂル基)があげられる。アリー
ル基としては、たとえば炭素数6ないし10程度のアリ
ール基(例、フェニル、α−ナフチル、β−ナフチル基
)があげられる。
Rで示される異項環基としては、N、Oまたは/および
S含有の5もしくは6員の異項環基があげられ、これら
は飽和または不飽和環基のいずれでもよく、ベンゼン環
が縮合していてもよい。N含有の5もしくは6員異項環
基としては、たとえばピリジル、1,2.3.4−テト
ラヒドロピリジル。
ピペリジル、キノリル、■、2−ジヒドロキノリル。
3−または4−イソキノリル、■、2−ジヒドロイソキ
ノリル、ピロリル、ピロリニル、ピロリノニル。
インドリル基などが、O含有の5もしくは6員の前記異
項環基としては、たとえばフリル、ピラニル、ジヒドロ
ピラニル、ベンゾフリル、ベンゾピラニル基などが、S
含有の5もしくは6員の前記異項環基としては、たとえ
ば、チェニル、ベンゾチェニル基などがそれぞれあげら
れる。上記異項環基はN、OまたはSなどのへテロ原子
を同一または異なって2個以上4個まで含有していても
よく、かかる異項環基としては、たとえばイミダゾリル
ピラゾリル、ピラジニル、ピリミジル、ピリダジニル、
2−イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ベンゾイミダ
ゾリル、インダゾリル、キノキサリル、キナゾリニル、
ンンノリニル、1.4−ジオギザニル。
1.4−ペンゾジオキザニル、1,2−または1.3−
ジチオラニル、1.3−ジヂアニル、イソオキザゾリル
、オキサシリル、モルホリニル、ベンゾイソオキザゾリ
ル、ベンゾオキサシリル、イソチアゾリル、チアゾリル
、ベンゾイソチアゾリル、ベンゾデアゾリル、ベンゾチ
アジニル、1,2./I−、I、2゜5−または1,3
.4−オキザジアゾリル、]、2゜3、−、I、2.4
−.1,2.5−またはI 、3.4−チアジアゾリル
、1,2.3−.1,2.5−またはI。
3.4−トリアゾリル、l、3.5−)リアジニル。
ベンゾトリアゾリル、l、2,3.4−テトラゾリル基
などがあげられる。なお上記異項環基のうち、たとえば
1,2,3.4−テトラヒドロピリジル、ピペリジル、
1.2−ジヒドロキノリル、1.2−ジヒドロイソキノ
リル、ピロリル、ピロリニル、ピロリジニル、ピラゾリ
ル、2−イミダゾリニル、イミダゾリジニル、インクゾ
リル1モルポリニル、1,2゜3−、I、2.5−また
は1,3.1)リアゾリル。
ベンゾトリアゾリル、]、]2,3.4−テトラゾリル
など塩基性の強いNH含有異項環基は、そのN位に後述
する適宜の置換基を有しているかまたは後述するアルギ
レン鎖がN位に結合していることが一般に好ましい。
7一 式(n)で示される置換基を有していてもよいアシル基
のRは、■ないし3個の置換基を有していてもよい。か
かる置換基としては、たとえば炭素数1ないし4のアル
キル基(例、メチル、エチル。
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、5ec
−ブチル、tert−ブチル)、炭素数2ないし3のア
ルケニル基(例、ビニル、アリル(allyl)、 1
−メチルビニル、2−メチルビニル)、炭素数3ないし
6のシクロアルキル基(例、シクロプロピル、シクロブ
チル。シクロペンチル、シクロヘキシル)、炭素数5な
いし6のシクロアルケニル基(例、シクロペンテニル、
シクロへキセニル)、炭素数7ないし8のアラルキル基
(例、ベンジル、α−メチルベンジル、フェネチル)、
フェニル基、炭素数1ないし4程度のアルコキシ基(例
、メトキシ、エトキシ1プロポキシ、 1so−プロポ
キシ、n−ブトキシ、1so−ブトキシ、5ec−ブト
キシ、tert−ブトキシ基)、フェノキシ基、炭素数
1ないし4程度のアルカノイル基(例、ホルミル、アセ
チル、プロピオニル、n〜ブチリル1iso−ブチリル
基)、ベンゾイル基、炭素数1ないし=8− 4程度のアルカノイルオキシ基(例、ホルミルオキシ、
アセチルオキシ、プロピオニルオキソ、n−ブチリルオ
キシ、 jso−プチリルオギソ基)、ベンゾイルオキ
シ基、カルボキシ基、炭素数2ないし4程度のアルコキ
シカルボニル基(例、メトキシカルボニル、エトキシカ
ルボニル、n−プロポキンカルボニル、 1so−プロ
ポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル、イソブ
トキシカルボニル、t−ブトキシカルボニル)、カルバ
モイル基、N−置換カルバモイル基(例、N−メヂルカ
ルバモイル、N−エヂルカルバモイル、N−プロピルカ
ルバモイル、N−イソプロピルカルバモイル、N−ブチ
ルカルバモイル基)、N、N−ジ置換カルバモイル基(
例、N。
N−ジメヂルカルバモイル、N、N−ジエチルカルバモ
イル、N、N−ジプロピルカルバモイル、N、N−ジブ
チルカルバモイル、■−アチリジニルカルボニル、1−
アゼチジニルカルボニル、1−ピロリジニルカルボニル
、■−ピペリジニル力ルホニル。
N−メチルピペラジニルカルボニル、モルホリノカルボ
ニル基)、ハロゲン原子(例、フッ素、塩素。
臭素、沃素)、水酸基、エポキシ基、ニトロ基、シアノ
基、トリフルオロメヂル基、ジアゾ基、アミジノ基。
イミノ基、アミノ基、モノ置換アミノ基(例、メヂルア
ミノ、エヂルアミノ、プロピルアミノ、イソプロピルア
ミノ、ブチルアミノ基)、ジ置換アミノ基(例゛ 、ジ
メチルアミノ、ジェヂルアミノ、ジプロピルアミノ、ジ
イソプロピルアミノ、ノブデルアミノ基)。
3ないし6員の環状アミノ基(例、アヂリジニル。
アゼデシニル、ピロリジニル、ピロリニル、ピロリル2
イミダゾリル、ピラゾリル、イミダゾリジニル。
ピペリジノ、モルホリノ、ジヒドロピリジル、ピリジル
、N−メヂルピペラジニル、N−エヂルピペラジニル基
)、アルカノイルアミド基(例、ポルムアミド、アセタ
ミド、1リフルオロアセタミド、プロピオニルアミド、
ブチリルアミド、イソブチリルアミド基)、ペンツアミ
ド基、カルバモイルアミノ基。
N−置換カルバモイルアミノ基(例、N−メヂルカルバ
モイルアミノ、N−エヂルヵルバモイルアミノ、N−プ
ロピルカルバモイルアミノ、N−イノプロピルカルバモ
イルアミノ、N−ブチルヵルバモイルアミノ基)、N、
N−ジ置換カルバモイルアミノ基(例、N、N−ジエチ
ルカルバモイルアミノ。
N、N−ジエチルカルバモイルアミノ、N、N−ジプロ
ピルカルバモイルアミノ、N、N−ノブデルカルバモイ
ルアミノ、■−アチリジニルカルボニルアミノ、1−ア
ゼデシニルカルボニルアミノ、 I −ピロリジニルカ
ルボニルアミノ、1−ピペリジニルカルボニルアミノ、
N−メヂルピペラジニル力ルポニルアミノ1モルポリノ
カルボニルアミノ基)。
アミンノ基、メルカプト基、スルホ基、スルフィノ基、
ポスボッ基、ジヒドロキンボリール基、スルファモイル
基、N−置換スルファモイル基(例、N−メチルスルフ
ァモイル。N−エチルスルファモイル。
N−プロピルスルファモイル、N−イソプロピルスルフ
ァモイル、N−ブチルスルファモイル基)。
N、N−ジ置換スルファモイル基(例、N、N−ジメチ
ルスルファモイル、N、N−ジエチルスルファモイル、
N、N−ノプロピルスルファモイル、N、N−ジブデル
スルファモイル、I−ピロリンニルスルホニル、1−ピ
ペリジニルスルホニル、N−メチルー1−ピペランニル
スルホニル1モルホリノスルボニル基)、炭素数1ない
し4程度のアルキルチオ基(例、メチルチオ、エチルチ
オ、プロピオニル。
イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、  5ec−ブヂ
ルヂオ、tert−ブチルヂオ基)、フェニルチオ基、
炭素数1ないし4程度のアルキルスルフィニル基(例、
メヂルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルス
ルフィニル、ブチルスルフィニル基)、フェニルスルフ
ィニル基、炭素数1ないし4程度のアルキルスルボニル
基(例、メヂルスルホニル、エヂルスルホニル、プロピ
ルスルボニル、ブチルスルホニル基)、フェニルスルホ
ニル基などがあげられる。
これらの置換基のうち、さらに置換が可能なものについ
ては1ないし2個の炭素数1ないし4程度のアルキル基
(例、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブヂ
ル、イソブヂル、5ec−ブヂル、t、ert−ブヂル
基)、メトキシ基、エトキシ基、ハロゲン原子(例、フ
ッ素、塩素、臭素、沃素)および/または水溶性基(例
、水酸基、カルボキシル基、スルホ基。
ホスホノ基、アミジノ基、アミノ基、メチルアミノ基、
エヂルアミノ基、ジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基
1モルホリノ基、ピペリジル基、N−メヂルピペラジル
基、ピリンル基、トリメデルアンモニウム基、トリエヂ
ルアンモニウム基、ピリジニウム基)で置換されていて
もよい。
また、Rで示される基が、水酸基1アミノ基、モノ置換
アミノ基、メルカプト基、カルボキシル基。
スルホ基、ポスボッ基を置換基として含有する場合、こ
れらの置換基は保護基で保護されていてもよい。
上記保護基としては、該置換基が水酸基、アミノ基、モ
ノ置換アミノ基、メルカプト基の場合は、たとえば、ポ
ルミル、アセデル、モノクロロアセチル、トリフルオロ
アセデル、ベンゾイル、p−アニフィル、フタロイル、
メトギシカルボニル、エトキシカルボニル、2,2.2
−)リクロロエトキン力ルボニル、L−ブトキシカルボ
ニル、ベンジルオキシカルボニル、フェノキシカルボニ
ル、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−クロロベン
ジル、p−ニトロベンジル、t−ブヂルジメヂルシリル
、トリチル、メトキンメチル、イソブロビルオキシメヂ
ル、テトラヒドロピラニル、メヂル、t−ブチル、カル
バモイル。
N、N−ジメチルカルバモイル、スルホ基などがあげら
れる。
上記置換基がカルボキシ基、スルホ基、ポスボッ基の場
合には、これらの基をエステル基(例、メヂルエステル
、エヂルエステル、t−ブチルエステル、フェニル、ベ
ンジルエステル基)に変換することにより保護すること
ができる。
該保護基を導入する方法および該保護基を脱離する方法
は、自体公知の方法[J、F、W、McOmie、プロ
テクティブ・グループス・イン・オルガニック・ケミス
トリー(Protective Groups in 
OrganicChemistry)、Plenum 
Press、 London and New Yor
k(1973)]に従って行なわれる。
また、化学的変換が容易な置換基に関しては、化合物(
1)を製造した後、その置換基部分のみを自体公知の方
法で化学変換して目的とする置換基を有する化合物(I
)へ誘導することも出来る。かかる置換基変換の例とし
ては、例えばニトロ基からアミノ基へ、アルカノイルア
ミド基からアミノ基へ、アミノ基からモノ置換アミノ基
、ジ置換アミノ基。アルカノイルアミド基へ、ハロゲン
原子、水酸基、またはシアノ基へ、シアノ基からカルバ
モイル基、アルコキシカルボニル基またはカルボキシ基
へ、水酸基からアルコキシ基またはアルカノイルオキシ
基へ、アルコキシ基から水酸基への変換がそれぞれ挙げ
られる[パイン・ヘンドリツクソン・クラム・ハモンド
、有機化学(第4版)[■]および[■]、広川古川書
店982)参照]。
本発明の抗腫瘍剤において含有される化合物(Dは、た
とえば次に示す合成法によって製造しうる。
すなわち、式 で表わされる化合物またはその塩と、式Ho−R(IV
) 1式中、R1は置換基を有していてもよいアシル基を示
す。]で表わされるカルボン酸、またはそのカルボキシ
ル基における反応性誘導体とを縮合反応にイマjし、一
般式(I)で表わされる7−デアザプリン誘導体または
その塩を製造することが出来る。
上記式CJ)で表2つされる化合物の反応性誘導体とし
ては、たとえば酸ハライド(例、フルオライド、クロラ
イド、ブロマイド、アイオダイド)、酸無水物(例、無
水ヨード酢酸、無水イソ酪酸)、低級モノアルキル炭酸
エステル(例、モノメチル炭酸エステル、モノエチル炭
酸エステル、モノプロピル炭酸エステル、モノ1so−
プロピル炭酸エステル、モツプデル炭酸エステル、モノ
1so−ブチル炭酸エステル、モノ5ec−ブチル炭酸
エステル、モノtert −ブチル炭酸エステル)との
混酸無水物、活性エステル(例、シアノメチルエステル
、カルボエトキシメチルエステル、メトキシメチルエス
テル。フェニルエステル、0−ニトロフェニルエステル
、p−ニトロフェニルエステル、p−カルボメトキシフ
ェニルエステル、p−シアノフェニルエステル、チオフ
エニ=16− ルエステル)、酸アヂド、リン酸ジエステル(例、ジメ
チルホスフェート、ジエヂルポスフェート、ジベンンル
ホスフェート、ジフェニルホスフェート)との混酸無水
物、亜リン酸ジエステル(例、ジメヂルポスファイト、
ジエヂルホスファイト、ジベンジルポスファイ)・、ジ
フェニルホスファイト)との混酸無水物などが挙げられ
る。
化合物(1)を製造する反応においては、式(In)で
表わされるPreQl塩基またはその塩と式(IV)で
表わされるカルボン酸、またはそのカルボキシル基にお
ける反応性誘導体とを、それら自体、又は適宜な反応溶
媒を用いて、pt−r約2ないし14、好ましくはp 
I−1約6ないし13の範囲で、約−10℃からその反
応溶媒の沸点程度(約+00°Cまで)、好ましくは約
0ないし50°Cの範囲の反応温度で約1ないし100
時間反応させる。使用する化合物(IV)の量は、化合
物(III)の量に対して約0.5ないし10倍モル、
好ましくは約1ないし3倍モル程度が用いられる。反応
溶媒の具体例としては、たとえば水、アルコール(例、
メタノール。
エタノール)、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキ
ザン、アセトニトリル、酢酸エチル、ジクロロメタン、
クロロポルム、アセ)・ン、ニトロメタン、ピリジン、
ジメヂルスルホキシド、ジメヂルポルムアミド、ベンゼ
ン、トルエン並びにそれらの混合溶媒があげられ、反応
液のpHは適宜、酸(例、塩酸、硫酸、燐酸、硝酸、酢
酸)、塩基(例、水素化ナトリウム。
ナトリウムメチラート、すトリウムエヂラ−1・、水酸
化ナトリウム、水酸化カリウノ、・、水酸化バリウム。
水酸化リヂウム、炭酸ナトリウノ1.炭酸カリウム。
炭酸バリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素ナトリウム、
 l−リメチルアミン、トリエヂルアミン、トリエタノ
ールアミン、ピリジン)或は緩衝液(例、リン酸緩衝液
、ホウ酸緩衝液、酢酸緩衝液)などで必要に応じて調整
する。
上記反応の手段としては、化合物011)と、化合物(
R’)またはその反応性誘導体とを、自体公知の方法[
J、 P、 Greenstein  and  M、
 Winitz、ケミストリー・才ブ・ジ・アミノ・ア
ンッズ(Chemistryof LheAmino 
 Ac1ds)、 John  Wiley  & 5
ons。
Inc、 (1961,)]に従って縮合することによ
り行なイっれる。
なお化合物(I)を製造する反応は、アンル化を促進し
うる触媒を用いることによりざらに有利に進行する。該
触媒としては、たとえば塩基触媒。
酸触媒があげられる。かかる塩基触媒としては、たどえ
ば三級アミン(例、トリエチルアミンの如き脂肪族玉縁
アミン:ピリジン、α−1β−またはγ−ピコリン、2
.6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、4−(
+−ピロリジニル)ピリジン。
ンメチルアニリン、ジエチルアニリンの如き芳香族三級
アミン)1ハロゲン化アルカリ金属(例、)・ソ化カリ
ウム、無水ヨウ化リチウム等)、何機酸塩(例、酢酸ナ
トリウム)などがあげられ、酸触媒としては、たとえば
ルイス酸[例、無水塩化亜鉛、無水塩化アルミニウム(
A! Cl5)、無水塩化第二鉄、四塩化チタン(T 
Io 14)、四塩化銀(S nC14)、五塩化アン
ヂモン、塩化コバルl−、塩化第鋼、三フッ化ホウ素エ
ーテラート等]、無機強酸(例、硫酸、過塩素酸。
塩化水素、臭化水素等)、有機強酸(例、ベンセンスル
ポン酸、p−トルエンスルポン酸、トリフルオロ酢酸、
トリクロロ酢酸等)、酸性イオン交換樹脂(例、ポリス
チレンスルホン酸)などがあげられる。
化合物(III)の塩としては、たとえば塩酸、硫酸。
硝酸、リン酸、ホウ酸などとの鉱酸塩、シコウ酸。
酒石側、酢酸、 l−リフルオロ酢酸、メタンスルホン
酸、ベンゼンスルホン酸、p−)ルエンスルホン酸。
カンファースルホン酸などとの有機酸塩などがあげられ
る。
なお」二記方法で使用される原本1化合物(II)は文
献公知の方法により容易に製造出来る[11本特開昭5
EII57790号公報参照]。
もう一方の原料化合物(ITI)も公知化合物やそれら
に準じて製造された化合物が用いられる[R,BWag
ner  and  tl、 D、 Zook、ンンセ
ティック・オーガニック・ケミストリー(Synthe
tic  OrganicChemistry)、Jo
hn  Wiley  &  5ons、 Inc。
(1953)参照]。
上記方法により製造された7−デアザプリン誘導体(T
)は、通常の分離手段、たとえば濃縮、溶媒抽出、クロ
マトグラフィー、再結晶などにより、反応混合物から単
離することが出来る。また、化合物(1)が遊離形で得
られたときは、常法により、薬学的に許容される塩の形
に変換しても、hい。
化合物(1)の塩としては、たとえば塩酸、硫酸。
硝酸、リン酸、ホウ酸などとの鉱酸塩、ンコ、つ酸。
酒石酒、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルポン酸、
ベンゼンスルポン酸、p−トルエンスルホン酸。
カンファースルポン酸などとの有機酸塩、臭化メチル、
ヨウ化メチル、メタンスルホン酸メチルエステル、ベン
ゼンスルポン酸メチルエステル、p−1−ルエンスルホ
ン酸エステルなどとの四級塩などがあげられる。
化合物(1)が四級塩以外の塩の形で得られる場合には
、所望によりこれを遊離形にすることができる。この場
合は、化合物(1)の塩を通常用いられる方法、たとえ
ば、中和反応や陰イオン交換クロマ)・グラフィーなど
に伺ずことにより容易に実施し得る。
忙□非 本発明における化合物(1)は、マウス腫瘍細胞株系(
P2S5.L1210.L5178Y、B16mela
noma1Meth A、Lwis  Lung  D
arcinoma。
S arcoma  180 、Erhlich  C
arcinoma。
Co1on38)、および人腫瘍細胞株系(I−IL6
0゜Lu65)に対して優れた抗腫瘍効果を示すととも
に、温血動物が保有する腫瘍[例、黒色腫(melan
oma) 、肉腫(sarcoma) 、肥満細胞腫(
mastocytoma) 、癌腫(carc ino
ma) 、新生物(neoplasia)など]を減少
させる作用並びに腫瘍を保有する温血動物の生存機関を
延長する作用を有する。
また、化合物(1)は、皮下、筋肉内その他の器官で増
殖した固型腫瘍を縮少させる作用をも有すると考えられ
る。
以下に、本発明における化合物(1)の生物実験データ
を記載する。
実験例l lXl0’個のL5178Yマウス腫瘍細胞を10%牛
脂児血清、20μMの2−メルカプトエタノールおよび
100μg/旋のカナマイシンを含有する27n1培養
液RPMI−16,1.0(日水製薬株式会社製)に懸
濁し、24時間37℃で培養した。ついで希釈液として
上記の培養液を用い、参考例1で得られた化合物を5段
階の1/4希釈で化合物の最大濃度が200 It g
/mになる様に培地に入れ、更に72時間培養し、細胞
数をカウンターで測定し、非処理対象群を100%とし
てI C5o(50%増増殖阻止塵)を算出したところ
、1.0μg/旋であった。
実験例2 実験例1と同様にして、参考例2で得られた化合物のL
 5178 Yマウス腫瘍細胞に対するIC,。(50
%増殖阻止濃度)を算出したところ、25μg/旋であ
った。
実験例3 実験例1と同様にして、参考例1で得られた化合物のH
L60腫瘍細胞に対するIC5o(50%増殖阻止濃度
)を算出したところ、0.1μg/yJであった。
実験例4 実験例1と同様にして、参考例1で得られた化合物のL
u65腫瘍細胞に対するrc5o(50%増殖阻止濃度
)を算出したところ、1.0μg/旋であった。
実験例5 体重20gのB A L B / cマウス(雌:1群
5匹)の皮下に5XIO’個のMesh  A腫瘍細胞
を移植し、移植後、4日目から1日1回、14日間連続
して上記マウスに対する投与量が20 mg/ kgと
なるよう参考例1で得られた化合物を蒸留水0、■蔵に
溶解した溶液をマウスの腹腔内に注射投与した。移植後
35日目の腫瘍結節を摘出し、その重量(T)を測定し
た。゛無投与の対象群(C)と比較した腫瘍の成長抑制
が認められた。腫瘍阻止率(T/C)は26%を示した
上記実験例1〜5から明らかな如く、化合物(I)また
はその塩は、in  vitroにおけるL5178Y
、HL60およびLu65培養細胞の増殖およびin 
 vivoにおけるMeth A培養細胞の増殖をそれ
ぞれ顕著に抑制することが分かる。
このよ′うに、本発明の化合物(1)またはその塩は、
顕著な抗腫瘍作用を有する。
また、本発明の化合物(1)またはその塩の毒性は低く
、たとえば、化合物(1)またはその塩を、マウスに5
0 mg/ kgとなる量を腹腔内投与しても死亡例を
認めない。
したがって、化合物(1)またはその塩を含有する製剤
は、温血動物とりわけ哺乳動物(例、マウス、ラット、
ネコ、犬、ウザギなど)の腫瘍の治療を目的として、抗
腫瘍剤として用いることができる。
抗腫瘍剤として用いる場合には、化合物(1)またはそ
の塩を、それ自体あるいは通常用いられる方法により薬
理学的に許容されうる担体、賦形剤。
希釈剤などを使用して、たとえば、粉末、顆粒1錠剤、
カプセル剤、坐剤、注射剤などの形態とし、経口的また
は非経口的に投与し得る。投与量は、対象動物、疾患、
症状、化合物の種類、投与経路などにより異なるが、た
とえば経口投与の場合は化合物(I)として」二記温血
動物に1日当り約1ないし20 mg/ kg体重であ
り、非経(−1投与の場合は1日当り約1ないし l0
mg/kgである。
注射剤としての投与方法としては、筋肉内注射。
腹腔内注射、動脈注射、皮下注射、静脈注射などが挙げ
られる。
」二記製剤化は、自体公知の方法に従って行なわれる。
たとえば、」−記経口製剤、例えば錠剤を製造する際に
は、結合剤(例、ヒドロギシプロピルセルロース、ヒド
ロA−シプロピルメヂルセルロース、マクロゴールなど
)、崩壊剤(例、デンプン2カルボギシメチルセルロー
スカルシウムなど)、賦形剤 (例、乳糖、デンプンな
ど)1滑沢剤(例、ステアリン酸マグネシウム、タルク
など)などを適宜配合することができる。
また、非経口製剤、たとえば注射剤を製造する際には、
等張化剤(i/lI、ブドウ糖、D−ソルビトール、D
−マンニトール、塩化ナトリウムなど)、防腐剤(例、
ベンジルアルコール、クロロブタノール。
パラオキン安息香酸メチル、パラオキン安息香酸プロピ
ルなど)、緩衝剤(例、リン酸塩緩衝液、酢酸ナトリウ
ム緩衝液など)などを適宜配合することができる。
錠剤の製造の具体例としては、たとえば1錠あたりの使
用量として化合物(1)約IO〜50mg。
乳糖的100〜500mg、コーンスターチ約50〜1
00mg、ヒドロキシプロピルセル「1−ス約5〜20
mgを常法に依り混合し、顆粒化し、コーンスターヂお
よびステアリン酸マグネシウムと混和後、打錠して、1
錠約100〜500mg、直径約3〜10mmの錠剤と
する。またこの錠剤を1錠あたりの使用…として、ヒド
ロキンプロピルメチルメヂルセルロースフタレート(約
10〜20mg)とヒマシ浦(約0.5〜2 mg)と
を濃度約5〜10%となるように溶解したアセトン−エ
タノール混液を用いて、コーティングすることにより腸
溶性の被覆錠とすることもできる。
注射剤の調製の具体例としては、たとえば1アンプルあ
たりの使用量として、化合物(+)塩酸塩約lO〜50
mgを約2Mlの生理食塩水に溶解したものをアンプル
に注入したのち封をし、これを約110℃で約30分間
加熱滅菌するか、あるいは約IO〜50mgの化合物(
I)塩酸塩と約IO〜40mgのマニト〜ルあるいはソ
ルビトールを約2滅の滅菌した蒸留水にとかしたものを
アンプルに注入し、これを凍結乾燥して封をすることに
よっても調製することができる。凍結乾燥した化合物(
1)の使用量に際しては、該アンプルを開封し、たとえ
ば生理食塩水に化合物(Dの濃度が約1〜20mg/滅
となるように溶解した溶液とし、皮下、静脈または筋肉
内に投与する注射剤とすることができる。
このように、化合物(1)またはその塩は、新しい作用
機序にもとづきマウスの腫瘍細胞株に対して優れた抗腫
瘍効果を示すとともに、温血動物が保有する腫瘍、肉腫
、肥嵩細胞腫、新生物を減少させる作用並びに腫瘍を保
有する温血動物の生存期間を延長させる作用を有するの
で、癌の治療分野における抗腫瘍剤として優れた薬剤で
ある。
実施例 〜28− 以下に参考例おにび実施例を挙げて本発明を具体的に説
明するが、本発明がこれらの範囲に限定されるものでは
ない。
参考例1 2−アミノ−5−ヨードアセトアミツメデルピロロ[2
,3−d]ピリミジン−4−オンの製造PreQ’+塩
基・塩酸塩(25,2mg)をメタノール(10旋)に
溶解し、炭酸ナトリウム(55,2mg)を加えた後0
°Cに冷却した。この溶液に、ヨード酢酸(37,2m
g)とp−二トロフェノール(278mg)とからシソ
クロへキシルカルボジイミド(4,1、2mg)の存在
下に調整したヨード酢酸p−ニトロフェニルエステルの
テトラヒドロフラン溶液(1,0+J)を加え、30分
間反応した。溶媒を減圧で留去し残渣をシリカゲルクロ
マトグラフィーで分離精製すると標記化合物(15,2
mg)が得られた。
NtvlR(DMF  d7.90MI(z):δ 3
.80(21+、s)。
4.38(21+、d)、6.60(ltl、s)。
参考例2 2−アミノ−5−イソブチリルアミノメチルピロロ[2
,3−d]ピリミジン−4−オンの製造・実施例1と同
様にして、ヨード酢酸p−ニトロフェニルエステルの代
りに、イソ酪酸無水物(19,0mg)を用いて、P 
reQ l塩基(25,2mg)より標記化合物(17
,0mg)が得られた。
NMR(DMS Odo、90Ml−1z)+61.、
l2(6H,d)。
2.38(1,H,m)、4.40(211,d)、6
.57(1,11,s)。
参考例3 2−アミノ−5−(3,4,5−トリメトキシベンゾイ
ルアミノメチル)ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4
−オンの製造: P reQ l塩基(235mg)をメタノール(2滅
)と水(2威)の混液に溶解し、IN水酸化ナトリウム
溶液(6威)を加えた後0℃に冷却する。この溶液に、
トリメトキシベンゾイルクロライド(900mg)のテ
トラヒドロフラン溶液(2滅)を加え、30分反応させ
、さらに室温に戻して2時間反応する。溶媒を減圧で留
去し残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで分離精製す
ると目的物(105,/1mg)が得られた。
NMR(DMSOd、、90MHz):δ 3.68(
3+1.s)、 3.82(611,s)、 4.47
(2H1d)、 6.54(III、s)、 7.19
(2t(、s) 参考例4 2−アミノ−5−クロロアセトアミツメデルピロロ[2
,3−d]ピリミジン−4−オンの製造:参考例3と同
様にして、トリメトキシベンゾイルクロライドの代わり
に、クロロアセチルクロライド(314μff)を用い
て、P reQ l塩基(235mg)より目的物(4
0mg)が得られた。
NMR(DMSO−d6,90MHz):64.02(
2+1.s)、 4.28(2H,d)、 6.45(
Ill、s)参考例5 2−アミノ−5−イソニコヂノイルアミノメヂルピロロ
[2,3−d]ビリミンン−4−オンの製造:参考例3
と同様にしてP reQ l塩基塩酸塩(252mg)
とイソニコチノイルクロライドハイドロクロライド(2
32mg)とから目的物(56mg)が得られた。
NMR(d6−DMSo、90MH2):δ 4.53
(LH,d)、 6.59(IH,d)、 7.77(
2+1.d); 8.71(2+1.d)参考例6 2−アミノ−5−(4−クロロブチリルアミノメチル)
ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−オンの製造: 参考例3と同様にしてPreQ+塩基塩酸塩(252m
g)と4−クロロブチリルクロライド(184mg)と
から目的物(192mg)が得られた。
NMR(do  DMSo、90MHz):δ 1.5
7.2.03(2H,q)、 2..23(2H,t)
、 3.60(2H,t)、 4.27(2H,d)。
a、4Ku+、d) 参考例7 2−アミノ−5−(α−ブロモアクリロイルアミツメデ
ル)ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−オンの製造
: 参考例1と同様にしてP reQ l塩基(235mg
)とα−ブロムアクリル酸p−ニトロフェニルエステル
(326mg)とから目的物(139mg)が得られた
=32− NMR(do−DMSO,90MHz):64.40(
2H,d)、 6.15(IH,d)、 6.60(I
H,s)、 6.75(ill、d)参考例8 2−アミノ−5−(2,3−エボキシシンナモイルアミ
ノメヂル)ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−オン
の製造: 参考例1と同様にして、P reQ l塩基(235m
g)と2.3−エポキシケイ皮酸p−二トロフェニルエ
ステル(300mg)とから目的物(62mg)が得ら
れた。
NMR(de  DMSo、90Ml−1z):δ 3
.57(IH,d)、 4.02(1,H9d)、 4
.35(’211.d)、 6.57(III、s)、
 7.37(5H,s) 参考例9 2−アミノ−5−(α−クロロフェニルアセタミノメヂ
ル)ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−オンの製造
: 参考例1と同様にして、P reQ l塩基(235m
g)とα−クロロフェニル酢酸p−二ト【1フエニルエ
ステル(350mg)とから目的物(268mg)が得
られた。
NMR(DMSOde、90MHz):δ 4.33(
2H,d)、 5.60(111,s)、 6.45(
1,11,bs)、 7.30〜7.60(511,m
)参考例10 2−アミノ−5−[4−−(2−ジメチルアミノエチル
)−3,5−ジオキソピペラジン−1−アセタミノメチ
ルコピロロE2,3−dEピリミジン−4−オンの製造
PreQ+塩基・炭酸塩(120mg)、4.−(2−
ジメチルアミノエチル)〜3.5−ジオキソピペラジン
ー1−酢酸(182mg)、ジフェニルホスホリルアジ
ド(206mg)およびトリエチルアミン(197mg
)を乾燥ジメチルホルムアミド(3,02n1)に溶解
し、室温攪拌下45分間放置する。溶媒の大部分を減圧
で留去し残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで分離精
製すると目的物(1,61mg)が得られノこ。
NMR(DMSOde、90Ml4z):δ 2.]、
2(6H,s)、2.25(2H,t)、 3.15(
21(、t)、 3.27(4H,s)、 3.60(
2H,s)、   4.32(2H,d)、   6.
50(IH,bs)参考例lI 2−アミノ−5−[212−(2−クロロエトキシ)エ
トキシ)エトギシアセタミノメヂル]ピロロ[2,3−
d]ピリミジン−4−オンの製造:参考例1と同様にし
て、P reQ +塩基(235mg)と2−(2−(
2−クロロエトギン)エトキシ)エトギン酢酸p−ニト
ロフェニルエステル(382mg)とから目的物(19
1mg)が得られた。
NMR(DMSOd8.90MI(z):63.50−
3.70(12H,m)、 4.17(211,s)、
 433(211,d)、 6.48(In、bs)参
考例12 2−アミノ−5−ビニルアセチルアミツメデルピロロ[
2,3−d]ピリミジン−4−オンの製造ビニル酢酸(
170μρ)をテトラヒドロフラン(2滅)中に溶かし
、さらにジシクロへギソルヵルボジイミド(412mg
)及びパラニトロフェノール(280mg)を加えて室
温で2時間攪拌した。
一方、P reQ +塩基の炭酸塩(240mg)及び
トリエチルアミン(21Oμσ)をジメチルホルムアミ
ドに懸濁させて室温で30分攪拌した。この溶−35= 液に、上記調整済のテトラヒドロフラン溶液を滴下し、
室温で1時間攪拌して反応させた。溶媒を減圧で留去し
残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで分離精製すると
目的物(210mg)が得られた。
NMR(DMSO’de、90MHz):δ 2.95
(2H,d)、4.33(211,s)、 5.15(
2H,m)、 5.83(IH,m)、 6.55(]
H,s) 参考例13 5−アクリロイルアミツメデル−2−アミノピロロ[2
,3−d]ピリミジン−4−オンの製造:パラニトロフ
ェノール(2]Omg)をテトラヒドロフラン溶液(5
滅)に溶かし、水素化ナトリウム(72mg)を加えて
室温で30分攪拌後、さらにアクリロイルクロライド(
136mg)を加えて室温で30分攪拌した。
一方、P reQ 、塩基の炭酸塩(240mg)を水
(2威)−メタノール(2戚)に溶解し、IN水酸化ナ
トリウム溶液(1,5d)を加えた後、0°Cに冷却し
た。この溶液に」1記調整済のテトラヒドロフラン溶液
を滴下し、30分攪拌して反応させた。溶−36= 媒を減圧で留去し、残渣をシリカゲルクロマトグラフィ
ーで分離精製すると目的物(75mg)が得られた。
NMR(DMS O−d、、90MT−IZ):δ 4
.37(2+1.d)、 5.52(IH,dd)、 
6.10(2tLm)、 6.47(IH,s)参考例
14 2−アミノ−5−(シクロプロピルカルボニルアミノメ
チル)ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−オンの製
造ニ ジクロプロパンカルボン酸(160μm2)をテトラヒ
ドロフラン(2威)中に溶かし、さらにジシクロへギン
ルカルボジイミド(4,I 2 mg)及びパラニトロ
フェノール(280mg)を加えて室温で1時間攪拌し
た。
一方、PreQ+塩基の炭酸塩(240D)及びトリエ
チルアミン(210μQ、)をジメチルポルムアミドに
懸濁させて室温で30分攪拌した。この溶液に、上記調
整済のテトラヒドロフラン溶液を滴下し、室温で1時間
攪拌して反応させた。溶媒を減圧で留去し残渣をシリカ
ゲルクロマトグラフィ−で分離精製すると目的物(24
0mg)が得られた。
NMR(DMS Odo、90MHz):60.70(
4H,br)、 1.53(IH,m)、 4JO(2
1+、s)、 6.52(111,s)参考例15 2−アミノ−5−(1,2,3,6−チトラヒドロペン
ゾイルアミノメチル)ピロロ[2,3−d]ピリミジン
−4−オンの製造。
参考例I4と同様にして、シクロプロパンカルボン酸の
代わりに1.2,3.6−チトラヒドロベンゼンカルボ
ン酸(235μQ)を用いて、PreQ+塩基の炭酸塩
(240+++g)より、目的物(2QOmg)が得ら
れた。
NMR(DMS 0−do、90MH2):δ L、2
〜2.8(9H,m)、 4.32(211,s)、 
6.53(IH,s)参考例16 2−アミノ−5−(3−カルボキシプロピオニル)アミ
ノメチルピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−オンの
製造: 参考例2と同様にして、P reQ l塩基の塩酸塩(
252mg)と無水コハク酸(130mg)とから、目
的物(195mg)が得られた。
NMR(DMSO−d6.90MH2):  δ 2,
33〜2.57(41(、m)、 4.30(2)1.
d)、 6.47(IH,s)参考例17 2−アミノ−5−(2−ヒドロキシ−2−フェニルアセ
タミノメチル)ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−
オンの製造: 参考例2と同様にして、PreQ+塩基の塩酸塩(25
’2mg)と2.4−ジオキソ−5−フェニル−1゜3
−ジオキソラン(215mg)とから目的物(185m
g)が得られた。
NMR(DMSOde、90MHz):δ 4.27(
211,S)、 5.1(LH,s)、 6.55(l
l’l、s)、 7.2〜7.6.(5tl、m)参考
例l8 2−アミノ−5−(p−ニトロベンゾイルアミツメデル
)ピロロ[2,ld]ピリミジン−4−オンの製造: 参考例3と同様にして、トリメトキシベンゾイルクロラ
イドの代わりにp−ニトロベンゾイルクロライド(19
5mg)を用いてPreQ+塩基(235mg)より目
的物(246mg)が得られた。
NMR(DMSOdo、60MHz):δ 4.3g(
2H,d)、 6.80(IH,s)、 8.05(2
H,d)、 8.27(2H,d)参考例19 2−アミノ−5−(p−アミノベンゾイルアミノメチル
)ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−オンの製造: 参考例18により得られた、2−アミノ−5−(p−ニ
トロベンゾイルアミノメチル)ピロロ[2゜3−d]ピ
リミジン−4−オン(197mg)を300旙のメタノ
ール、テトラヒドロフラン(1:1)にとかし、10%
Pd/c(10mg)を加え接触還元すると目的物(1
59mg)が得られた。
NMR(DMS 0−dQ、60MI(Z):δ 4.
L2(21+、d)、 6.58(IH,s)、 6.
67(2H,d)、 7.18(2+1.d)参考例2
0 2−アミノ−5−(ラウロイルアミツメデル)ピロロ[
2,1−dコピリミジン−4−オンの製造:参考例3と
同様にして、PreQ+塩基(235mg)と塩化ラウ
ロイル(265mg)とから目的物(145mg)が得
られた。
NMR(DMS Od6.90MI−Iz):δ 0,
92(31i、t)、 1.45−2.97(20+1
.m)、 4.26(211,s)、 6.56(IH
2s)参考例21 2−アミノ−5−[3−(+−アチリジニルカルボニル
)プロピオニルアミツメデル]ピロロ[2,3−d]ピ
リミジン−4−オンの製造; 参考例16で得られた2−アミノ−5−(1カルボキシ
プロピオニルアミノメチル)ピロロ[2゜3−d]ピリ
ミジン−4−オン(122mg)、 トリエチルアミン
(200μQ)およびジフェニルホスホリルアジド(9
4μのをジメチルホルムアミド(IOmのに溶解し、室
温撹拌下3時間放置する。この反応液にアチリジン(6
8μ+2)を加えさらに室温撹拌下24時間放置後、過
剰の試薬と溶媒の大部分を減圧で留去する。残渣をシリ
カゲルクロマトグラフィーで分離精製すると目的物(5
8mg)が得られた。
N M R(D M S Odo/ D−0,90Ml
1z) : δ 2.21(411,s) 2.35〜
2.55(4H,m)、4.31(211,s)、6.
50(IH,s)参考例22 2−アミノ−5−[2−(ベンジルオキシカルボニルア
ミノ)アセトアミツメデル]ピロロ[2,1−d]ピリ
ミジン=4−オンの製造 : 参考例IOと同様にしてPreQ+塩基の炭酸塩(1,
26g)とN−ベンジルオキシカルボニルグリシンp−
ニトロフェニルエステル(0,835g)とから、目的
物(o、46g)が得られた。
N M R(D M S Ode 、 90Ml1z)
 :63.60(2H,d)。
4、32(2H,d) 、 5.30(2H,s) 、
6.51 (III、 (1) 、 7.37(511
,s)参考例23 2−アミノ−5−[2−(]−アヂリジニルカルボニル
アミノ)アセトアミツメデル〕ピロロ[2,3−d]ピ
リミジン−4−オンの製造 :参考例22で得られた2
−アミノ−5−[1−(ベンジルオキシカルボニルアミ
ノ)アセトアミノメチル]ピロロ[2,3−dlピリミ
ンン−4−オン(371mg)をジメチルホルムアミド
(5,0d)に溶解し、10%pd/ c(70mg・
エンゲルハルト社製)を加えた後、水素気流中接触還元
すると2−アミノ−5−(2−アミノアセトアミツメデ
ル)ピロロ[2゜3−(1:]]ピリミジンー4−オが
生成する。反応液から触媒を濾去し、濾液に1−(p−
ニトロフェノキシカルボニル)アヂリジン(2719m
g)およびトリエチルアミン(278mg)を加え室温
撹拌下24時間放置する。過剰の試薬と溶媒の大部分を
減圧で留去し残渣をシリカゲルクロマトグラフィーで分
離精製すると目的物(125mg)が得られた。
NMR(DMS Ode、 90MIIz ):δ2.
10(、Ill、s)。
3.53−3.72(2H,m)、 4.20〜4.4
0(211,m)、  6.54(LH,s) 参考例24 2−アミノ−5−(1−アチリジニルアセトアミノメチ
ル)ピロロ[2,3−d]ピリミジン−4−オンの製造
 : 参考例4で得られた2〜アミノ−5−クロロアセトアミ
ノ[2,3−d]ピリミジン−4−オン(205mg)
をジメチルホルムアミド(3,2滅)とトリエチルアミ
ン(0、8旋)の混液に懸澗し、アチリジン(138m
g)を加えた後、室温で2日間撹拌処置する。過剰の試
薬と溶媒の大部分を減圧で留去し、残渣をシリカゲルク
ロマトグラフィーで分離精製すると目的物(65mg)
が得られた。
NMR(D M S O−d、/NaOCD 3.90
MH2) :61.08(2H2dd)、 1.82(
211,dd)、 2.83(211,s)、 4.6
7(2t1.s) 実施例1 参考例1で得られた化合物(1錠あたり50mg)。
乳糖(1錠あたり250mg)、コーンスターチ(1錠
あたり51mg)およびヒドロキシプロピルセルロース
I、(1錠あたり9 mg)を常法により混合し、顆粒
化し、該顆粒とコーンスターチ(1錠あたり8mg)お
よびマグネシウム・ステアレー1・(1錠あたり2 m
g)とを混和後、常法に従って打錠し、錠剤(1錠あた
り370 mg)とする。
実施例2 参考例1で得られた化合物の塩酸塩20gを生理食塩水
1ρにとかし、ミクロフィルターでろ過し、アンプルに
2.2−づつ分注したのち封をする。これを110℃で
30分間滅菌すると該化合物の皮下、静脈または筋肉内
注射用アンプルが得られる。
実施例3 参考例2で得られた化合物の塩酸塩10gを蒸留水1σ
にとかし、これにマニト−ル10gを加えてとかし、滅
菌ろ過してアンプルに2滅づつ分注する。これを凍結乾
燥機に入れて乾燥後封をすると、使用時溶解用のアンプ
ルが得られる。使用に際しては、該アンプルを開封した
とえば2蔵の生理食塩水に溶解し、注射剤とする。
発明の効粟 本発明の化合物(1)またはその塩は、優れた抗腫瘍作
用を存するので、抗腫瘍剤として用いることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rは置換基を有していてもよいアシル基を示す
    。]で表わされる7−デアザプリン誘導体またはその塩
    を含有する抗腫瘍剤。
JP28559786A 1985-11-29 1986-11-28 抗腫瘍剤 Pending JPS62228019A (ja)

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