JPS62227504A - 合わせ圧延用材料 - Google Patents
合わせ圧延用材料Info
- Publication number
- JPS62227504A JPS62227504A JP7218786A JP7218786A JPS62227504A JP S62227504 A JPS62227504 A JP S62227504A JP 7218786 A JP7218786 A JP 7218786A JP 7218786 A JP7218786 A JP 7218786A JP S62227504 A JPS62227504 A JP S62227504A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- strength
- aluminum alloy
- material layer
- pure aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 63
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 32
- 238000003475 lamination Methods 0.000 title description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 26
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims abstract description 14
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 6
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 6
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims 1
- 238000005097 cold rolling Methods 0.000 abstract description 6
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 abstract description 6
- 238000010030 laminating Methods 0.000 abstract description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、例えば冷蔵庫用熱交換器等の製作に使用さ
れるロールボンドパネル等のような合わせ圧延による相
互接合体を形成するための合わせ圧延用材料に関する。
れるロールボンドパネル等のような合わせ圧延による相
互接合体を形成するための合わせ圧延用材料に関する。
従来技術及びその問題点
従来、上記のような合わせ圧延用材料として、接芒性の
良いＡ１１００等の純アルミニウム系合金が知られてい
る。而してかかる合金よりなる合わせ圧延用材料におい
ては、例えばロールボンドパネルにより製作される熱交
換器等の製品に強度が要求される場合には、前記純アル
ミニウム系合金が強度が低いことから、材料の肉厚を大
にして強度の向上に対処しなければならなかった。しか
しながら肉厚を大にすることは材料の使用量が増加する
ことから、重量の増大、コストアップ等の不都合を招来
するものであった。
良いＡ１１００等の純アルミニウム系合金が知られてい
る。而してかかる合金よりなる合わせ圧延用材料におい
ては、例えばロールボンドパネルにより製作される熱交
換器等の製品に強度が要求される場合には、前記純アル
ミニウム系合金が強度が低いことから、材料の肉厚を大
にして強度の向上に対処しなければならなかった。しか
しながら肉厚を大にすることは材料の使用量が増加する
ことから、重量の増大、コストアップ等の不都合を招来
するものであった。
もとよりこの強度向上の要求に対しては、合わせ圧延用
材料としてＡ３００３、Ａ５０５２等のそれ自体強度に
優れたアルミニウム合金を用いることによりこれに対処
することも行われたが、このような合金では合わせ圧延
に際しての材料相互の接着性に劣るという欠点を派生す
るものであり、特にＭｇが含有されたものではその傾向
が著しいという問題があった。
材料としてＡ３００３、Ａ５０５２等のそれ自体強度に
優れたアルミニウム合金を用いることによりこれに対処
することも行われたが、このような合金では合わせ圧延
に際しての材料相互の接着性に劣るという欠点を派生す
るものであり、特にＭｇが含有されたものではその傾向
が著しいという問題があった。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたものであっ
て、強度、材料相互の接着性ともに優れた合わせ圧延用
材料の提供を目的とするものである。
て、強度、材料相互の接着性ともに優れた合わせ圧延用
材料の提供を目的とするものである。
問題点を解決するための手段
而してこの発明は、第１図に示すように、純アルミニウ
ム系合金よりなる接合材層（２）と、該接合材層（２）
よりも強度に優れたアルミニウム合金よりなる強化材層
（３）とが、積層一体化されてなることを特徴とする合
わせ圧延用材料（１）を要旨とするものであり、かかる
積層構造とすることによって、材料相互の接着性を接合
材層（２）で確保する一方で、強化材層（３）により強
度を確保しようとするものである。
ム系合金よりなる接合材層（２）と、該接合材層（２）
よりも強度に優れたアルミニウム合金よりなる強化材層
（３）とが、積層一体化されてなることを特徴とする合
わせ圧延用材料（１）を要旨とするものであり、かかる
積層構造とすることによって、材料相互の接着性を接合
材層（２）で確保する一方で、強化材層（３）により強
度を確保しようとするものである。
実施例
接合材層（２）を形成する純アルミニウム系合金は、前
述のとおり合わせ圧延の際の接着性に優れる材料である
。純アルミニウム系合金の一例としてはＡ１１００．Ａ
１０５０の各合金をあげつるがこれに限定されるもので
はない。
述のとおり合わせ圧延の際の接着性に優れる材料である
。純アルミニウム系合金の一例としてはＡ１１００．Ａ
１０５０の各合金をあげつるがこれに限定されるもので
はない。
−力強化材層（３）を形成するアルミニウム合金は、本
発明の目的を達成するためには少なくとも接合材層（２
）よりも強度に優れるアルミニウム合金であれば良いが
、好適にはＡ３００３、Ａ５０５２、Ａ６０６３の各ア
ルミニウム合金の中から選択したいずれか１種を用いる
のが良い。また接合材層（２）と強化材層（３）との厚
さの比率は、材料の使用目的に応じて決定すれば良い。
発明の目的を達成するためには少なくとも接合材層（２
）よりも強度に優れるアルミニウム合金であれば良いが
、好適にはＡ３００３、Ａ５０５２、Ａ６０６３の各ア
ルミニウム合金の中から選択したいずれか１種を用いる
のが良い。また接合材層（２）と強化材層（３）との厚
さの比率は、材料の使用目的に応じて決定すれば良い。
すなわち特に高強度が必要である場合には、接合材層（
２）を材料（１）の全体の厚さの１０〜２０％程度に設
定し、残りを強化材層（３）の厚さとすれば良く、強度
よりもむしろ伸び率が必要である場合には反対の比率に
すれば良い。従って合わせ圧延用材料（１）における両
層の厚さは、接合材層（２）あるいは強化材層（３）の
うちの一方を１０〜９０％程度の比率に、残りを他方の
比率に適宜設定すれば良い。
２）を材料（１）の全体の厚さの１０〜２０％程度に設
定し、残りを強化材層（３）の厚さとすれば良く、強度
よりもむしろ伸び率が必要である場合には反対の比率に
すれば良い。従って合わせ圧延用材料（１）における両
層の厚さは、接合材層（２）あるいは強化材層（３）の
うちの一方を１０〜９０％程度の比率に、残りを他方の
比率に適宜設定すれば良い。
ところで、合わせ圧延用材料（１）の製作は、次のよう
にして行うのが望ましい。すなわち、第２図（ａ）に示
すように純アルミニウム系合金のスラブ（４）とこの純
アルミニウム系合金よりも強度に優れたアルミニウム合
金のスラブ（５）とを加熱して重ねたのち、同図（ｂ）
に示すように熱間圧延を施して合わせ圧延用材料素材（
６）を製作し、次いでこの素材（６）に同図（ｃ）に示
すように冷間圧延を施して合わせ圧延用材料（１）とす
る。なお図中（７）（８）は圧延ロールである。この際
、製作された合わせ圧延用材料はコイル（９）に巻き取
るものとするのが良い。このようにスラブの状態から２
種類の合金を圧延することにより、接合材層（２）と強
化材層（３）との密着性が非常に良いものとなる。これ
は圧下率が高い、圧延温度が高い等の理由による。なお
各スラブの大きさは、得られる合わせ圧延用材料におい
て接合材層（２）と強化材層（３）との厚さが所期する
比率となるような大きさに設定される。
にして行うのが望ましい。すなわち、第２図（ａ）に示
すように純アルミニウム系合金のスラブ（４）とこの純
アルミニウム系合金よりも強度に優れたアルミニウム合
金のスラブ（５）とを加熱して重ねたのち、同図（ｂ）
に示すように熱間圧延を施して合わせ圧延用材料素材（
６）を製作し、次いでこの素材（６）に同図（ｃ）に示
すように冷間圧延を施して合わせ圧延用材料（１）とす
る。なお図中（７）（８）は圧延ロールである。この際
、製作された合わせ圧延用材料はコイル（９）に巻き取
るものとするのが良い。このようにスラブの状態から２
種類の合金を圧延することにより、接合材層（２）と強
化材層（３）との密着性が非常に良いものとなる。これ
は圧下率が高い、圧延温度が高い等の理由による。なお
各スラブの大きさは、得られる合わせ圧延用材料におい
て接合材層（２）と強化材層（３）との厚さが所期する
比率となるような大きさに設定される。
なお、こうして製造された合わせ圧延用材料（１）を用
いて、ロールボンドパネル等を製作するには、まずコイ
ル（９）から合わせ圧延用材料（１）を所定の寸法に切
断したのち加熱し、第３図に示すように２枚の材料を接
合材層（２）が内側となるような向きして重ね、熱間圧
延及び冷間圧延を順次的に実施すれば良い。
いて、ロールボンドパネル等を製作するには、まずコイ
ル（９）から合わせ圧延用材料（１）を所定の寸法に切
断したのち加熱し、第３図に示すように２枚の材料を接
合材層（２）が内側となるような向きして重ね、熱間圧
延及び冷間圧延を順次的に実施すれば良い。
発明の詳細
な説明したように、この発明に係る合わせ圧延用材料は
、純アルミニウム系合金よりなる接合材層と、接合材層
よりも強度に優れたアルミニウム合金よりなる強化材層
とが、積層一体化されてなるものであるから、合わせ圧
延に際しては接合材層どうしを接着することにより、材
料相互の接着性を該接合材層により確保しうる一方で、
強化材層により強度を確保しうるちのとなる。従って従
来の純アルミニウム系合金単独の合わせ圧延用材料に較
べて、材料相互の接着性を同等に保持しつつも同一厚さ
における強度を向上でき、例えばロールボンドパネルに
より製作される熱交換器等の製品に強度が要求される場
合にも、材料の厚さを厚くする必要がなくなり、重量の
増大やコストアップを招く不都合を解消できることとな
り、強度、接着性ともに優れた合わせ圧延用材料となし
うる。
、純アルミニウム系合金よりなる接合材層と、接合材層
よりも強度に優れたアルミニウム合金よりなる強化材層
とが、積層一体化されてなるものであるから、合わせ圧
延に際しては接合材層どうしを接着することにより、材
料相互の接着性を該接合材層により確保しうる一方で、
強化材層により強度を確保しうるちのとなる。従って従
来の純アルミニウム系合金単独の合わせ圧延用材料に較
べて、材料相互の接着性を同等に保持しつつも同一厚さ
における強度を向上でき、例えばロールボンドパネルに
より製作される熱交換器等の製品に強度が要求される場
合にも、材料の厚さを厚くする必要がなくなり、重量の
増大やコストアップを招く不都合を解消できることとな
り、強度、接着性ともに優れた合わせ圧延用材料となし
うる。
ちなみに、Ａ１１００合金からなる接合材層とＡ５０５
２合金からなる強化材層との積層構造ををするこの発明
の合わせ圧延用材料の使用によれば、Ａ１１００アルミ
ニウム合金単独の合わせ圧延用材料に較べて、同等の強
度を確保するための厚さを１０〜２０％程度薄くするこ
とができる。
２合金からなる強化材層との積層構造ををするこの発明
の合わせ圧延用材料の使用によれば、Ａ１１００アルミ
ニウム合金単独の合わせ圧延用材料に較べて、同等の強
度を確保するための厚さを１０〜２０％程度薄くするこ
とができる。
第１図はこの発明に係る合わせ圧延用材料の断面図、第
２図は合わせ圧延用材料の製造工程を示すもので、（ａ
）は各アルミニウム合金のスラブの熱間圧延前の状態、
（ｂ）は熱間圧延の状態、（ｃ）は冷間圧延の状態をそ
れぞれ示す正面図、第３図は合わせ圧延を行う前の合わ
せ圧延用材料の配置状態を説明するための断面図である
。 （１）・・・合わせ圧延用材料、（２）・・・接合材層
、（３）・・・強化材層。 以上
２図は合わせ圧延用材料の製造工程を示すもので、（ａ
）は各アルミニウム合金のスラブの熱間圧延前の状態、
（ｂ）は熱間圧延の状態、（ｃ）は冷間圧延の状態をそ
れぞれ示す正面図、第３図は合わせ圧延を行う前の合わ
せ圧延用材料の配置状態を説明するための断面図である
。 （１）・・・合わせ圧延用材料、（２）・・・接合材層
、（３）・・・強化材層。 以上
Claims (3)
- （１）純アルミニウム系合金よりなる接合材層と、該接
合材層よりも強度に優れたアルミニウム合金よりなる強
化材層とが、積層一体化されてなることを特徴とする合
わせ圧延用材料。 - （２）接合材層がＡ１１００またはＡ１０５０アルミニ
ウム合金からなる特許請求の範囲第１項記載の合わせ圧
延用材料。 - （３）強化材層がＡ３００３、Ａ５０５２、Ａ６０６３
の各アルミニウム合金の中から任意に選ばれた１種より
なる特許請求の範囲第１項記載の合わせ圧延用材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218786A JPS62227504A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 合わせ圧延用材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7218786A JPS62227504A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 合わせ圧延用材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62227504A true JPS62227504A (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=13481956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7218786A Pending JPS62227504A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 合わせ圧延用材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62227504A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008254022A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Kobe Steel Ltd | アルミクラッド材の圧延方法 |
| JP2018506639A (ja) * | 2014-12-22 | 2018-03-08 | ノベリス・インコーポレイテッドＮｏｖｅｌｉｓ Ｉｎｃ． | 熱交換器用クラッドシート |
| JPWO2018011934A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-10-18 | 新日鐵住金株式会社 | クラッド成形体の製造方法および耐熱ガスケットの製造方法 |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP7218786A patent/JPS62227504A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008254022A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Kobe Steel Ltd | アルミクラッド材の圧延方法 |
| JP2018506639A (ja) * | 2014-12-22 | 2018-03-08 | ノベリス・インコーポレイテッドＮｏｖｅｌｉｓ Ｉｎｃ． | 熱交換器用クラッドシート |
| US10926319B2 (en) | 2014-12-22 | 2021-02-23 | Novelis Inc. | Clad sheets for heat exchangers |
| JPWO2018011934A1 (ja) * | 2016-07-14 | 2018-10-18 | 新日鐵住金株式会社 | クラッド成形体の製造方法および耐熱ガスケットの製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1269605A (en) | Thin, deformable composite laminate | |
| US4489140A (en) | Multi-layer aluminum alloy brazing sheet | |
| JPS62227504A (ja) | 合わせ圧延用材料 | |
| WO2002068185A3 (en) | Method of manufacturing metallic composite material | |
| JPS6018205A (ja) | チタンクラツド鋼材の製造方法 | |
| JP2000117859A (ja) | 多層構造体およびその製造方法 | |
| JPH05212477A (ja) | 高剛性構造部材 | |
| JP3381748B2 (ja) | 超塑性成形用多層クラッド板とその製造方法、およびそれを用いた中空剛性ボードとその製造方法 | |
| SU1109293A1 (ru) | Способ изготовлени многослойных панелей диффузионной сваркой | |
| JPS5897404A (ja) | 金属箔積層体の製造方法 | |
| JPH0518658B2 (ja) | ||
| JP2600890Y2 (ja) | アルミニウムろう付けハニカムパネル | |
| JPS6013637Y2 (ja) | 自立性包装袋 | |
| JPS63306031A (ja) | チタン系金属クラッド鋼とその製造方法 | |
| US10987901B2 (en) | Foil stock | |
| JPS60154066A (ja) | ラミネ−ト鋼板の製造方法 | |
| JPH0929462A (ja) | 圧延クラッド金属板の製造方法 | |
| JPH10258371A (ja) | Ａｌ合金製４層クラッド板材の熱間圧延方法 | |
| JP3779188B2 (ja) | 極薄または極厚の軟質材を有する合わせ材の製造方法および前記製造方法により製造された合わせ材 | |
| JPH0796567A (ja) | アルミニウムろう付けハニカムパネルの製造方法 | |
| JPS5935936A (ja) | 成形用複合板 | |
| JPH034025B2 (ja) | ||
| JPS6348692B2 (ja) | ||
| JPH0375416B2 (ja) | ||
| JP2016055320A (ja) | アルミニウムクラッド材の製造方法 |