JPS60154066A - ラミネ−ト鋼板の製造方法 - Google Patents

ラミネ−ト鋼板の製造方法

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JPS60154066A
JPS60154066A JP59008543A JP854384A JPS60154066A JP S60154066 A JPS60154066 A JP S60154066A JP 59008543 A JP59008543 A JP 59008543A JP 854384 A JP854384 A JP 854384A JP S60154066 A JPS60154066 A JP S60154066A
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JP
Japan
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laminated steel
cooling
resin
roll
steel plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP59008543A
Other languages
English (en)
Inventor
東 光郎
加藤 昭年
大河内 敏博
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
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Publication of JPS60154066A publication Critical patent/JPS60154066A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2枚の鋼板が樹脂層を介して接合している複
合鋼板、いわゆるサンドインチ型ラミネート鋼板の製造
方法に関するもの中ある。
(従来技術) ラミネート鋼板は鋼板に比べ栄位重量当りの曲げ剛性が
高く、等価剛性において、鋼板より20〜50係の軽量
化が可能とされている。しかるに、ラミネート鋼板を実
用化するには、鋼板と同様のプレス成形加工が可能なこ
とが必須要件である。
軽度な加工を加える用途、例えばボード、パネル類等に
は建材用としてすでにラミネート鋼板が実用化されてお
り、軽量化のメリットが十分生かされている。
この様な用途に適合するラミネート鋼板は、第一に板厚
変動が当該用途に実用化されている冷延鋼板とほぼ等し
いこと、例えば、±3φ以内に制御されている必要がち
る。ラミネート材の板内板厚が不均一であれば、しわ押
えを用いたプレス成形において、しわ押え力分布が不均
一になる結果、生ずる。
第2に樹脂層と鋼板との間の接着強度が、公知のT型剥
離法で、少なくとも15 Kg/ 25 ms以上、よ
り好ましくは20 K9/ 25 +11.111以上
必要である。
接着強度が上記範囲以下の場合、加工成形特に樹酷層が
鋼板表面から剥離し、ふくれ状外観を呈する場合があり
、性能上も不都合である。
例えば、ラミネート鋼板の製造法としては、特開昭57
−8’7358号公報のごとく、晰帯間に樹脂を介在せ
しめ、熱圧着後冷却することが開示されているが、上記
のごとく単純に冷却すると、寸法精度、接着強度(剥離
強度)等が劣り、商品価値を著しく低下させる欠点をと
もなうものである。
(発明の目的) 本発明は、このような欠点を有利に解決するためなされ
たものであり、例えば自動車用途など、高度な加工成型
性が必要な用途に適合するラミネート鋼板の製造方法を
捺供するものである。
(発明の構成、作用) 本発明の特徴とするところは、ラミネート鋼板の製造に
おいて、銅帯と樹脂を熱圧着した後、加圧拘束しつつ、
冷却することを特徴とする、ラミネート鋼板の製造方法
及びラミネート鋼板の製造において、鋼帯と樹脂を熱圧
着した後、加圧拘束しつつ、冷却するに際し、冷却ロー
ルを用いて樹脂の融点よりlO〜60℃以下捷でラミネ
ート鋼板を冷却することを特徴とするラミネート鋼板の
製造方法に関するものである。
ラミネート鋼板の製造は、一般に樹脂フィルム等を銅帯
(板)間に介在せしめ、加熱ロール(多段ロール)によ
り加熱圧着する。この段階で1/i、ラミネート鋼板の
樹脂は、#融〜半溶融状態であり、これを冷却して成品
となるが、ポリプロピレン等の樹脂のごとく、融点近傍
[、%−ける流動性の温度依存性が、あまり大きくない
ものは、溶融状態から水スプレー等で急冷しても問題は
ほとんどない。
しかし、例えば、ナイロン6等ポリアミド系等の樹脂に
おいては、融点近傍における流動性の変化が特に太きく
、加熱圧着後、単純に冷却すると、鋼板〜衝脂間の接着
強度が著しく低下すると共に、ラミネート鋼板の板厚も
大きく変化するなどの不利益を生ずる事が明らかになっ
た。高度の加工成形性卵を必要とする用途に適合するラ
ミネート鋼板では、この問題点を確実に克服する必要が
ある。
本発明者は1種々検討した結果、加熱圧着後、加圧状態
を維持しつつ、即ち、板の形状を拘束しつつ樹脂の融点
より10℃〜60℃以下の温度に才で、より好寸しくけ
20℃〜30℃以下の、薄層にまで冷却すれば、上記問
題点をすべて解消できる事を見出した。なお所定の温度
にまで拘束冷却した後は、適宜その他の要件に応じた任
意の冷却条件、方法をとり得るものである。
しかして、この冷却態様としては、例えば、冷却ロール
(ロール内部へ水等の冷却媒体を通して冷却する)によ
り、加熱圧着後の樹脂が未だ溶融〜半溶融状暢のラミネ
ート鋼板を加圧拘束し、同時にロールにより上記のごと
く冷却する。
又例えば、ロール間に水スプレーノズルを配置し、ロー
ルにより加圧拘束し、水スプレーにより、上記のごとく
冷却する等の冷却態様を採ることができる。
例えば、板厚024朋の冷延鋼板で、ナイロン6フィル
ム(0,6mmf”J、150℃)、ラミネートロール
温度250℃、20 K2 / crd王、冷却ロール
温度常温、4 K7 /ca圧、冷却条件(冷却後ラミ
ネート鋼板温度40℃)で種々実施した。
第1図・シC示すごとく、加熱ロール(250℃)圧力
と、樹脂と生板との刈iセll1強音との1係j・てお
いfり て1本発明(冷却ロールによる加熱圧着後の保冷)にお
いては、強度が向上している。
又第2図に示すごとく、樹脂の設定厚と冷却ロールの加
圧力の関係においてlIl、加圧力05〜4 o K9
 / erIで、商品として十分な樹脂の設定厚が得ら
れる。約4 Q Kg / crdを超えると、拍脂層
の変形が犬になり、樹脂と蝉板との間の接着力が低下す
る場合がある。又0. ’5 Kg / crlす、下
の場合は、樹脂の変形(加熱圧着後、一般に膨張する傾
向かある)を抑制(拘束)できないことがあり好ましく
ない。
更に第3図に示すごとく、加熱圧着後の冷却終了温度と
剥離強度との関係は、図示のごとく、10〜60℃、好
寸しくけ20〜30℃で強度が向上していることが明ら
かである。
次に本発明を実施するだめの製造例を霜げる。
第4図において、銅帯コイル1,1′を捲戻しだ銅帯2
,2′を予熱炉3,3′へ導き、予熱後デフレクターロ
ール4,4′を介してラミネートロール5へ導く。
一方樹脂フイルムコイル6を捲戻し、予熱炉7で予熱後
、上記ラミネートロール5へ導き、銅帯2.2′の間に
入り、サンドイッチ状になり、加熱加圧ロール8で加熱
圧着され、次いで、冷却ロール9で徐冷し急速冷却帯1
oではソ常温寸で冷却した後、プライドルロール11を
介してラミネート鋼板(帯)12として捲取リール1ご
で捲取る。
(実施例) 次に本発明方法の実施例を比較例とともに挙げる。
注1:鋼帯は連続鋳造アルミキルド鋼T−IBA0注2
:樹脂は、ナイロン6を使用。
注3°比較例2は、拘束することなく冷却した。
注4.実施例3は、ロールでラミネート鋼板を拘束しつ
つロール間に設けた水スプレーノズルから水を霧化して
吹付は冷却した。他の実施例は、ロール内に水を通し冷
却ロールとして拘束と冷却を同時に行なった。
注5°上記のごとく、冷却後、はソ常温寸て水スプレー
により冷却した。
注6:ラミネートロール、加熱ロール、冷却ロールは前
記装置例に示すごとき態様で、ロール間隙0.9 ms
、実施例3は50 mJn間隙に水スプレーノズルを配
置した。
注7:板形状は標準板厚−測定板厚×lOO注8;剥列
(強度は、T層剥離強度(Kり/ 25 m、m ) 
−で11川定した。
(臂1明の効¥) 本発明は鋼板と樹脂の剥離強度(接着強度)を向上し、
成形性を向」ニすることができる。又樹脂のふくれ等が
解消でき、板厚を均一にすることができる等の優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、加熱ロール加圧力と剥、幡強度の関係を示す
図表、第2図は、冷却ロール加圧力と樹脂の設定厚との
関係を示す図表、第3図は、ラミネート鋼板の加熱圧着
後の冷却終了温度と9・]口ζ(を強度の関係を示す図
表、第4図は本発明を実施するだめの装置例を示す説明
図である。 1′鋼帯コイル 3 予熱炉 5、ラミネートロール 8.加熱加圧ロール9、冷却ロ
ール 10 冷速冷却帯 第 1 図 ? 第2回 運沖ロールカσ圧力(kg/cnf’ 1第3図 第4 図 手続補正書(自発) 昭和59年2月29 日 特許庁長官 若杉和夫 殿 1事件の表示 昭和59年特許願第 8543 号2発
明の名称 ラミネート鋼板の製造方法3補正をする者 
事件との関係 特許出願人性 所 東京都千代田区大手
町2丁目6番3号名 称 (665) 新日本製鐵株式
食紅代表者 武 1) 豊 4代 理 人 住 所 東京都中央区日本橋3丁目3番3号・■ 5補正命令の日付 昭和 年 月 ・日ゴ発送日)6補
正によシ増加する発明の数 び図面 べ 1 明細書6頁20行〜7頁1行「図示のごとく、10
〜60C1好ましくは20〜30C」を「図示のごとく
樹脂の融点−10〜−60C1好ましくは−20〜−3
0C」と訂正する。 2 同6頁3行、4行、12行、13行、15行の「k
Il、/、2」をそれぞれrkP/crnJと訂正する
。 3 同8頁第1表中ラミネートロール、加熱ロール、冷
却ロールの圧力の単位r (kIl =m2) Jをr
 (kP/cm ) Jと訂正する。 4 第1図及び第2図を別紙の通り訂正する。 第 / l 第21 梼去す−ル加万力 (k#7cm)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 ラミネート鋼板の製造において、銅帯と樹脂を熱
    圧着した後、加圧拘束しつつ、冷却することを特徴とす
    るラミネート鋼板の製造方法0 2 ラミネート鋼板の製造において、@帯と樹脂を熱圧
    着した後、加圧拘束しつつ冷却するに際し、冷却ロール
    を用いて樹脂の融点より10〜60℃以下までラミネー
    ト鋼板を冷却することを特徴とするラミネート鋼板の製
    造方法。
JP59008543A 1984-01-23 1984-01-23 ラミネ−ト鋼板の製造方法 Pending JPS60154066A (ja)

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JP59008543A JPS60154066A (ja) 1984-01-23 1984-01-23 ラミネ−ト鋼板の製造方法

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JPS60154066A true JPS60154066A (ja) 1985-08-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04185336A (ja) * 1990-11-16 1992-07-02 Sekisui Jushi Co Ltd 金属積層板の製造方法
JPH11245330A (ja) * 1998-03-02 1999-09-14 Toyo Kohan Co Ltd 加工密着性に優れたポリアミド樹脂被覆金属板の製造方法、ポリアミド樹脂被覆金属板およびそれを用いた容器

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JPH04185336A (ja) * 1990-11-16 1992-07-02 Sekisui Jushi Co Ltd 金属積層板の製造方法
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