JPS62227962A - アクリルウレタン塗料用樹脂組成物 - Google Patents

アクリルウレタン塗料用樹脂組成物

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JPS62227962A
JPS62227962A JP7186086A JP7186086A JPS62227962A JP S62227962 A JPS62227962 A JP S62227962A JP 7186086 A JP7186086 A JP 7186086A JP 7186086 A JP7186086 A JP 7186086A JP S62227962 A JPS62227962 A JP S62227962A
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JP
Japan
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vinyl monomer
resin
parts
styrene
styrene monomer
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JP7186086A
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Isao Nagata
勲 永田
Kazuhiko Nakamura
和彦 中村
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Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Aisin Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はアクリルポリオール樹脂の水酸基とポリイソシ
アネート化合物のイソシアネート基との架橋により硬化
するアクリルウレタン塗料用樹脂組成物に関する。本発
明の樹脂組成物は常温硬化型、および加熱硬化型のアク
リルウレタン塗料に用いることができる。
[従来の技術] 従来、自動車用、家具用など種々の分野で、アクリルポ
リオール樹脂とポリイソシアネート化合物とを架橋反応
させることにより塗膜を形成するアクリルウレタン塗料
が知られている。そして一般にアクリルポリオール樹脂
を構成1−る七ツマー組成を種々変更することにより、
用途に応じた各種塗膜性能が付与されている。
例えばスチレンモノマーを七ツマー中に10〜40重量
%含んで共重合されたアクリルポリオール樹脂を用いて
1qられる塗料または塗膜は光沢、顔料分散性、耐水性
、耐薬品性などの諸性能に優れていることが知られてい
る。
一方、アクリルポリオール樹脂にセルロースアセテート
ブチレート(以下CABという)などの繊維素系樹脂を
混合し、耐溶剤性、乾燥性などの性能の向上を図ること
も知られている。しかしながら上記スチレンモノマーを
七ツマー中に含んで共重合されたアクリルポリオール樹
脂とCABとは相溶性が悪いことも知られている1、従
って従来スチレンモノマーを10〜40千0%含んで共
重合されたようなアクリルポリオール樹脂にCABを混
合してM能の向上を図ることは不可能とされていた。ま
た、スチレンモノマー量を10重出火以下と少量とする
ことによりCABとの相溶性は向上するが、スチレンモ
ノマーによって付与され瑣各種性能の低下につながって
いた。
上記不具合を解決しようと、特開昭49−14533@
公報あるいは特開昭57−85862号公報には、CA
Rの存在下で各種七ツマ−を共重合させ、CABに各種
モノマーをグラフト重合させたものが開示されている。
[発明が解決しようとする問題点] 特開昭57−85862@公報などに開示されている組
成物では、従来のCABをコールドブレンドする方法に
比ベスチレンモノマー母を多く使用することが可能であ
る。しかしながらスチレンモノマー量が多くなるにつれ
て相溶性が低下し、共重合できるスチレンモノマー量に
は限度があった。又、得られる組成物は溶液状態では透
明で相溶性が良好であったとしても、硬化塗膜が白濁す
る場合も多く使用範囲が限られていた。これはスチレン
モノマーとCABとの相溶性が悪いため、共重合時に[
ツマ−配列にかたよりが少じるためであろうと推察され
る。
本発明は樹脂組成物中にCABとスチレンモノマーによ
る骨格とが共存し、かつ用いるスチレンモノマーの最に
ほとんど無関係に相溶性が良好なアクリルウレタン塗料
用樹脂組成!It!+を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明のアクリルウレタン塗料用樹脂組成物は、スチレ
ンモノマーと、該スチレンモノマーと共重合可能で水W
1基を有する官能性ビニルモノマーと、該スチレンモノ
マーおよび該官能性ビニルモノマーと共重合可能な他の
ビニルモノマーとからなる第1ビニルモノマー混合物を
共重合させることにより得られる第1樹脂と、セルロー
スアセテートブチレートと、水酸基を有する官峰性ビニ
ルモノマーと、該官能性ビニルモノマーと共重合可能で
該スチレンモノマーを含まない他のビニルモノマーとか
らなる第2ビニルモノマー混合物を共重合さ♂ることに
より得られる第2vI4脂と、ポリイソシアネート化合
物と、をを成分としたことを特徴とする。
本発明の樹脂組成吻は、第1樹脂と、第2樹脂と、ポリ
イソシアネート化合物とより構成される。
第1樹脂はスチレンモノマーと水l!!基を有する官能
性ビニルモノマーと他のビニルモノマーとが共重合され
たものである。ここで水酸基を有する官能性ビニルビツ
マ−には、例えば、2−ヒドロキシエヂルアクリレート
、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプ
ロピルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレー
トなどのヒドロキシアルキルエステル、N−メチロール
アクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N
−ヒドロキシエチルアクリルアミド、N−ヒドロキシ1
チルメタクリルアミド、N、N−ジヒドロキシエヂルア
クリルアミドなどのヒドロキシアルキルアミドなどを用
いることができる。なJ3上記水Fl!2基を有する官
能性ビニルモノマーは単独で又は2種以上混合して使用
することができる。
他のビニルモノマーはスチレンモノマーおよび上記官能
性とニルモノマーと共重合可能なものであり、例えばメ
チルアクリレート、メヂルメタクリレ−1−、エチルア
クリレート、エチルメタクリレート、n−ブチルアクリ
レート、n−ブヂルメタフリレート、2−エチルへキシ
ルアクリレート、2−エチルへキシルメタクリレート、
ステアリルアクリレート、ステアリルメタクリレートな
どのアルキルエステル、もしくはアクリルアミド、メタ
クリルアミド、N−メチルアクリルアミド、N−エチル
メタクリルアミド、N、N−ジメチルアクリルアミドな
どのアクリル又はメタクリルアミド、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレートなどのグリシジル基
含有ビニルモノマー、アクリル酸、メタクリル酸、イタ
コン酸、フマル酸、マレイン酸などの酸モノマーなどの
1種あるいは2f1以上を混合して使用することができ
る。
、に記第1ビニルモノマー混合物を共重合させるには、
従来と同様にラジカル重合開始剤の存在下で溶′a重合
、懸濁重合、乳化重合などによって共重合させることが
できる。通常は溶液重合法にて行なわれる。
第2樹脂はCABと、水酸基を優する官能性ビニルモノ
マーと、他のビニルモノマーとからなる第2ビニルモノ
マー混合物を共重合さVて1りられるものである。
CADはセルロースの部分アセチル化物をざらにブチル
エステル化して得られるセルロースd i1体であり、
例えば商品名で、EAB−171−2、EAB−381
−0,5、EAB−381−2、FA[3−531−1
、EAB−551−0,2、EA[3−551−0,0
1(イーストマン・コダック社wJ)などの等級のもの
を利用することができる。
水WJ塁を有する官能性ビニルモノマーは上記第1ビニ
ルモノマー混合物に使用し1qるものと同様のものを用
いることができる。又、他のビニルモノマーも上記第1
ビニルモノマー混合物に使用しくqるものと同様のもの
を用いることができる。
第1ビニルモノマー混合物および第2ビニルモノマー混
合物の合計100重量部中には、スチレンモノマーが1
0〜40重量部、CABが1〜20蚤聞部含有されてい
ることが望ましい。スチレンモノマー量が10重重石よ
り少ないと、光沢、1映性、耐薬品性、耐水性等に不具
合が生じ、4O重弔部より多いと耐候性が悪くクラック
が生じやすくなる。またCABが1重量部より少ないと
耐溶剤性、乾燥性などに劣り、20重量部より多くなる
と粘度が1胃して塗装時の固形分が少なくなるため、所
定膜厚を得るための作業性に不具合が生じる。上記範囲
で配合すれば得られる塗膜は、スゲ・レンモノマーによ
る浸れた諸物性を維持しつつ、CA[3による耐溶剤性
、乾燥性などの性能を有するようになる。
ポリイソシアネート化合物は、分子中にM*。
又はブロックされたイソシアネート基を2個以上有づる
化合物のことをいう。例えばテトラメチレンジイソシア
ネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロン
ジイソシアネート、キシリレンジ・イソシアネート、フ
ェニレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート
などのジイソシアネート化合物、ジフニLルメタントリ
イソシアネ−1−などのトリイソシアネート化合吻、あ
るいは上記化合物と活性水素含有化合物とを反応させて
(られるイソシアネート付加物、あるいは上記イソシア
ネート化合物が有する遊離のイソシアネート基をブロッ
ク剤でブロックして得られるブロックインシアキー1〜
化合物などを用いることができる。
第184脂と第2樹脂とは、スチレンモノマーおよびC
ABの有無が異なること以外は同様の組成とすることが
望ましい。このようにすれば相溶性を一層改善すること
がきる。
上記第1樹脂および第2樹脂の混合体から構成されるア
クリル系すオール樹脂と、ポリイソシアネート化合物と
の配合比は目的により種々選択できるが、一般にはイソ
シアネートW(NGO)と水11121(OH)との当
量比(インデックス)が1゜0近傍にあることが望まし
い。特には0.8〜1゜2の範囲にあることが望ましい
。当m比がこの範囲にあれば1qられる塗膜の諸物性は
最良となる。
しかしながら用途によっては当量比を極端に小さくり、
/ζす、逆に多くしたりすることも差し支えない。
なおブ[]ツクされていないポリイソシアネート化合物
とアクリルポリオール樹脂とは常温でも反応が進行する
ので、ポリイソシアネート樹脂は使用直前にアクリルポ
リオール1i11脂と混合するのが望ましい。
本発明のアクリルウレタン塗料用樹脂組成物は、クリア
塗料、アルミ粉末などを混合したメタリック塗料、着色
顔料を配合したソリッドエナメル、タルク、クレーなど
の体質顔料を配合した下塗りあるいは中塗り塗料などに
用いることができる。
なおこれらの塗膜4の調整方法は従来と同様に行うこと
ができる。
[作用] 本発明の樹脂組成物では、第1樹脂、第2樹脂ともそれ
ぞれ共重合時のモノマーどうしの相溶性が良好である。
従って1qられる樹脂はかたよりのない七ツマー配列を
有し、分子けがそろっている。
又、それぞれの樹脂は構造的に近似しているため、スチ
レンモノマーとCABの相溶性の悪さを大幅に緩和し、
第1樹脂および第2樹脂の相溶性は良好である。又CA
Bが未反応で残っていたとじても、第2樹脂が介在する
ことにより優れた相溶性を示す。従って両樹脂系にCA
Bをコールドブレンドすることもある程度可能である。
[発明の効果] 本発明の樹脂組成物はアクリルポリオール樹脂組成中に
スチレンモノマー骨格を含む第1樹脂とCAB骨格を含
む第2a1mlの両者を含有している。
又、スチレンモノマー撮を全モノマー中に10〜40重
量%とじても相溶性が良好である。従って得られる塗膜
あるいは塗料は、スチレンモノマーの効果による光沢、
鮮映性、耐薬品性、分散性などに優れ、かつCABの効
果による耐溶剤性、乾燥性、メタリックムラ防止性など
に優れており、かつ相溶性が良好であるので各種用途に
用いることができる。
[実施例] 以下具体的実施例により更に詳細に説明する。
なお以下、部は′j4fIk部を意味する。
(1)アクリルポリオール樹脂の合成 (第1樹脂の合成) 第1表にも示すように、第1ビニルモノマー混合物とし
てスチレンモノマー40部、メチルメタクリレート15
部、nブチルアクリレート32部、2−ヒドロキジエチ
ルメタクリレート12部、アクリル?S!Ii部を配合
し、アゾビスイソブチロニトリル1.2部を開始剤とし
て加え、トルエン35部、キシレン30部、および酢酸
ブチル35部の入ったフラスコ中に、窒素ガス雰囲気中
105℃に保持しながら、上記第1ビニルモノマー混合
物の全量を2時間かかつて滴下し、その後105℃で6
時間加熱環流して第1樹脂A−1を合成した。
次にスチレンモノマーを20部、メチルメタクリレート
を35部とした平叙外は上記と同様にして第1樹脂A−
2を合成した。
(第2樹脂の合成) トルエン35部、キシレン30部、および酢酸ブチル3
5部をフラスコ中に入れ、環流温度に加熱しながら窒素
置換を行う。次いでCAB (EAB551−0.2、
イーストマン・コダック社製)30部を加え溶解する。
次にスチレンモノマーは含まずメチルメタクリレート3
8.5部、nブチルアクリレート22.4部、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレート8.4部、アクリルff1
0.7部を配合し、アゾビスイソブチロニトリル0.9
部を開始剤として加えた第2ビニルモノマー混合物を上
記CABを溶解した溶剤中に2時間かかつて滴下し、そ
の後105℃で6時間反応して第2樹脂B−1を合成し
た。
又、上記と同様にして第1表に承り組成の第2ビニルモ
ノマー混合物により、第2樹脂B−2、みよび[3−3
を合成した。
(比較用樹脂の合成) 次にスチレンモノマー20部、メチルメタクリレート3
0.9部、nブチルアクリレート29゜6部、2−ヒド
ロキシエチルメタクリレ−1−11。
1部、アクリル!!10.9部およびアゾビスイソブチ
ロニトリル1,2部を含有するモノマー混合物を、CA
Bが7,5部溶解しているフラスコ中に上記(第2樹脂
の合成)と同様に滴下し、比較用樹脂C−1を合成した
。即ち比較用樹脂C−1はCABとスチレンモノマーと
を共存させて各種七ツマー成分と共重合したものであり
、特開昭57−85862号開示品相当のものである。
又、スチレンモノマーを21.6部、メチルメタクリレ
ート33.4部、nブチルアクリレ−132部、2−ヒ
ドロキシエチルメタクレート12部、アクリルl!11
部、およびアゾビスイソブチロニトリル1.2部からな
るビニルモノマー混合物を上記(第1樹脂の合成)と同
様に共重合し、得られた樹IFT92.5部に°対し、
CAB (EA[3551−0,2)が25%となる濃
度で溶解された酢孕エヂル溶液30部を加え、比較用樹
脂C−2をvA整した。即ち比較用樹脂C−2はスチレ
ン系アクリルポリオール樹脂にCABをコールドブレン
ドしたものである。なお比較用樹脂C−16よびC−2
は溶液状態で白濁していた。
(2)塗料の調整 第2表に示寸ように、上記アクリルポリオール樹脂の合
成にて得られた第1樹脂および第2樹脂を各種組合わせ
、実施例1〜実施例6のアクリルポリオール樹脂を調整
した。なおこの実施例1〜6のアクリルポリオール樹脂
は溶液状態ではづべて無色透明で相溶性に優れていた。
また比較用樹脂C−1およびC−2をそれぞれ比較例1
および比較fA2のアクリルポリオール樹脂とした。
(クリア塗料の調整) 上記実施例および比較例のアクリルポリオール樹脂固形
分100部に対し、紫外線吸収剤(チヌビン328、チ
バガイギー社製)0.5部および酸化防止剤(サノール
LS292、チバガイギー社製)0.5部を配合し撹拌
してクリア塗料を調整した。
(メタリック塗料のtJ整) 上記各アクリルポリオール樹脂固形分34部に対し、ア
ルミニウム粉末(アルペースト716ON、東)Tアル
ミ社’EJ)9.3部を加え、撹拌してシルバーメタリ
ックtillを調整した。
(黒色?t nの調整) 上記各アクリルポリオール樹脂固形分96部に対し、カ
ーボンブラック(FW200、デグサ社製)4重量部、
酸化防止剤1重量部となるようにボールミルにて分散し
て黒色塗料を調整した。
(白色塗料の調整) 上記各アクリルポリオール樹脂固形分50部に対して酸
化チタン(タイベークCR90,6原産業社製)50部
および酸化防止剤が0.5部となるようにペブルミルで
分散して白色塗料を調整した。
〈3)塗膜形成 (クリア塗膜) 上記により得られた各クリア塗料を用い、ポリイソシア
ネート化合物(スミジュールN−75、住友バイエルウ
レタン社製)をインデックスが1となるように配合し、
酢酸エチルとキシレンが3対7の比で混合されたシンナ
ーで20秒(フォードカップ#4.20℃)に希釈しガ
ラス板に乾燥膜厚30μとなるようにエアスプレーにて
taし、80℃で、30分焼付乾燥した。
(シルバーメタリック塗装) 中塗りが壁装され水留された電着塗装軟鋼板を用意し、
クリア塗料に加えたものと同様のポリイソシアネート化
合物をインデックスが1となるように配合した各シルバ
ーメタリック塗料を乾燥膜厚約15μとなるように塗装
し、80℃で30分間焼付だ。更にクリア塗膜を形成す
るのに用いたものと同様であり、メタリック塗膜とクリ
ア塗膜が同一樹脂組成となるように選ばれた各クリア配
合塗料を上記シルバーメタリック塗膜上に乾燥膜厚約2
5μとなるように塗装し、80℃30分乾燥さ「てクリ
アコートで被覆されたシルバーメタリック1110を形
成した。
(黒色塗設) 上記により1!7られた各黒色塗料を用い、クリ)7塗
料と同様の硬化剤を用いてシルバーメタリック塗料と同
様の素材に乾燥膜厚約25μとなるように塗装し、80
℃にて30分焼付乾燥を行った。
(白色塗膜) 白色塗料は黒色塗料と同様にして屹燥膜厚約35μとな
るようにそれぞれゆ装し焼付乾燥してそれぞれの塗膜を
形成した。
(4)試験 jrIられたクリア塗膜の外観、光沢および鉛筆硬度を
測定し結果を第3表に示す。また、シルバーメタリック
、黒色および白色塗膜につき、塗膜外観、光沢、鉛筆硬
度、付着性、耐水性および耐候性を測定し、結果を第3
表および第4表に示す。
なお鉛筆硬度試験は三菱ユニ鉛筆を用い、45度の角度
で塗膜をひっかいて硬度を測定した。付着性はナイフに
て塗膜に1m−四方のごばん目を100個刻み、セロフ
ァンテープを圧着して引きはがしたときのt1i膜が残
存するます目の数で判断した。耐水性は40℃の温水中
に試験片を10日間浸漬し、塗膜外観を目視で判定した
。光沢は60度鏡面反射率を測定した。耐候性はつ1ザ
・オ・メータにて1200時間促進耐候性試験を行い、
塗膜の外観を目視で判定した。
(5)評価 第3表おにび第4表より明らかに、本発明の実施例のア
クリルウレタン塗料用樹脂組成物により(【lられる塗
膜は、濁り、白化などがなく外IQに侵れ光沢も高い値
を維持している。又、硬さ、付着性、耐水性、および耐
候性においても通常のアクリルウレタン塗膜と同等の性
能を有している。一方比較例のアクリルウレタン塗料用
樹脂組成物においては、スチレンモノマーを含むビニル
モノマー混合物とOA[3とを同時に共重合させた比較
例1は、溶液状態でも白濁し塗膜も白濁して低い光沢を
示している。又、スチレンモノマーを含むビニルモノマ
ー混合物を共重合し、その後得られた樹脂にCADを混
合した比較例2では比較例1と番よとんど同様に溶液状
態でも白濁し、塗膜にも白化が生じていた。そして(り
られる塗膜の性能も耐水性および耐候性において実施例
の塗膜に比べ著しく劣っている。
即ち、本発明の実施例の樹脂組成物によれば、スチレン
モノ7−による滞れた性能を有しつつCADの’))J
!!!を付与することが可能であり、これにより乾燥性
、耐溶剤性などを向上させることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スチレンモノマーと、該スチレンモノマーと共重
    合可能で水酸基を有する官能性ビニルモノマーと、該ス
    チレンモノマーおよび該官能性ビニルモノマーと共重合
    可能な他のビニルモノマーとからなる第1ビニルモノマ
    ー混合物を共重合させることにより得られる第1樹脂と
    、 セルロースアセテートブチレートと、水酸基を有する官
    能性ビニルモノマーと、該官能性ビニルモノマーと共重
    合可能で該スチレンモノマーを含まない他のビニルモノ
    マーとからなる第2ビニルモノマー混合物を共重合させ
    ることにより得られる第2樹脂と、 ポリイソシアネート化合物と、をを成分としたことを特
    徴とするアクリルウレタン塗料用樹脂組成物。
  2. (2)第1ビニルモノマー混合物および第2ビニルモノ
    マー混合物の合計100重量部中にはスチレンモノマー
    が10〜40重量部、セルロースアセテートブチレート
    が1〜20重量部含有されている特許請求の範囲第1項
    記載のアクリルウレタン塗料用樹脂組成物。
JP7186086A 1986-03-29 1986-03-29 アクリルウレタン塗料用樹脂組成物 Pending JPS62227962A (ja)

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Cited By (2)

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EP0290417A2 (fr) * 1987-05-04 1988-11-09 COMPAGNIE LIEGEOISE DES BETONS DE RESINE en abrégé COLBER, Société Coopérative Procédé de mise en oeuvre de bétons de résine luminescents
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