JPH07113027B2 - K−252誘導体 - Google Patents

K−252誘導体

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JPH07113027B2
JPH07113027B2 JP62327857A JP32785787A JPH07113027B2 JP H07113027 B2 JPH07113027 B2 JP H07113027B2 JP 62327857 A JP62327857 A JP 62327857A JP 32785787 A JP32785787 A JP 32785787A JP H07113027 B2 JPH07113027 B2 JP H07113027B2
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英二 小林
眞 森本
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協和醗酵工業株式会社
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H19/00Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof
    • C07H19/02Compounds containing a hetero ring sharing one ring hetero atom with a saccharide radical; Nucleosides; Mononucleotides; Anhydro-derivatives thereof sharing nitrogen
    • C07H19/04Heterocyclic radicals containing only nitrogen atoms as ring hetero atom
    • C07H19/23Heterocyclic radicals containing two or more heterocyclic rings condensed among themselves or condensed with a common carbocyclic ring system, not provided for in groups C07H19/14 - C07H19/22
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はプロテインキナーゼC(以下C−キナーゼとい
う)を阻害し、抗腫瘍活性等の作用を有する新規化合物
に関する。
従来の技術 C−キナーゼはフォスフォリピドおよびカルシウムに依
存して活性化されるタンパク質リン酸化酵素であり、広
く生体内の組織や臓器に分布している。近年、本酵素は
多くのホルモンや神経伝達物質などの細胞膜受容伝達機
構において、極めて重要な役割を果たしていることが知
られるようになった。そのようなC−キナーゼが関与す
る情報伝達機構により惹起される生理的反応の例とし
て、血小板におけるセロトニン放出、リソゾーム酵素遊
離および凝集反応、好中球のスーパーオキシド生成やリ
ソゾーム酵素の遊離、副腎髄質からのエピネフリン遊
離、腎糸球体からのアルドステロン分泌、ランゲルハン
ス島からのインシュリン分泌、マスト細胞からのヒスタ
ミン遊離、回腸からのアセチルコリン遊離、血管平滑筋
の収縮等が報告されている。さらに、C−キナーゼは細
胞増殖や発ガン機構にも関与していると考えられている
〔参考文献:Y.Nishizuka,Science,225,1365(1984);H.
Rasmussen et al.,Advance in Cyslic Nucleotide and
Protein Phosphorylation Research,Vol.18,P159,edite
d by P.Greengard and G.A.Robison,Raven Press,New Y
ork,1984〕。このようにC−キナーゼは生体内の多くの
重要な生理反応や各種病態に係わることが明らかになっ
てきた。従って、C−キナーゼ活性をその特異的阻害剤
等を用いることにより人為的に抑制することができれ
ば、広く循環器系の疾病や、炎症、アレルギー、腫瘍な
どの予防、治療が可能になると考えられる。
一方、トリフルオペラジン、クロロプロマジン等の抗精
神病薬剤、局所麻酔薬として知られるジベナミンやテト
ラカイン、あるいはカルモジュリン阻害剤W−7〔N−
(6−aminohexyl)−5−chloro−1−naphthalenesul
fonamide〕等の薬剤にC−キナーゼ抑制活性があること
が見出されているが、いずれもそのC−キナーゼ抑制作
用は各薬剤の主作用ではなく特異性は低く、また抑制活
性も低い〔Y.Nishizuka et al.,J.Biol.Chem.,255,8378
(1980);R.C.Schatzman et al.,Biochem.Biophys.Res.
Commun.,98,669(1981);B.C.Wise et al.,J.Biol.Che
m.,247,8489(1982)〕。
一方、次式(II)で表されるK−252,KT−5556および
RA,RB部位を修飾したK−252誘導体が知られている(K
−252について特開昭60−41489,米国特許第455402号、K
T−5556について特開昭61−176531,K−252誘導体につい
て特開昭62−155284,同62−155285)。
K−252(II a):RA=CO2CH3,RB=H KT−5556(II b):RA=CO2H,RB=H 特開昭60−41489にはK−252が抗ヒスタミン遊離作用、
抗アレルギー作用を有することが、特開昭62−155284,
同62−155285にはK−252誘導体がC−キナーゼ抑制活
性および抗ヒスタミン遊離作用を有することが記載され
ている。また、特開昭61−176531にはKT−5556が抗ヒス
タミン遊離作用を有することが記載されている。また、
K−252,KT−5556と同一化合物と推定される化合物が抗
菌物質として報告されている〔M.Senzaki et al.,J.Ant
ibiotics,38,1437(1985)〕。この文献には上式でRA
CO2CH3,RB=COCH3の化合物を開示されている。このK−
252と同一化合物と推定される化合物およびそのハロゲ
ン誘導体が特開昭62−120388,同62−164626に、またRA
を修飾した誘導体が特開昭62−240689に、いずれも血圧
降下作用および利尿作用を有することが記載されてい
る。
さらにK−252の構造に比較的近い構造を有する化合物
として以下の構造を有し、抗菌作用を有するスタウロス
ポリン(Staurosporine)が知られている〔S.Omura et
al.,J.Antibiotics,30,275(1977);A.Furusaki et a
l.,J.Chem.Soc.Chem.Commun.,800(1978);特開昭60−
185719〕。
発明が解決しようとする問題点 強いC−キナーゼ阻害活性を有した抗腫瘍剤等の新しい
活性成分は常に求められている。
問題点を解決するための手段 本発明によれば式(I)で表されるK−252の新規な誘
導体が提供される。
式(I): (式中、R1およびR2は同一または異なってHまたはOHを
表し、XはCOOH,COORまたはCH2OHを表し、YはH,Rまた
はCORを表し、ZはOH,ORまたはSRを表し、ここでRは低
級アルキルを意味する)。
以下、式(I)で表される化合物を化合物(I)とい
う。他の式番号の化合物についても同様である。化合物
(I)は優れたC−キナーゼ抑制活性を有すると共に、
細胞生育阻害活性も併有する。
式(I)の定義中、低級アルキルは炭素数1〜4の直鎖
もしくは分岐のアルキル、例えばメチル,エチル,n−プ
ロピル,i−プロピル,n−ブチル,t−ブチル等を包含す
る。
本発明による化合物は、光学活性であるK−252等を出
発化合物として、通常基Zが結合している炭素において
ジアステレオ混合物として得られるものであるが、全て
の可能な立体異性体およびそれらの混合物も本発明に包
含される。
次に化合物(I)の製造方法について説明する。しか
し、化合物(I)の製造方法は、それらに限定されるも
のではない。
化合物(I)は前記した化合物(II)で示されるK−25
2等より種々の合成手段により製造される。
なお、以下に示した製造方法において、定義した基が実
施方法の条件下変化するか、または方法を実施するのに
不適切な場合、有機合成化学で常用される方法、例えば
官能基の保護、脱保護等の手段〔例えば、プロテクティ
グ・グループス・イン・オーガニック・シンセシス,グ
リーン著,ジョン・ウィリー・アンド・サンズ・インコ
ーポレイテッド(1981年)参照〕に付することにより容
易に実施することができる。
方法1:ラクタム体にZを導入した化合物(I−1)の合
成 1−1:Z=ORの化合物(I−1−1) (式中、R1,R2,X,YおよびRは前記と同義である) 化合物III〔化合物(II)を含む〕と四酢酸鉛とを酢酸
中で反応させた後、大過剰のアルコール体(IV)で処理
することにより化合物(I−1−1)を得ることができ
る。四酢酸鉛は化合物(III)に対し1〜1.1当量用いら
れる。反応は通常室温で行われ、7〜10時間で終了す
る。
1−2:Z=OHの化合物(I−1−2) (式中、R1,R2,X,YおよびRは前記と同義である) 方法1で得られる化合物(I−1−1)を適当な酸触
媒、例えばカンファースルホン酸存在下含水ジオキサン
中で反応させることにより(I−1−2)を得ることが
できる。酸は化合物(I−1−1)に対し0.04〜0.05当
量用いられる。含水ジオキサンは20〜50%水を含むもの
である。反応は、通常80〜100℃で行われ、4〜5時間
で終了する。
1−3:Z=SRの化合物(I−1−3) (式中、R1,R2,X,YおよびRは前記と同義であり、Ra
HまたはRを示す) 化合物(I−1−1)または(I−1−2)とチオール
体(V)とを適当な酸触媒、例えばカンファースルホン
酸存在下適当な不活性溶媒、例えばテトラヒドロフラン
(THF)中反応させることにより化合物(I−1−3)
を得ることができる。化合物(I−1−1)または(I
−1−2)に対し、化合物(V)は大過剰,酸触媒は0.
02〜0.05当量用いられる。反応は通常室温で行われ、0.
5〜1時間で終了する。
以上の方法1において、基XあるいはOY等が該反応に対
して不適切な官能基の場合、前述した官能基の保護、脱
保護等の手段が適宜実施される(例えば、実施例3およ
び8等参照) また、方法1で得られる化合物(I−1)は、これを合
成中間体として以降に記述する方法2〜3等によりさら
に新規なK−252誘導体へと導かれる。
方法2:Xを修飾した化合物(I−2)の合成 2−1:X=COORの化合物(I−2−1) (式中、R3はRを意味し、R1,R2,R,YおよびZは前記と
同義である。) 化合物(1−1a)〔化合物(I−1)中、XがCOOHであ
る化合物〕にアルコール(VI)および過剰の塩化チオニ
ルを加え、加熱還流することにより化合物(I−2−
1)を得ることができる。塩化チオニルは、溶媒をかね
て用いる化合物(VI)の1/10程度(体積比)の量が通常
用いられる。反応は60℃から化合物(VI)の沸点の範囲
内で行われ、1時間〜1日でほぼ終了する。
2−2:X=CH2OHの化合物(I−2−2) (式中、R1,R2,R3,YおよびZは前記と同義である) 方法2−1で得られるエステル体(I−2−1)と適当
な還元剤、例えば水素化ホウ素ナトリウムとを適当な不
活性溶媒、例えば含水THF中で反応させることにより化
合物(I−2−2)を得ることができる。還元剤は化合
物(I−2−1)に対し3〜5当量用いられる。反応は
通常0〜20℃で行われ、1〜12時間で終了する。
方法3:Yを修飾した化合物(I−3)の合成 3−1:Y=Rの化合物(I−3−1) (式中、R4はRを、Halはハロゲンを意味し、R1,R2,R,X
およびZは前記と同義である) 化合物(I−1b)〔化合物(I−1)中、YがHである
化合物)〕と低級アルキルハライド(VII)とを反応に
不活性な溶媒中塩基の存在下反応させて化合物(I−3
−1)を得ることができる。化合物(VII)は反応性に
富むヨウ化物、臭化物が好ましい。塩基は水素化ナトリ
ウム、カリウムt−ブトキシド等を包含する。化合物
(VII)および塩基は化合物(I−1b)に対し通常1当
量用いる。不活性溶媒はジメチルホルムアミド(DMF),
THF等を包含する。反応は通常0℃〜室温で行い、20分
〜1時間で終了する。
3−2:Y=CORの化合物(I−3−2) (式中、R5はRを意味し、R1,R2,R,XおよびZは前記と
同義である) 化合物(I−1b)とアシル化剤〔(R5CO)2OまたはR5CO
Cl等〕とを塩基の存在下反応させることにより化合物
(I−3−2)を得ることができる。塩基はピリジン,
トリエチルアミン等を包含する。アシル化剤は化合物
(I−1b)に対し、1〜2当量用いる。反応は通常ピリ
ジンを溶媒とし、0〜30℃で行い、1〜12時間で終了す
る。
以上、方法1〜3を適宜組み合わせて実施することによ
り、所望の位置に所望の官能基を有する化合物(I)を
得ることができる。
また、化合物(I)は、ラクタム体(III)〔化合物(I
I)を含む〕に先に前記方法2または3を適用し、次い
で方法1に付することによっても得ることができる。
上記各方法において、反応終了後の生成物の単離,精製
は通常の有機合成で用いられる方法、例えば抽出、結晶
化、クロマトグラフィー等を適宜組み合わせて行うこと
ができる。
化合物(I)は、ヒト子宮頚癌細胞ヘラ(Hela)細胞,
ヒト乳癌細胞MCF7,ヒト結腸腺細胞COLO320DM,ヒト肺分
化型扁平上皮癌細胞PC−10等に対して顕著な細胞生育阻
害活性を示し、従って化合物(I)を有効成分とする抗
腫瘍剤が提供される。
化合物(I)を抗腫瘍剤として用いる場合には、各々の
化合物を、0.01〜20mg/kgの投与量で、生理食塩水,ブ
ドウ等,ラクトース,マンニット注射液に溶解して注射
剤として通常静脈内に投与する。また日本薬局方に基づ
いて凍結乾燥してもよいし、塩化ナトリウムを加えた粉
末注射剤としてもよい。さらに医薬品的用途を満たした
塩類のような、よく知られた薬学的に許容されている稀
釈剤、補助剤および/または担体を含んでいてもよい。
注射剤として使用する場合には溶解度を高めるための助
剤を併用するのが好ましい場合がある。投与量は年齢や
症状により適宜増減できる。投与スケジュールも症状や
投与量によって変えることができるが、たとえば1日1
回(単回投与または連日投与)、週1〜3回あるいは3
週間に1回などの間歇投与がある。また同様の投与量,
投与方法で経口投与,直腸投与も可能である。経口投与
に際しては適当な補助剤と共に、錠剤,粉剤,粒剤,シ
ロップ剤,坐剤等として投与できる。
次に上記製法によって得られる化合物(I)の代表例を
第1表に、その中間体を第2表に示す。またこれらの化
合物(I)の製造例を実施例に、その中間体の製造例を
参考例に、代表的化合物(I)の薬理活性を実験例に、
それぞれ示す。
実施例1. 参考例1で得られる化合物a481mg(1mmol)を酢酸50ml
に溶解し、四酢酸鉛488mg(1.1mmol)を加え遮光下室温
で8時間撹拌した。溶媒を減圧下留去後残渣にTHF50ml
を加え、飽和重曹水,飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで、乾燥後溶媒を減圧下留去した。残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(1%メタノー
ル/クロロホルム)で精製し、化合物1203mg(40%)を
得た。
NMR(CDCl3)δ;2.08−2.44(m,1H),2.20および2.22
(s,3H),3.14および3.18(s,3H),3.42(m,1H),4.04
(s,3H),6.36(m,1H),6.64および6.66(s,1H),7.02
(dd,1H,J=5,7Hz),7.36−7.64(m,5H),7.92(m,1
H),8.46(m,1H),9.33(d,1H,J=8Hz) MS(m/z);512(M+1) 実施例2. 化合物b(第2表参照)〔J.Antibiotics,38,1437(198
5)〕253mg(0.5mmol)を実施例1と同様の方法で酸化
し、0.5%エタノール/クロロホルム溶媒でシリカゲル
カラムクロマトグラフィーを行い、化合物2 191mg(7
3%)を得た。
NMR(CDCl3)δ;1.00−1.28(m,3H),1.68および1.70
(s,3H),2.00−2.40(m,1H),2.19および2.21(s,3
H),3.36−4.04(m,3H),3.92(s,3H),6.49および6.53
(s,1H),7.16−7.72(m,4H),7.99(d,2H,J=8Hz),8.
34(d,1H,J=8Hz),9.16(d,1H,J=8Hz) MS(m/z);554(M+1) 実施例3. 実施例2で得られる化合物2 1.01g(1.87mmol)をジ
クロロメタン50mlに溶解し、氷冷下28%ナトリウムメチ
ラート1.81mlを加え、同温度で0.5時間撹拌した。反応
溶液に飽和食塩水10mlを加え、有機層を分取後、水槽を
さらにTHFで抽出し、ジクロロメタン層と合し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧下留去した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(50%アセトン/
エタノール)で精製し、化合物3900mg(97%)を得た。
NMR(DMSO−d6)δ;1.16(br.t,3H),1.94−2.24(m,1
H),2.15(s.3H),3.00−4.00(m,3H),3.92(s,3H),
6.50(s,1H),7.14(m,1H),7.24−8.40(m,7H),9.04
(br.s,1H),9.13(d,1H,J=7Hz) MS(m/z);512(M+1) 実施例4. 実施例3で得られる化合物3 250mg(0.5mmol)をTHF
10mlに溶解し、エチルメルカプタン0.74mlおよびカン
ファースルホン酸10mgを加え、室温下一夜撹拌した。溶
媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(1%メタノール/クロロホルム)で精製し、
化合物4 156mg(59%)を得た。
NMR(DMSO−d6)δ;1.14および1.16(s,3H),1.90−2.8
8(m,3H),2.13および2.16(s,3H),3.00−3.56(m,1
H),3.92(s,3H),6.32(s,0.55H),6.45(s,0.45H),
6.55および6.57(s,1H),7.00−8.00(m,7H),8.32−8.
56(m,1H),9.12−9.26(m,2H) MS(m/z);528(M+1) 実施例5. 実施例3で得られる化合物3 497mg(1mmol)をジオキ
サン10mlおよび水4mlに溶解し、カンファースルホン酸1
0mgを加え、4時間加熱還流した。反応溶液にTHF 20ml
を加え、飽和重曹水,飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧下留去した。残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(20%アセトン/
トルエン)で精製し、化合物5 292mg(60%)を得
た。
NMR(DMSO−d6)δ;1.88−2.20(m,1H),2.12(s,3H),
3.24−3.60(m,1H),3.90(s,3H),6.31および6.38(s,
1H),6.24(br.s,2H),7.00−7.60(m,5H),7.80−8.00
(m,2H),8.43(m,1H),8.80(s,1H),9.12(d,1H,J=8
Hz) MS(m/z);484(M+1) 実施例6. 実施例5で得られる化合物5 67mg(0.14mmol)をTHF
2mlおよび水0.2mlに溶解し、氷冷下水素化ホウ素ナト
リウム16mg(0.42mmol)を加え、同温度で2時間撹拌し
た。反応溶液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残渣をTHF−エ
ーテルで粉末化し、化合物6 53mg(83%)を得た。
NMR(DMSO−d6)δ;1.96−2.28(m,1H),2.14(s,3H),
3.00−4.00(m,3H),5.08(m,1H),5.32−5.48(m,1
H),6.44(m,2H),6.80−8.50(m,8H),8.75(s,1H),
9.12(d,1H,J=8Hz) MS(m/z);456(M+1) 実施例7. 実施例4で得られる化合物4 109mg(0.21mmol)を実
施例6と同様の方法で還元し、化合物7 72mg(69%)
を得た。
NMR(DMSO−d6)δ;1.00−1.28(m,3H),1.92−2.40
(m,1H),2.12および2.16(s,3H),3.00−3.40(m,1
H),3.80(m,2H),5.08(m,1H),5.36および5.52(s,1
H),6.51および6.53(s,1H),6.96(m,1H),7.12−8.52
(m,7H),9.14(br.s,1H),9.16(d,1H,J=8Hz) MS(m/z);500(M+1) 実施例8. 参考例6で得られる化合物g 227mgを実施例1と同様
の方法で酸化し、化合物(I;R1=OCOCH3,R2=H,X=CO2C
H3,Y=COCH3,Z=OCH3)とし、ついで実施例5と同様の
方法で化合物(I;R1=OCOCH3,R2=H,X=CO2CH3,Y=COCH
3,Z=OH)を得た。これを精製することなく、実施例3
と同様の方法で脱保護を行い、化合物8 25mg(12.6
%)を得た。
NMR(CDCl3−DMSO−d6)δ;2.00−2.36(m,1H),2.16お
よび2.19(s,3H),3.08−3.48(m,1H),3.99(s,3H),
6.20−6.60(m,3H),6.84−8.04(m,5H),8.36−8.76
(m,3H),8.89(s,1H) MS(m/z);500(M+1) 参考例1. K−252,184mg(0.4mmol)のDMF2ml溶液を氷冷し、50%
油性水素化ナトリウム19.2mg(0.4mmol)を加えた。20
分後、ヨウ化メチル25μ(0.4mmol)を加え、さらに
1時間撹拌した。反応混合物にクロロホルム20mlを加
え、この溶液を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し
た。溶媒を減圧下に除去して得られた残渣を、シリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム)により精
製して、淡黄色粉末状の化合物a 65mg(34%)を得
た。
融点 250〜252℃(クロロホルム−メタノールより再結
晶) NMR(CDCl3)δ;9.42(d,1H,J=8Hz),8.1−7.85(m,2
H),7.7−7.2(m,5H),7.03dd,1H,J=5,7Hz),5.08(s,
2H),4.05(s,3H),3.37(dd,1H,J=7,14Hz),3.13(s,
3H),2.21(s,3H),約2.20(dd,1H) MS(m/z);481(M) 参考例2. K−252 2g(4.2mmol)をTHF10mlに溶解し、無水酢酸4
mlおよびジメチルアミノピリジン2.6gを加え室温下一夜
撹拌した。反応溶液を2%塩酸水溶液、飽和食塩水溶液
で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒
を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルム)で精製し、化合物c2.12g(94
%)を淡黄色粉末として得た。
NMR(CDCl3)δ;1.76(s,3H),2.03(dd,1H,J=5,14H
z),2.16(s,3H),2.56(s,3H),3.86(dd,1H,J=7,14H
z),3.98(s,3H),5.07(s,2H),6.93(dd,1H,J=5,7H
z),7.14−7.66(m,5H),7.80−8.00(m,2H),9.02(d,
1H,J=8Hz) 参考例3. 参考例2で得られる化合物c 110mg(0.2mmol)をジク
ロロメタン10mlに溶解し、氷冷下塩化アルミニウム133m
g(1mmol),アセチルクロライド0.015ml(0.2mmol)を
加え、同温度で2時間撹拌した。水10mlを加え有機層を
抽出し、飽和食塩水溶液で洗浄後無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム)で精製し、クロロホルム−メタノー
ルより再結晶を行い化合物d60mg(50.8%)を融点>300
℃の無色プリズム晶として得た。
NMR(CDCl3)δ;1.76(s,3H),1.09(dd,1H,J=5,14H
z),2.28(s,3H),2.52(s,3H),2.69(s,3H),3.93(d
d,1H,J=14Hz),4.01s,3H),5.20(s,3H),6.89(dd,1
H,J=7Hz),7.28−7.72(m,3H),7.88−8.24(m,3H),
9.68(s,1H) MS(m/z);594(M+1) 参考例4. 参考例3で得られる化合物d20mg(0.033mmol)をクロロ
ホルムに溶解し、m−クロロ過安息香酸25mg(0.15mmo
l)を1時間おきに2度加え、3時間加熱還流した。飽
和重曹水溶液、水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。溶媒を減圧下留去後残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(クロロホルム)で精製し、クロロホ
ルム−エーテルで再結晶を行い、化合物e10mg(48.0
%)を融点>300℃の褐色粉末として得た。
NMR(CDCl3)δ;1.79(s,3H),2.09(dd,1H,J=5,14H
z),2.26(s,3H),2.40(s.3H),2.70(s.3H),3.94(d
d,1H,J=7,14Hz),4.00(s,3H),5.34(s,2H),6.98(d
d,1H,J=5,7Hz),7.20−7.70(m,3H),7.92−8.20(m,3
H),8.90(d,1H,J=2Hz) MS(m/z);610(M+1) 参考例5. 実施例3と同様の方法で、参考例4が得られる化合物e
1.0g(1.6mmol)より化合物f0.3g(38.8%)を融点>30
0℃(クロロホルムより再結晶)の赤褐色プリズム晶と
して得た。
NMR(DMSO−d6)δ;1.97(dd,1H,J=5,14Hz),2.12(s,
3H),3.35(dd,1H,J=7,14Hz),3.92(s,3H),5.01(s,
2H),6.32(s,1H),6.88−7.16(m,2H),7.28−7.64
(m,2H),7.72(d,1H,J=8Hz),7.80−8.20(m,2H),8.
60(s,1H),8.71(d,1H,J=2Hz),9.10(s,1H) MS(m/z);481(M+1) 参考例6. 参考例5で得られる化合物f241mg(0.5mmol)をピリジ
ン5mlに溶解し、無水酢酸1mlを加え、室温下6日間撹拌
した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー(1%メタノール/クロロホルム)で
精製し、化合物g 247mg(87.3%)を得た。
NMR(DMSO−d6)δ;1.69(s.3H),2.04−2.40(m,1H),
2.23(s,3H),2.36(s,3H),3.88(dd,1H,J=7,14Hz),
3.94(s,3H),5.03(s,2H),7.20−8.20(m,6H),8.67
(s,1H),8.88(d,1H,J=2Hz) MS(m/z);568(M+1) 実験例 本発明により得られる化合物(I)のC−キナーゼ阻害
活性および細胞生育阻害活性について以下の方法によっ
て試験し、結果を第3表に示す。C−キナーゼ阻害活性
試験 代表的化合物(I)のC−キナーゼ阻害活性を、Y.Nish
izukaらの方法〔J.Biol.Chem.,257,13341(1982)〕に
準じて測定した。試験化合物の濃度を変え、酵素活性を
50%阻害する化合物濃度(IC50)を求めた。
細胞生育阻害試験 (1) MCF7細胞生育阻害試験: 96穴マイクロタイタープレートに、10%牛胎児血清10μ
g/mlインシュリン10-8Mエストラジオールを含むRPMI164
0培地で4.5×104個/mlに調製したMCF7細胞を0.1mlずつ
各ウエルに分注する。炭酸ガスインキュベーター内で一
晩37℃下培養後培養液より適宜希釈した被験サンプルを
0.05mlずつ加える。72時間接触の場合には、このまま細
胞を炭酸ガスインキュベーター内で細胞を培養後、培養
上清を除去し、PBS(−)で一回洗浄後、新鮮な培地を
0.1mlずつ各ウエルに加え炭酸ガスインキュベーター内
で37℃以下、72時間培養する。培養上清を除去後、0.02
%ニュートラルレッドを含む培養液を0.1mlずつ各ウエ
ルに加え37℃下、1時間炭酸ガスインキュベーター内で
培養し細胞を染色する。培養上清を除去後、生理食塩水
で1回洗浄し、0.001N塩酸/30%エノールで色素を抽出
後、マイクロプレートリーダーにより550nmの吸収を測
定する。無処理細胞と既知濃度の薬剤で処理した細胞の
吸収を比較することにより、細胞の増殖を50%阻害する
薬物濃度を算出し、それをIC50とする。
(2) HeLaS3細胞生育阻害試験: 96穴マイクロタイタープレートに10%胎児血清2mMグル
タミンを含むMEM培地で3×104個/mlに調製したHeLaS3
細胞を0.1mlずつ各ウエルに分注する。
(1)におけるウエル分注後と同様に行う。
(3) COLO320DM細胞生育阻害試験: 96穴マイクロタイタープレートに、10%牛胎児血清100u
/mlペニシリン、100μg/mlストレプトマイシンを含むPR
MI1640培地で105個/mlに調製したCOLO320DM細胞を0.1ml
ずつ各ウエルに分注する。以下(1)と同様に行い、細
胞の算出はミクロセルカウンターにより行う。無処理細
胞と、既知濃度の薬剤で処理した細胞の細胞数を比較す
ることにより細胞の増殖を50%阻害する薬物濃度を算出
し、それをIC50とする。
発明の効果 本発明によれば、化合物(I)はC−キナーゼ阻害活性
を有しており、抗腫瘍剤等の活性成分として有用である
と期待される。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 (式中、R1およびR2は同一または異なってHまたはOHを
    表し、XはCOOH,COORまたはCH2OHを表し、YはH,Rまた
    はCORを表し、ZはOH,ORまたはSRを表し、ここで、Rは
    低級アルキルを意味する)で表されるK−252誘導体。
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